JPH03232795A - 高温電極材料 - Google Patents
高温電極材料Info
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- JPH03232795A JPH03232795A JP32945989A JP32945989A JPH03232795A JP H03232795 A JPH03232795 A JP H03232795A JP 32945989 A JP32945989 A JP 32945989A JP 32945989 A JP32945989 A JP 32945989A JP H03232795 A JPH03232795 A JP H03232795A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、高温での耐食性、耐エロージヨン性が高く、
アークあるいはスパークなどによる金属消耗の激しい環
境においても溶融消耗することなく使用できる産業機械
用の電極、例えば点火プラグ用電極に用いることのでき
る電極材料を提供するものである。 [従来の技術及びその問題点コ 自動車用を初めとする各種産業用内燃機関には、各種の
点火栓あるいは点火プラグが用いられている。これらの
部品の使用条件は用いられる燃料の種類により様々に変
化するが、はとんどがS、CI、pb、 v等の腐食媒
体の存在する高温環境にさらされることとなる。また、
このような環境では、高速で流れる燃焼ガス気流による
エロージョン、機械の停止ψ始動による熱サイクル疲労
やアークによる消耗等の苛酷な条件が共存している。こ
のため電極の寿命が装置上の大きな問題であり、これら
の問題のない耐食性、耐アーク性、耐熱疲労性、耐エロ
ージヨン性を有する電極材料の開発が行なわれている。 このような電極材料としては従来、5tjS 304、
SUS 447J1等のステンレス鋼、pt系合金ある
いは\1系合金などが提案されたが、ステンレス鋼は高
温腐食やアークによる金属消耗が激しく、Nj系合金に
おいてもアークによる消耗、あるいは、S1■の多量に
存在する高温環境ではほとんど使用てきないという問題
点がある。更にpt等の貴金属合金は、非常に良い特性
を有しているが経済性の面で問題がある。 [問題を解決するための手段] 本発明者は上記問題点を解決するために鋭意検討を行っ
た結果、単結晶化された高純度の金属クロムか高い耐ア
ーク性、耐スパーク性を有することを見出した。更に、
金属クロム中に不可避的に存在するFe、 AI、Ni
、Si等の不純物のうちSiが、クロムの再結晶化およ
び耐アーク性、耐スパーク性に好影響をおよほすことを
見出した。更に、C。 またはCo及びSiのクロムへの複合添加がクロムの二
次再結晶による単結晶化に有効であり、同時に優れた高
温耐食性および耐アーク性、耐スパーク性をもたらすこ
とを見出し本発明を完成した。 即ち本発明は、単結晶クロム金属および巨大結晶粒クロ
ム金属からなる高温電極材料を提供するものである。 本発明の単結晶クロム金属または巨大結晶粒クロム金属
とは、高純度、例えば99,9%以上の単結晶純金属ク
ロムまたは巨大結晶粒純金属クロム、0.1wt%以下
のSiを含有した単結晶クロム基合金または巨大結晶粒
クロム基合金、0.01wt%〜3νt%のCoを含有
した単結晶クロム基合金または巨大結晶粒クロム基合金
、Coを0,01νt%〜3wt%の範囲で含有し、更
にSiを0.1wt%以下含有した単結晶クロム基合金
または巨大結晶粒クロム基合金等を示すものである。 これらの電極材料の製法としては従来より行なわれてい
る引上げ法でも可能であるが、本発明の材料はこのよう
な複雑な方法によらず、焼結法あるいは粉末冶金法等に
より成型した後に熱処理により二次再結晶化を行なう簡
単な方法で得られる。 ここで言う巨大結晶粒とは、平均結晶粒径0.5〜5
cmの比較的大きな単結晶が集合したもので、単結晶と
実質的に変るものではない。 本発明の高温電極材料を得るために用いるクロムは電解
法、還元法のいずれの方法で得たものでも差し支えない
。このようにして得た金属クロム中には、得られたまま
の状態でFe5Al、Si等の不純物が不可避的に混入
している。しかし、本発明では前述したように、これら
不純物の中でSiが単結晶化に対して特に有効であり、
また、Coの添加も非常に効果がある。 本発明は、高純度、例えば99.9%以上の純金属クロ
