JPH03233376A - 半導体テストシステム及びそれに用いるキャリブレーシヨン手段並びにピンエレクトロニクス - Google Patents

半導体テストシステム及びそれに用いるキャリブレーシヨン手段並びにピンエレクトロニクス

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JPH03233376A
JPH03233376A JP2028489A JP2848990A JPH03233376A JP H03233376 A JPH03233376 A JP H03233376A JP 2028489 A JP2028489 A JP 2028489A JP 2848990 A JP2848990 A JP 2848990A JP H03233376 A JPH03233376 A JP H03233376A
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calibration
signal
test system
semiconductor test
waveform
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JP2028489A
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Fumio Ikeuchi
池内 史夫
Toshiaki Ueno
俊明 上野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は半導体テストシステムにおけるピンエレクトロ
ニクス部分の信号精度を向上するためのキャリブレーシ
ョンの好適な実施方法および構成手段を有する半導体テ
ストシステム及びそれに用いるキャリブレーション手段
並びにピンエレクトロニクスに関する。
[従来の技術] 従来の半導体テストシステムにおけるキャリブレーショ
ンの方法および手段に関しては、特開昭62−1452
5号公報に記載されている。
第8図はその従来の半導体テストシステムを例示する全
体構成ブロック図である。以下第8図により従来例を説
明する。第8図において、このシステムの全体構成は測
定部119と、テストヘッド121と、この2つを接続
するケーブル120とから成る。まず測定部119はク
ロック源101と、タイミング発生器102.103と
、固定遅延ユニット104.106゜108と、可変遅
延ユニット105.107.109.110と、アナロ
グ信号発生器111.112と、アナログ/ディジタル
変換器(以下ADCと略す) 113.114とディジ
タル信号発生器115と、ディジタル・パターン解析器
116から成る。この中でアナログ信号発生器111.
112は各々固定遅延ユニット104.可変遅延ユニッ
ト105で遅延されたクロック源101からのクロック
に同期して動作する第1.第2のアナログ信号源である
6次にADC113,114はケーブル120経由のテ
ストヘッド部121からのアナログ信号をディジタルデ
ータに変換して取込む第1.第2のアナログ測定部であ
る。この第1.第2のアナログ測定部の変換クロックは
タイミング発生器102から生成され、可変遅延ユニッ
ト107と固定遅延ユニット106.108を介して各
々のADC113゜114に供給される。更にディジタ
ル信号発生器115によってディジタルデータを生成す
るディジタル信号源と、テストヘッド部121からのデ
ィジタルデータをディジタル・パターン解析器116に
よって取込むディジタル測定部は、各々可変遅延ユニッ
ト109.110を介して供給されるタイミング発生器
103からのタイミング信号に同期して動作する。
なおタイミング発生器102はクロック源101に同期
して動作し、更にタイミング発生器103はタイミング
発生器102に同期して動作することにより。
測定器119の全てのユニットは1つのクロック源10
1で同期して動作し、アナログとディジタルの信号間の
位相制御を可能にしている。つぎにテストヘッド部12
1は被試験デバイス(以下にDUTと略す)と測定部1
19との信号の授受を行ない、OUTの出力信号をサン
プリングするための2チヤネルのサンプラ117.11
8を持つ、更にテストヘッド部121での各信号源や測
定系のタイミングデスキューを実現するためのスイッチ
群S□〜S4を持っている。このような構成でアナログ
・ディジタル混在デバイスへの試験に対応している。
次にこの構成におけるシステムのタイミングデスキュー
を行なう場合の動作を説明する。まずテストヘッド部1
21のスイッチS1.S、を閉じてスイッチS、、S、
を開き、第1.第2アナログ信号源から同一の信号を出
力して各々サンプラの第1゜第2チャネル117.11
8に入力する。ついでサンプラの2チャネル117.1
18の出力を各々第1.第2のアナログ測定部で取込み
、データ処理して第1゜第2アナログ信号源の間の時間
差を求める。この求めた時間差を可変遅延ユニット10
5で補正することにより、第1.第2アナログ信号源の
間のタイミングデスキューを実現する。この時にアナロ
グ信号源とアナログ測定部の間のタイミングデスキュー
についても、データ処理結果を基にして可変遅延ユニッ
ト107を補正することによって実現する。なお第1.
