JPH03233504A - 光ファイバ布設用パイプ及びそれを用いた光ファイバの布設方法 - Google Patents

光ファイバ布設用パイプ及びそれを用いた光ファイバの布設方法

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JPH03233504A
JPH03233504A JP2030950A JP3095090A JPH03233504A JP H03233504 A JPH03233504 A JP H03233504A JP 2030950 A JP2030950 A JP 2030950A JP 3095090 A JP3095090 A JP 3095090A JP H03233504 A JPH03233504 A JP H03233504A
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JP
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pipe
optical fiber
air
space
inner pipe
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Kenichi Saito
健一 斉藤
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光ファイバの圧送空気吹流し工法に用いて有
用な光ファイバ布設用パイプ及び当該パイプを利用して
迅速かつ効率よく光ファイバをパイプ内に布設するため
の布設方法に関するものである6 [従来の技術] 光ファイバを伝送媒体とする光通信、各種情報の伝送及
び処理、あるいはそれを用いた計測や各種のセンサ、さ
らには医療や加工といった方面への応用技術の発達は目
覚ましく、光波術の適用範囲は益々拡大されつつある。
しかし、現在は未だそれらが広く一般化されているわけ
ではなく、十分な可能性を含みつつ着々とその実績が積
み重ねられている過渡的段階にあるのか実情である。
すなわち、列島縦貫幹線の一応の完成をみなとはいえ、
地方幹線の構築は未だ不十分であり、加入者系の布設に
おいては都心部などで僅かに試験的実用化かなされてい
る段階にすぎない。
しかし、近い将来において通信や情報管理などのため光
ネットワークが広範囲に構築され、加入者系においてそ
れらを自在に駆使できる日の到来することは明白であり
、西暦2000年にはもはや夢ではなくなると考えられ
ている。
このため、そのような時代の到来を見越し、最近建設さ
れるビル等には、将来のビル内における光ファイバ配線
網の構築を可能にする光ファイバ布設用パイプを予め配
設しておく例が多くなった。
このパイプ配設は、メタルゲーフルの配線タクトを利用
して配設したり、あるいは電力供給用幹線ゲーフルに光
ファイバ布設用パイプを添設しておいたりするものであ
り、後日加入者系における光ファイバの利用が可能とな
った場合に、この予め配設しておいなパイプ内に光ファ
イバを挿入布設し、光伝送ネットワークを構築しようと
するものである。
この予め布設しであるパイプ内に光ファイバを挿入配設
する手段として、圧送空気吹流し工法が提案されている
具体的には、例えば第3図にその端面を示したような内
部空間1−を有するパイプ2−(図示は外被を有する2
層パイプとなっているが単層パイプでも差支えはない。
材料としてはポリエチレンなどのプラスチックか適当で
ある。)を上述したようにして布設しておき、パイプ2
−の空間1内に圧送空気を送り込み、その空気流動に乗
せて図示してない光ファイバを吹流し挿入してパイプ2
−内に布設しようとするものである。
[発明か解決しようとする課題] 上記した圧送空気吹流し工法の場合、布設パイプ2−の
長さが短かければ、パイプ2−の一方より空気を圧送す
るだけで迅速に光ファイバを布設することかできるか、
長さか長くなれば当然のことながら中間に曲り部分も形
成され、圧送空気にかなりの抵抗か生ずるるようになる
ばかりでなく、パイプ内面と光ファイバとの間の摩擦力
も生ずるため、光ファイバの布設にかなりの時間を要す
るようになったり、圧送ができなくなったりすることさ
えある。このため、パイプの一端に空気圧送装置を設置