ム、または、Co及び/またはSiを含有したクロムを
用いて得る。クロムに対してC01Siを含有させる方
法は、これらをくるむに添加すれば良いが、その際の添
加量は、クロムに対するCoについては0.01〜3ν
t%であり、また、Siの添加量は原料中に不可避的に
含まれるSi酸成分含めて最終的に0.1wt%〜50
ppmとなる量である。Slは原料中に不純物として不
可避的に混入しているため(通常、最低限40〜60p
pm含まれている)S1無添加でも効果があるが、不純
物としての混入量も含めて0.1wt%を越える量が存
在するとクロム粒界のピンニング効果が過剰に現れ、単
結晶の生成が困難となる。 更に、Siの量が50ppmより小では効果の度合いが
小さい。また、Coの添加量は0.01wt%より少で
は再結晶の際の核発生が不十分となり単結晶の成長が起
こらない。また、3wt%を越える添加量ではクロム粒
界のピンニング効果が過剰に現れ、単結晶の生成が困難
となる。Sis Coの添加は単独で単結晶化および耐
アーク性、耐スパーク性の向上に充分効果があるが、C
oを0.01〜3wt%、Siを0.1wt%〜50p
pI11となる量を複合添加することにより、これらの
単独添加の際に比べ単結晶化が容易となり、耐アーク性
、耐スパーク性が著しく向上する。 本発明で原料として用いる金属クロムは前記のような不
可避的不純物を含んだものであるが、これらのクロムに
5iSCoを含有させる方法として、金属クロムを得る
ための原料、例えば酸化クロムにCO203、Si、2
等をあらかじめ混合する方法がある。本発明においても
この方法が好ましいが、Co551の添加はその他の不
純物の混入が防止でき、また、均一な組成が得られる方
法であれば制限はない。このようにして得られたクロム
は、好ましくは次の方法で成形する。即ち、得られたク
ロムを粉末状として焼結加工を施す。ここで用いる焼結
加工法は一般的に行なわれている焼成法、HIP法等の
方法が用いられるが、何れにしても焼結体か、熱による
歪を受ける状態となる方法が望ましい。この際の焼結温
度は、通常1200℃以上で金属クロムの融点以下であ
り、圧力は11000at以上、また焼結時間は特に限
定されないが10分以上である。 上記した方法で得たクロムの成形品は熱処理(二次再結
晶化)に供するか、この熱処理は、C01Si無添加の
もの、または、これらを単独に添加したものは1500
℃以上、金属クロムの融点以下の温度で、また、Coと
Siを複合添加したものは1400℃以上、金属クロム
の融点以下の温度でいづれも30分以上還元雰囲気で行
なう。 また、更に望ましい方法として、焼結法あるいは+11
P法により得られた焼結体に、更に塑性加工を施すこ
とにより、後の熱処理(二次再結晶化)を温和な条件で
行なうことができる。ここで行なう塑性加工の方法は、
特に限定しないが、通常行なわれている圧延、鍛造、押
出し加工、据え込み加工等でよく、たとえば圧延の場合
は約700℃以下で30〜90%の圧延率で行なうこと
が好ましい。 さらに、上記した方法で得たクロムの成形品は熱処理(
二次再結晶化)に供するが、この熱処理は、Co、 S
i無添加のもの、あるいは、これらを単独に添加したも
のは1300℃以上、好ましくは1500°C以上から
金属クロムの融点以下の温度で、CoとSiを複合添加
したものにおいては1200℃以上、金属クロムの融点
以下の温度で、いづれも30分以上還元雰囲気で行なう
。 このようにして得られた材料は、加工の際の粒界による
材料劣化がなく、展性、延性に富み、加工性にも優れて
いるので、打抜きプレス加工、絞り加工等を施し、所望
の形状、大きさに切断、溶接加工するなど様々な方法を
採用することにより、容易に複雑な形状、構造の電極を
得られる。 [発明の効果] 本発明の材料は、高温酸化環境あるいは高温ガス環境に
おいて、粒界腐食、粒界割れ等を受けることはなく、さ
らにS4. Coの添加により酸化皮膜の性能が向上し
、粒界の存在による酸化皮膜の不均一を生じることなく
、非常に高い耐食性、耐エロージヨン性を持つと同時に
、スパークによる電極消耗や耐アーク性にも優れた材料
となる。このような効果は5ISCoの複合添加により
、互いの相乗効果により更に飛躍的に向上する。 従って、これらの材料は、自動車用点火プラグの電極の
他にも溶射用電極、内燃機関用電極等の各種高温環境で
