JPH1168666A - 光空間伝送システム及びその構成装置 - Google Patents

光空間伝送システム及びその構成装置

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JPH1168666A
JPH1168666A JP9221694A JP22169497A JPH1168666A JP H1168666 A JPH1168666 A JP H1168666A JP 9221694 A JP9221694 A JP 9221694A JP 22169497 A JP22169497 A JP 22169497A JP H1168666 A JPH1168666 A JP H1168666A
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JP
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optical
coverage
area
transmission
control signal
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JP9221694A
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Mika Iida
美香 飯田
Takaaki Takeda
孝明 武田
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N T T DATA KK
NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレス・ネットワークを構築する際に、
通信可能なエリアを事後的に回避することができる光空
間伝送システムを提供する。 【解決手段】 自装置の覆域に存在する1または複数の
光無線送受信機A1〜A3との間で光キャリアを利用し
てネットワークを構築する基地局10と、この基地局1
0に対して光無線通信手段を通じて光キャリアの伝送要
否を表す覆域制御信号を送信するワイヤレス制御器20
とを具備する。基地局10は、ワイヤレス制御器20か
らの覆域制御信号の受信を契機に液晶スイッチを制御し
て該当領域方向への光キャリアの進行方向を動的に変更
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光空間伝送シス
テム及びその構成装置に係り、特にワイヤレス・ネット
ワークを組む光空間伝送システムにおいて、無線送受信
機と基地局との間で通信可能な覆域を動的に制御する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井や壁面等に設置された光空間
伝送装置を基地局とし、一つの基地局とN個の光無線送
受信機との間で1対Nのワイヤレス・ネットワークを構
築した光空間伝送システムが知られている。この種の光
空間伝送システムにおいて、基地局は、光無線送受信機
との間で光空間伝送波(以下、光キャリア)を相互に送
信しあうが、この光キャリアは直進的に空間を伝搬する
ため、各光無線送受信機が基地局と通信可能となるエリ
アは、基地局から出力される光キャリアの指向角によっ
て一意に決定される。この指向角は、基地局の設計及び
取付段階で予め固定的に調整されており、これを変更す
ることは容易でない。そこで、従来、基地局の覆域(光
無線送受信機の側からは通信可能となるエリア)を事後
的に変更する場合は、例えば基地局側の入出力段に、あ
る方向における光キャリアの入出力を物理的に遮断する
遮断フィルタを取り付けるか、あるいは光無線基地局の
一部を覆う、というような機械的手段によって対応して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、天井や壁面
等に基地局を設置する場合に比べて、光無線送受信機の
配置を変更することは比較的容易である。そのため、ま
ず、基地局を設置しておき、事後的に光無線送受信機の
配置レイアウトを決定することが考えられる。しかし、
このような形態では、基地局の覆域でしか光無線送受信
機を配置できないため、運用形態が限定されるという問
題が生じる。また、人員配置の変更等に伴って、基地局
の設置後に光無線送受信機の配置個所を再配置しなけれ
ばならなくなる場合もある。また、運用目的によって
は、光無線送受信機を所定の領域毎に整然と固定的に配
置したり、逆に、光無線送受信機を移動自在にしておく
必要が生じる場合があるが、このような目的に柔軟に対