する一方、その反対端側に補助装置としての空気吸引装
置を設置する必要がある。
しかし、反対側につねに空気吸引装置を設置するスペー
スか十分にとれるとは限らず、またそのような反対端ま
で空気吸引装置を搬入する労力も案外に容易ではない。
本発明の目的は、上記したような従来技術の間顕点を解
消し、光ファイバ布設用パイプの一端側で空気の圧送お
よび吸引を同時に行なうことができる新規な光ファイバ
布設用パイプ及びそれを用いた光ファイバの布設方法を
提供しようとするものである。
1課題を解決するための手段] 本発明は、第1に、光ファイバを圧送空気吹流し工法に
より圧送し得る内部空間を有する内側パイプとその周囲
に間隙を置いて外側パイプを配置して2重パイプに構成
し、内側パイプと外側パイプ、との間に前記内側パイプ
の空間断面積よりも大きな総断面積を有するような長手
方向に連続する空間を形成して内外パイプを部分的にス
ペーサ連結したものであり、第2に、そのようなパイプ
の一端にキャップを被着させ、該キャップの内面とパイ
プの先端との間には十分な空気流通間隙を形成させてお
き、パイプの別な端部より内側パイプ空間内に光ファイ
バ圧送用の空気を圧送させ、当該空気により光ファイバ
を内側パイプ内に吹流し挿入すると共に、圧送させた空
気を一端に被着させたキャップとの間の空気流通間隙に
おいて折返させ、当該折返した空気を内側パイプと外側
パイプとの間の空間を利用して空気圧送端部側において
吸引するようにしたものである。
[作用〕 2重バイ1の内外に空間を形成し、内部空間の断面積よ
り外側空間の総断面積の方が大となるようにしておき、
外側空間において内部空間に圧送した空気を吸引するよ
うにすれば、内部空間はっねに負圧状態となり、光ファ
イバを当該内部空間内に迅速かつ効率よく挿入布設する
ことができる。
しかも空気の圧送、吸引を同一端部で行なうことができ
るから、吸引装置の反対端側への搬入の面倒やパイプの
反対側における作業スペースの確゛保の必要かなくなり
、作業そのものを格段に簡略化することができる。
[実施例コ 以下に、本発明について実施例を参照しつつ説明する。
第1図は、本発明に係るパイプの実施例を示す端面説明
図である。
1は図示してない光ファイバを挿入するための空間てあ
り、2は当該空間1を形成している内側パイプである。
パイプ2の外周にはスペーサとしての役目をする連結部
4aがあり、当該連結部4a、4aにより連結された外
側パイプ3が設けられており、前記内側パイプ2と外側
パイプ3との間には長手方向に連続する空間4.4が形
成されている。
しかして、本発明においては、光ファイバ挿入空間1の
断面積よりも、外側の空間4.4を総合した総断面積の
方が大きくなるように構成される。
上記のように構成される光ファイバ布設用パイプは、ビ
ル等の建設の際に将来の光ファイバの布設を見越して既
に説明したようにビル内の配線ダクト内に予め配設され
あるいは当該タクト内に布設されている#線テーブルな
どに添設され配設される。
このような光ファイバ布設用パイプ内に光ファイバを挿
入布設するには、光ファイバに異常張力を付加すること
なく布設することができる圧送空気吹流し工法を用いる
のが適当である。この工法は既に説明したようにパイプ
の光ファイバ挿入布設空間内に圧送空気を流入させ、当
該空気の吹流し作用により光ファイバをパイプ内に挿入
布設するものであるから、長距離の布設には適当ではな
いが通常のビル内での布設程度には極めて適した工法で
あるということができる6 しかし、パイプの一方からのみ圧送空気を流入させたの
では空気による光ファイバの吹流し力にも限界かある。
そこで従来例では反対端に空気の吸引装置を設は圧送と
吸引の相乗作用により光ファイバをパイプ内に挿入して
いたが、そのために諸マな問題点の生ずることは先に詳
細に説明した。
本発明においては、前記したパイプの反対端に第2図の
断面図に示したように単に密封可能なキャップ5を被着
するのみとする。ここが本発明の特徴点である。
キャップ5とパイプ先端との間には十分に空気の流通可
能な間隙6が第2図に示すように設置され、内側パイプ
2の空間1内を第2図中矢印のように圧送されてきた空
気2OAは、前記流通間隙6で折返され、折返し空気2
0Bとなって内側パイプ2と外側パイプ3の間の長手方
