JPH03234333A - 砂鋳型の離型移載装置およびその離型移載方法 - Google Patents
砂鋳型の離型移載装置およびその離型移載方法Info
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- JPH03234333A JPH03234333A JP2839690A JP2839690A JPH03234333A JP H03234333 A JPH03234333 A JP H03234333A JP 2839690 A JP2839690 A JP 2839690A JP 2839690 A JP2839690 A JP 2839690A JP H03234333 A JPH03234333 A JP H03234333A
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、造形型内に形成した砂鋳型を搬送コンベア上
に移送して離型させる砂鋳型の離型移載装置およびその
離型移載方法に関する。
に移送して離型させる砂鋳型の離型移載装置およびその
離型移載方法に関する。
(従来の技術)
一般に、砂鋳型は上型と下型とでなる造形型内に鋳砂を
充填して硬化形成される。この鋳砂の充填および硬化は
ブロー装置によって行われ、このブロー装置が設置され
たプローステーションの隣には、造形型を型開きして内
部に形成した砂鋳型を取り出す離型装置を設置した離型
ステーションが配置されている。
充填して硬化形成される。この鋳砂の充填および硬化は
ブロー装置によって行われ、このブロー装置が設置され
たプローステーションの隣には、造形型を型開きして内
部に形成した砂鋳型を取り出す離型装置を設置した離型
ステーションが配置されている。
また、離型ステーションの側方には砂鋳型を搬送する搬
送コンベアが設けられていて、離型装置によって造形型
から離型された砂鋳型はその離型ステーションと搬送コ
ンベアとの間に介設されたアンローダおよび移載装置に
よって搬送コンベアの搬送面上に移載されるようになっ
ている。
送コンベアが設けられていて、離型装置によって造形型
から離型された砂鋳型はその離型ステーションと搬送コ
ンベアとの間に介設されたアンローダおよび移載装置に
よって搬送コンベアの搬送面上に移載されるようになっ
ている。
離型装置は、造形型の下型に係合して固定係止する下型
固定部材と上型に係合する上型係合部材とを有し、かつ
上記上型係合部材は上下に昇降移動可能になっていて、
この上型係合部材が上昇されることで上型と下型とが型
開きされるようになっている。下型固定部材側には型開
き時に砂鋳型を押上げて下型から離型させる押上げ機構
が設けられていて、造形型が型開きされると砂鋳型は上
型側に係止されてその下面に吊り下げられた状態になる
(特開昭58−53350号公報等)。
固定部材と上型に係合する上型係合部材とを有し、かつ
上記上型係合部材は上下に昇降移動可能になっていて、
この上型係合部材が上昇されることで上型と下型とが型
開きされるようになっている。下型固定部材側には型開
き時に砂鋳型を押上げて下型から離型させる押上げ機構
が設けられていて、造形型が型開きされると砂鋳型は上
型側に係止されてその下面に吊り下げられた状態になる
(特開昭58−53350号公報等)。
方、上型係止部材側にはこの上型係止部材に対して相対
的に昇降移動自在なエジェクタが設けられている。この
エジェクタは上型係止部材が上方の型開き位置に停止さ
れている状態で下方に移動されるようになっていて、下
方に移動されるとエジェクタビンが上型に係止された砂
鋳型に当接してこれを押し下げ、当該上型から砂鋳型を
離型させるようになっている。
的に昇降移動自在なエジェクタが設けられている。この
エジェクタは上型係止部材が上方の型開き位置に停止さ
れている状態で下方に移動されるようになっていて、下
方に移動されるとエジェクタビンが上型に係止された砂
鋳型に当接してこれを押し下げ、当該上型から砂鋳型を
離型させるようになっている。
またアンローダは、砂鋳型が上型から離型される以前の
型開きされた上型と下型との間に挿入される受台を有し
、上型から離型される砂鋳型を当該受台上に受は止めて
これを型開き装置の側方に取り出すようになっている。
型開きされた上型と下型との間に挿入される受台を有し
、上型から離型される砂鋳型を当該受台上に受は止めて
これを型開き装置の側方に取り出すようになっている。
そして、アンローダによって離型装置の側方に取り出さ
れた砂鋳型は上下に昇降移動自在でかつ左右に走行移動
自在な移載装置に係止されて搬送コンベアの搬送面上に
移載されるようになっている。
れた砂鋳型は上下に昇降移動自在でかつ左右に走行移動
自在な移載装置に係止されて搬送コンベアの搬送面上に
移載されるようになっている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記のように離型装置で造形型から離型
される砂鋳型をアンローダと移載装置とによって搬送コ
ンベアの搬送面上に移し換えるようにしていた従来にあ
っては、砂鋳型を上型から離型させてアンローダの受台
上に受は止める際と、移載装置で搬送コンベアの搬送面
上に載置する際との2度にわたって砂鋳型に衝撃が加わ