応することができない。
【0004】さらに、複数の基地局の取付位置が近接し
ていたり、ある光無線送受信機が隣接のワイヤレス・ネ
ットワークとの重複覆域内に存在するようになった結
果、その光無線送受信機に、複数の基地局から光キャリ
アが同時に入力されて通信障害が発生する問題も生じ
る。このような問題は、基地局側で覆域をフレキシブル
且つ高精度に変更することができれば一気に解消できる
が、従来は、機械的手段によってしか対応できなかった
ため、覆域の調整精度が著しく低かった。また、ワイヤ
レス・ネットワークは、室内で構築されるのが通常であ
るが、近年は、室内に、蛍光灯のほかに種々の電子装置
が発する光が混在しているため、それに伴う通信障害の
発生も懸念されていた。
【0005】そこで、本発明は、光キャリアを利用して
ワイヤレス・ネットワークを構築する際に、基地局とし
て機能する光空間伝送装置の覆域を動的に制御して光無
線送受信機が通信可能エリアを事後的に変更することが
できる、改良された光空間伝送システムを提供すること
にある。本発明の他の課題は、光無線通信を行う上で有
害な光を排除して通信の安定化を図ることができる、光
空間伝送システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、自装置の覆域に存在する1または複数の
光無線送受信機との間で光キャリアを通じてネットワー
クを構築する光空間伝送装置と、この光空間伝送装置に
対して光無線通信手段を通じて所定の覆域制御信号を送
信するワイヤレス制御器とを具備した光空間伝送システ
ムを提供する。この光空間伝送システムにおいて、前記
光空間伝送装置は、前記ワイヤレス制御器からの覆域制
御信号の受信を契機に前記光キャリアの進行方向を切り
替えて前記覆域を動的に変更するように構成する。
【0007】具体的には、入力された光キャリアを透過
または反射させるキャリアスイッチと、覆域制御信号に
基づいて前記キャリアスイッチにおける前記光キャリア
の進行方向を切り替えるスイッチ制御手段とを備えるよ
うにする。このスイッチ制御手段は、例えば前記覆域制
御信号を光無線通信手段を通じて受信し、受信した覆域
制御信号に基づいて前記キャリアスイッチの動作を動的
に制御するように構成する。前記キャリアスイッチは、
例えば前記覆域制御信号に対応する印加電圧値に基づい
て液晶セルの向きを動的に変更させる液晶スイッチを含
んで構成することができるが、より好ましくは、この液
晶スイッチを予め自装置に割り当てられた覆域に応じて
複数個配設し、それぞれ個別に前記光キャリアの進行方
向を切替できるように構成する。
【0008】また、ワイヤレス制御器は、前記光空間伝
送装置への送信対象となる前記覆域制御信号を生成する
制御信号生成手段と、生成した覆域制御信号を光キャリ
アに変換して前記光空間伝送装置に送信する光無線送信
手段とを備えてなる。なお、前記覆域制御信号は、前記
光空間伝送装置の覆域において予め割り当てられた領域
の識別情報と、当該領域に対する光キャリアの伝送要否
を表す信号とを含む信号形態の信号である。
【0009】なお、上記他の課題を解決するため、前記
光空間伝送装置及び前記ワイヤレス制御器の少なくとも
一方に、前記光空間伝送波以外の光を遮断する光透過フ
ィルタが介在させておく。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の一形態を説明する。図1は、本実施形態に係る光空
間伝送システム1の構成図である。この光空間伝送シス
テム1は、本発明の光空間伝送装置を用いた基地局10
と、基地局10の覆域を光空間伝送によって制御させ
る、移動自在のワイヤレス制御器20と、基地局10の
覆域に移動自在に配備される光無線送受信機A1〜A3
と、各光無線送受信機A1〜A3の各々に接続される信
号処理装置C1〜C3とにより、1対3の光空間伝送を
行うワイヤレス・ネットワークを構成している。なお、
以後の説明では、光無線送受信機A1〜A3という場
合、それに接続される信号処理装置C1〜C3も含まれ
るものとする。また、1対3としたのは説明上の便宜で
あって、実際には、1つの基地局に対してN個の光無線
送受信機を配備して、1対N(Nは0を除く自然数)の
ワイヤレス・ネットワークを構築することになる。
【0011】基地局10は、図2に示すように、ワイヤ
レス・ネットワーク構築に必要な一般的な信号処理手段
のほか、覆域制御に用いられる制御部11と光ユニット
14とを有する。なお、電源や空中線等のように本発明
との関連性が低い要素については省略してある。制御部
11は、伝送制御部12と液晶スイッチ制御部13とを