用いる高温電極材料として有用なものである。 [実施例] 以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。 実施例1〜3 不純物としてFe:0.015%、Si:0.004%
、Al:0.007%、O:0.042%、N : 0
.001%を含む金属クロム粉末を予備成形し、120
0〜1300℃、1200〜2000atm、1時間の
焼結条件で焼結し、これを、水素雰囲気炉で1500〜
1600℃、3時間の熱処理を行ない、クロムの単結晶
を得た。この時の焼結温度、焼結圧力、熱処理温度の影
響を表1に示した。これらの単結晶はX線背面ラウェ法
を用いて単結晶であることを確認した。このものの性能
試験は次の方法で行なった。 耐アーク試験 得られた材料をテストピースに切断し、1000℃の硫
酸ナトリウム、五酸化バナジウムを添加した重油燃焼ガ
ス中に設置し、対極との間にアークを生じさせた。10
時間後のテストピースの様子を表1に示す。 スパーク試験 材料を電極として空気中で電圧30000Vのスパクを
100万回繰り返し与えた後の材料の劣化状況を表1に
示す。 実施例4〜12 純度99.99%で不純物としてSiを0.0011含
む酸化クロムに表1で示した組成で5tSCo各々およ
び5i1Coの両方を添加した。CO20Bは湿式法に
より3ν
アークあるいはスパークなどによる金属消耗の激しい環
境においても溶融消耗することなく使用できる産業機械
用の電極、例えば点火プラグ用電極に用いることのでき
る電極材料を提供するものである。 [従来の技術及びその問題点コ 自動車用を初めとする各種産業用内燃機関には、各種の
点火栓あるいは点火プラグが用いられている。これらの
部品の使用条件は用いられる燃料の種類により様々に変
化するが、はとんどがS、CI、pb、 v等の腐食媒
体の存在する高温環境にさらされることとなる。また、
このような環境では、高速で流れる燃焼ガス気流による
エロージョン、機械の停止ψ始動による熱サイクル疲労
やアークによる消耗等の苛酷な条件が共存している。こ
のため電極の寿命が装置上の大きな問題であり、これら
の問題のない耐食性、耐アーク性、耐熱疲労性、耐エロ
ージヨン性を有する電極材料の開発が行なわれている。 このような電極材料としては従来、5tjS 304、
SUS 447J1等のステンレス鋼、pt系合金ある
いは\1系合金などが提案されたが、ステンレス鋼は高
温腐食やアークによる金属消耗が激しく、Nj系合金に
おいてもアークによる消耗、あるいは、S1■の多量に
存在する高温環境ではほとんど使用てきないという問題
点がある。更にpt等の貴金属合金は、非常に良い特性
を有しているが経済性の面で問題がある。 [問題を解決するための手段] 本発明者は上記問題点を解決するために鋭意検討を行っ
た結果、単結晶化された高純度の金属クロムか高い耐ア
ーク性、耐スパーク性を有することを見出した。更に、
金属クロム中に不可避的に存在するFe、 AI、Ni
、Si等の不純物のうちSiが、クロムの再結晶化およ
び耐アーク性、耐スパーク性に好影響をおよほすことを
見出した。更に、C。 またはCo及びSiのクロムへの複合添加がクロムの二
次再結晶による単結晶化に有効であり、同時に優れた高
温耐食性および耐アーク性、耐スパーク性をもたらすこ
とを見出し本発明を完成した。 即ち本発明は、単結晶クロム金属および巨大結晶粒クロ
ム金属からなる高温電極材料を提供するものである。 本発明の単結晶クロム金属または巨大結晶粒クロム金属
とは、高純度、例えば99,9%以上の単結晶純金属ク
ロムまたは巨大結晶粒純金属クロム、0.1wt%以下
のSiを含有した単結晶クロム基合金または巨大結晶粒
クロム基合金、0.01wt%〜3νt%のCoを含有
した単結晶クロム基合金または巨大結晶粒クロム基合金
、Coを0,01νt%〜3wt%の範囲で含有し、更
にSiを0.1wt%以下含有した単結晶クロム基合金
または巨大結晶粒クロム基合金等を示すものである。 これらの電極材料の製法としては従来より行なわれてい
る引上げ法でも可能であるが、本発明の材料はこのよう
な複雑な方法によらず、焼結法あるいは粉末冶金法等に
より成型した後に熱処理により二次再結晶化を行なう簡
単な方法で得られる。 ここで言う巨大結晶粒とは、平均結晶粒径0.5〜5
cmの比較的大きな単結晶が集合したもので、単結晶と
実質的に変るものではない。 本発明の高温電極材料を得るために用いるクロムは電解
法、還元法のいずれの方法で得たものでも差し支えない
。このようにして得た金属クロム中には、得られたまま