る虞があり、砂鋳型に損傷を与える機会が多かった。ま
た、搬送コンベアの側方にブロー装置、離型装置、アン
ローダ、移載装置とを順次並べて設置するので、その設
置スペースが広く必要であるといった問題点があった。
される砂鋳型をアンローダと移載装置とによって搬送コ
ンベアの搬送面上に移し換えるようにしていた従来にあ
っては、砂鋳型を上型から離型させてアンローダの受台
上に受は止める際と、移載装置で搬送コンベアの搬送面
上に載置する際との2度にわたって砂鋳型に衝撃が加わ
る虞があり、砂鋳型に損傷を与える機会が多かった。ま
た、搬送コンベアの側方にブロー装置、離型装置、アン
ローダ、移載装置とを順次並べて設置するので、その設
置スペースが広く必要であるといった問題点があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
その目的は、造形型内から砂鋳型を取り出してこれを搬
送コンベアに移載するにあたって、砂鋳型に損傷を与え
ることを可及的に防止でき、かつ省スペース化が図れる
砂鋳型の離型移載装置およびその離型移載方法を提供す
ることにある。
その目的は、造形型内から砂鋳型を取り出してこれを搬
送コンベアに移載するにあたって、砂鋳型に損傷を与え
ることを可及的に防止でき、かつ省スペース化が図れる
砂鋳型の離型移載装置およびその離型移載方法を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するために本発明は、砂鋳型を造形する
造形型の上型に係合して昇降移動可能な上型係合部材を
有し、前記造形型の内部に形成された砂鋳型を上型側に
係止させてその上型と下型とを型開きさせる型開き手段
と、前記上型係合部材を搬送コンベアの搬送面上方に移
送する移送手段と、前記上型係合部材に昇降移動可能に
取り付けられて、該上型係合部材に係合された上型に対
して相対的に近接離間移動され、近接時に上型に係止さ
れた砂鋳型に当接して当該砂鋳型を上型から離型させる
エジェクタと、を備えて砂鋳型の離型移載装置を構成す
る。
造形型の上型に係合して昇降移動可能な上型係合部材を
有し、前記造形型の内部に形成された砂鋳型を上型側に
係止させてその上型と下型とを型開きさせる型開き手段
と、前記上型係合部材を搬送コンベアの搬送面上方に移
送する移送手段と、前記上型係合部材に昇降移動可能に
取り付けられて、該上型係合部材に係合された上型に対
して相対的に近接離間移動され、近接時に上型に係止さ
れた砂鋳型に当接して当該砂鋳型を上型から離型させる
エジェクタと、を備えて砂鋳型の離型移載装置を構成す
る。
また、上記目的を達成するために、本発明は上型と下型
とからなる造形型内に形成された砂鋳型を上型側に係止
させて上型と下型とを型開きさせ、この上型を搬送コン
ベアの搬送面の上方に移送して、この搬送面の上方で前
記砂鋳型を上型から離型させて搬送面上に移載する砂鋳
型の′M離型移載方法おいて、砂鋳型を搬送面上で上型
から離型させに際して、前記上型をこれに係止した砂鋳
型が前記搬送コンベアの搬送面にほぼ接触する位置まで
近接させて降下させた後、該上型から砂鋳型を離型させ
るためのエジェクタをそのエジェクトピンが当該上型に
係止された砂鋳型にほぼ当接するまで近接させ、爾後前
記上型を上昇させて当該上型から砂鋳型を離型せしめ、
前記搬送面上に移載する。
とからなる造形型内に形成された砂鋳型を上型側に係止
させて上型と下型とを型開きさせ、この上型を搬送コン
ベアの搬送面の上方に移送して、この搬送面の上方で前
記砂鋳型を上型から離型させて搬送面上に移載する砂鋳
型の′M離型移載方法おいて、砂鋳型を搬送面上で上型
から離型させに際して、前記上型をこれに係止した砂鋳
型が前記搬送コンベアの搬送面にほぼ接触する位置まで
近接させて降下させた後、該上型から砂鋳型を離型させ
るためのエジェクタをそのエジェクトピンが当該上型に
係止された砂鋳型にほぼ当接するまで近接させ、爾後前
記上型を上昇させて当該上型から砂鋳型を離型せしめ、
前記搬送面上に移載する。
(作 用)
上記の本発明に係る砂鋳型の離型移載装置によれば、型
開き手段の昇降移動可能な上型係合部材を移送手段によ
り搬送コンベアの上方に移動させ、上型の下面に係止し
た砂鋳型を搬送コンベアの搬送面上で当該上型から離型
させ、直接的にその搬送面上に移載する。
開き手段の昇降移動可能な上型係合部材を移送手段によ
り搬送コンベアの上方に移動させ、上型の下面に係止し
た砂鋳型を搬送コンベアの搬送面上で当該上型から離型
させ、直接的にその搬送面上に移載する。
また、上記の本発明に係る砂鋳型の離型移載方法によれ
ば、上型の下面に係止した砂鋳型が搬送面にほぼ接触す
るまでその上型を搬送面に対して近接させるとともに、
この上型の上方にこれにエジェクトピンが嵌合する直前
位置にエジェクタを係止し、この状態から上型側を上方
に移動させて当該上型とエジェクタとを近接させてエジ
ェクトピンを上型に嵌合させ、当該上型から砂鋳型を離
型させて搬送面上に載置させるようにして、当該砂鋳型
の搬送面上への落下距離を可及的に縮小する。
ば、上型の下面に係止した砂鋳型が搬送面にほぼ接触す
るまでその上型を搬送面に対して近接させるとともに、
この上型の上方にこれにエジェクトピンが嵌合する直前
位置にエジェクタを係止し、この状態から上型側を上方