含んで構成される。伝送制御部12は、光無線送受信機
A1〜A3との間の光キャリアの伝送制御と、ワイヤレ
ス制御器20からの覆域制御信号に対応する制御指示信
号の生成及び覆域制御信号に対する応答信号の生成とを
行うものである。また、液晶スイッチ制御部13は、伝
送制御部12から出力される制御指示信号に基づいて液
晶スイッチ部17の動作を制御するものである。
【0012】光ユニット14は、発光部15、受光部1
6、液晶スイッチ部17、及び透過フィルタ18を備え
て構成される。
【0013】発光部15は、伝送制御部12より出力さ
れた伝送対象信号(電気信号)を光キャリアに変換して
液晶スイッチ部17に出力するものであり、受光部16
は、液晶スイッチ部17から入力された光キャリアを電
気信号に変換して伝送制御部12に出力するものであ
る。なお、発光部15からの光キャリアが自己反射によ
って再入力されることを防ぐため、発光部15と受光部
16とは、互いに隔離させて配置することが望ましい。
【0014】透過フィルタ18は、光キャリア以外の有
害な光を遮断し、信号のノイズを防いで通信の安定化を
図るために設けられる。
【0015】液晶スイッチ部17は、同一面上の所定位
置に複数の液晶スイッチを配列したものであり、個々の
液晶スイッチは、液晶セルを封入した透明基板の所定領
域に一対の電極を取り付けて構成されたものである。
【0016】図3は、この液晶スイッチの動作原理図で
ある。一対の電極D1,D2に印加された制御電圧がオ
ンの場合は、図3(a)に示すように、透明基板K内の
すべての液晶セルSの分子配列方向が、光キャリアCa
を透過させる向きになる。一方、制御電圧がオフの場合
は、図3(b)に示すように、透明基板K内のすべての
液晶セルSの分子配列方向が、光キャリアCbを反射さ
せる向きになる。本実施形態では、この原理を利用して
光キャリアCa,Cbの進行方向を動的に変更させるも
のである。
【0017】実際の運用場面では、すべての液晶スイッ
チがオンのときに光キャリアが予め定めた自局の覆域の
光無線送受信機への伝送をカバーするように各液晶スイ
ッチの配列位置を決めておき、覆域制御時にいずれかの
液晶スイッチを選択的にオフ制御及びそれを復旧(オン
制御)できるようにする。
【0018】図4は、この様子を模式的に示した図であ
る。図4の例では、液晶スイッチ171についてはオン
にして光キャリア17aを透過させ、隣設の液晶スイッ
チ172については光キャリア17bを反射させる。こ
のときの各液晶スイッチ171,172への制御電圧
は、伝送制御部12から出力される制御指示信号に基づ
いて液晶スイッチ制御部13から出力される。
【0019】次に、ワイヤレス制御器20の構成例を説
明する。このワイヤレス制御器20は、図5に示すよう
に、基地局10の覆域において予め割り当てられた領域
の識別情報を保持したエリアリストLと、エリアリスト
L内の識別情報及び光キャリアの伝送要否を操作者に選
択させるための操作パネル21とを有している。操作パ
ネル21には、例えば図6に示すように、割当領域の個
々の識別情報に対応する複数のエリア選択ボタン31、
オン制御を表すON選択ボタン32、オフ制御を表すO
FF選択ボタン33が設けられている。この操作パネル
21による選択結果は、信号処理部22で識別されて制
御信号生成部23に送られる。
【0020】制御信号生成部23は、識別されたエリア
識別情報とそのエリアにおける伝送要否とを表す覆域制
御信号(電気信号)を生成して発光部24に入力する。
発光部24は、この覆域制御信号を光キャリアに変換す
る。この光キャリアは、透過フィルタ26を通じて基地
局10に送られる。
【0021】透過フィルタ26は、基地局10に設けら
れるものと同様、光キャリア以外の光を遮断し、信号の
ノイズを防ぐものである。透過フィルタ26からは基地
局10から光キャリアが入力される。この光キャリア
は、覆域制御信号に対する応答信号を表すものであり、
受光部25で電気信号に変換された後に信号処理部22
に入力される。
【0022】なお、ワイヤレス制御器20においても、
発光部24からの光キャリアが自己反射によって再入力
されることを防ぐため、受光部25から隔離させて配置
することが望ましい。
【0023】次に、図7を用いて本実施形態の光空間伝
送システム1の運用形態例を説明する。図7は、第1基
地局10aの本来の覆域100aと第2基地局10bの
本来の覆域100bとを示した図である。図中、斜線で
示す部分が覆域の調整を要する領域であり、符号101
は、各基地局10a,10bの本来の覆域100a,1