の状態でFe5Al、Si等の不純物が不可避的に混入
している。しかし、本発明では前述したように、これら
不純物の中でSiが単結晶化に対して特に有効であり、
また、Coの添加も非常に効果がある。 本発明は、高純度、例えば99.9%以上の純金属クロ
ム、または、Co及び/またはSiを含有したクロムを
用いて得る。クロムに対してC01Siを含有させる方
法は、これらをくるむに添加すれば良いが、その際の添
加量は、クロムに対するCoについては0.01〜3ν
t%であり、また、Siの添加量は原料中に不可避的に
含まれるSi酸成分含めて最終的に0.1wt%〜50
ppmとなる量である。Slは原料中に不純物として不
可避的に混入しているため(通常、最低限40〜60p
pm含まれている)S1無添加でも効果があるが、不純
物としての混入量も含めて0.1wt%を越える量が存
在するとクロム粒界のピンニング効果が過剰に現れ、単
結晶の生成が困難となる。 更に、Siの量が50ppmより小では効果の度合いが
小さい。また、Coの添加量は0.01wt%より少で
は再結晶の際の核発生が不十分となり単結晶の成長が起
こらない。また、3wt%を越える添加量ではクロム粒
界のピンニング効果が過剰に現れ、単結晶の生成が困難
となる。Sis Coの添加は単独で単結晶化および耐
アーク性、耐スパーク性の向上に充分効果があるが、C
oを0.01〜3wt%、Siを0.1wt%〜50p
pI11となる量を複合添加することにより、これらの
単独添加の際に比べ単結晶化が容易となり、耐アーク性
、耐スパーク性が著しく向上する。 本発明で原料として用いる金属クロムは前記のような不
可避的不純物を含んだものであるが、これらのクロムに
5iSCoを含有させる方法として、金属クロムを得る
ための原料、例えば酸化クロムにCO203、Si、2
等をあらかじめ混合する方法がある。本発明においても
この方法が好ましいが、Co551の添加はその他の不
純物の混入が防止でき、また、均一な組成が得られる方
法であれば制限はない。このようにして得られたクロム
は、好ましくは次の方法で成形する。即ち、得られたク
ロムを粉末状として焼結加工を施す。ここで用いる焼結
加工法は一般的に行なわれている焼成法、HIP法等の
方法が用いられるが、何れにしても焼結体か、熱による
歪を受ける状態となる方法が望ましい。この際の焼結温
度は、通常1200℃以上で金属クロムの融点以下であ
り、圧力は11000at以上、また焼結時間は特に限
定されないが10分以上である。 上記した方法で得たクロムの成形品は熱処理(二次再結
晶化)に供するか、この熱処理は、C01Si無添加の
もの、または、これらを単独に添加したものは1500
℃以上、金属クロムの融点以下の温度で、また、Coと
Siを複合添加したものは1400℃以上、金属クロム
の融点以下の温度でいづれも30分以上還元雰囲気で行
なう。 また、更に望ましい方法として、焼結法あるいは+11
P法により得られた焼結体に、更に塑性加工を施すこ
とにより、後の熱処理(二次再結晶化)を温和な条件で
行なうことができる。ここで行なう塑性加工の方法は、
特に限定しないが、通常行なわれている圧延、鍛造、押
出し加工、据え込み加工等でよく、たとえば圧延の場合
は約700℃以下で30〜90%の圧延率で行なうこと
が好ましい。 さらに、上記した方法で得たクロムの成形品は熱処理(
二次再結晶化)に供するが、この熱処理は、Co、 S
i無添加のもの、あるいは、これらを単独に添加したも
のは1300℃以上、好ましくは1500°C以上から
金属クロムの融点以下の温度で、CoとSiを複合添加
したものにおいては1200℃以上、金属クロムの融点
以下の温度で、いづれも30分以上還元雰囲気で行なう
。 このようにして得られた材料は、加工の際の粒界による
材料劣化がなく、展性、延性に富み、加工性にも優れて
いるので、打抜きプレス加工、絞り加工等を施し、所望
の形状、大きさに切断、溶接加工するなど様々な方法を
採用することにより、容易に複雑な形状、構造の電極を
得られる。 [発明の効果] 本発明の材料は、高温酸化環境あるいは高温ガス環境に
おいて、粒界腐食、粒界割れ等を受けることはなく、さ
らにS4. Coの添加により酸化皮膜の性能が向上し
、粒界の存在による酸化皮膜の不均一を生じることなく
、非常に高い耐食性、耐エロージヨン性を持つと同時に
、スパークによる電極消耗や耐アーク性にも優れた材料
となる。このような効果は5ISCoの複合添加により
