JPH03233433A - 光学並列相関演算装置 - Google Patents

光学並列相関演算装置

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JPH03233433A
JPH03233433A JP25727390A JP25727390A JPH03233433A JP H03233433 A JPH03233433 A JP H03233433A JP 25727390 A JP25727390 A JP 25727390A JP 25727390 A JP25727390 A JP 25727390A JP H03233433 A JPH03233433 A JP H03233433A
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JP25727390A
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Osamu Asada
修 浅田
Kunikazu Suzuki
邦和 鈴木
Keishin Jiyo
茹 慶新
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2枚の画像間の局所的相関演算を空間的に並
列に行なう光学並列相関演算装置に関する。
[従来の技術] 異なる2点から同一対象物を撮像して得られたステレオ
画像(2枚の画像を合わせて呼ぶ)からは、例えば、対
象物までの距離を算出することができるので、車間距離
の検出や飛行物体から地面までの距離の検出等に利用さ
れている。このように利用する場合、ステレオ画像のそ
れぞれについて対応する位置を検出しておくことを要し
、かかる位置検出のために両画像間の相関演算を適宜行
なっている。
ステレオ画像であるか否かを問わず、2枚の画像間の相
関演算を光学的に実現する装置としては、従来、コヒー
レント相関計とインコヒーレント相関計とがある(文献
1パ辻内順平、村田和美編、「光学情報処理」、第2章
及び第3章、朝食書店発行、1974年″、文献2′山
ロ一部著、雑誌「情報処理J 、Vol、26. No
、8、pp917−926.1985年8月″り。
コヒーレント相関計は、一方の画像のフーリエ変換像を
ホログラムに記録しておき、他方の画像のフーリエ変換
像で該ホログラムを再生することにより、両画像の相関
関数を空間上に展開して求めるものである。
インコヒーレント相関計は、幾何光学的な光束の伝搬法
則に基づくもので、大きくは二つに分けることができる
。第1の相関計は、密着させた2枚の画像の一方の画像
を縦横にシフトさせなから垂直に入射された平行光束を
受光素子に集光させ、両画像間の相関関数を時間軸上に
展開して求めるものであり、第2の相関計は、一定の距
離を離して平行に設置した両画像を異なる方向を持つ多
数の平行光束で照明し、両画像を通過した各平行光束を
ある平面上の異なる位置に集光させることにより両画像
間の相関関数を空間上に展開して求めるものである。
[発明が解決しようとする課題] 上述したコヒーレント相関計、第1及び第2のインコヒ
ーレント相関計のいずれも、一方の画像の全面若しくは
ある特定の部分画像と他方の画像の全面との相関関数を
求めるものであり、これらの相関計では一方の画像に含
まれる多数の局所部分画像と他方の画像の全面との相関
関数を独立にしかも空間的に並列に求めることはできな
い。
しかし、例えば、ステレオ画像対の一方の画像上の各点
と、他方の画像上の各点との対応関係を相関法で求める
場合のように、一方の画像の各点を中心とするある小さ
い領域を持つ各局所部分画像と、他方の画像の全面との
相関関数を求めることが必要となる場合がある。このよ
うな要求に対して従来の相関計で応じようとすると、一
方の画像の各局所部分画像を逐次入力し、それぞれにつ
いて上述した相関演算処理を繰り返さなければならない
。従って、演算に長時間を要する。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、一
つの光学系で一方の画像の各局所部分画像と他方の画像
の全面との相関演算を独立にそして空間的に並列して行