に移動させて当該上型とエジェクタとを近接させてエジ
ェクトピンを上型に嵌合させ、当該上型から砂鋳型を離
型させて搬送面上に載置させるようにして、当該砂鋳型
の搬送面上への落下距離を可及的に縮小する。
(実施例)
以下に本発明に係る砂鋳型の離型移載装置およびその離
型移載方法の一実施例を添付図面に基づき詳述する。
型移載方法の一実施例を添付図面に基づき詳述する。
第1図において、2はブロー装置、4は離型移載装置、
6は間欠搬送コンベアである。図示するようにブロー装
置2と離型移載装置4は上記間欠搬送コンベア6の側方
に立設された櫓8に設置されて、間欠搬送コンベア6の
搬送方向に直交する方向に並設されていて、離型移載装
置4はブロー装置2と間欠搬送コンベア6との間に介設
されている。
6は間欠搬送コンベアである。図示するようにブロー装
置2と離型移載装置4は上記間欠搬送コンベア6の側方
に立設された櫓8に設置されて、間欠搬送コンベア6の
搬送方向に直交する方向に並設されていて、離型移載装
置4はブロー装置2と間欠搬送コンベア6との間に介設
されている。
ブロー装置2は櫓8の上部フレーム8aに固定されて設
けられている。ブロー装置2はその下端部のブローヘッ
ド2aが昇降移動自在になっており、またこのブローヘ
ッド2aの下方には上型10aと下型10bとからなる
砂鋳型の造形型10が走行台車12上に載置されて待機
されるようになっていて、上記ブローヘッド2aは下降
されるとその造形型10の上型10aに嵌合して当該造
形型10のキャビティ内に鋳砂と硬化ガスとを吹き付け
て充填し、当該造形型10内に砂鋳型を形成するように
なっている。また、上記走行台車12は櫓8の基台8b
上に敷設されたレール14上を走行移動して、ブロー装
置2直下のブロー成形位置と離型移載装置4による造形
型10の型閉め型開き位置との間を往復するようになっ
ている。
けられている。ブロー装置2はその下端部のブローヘッ
ド2aが昇降移動自在になっており、またこのブローヘ
ッド2aの下方には上型10aと下型10bとからなる
砂鋳型の造形型10が走行台車12上に載置されて待機
されるようになっていて、上記ブローヘッド2aは下降
されるとその造形型10の上型10aに嵌合して当該造
形型10のキャビティ内に鋳砂と硬化ガスとを吹き付け
て充填し、当該造形型10内に砂鋳型を形成するように
なっている。また、上記走行台車12は櫓8の基台8b
上に敷設されたレール14上を走行移動して、ブロー装
置2直下のブロー成形位置と離型移載装置4による造形
型10の型閉め型開き位置との間を往復するようになっ
ている。
離型移載装置4は、造形型10の上型10aに係合して
昇降移動可能な上型係合部材16と下型10bを固定係
止する下型固定部材18とを有する型開き手段20、及
びこの型開き手段20の上型係合部材16を間欠搬送コ
ンベア6の上方に移送する移送手段22を有している。
昇降移動可能な上型係合部材16と下型10bを固定係
止する下型固定部材18とを有する型開き手段20、及
びこの型開き手段20の上型係合部材16を間欠搬送コ
ンベア6の上方に移送する移送手段22を有している。
この移送手段22は第2図にも示すように、間欠搬送コ
ンベア6の上方に延出されている櫓8の上部フレーム8
a上に設けられた走行台車24でなり、この走行台車2
4は上部フレーム8a上に敷設されたレール26上を油
圧シリンダ28の伸縮作動によって走行駆動されて、型
閉め型開き位置と間欠搬送コンベア6上方の離型移載位
置との間を往復移動されるようになっている。そして、
この走行台車24には上記型開き手段20の上型係合部
材16が昇降移動自在に取り付けられている。
ンベア6の上方に延出されている櫓8の上部フレーム8
a上に設けられた走行台車24でなり、この走行台車2
4は上部フレーム8a上に敷設されたレール26上を油
圧シリンダ28の伸縮作動によって走行駆動されて、型
閉め型開き位置と間欠搬送コンベア6上方の離型移載位
置との間を往復移動されるようになっている。そして、
この走行台車24には上記型開き手段20の上型係合部
材16が昇降移動自在に取り付けられている。
上型係合部材16は平面矩形状の昇降フレーム30とこ
の昇降フレーム30の対向する側面に一体的に取り付け
られた2対の上型支持ステー32とからなり、昇降フレ
ーム30は走行台車24上に載置固定された油圧シリン
ダ34の伸縮自在な作動ロッド34aにブラケット36
と支持ロッド38とを介して垂下支持されている。また
、上記上型支持ステー32は昇降フレーム30に対して
前述の基台8b上を走行する走行台車12の走行方向両
側方に位置する側面に取り付けられていて、その上型支
持ステー32の下端部には内方に突出する保合突起32
aが一体的に形成されている。
の昇降フレーム30の対向する側面に一体的に取り付け
られた2対の上型支持ステー32とからなり、昇降フレ
ーム30は走行台車24上に載置固定された油圧シリン
ダ34の伸縮自在な作動ロッド34aにブラケット36
と支持ロッド38とを介して垂下支持されている。また
、上記上型支持ステー32は昇降フレーム30に対して
前述の基台8b上を走行する走行台車12の走行方向両
側方に位置する側面に取り付けられていて、その上型支
持ステー32の下端部には内方に突出する保合突起32