、互いの相乗効果により更に飛躍的に向上する。 従って、これらの材料は、自動車用点火プラグの電極の
他にも溶射用電極、内燃機関用電極等の各種高温環境で
用いる高温電極材料として有用なものである。 [実施例] 以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。 実施例1〜3 不純物としてFe:0.015%、Si:0.004%
、Al:0.007%、O:0.042%、N : 0
.001%を含む金属クロム粉末を予備成形し、120
0〜1300℃、1200〜2000atm、1時間の
焼結条件で焼結し、これを、水素雰囲気炉で1500〜
1600℃、3時間の熱処理を行ない、クロムの単結晶
を得た。この時の焼結温度、焼結圧力、熱処理温度の影
響を表1に示した。これらの単結晶はX線背面ラウェ法
を用いて単結晶であることを確認した。このものの性能
試験は次の方法で行なった。 耐アーク試験 得られた材料をテストピースに切断し、1000℃の硫
酸ナトリウム、五酸化バナジウムを添加した重油燃焼ガ
ス中に設置し、対極との間にアークを生じさせた。10
時間後のテストピースの様子を表1に示す。 スパーク試験 材料を電極として空気中で電圧30000Vのスパクを
100万回繰り返し与えた後の材料の劣化状況を表1に
示す。 実施例4〜12 純度99.99%で不純物としてSiを0.0011含
む酸化クロムに表1で示した組成で5tSCo各々およ
び5i1Coの両方を添加した。CO20Bは湿式法に
より3ν
【%まで種々の瓜添加し、5i02も湿式法に
より不純物として含まれるSiを含めて0.1νt%ま
で種々の量添加した。この酸化クロムを1550℃で水
素還元したのち粉砕し金属クロム粉末を得た。この金属
クロム粉末を予備成形し1200〜1300℃、120
0〜2000atm 、 1時間の焼結条件で焼結し
、これを、水素雰囲気炉で1400〜1600℃、3時
間の熱処理を行ない、クロムの単結晶を得た。この時の
焼結温度、焼結圧力、熱処理温度の影響を表1に示した
。これらの単結晶はX線背面ラウェ法を用いて単結晶で
あることを確認した。 次いて、得られた材料を実施例1と同様の耐アク試験、
スパーク試験に供した。その結果を表1に示す。 実施例13〜15 実施例1で用いた金属クロム粉末を用いて、実施例1と
同様の方法で焼結体を得たのちに、これに500℃で6
0%の温間圧延を加え、1400〜1600℃の水素雰
囲気炉で3時間の熱処理を行ない、クロムの単結晶を得
た。この時の焼結温度、焼結圧力、熱処理温度の影響を
表1に示した。尚この単結晶はX線背面ラウェ法で単結
晶であることを確認した。 次いで、得られた材料を実施例1と同様の耐アーク試験
、スパーク試験に供した。その結果を表1に示す。 実施例16〜24 実施例4〜12で用いた金属クロム粉末を用いて、実施
例1と同様の方法で焼結体を得たのちに、これに500
℃で60%の温間圧延を加え、1200〜1600℃の
水素雰囲気炉で3時間の熱処理を行ない、クロムの単結
晶を得た。この時の焼結温度、焼結圧力、熱処理温度の
影響を表1に示した。尚この単結晶はX線背面ラウェ法
で単結晶であることを確認した。 次いて、得られた材料を実施例1と同様の耐アーク試験
、スパーク試験に供した。その結果を表1に示す。 比較例1〜3 実施例1て用いた金属クロム粉末を用いて、実施例1〜
3と同様の方法で表2に示す焼結温度、焼結圧力、熱処
理温度で得られた材料の再結晶状況を表2に併せて示す
。 次いで、得られた材料を実施例1と同様の耐アーク試験
、スパーク試験に供した。その結果を表2に示す。 比較例4〜12 実施例3〜12で用いた方法と同様な方法で表2に示す
ようにSi、 Coの添加量を変化させた種々の金属ク
ロム粉末を用いて、実施例4〜12と同様の方法で表2
に示す焼結温度、焼結圧力、熱処理温度で得られた材料
の再結晶状況を表2に併せて示す。 比較例13〜14 実施P/41で用いた金属クロム粉末を用いて、実施例
13と同様の方法でより表2に示す焼結温度、焼結圧力
、pI!、処理温度で得られた材料の再結晶状況を表2
に併せて示す7次いで、得られた材料を実施例1と同様
の耐アーク試験、スパーク試験に供した。その結果を表
2に示す。 比較例15〜20 実施例4で用いた方法と同様な方法で表2に示すように
C01S1の添加量を変化させた種々の金属クロム粉末
を用いて、実施例16と同様の方法で表2に示す焼結?