なうことができる光学並列相関演算装置を提供しようと
するものである。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するため、請求項■に記載の本発明に
おいては、光学並列相関演算装置を、以下の各要素で構
成した。
すなわち、第工の透光性画像上の各点を中心とする各局
所部分画像に対して、それぞれ異なる方向を持つ平行光
束を照射する照明系と、第1の透光性画像を第2の透光
性画像上に結像させる結像光学系と、第1の透光性画像
及び第2の透光性画像を順次通過した各平行光束を、所
定の平面上の異なる位置に集光させる集光手段とを設け
た。また、この所定の平面上に並べられた複数の受光素
子でなる受光素子アレイと、第)の透光性画像又は第2
の透光性画像の少なくとも一方を、画像が位置する平面
内でシフトさせる画像シフト手段とを設けた。
そして、第1の透光性画像上の各局所部分画像と第2の
透光性画像との相開演算を空間的に並列に行なって受光
素子アレイから出力する。
また、上記課題を解決するため、請求項2に記載の本発
明においては、光学並列相関演算装置を、以下の各要素
で構成した。
すなわち、第工の画像上の各点を中心とする各局所部分
画像に対して、画像に対応した強度をもち、しかも異な
る方向をもつ複数の平行光束を発生する第1の画像光発
生手段と、第1の画像光発生手段からの平行光束を第1
の所定面上に結像させる結像光学系とを設けた。また、
第2の画像上の各点を中心とする各局所部分画像に対し
て、画像に対応した強度をもち、しかも異なる方向をも
つ平行光束を発生するものであって、その発光量が結像
光学系による結像光量に応じたものとする第2の画像光
発生手段と、この第2の画像光発生手段からの各平行光
束を第2の所定平面上の異なる位置に集光させる集光手
段と、第2の所定平面上に並べられた複数の受光素子ア
レイと、第1の画像光発生手段にかかる第Iの画像又は
第2の画像光発生手段にかかる第2の画像の少なくとも
一方の画像をその画像平面内でシフトさせる画像シフト
手段を備えた。
そして、第1の画像上の各局所部分画像と第2の画像と
の相関演算を空間的に並列に行なって受光素子アレイか
ら出力するようにした。
なお、請求項2の本発明について、第1及び第2の画像
光発生手段をそれぞれ、液晶パネルを用いて構成するこ
とが好ましい。液晶パネルで構成した場合には、この液
晶パネルとその駆動制御構成とによって、画像シフト手
段を構成することもできる。
なお、請求項1及び2にかかる本発明共に、各局所部分
画像の外形形状を短冊状とすることが望ましい。
[作用] 請求項1にかかる本発明では、照明系から射出された各
平行光束の進行方向をそれぞれ異なる方向にして第1の
透光性画像の各局所部分画像を通過させ、その後、各平
行光束を結像光学系を介してそれぞれ第2の透光性画像
の異なる部分を通過させる。このようにして両画像を通
過した各平行光束を、集光手段によっである平面上に設
置された受光素子アレイ上に集光させる。各受光素子に
は、第1の透光性画像の各局所部分画像と第2の透光性
画像の局所部分画像との相関値が得られる。
ここで、画像シフト手段によって一方の透光性画像を縦
横に連続的にシフトすると、第工の透光性画像の各局所
部分画像と第2の透光性画像の全面との相関関数がそれ
ぞれ独立にそして並列に時系列の電気信号として得られ
る。
請求項2にかかる本発明では、第1の画像光発生手段が
、第1の画像上の各点を中心とする各局所部分画像に対
して、画像に対応した強度をもち、しかも異なる方向を
もつ複数の平行光束を発生する。この第1の画像光発生
手段からの平行光束を結像光学系によって、第2の画像
光発生手段に結像させる。第2の画像光発生手段は、第
2の画像上の各点を中心とする各局所部分画像に対して
、画像に対応した強度をもち、しかも異なる方向をもつ
平行光束を発生し、その際、その発光量をさらに結像光
学系による結像光量に応じたものとする。この第2の画
像光発生手段からの各平行光束を、集光手段によっであ
る平面上に設置された受光素子アレイ上に集光させる。
かくして、各受光素子には、第1の画像の各局所部分画
像と第2の画像の局所部分画像との相関値が得られる。