aが一体的に形成されている。
また、下型固定部材18は前記基台8b上を走行移動す
る走行台車12に取り付けられていて、上記下型10b
は当該走行台車12に一体的に固定されるようになって
いる。この走行台車12はこれに固定した下型10b上
に上型10aが型閉めされた状態で図示する左右のブロ
ー成形位置と型閉め型開き位置との間を往復移動するよ
うになっており、上型10aにはその移動方向の側方に
向けて突出されて係止金具40が一体的に取り付けられ
ている。また、造形型10はプロー成形位置から型閉め
型開き位置に移動されてきたときに、当該型閉め型開き
位置において下端部まで降下されて待機されている上型
係合部材16の2対の上型支持ステー32間に挿通され
、上記上型10Hに一体的に設けられた係止金具40は
上型支持ステー32の下端部に形成した保合突起32a
の上方に隙間をあけて位置されるようになっている。
る走行台車12に取り付けられていて、上記下型10b
は当該走行台車12に一体的に固定されるようになって
いる。この走行台車12はこれに固定した下型10b上
に上型10aが型閉めされた状態で図示する左右のブロ
ー成形位置と型閉め型開き位置との間を往復移動するよ
うになっており、上型10aにはその移動方向の側方に
向けて突出されて係止金具40が一体的に取り付けられ
ている。また、造形型10はプロー成形位置から型閉め
型開き位置に移動されてきたときに、当該型閉め型開き
位置において下端部まで降下されて待機されている上型
係合部材16の2対の上型支持ステー32間に挿通され
、上記上型10Hに一体的に設けられた係止金具40は
上型支持ステー32の下端部に形成した保合突起32a
の上方に隙間をあけて位置されるようになっている。
従って、この状態で昇降フレーム30が上昇移動される
と係止金具40に上型支持ステー32の係合突起32a
が当接して係合し、上型10aが上方に向けて型開きさ
れるようになっている。
と係止金具40に上型支持ステー32の係合突起32a
が当接して係合し、上型10aが上方に向けて型開きさ
れるようになっている。
また、下型10b内には図示していないが内部に形成さ
れている砂鋳型を上方に押し上げる押上げビンが設けら
れていて、この押上げビンは型閉め型開き位置の基台8
b部に設けられたりフタ−42で上下に作動されるよう
になっている。このリフター42は型開き作動時に昇降
フレーム30を上昇移動させる油圧シリンダ34の伸長
作動に同期されて上昇駆動され、当該型開き時に砂鋳型
を上型10a側に係止させてこの上型10aの下面に砂
鋳型を吊り下げた状態で上型10aと下型10bとを型
開きさせるようになっている。
れている砂鋳型を上方に押し上げる押上げビンが設けら
れていて、この押上げビンは型閉め型開き位置の基台8
b部に設けられたりフタ−42で上下に作動されるよう
になっている。このリフター42は型開き作動時に昇降
フレーム30を上昇移動させる油圧シリンダ34の伸長
作動に同期されて上昇駆動され、当該型開き時に砂鋳型
を上型10a側に係止させてこの上型10aの下面に砂
鋳型を吊り下げた状態で上型10aと下型10bとを型
開きさせるようになっている。
また、第1図と第2図とに示すように、上型係合部材1
6の昇降フレーム30には上型支持ステー32に係合さ
れた上型10aに対して相対的に近接離間移動し、上記
上型10aに係止された砂鋳型44に当接して当該砂鋳
型44を上型10aから離型させるエジェクタ46が設
けられている。
6の昇降フレーム30には上型支持ステー32に係合さ
れた上型10aに対して相対的に近接離間移動し、上記
上型10aに係止された砂鋳型44に当接して当該砂鋳
型44を上型10aから離型させるエジェクタ46が設
けられている。
このエジェクタ46は昇降フレーム30上に固定されて
設けられた油圧シリンダ48と、その昇降フレーム30
を貫通して下方に向けて伸縮自在な上記油圧シリンダ4
8の作動ロッド48aに一体的に取り付けられた支持プ
レート50と、この支持プレート50の下面に取り付け
られたエジェクトプレート52とからなる。エジェクト
プレート52には、これが上型10aに近接されたとき
にその上型10bに嵌合してその下面に係止された砂鋳
型44に当接し、当該砂鋳型44を上型10aから離型
させるエジェクトビン54が立設されている。
設けられた油圧シリンダ48と、その昇降フレーム30
を貫通して下方に向けて伸縮自在な上記油圧シリンダ4
8の作動ロッド48aに一体的に取り付けられた支持プ
レート50と、この支持プレート50の下面に取り付け
られたエジェクトプレート52とからなる。エジェクト
プレート52には、これが上型10aに近接されたとき
にその上型10bに嵌合してその下面に係止された砂鋳
型44に当接し、当該砂鋳型44を上型10aから離型
させるエジェクトビン54が立設されている。
また、搬送コンベア6の上方には、その搬送面6a上に
砂鋳型44を載置するときに上型係合部材16とエジェ
クタ46とを下限位置で係止するための支持フレーム5
6が設けられている。この支持フレーム56は櫓8の支
柱8cと床58とに固定されて、搬送方向の前後に1対
設けられていて、それらの対向する内側面には上型係合
部材16を最下端位置に規制して係止する上型用ストッ
パ60と、エジェクタ46を最下端位置に係止するエジ