j%度、焼結圧力、熱処理温度で得られた材料の再結晶
状況を表2に併せて示す0次いで、得られた材料を実施
例1と同様の耐アーク試験、スパーク試験に供しな、そ
の結果を表2に示す。 表より、本発明の電極材料は、耐アーク性、耐スパーク
性に優れ、更に電極として用いたときの耐久件にも優れ
ていることがわかる。 第−表 ツに鮎温度 焼結J王力 熱処理l巴 Siの含有 C
(lの含イイ(’+:) (at、m) 度
(ズ;) flt (wtり fft (wtχ)
再結晶状態 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6 実施例7 実施例8 実施例9 実施例IO 実施例 実hI5例12 実施例13 大りち例I4 実施例15 実施例16 実施例17 大j泡例I8 実施例19 実施例20 実施例21 実施例22 実施例23 実施例24 200 300 300 200 200 1301) 200 200 !300 200 200 ] :3n。 + 200 300 300 200 300 + 3 (10 12(l O 300 300 200 監:3 (1(1 ] 3 (l l) 800 29(10 600 800 800 600 800 800 600 ] 000 800 6rlQ 800 800 000 800 800 000 800 800 000 800 800 000 1600 0.004 ][3000,004 15000,004 16000,005 16000,01 15000,05 16000,002 16000,002 15000,002 14000,005 15000,05 10000,05 16000,004 14000,004 14000,004 14000,05 14000,005 16000 14000,002 13000,002 +600 0.002 1400 0、+ 12(100,81 16000,1 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 単1吉晶 単結晶 スパーク試験結果 平均腐食減量 (+ng/cm2・h) Xすれの 粒界腐食 平均腐食 有無 の有冊 減量 (mg/cm2) クラック の有無 2.9 4 2.5 2.9 4 2.5 2.8 6 2.3 2.2 2.1 2.0 2.3 2.8 2.2 2.3 2.8 2゜2 2.4 2.8 2.2 】、8 9 1.8 +、2 】、2 +、0 1.2 +、2 1.0 1.1 1.1 1.0 1.2 1.1 0.9 1.0 1.2 1.2 1.0 1.2 】、2 1.2 1.2 0.9 8 9 0.8 第二表 焼結温度 焼結圧力 熱処理温 Slの含有 Coの含
有(T:) (aim) 度(T:) ffi
(wtχ)fit(wtχ)再結晶状態 比較例1 比較例2 比較例3 比較例4 比較例5 比較例6 比較例7 比較例8 比較例9 比較例10 比較例11 比較例12 比較例13 比較例!4 比較例15 比較例16 比較例17 比較例18 比較例19 比較例20 000 300 300 000 300 300 000 300 300 000 300 300 000 200 000 200 +300 200 000 200 !800 600 100 800 600 600 800 ] 400 600 800 600 Boo 000 800 000 800 000 800 000 】800 1600 0.004 1400 0.004 1600 0.004 1300 0、+ 1600 0.2 1600 0.00+ 1300 0.002 1300 0.002 1600 0.002 1200 0.1 1600 0.2 1600 0.00+ 1100 0.004 1200 0.004 1600 0.2 1200 0.005 1200 0.002 1300 0.002 1000 0.1 1300 0.2 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結&粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微寝結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 V&細結晶粒 微細結晶粒 微31結晶粒 微細結晶粒 V&細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 スパーク試験結果 平均腐食減量 (mg/cm’L h) τりれの 粒界腐食 平均腐食 有無 の有無 減量 (mg/cm2) クラック の有無 3.9 3.8 4.0 3.9 3.8 4.0 4.2 4、 】 4、 1 4.1 3.9 3.8 4.3 4.3 4.2 4.3 4.0 4.1 3.9 4、1 2.4 2.5 2.4 2.4 2.5 2.8 2.9 2.8 2.8 2.6 2.7 2.5 2.8 2.8 2.6 2.7 2.6 2.5 2.5 2.6 手続補正書 平成 2年11月21日
より不純物として含まれるSiを含めて0.1νt%ま
で種々の量添加した。この酸化クロムを1550℃で水
素還元したのち粉砕し金属クロム粉末を得た。この金属
クロム粉末を予備成形し1200〜1300℃、120
0〜2000atm 、 1時間の焼結条件で焼結し
、これを、水素雰囲気炉で1400〜1600℃、3時
間の熱処理を行ない、クロムの単結晶を得た。この時の
焼結温度、焼結圧力、熱処理温度の影響を表1に示した