ここで、画像シフト手段によって一方の画像を縦横に連
続的にシフトすると、第Iの画像の各局所部分画像と第
2の画像の全面との相関関数がそれぞれ独立にそして並
列に時系列の電気信号として得られる。
[実施例] 策上実施舅 まず、本発明の第1実施例を図面を参照しなから説明す
る。
第1図は本発明の第1実施例の構成を示したものである
第1図において、照明系は白色光源1、コリメーティン
グレンズ2、拡散板3及び絞り4から構成される。白色
光源1からの射出光がコリメーティングレンズ2によっ
て平行光に変換されて拡散板3に入射される。拡散板3
は、入射平行光をあらゆる方向へほぼ均一に拡散する作
用を有し、あらゆる方向へ向かう平行光束を生成する。
拡散板3からの各平行光束が与えられる絞り4は、第1
の透光性画像Aの各局所部分画像の形状と大きさを決定
するものである。また、絞り4は、透光性画像Aの各局
所部分画像に照射される平行光束の進行方向を定めるも
のである。この実施例の場合、絞り4の開口4Aが半径
rを有する円形とされている。
第1のレンズ5及び第2のレンズ6は結像光学系を構成
しており、また、これらのレンズ5及び6はテレセント
リック系をなす。第2の透光性画像Bは、レンズ5及び
レンズ6による画像Aの像面上に設置する。なお、画像
Aと、レンズ5及びレンズ6によるその像の方向とが互
いに逆になっているため、画像Bを画像Aに対して上下
及び左右を逆にして設置する。なお、この結像光学系は
、画像Aに入射される複数の平行光束の進行方向が発散
する関係にあってこのままでは画像Bに入射されない平
行光束が生じるので、これを避けるために設けられてい
る。
第3のレンズ7は、画像A及びBを通過した平行光束を
受光素子アレイ8に集光させるためのものである。この
実施例の場合、上述したレンズ6とこの集光レンズ7と
はテレセントリック系をなす。受光素子アレイ8は、集
光レンズ7の後焦平面上に設置される。受光素子アレイ
8の各受光素子は、その受光量を光電変換して相関値を
表す電気信号として出力する。
なお、図示は省略しているが、画像Bを縦横にシフトさ
せる構成が設けられている。この第1実施例の場合、透
光性画像A及びBはフィルム状媒体によって実現されて
おり、シフト構成は機構的な構成となっている。
次に、以上の構成を有する光学並列相関演算装置10の
動作を、用途の一例と共に説明する。透光性画像A及び
Bがランダムな透過率分布パターンを持つカラーのステ
レオ画像対であるとし、上記実施例の装置IOを用いて
、このステレオ画像対の各点の対応関係すなわち各対応
点対の位置ずれ量を求める場合を説明する。
画像A上の点pを中心とする半径での円形局所部分画像
Apについて考える。画像A及びBがランダムな透過率
分布パターンを有するので、画像B上の点qが画像Aの
点pと対応している場合に、部分画像Apと点qを中心
とする半径rの部分画像Bqとの積和の値、すなわち相
関値が最大となる。そこで、局所部分画像Apと画像B
のあらゆる局所部分画像との相関値を逐次に求め、その
中から最大相関値を取るものをみつけることで対応点q
を求めることとする。
最初(時刻1=0のとき)は、第を図に破線で示すよう
に、画像Bを画像Aの像とオーバーラツプしない位置に
置き、時間の経過と共にオーバーラツプするように画像
Bを同一平面上を横方向にシフトさせていく。そうする
と、画像Aの部分画像Apと、中心が点qを通る横線上
にある画像B上の全ての局所部分画像との相関値が、画
像Bの右端の局所部分画像から左端の局所部分画像へか
けて逐次受光素子アレイ8内の受光素子Dp上に得られ
る。局所部分画像Apが局所部分画像Bqと完全にオー
バーラツプしたときに、受光素子Dpからの電気信号(
相関信号)についてピーク値が得られ、このピーク値の
タイミングを検出すれば、点pと点qとの位置ずれ量を
求めることができる。
#像Aのその他の点についても、空間的位置が異なるだ
けで、以上と同じことが言える。このことは、画像A上
の各点に対するマツチング処理がそれぞれ独立にそして
空間的に並列に行われていることを意味する。また、画
像A上の点p (図示せず)と点pとが異なる点であれ
ば、点p′を中心とする半径rの局所部分画像Ap  
