JPH03236556A - マルチ型空気調和装置 - Google Patents

マルチ型空気調和装置

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JPH03236556A
JPH03236556A JP3178990A JP3178990A JPH03236556A JP H03236556 A JPH03236556 A JP H03236556A JP 3178990 A JP3178990 A JP 3178990A JP 3178990 A JP3178990 A JP 3178990A JP H03236556 A JPH03236556 A JP H03236556A
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outdoor
indoor
compressor
refrigerant
suction
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Hajime Kitauchi
北内 肇
Mutsunori Nakamura
中村 睦典
Fumio Matsuoka
文雄 松岡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野コ この発明は、室外ユニットに複数の室内ユニットを接続
するマルチ型空気調和装置に関するものである。
[従来の技術] 第6図は例えば特開昭63−294462号公報に示さ
れた従来のマルチ型空気調和装置の冷媒系統図であり、
マルチ型空気調和装置(1)は圧縮機および熱交換器を
内蔵する室外ユニット(2)を有しており、室外ユニッ
ト(2)には容量の異なる室内ユニット(3a)、  
(3b)が冷媒配管(4)により接続されている。
また、室外ユニット(2)および室内ユニット(3a)
、  (3b)にはそれぞれ制御部が配設されており、
稼働する室内ユニット(3a)  (3b)の制御部は
その容量を室外ユニット(2)の制御部に連絡し、室外
ユニット(2)の制御部は室内ユニットの合計容量と室
外ユニットの容量との比率に応じて圧縮機の容量制御を
インバータにより出力周波数を変化させることにより行
うようになっている。
更に、冷房から暖房への切り替えは四方弁により冷媒の
流れる方向を変えることにより行っている。
例えば、インバータの最高出力周波数を90H2とし、
室外ユニット(2)の容量(圧縮機最高回転時にインバ
ータ最高周波数運転する)を5HPとし、一方の室内ユ
ニット(3a)の容量を2HPとし、他方の室内ユニッ
ト(3b)の容量を3HPとすると、両方の室内ユニッ
ト(3a)。
(3b)を運転する場合は、両方の室内ユニット(3a
)、  (3b)の制御部から室外ユニット(2)の制
御部へ室内ユニットの容量が伝達され、室外ユニット(
2)は、 90HzX (2HP+3 HP)15 HP=90H
zと演算し、インバータの最高出力周波数を90H2す
なわち圧縮機を最高回転で運転する。
また、室内ユニット(3a)を運転する場合は、両方の
室内ユニット(3a)の制御部から室外ユニット(2)
の制御部へ室内ユニットの容量が伝達され、室外ユニッ
ト(2)は、 90HzX2 HP15 HP=3[(zと廣算し、イ
ンバータの出力周波数が36Hzとなる回転数で圧縮機
を運転する。
同様に、室内ユニット(3b)を運転する場合は、両方
の室内ユニット(3b)の制御部から室外ユニット(2
)の制御部へ室内ユニットの容量が伝達され、室外ユニ
ット(2)は、 90Hz X3 HP15 HP −54Hzと演算し
、インバータの出力周波数が54Hzとなる回転数で圧
縮機を運転する。
[発明が解決しようとする課題] 従来のマルチ型空気調和装置は、以上のように構成され
ているので、室内ユニットを運転する毎に室内ユニット
の容量を室外ユニットに通信し、室外ユニットは室内ユ
ニットの合計容量からインバータの出力周波数を算出し
なければならず、室内ユニットおよび室外ユニットに制
御部を必要とすると共に通信回線でこれらを接続しなけ
ればならず装置が複雑化するという課題があった。また
、冷房から暖房への切り替えは冷媒の流れる方向を切り
換える四方弁を用いているため、四方弁の切り換えがで
きない等の故障かあった場合は全ての室内ユニットが冷