第2アナログ測定部はチャネル間の特性が十分に揃って
いることが前提である。
次にディジタル系とのデスキューに対しては、まずスイ
ッチS工t83を閉じてスイッチS□S、を開き、サン
プラの第1チヤネル117には第1アナログ信号源を入
力し、第2チヤネル118にはディジタル信号発生器1
15からのディジタル信号源を入力するにの時第1アナ
ログ信号源は矩形波を出力する。そしてアナログ信号源
とディジタル信号源のスキューをアナログ測定部で測定
し、可変遅延ユニット109の値を補正してデスキュー
を実現する。最後にディジタル信号源とディジタル測定
部に対しては、スイッチS、; S、、S3を開きスイ
ッチS4を閉じてディジタル信号源をディジタル測定部
に入力して、デスキューされたディジタル信号源を基準
として可変遅延ユニット110を;Sat、、てデスキ
ューを行なう0以上の手順によってテストヘッド部12
1におけるシステムのタイミングデスキューを実現して
いる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は半導体テストシステムの測定部とテスト
ヘッド部を接続するケーブルによる各信号間のタイミン
グ誤差をテストヘッドの点でキャリブレーションするこ
とを目的としているが、しかしデスキューのために各信
号をサンプラに接続するための引き出し線と該信号引き
出し点からDUTまでの配線とによる影響(電気長のば
らつきやロス)に対しては配慮がされておらず、この影
響が信号線数(ピン数)の増大による配線長の増加と信
号周波数の高速化に伴い無視し得ないものとなる問題が
ある。また試験精度のパラメータの1つである振幅方向
に対するキャリブレーションは考慮されておらず、その
ために試験精度を低下させる問題がある。
本発明はDUTの接続点におけるタイミングや振幅のキ
ャリブレーションを可能にすることを目的としており、
さらにアナログとディジタルの両信号の入出力に限らず
動作状態における任意の信号の波形観測を実現すること
のできる半導体テストシステム及びそれに用いるキャリ
ブレーション手段並びにピンエレクトロニクスを提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために1本発明は半導体テストシス
テムのキャリブレーション手段として、まずサンプラと
低速高精度計測回路を主体とした構成のキャリブレーシ
ョンユニットを設け、これとテストヘッドの各信号をキ
ャリブレーションユニットに引き出す配線を設けるが、
この信号の引き出しには配線の特性インピーダンスに比
べて10数倍程度の高い抵抗を介して行なうものとし、
またキャリブレーションユニットには基準信号源を置い
てサンプラに入力できる構成とすることにより絶対値で
の高精度なキャリブレーションを可能とし、さらにDU
Tの接続点におけるキャリブレーションを実現するため
にT D R(Ti+oe DomeinReflec
to+wetry :タイムドメイン・リフレクトメト
リ)の手法を用いるものとし、上記信号引き出し点に置
いた高抵抗についてはハイインピーダンスプローブとし
て機能することによりキャリブレーションのための切換
リレーが不要とし、これによってキャリブレーション以
外の状態における波形観測を可能にしたものである。ま
た上記手段の中で基準信号源の信号入力経路をキャリブ
レーションユニットからではなく、これに代えてDUT
の接続点から入力できる構成とすることにより、同様の
機能を実現可能にしたものである。
[作用] 上記半導体テストシステムのキャリブレーションユニッ
トに置いたサンプラはキャリブレーション対象の高速信
号を相似の低速波形に変換し、これによってキャリブレ
ーションに必要な波形のパラメータ計測が低速高精度回
路で実現でき、従って等価的に高速信号の高精度なキャ
リブレーションが実現できる。またこのさい基準信号発
生器からの基準信号によって絶対値でのキャリブレーシ
ョンが実現できる。またキャリブレーションのために信
号引き出し点に置いた高抵抗は信号線インピーダンスの
10数倍の抵抗値であるため信号線の波形に対する影響
はなく、一方のキャリブレーションユニット側から見た
