JPH03232222A - 半導体薄膜の製造方法 - Google Patents

半導体薄膜の製造方法

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JPH03232222A
JPH03232222A JP2803090A JP2803090A JPH03232222A JP H03232222 A JPH03232222 A JP H03232222A JP 2803090 A JP2803090 A JP 2803090A JP 2803090 A JP2803090 A JP 2803090A JP H03232222 A JPH03232222 A JP H03232222A
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semiconductor thin
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は半導体ガスセンサー、水の分解用電極。
NOx還元触媒、光燃料電池等々に用いられる半導体薄
膜の製造方法に関する。
b、 従来の技術 半導体薄膜の製造方法及びその性質の研究については、
たとえば、次のような技術が知られている。すなわち、
表面改質技術の一つとしてセラミックコーテング法があ
るが、このコーテング法には蒸着法、 CVD法、スパ
ッタリング法や気相を介しておこなうプラズマCVD法
、光CVD法等があり、また単に液体をスプレーする方
法、塗布する方法などが知られている。さらに金属有機
化合物や金属塩を加水分解することによって得られる酸
化物前駆体高分子を含む溶液(ゾル)に、基板を浸漬し
て引き上げることによって基板をコーテングし、その後
、ゲル化、焼成を経てセラミックコーテング膜とする、
所謂ゾル・ゲル法がある。
また、このゾル・ゲル法を用いることによって、アンチ
モンをドーピングしたTiO□薄膜を調整し、そのTi
O□薄膜の電気化学的性質について論した文献がある(
日本化学会誌No、11.1946−51(1987)
)。
C1発明が解決しようとする課題 前記ゾル・ゲル法による薄膜の形成は、極めて簡単な装
置で大面積のコーテング膜が容易に得られ、かつゾル状
態では分子レベルで均一なので不純物元素のドーピング
ができる。そして、この従来のゾル・ゲル法には低温加
熱法が用いられ、その温度は500〜700°Cの範囲
で処理されているが、これによって比較的低い抵抗(1
0Ω・1オーダー)をもつTie、薄膜を作成した例は
みられない。その理由としては、形成する薄膜の抵抗を
低下させるためには、被処理物を高温加熱処理をして結
晶粒の成長を促進し、TiO□粒子内に不純物元素を固
溶させる必要があるが、この高温加熱処理によって膜と
、この膜を形成するための基板とが反応してしまったり
、また両者の熱膨張係数の差によって、膜にクランクあ
るいは粒子接触の不備が発生するためと思われる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、前記課題を
解消してなる半導体薄膜の製造方法を提供することを目
的とする。
d、 課題を解決するための手段 前記目的に添い、本発明は、半導体薄膜を形成する基板
に、TiO□あるいはTiO2に近い熱膨張係数をもつ
材料を用い、この基板に中間層としてSiO□を被覆し
たあと、この基板にTiO□のゲル膜を形成し、これを
還元雰囲気中で、温度1200〜1300°Cで常圧焼
結することを特徴とすることによって前記課題を解消し
た。
以下、本発明について図面を参照しながら、詳細に説明
する。
本発明によって得られたTi0t半導体薄膜は、第1図
に示すように基板1上にSiO□膜2をアンダーコート
(中間層)し、その上にTi0z半導体薄膜3を形成し
てなるものである。
薄膜の製造工程で、薄膜成分子iO2の抵抗を低下させ
るために高温処理(1200〜1300°C)を処すが
、この処理によって薄膜成分と反応しない物質、すなわ
ち、Sin、を用いて、これを基板上に0.1〜0.5
μ剛のSiO□膜をまず形成する。
なお、基板には薄膜成分子1OtO熱膨張係数に近く、
かつアンダーコートとなるSiO□と反応しない材料を
用いる。たとえば、TiO□磁器などである。
次に、所定のゾル溶液を調整し、スプレー法スピナー法
あるいは浸漬法(デイツプ法)等を用いて前記処理を旋
した基板にゲル膜を形成する。
このゾル溶液は、半導体化元素NbをTi01に対し、
所定の組成となるように金属アルコキシドさらに触媒と
HzOを加えて調整したものである。
このようにして前記ゲル膜を形成した基板は約500°
Cで加熱分解し、さらに前記操作を繰り返し、所定厚の
Nb添加TiO□薄膜を形成する。
次にこれを還元雰囲気中で1200〜1300”Cで常
圧焼結すればよい。
実施例 半導体化元素NbをTiO□に対しl mol %Nb
、05の組成となるように金属アルコキシド さらに触媒とH,Oを加えてゾル溶液を調整し、第2図
に示すようなデイツプコーテング装置によって基板にゲ
ル膜を形成した。図において5はTiO□ゾル溶液、6
はTiO□ゾル溶液を収容する容器、1はTiO□ヅル
熔液5に浸漬された基板、7は基板1を保持するクリッ
プ、8はクリップを吊下げ保持するファイバーであり、
駆動装置9を駆動することによってファイバー8を昇降
させ基板1を浸漬したり引きあげたりするようになって
いる。
なお、この基板1は、Si (OCJs) 4を用いて
同様な方法によって予め5tozFil膜(0,1〜0
.5 μ鋼)を被覆しであるTiO□磁器を用いた。ゲ
ル膜は500”Cで加熱分解し、デイツプ操作を繰り返
して膜厚約1μ−のNb添加Ti1t薄膜を作成した。
次にこれを還元雰囲気中で常圧焼結した。薄膜の焼結は
、1200゛C付近より急激に進行し、1300°Cで
は粒径0.8〜2.0 μ−となり30Ωcmの低抵抗
半導体薄膜かえられた。
なお、基板としてSiO□ガラスを用いて同様に処理し
た場合、Nb添加TiO□薄膜にはクラックが生した。
e、 発明の効果 本発明の方法によれば、大面積をもち、しかも低抵抗の
TiO□半導体薄膜かえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製造方法で製作した半導体、第2
図は本発明に係る半導体薄膜の製造要領を説明する図で
ある。 1・・・基板、      2・・・SiJ膜、3・・
・TiJ半導体薄膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体薄膜を形成する基板に、TiO_2あるいはTi
    O_2に近い熱膨張係数をもつ材料を用い、この基板に
    中間層としてSiO_2を被覆したあと、この基板にT
    iO_2のゲル膜を形成し、これを還元雰囲気中で、温
    度1200〜1300℃で常圧焼結することを特徴とす
    る半導体薄膜の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7768042B2 (en) 2007-03-29 2010-08-03 Korea Advanced Institute Of Science And Technology Thin film transistor including titanium oxides as active layer and method of manufacturing the same
KR100983544B1 (ko) * 2009-11-16 2010-09-27 한국과학기술원 산화티타늄을 활성층으로 갖는 박막 트랜지스터의 제조 방법 및 그 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7768042B2 (en) 2007-03-29 2010-08-03 Korea Advanced Institute Of Science And Technology Thin film transistor including titanium oxides as active layer and method of manufacturing the same
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