房または暖房をすることができないという課題があった
この発明は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、各ユニットに制御部を必要とせずかつ四方弁
を用いないマルチ型空気調和装置を得ることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明に係わるマルチ型空気調和装置は、冷媒を圧縮
する圧縮機および凝縮器または蒸発器に切り替え可能な
室外熱交換器を内蔵する室外ユニットと、凝縮器または
蒸発器として使用する室内熱交換器を内蔵する複数の室
内ユニットと、圧縮機から吐出される冷媒を室外熱交換
器へ送る室外冷媒吐出配管と、圧縮機から吐出される冷
媒を室内熱交換器へ送る室内冷媒吐出配管と、室外熱交
換器から圧縮機へ冷媒を吸入する室外冷媒吸入配管と、
室内熱交換器から圧縮機へ冷媒を吸入する室内冷媒吸入
配管と、室外冷媒吐出配管に設けられた室外吐出側電磁
弁と、室内冷媒吐出配管に設けられた室内吐出側電磁弁
と、室外冷媒吸入配管に設けられた室外吸入側電磁弁と
、室内冷媒吸入配管に設けられた室内吸入側電磁弁と、
圧縮機の吐出圧力を検出する吐出圧力検出器と、圧縮機
の吸入圧力を検出する吸入圧力検出器と、吐出圧力検出
器からの圧縮機の吐出圧力および吸入圧力検出器からの
圧縮機の吸入圧力を入力する制御装置とを備えている。
従って、前記制御装置は、吐出圧力検出器からの圧縮機
の吐出圧力および吸入圧力検出器からの圧縮機の吸入圧
力に基づき冷房が選択されていると判断した場合、室外
吐出側電磁弁および室内吸入側電磁弁を開放すると共に
室外吸入側電磁弁および室内吐出側電磁弁を閉じ、室外
熱交換器を凝縮器モードにセットして能力制御し、吐出
圧力検出器からの圧縮機の吐出圧力および吸入圧力検出
器からの吸入圧力が所定範囲に入るように圧縮機の容量
制御をし、吐出圧力検出器からの圧縮機の吐出圧力およ
び吸入圧力検出器からの圧縮機の吸入圧力に基づき暖房
が選択されたと判断した場合、室外吐出側電磁弁および
室内吸入側電磁弁を閉しると共に室外吸入側電磁弁およ
び室内吐出側電磁弁を開放し、室外熱交換器を蒸発器モ
ードにセットして能力制御し、吐出圧力検出器からの圧
縮機の吐出圧力および吸入圧力検出器からの圧縮機の吸
入圧力が所定範囲に入るように圧縮機の容量制御をする
ことを特徴とする。
[作用コ この発明におけるマルチ型空気調和装置は、圧縮機によ
り冷媒を圧縮し、吐出圧力検出器からの圧縮機の吐出圧
力および吸入圧力検出器からの圧縮機の吸入圧力に基づ
き冷房が選択されていると判断した場合、室外吐出側電
磁弁および室内吸入側電磁弁を開放すると共に室外吸入
側電磁弁および室内吐出側電磁弁を閉じ、室外熱交換器
を凝縮器モードにセットして能力制御し、吐出圧力検出
器からの圧縮機の吐出圧力および吸入圧力検出器からの
吸入圧力が所定範囲に入るように圧縮機の容量制御をし
、室内ユニットにより室内を冷房する。そして、吐出圧
力検出器からの圧縮機の吐出圧力および吸入圧力検出器
からの圧縮機の吸入圧力に基づき暖房が選択されたと判
断した場合、室外吐出側電磁弁および室内吸入側電磁弁
を閉じると共に室外吸入側電磁弁および室内吐出側電磁
弁を開放し、室外熱交換器を蒸発器モードにセットして
能力制御し、吐出圧力検出器からの圧縮機の吐出圧力お
よび吸入圧力検出器からの圧縮機の吸入圧力が所定範囲
に入るように圧縮機の容量制御をし、室内ユニットによ
り室内を暖房する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
マルチ型空気調和装置(1)は、第1図に示すように、
室外ユニット(2)と複数の室内ユニット(3a)、 
 (3b)とを有しており、室内ユニット(3a)、 
 (3b)はそれぞれ冷房能力か異なっている。
そして、室外ユニット(2)は、冷媒を圧縮する圧縮機
(5)を有しており、圧縮機(5)の吐出側には室外冷
媒吐出配管(6)を介して凝縮器または蒸発器に切り替
え可能な室外熱交換器(7)が接続されており、室外冷
媒吐出配管(6)には室外吐出側電磁弁(8)と一方向
弁(9)が設けられている。
また、室外熱交換器(7)には、室外ファン(10)が
臨設されており、かつ外気温度を検知する外気温度セン
サ(11)か設けられている。
更に、室外熱交換器(7)の冷房時出口側には暖房時に
冷媒を絞り膨張する開度調整可能な膨張弁(12)が接