(図示せず)と点pを中心とする半径rの局所部分画像
Apとの間に共通画像領域があっても、それぞれは互い
に干渉することなく、独立に処理される。
上述の第1実施例によれば、例えば、ステレオ画像につ
いて実行が求められるような2枚の画像間の局所相関演
算を、光学的に並列に行なうことができ、処理速度が大
幅に向上できる。また、カラー画像か白黒画像かに関係
なく、同じ装置で、しかも同じ演算時間で処理すること
ができる。
基2犬施舅 次に、本発明の第2実施例を説明する。
この第2実施例は、第1実施例に比較して絞りの開口形
状が異なっており、他の構成は第1実施例と同様である
。すなわち、この第2実施例の絞り40の開口4OAは
、第2図に示すように、左右方向の長さが上下方向の長
さに比べて大きい矩形形状に選定されている。これは、
両送光性画像A及びBがステレオ画像対である場合を特
に意識したものである。
上述した第1実施例は、両送光性画像A及びBがステレ
オ画像対以外の場合には有効なものであるが、ステレオ
画像対の場合には以下のような不都合を生じる。
第3図はかかる不都合の説明図である。今、対象物の正
面画像FOが正方形で、しがも下辺が上辺に比べて撮像
系側にある場合を考える。ステレオ画像は、同一対象物
を異なる視点から撮像したものであり、上述した形状を
有する対象物を左側から撮像した左画像FLは、下辺が
上辺より左側に位置する平行四辺形となり、対象物を右
側から撮像した右画像FRは、下辺が上辺より右側に位
置する平行四辺形となる。第3図の左右画像F[、FR
における円形便域は、従来の絞り4の開口4Aによって
定まる相関演算の有効領域Saである。
このように同一の相関演算領域Sa内の左右画像FL 
、FRは、異なる形状で観測される。従って、同一対象
物を撮像としているにも拘らず、得られる相関係数は低
いものとなり、信頼できる相関係数が得られない。
第4図は、第2実施例にかかる絞り40を用いた場合の
第3図に対応する図面である。この場合、左右画像FL
 、FRの形状が異なっていても、絞り40の開口40
Aにより定まる相関演算領域Sbの形状が左右方向に長
い矩形形状であるので、左右画像FL 、FRの形状の
違いが相関演算値に現れる比率がごく僅がとなる。
実際上、次式 %式% (1) (但し、fL、fRは左右の画像濃度分布、Sは相関演
算領域) で表される相互相関係数γを、第3図及び第4図の場合
のそれぞれについて求めたところ、第3図の場合には0
.75、第4図の場合には0.89となった。なお、正
方形形状の対象物が−様な濃度Doを有し、背景も濃度
値自体は異なるが−様な濃度D8を有するとして演算し
ている。
以上のように、この第2実施例によれば、第1実施例と
同様な効果を奏すると共に、さらに、両送光性画像A及
びBがステレオ画像対であっても十分な相関係数の演算
精度を確保できるという効果が得られる。
族1犬施剥 次に、本発明の第3実施例を第5図を用いて説明する。
この第3実施例の光学並列相関演算装置20は、第1及
び第2実施例の装置に比較して、透光性画像A及び又は
Bのシフトを簡易に実現できるようにしたものであり、
また、光学系全体を簡易なものとしたものである。
第5図において、図示しない光源から射出され、図示し
ないコリメーティングレンズによって平行光に変換され
た光線は、第1の透過型液晶パネル2■に与えられる。
この第Iの透過型液晶パネル2■は、図示しない液晶駆
動部による透過率制御によって相関演算に供する一方の
透光性画像Aを形成するものであり、また、この透光性
画像Aに応じた光線を拡散させるものである。一般の液
晶パネルは、その透過特性から考えると、入射光の透過
率の制御と拡散光生成の両機能が備わっており、この実
施例の透過型液晶パネル21もこれら機能を利用してい
る。
第Iの透過型液晶パネル21を介した透光性画像Aに応
じたしかもあらゆる方向に向かう平行光束は、第1の絞
り22に与えられる。絞り22は、透光性画像Aの相関
演算に供する各局所部分くマツチング領域〉の大きさと
形状を決定するものであり、また、並列演算に供する平
行光束の進行方向を定めるものである。
絞り22を通過した平行光束が与えられるレンズ23は
、第2の透過型液晶パネル24への入射角と、第2の透
