JPH03232716A - フライアッシュより高品質ゼオライトを製造する方法 - Google Patents

フライアッシュより高品質ゼオライトを製造する方法

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JPH03232716A
JPH03232716A JP2674690A JP2674690A JPH03232716A JP H03232716 A JPH03232716 A JP H03232716A JP 2674690 A JP2674690 A JP 2674690A JP 2674690 A JP2674690 A JP 2674690A JP H03232716 A JPH03232716 A JP H03232716A
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JP
Japan
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zeolite
type
ions
fly ash
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP2674690A
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English (en)
Inventor
Junsuke Haruna
春名 淳介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフライアッシュより高品質ゼオライトを製造す
る方法、特に、低pHのゼオライトの製造方法に関する
(従来の技術) フライアッシュはその組成鉱物として、ガラス、ムライ
ト及び未反応石英等を含有し、しかもこれら組成鉱物は
アルカリとの反応性に富んでいることから、NaOH水
溶液中で煮沸処理してゼオライトを製造することが例え
ば、特開昭84−24014号公報等で知られている。
(発明が解決しようとする課題) 上記した方法でフライアッシュからゼオライトを製造し
た場合、得られたゼオライト中には未反応NaOHある
いは水ガラスが共存しており、乾燥後のゼオライトを再
度水に浸漬する使い方をすると、未反応NaOHあるい
は共存水ガラスが溶出してpHが高くなる。また、上記
ゼオライトを水道水等で洗浄してもN a 20型ゼオ
ライトであるため、再度水に浸漬するとpHが高くなる
このような高pH対策として鉱酸例えば、塩酸あるいは
C02ガス等の酸性物質による中和処理があるが、この
中和処理でもN a 20型ゼオライトは破壊されず、
やはり再度水に浸漬するとpHが高くなってしまう。
本発明はフライアッシュから高品質のゼオライトを製造
する方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記ゼオライトを再度水に浸漬するとpHが高
くなると言う問題を解消せんとするものであって、フラ
イアッシュをNaOH水溶液中で煮沸処理し、脱水、中
和、洗浄工程を経てゼオライトを製造するに際して、C
aイオンあるいはMgイオンあるいはNH4イオン等の
陽イオンを添加した中和及びあるいは洗浄処理水を用い
て処理しCaO型、MgO型あるいはNH4型のゼオラ
イトに変換して、より低p)Iのゼオライトにする方法
及び中和剤としてCO2含有ガスである燃焼排ガスを使
用する方法を含む。
(作  用) 前記した未洗浄ゼオライト、洗浄ゼオライトあるいは中
和ゼオライトにおいて再度水に浸漬するとpHが高くな
る原因は、以下のような反応が起こるためであると考え
られる。
Zeo−Na20+H20→N a OH+ Z eo
 −H20本発明は、フライアッシュをNaOH水溶液
中で煮沸処理し、脱水、中和、洗浄工程を経てゼオライ
トを製造するに際して、中和処理水、洗浄処理水あるい
は画処理水にCaイオンあるいはMgイオンあるいはN
H4イオン等の陽イオンを添加したものを用いて処理す
ることによって、CaO型、MgO型あるいはNH4型
のゼオライトに変換し、より低pHのゼオライトにする
方法である。
陽イオンとしては塩化カルシウム、硫酸マグネシウムあ
るいは硫安等を中和・洗浄水に添加、溶解すればよく、
Caイオンの場合にはCa (OH) 2、生石灰等、
Mgイオンの場合には酸化マグネシウム、水酸化マグネ
シウム等を中和洗浄水に添加し、溶解させることによっ
てイオン化する物質が使用できる。
また、本発明は中和処理において、中和剤としてCO7
含有ガスである燃焼排ガスを流用するのでより廉価な中
和処理となる。即ち、中和、洗浄処理水中に上記陽イオ
ンを添加すると以下の反応が起こり、浸漬水のpHの上
昇が防止できる。中和剤として燃焼排ガスを使用した。
Zeo−M  O+Na2Co3 (M:陽イオン)第
1図は本発明の一例を示しており、中和洗浄タンク1に
塩酸及び陽イオンを添加した中和洗浄水に、フライアッ
シュをNaOH水溶液中で煮沸処理して得たゼオライト
を入れ、中和洗浄する。
タンク1から抜き出したゼオライトスラリーを脱水機2
で脱水すると、添加した陽イオンに対応したCaO型、
MgO型あるいはNH4型に変換されたゼオライトケー
キが得られる。
(実 施 例) pHが約11.3の未洗浄ゼオライトを、ゼオライト:
陽イオン含有水−1=10のスラリーとし、C02ガス
濃度が20%の燃焼排ガスを用いてpHが8.0以下と
なるまでバブリング処理した。このゼオライトスラリー
を脱水、乾燥後、乾燥ゼオライトに5倍の水道水を添加
し、30分撹拌した後のpH(浸漬水pH)を測定した
2+2+ 陽イオンとしてはCa  1M g  、 N H4イ
オンを使用した。浸漬水pHと陽イオンの種類、濃度と
の関係は第1表、第2表、第3表の通りである。
第   1   表 陽イオン 陽イオン濃度 浸漬水pH 種類  CtrlII) 0        10.1 5       9.2 Ca”      10    8.815     
   8.6 20        8.5 陽イオン 種類 Mg2+ 第   2   表 陽イオン濃度 (g/fl) 口 0 5 0 浸漬水pH 陽イオン 種類 H4 第   3   表 陽イオン濃度 Cg/II) 0 5 0 浸漬水pH (発明の効果) 以上の如く本発明によればフライアッシュがらCaO型
、MgO型あるいはNH4型に変換された低pHである
高品質のゼオライトが得られ、廃棄物の有効利用上から
産業上有益な発明となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例を示す概略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フライアッシュをNaOH水溶液中で煮沸処理し、
    脱水、中和、洗浄工程を経てゼオライトを製造するに際
    して、CaイオンあるいはMgイオンあるいはNH_4
    イオン等の陽イオンを添加した中和及びあるいは洗浄処
    理水を用いて処理し、CaO型、MgO型あるいはNH
    _4型のゼオライトに変換してより低pHのゼオライト
    にすることを特徴とするフライアッシュより高品質ゼオ
    ライトを製造する方法。 2、中和剤としてCO_2含有ガスである燃焼排ガスを
    使用することを特徴とする請求項1記載のフライアッシ
    ュより高品質ゼオライトを製造する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2114377A1 (es) * 1994-05-03 1998-05-16 Univ Cadiz Sintesis de productos de naturaleza zeolitica a partir de esteriles de carbon.
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