場合も高抵抗であることから開放端として見ることがで
きるためTDRによるキャリブレーション経路のキャリ
ブレーションに対しても支障はない。また信号引き出し
点からDUT接続点までの配線に対しては各信号源から
の信号を用いてTDRを行ない、その波形をキャリブレ
ーションユニットで観測することによりDUT接続点の
状態を知ることができ、これによってDUT接続点での
キャリブレーションを実現できる。
[実施例] 以下に本発明の実施例を第1図から第7図により説明す
る。
第1図は本発明による半導体テストシステムの第1の実
施例を示す全体構成ブロック図である。
第1図において、1はテスタコントローラとタイミング
発生器とパターン発生器等を含むテスタ本体、2はテス
タ本体1からの情報に従ってDUTとの信号の入出力を
行なうピンエレクトロニクスでDUTの必要ピン数分持
つ、3,8は遅延ユニット(以下デイレイと称す)、4
は波形生成器(フォーマツタと称す)、5はドライバ、
6はドライバ5の出力振幅を設定する電圧源(以下Va
sFと称す)、7はドライバ5のオフセット電圧を設定
する電圧源(以下vorstと称す)、9はラッチ、1
0はコンパレータ、11はコンパレータ10の基準電圧
源(以下v refと称す)、12はキャリブレーショ
ン用に信号を引き出すためのプローブ抵抗、13はDU
Tのソケットコンタクト、14はどのピンエレクトロニ
クス2をキャリブレーションするかを選択する切換スイ
ッチ、15はキュリブレーションユニット、16はキャ
リブレーションの対象となる信号をサンプリングするサ
ンプラ、17はキャリブレーションの基準となる信号を
生成する基準信号発生器、18はサンプリングされた波
形を高精度にディジタルデータに変換するアナログ/デ
ィジタル変換器(以下ADCと称す)、19はA D 
C1gで変換されたディジタルデータを記憶し演算処理
するメモリ/ディジタル信号処理ユニット(以下メモリ
/DSPと称す)、20はサンプラ16やA D C1
8等の動作タイミングを生成するクロック発生器、21
は基準信号と終端を切換えるスイッチ(SWt)、22
は終端抵抗、23はテスタ本体1のテスタコントローラ
からピンエレクトロニクス2を制御するための制御バス
、24はピンエレクトロニクス2を動作させるレート信
号、25はDUT出力の検出信号。
26はキャリブレーション信号、27は基準信号、28
は基準信号発生器17の同期信号、29はクロック発生
器20の同期信号、30はクロック発生器20の起動信
号、31はサンプラ16やADC18等のクロック信号
、32はサンプリングされた信号、33はA D C1
8によってディジタルデータに変換された信号、34は
テスタ本体lのテスタコントローラとキャリブレーショ
ンユニット15の間を接続する制御バスである。
なおピンエレクトロニクス(以下ピンニレと略す)2の
ドライバ5の出力インピーダンスと、トライバ5からD
UTソケット13までの配線インピーダンスと、各ピン
ニレ2からキャリブレーションユニット(以下CAL、
ユニットと称す)15までの配線インピーダンスと、C
AL、15ユニツト内の配線インピーダンスと、更に切
換スイッチ14とSW工21のインピーダンスとはいず
れもZオームである。また終端抵抗RT22はZオーム
で、プローブ抵抗RP12は抵抗値RP>Z (10数
倍から20倍程度)で、DUTソケット13は開放端で
ある。
上記の構成において、キャリブレーションを行なう場合
の各部のシーケンスと動作を第2図のタイミングチャー
トを併用して次に説明する。まずCAL、ユニット15
内のSW工21をb側に接続して、基準信号発生器17
からタイミングおよび振幅の基準信号27を出力する。
基準信号27は5W121とサンプラ16と切換スイッ
チ14を経由してプローブ抵抗RP12に到達し、下記
の(1)式に示す反射係数ρに応じて反射して基準信号
発生器17に戻ってくる。
この反射波は基準信号発生器17の出力インピーダンス
がZオームであるため、この点で全て吸収される。
ρ=(Rp+Z/2  Z)/(Rp+Z/2+Z)・
