JPH03236839A - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ

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JPH03236839A
JPH03236839A JP2032124A JP3212490A JPH03236839A JP H03236839 A JPH03236839 A JP H03236839A JP 2032124 A JP2032124 A JP 2032124A JP 3212490 A JP3212490 A JP 3212490A JP H03236839 A JPH03236839 A JP H03236839A
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JP
Japan
Prior art keywords
diaper
throw
disposable diaper
test
wearer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2032124A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Watanabe
久記 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPH03236839A publication Critical patent/JPH03236839A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、使い捨ておむつ、更に詳しくはおむつのずり
落ち及び排泄物の漏れを確実に防止することができる使
い捨ておむつに関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕使い捨
ておむつにおける排泄物の漏れは、幼児の衣服や寝具を
汚したり濡らすばかりでなく身体にさまざまな弊害をも
たしている。このような漏れの原因としては種々考えら
れるが、特に夜間などのウェスト部における漏れは幼児
の寝姿に大きく影響される。
そのため、このような漏れを防止した使い捨ておむつが
従来から種々提案されている。例えば、ウェスト部から
の漏れを防止するために吸収体と表面材のフラップ部に
フィルムを介在させて漏れを防止するようにした使い捨
ておむつ(特開昭58−54002号公報)やウェスト
ギヤザーを設けた使い捨ておむつ(特開昭59−144
601号公報)などがある。
また、排泄量の多い夜間専用の使い捨ておむつとしては
、吸収体の粉砕パルプ及び吸収ポリマーを増量したもの
が市販されている。
しかしながら、従来の使い捨ておむつは、いずれも排尿
部位からおむつ前端部までの距離が短いため漏れを充分
に防止することができなかった。
例えば、使い捨ておむつを着用した幼児が俯せ状態で眠
っている場合に、排尿時の排尿速度が吸収体の尿吸収速
度を上回ることがあると、尿が吸収体で吸収しきれず股
下部分、ウェスト部から漏れてしまうことが多々あった
。また、排泄物が吸収体に吸収されにくい便、特に流動
性の高い軟便の場合には、上述の如く単に吸収体の吸収
容量を上げるだけでは漏れを防止することが困難であっ
た。
また、上述した従来の使い捨ておむつは、テープファス
ナーで止着する位置が一般にへそ回りあるいはそれより
下方に位置するために、吸尿による吸収体の重量増や着
用者の歩行等の活動により、おむつがずれ落ち易くなり
、ウェスト部にギヤザーを設けるだけではこのようなず
れ落ちの防止に対処しきれなかった。
従って、本発明の目的は、排泄量の多い高月齢児等の着
用者の寝姿に左右されることなく確実に漏れを防止する
ことができ、且つ吸尿等による重量増や着用者の活動に
よってずれ落ちることがない使い捨ておむつを提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記課題を解決すべ〈従来の使い捨ておむ
つとしての市販品を調査し、その標準的な製品(標準製
品)について着用時におけるずれ落ち量及び漏れについ
て評価し、従来の使い捨ておむつと着用者の体型、特に
腹囲長(腹部のへそを通過する長さ)  (Ll )及
び股上全長(腹部のへそからそ径部を経由して背中のへ
そ相当部位までの長さ)(L、)(第5図参照)とにつ
いて種々検討した結果、従来の使い捨ておむつは、下記
第1表に示す如く、長手方向の最大長さくpi>と横方
向の最大長さ(W)との間に一定の関係があることを知
見した。
液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、及び
これら両者間に位置する吸収体を具備する使い捨ておむ
つにおいて、長手方向の最大長さlと幅方向の最大長さ
Wとの比l/wを、1.5〜1.8となしたことを特徴
とする使い捨ておむつを提供することにより上記目的を
達成したものである。
〔作用〕
本発明によれば、使い捨ておむつを股下部分に当てた後
、前端を腹部に、後端を背部にそれぞれ当ててテープフ
ァスナーを前方の裏面シートに接着すれば、止着位置を
へその上方に位置させることができる。
〔実施例〕
以下、第1図、第2図に示す実施例に基づいて本発明を
説明する。
尚、各図中、第1図は本発明の使い捨ておむつの一実施
例の表面の一部を破断して示す平面図、第2図は本発明
の使い捨ておむつの他の実施例を示す第1図相当図であ
る。
本実施例の使い捨ておむつ1は、第1図に示す如く、着
用者の肌に接触する側を形成する液透過性の表面シート
2と、該表面シート2に対応する液不透過性の裏面シー
ト3と、これら両者2.3間に位置して排泄物を吸収す
る吸収体4と、該吸収体4の長手方向の側縁から幅方向