。これらの単結晶はX線背面ラウェ法を用いて単結晶で
あることを確認した。 次いて、得られた材料を実施例1と同様の耐アク試験、
スパーク試験に供した。その結果を表1に示す。 実施例13〜15 実施例1で用いた金属クロム粉末を用いて、実施例1と
同様の方法で焼結体を得たのちに、これに500℃で6
0%の温間圧延を加え、1400〜1600℃の水素雰
囲気炉で3時間の熱処理を行ない、クロムの単結晶を得
た。この時の焼結温度、焼結圧力、熱処理温度の影響を
表1に示した。尚この単結晶はX線背面ラウェ法で単結
晶であることを確認した。 次いで、得られた材料を実施例1と同様の耐アーク試験
、スパーク試験に供した。その結果を表1に示す。 実施例16〜24 実施例4〜12で用いた金属クロム粉末を用いて、実施
例1と同様の方法で焼結体を得たのちに、これに500
℃で60%の温間圧延を加え、1200〜1600℃の
水素雰囲気炉で3時間の熱処理を行ない、クロムの単結
晶を得た。この時の焼結温度、焼結圧力、熱処理温度の
影響を表1に示した。尚この単結晶はX線背面ラウェ法
で単結晶であることを確認した。 次いて、得られた材料を実施例1と同様の耐アーク試験
、スパーク試験に供した。その結果を表1に示す。 比較例1〜3 実施例1て用いた金属クロム粉末を用いて、実施例1〜
3と同様の方法で表2に示す焼結温度、焼結圧力、熱処
理温度で得られた材料の再結晶状況を表2に併せて示す
。 次いで、得られた材料を実施例1と同様の耐アーク試験
、スパーク試験に供した。その結果を表2に示す。 比較例4〜12 実施例3〜12で用いた方法と同様な方法で表2に示す
ようにSi、 Coの添加量を変化させた種々の金属ク
ロム粉末を用いて、実施例4〜12と同様の方法で表2
に示す焼結温度、焼結圧力、熱処理温度で得られた材料
の再結晶状況を表2に併せて示す。 比較例13〜14 実施P/41で用いた金属クロム粉末を用いて、実施例
13と同様の方法でより表2に示す焼結温度、焼結圧力
、pI!、処理温度で得られた材料の再結晶状況を表2
に併せて示す7次いで、得られた材料を実施例1と同様
の耐アーク試験、スパーク試験に供した。その結果を表
2に示す。 比較例15〜20 実施例4で用いた方法と同様な方法で表2に示すように
C01S1の添加量を変化させた種々の金属クロム粉末
を用いて、実施例16と同様の方法で表2に示す焼結?
j%度、焼結圧力、熱処理温度で得られた材料の再結晶
状況を表2に併せて示す0次いで、得られた材料を実施
例1と同様の耐アーク試験、スパーク試験に供しな、そ
の結果を表2に示す。 表より、本発明の電極材料は、耐アーク性、耐スパーク
性に優れ、更に電極として用いたときの耐久件にも優れ
ていることがわかる。 第−表 ツに鮎温度 焼結J王力 熱処理l巴 Siの含有 C
(lの含イイ(’+:) (at、m) 度
(ズ;) flt (wtり fft (wtχ)
再結晶状態 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5 実施例6 実施例7 実施例8 実施例9 実施例IO 実施例 実hI5例12 実施例13 大りち例I4 実施例15 実施例16 実施例17 大j泡例I8 実施例19 実施例20 実施例21 実施例22 実施例23 実施例24 200 300 300 200 200 1301) 200 200 !300 200 200 ] :3n。 + 200 300 300 200 300 + 3 (10 12(l O 300 300 200 監:3 (1(1 ] 3 (l l) 800 29(10 600 800 800 600 800 800 600 ] 000 800 6rlQ 800 800 000 800 800 000 800 800 000 800 800 000 1600 0.004 ][3000,004 15000,004 16000,005 16000,01 15000,05 16000,002 16000,002 15000,002 14000,005 15000,05 10000,05 16000,004 14000,004 14000,004 14000,05 14000,005 16000 14000,002 13000,002 +600 0.002 1400 0、+ 12(100,81 16000,1 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 巨大結晶粒 単結晶 単結晶 単1吉晶 単結晶 スパーク試験結果 平均腐食減量 (+ng/cm2・h) Xすれの 粒界腐食 平均腐食 有無 の有冊 減量 (mg/cm2) クラック の有無 2.9 4 2.5 2.9 4 2.5 2.8 6 2.3 2.2 2.1 2.0 2.3 2.8 2.2 2.3 2.8 2゜2 2.4 2.8 2.2 】、8 9 1.8 +、2 】、2 +、0 1.2 +、2 1.0 1.1 1.1 1.0 1.2 1.1 0.9 1.0 1.2 1.2 1.0 1.2 】、2 1.2 1.2 0.9 8 9 0.8 第二表 焼結温度 焼結圧力 熱処理温 Slの含有 Coの含
有(T:) (aim) 度(T:) ffi