00bが重複する領域、符号102は、覆域は重複しな
いが、運用者の都合によって不感帯領域としたい領域で
ある。本実施形態の光空間伝送システム1では、任意の
領域についていずれの基地局10a,10bに対しても
その覆域制御が可能である。例えば、重複領域101に
存する光無線送受信機は、両基地局10a,10bから
の光キャリアを受光することになるため、通信障害を生
じさせる可能性がある。そこで、この重複領域101か
らワイヤレス制御器20aを操作して、第2基地局10
bへ当該重複領域101についてのオフ制御を促す覆域
制御信号を光キャリアに載せて送信する。
【0024】この覆域制御信号を受信した第2基地局1
0bは、ワイヤレス制御器20aに対して応答信号を返
信する。これにより、ワイヤレス制御器20aは、覆域
変更がなされることを確認することができる。第2基地
局10bは、また、液晶スイッチを制御して当該重複領
域101の方向の光キャリアを反射させる。これによ
り、重複領域101に存する光無線送受信機には、第1
基地局10aからの光キャリアのみが到達することにな
り、光キャリアの干渉による通信障害を回避できるよう
になる。領域102についても同様であり、この場合
は、当該領域102からワイヤレス制御器20bを操作
し、第2基地局10bに対してオフ制御を促す覆域制御
信号を送信する。これにより、上記重複領域101の場
合と同様、領域102方向の光キャリアが第2基地局1
0bで反射されるため、当該領域102には、光キャリ
アが到達しなくなる。不感帯を解消したい場合は、ワイ
ヤレス制御器20bからオン制御を促す覆域制御信号を
第2基地局10bに送信することになる。
【0025】なお、重複領域101に対する覆域の変更
は、第2基地局10bではなく、第1基地局10aに対
してワイヤレス制御器20aから同種の覆域制御信号を
送信することによっても達成が可能である。また、各ワ
イヤレス制御器20a,20bは、必ずしも覆域制御を
要する領域からだけではなく、任意の位置から該当する
基地局に対して、該当領域についてのオン制御、あるい
はオフ制御を表す覆域制御信号を送信することが可能で
ある。
【0026】このように、本実施形態の光空間伝送シス
テムによれば、任意の位置に移動可能なワイヤレス制御
器20a,20bから基地局10a,10bに対して該
当領域を表すエリア識別情報とオン/オフ制御の別を表
す信号とを含む覆域制御信号を送信することにより、基
地局側で該当領域方向への光キャリアの送出を阻止した
り、あるいは許容するように液晶スイッチ部17を制御
するので、ワイヤレス・ネットワークにおける動的な覆
域変更が可能になる。しかもこの覆域変更は、基地局側
で所定位置に備えられた複数の液晶スイッチの動作を個
別的に制御することによってなされるので、対象領域の
広狭や位置に拘束されない高精度の制御が安定的になさ
れるようになる。
【0027】なお、本実施形態では、透過フィルタを基
地局とワイヤレス制御器の双方に設けているが、これは
両者の少なくとも一方に設けられていてもよい。また、
本実施形態では、キャリアスイッチの例として複数の液
晶スイッチを配列した液晶スイッチ部17を採用した
が、入力された光キャリアの進行方向を覆域制御信号に
基づいて動的に変更できればよいので、他のスイッチイ
ング素子、あるいは液晶スイッチを含む異種スイッチイ
ング素子の混合によって、キャリアスイッチを構成して
もよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光空間伝送によるワイヤレス・ネットワーク
において、物理的なセグメント、すなわち光無線送受信
機の配置領域を高精度に分離することが可能になる。ま
た、事後的な覆域変更が可能なので、従来型システムに
比べて覆域設計のカスタム化が容易になるとともに、シ
ステム構成部品の製造・組立後によるカスタム化も容易
になる。そのため、システム構成部品を量産することが
でき、光空間伝送システムの製造コストを低減させるこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光空間伝送システム
の構成図。
【図2】本実施形態による基地局の構成図。
【図3】本実施形態で用いる液晶スイッチの動作原理図
であり、(a)は印加される制御電圧がオンの場合の状
態、(b)は制御電圧がオフの場合の状態を表す。
【図4】本実施形態による液晶スイッチ部の動作状態を
表す模式図。
【図5】本実施形態によるワイヤレス制御器の構成図。
【図6】ワイヤレス制御器の操作パネルのレイアウトの
一例を示す説明図。
【図7】本実施形態に係る光空間伝送システムの運用形