外方へ延出された一対のサイドフラップ5.5とを備え
て構成されている。また、上記サイドフラップ5は、表
面シート2と裏面シート3とが接合されて構成され、且
つ股下領域に帯状の弾性部材6を具備している。該弾性
部材6は、本使い捨ておむつ1を長手方向で股下領域を
伸縮自在に形成しており、第1図に示す如く展開された
状態では張設されており、自由状態にすると股下領域に
おいてサイドフラップ5が長手方向で縮み股下領域にギ
ヤザーを形成するように構成されている。
また、本使い捨ておむつ1の後方のウェスト部における
サイドフラップ5.5の側縁には、それぞれ一対のテー
プファスナー7.7が取り付けられ、着用時にテープフ
ァスナー7.7をそれぞれ幅方向外方へ展開して本使い
捨ておむつ1の前方のウェスト部における裏面シート2
の中央に形威された被着領域(図示せず)に接着して止
着するように構成されている。
而して、本実施例の使い捨ておむつ1は、長手方向の最
大長さ(f)と、幅方向の最大長さ(W)との比1 /
 wが1.5〜1.8に形成されている。
また、幼児用のLサイズの使い捨ておむつを例にとると
、長手方向の最大長さC1)が500〜540mm、幅
方向の長さ(W)が320〜34q5あることが好まし
い。1/wが1.5未満では着用時におけるテープファ
スナー7.7による止着位置がへそを通る腹部の周囲線
よりも下方に位置して使い捨ておむつ1がずれ落ち易く
また前端部が排泄部位に近くウェスト部における漏れを
防止し難(、また1 / wが1.8を超えると本使い
捨ておむつ1の全長が長くなり過ぎ着用者に不快感を与
える虞れがある。
本実施例の使い捨ておむつ1は、上述の如く構成されて
いるため、動きの活発な高月齢児などが着用しても使い
捨ておむつ1がずれ落ちる虞れがなく、また、着用者が
俯せて排尿等することがあっても、本使い捨ておむつ1
は確実に体型にフィツトし漏れる虞れがない。
また、第2図は本発明の使い捨ておむつの他の実施例を
示す図で、本実施例の使い捨ておむつ1は、第2図に示
す如く、サイドフラップ5の後方のウェスト部に2対の
テープファスナー7.7を設けた以外は全て上記実施例
と同様に構成されている。従って、本実施例の使い捨て
おむつ1によれば、ウェスト部において2対のテープフ
ァスナー7.7で本使い捨ておむつ1をより確実に止着
することができ、上記実施例よりも確実にずれ落ちるこ
とを防止することができ、漏れを防止することができる
〔試験例〕
次に、本実施例の使い捨ておむつ1を用いてずれ落ち量
及び漏れの試験を下記の通りに行った。
下記の各試験に用いられた使い捨ておむつ(発明明品)
は、それぞれ下記材料によって作成したものである。
表面シート2:ポリエチレンとポリプロピレンからなる
複合型合成繊維 (3dX38fi)を用いて熱 溶融着法で製造された目付3 0g/ポの不織布。
裏面シート3:2軸延伸ポリエチレンフイルム(40g
/ポ) 吸収体 4:粉砕パルプと高吸収性ポリマーとの複合体 また、下記の各試験をするにあたり、幼児をもとに作成
した脚部可動な第3図に示すベビーモデル10を3種類
(体重8kg、 10kg、 15kg)’用いた。
試験例1 本試験では、長手方向の最大長さ(1)が530鵬、幅
方向の最大長さ(W)が330M、即ち1/wが1.6
1の第1図に示す発明品1を作成した。
次いで、本発明品lを用いて下記漏れ試験及びずれ落ち
試験を行った。
■漏れ試験 本試験は、本発明品lを体重10kgのベビーモデルl
Oに装着して俯せ状態にした後、下記人工軟便及び人工
尿を、排出部10Aからの排出速度が3g/秒及び4g
/秒になるようにチューブ10B、10Cから供給し、
漏れを生しるまでの吸収体4によるそれぞれの吸収量を
測定することによって漏れの防止効果を観る試験である
本試験の結果は下記第2表に示した。
人工軟便:カルボキシエチルセルロースによって粘度1
0c、p、に調整されたベ ントナイト3wt%の懸濁液 人工尿 :生理用食塩水 ■ずれ落ち試験 本試験は、本発明品1を体重10kgのベビーモデル1
0に装着し、ベビーモデル10を立てた状態でそのII
IIOD、10Dを歩行時のように1000回前後動さ
せた後、初期の止着位置からのずれ落ち量(δ)(第4
図参照)を測定することによってずれ落ち防止効果を観
る試験である。尚、本試験をするにあたり、着用者の想
定活動量を1000回に設定した。
本試験の結果は下記第3表に示した。
試験例2 本試験では、長手方向の最大長さ(2)が500mm、
幅方向の最大長さ(W)が315m、即ち1 / wが
1.59の発明品2を作威した。
次いで、本発明品2を体重8kgのベビーモデル10に
装着して試験例1と同様の漏れ試験及びずれ落ち試験を
行い、それぞれの結果を下記第2表及び第3表に示した
試験例3 本試験では、長手方向の最大長さ(1)が580mm、
幅方向の最大長さ(W)が360mm、即ち1 / w
が1.61で、2対のテープファスナー7.7を取り付
けた第2図に示す発明品3を作威した。
次いで、本発明品3を体重15kgのベビーモデル10
に装着して試験例1と同様の漏れ試験及びずれ落ち試験
を行い、それぞれの結果を下記第2表及び第3表に示し
た。
比較試験例1 本試験では、長手方向の最大長さlが490閣、幅方向
の最大長さ(W)が330m、即ちf/wが1.46の
比較別品1を作成し、この比較品1を用いて試験例1と
同様の試験を行い、それぞれの試験を下記第2表及び第
3表に示した。
比較試験例2 本試験では、長手方向の最大長さ(7りが450mm、
幅方向の最大長さ(W)が320m、即ち、11 / 
wが1.41の比較別品2を作威し、この比較品2を用
いて試験例2と同様の試験を行い、それぞれの結果を下
記第2表及び第3表に示した。