続されており、膨張弁(12)には冷媒液配管(13)
か接続されており、冷媒液配管(13)の一部は室外ユ
ニット(2)内に設けられたアキュムレータ(14)内
で熱交換をするように構成されている。
そして、冷媒液配管(13)は分岐され、その一方の先
端かつ室内ユニット(3a)内には冷房時に冷媒を絞り
膨張する開度調整可能な膨張弁(15a)か接続されて
おり、他方の先端かつ室内ユニット(3b)内には冷房
時に冷媒を絞り膨張する開度調整可能な膨張弁(15b
)が接続されている。
更に、膨張弁(15a)には室内熱交換器(16a)が
接続されており、室内熱交換器(16a)には冷房時に
冷媒をアキュムレータ(14)内へ放出する室内冷媒吸
入配管(17a)および暖房時に圧縮機(5)から吐出
される冷媒を室内熱交換器(16a)へ送る室内冷媒吐
出配管(18a)か接続されている。
そして、室内冷媒吸入配管(17a)には室内吸入側電
磁弁(19a)および一方向弁(20a)が設けられて
おり、室内冷媒吐出配管(18a)には室内吐出側電磁
弁(21a)および一方向弁(22a)が設けられてい
る。
同様に、膨張弁(15b)には室外熱交換器(16b)
が接続されており、室外熱交換器(16b)には冷房時
に冷媒をアキュムレータ(14)内へ放出する室内冷媒
吸入配管(17a)に接続された室内冷媒吸入配管(1
7b)および暖房時に圧縮機(5)から吐出される冷媒
を室外熱交換器(16b)へ送る室内冷媒吐出配管(1
8b)が接続されている。
そして、室内冷媒吸入配管(17b)には室内吸入側電
磁弁(19b)および一方向弁(20b)が設けられて
おり、室内冷媒吐出配管(18b)には室内吐出側電磁
弁(2l b)および一方向弁(22b)が設けられて
いる。
また、アキュムレータ(14)の頂部と圧縮機(5)の
吸入側とは吸入配管(23)により接続されており、吸
入配管(23)には圧縮機(5)の吸入圧力(Ps)を
検出する吸入圧力検出器(24)が配設されており、圧
縮機(5)の吐出側には吐出圧力(Pd)を検出する吐
出圧力検出器(25)が配設されている。
更に、室外熱交換器(7)とアキュムレータ(14)と
は、暖房時に室外熱交換器(7)により蒸発された冷媒
をアキュムレータ(14)へ送る室外冷媒吸入配管(2
6)により接続されており、室外冷媒吸入配管(26)
には室外吸入側電磁弁(27)および一方向弁(28)
か設けられている。
また、室外ユニット(2)は、第2図に示すように、室
外コントローラ(29)を有しており、室外コントロー
ラ(29)は各部をコントロールするCPU (30)
を備えている。
そして、CPU (30)には、制御プログラムを格納
するROM(31)およびデータ等の一時的情報を記憶
するRAM (32)が内部バス(BL)により接続さ
れており、かつ室外ファン(10)の回転数をコントロ
ールするファン速コントロール部(33)が接続されて
おり、ファン速コントロール部(33)には室外ファン
(10)を駆動するファン用インバータ(34)が接続
されている。
また、CPU (30)には、圧縮機(5)の容量をコ
ントロールする圧縮機容量コントロール部(35)が接
続されており、圧縮機容量コントロール部(35)には
圧縮機(5)を駆動する圧縮機用インバータ(36)が
接続されている。
更に、CPU (30)には、アナログ信号を入力する
アナログ入力部(37)、デジタル信号を入力するデジ
タル入力部(38)およびデジタル信号を出力するデジ
タル出力部(3つ)か接続されている。
そして、アナログ入力部(37)には外気温度センサ(
11)、吸入圧力検出器(24)および吐出圧力検出器
(25)が接続されており、デジタル入力部(38)に
は室内ユニット(3a)。
(3b)の運転信号が入力されるようになっている。
また、デジタル出力部(39)には、圧縮機(5)のメ
インスイッチ、電磁弁(8)、  (19a)、  (
19b)、  (21a)、  (21b)。
(27)および膨張弁(12)、  (15a)。
(15b)が接続されている。
次いで、本実施例の作用を第3図のフローチャートに沿
って説明する。
マルチ型空気調和装置(1)は停止状態において、電磁
弁(19a)、  (19b)、  (21a)。
(2l b)および膨張弁(15a)、  (15b)
が閉状態となっており、マルチ型空気調和装置(1)の