・・(1)ここで上記のようにRp>Zで5 RP : Z =950 : 50         
 ・・・(2)とするなら(1)式よりρ”、 0.9
となり、基準信号27の約9割の振幅の反射波が戻って
くる。第2図の[11は矩形波を使用した時のCAL、
ユニット15内のA点におけるこの時の波形を示す。こ
こでVLRt VHRは基準信号27の各々ローおよび
ハイレベルの電圧である。またVFRはプローブ抵抗R
P12の値が(2)式の比率である時の反射波の振幅で
、VPRjlはRPI3の値が誤差を持つ時の反射波の
振幅である。この誤差を持つプローブ抵抗RPe、この
時の反射係数をρ。とすると ρe=VpRi/ (V)IRVLR)      =
13)RPe=Z (3p e + 1 )/ (2−
ρe)   −(4)の2式からRPeを知ることがで
きる。同時にキャリブレーション経路Q、、Q、の電気
長は第2図の[1]の波形よりエツジの時刻T工、T、
を求めることで既知となる。
次にCAL、ユニット15の5W121をa側に切換え
、今度はピンニレ2のドライバ5から信号を出力する。
この出力信号はDUTソケット13で全反射(開放端で
あるため)してドライバ5に戻ってくる。この反射波は
ドライバ5の出力インピーダンスがZであるため、全て
吸収されて多重反射は起きない、ピンニレ2内のプロー
ブ抵抗RP12が接続されているB点の波形を第2図の
[II]に示す。ここでvL□tVH□はドライバ5の
出力の各々ローおよびハイレベルである。VPxはDU
Tソケット13が完全な開放インピーダンスである時の
振幅で、 VPt= (VHx−Vtz)         ”’
(5)となる。DUTソケット13が完全な開放インピ
ーダンスでない時には反射波の振幅はVP□8どなる。
なおり点の波形のエツジの時刻T、、T4および電気長
t(Ih)を示す。このB点の波形はプローブ抵抗RP
12を介してCAL、ユニット15に取込まれ、終端抵
抗RT(Zオーム)22で全て吸収される。
この時のサンプラ16の入力点Aの波形を第2図の[■
]のA点に示す。A点の波形はプローブ抵抗RPeによ
って、 Att= Z / (Rpe+ Z )       
 −(6)の割合で減衰する。すなわち、 VLxs= VLt ・Att          −
(7)VHIM= VHI ・Att        
  −(8)Vpx!LH= VPzQ j Att 
        ++ (9)となる。以上のデータを
基にまず基準信号27のVLRとV)IRでサンプラ1
Gを校正する。次に第2図の[l’]のA点の波形をも
とに(3)、 (4)式からプローブ抵抗RP@の値を
求め、経路R,,j2.の電気長を、 t(Rt、JLa)= (Tt  Tl) / 2  
   ・・・(10)として求める。そして第2図の[
11]のA点の波形の振幅から(6) 〜(9)式によ
ッテ振幅Vt、zyVl(、。
VPtILを求め、上記(7)T1とj CLt*Lz
)とA点の波形のエツジの時刻T ’3y ’r’、に
よって0点の波形のエツジの時刻T5を求めることによ
り、DUTソケット13の0点における第2図の[11
]の0点の波形を知ることができる。なお波形の処理に
ついては、サンプラ16でサンプリングした出力32を
ADClgで高精度にディジタル化してメモリ/DSP
19に取込み、ここで上記の式に準じて処理を行なう。
ここまでの処理を全てのピンニレ2に対して行ない、各
ピンニレ2の基準信号27との誤差を求め、各々デイレ
イ3とVamP6とVOfSt7とを調整してDUTソ
ケット点における補正を行なう、なおタイミングの基準
Toはテスタ本体1からクロック発生器20に与える起
動信号30で規定する。またコンパレータ10のキャリ
ブレーションに対しては、上記でキャリブレーションし
たドライバ5の出力を用いてデイレイ8とVrefll
を調整することで補正を行なう。一方キヤリブレーショ
ン信号26を引き出す手段としてプローブ抵抗RP12
を用いていることにより、信号経路の切換が不要となる
ため、DUTの入出力波形の1121!IがCAL、ユ
ニット15によって実現できる。
本実施例によれば、プローブ抵抗12によってリレーの