(wtχ)fit(wtχ)再結晶状態 比較例1 比較例2 比較例3 比較例4 比較例5 比較例6 比較例7 比較例8 比較例9 比較例10 比較例11 比較例12 比較例13 比較例!4 比較例15 比較例16 比較例17 比較例18 比較例19 比較例20 000 300 300 000 300 300 000 300 300 000 300 300 000 200 000 200 +300 200 000 200 !800 600 100 800 600 600 800 ] 400 600 800 600 Boo 000 800 000 800 000 800 000 】800 1600 0.004 1400 0.004 1600 0.004 1300 0、+ 1600 0.2 1600 0.00+ 1300 0.002 1300 0.002 1600 0.002 1200 0.1 1600 0.2 1600 0.00+ 1100 0.004 1200 0.004 1600 0.2 1200 0.005 1200 0.002 1300 0.002 1000 0.1 1300 0.2 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結&粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微寝結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 V&細結晶粒 微細結晶粒 微31結晶粒 微細結晶粒 V&細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 微細結晶粒 スパーク試験結果 平均腐食減量 (mg/cm’L h) τりれの 粒界腐食 平均腐食 有無 の有無 減量 (mg/cm2) クラック の有無 3.9 3.8 4.0 3.9 3.8 4.0 4.2 4、 】 4、 1 4.1 3.9 3.8 4.3 4.3 4.2 4.3 4.0 4.1 3.9 4、1 2.4 2.5 2.4 2.4 2.5 2.8 2.9 2.8 2.8 2.6 2.7 2.5 2.8 2.8 2.6 2.7 2.6 2.5 2.5 2.6 手続補正書 平成 2年11月21日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)単結晶クロム金属または巨大結晶粒クロム金属から
なる高温電極材料。 2)単結晶クロム金属が、単結晶純金属クロム、0.1
wt%以下のSiを含有した単結晶クロム基合金、0.
01wt%〜0.3wt%のCoを含有した単結晶クロ
ム基合金、Coを0.01wt%〜0.3wt%含有し
且つ0.1wt%以下のSiを含有した単結晶クロム基
合金からなる群から選ばれる1種である特許請求の範囲
第1項に記載の高温電極材料。 3)巨大結晶粒クロム金属が、巨大結晶粒純金属クロム
、0.1wt%以下のSiを含有した巨大結晶粒クロム
基合金、0.01wt%〜0.3wt%のCoを含有し
た巨大結晶粒クロム基合金、Coを0.01wt%〜0
.3wt%含有し且つ0.1wt%以下のSiを含有し
た巨大結晶粒クロム基合金からなる群から選ばれる1種
である特許請求の範囲第1項に記載の高温電極材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32945989A JPH03232795A (ja) | 1989-10-17 | 1989-12-21 | 高温電極材料 |
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-268245 | 1989-10-17 | ||
JP26824589 | 1989-10-17 | ||
JP1-275900 | 1989-10-25 | ||
JP1-292500 | 1989-11-13 | ||
JP1-308964 | 1989-11-30 | ||
JP32945989A JPH03232795A (ja) | 1989-10-17 | 1989-12-21 | 高温電極材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03232795A true JPH03232795A (ja) | 1991-10-16 |
Family
ID=26548232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32945989A Pending JPH03232795A (ja) | 1989-10-17 | 1989-12-21 | 高温電極材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03232795A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05271840A (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-19 | Kobe Steel Ltd | 超高温耐熱部材用Cr基合金 |
-
1989
- 1989-12-21 JP JP32945989A patent/JPH03232795A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05271840A (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-19 | Kobe Steel Ltd | 超高温耐熱部材用Cr基合金 |
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