ェクタ用ストッパ62とが設けられている。
砂鋳型44を載置するときに上型係合部材16とエジェ
クタ46とを下限位置で係止するための支持フレーム5
6が設けられている。この支持フレーム56は櫓8の支
柱8cと床58とに固定されて、搬送方向の前後に1対
設けられていて、それらの対向する内側面には上型係合
部材16を最下端位置に規制して係止する上型用ストッ
パ60と、エジェクタ46を最下端位置に係止するエジ
ェクタ用ストッパ62とが設けられている。
一方、上型係合部材16には上記上型用ストッパ60に
当接する当接部材64が上型支持ステー32に一体的に
取り付けられていて、第2図に示すようにこの当接部材
64が上型用ストッパ60に当接した状態では、上型1
0aの下面に係止されている砂鋳型44は、搬送面6a
上に若干のクリアランスδをあけてほぼ接するまで近接
されるようになっている。また、エジェクタ46の支持
プレート50は搬送コンベア6による搬送方向の両端部
が上型係合部材16の上型支持ステー32間から外側方
に延出されていて、その両端部が上記エジェクタ用スト
ッパ62に当接するようになっている。そして、支持プ
レート50がエジェクタ用ストッパ62に当接した状態
では、エジェクトプレート52のエジェクトビン54は
上型10aに嵌合する直前まで近接されるようになって
いる。
当接する当接部材64が上型支持ステー32に一体的に
取り付けられていて、第2図に示すようにこの当接部材
64が上型用ストッパ60に当接した状態では、上型1
0aの下面に係止されている砂鋳型44は、搬送面6a
上に若干のクリアランスδをあけてほぼ接するまで近接
されるようになっている。また、エジェクタ46の支持
プレート50は搬送コンベア6による搬送方向の両端部
が上型係合部材16の上型支持ステー32間から外側方
に延出されていて、その両端部が上記エジェクタ用スト
ッパ62に当接するようになっている。そして、支持プ
レート50がエジェクタ用ストッパ62に当接した状態
では、エジェクトプレート52のエジェクトビン54は
上型10aに嵌合する直前まで近接されるようになって
いる。
このようにしてなる本実施例の砂鋳型の離型移載装置4
では、第1図に示すように、まずブロー成形位置におい
て内部に砂鋳型が形成された造形型10が、台車12の
走行移動によってその型開き型閉め位置に移送されてく
る。このとき、型開き手段20の上型係合部材16は下
方に降下されて待機されており、上型10aは昇降フレ
ーム30に対面して設けられた2対の上型支持ステー3
2.32間に挿通される。
では、第1図に示すように、まずブロー成形位置におい
て内部に砂鋳型が形成された造形型10が、台車12の
走行移動によってその型開き型閉め位置に移送されてく
る。このとき、型開き手段20の上型係合部材16は下
方に降下されて待機されており、上型10aは昇降フレ
ーム30に対面して設けられた2対の上型支持ステー3
2.32間に挿通される。
次に、型開き手段20の上型係合部材16が油圧シリン
ダ34の作動によって上方に移動され、上型支持ステー
32の係合突起32aが上型10aの係止金具40に当
接して、当該上型10aが上方に向けて型開きされる。
ダ34の作動によって上方に移動され、上型支持ステー
32の係合突起32aが上型10aの係止金具40に当
接して、当該上型10aが上方に向けて型開きされる。
このとき、油圧シリンダ34の作動にほぼ同期してリフ
ター42が上昇駆動され、造形型10の下型10b内に
設けられた押上げビンがキャビティ内に向けて押し出さ
れる。このため、キャビティ内に形成された砂鋳型は、
その型開きに伴って下型10bから離型され、上型10
a側に係止されてその下面に吊り下げられた状態で上方
に移動される。
ター42が上昇駆動され、造形型10の下型10b内に
設けられた押上げビンがキャビティ内に向けて押し出さ
れる。このため、キャビティ内に形成された砂鋳型は、
その型開きに伴って下型10bから離型され、上型10
a側に係止されてその下面に吊り下げられた状態で上方
に移動される。
上型10aが所定の高さ位置まで上昇されると、次に上
型係合部材16が取り付けられた走行台車24が、油圧
シリンダ28の伸長作動によって間欠搬送コンベア6の
上方の離型移載位置まで走行駆動され、第3図(A)に
示すように上型10aの下面に係止された砂鋳型44が
搬送面6aに臨ませられてその上方に位置される。
型係合部材16が取り付けられた走行台車24が、油圧
シリンダ28の伸長作動によって間欠搬送コンベア6の
上方の離型移載位置まで走行駆動され、第3図(A)に
示すように上型10aの下面に係止された砂鋳型44が
搬送面6aに臨ませられてその上方に位置される。
次に、油圧シリンダ34が縮められ、上型係合部材16
が下降される。このとき、第3図(B)に示すように、
上型係合部材16は上型支持ステー32に取り付けた当
接部材64が上型用ストッパ60に当接してこれに係止
されるまで下降され、この位置まで上型係合部材16が
下降されると、上型10aの下面に係止された砂鋳型4
4は間欠搬送コンベア6の搬送面6a上に当該搬送面6
aに対して若干のクリアランスδをあけてほぼ接触する
まで近接される。またこの際、エジェクタ46はそのエ