通過段数を低減できるため、試験波形の精度劣化を低減
できる5またDUTソケット13の点での波形状態が既
知となるため、この値を基にキャリブレーションするこ
とで試験精度を向上できる6更に試験を行なっている状
態での波形観測が可能となるため、デバイスデバッグの
効率向上が図れる。
次に第3図は第1図の第1の実施例におけるピンニレ2
が出力用と入力用に分割された場合の実施例を示す全体
構成ブロック図である。第3図において、35は出力用
ピンエレクトロニクス、36は入力用ピンエレクトロニ
クス、37は出力用ピンニレ35のドライバ5の出力を
入力用ビンニレ36に出力するためのスイッチ(S W
 * )、38は出力用ピンニレ35からの信号を入力
用ピンニレ36に導入するスイッチ(SW3)で、他は
第1図で説明した同一符号のものに対応している。
この構成において、キャリブレーションの動作は第1図
の第1の実施例と基本的には同じであり、以下の3つの
ステップで実現する。第1のステップではCAL、ユニ
ット15からプローブ抵抗Rp12までの経路を第1の
実施例で述べた方法によってキャリブレーションに必要
なデータを抽出する。
これは出力用ピンニレ35と入力用ビンニレ36の全て
に対して行なう、第2のステップではSW、37をa側
に継なぎ、出力用ピンニレ35のドライバ5から信号を
出力し、ドライバ5の出力波形とOUTソケット13か
らの反射波をプローブ抵抗RP12を介してCAL、ユ
ニットI5で取込み、OUTソケット13におけるキャ
リブレーションを行なう。
第3のステップではSW、37をb側に継なぎ。
5W338を閉じて、ドライバ5から信号を出力し、コ
ンパレータ10の入力を経由してDUTの出力ピンにあ
たるDUTソケット13に信号を送出する。
ここでドライバ5からの出力波形とDUTソケットI3
からの反射波をプローブ抵抗RP12を介してCAL、
ユニット15に取込み、コンパレータ10の入力点での
波形状態を既知とする。これによってコンパレータ10
をキャリブレーションする。
以上によってピンニレの出力系と入力系の回路が独立し
ても各々キャリブレーションが実現でき、またOUTの
波形観測も実現できる。
次に第4図は第1図の第1の実施例のピンニレ2がアナ
ログ・ディジタル混在デバイス等の任意波形の入出力に
対応する場合の実施例を示すピンニレ2の構成図である
。第4図において、フォーマツタ4は任意波形を生成す
るためのD/A変換器40とその任意波形のディジタル
パターンデータを記憶するメモリ39とで構成し、また
波形取込みに対してはA/D変換器42とその変換デー
タを記憶するメモリ41とを持つ、それ以外は第1図の
第1の実施例のピンニレ2と同様である。この構成のピ
ンニレ2においても、キャリブレーションは第1の実施
例と同様にTDRの手法とプローブ抵抗RP12を介し
た第1図のCAL、ユニット15を用いることで実現で
き、また波形IIt8I!Iに関しても支障なく実現で
きる。
なお、この第4図のピンニレ2を用いることにより、ア
ナログ/ディジタル混在デバイスの試験にも対応可能と
なる。
第5図は半導体テストシステムの第2の実施例を示す全
体構成ブロック図である。第5図において、第1図の第
1の実施例では基準信号27をCAL、ユニット15内
でサンプラ16の入力点を介して出力していたが、この
第2の実施例では基準信号発生器17をCAL、ユニッ
ト15の外に置き、さらに基準信号27をDUTソケッ
ト13の点から入力するようにしており、図中の43は
DUTの品種毎に対応するキャリブレーション用基板(
パフォーマンスボード)、44はキャリブレーションの
対象となるピンを切換えるためのスイッチである。
この構成におけるキャリブレーションの手順は。
まず基準信号27を切換スイッチ44を介してOUTソ
ケット13に入力し、プローブ抵抗RP12を介してC
AL、ユニット15に取込む。次にビンニレ2のドライ
バ5から信号を出力してその波形をプローブ抵抗RP1
2を介してCAL、ユニット15に取込み、先の取込み
済の基準信号27と比較し、その誤差分をピンニレ2内
のVamP6とVorst7とデイレイ3によって補正