電源が投入されると、室外コントローラ(29)のCP
U (30)は、室内ユニット(3a)、  (3b)
の発停があったか否か判断する(Stepl)。
そして、CPU (30)は、室内ユニット(3a)、
  (3b)の発停があったと判断した場合、全ての室
内ユニットが停止したか否か判断しく5tep2)、全
ての室内ユニットが停止したと判断した場合、圧縮機(
5)の容量コントロール量(Qcomp)を0%かつ室
外ファン(10)のファン速度を0%とすると共に圧縮
機(5)を停止する(Step3)。
また、前述5tep2において、全ての室内ユニットは
停止していないと判断した場合、CPU(30)は、起
動された室内ユニットが室内ユニットの中で最初の起動
であるか否か判断しく5tep4)、起動された室内ユ
ニットが最初の起動であると判断した場合、圧縮機(5
)の容量コントロールfi(Qcomp)を所定のm%
かつ室外ファン(10)のファン速度を所定のn%とす
ると共に圧縮機(5)を起動する(Step5)。
なお、mおよびnは圧縮機(5)の吐出圧力および吸入
圧力が異常とならないようになるべく小さな値に設定す
る。
それから、CPU (30)は、圧縮機(5)の吐出圧
力および吸入圧力に変化が現われるまでの予め設定され
た時間(tl)を計測するt1タイマーをスタートさせ
(Step6)、前述5tep1へ戻る。
また、前述5tep4において起動された室内ユニット
が最初の起動でないと判断した場合、5tep6を行う
更に、前述5teplにおいて室内ユニットの発停が無
いと判断した場合、CPU (30)は、t1タイマー
が設定時間(tl)を経過したか否か判断しく5tep
7)、tlタイマーが設定時間(tl)を経過したと判
断した場合、吸入圧力検出器(24)および吐出圧力検
出器(25)により吸入圧力(Ps)および吐出圧力(
P d)を検出する(Step8)。
そして、CPU (30)は、検出した吐出圧力(P 
d)が所定範囲内(Pdl<Pd<Pdh)に入ってい
るか否か判断しく5tep9)、吐出圧力(P d )
 カT’5t’Z範fl内(Pdl<Pd<Pdh)に
入ってい、;、′、判断した場合、吸入圧力(PS)が
所定範囲内(P s l < P s < P s h
)に入っているか否か判断する(S t e p 10
)。
それから、吸入圧力(Ps)が所定範囲内(Psl<P
s<Psh)−に入っていると判断した場合、前述5t
ep6以降の動作を行う。
なお、R−22を冷媒として使用する空気調和機におい
て、 Pdh=22kg/cjG、Pd l=17kg/cJ
GP s h −6kg/cJG、  P s 1−2
〜3kg/cdGに設定される。
また、前述5tep9において吐出圧力(P d)が所
定範囲内(Pd 1<Pd<Pdh)に人っていないと
判断した場合または5teplOにおいて吸入圧力(P
s)が所定範囲内(Psl<Ps<Psh)に入ってい
ないと判断した場合、CPU (30)は、ΔPd、 
 ΔPsを第100式および第101式により算出する
(S t e p 11)。
ΔPd−Pd−(Pdh+Pd 1)/2・・・100
ΔPs−Ps −(Psh+Ps l)/2=401そ
して、CPU (30)は、ΔPd、ΔPsを0すなわ
ちPd、Psをそれぞれ最適な値(所定範囲の平均値)
にするための圧縮機(5)の容量制御の変化ΔQcom
pおよび室外ファン(10)の制御変化ΔAKeを第1
02式から第104式までにより算出する(Stepl
2)。
なお、圧縮機(5)の容量制御(Qcomp)は0〜1
00%の制御範囲であり、0%は停止、100%は最高
出力時を表わす。また室外ファン(10)の制御(AK
e)は−100〜100%の制御範囲であり、−100
〜0%は室外熱交換器(7)が放熱状態すなわち凝縮器
として作用し、0〜100%は吸熱状態すなわち蒸発器
として作用する。0%は室外ファン(10)のファン速
が0.100%はファン速最高時を表わす。
ΔPd−a・ΔQc omp+ c *ΔAKe・・・
102 ΔPs−−b・ΔQcomp+d・ΔAKe・・・10
3C (cT−TO)/AKe      −=104また、
a、b、c、dは正数であり、a、bは概ねAKeの変
化に依存して第4図および第5図のように変化し、Cは
AKe<0のときは吐出圧力Pdの飽和温度cT、外気
温度TO及びAKeの変化に依存し、AKe≧Oの場合