ジェクトピン54の先端が上型10aに対して若干離間
されて保持されている。
が下降される。このとき、第3図(B)に示すように、
上型係合部材16は上型支持ステー32に取り付けた当
接部材64が上型用ストッパ60に当接してこれに係止
されるまで下降され、この位置まで上型係合部材16が
下降されると、上型10aの下面に係止された砂鋳型4
4は間欠搬送コンベア6の搬送面6a上に当該搬送面6
aに対して若干のクリアランスδをあけてほぼ接触する
まで近接される。またこの際、エジェクタ46はそのエ
ジェクトピン54の先端が上型10aに対して若干離間
されて保持されている。
上型支持ステー32の当接部材64が上型用ストッパ6
0に当接して上型係合部材16の下降が停止されると、
エジェクタ46の油圧シリンダ48が伸長作動され、エ
ジェクトプレート52が下方に下降される。そして、エ
ジェクトピン54が上型10Hに嵌合する直前において
支持プレート50の両端部がエジェクタ用ストッパ62
に当接すると(第3図(B))、エジェクトプレート5
2の下降は停止される一方、それ以後そのエジェクタ用
ストッパ62側から反力を受けて、上型保合部材16側
が上昇され、上型10aとエジェクトプレート52とが
さらに近接されていき、エジェクトピン54が上型10
aに嵌合する。なおこの際、支持プレート50がエジェ
クタ用ストッパ62に当接すると同時に上型係合部材1
6の昇降用の油圧シリンダ38も作動される。上型10
a側の上昇によってエジェクトピン54が上型10aに
嵌合していくと、その先端部が上型10aの下面に係止
されている砂鋳型44に当接してこれを下方に押し下げ
、砂鋳型44は当該上型10aから離型されて間欠搬送
コンベア6の搬送面6a上に移載されることになる。す
なわち、この離型時における砂鋳型44の搬送面6a上
への落下距離は極めて小さく、このためその移載に際し
て砂鋳型44に損傷が生じることが可及的に防止される
。
0に当接して上型係合部材16の下降が停止されると、
エジェクタ46の油圧シリンダ48が伸長作動され、エ
ジェクトプレート52が下方に下降される。そして、エ
ジェクトピン54が上型10Hに嵌合する直前において
支持プレート50の両端部がエジェクタ用ストッパ62
に当接すると(第3図(B))、エジェクトプレート5
2の下降は停止される一方、それ以後そのエジェクタ用
ストッパ62側から反力を受けて、上型保合部材16側
が上昇され、上型10aとエジェクトプレート52とが
さらに近接されていき、エジェクトピン54が上型10
aに嵌合する。なおこの際、支持プレート50がエジェ
クタ用ストッパ62に当接すると同時に上型係合部材1
6の昇降用の油圧シリンダ38も作動される。上型10
a側の上昇によってエジェクトピン54が上型10aに
嵌合していくと、その先端部が上型10aの下面に係止
されている砂鋳型44に当接してこれを下方に押し下げ
、砂鋳型44は当該上型10aから離型されて間欠搬送
コンベア6の搬送面6a上に移載されることになる。す
なわち、この離型時における砂鋳型44の搬送面6a上
への落下距離は極めて小さく、このためその移載に際し
て砂鋳型44に損傷が生じることが可及的に防止される
。
また、上型10aがエジェクトプレート52に密着され
ると、エジェクタ46の油圧シリンダ48の伸長作動は
停止されて逆に縮められ、エジェクトプレート52と上
型10aとは相互に離間されつつ上方に移動されていく
。そして、上型係合部材16が所定の高さ位置まで上昇
されると、走行台車24が走行駆動されて、型閉め型開
き位置に戻された後、上型係合部材16は再度下降され
、下方の台車12上に固定されている下型10b上に上
型10aが載置されて造形型10が型閉めされる。
ると、エジェクタ46の油圧シリンダ48の伸長作動は
停止されて逆に縮められ、エジェクトプレート52と上
型10aとは相互に離間されつつ上方に移動されていく
。そして、上型係合部材16が所定の高さ位置まで上昇
されると、走行台車24が走行駆動されて、型閉め型開
き位置に戻された後、上型係合部材16は再度下降され
、下方の台車12上に固定されている下型10b上に上
型10aが載置されて造形型10が型閉めされる。
従って、以上の説明から明らかなように本実施例では、
型開き手段20の昇降移動可能な上型係合部材16を走
行台車24により搬送コンベア6の上方に移動させ、上
型10aの下面に係止した砂鋳型44を搬送コンベア6
の搬送面6a上で当該上型10aから離型させ、直接的
にその搬送面6a上に移載するようにしたので、従来設
けられていたアンローダと移載装置とを不要となすこと
ができる。
型開き手段20の昇降移動可能な上型係合部材16を走
行台車24により搬送コンベア6の上方に移動させ、上
型10aの下面に係止した砂鋳型44を搬送コンベア6
の搬送面6a上で当該上型10aから離型させ、直接的
にその搬送面6a上に移載するようにしたので、従来設
けられていたアンローダと移載装置とを不要となすこと
ができる。
このため離型移載装置4を大幅に小型化することができ
、その設置スペースの縮小化が可及的に図れるばかりか
、離型移載袋4の構成が大幅に簡素化されるので、その
製造コストを大幅に低減することができるようになる。
、その設置スペースの縮小化が可及的に図れるばかりか
