JPH0323282Y2 - - Google Patents

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JPH0323282Y2
JPH0323282Y2 JP2208887U JP2208887U JPH0323282Y2 JP H0323282 Y2 JPH0323282 Y2 JP H0323282Y2 JP 2208887 U JP2208887 U JP 2208887U JP 2208887 U JP2208887 U JP 2208887U JP H0323282 Y2 JPH0323282 Y2 JP H0323282Y2
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nozzle
floor
bushing
cylindrical
hollow part
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JP2208887U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は過装置、例えば上向流過装置の
集散水管の上面に起立して取付ける集散水ノズル
に関する。
〈従来の技術〉 上向流過装置では第5図に示す様に過池1
の底壁には過池の長手方向に原水や洗浄水及び
洗浄空気を供給するヘツダロツク2が過池の幅
を二分する位置に畝状に隆起して設けてあり、ヘ
ツダロツクの各側部には長手方向に所定の間隔を
保つて枝状に多数の集散水管3……を取付け、前
述のヘツダロツク2に供給した原水などは各集散
水管3に点々と上向きに取付けた集散水ノズル4
……から過池内に噴出する。この集散水管3、
ノズル4を、それよりも上に設ける砂利などの支
持層5、砂などの過層6の重圧から保護するた
め過池の底壁上にコンクリートやモルタルでこ
れらを埋める床7を作り、ノズル4の上端部だけ
床7から上に突出させ、この床上に前述の支持層
5、過層6を構成する。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従来の集散水ノズルも第4図に示す様に集散水
管の上面の開口に下端部を取付けて起立する中空
な筒形ブツシユ8を備えている。
そして、床7は上面が上記ブツシユ8の上面と
同じになる様に作るが、その施工の際にコンクリ
ートやモルタルがブツシユの中空部に付着して固
まり、施工後にノズル筒をブツシユ8の中空部に
上から挿入して取付けるのを障害しない様にブツ
シユ8を上から盲蓋9で塞ぐ必要がある。
しかし従来のブツシユの上面は平であり、盲蓋
9はその平らな上面に重なつて乗り、床の上面か
ら自身の厚さt(約1.5〜2mm)だけ突出し、ブツ
シユの中空部に上から浅く突入する突入部9′を
有するが、ブツシユから外れ易いため、外さない
ように1個宛の盲蓋の回りを鏝で床の表面がブツ
シユの上面と一致する様に慎重に仕上げねばなら
ない。集散水ノズルの数は過池の平面積によつ
て相違するが数100個から数1000個もあるため床
の施工に多大の労力と時間を要する。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで本考案は集散水ノズルの筒形ブツシユの
上面に、該ブツシユの中空部よりも大きな盲蓋が
嵌合する凹んだ窪みを設けたことを特徴とする。
〈作用〉 床を施工する際には筒形ブツシユの上面の窪み
に嵌合する盲蓋を嵌めて筒形ブツシユの中空部を
塞ぐ。
〈実施例〉 第1〜3図の実施例において、11は本考案に
よる集散水ノズルの筒形ブツシユで、その上端部
には外周から張出した鍔12があり、鍔の上面が
筒形ブツシユの上面になつている。この鍔12の
上面には筒形ブツシユの中空部よりも直径が大き
な凹んだ窪み13が設けてある。14は厚さが上
記窪み13の深さと同じで、外径は窪みの内径に
等しい盲蓋で、例えばポリエチレンから成形す
る。
そして筒形ブツシユの下部には下面が集散水管
3の上周面に合つた凹円弧面を有する当接鍔15
が張出し、筒形ブツシユの下端部を集散水管3の
上面の開口に押込むと上記当接鍔15は集散管の
上面に当接する。尚、このとき、下端部の周囲に
一体に突設した逆止爪16……が変形して開口を
通過し、開口の縁に裏から引掛かることによつて
筒形ブツシユは安定して集散水管の上面上に起立
し、上に抜けない。
こうして筒形ブツシユを集散水管に対して取付
けたら鍔12の上面の窪み13に盲蓋14を嵌め
て置く。これにより床7を施工する場合、盲蓋1
4の上面は鍔13の上面と一致し、且つ窪み中に
嵌合して外れにくいため鏝で鍔13や盲蓋14の
上面を撫でて床7の上面を同一面に仕上げること
ができる。
そして、床7が固まつたら錐などの工具で盲蓋
を刺して簡単に窪みから取出し、筒形ブツシユの
中空部内に形成した雌ねじに螺合する雄ねじを外
周に備えたノズル筒17をねじ込んで貫通して取
付ける。
このノズル筒17の上端部には厚さが窪みの深
さより厚く、外形が六角形など工具で掴んで回す
ことができ、且つその大きさは前記窪みに内接す
るか、それよりも僅かに小さな工具用の把持鍔1
8を設けて置くことが好ましい。これにより把持
鍔18の下面が鍔の窪み13の上面に当接するま
でノズル筒17を工具で回して筒形ブツシユに貫
通状に取付けることができる。
尚、この実施例では盲蓋14の下面には筒形ブ
ツシユの中空部中に突入する筒部14′を一体に
設け、これによつて盲蓋14が窪み13から外れ
るのをより効果的に防止するが、この筒部14′
は省略してもよい。
〈考案の効果〉 本考案によれば集散水管と、その上面から起立
する集散水ノズルの筒形ブツシユを、筒形ブツシ
ユの上端面と上面が同一なコンクリートやモルタ
ル製の床で埋めるための床の施工が著しく楽にな
り、省力化、工期の短縮を大幅に図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の集散水ノズルによつて床を構
築した状態の断面図、第2図は第1図のノズルに
ノズル筒を取付けた状態の断面図、第3図は第2
図の平面図、第4図は従来の集散水ノズルによつ
て床を構築した状態の断面図、第5図は上向流
過装置を断面にして示す斜視図で、図中、4は集
散水ノズル、11は筒形ブツシユ、13は窪み、
14は盲蓋を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 集散水管の上面の開口に下端部を取付けて起立
    する中空な筒形ブツシユと、上記筒形ブツシユの
    中空部に、該中空部を貫通して取付けられる中空
    なノズル筒を備えた過装置の集散水ノズルにお
    いて、 前記筒形ブツシユの上面に、該ブツシユの中空
    部よりも大きな盲蓋が嵌合する凹んだ窪みを設け
    たことを特徴とする過装置の集散水ノズル。
JP2208887U 1987-02-19 1987-02-19 Expired JPH0323282Y2 (ja)

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JP2208887U JPH0323282Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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JPS63130105U JPS63130105U (ja) 1988-08-25
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JP4560810B2 (ja) * 2000-11-27 2010-10-13 株式会社ニッチツ 硝酸イオン除去処理装置

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JPS63130105U (ja) 1988-08-25

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