する。コンパレータlOについては基準信号27によっ
てVrefllとデイレイ8を調整してキャリブレーシ
ョンを実現する。基準信号27は事前に切換スイッチ4
4の点で調整しているものとする。
なお本実施例では、キャリブレーションのためにDUT
ソケット13にDUTの代りにキャリブレーション用基
板43を実装するため、DUTの品種毎にこのキャリブ
レーション用基板43を用意する必要がでる。これに対
してキャリブレーション用基板43のDUTソケット1
3に接続する部分のみを取替える構造とすれば、切換ス
イッチ44は共通化できてキャリブレーション用基板4
3全体を品種毎に用意する必要はなくなる0本実施例に
おいても第1図の第1の実施例と同様の効果が得られる
第6図は半導体テストシステムの第3の実施例を示す全
体構成ブロック図である。第6図において、第3の実施
例は第5図の第2の実施例におけるプローブ抵抗RP1
2をピンニレ2内でなくDUTソケット13の近傍に置
く構成としたものである。
この構成における第3の実施例による効果は第5図の第
2の実施例で得られるものと同等である。
なお、この第3の実施例におけるプローブ抵抗RP12
をDUTソケット13の近傍に置く構成は第1図の第1
の実施例に適用しても上記第1の実施例と同等の効果が
得られる。
第7図は半導体テストシステムの第4の実施例を示す全
体構成ブロック図である。第7図において、この第4の
実施例では第5図のキャリブレーションユニット15を
持たず、それに代えてピンニレ2内のコンパレータlO
とラッチ9の代りにサンプラ16とADC18とメモリ
/DSP19を置くことにより、ビンニレ2の各チャネ
ル毎での高精度な波形計測が可能な構成とし、次に第5
図の第2の実施例と同様な構成で基準信号27をDUT
ソケット13の点から入力できるようにする。図中の4
5はピンニレ2の入出力切換用スイッチ(SW4)であ
る。
この構成におけるキャリブレーションは、まずS W4
45をb側に継ぎ、基準信号27を切換スイッチ44を
介してDUTソケット13に送出して、この信号をサン
プラ16で取込む、この取込んだ波形からサンプラ16
の誤差分と、ピンニレ2とDUTソケット13を接続す
る経路の電気長やロス等を求める0次にS W 445
をa側に継ぎ、ドライバ5から信号を出力してこの信号
をサンプラ16で取込み、先の誤差分を考慮に入れてド
ライバ5の経路の誤差を求めて補正する。これによって
ビンニレ2のDUTソケット13の点におけるキヤリプ
レーションを実現できる。また波形観測に対してもサン
プラ16とADC18によって高精度に波形を取込める
ため、これに対しても対応できる。
なお上記実施例におけるサンプラ16による低速波形へ
の変換のためのサンプリングクロックの発生方法につい
ては本発明では特に述べない。
また波形のキャリブレーションにおいては、時間や振幅
のみならずFFT(高速フーリエ変換)等によって周波
数領域でのキャリブレーションを行なえば、特にアナロ
グ入出力を持っDUTに対してより高精度な試験が実現
できる。
さらに図示しないが、テスタ本体1とピンニレ2とCA
L、ユニット15の各々の制御バス23.34において
、CAL、ユニット15内にバス制御機能を持たせ、テ
スタ本体1のテスタコントローラがらCAL、ユニット
15にバス制御権を与えることにより、キャリブレーシ
ョン時間の短縮を図ることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、半導体テストシステムにおけるキャリ
ブレーションの対象となる信号をサンプラによって低速
信号に変換するので、低速高精度回路によって等価的に
高速信号の高精度なキャリブレーションのための計測が
実現できる。また基準信号発生器によって、絶対値との
比較によるキャリブレーションが実現できる。さらにT
DRの手法を併用することで被試験デバイス(DUT)
のソケット点での波形の状態が既知となり、ソケット点
でのキャリブレーションが可能となる。なおキャリブレ
ーションユニットに信号を引き出す手段として、高抵抗
をプローブとして用いて信号を引き出すことで切換用の