は概ねC−1であり、dは全ての場合において概ねd−
0である。
このようにして求められたΔQcomp、  ΔAKe
を現在の出力Qcomp、AKeに加算し、CPU (
30)は新たな出力Qcomp、AKeを算出する(S
tep13)。
そして、CPU (30)は、算出した新たなQCOm
pを圧縮機容量コントロール部(35)を介して圧縮機
用インバータ(36)から出力し、新たなAKeをファ
ン速コントロール部(33)を介してファン速コントロ
ール部(33)から出力する。
それから、前述5tep6以降の動作を行う。
更に、CPtJ (30)は、以上のようにして求めら
れたAKeの制御範囲に基づき、室外熱交換器(7)が
放熱か吸熱かすなわち室内ユニット(3a)、  (3
b)において冷房が選択されているか暖房が選択されて
いるかを判断し、冷房が選択されていると判断した場合
、デジタル出力部(3つ)からの信号により室外熱交換
器(7)を凝縮器モードにセットし、かつ電磁弁(8)
(19a)、  (19b)を開放すると共に膨張弁(
12)を全開し、更に膨張弁(15a)、(15b)を
所定の開度に保持する。
この際、電磁弁(21a)、  (21b)、  (2
7)は閉状態である。
それから、圧縮機(5)によりアキュムレータ(14)
から冷媒ガスを吸引して圧縮し、室外冷媒吐出配管(6
)へ圧縮して高温・高圧となった冷媒ガスを吐出する。
更に、室外冷媒吐出配管(6)へ吐出された高温・高圧
の冷媒ガスは、室外吐出側電磁弁(8)と一方向弁(9
)とを通って凝縮器モードにセットされた室外熱交換器
(7)へ送られ、室外熱交換器(7)において室外ファ
ン(10)により強制循環される外気により冷却されて
液化する。
そして、液化した高圧の冷媒は、全開状態の膨張弁(1
2)および冷媒液配管(13)を通って室内ユニット(
3a)、(3b)の膨張弁(15a)、  (15b)
へ送られ、膨張弁(15a)。
(15b)により絞り膨張される。
それから、膨張弁(15a)、(15b)により絞り膨
張された冷媒は、室内熱交換器(16a)、  (16
b)内で蒸発して室内熱交換器(16a)、  (16
b)を冷却し、温度の低下した室内熱交換器(16a)
、(16b)により室内は冷房される。
更に、室内熱交換器(16a)、(16b)内で蒸発し
てガス化した冷媒は、室内吸入側電磁弁(19a)、 
 (19b)および一方向弁(20a)、  (20b
)を通って室内冷媒吸入配管(17a)、  (17b
)からアキュムレータ(14)内へ放出されて気液分離
される。
また、室外コントローラ(2つ)は、暖房が選択されて
いると判断した場合、デジタル出力部(39)からの信
号により室外熱交換器(7)を蒸発器モードにセットし
、かつ電磁弁(21a)。
(21b)、  (27)を開放すると共に膨張弁(1
5a)、  (15b)を全開し、更に膨張弁(12)
を所定の開度に保持し、更に電磁弁(8)(19a)、
  (19b)は閉じられる。
それから、圧縮機(5)によりアキュムレータ(14)
から冷媒ガスを吸引して圧縮し、室内冷媒吐出配管(1
8a)、  (18b)へ圧縮して高温・高圧となった
冷媒ガスを吐出する。
更に、室外冷媒吐出配管(18a)、  (18b)へ
吐出された高温・高圧の冷媒ガスは、室内吐出側電磁弁
(21a)、  (21b)と一方向弁(22a)、 
 (22b)とを通って室内熱交換器(16a)、  
(16b) へ送られ、室内熱交換器(16a)、  
(16b)において室内の空気により冷却されて液化す
る。すなわち、室内の空気は高温・高圧の冷媒ガスの熱
により暖房される。
そして、液化した高圧の冷媒は、全開状態の膨張弁(1
5a)、  (15b)および冷媒戒配管(13)を通
って室外ユニット(2)の膨張弁(12)へ送られ、膨
張弁(12)により絞り膨張される。
それから、膨張弁(12)により絞り膨張された冷媒は
、室外熱交換器(7)内で蒸発して室外熱交換器(7)
を外気温度以下に冷却する。
これにより、外気温度以下に温度が下がった冷媒ガスは
外気により暖められる。
更に、室外熱交換器(7)内で蒸発してガス化した冷媒
は、室外吸入側電磁弁(27)および−方向弁(28)
を通って室外冷媒吸入配管(26)からアキュムレータ
(14)内へ放出される。
なお、上述実施例においては、圧縮機(5)の容量制御
手段としてインバータを用いて説明したか、これに限ら