向連続空間4を第2図中矢印のように折返される。
長手方向連続空間4の折返し端すなわち圧送空気2OA
の圧送側には、折返し空気20Bを吸引する吸引装置か
設けられており、空気圧送と同時に空気吸引も行なうよ
うに構成されている。しかも、本発明においては、長手
方向連続空間44の総断面積は、空気圧送空間1の断面
積よりも大きくなるように形成されているから、圧送し
ている空気2OAよりも吸引される空気20Bの方が常
に多くなるような構成となっており、圧送空気2OAは
吸引空気20Bに対して常に負圧となり、第2図に示し
である布設光ファイバ10を吹流し挿入する圧送力か常
時保持されることになり、中間に曲り部などが存在して
も、光ファイバ10を円滑かつ迅速にパイプ2の空間1
内に圧送挿入し布設することができる。
上記のような圧送挿入力の向上効果は、パイプ内への光
ファイバの圧送挿入長さを長くできるという効果にも連
かるものであり、第3図に示した従来例では、水平方向
で1 km程度、垂直方向で100m弱か精々であった
のに対し、本発明によればその挿入長さをより一層増大
させ得ることにしなり、予定布設長さを余裕をもって長
目に取っておくことができるという副次的なメリットを
も発揮し得ることになる。
なお、本発明に係るパイプは前述したように将来の光フ
ァイバ化を見越してビル内に布設する場合か多くなると
考えられるが、このようにビル内配線をする場合、当然
乍ら幹線となる垂直タクトより各階に分岐して水平配線
する必要がある。この場合、本発明によれは水平配線を
垂直ダクト部1個所ですべて行ない得ることになり、配
線効率を飛躍的に向上できる大きなメリットを発揮する
ことができる。また、垂直ダクトに垂直布設するにも高
層部に吸引のための排気装置を運搬する必要かないから
、全体的な布設作業の迅速化及び効率化を格段に向上さ
せることができる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明に係るパイプ及び布設方法によれは
、パイプ径は多少太くなるものの、実用上に差支えるよ
うなことはなく、布設工事の迅速性と簡易性を同時に発
揮できる意轟は大きく、将来における光ファイバ布設工
事の効率化を予め担保し得るものとしてその工業上の価
値は非常に大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパイプの実施例を示す説明端面図
、第2図は光ファイバの布設状況を示す端部の説明断面
図、第3図は従来のパイプの端面図である。 1:光ファイバ挿入空間、 2:内側パイプ、 3:外側パイプ、 4:長手方向連続空間、 4aニスペ一サ連結部、 10:光ファイバ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ファイバを圧送空気吹流し工法により圧送し得
    る内部空間を有する内側パイプとその周囲に間隙を置い
    て外側パイプを配置して2重パイプに構成し、内側パイ
    プと外側パイプとの間に前記内側パイプの空間断面積よ
    りも大きな総断面積を有するような長手方向に連続する
    空間を形成して内外パイプを部分的にスペーサ連結して
    なる光ファイバ布設用パイプ。
  2. (2)前記請求項1記載のパイプの一端にキャップを被
    着させ、該キャップの内面とパイプの先端との間には十
    分な空気流通間隙を形成させておき、パイプの別な端部
    より内側パイプ空間内に光ファイバ圧送用の空気を圧送
    させ、当該空気により光ファイバを内側パイプ内に吹流
    し挿入すると共に、圧送させた空気を一端に被着させた
    キャップとの間の空気流通間隙において折返させ、当該
    折返した空気を内側パイプと外側パイプとの間の空間を
    利用して空気圧送端部側において吸引する光ファイバの
    布設方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0295115A (ja) * 1988-09-27 1990-04-05 Sumitomo Electric Ind Ltd パイプケーブル

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