スイッチ段数を低減できるため、波形の高精度化が実現
できる。またこのプローブ抵抗によってCUTの動作状
態における信号をキャリブレーションユニットに引き込
むことができるため、キャリブレーションユニットで動
作状態のDUTの波形wi81gが実現できてデバイス
デバッグの効率向上が図れるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第工図は本発明の半導体テストシステムの第1実施例を
示す全体構成図、第2図は第1図のキャリブレーション
動作説明用のタイミングチャート、第3図は第1図のピ
ンエレクトロニクスが出力用と入力用に独立した場合の
実施例の全体構成図、第4図は第1図のアナログ・ディ
ジタル混在デバイスに対応する場合のピンエレクトロニ
クスの実施例の構成図、第5図は本発明の第2実施例を
示す全体構成図、第6図は本発明の第3実施例を示す全
体構成図、第7図は本発明の第4実施例を示す全体構成
図、第8図は従来の半導体テストシステムの一例を示す
全体構成図である。 1・・・テスタ本体、2・・・ピンエレクトロニクス、
3・・・遅延ユニット、4・・・波形生成器、5・・・
ドライバ、6・・・振幅設定電圧源、7・・・オフセッ
ト設定電圧源、8・・・遅延ユニット、9・・・ラッチ
、10・・・コンパレータ、11・・・コンパレータ用
基準電圧源、12・・・プローブ抵抗、13・・・DU
T用ソケットコンタクト。 14°゛°キヤリブレーシヨン切換スイツチ、15・・
・キャリブレーションユニット、16・・・サンプラ、
17・・・基準信号発生器、工8・・・A/D変換器、
19・・・メモリ/ディジタル信号処理ユニット、20
・・・サンプリングクロック発生器、21・・・切換ス
イッチSWい22・・・終端抵抗、23・・・制御バス
信号、24・・・レート信号、25・・・検出信号、2
6・・・キャリブレーション信号、27・・・基準信号
、28・・・基準信号用同期信号、29・・・クロック
用同期信号、30・・・クロック起動信号、31・・・
クロック信号、32・・・サンプリング出力信号、33
・・・A/D変換信号、34・・・制御バス信号、35
・・・出力用ピンエレクトロニクス、36・・・入力用
ピンエレクトロニクス、37・・・切換スイッチSW、
、38・・・切換スイッチSW1.39・・・出力波形
パターンメモリ、40・・・D/A変換器、41・・・
取込データメモリ、42・・・A/D変換器、43・・
・キャリブレーション用基板、44・・・キャリブレー
ション切換スイッチ、45・・・切換スイッチSW。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体テストシステムのキャリブレーションが可能
    であって、テスタコントローラとタイミング発生手段と
    パターン発生手段等から成るテスタ本体部と、これと接
    続してタイミング遅延手段と波形生成手段とドライバと
    電圧比較手段とデータラッチ手段等から成り被試験デバ
    イスとの信号授受を行なうピンエレクトロニクス部と、
    被試験デバイスを搭載するソケット並びに必要に応じて
    設ける品種毎のソケットを搭載するためのパフォーマン
    スボードとから成る半導体テストシステムにおいて、サ
    ンプラ手段と低速高精度波形計測手段と基準信号発生手
    段とサンプルクロック発生手段から成るキャリブレーシ
    ョン手段を設け、上記ピンエレクトロニクス部の被試験
    デバイスとの信号授受を行なう信号線に該信号線から高
    抵抗を介して上記キャリブレーション手段にキャリブレ
    ーション用の信号を引き出す経路を付加することにより
    、被試験デバイスのソケットの点における上記基準信号
    発生手段からの信号による絶対値でのキャリブレーショ
    ンを可能な構成としたことを特徴とする半導体テストシ
    ステム。 2、上記半導体テストシステムのキャリブレーションの
    実施によって被試験デバイスを搭載するソケットの点に
    おける波形状態が既知となるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の半導体テストシステム。 3、半導体テストシステムのピンエレクトロニクス部に
