JPH03231502A

JPH03231502A - アンテナ駆動装置

Info

Publication number: JPH03231502A
Application number: JP2612490A
Authority: JP
Inventors: Keiichi Hirako; 敬一平子; Masaki Tanaka; 正樹田中; Yoshihisa Kawaguchi; 川口　佳久
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-02-07
Filing date: 1990-02-07
Publication date: 1991-10-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業の利用分野）この発明は、例えばデータ中継衛星等の宇宙航行体に搭
載されたアンテナを指向制御するのに用いるアンテナ駆
動装置に関する。

（従来の技術）従来より、この種のアンテナ駆動装置は、アンテナを指
向制御する動作モードとして、待機モード、ターゲット
となる宇宙航行体を追尾視野内に捕捉する初期捕捉モー
ド、初期捕捉後の追尾センサ信号を利用した追尾モード
等の各種の制御動作モードで駆動制御される。そして、
このようなアンテナ駆動装置は、地上運用局より宇宙航
行体から実時間で送られてくるテレメトリ情報を基に生
成された指令をコマンドとして受けることにより、その
駆動系を駆動制御して制御動作モードの切換が実行され
る。

ところが、上記アンテナ駆動装置では、そのアンテナの
制御動作モードの切換設定を含む動作制御を地上運用局
からのコマンドを用いて実行しているために、地上運用
局の負担が非常に大きいという問題を有していた。これ
は、最近の宇宙開発における運用システムのように各種
の運用が要請される場合、特に、大きな問題となる。

（発明か解決しようとする課題）以上述べたように、従来のアンテナ駆動装置では、地上
運用局の負担が非常に大きいという問題を有していた。

この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、高精度
な駆動制御を実現して、地上運用局の負担を軽減化し得
るようにしたアンテナ駆動装置を提供することを目的と
する。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）この発明は、指向制御自在なアンテナを異なる制御動作
モードにそれぞれ設定する複数の動作制御部と、これら
動作制御部を前記アンテナの設定制御動作モードに応じ
て選択して切換設定する切換設定手段とを備えてアンテ
ナ駆動装置を構成したものである。

（作用）上記構成によれば、切換設定手段は複数の動作制御部を
制御動作モードに応じて選択的に切換設定することによ
り、アンテナを所望の制御動作モードで駆動制御して、
動作シーケンスを実行する。従って、地上運用局からの
コマンドにより指令を受けることなく、所望の動作シー
ケンスでアンテナの駆動制御が実行され、地上運用局の
負担が軽減される。

（実施例）以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。

第１図はこの発明の一実施例に係るアンテナ駆動装置を
示すもので、切換設定部１０は、例えばアンテナ待機動
作モード、初期捕捉モード、追尾モード等の各種の制御
動作モードを組合わせた動作シーケンスが記憶設定され
ており、その出力端には切換スイッチ１１の可動接点ａ
が接続される。

この切換スイッチ１１には複数の固定接点ｂ１〜ｂ、が
可動接点ａに対応して設けられており、可動節点ａが切
換設定部１０により動作シーケンスに対応して選択的に
オン−オフ切換制御される。そして、切換スイッチ１１
の固定接点ｂ１〜ｂｎには制御動作モードに対応した動
作制御部１２１〜１２ｎがそれぞれ接続される。動作制
御部１２１〜１２ｎはその出力端がそれぞれドライバー
回路１３に接続され、その信号出力端又は動作制御部１
２１〜１２ｎの内部情報出力端はそれぞれ切換設定部１
０の信号入力端に接続される。

なお、上記切換設定部１０は、例えば地上運用局からの
コマンドにより、動作シーケンスが運行状態に応じて選
択的に変更設定される。

上記構成において、切換設定部１０は、例えば予め設定
された動作シーケンスに対応して切換スイッチ１１の可
動接点ａを固定接点ｂ１〜ｂ、に切換設定して、制御動
作モードに応じた動作制御部１２１〜１２ｎを選択して
指令信号を出力する。

動作制御部１２１〜１２ｎは入力した指令信号に対応し
た駆動信号を生成して図示しないアンテナ駆動系を各制
御動作モードで駆動制御し、アンテナを指向制御させる
。この際、切換設定部１０には動作制御部１２１〜１２
ｎからの動作状態信号が入力され、この動作状態信号よ
り制御動作モードの設定状態を検出して、動作シーケン
スに対応して切換スイッチ１１を切換制御し、他の動作
制御部１２１〜１２ｎに切換設定する。

このように、上記アンテナ駆動装置では、アンテナを異
なる制御動作モードにそれぞれ設定した複数の動作制御
部１２１〜１２ｎを設け、この動作制御部１２１〜１２
ｎを切換設定ｇ５１０で選択して切換設定することによ
り、所望の動作シーケンスを実行するように構成した。

これによれば、地上運用局からのコマンド指令を受ける
ことなく、所望の動作シーケンスにおける制御動作モー
ドでアンテナの駆動制御を実行することが可能となり、
可及的に地上運用局の負担が軽減される。

なお、上記実施例では、動作制御部１２１〜１２ｎをオ
ン−オフ切換式の切換スイッチ１１を用いて切換制御す
るように構成した場合で説明したが、これに限ることな
く、例えば指令コード（番号）や、１または０のフラグ
等を用いて動作制御部１２１〜１２ｎを切換制御するよ
うに構成することも可能である。

よって、この発明は上記実施例に限ることなく、その他
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施
し得ることは勿論のことである。

［発明の効果コ以上詳述したように、この発明によれば、高精度な駆動
制御を実現して、地上運用局の負担を軽減化し得るよう
にしたアンテナ駆動装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係るアンテナ駆動装置を
示すブロック図である。１０・・切換設定部、１１・・・切換スイッチ、１２１
〜１２ｎ・・・動作制御部、１３・・・ドライバー回路
。

Claims

【特許請求の範囲】

指向制御自在なアンテナを異なる制御動作モードにそれ
ぞれ設定する複数の動作制御部と、これら動作制御部を
前記アンテナの設定制御動作モードに応じて選択して切
換設定する切換設定手段とを具備したことを特徴とする
アンテナ駆動装置。