、離型移載袋4の構成が大幅に簡素化されるので、その
製造コストを大幅に低減することができるようになる。
また、砂鋳型44の上型10aからの離型と搬送面6a
上への移載とが同時に同一工程で行われるので、砂鋳型
44に衝撃を与えてこれを損傷させる機会が少なくなる
さらに、離型および移載に必要とする作動行程サイクル
数が減少するので、生産効率を向上させることができる
ようになる。
上への移載とが同時に同一工程で行われるので、砂鋳型
44に衝撃を与えてこれを損傷させる機会が少なくなる
さらに、離型および移載に必要とする作動行程サイクル
数が減少するので、生産効率を向上させることができる
ようになる。
また、砂鋳型44を上型10aから離型して搬送面6a
上に移載するに際しては、上型10aをこれの下面に係
止した砂鋳型44が搬送面6aにほぼ接触するまで近接
させるとともに、この上型10aにエジェクトピン54
が嵌合する直前位置に保持してエジェクタ46を係止し
、この状態から上型10a側を上方に移動させることに
より当該上型10aとエジェクタ46とを近接させてエ
ジェクトピン54を上型10aに嵌合させ、当該上型1
0aから砂鋳型44を離型させて搬送面6a上に載置さ
せるので、当該砂鋳型44の搬送面6a上への落下距離
を可及的に縮小することができ、その落下により砂鋳型
44に加わる衝撃力を可及的に小さくして、これに損傷
が生じることを防止できるようになる。
上に移載するに際しては、上型10aをこれの下面に係
止した砂鋳型44が搬送面6aにほぼ接触するまで近接
させるとともに、この上型10aにエジェクトピン54
が嵌合する直前位置に保持してエジェクタ46を係止し
、この状態から上型10a側を上方に移動させることに
より当該上型10aとエジェクタ46とを近接させてエ
ジェクトピン54を上型10aに嵌合させ、当該上型1
0aから砂鋳型44を離型させて搬送面6a上に載置さ
せるので、当該砂鋳型44の搬送面6a上への落下距離
を可及的に縮小することができ、その落下により砂鋳型
44に加わる衝撃力を可及的に小さくして、これに損傷
が生じることを防止できるようになる。
(効 果)
以上実施例で詳細に説明したように、本発明に係る砂鋳
型の離型移載装置によれば、砂鋳型の造形型の上型に係
合する型開き手段の昇降移動可能な上型係合部材に、こ
れを搬送コンベアの上方に移動させる移送手段と上型の
下面に係止した砂鋳型を離型させるエジェクタとを設け
、上記上型の下面に係止した砂鋳型を搬送コンベアの搬
送面上で当該上型から離型させて直接的にその搬送面上
に移載するようにしたので、従来設けられていたアンロ
ーダと移載装置とが不要となり、離型移載装置の構成を
大幅に簡素化できるようになる。このため、離型移載装
置の小型化並びにその設置スペースの縮小化を可及的に
図れるばかりか、その製造コストを大幅に低減すること
ができるようになる。また、砂鋳型の上型からの離型と
搬送面上への移載とが同時に同一工程で行われるので、
砂鋳型に衝撃を与えてこれを損傷させる機会を少なくで
きる。さらに、離型および移載に必要とする作動行程サ
イクル数が減少するので、生産効率を向上させることが
できる。
型の離型移載装置によれば、砂鋳型の造形型の上型に係
合する型開き手段の昇降移動可能な上型係合部材に、こ
れを搬送コンベアの上方に移動させる移送手段と上型の
下面に係止した砂鋳型を離型させるエジェクタとを設け
、上記上型の下面に係止した砂鋳型を搬送コンベアの搬
送面上で当該上型から離型させて直接的にその搬送面上
に移載するようにしたので、従来設けられていたアンロ
ーダと移載装置とが不要となり、離型移載装置の構成を
大幅に簡素化できるようになる。このため、離型移載装
置の小型化並びにその設置スペースの縮小化を可及的に
図れるばかりか、その製造コストを大幅に低減すること
ができるようになる。また、砂鋳型の上型からの離型と
搬送面上への移載とが同時に同一工程で行われるので、
砂鋳型に衝撃を与えてこれを損傷させる機会を少なくで
きる。さらに、離型および移載に必要とする作動行程サ
イクル数が減少するので、生産効率を向上させることが
できる。
また、本発明に係る砂鋳型の離型移載方法によれば、砂
鋳型を上型から離型して搬送面上に移載するに際して、
上型の下面に係止した砂鋳型が搬送面にほぼ接触するま
でその上型を搬送面に対して近接させるとともに、この
上型の上方にこれにエジェクトビンが嵌合する直前位置
にエジェクタを係止し、この状態から上型側を上方に移
動させることにより当該上型とエジェクタとを、近接さ
せてエジェクトビンを上型に嵌合させ、当該上型から砂
鋳型を離型させて搬送面上に載置させるので、当該砂鋳
型の搬送面上への落下距離を可及的に縮小することがで
き、その落下により砂鋳型に加わる衝撃力を可及的に小
さくして、これに損傷が生じることを防止できる。
鋳型を上型から離型して搬送面上に移載するに際して、
上型の下面に係止した砂鋳型が搬送面にほぼ接触するま
でその上型を搬送面に対して近接させるとともに、この
上型の上方にこれにエジェクトビンが嵌合する直前位置
にエジェクタを係止し、この状態から上型側を上方に移
動させることにより当該上型とエジェクタとを、近接さ
せてエジェクトビンを上型に嵌合させ、当該上型から砂
鋳型を離型させて搬送面上に載置させるので、当該砂鋳