ず、アンロード機構のような段階的な容量制御でも良い
また、上述実施例においては、室外熱交換器(7)の能
力制御手段として室外ファン(10)の速度制御を用い
て説明したが、これに限らす、伝熱面積を変える制御を
行っても同様の効果を奏する。
[発明の効果コ 以上説明したように、この発明によれば、吐出圧力検出
器からの圧縮機の吐出圧力および吸入圧力検出器からの
吸入圧力により冷房または暖房が選択されていることを
判断するように構成したので、室内ユニットに制御部を
必要とせず、かつ通信回線を必要とせず、装置を簡素化
することができる。また、冷媒の流れる方向を各電磁弁
により切り換えるように構成したので、四方弁を必要と
せす、一つの電磁弁が故障しても全ての室内ユニットが
運転できなくなることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるマルチ型空気調和装
置の冷媒系統を示す図、第2図はこの発明の一実施例に
よる室外ユニットコントローラの構成を示すブロック図
、第3図はこの発明の作用を示すフローチャート図、第
4図は圧縮機の容量制御による吐出圧力のゲインを示す
図、第5図は圧縮機の容量制御による吸入圧力のゲイン
を示す図、第6図は従来のマルチ型空気調和装置の冷媒
系統を示す図である。 図中、(1)はマルチ型空気調和装置、(2)は室外ユ
ニット、(3a)、  (3b)は室内ユニット、(5
)は圧縮機、(6)は室外冷媒吐出配管、(7)は室外
熱交換器、(17a)、  (17b)は室内冷媒吸入
配管、(18a)、  (18b)は室内冷媒吐出配管
、(19a)、  (19b)は室外吸入側電磁弁、(
21a)、  (21b)は室内吐出側電磁弁、(24
)は吸入圧力検出器、(25)は吐出圧力検出器、(2
6)は室外冷媒吸入配管、(2つ)は室外コントローラ
である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 冷媒を圧縮する圧縮機および凝縮器または蒸発器に切り
    替え可能な室外熱交換器を内蔵する室外ユニットと、凝
    縮器または蒸発器として使用する室内熱交換器を内蔵す
    る複数の室内ユニットとを備えるマルチ型空気調和装置
    において、圧縮機から吐出される冷媒を室外熱交換器へ
    送る室外冷媒吐出配管と、圧縮機から吐出される冷媒を
    室内熱交換器へ送る室内冷媒吐出配管と、室外熱交換器
    から圧縮機へ冷媒を吸入する室外冷媒吸入配管と、室内
    熱交換器から圧縮機へ冷媒を吸入する室内冷媒吸入配管
    と、室外冷媒吐出配管に設けられた室外吐出側電磁弁と
    、室内冷媒吐出配管に設けられた室内吐出側電磁弁と、
    室外冷媒吸入配管に設けられた室外吸入側電磁弁と、室
    内冷媒吸入配管に設けられた室内吸入側電磁弁と、圧縮
    機の吐出圧力を検出する吐出圧力検出器と、圧縮機の吸
    入圧力を検出する吸入圧力検出器と、吐出圧力検出器か
    らの圧縮機の吐出圧力および吸入圧力検出器からの圧縮
    機の吸入圧力を入力する制御装置とを備え、前記制御装
    置は、吐出圧力検出器からの圧縮機の吐出圧力および吸
    入圧力検出器からの吸入圧力に基づき冷房が選択されて
    いると判断した場合、室外吐出側電磁弁および室内吸入
    側電磁弁を開放すると共に室外吸入側電磁弁および室内
    吐出側電磁弁を閉じ、室外熱交換器を凝縮器モードにセ
    ットして能力制御し、吐出圧力検出器からの圧縮機の吐
    出圧力および吸入圧力検出器からの圧縮機の吸入圧力が
    所定範囲に入るように圧縮機の容量制御をし、吐出圧力
    検出器からの圧縮機の吐出圧力および吸入圧力検出器か
    らの圧縮機の吸入圧力により暖房が選択されたと判断し
    た場合、室外吐出側電磁弁および室内吸入側電磁弁を閉
    じると共に室外吸入側電磁弁および室内吐出側電磁弁を
    開放し、室外熱交換器を蒸発器モードにセットして能力
    制御し、吐出圧力検出器からの圧縮機の吐出圧力および
    吸入圧力検出器からの吸入圧力が所定範囲に入るように
    圧縮機の容量制御をすることを特徴とするマルチ型空気
    調和装置。
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