比較試験例3 本試験では、長手方向の最大長さく11>が520m、
即ち1. / wが1.49の比較別品3を作威し、こ
の比較別品3を用いて試験例3と同様の試験を行い、そ
れぞれの結果を下記第2表及び第3表に示した。
漏れ試験結果 下記第2表に示す結果によれば、本発明品1〜3は、比
較別品1〜3のいずれよりも人工軟便及び人工尿の吸収
量が多く、防漏性に優れていることが判る。
ずれ落ち試験結果 下記第3表に示す結果によれば、本発明品1〜3は、比
較別品1〜3のいずれよりもずれ落ち量第2表 ベビー
モデルによる漏れ評価 ずり落ち評価 〔発明の効果〕 本発明の使い捨ておむつは、排泄量の多い高月齢児や寝
姿に左右されることなく確実に漏れを防止することがで
き、且つ吸尿等による重量増や着用者の活動によってず
れ落ちることがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の使い捨ておむつの一実施例の表面の一
部を破断して示す平面図、第2図は本発明の使い捨てお
むつの他の実施例を示す状態を示す第1図相当図、第3
図は使い捨ておむっておむつの漏れ試験及びずれ落ち試
験に用いられるベビーモデルを示す正面図、第4図は第
3図のヘビーモデルに装着された使い捨ておむつのずれ
落ち量を説明するための説明図、第5図は第3図のヘビ
ーモデルにおける腹囲長及び股上全長を説明するための
説明図である。 1;使い捨ておむつ   2;表面シート3;裏面シー
ト     4;吸収体 7;テープファスナー l;使い捨ておむつの長手方向の最大長さW;使い捨て
おむつの幅方向の最大長さ第1図 第3図 第4図 第2図 第5図 手 続 補 正 書 7、補正の内容 (1)第12頁第5行の「試験」を「結果」と補正。 (2)第14頁の第2表を下記の通り補正。 1、事件の表示 特願平2−32124号 2、発明の名称 使い捨ておむつ 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 (091)花王株式会社 4、代理人 東京都港区南青山−丁目15番16号 ヤマシロビル8階 自発補正(出願臼から1年3ケ月以内の補正)6、補正
の対象 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート
    、及びこれら両者間に位置する吸収体を具備する使い捨
    ておむつにおいて、長手方向の最大長さ1と幅方向の最
    大長さwとの比1/wを、1.5〜1.8となしたこと
    を特徴とする使い捨ておむつ。
  2. (2)止着手段として2対のテープファスナーを設けた
    ことを特徴とする請求項(1)記載の使い捨ておむつ。
JP2032124A 1990-02-13 1990-02-13 使い捨ておむつ Pending JPH03236839A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2032124A JPH03236839A (ja) 1990-02-13 1990-02-13 使い捨ておむつ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2032124A JPH03236839A (ja) 1990-02-13 1990-02-13 使い捨ておむつ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03236839A true JPH03236839A (ja) 1991-10-22

Family

ID=12350135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2032124A Pending JPH03236839A (ja) 1990-02-13 1990-02-13 使い捨ておむつ

Country Status (1)

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JP (1) JPH03236839A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7947028B2 (en) 2005-03-18 2011-05-24 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Diaper with umbilical feature
US8506546B2 (en) 2005-04-20 2013-08-13 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Diaper with umbilical feature

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7947028B2 (en) 2005-03-18 2011-05-24 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Diaper with umbilical feature
US8506546B2 (en) 2005-04-20 2013-08-13 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Diaper with umbilical feature
US8911417B2 (en) 2005-04-20 2014-12-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Diaper with umbilical feature

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