過型液晶パネル24上でのマツチング領域の大きさと形
状を決定するためのものである。この第2の透過型液晶
パネル24上には透光性画像Aの上下及び左右が逆転し
た光量分布像が照射されることになる。
この第2の透過型液晶パネル24は、図示しない液晶駆
動部による透過率制御によって相関演算に供する他方の
透光性画像Bを形成するものであり、また、この透光性
画像Bに応じた光線を拡散させるものである。この透過
型液晶パネル24には、上述したように透光性画像Aを
介した光線が入射されているので、この透過型液晶パネ
ル24からの出射光は、透光性画像Aと透光性画像Bと
の透過率の積に対応する光強度をもつ拡散光となる。
第2の絞り25は、透過型液晶パネル24からの拡散光
の進行方向を制限するものである。
レンズ26は、この第2の絞り25を通過した光線をデ
ィテクタとしての受光素子アレイ27上へ集光させるも
のである。
受光素子アレイ27は、上述の第1実施例と同様に受光
量を光電変換するものである。
以上の構成を有する第3実施例においても、透光性画像
A及びBが液晶パネル21及び24に形成される、光拡
散手段として液晶パネル2■及び24を利用している、
という違いはあるが、第1実施例と同様に動作して、画
像A上の各点に対するマツチング処理をそれぞれ独立に
そして空間的に並列に実行する。
この第3実施例を用いてステレオ画像のマツチングを行
なう場合には、2枚の透光性画像A及びBの少なくとも
一方を移動させる必要があるが、透光性画像A及びBを
透過型液晶パネル21及び24上に形成しているので、
その移動を、液晶駆動部の制御を通じた透過型液晶パネ
ル21又は24の画像スクロールにより実現できる。
従って、この第3実施例においても、第1実施例と同様
な効果を得ることができる。しがも、透光性画像A及び
Bの移動制御を容易に実行できるという効果をも得るこ
とができる。
位り実施例 なお、上述の実施例においては、白色光源1を用いたも
のを示したが、単色光源を適用することもできる。例え
ば、入力された透光性画像が白黒画像の場合、単色光源
を適用すると、白色光源を適用した場合に比べて、レン
ズ系での色収差を低減させることができ、より高精度の
相関値を得ることができる。
また、上記実施例を用いた応用例としては、各種のもの
が考えられ、例えば、画像Bに各種の画像パターンを記
録しておき、画像A上にある多数の入力画像パターンを
同時に同定するようなことも考えられる。
さらに、上記実施例においては、集光手段が集光レンズ
7であるものを示したが、集光ミラー等を用いても良い
また、第1及び第2実施例についていえば、画像A及び
Bの設置位置も上記実施例のものに限定されるものでは
ない。例えば、画像Aをレンズ5の後方(平行光束の進
行方向からみて後方)に設置すると共に、画像Bをレン
ズ7の後方に設置しても良く、上記実施例と同様な効果
を得ることができる。
第3実施例の変形として、液晶パネルの拡散光分布が不
充分な場合には、その出力面に拡散板を配置することが
考えられる。
また、第3実施例の変形として、透過型液晶パネル21
及び24を受光、発光素子に置き換えることも考えられ
る。この場合、第1の透過型液晶パネル21は発光素子
アレイに、第2の透過型液晶パネル22は受光素子アレ
イと発光素子アレイに置き換えることで、光量補償が可
能となる。
さらに、第3実施例に関し、拡散光量の不均一性を、透
過型液晶パネルあるいは発光素子アレイの信号入力にバ
イアスを加えて補償することができ、高精度な演算が可
能となる。
[発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、2枚の画像情報を、異
なる進行方向を有する複数の平行光束に重畳させて相関
演算させるようにしたので、対象画像がカラー画像か白
黒画像かに関係なく、2枚の画像間の局所相関演算を光
学的に並列に行なうことができて、処理速度を大幅に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第工図は本発明による光学並列相関演算装置の第1実施
例の構成を示す斜視図、第2図は本発明の第2実施例に
よる絞りを示す正面図、第3図及び第4図は第2実施例