型の搬送面上への落下距離を可及的に縮小することがで
き、その落下により砂鋳型に加わる衝撃力を可及的に小
さくして、これに損傷が生じることを防止できる。
第1図は本発明に係る砂鋳型の離型移載装置の一実施例
の概略構成を示す全体図、第2図は第1図の右側面図で
離型直前の状態を示す図、第3図(A)〜(C)は離型
および移載時の作動工程を説明する図で、同図(A)は
上型が搬送面の上方に移動されてきたときの状態を示す
図、同図(B)は離型直前の状態を示す図、同図(C)
は離型完了後の状態を示す図である。 2・・・・・・ブロー装置 6・・・・・・搬送コンベア Oa・・・上型 6・・・・・・上型係合部材 2・・・・・・移送手段 6・・・・・・エジェクタ 4・・・・・・離型移載装置 10・・・・・・造形型 10b・・・下型 20・・・・・・型開き手段20 44・・・・・・砂鋳型 54・・・・・・エジエクトビン
の概略構成を示す全体図、第2図は第1図の右側面図で
離型直前の状態を示す図、第3図(A)〜(C)は離型
および移載時の作動工程を説明する図で、同図(A)は
上型が搬送面の上方に移動されてきたときの状態を示す
図、同図(B)は離型直前の状態を示す図、同図(C)
は離型完了後の状態を示す図である。 2・・・・・・ブロー装置 6・・・・・・搬送コンベア Oa・・・上型 6・・・・・・上型係合部材 2・・・・・・移送手段 6・・・・・・エジェクタ 4・・・・・・離型移載装置 10・・・・・・造形型 10b・・・下型 20・・・・・・型開き手段20 44・・・・・・砂鋳型 54・・・・・・エジエクトビン
Claims (2)
- (1)砂鋳型を造形する造形型の上型に係合して昇降移
動可能な上型係合部材を有し、造形型の内部に形成され
た砂鋳型を上型側に係止させてその上型と下型とを型開
きさせる型開き手段と、前記上型係合部材を搬送コンベ
アの搬送面上方に移送する移送手段と、 前記上型係合部材に昇降移動可能に取り付けられて、該
上型係合部材に係合された上型に対して相対的に近接離
間移動され、近接時に上型に係止された砂鋳型に当接し
て当該砂鋳型を上型から離型させるエジェクタと、 を備えたことを特徴とする砂鋳型の離型移載装置。 - (2)上型と下型とからなる造形型内に形成された砂鋳
型を上型側に係止させて上型と下型とを型開きさせ、こ
の上型を搬送コンベアの搬送面の上方に移送して、この
搬送面の上方で前記砂鋳型を上型から離型させて搬送面
上に移載する砂鋳型の離型移載方法において、 前記砂鋳型を上型から離型させるに際して、前記上型を
これに係止した砂鋳型が前記搬送コンベアの搬送面にほ
ぼ接触する位置まで近接させて降下させた後、該上型か
ら砂鋳型を離型させるためのエジェクタをそのエジェク
トピンが当該上型に係止された砂鋳型にほぼ当接する位
置に停止させた状態で、前記上型を上昇させて当該上型
から砂鋳型を離型せしめ、該砂鋳型を前記搬送面上に移
載することを特徴とする砂鋳型の離型移載方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2839690A JPH03234333A (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 砂鋳型の離型移載装置およびその離型移載方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2839690A JPH03234333A (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 砂鋳型の離型移載装置およびその離型移載方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03234333A true JPH03234333A (ja) | 1991-10-18 |
Family
ID=12247502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2839690A Pending JPH03234333A (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 砂鋳型の離型移載装置およびその離型移載方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03234333A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102847884A (zh) * | 2012-09-06 | 2013-01-02 | 常德奇彩科技有限公司 | 一种双工位气压移动造型机 |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP2839690A patent/JPH03234333A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102847884A (zh) * | 2012-09-06 | 2013-01-02 | 常德奇彩科技有限公司 | 一种双工位气压移动造型机 |
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