態の一例として、覆域を制限したい領域と、当該領域に
ワイヤレス制御器を配置して基地局に覆域を制限させる
状態を表した図。
【符号の説明】
1 光空間伝送システム 10,10a,10b 基地局 11 制御部 12 伝送制御部 13 液晶スイッチ制御部 14 光ユニット 17 液晶スイッチ部 171,172 液晶スイッチ 18,26 透過フィルタ 20,20a,20b ワイヤレス制御器 21 操作パネル 22 信号処理部 23 制御信号生成部 A1〜A3 光無線送受信機 L エリアリスト K 液晶スイッチの透明基板 S 液晶セル D1,D2 液晶スイッチの電極 100a,100b 基地局の覆域 101,102 覆域変更の対象領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置の覆域に存在する1または複数の
    光無線送受信機との間で光空間伝送波を通じてネットワ
    ークを構築する光空間伝送装置と、この光空間伝送装置
    に対して光無線通信手段を通じて所定の覆域制御信号を
    送信するワイヤレス制御器とを具備し、 前記光空間伝送装置が、前記ワイヤレス制御器からの覆
    域制御信号の受信を契機に前記光空間伝送波の進行方向
    を切り替えて前記覆域を動的に変更するように構成され
    ていることを特徴とする光空間伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記覆域制御信号が、前記覆域で予め割
    り当てられた領域の識別情報と、当該領域に対する光空
    間伝送波の伝送要否を表す信号とを含む信号形態である
    ことを特徴とする請求項1記載の光空間伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記光空間伝送装置及び前記ワイヤレス
    制御器の少なくとも一方に、前記光空間伝送波以外の光
    を遮断する光透過フィルタが介在することを特徴とする
    請求項1記載の光空間伝送装置。
  4. 【請求項4】 自装置の覆域に存在する1または複数の
    光無線送受信機との間で光空間伝送によってネットワー
    クを構築する装置であって、 入力された光空間伝送波を透過または反射させるキャリ
    アスイッチと、 所定の覆域制御信号に基づいて前記キャリアスイッチに
    おける前記光空間伝送波の進行方向を切り替え、前記覆
    域を動的に変更するスイッチ制御手段とを備えることを
    特徴とする光空間伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ制御手段は、前記覆域制御
    信号を光無線通信手段を通じて受信し、受信した覆域制
    御信号に基づいて前記キャリアスイッチの動作を動的に
    制御するように構成されていることを特徴とする請求項
    4記載の光空間伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記キャリアスイッチは、前記覆域制御
    信号に対応する印加電圧値に基づいて液晶セルの向きを
    動的に変更させる液晶スイッチを含んで構成されること
    を特徴とする請求項5記載の光空間伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記液晶スイッチが予め自装置に割り当
    てられた覆域に応じて複数個配設され、それぞれ個別に
    前記光空間伝送波の進行方向を切替できるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項6記載の光空間伝送装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項4ないし7のいずれかの項に記載
    された光空間伝送装置への送信対象となる前記覆域制御
    信号を生成する制御信号生成手段と、 生成した覆域制御信号を光空間伝送波に変換して前記光
    空間伝送装置に送信する光無線送信手段とを備えてなる
    ワイヤレス制御器。
  9. 【請求項9】 前記制御信号生成手段は、前記光空間伝
    送装置の覆域において予め割り当てられた領域の識別情
    報と、当該領域に対する光空間伝送波の伝送要否を表す
    信号とを含む信号形態の覆域制御信号を生成することを
    特徴とする請求項8記載のワイヤレス制御器。
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