    付加した高抵抗を介したキャリブレーション用の信号引
    き出し経路によってキャリブレーション手段の点におけ
    る被試験デバイスの入出力波形の観測を可能としたこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体テストシステム。 4、上記基準信号発生手段をキャリブレーション手段の
    外部に設け、さらに被試験デバイスのソケットの点から
    該基準信号を供給する手段を設けることにより、上記同
    様の機能を実現することを特徴とする請求項1または請
    求項2または請求項3記載の半導体テストシステム。 5、上記ピンエレクトロニクス部の信号線に付加したキ
    ャリブレーション用の信号引き出し経路をピンエレクト
    ロニクス部に代えてパフォーマンスボード側に付加する
    ことにより、上記同様の機能を実現することを特徴とす
    る請求項4記載の半導体テストシステム。 6、上記キャリブレーション手段を取除くと共に、それ
    に代えてピンエレクトロニクス部の信号を受けるための
    電圧比較手段とデータラッチ手段の代りにサンプラ手段
    と低速高精度波形計測手段を設けることにより、上記同
    様の機能を実現する他にピンエレクトロニクス部の点に
    おける被試験デバイスの入出力波形の観測を可能な構成
    としたことを特徴とする請求項4記載の半導体テストシ
    ステム。 7、上記キャリブレーション手段の中に上記テスタコン
    トローラのバス制御手段を搭載し、かつテスタコントロ
    ーラがバス開放機能を持つことにより、キャリブレーシ
    ョンを実施する場合にテスタコントローラの介在をなく
    して処理の高速化を可能としたことを特徴とする請求項
    1から請求項5のいずれかに記載の半導体テストシステ
    ム。 8、上記被試験デバイスがアナログ・ディジタル混在デ
    バイスである場合にアナログ/ディジタルの各信号がピ
    ンエレクトロニクス部のどのピンに割付けられても各々
    キャリブレーションを可能に構成した請求項1から請求
    項5のいずれかに記載の半導体テストシステム。 9、上記被試験デバイスの任意のピンの動作状態におけ
    る波形観測を可能にしたことによりデバイスのデバッグ
    効率を向上させるようにしたことを特徴とする請求項1
    から請求項5のいずれかに記載の半導体テストシステム
    。 10、半導体テストシステムにおけるキャリブレーショ
    ン対象の信号を低速に変換するサンプラ手段と、基準信
    号発生手段とを備えたキャリブレーション手段。 11、半導体テストシステムにおけるキャリブレーショ
    ンもしくは波形観測を行なうための高抵抗を介して信号
    を引き出す経路を持ったピンエレクトロニクス。
JP2028489A 1990-02-09 1990-02-09 半導体テストシステム及びそれに用いるキャリブレーシヨン手段並びにピンエレクトロニクス Pending JPH03233376A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005300469A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Advantest Corp 検査装置および検査装置のクロック同期方法
JP2012189396A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Mitsubishi Electric Corp Icチップ、半導体部品、検査用プローブ、ハンディマルチテスター、及び通信装置
CN111352060A (zh) * 2020-04-01 2020-06-30 电子科技大学 一种时域反射计的特性阻抗时域双参考线校准方法

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