の効果の説明に供する説明図、第5図は本発明の第3実
施例による光学要素の配置図である。 1・・・白色光源、2・・・コリメーティングレンズ、
3・・・拡散ガラス、4.22.25.40・・・絞り
、5.6.23・・・結像光学系を構成するレンズ、7
.26・・・集光レンズ、8.27・・・受光素子アレ
イ、21.24・・・透過型液晶パネル、A、 B・・
・入力された透光性画像。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の透光性画像上の各点を中心とする各局所部
    分画像に対して、それぞれ異なる方向を持つ平行光束を
    照射する照明系と、 第1の透光性画像を第2の透光性画像上に結像させる結
    像光学系と、 第1の透光性画像及び第2の透光性画像を順次通過した
    各平行光束を、所定の平面上の異なる位置に集光させる
    集光手段と、 この所定の平面上に並べられた複数の受光素子でなる受
    光素子アレイと、 第1の透光性画像又は第2の透光性画像の少なくとも一
    方を、画像が位置する平面内でシフトさせる画像シフト
    手段とを備え、 第1の透光性画像上の各局所部分画像と第2の透光性画
    像との相関演算を空間的に並列に行なつて上記受光素子
    アレイから出力するようにしたことを特徴とする光学並
    列相関演算装置。
  2. (2)第1の画像上の各点を中心とする各局所部分画像
    に対して、画像に対応した強度をもち、しかも異なる方
    向をもつ複数の平行光束を発生する第1の画像光発生手
    段と、 第1の画像光発生手段からの平行光束を第1の所定面上
    に結像させる結像光学系と、 第2の画像上の各点を中心とする各局所部分画像に対し
    て、画像に対応した強度をもち、しかも異なる方向をも
    つ平行光束を発生するものであって、その発光量が上記
    結像光学系による結像光量に応じたものとする第2の画
    像光発生手段と、この第2の画像光発生手段からの各平
    行光束を第2の所定平面上の異なる位置に集光させる集
    光手段と、 上記第2の所定平面上に並べられた複数の受光素子アレ
    イと、 上記第1の画像光発生手段にかかる第1の画像又は上記
    第2の画像光発生手段にかかる第2の画像の少なくとも
    一方の画像をその画像平面内でシフトさせる画像シフト
    手段を備え、 第1の画像上の各局所部分画像と第2の画像との相関演
    算を空間的に並列に行なって上記受光素子アレイから出
    力するようにしたことを特徴とする光学並列相関演算装
    置。
  3. (3)上記第1及び第2の画像光発生手段をそれぞれ、
    液晶パネルを用いて構成したことを特徴とする請求項2
    に記載の光学並列相関演算装置。
  4. (4)上記液晶パネルとその駆動制御構成とによつて、
    上記画像シフト手段を構成したことを特徴とする請求項
    3に記載の光学並列相関演算装置。
  5. (5)上記各局所部分画像の外形形状を短冊状としたこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光
    学並列相関演算装置。
JP25727390A 1989-12-08 1990-09-28 光学並列相関演算装置 Pending JPH03233433A (ja)

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JP31754789 1989-12-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022176460A1 (ja) * 2021-02-18 2022-08-25 株式会社フジクラ 光演算装置及び光演算方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022176460A1 (ja) * 2021-02-18 2022-08-25 株式会社フジクラ 光演算装置及び光演算方法

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