JPH03230941A - 埋設下水管内面の硬質チューブライニング工法 - Google Patents

埋設下水管内面の硬質チューブライニング工法

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JPH03230941A
JPH03230941A JP2024974A JP2497490A JPH03230941A JP H03230941 A JPH03230941 A JP H03230941A JP 2024974 A JP2024974 A JP 2024974A JP 2497490 A JP2497490 A JP 2497490A JP H03230941 A JPH03230941 A JP H03230941A
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JP
Japan
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tube
manhole
drainage pipe
ground
expansion
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JP2024974A
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Yasuo Miyazaki
宮崎 康雄
Akira Kamiide
明 神出
Katsuhisa Minami
勝久 南
Shigeki Watari
亘 繁樹
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Osaka Bousui Construction Co Ltd
Original Assignee
Osaka Bousui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は埋設下水管内面の硬質チューブライニング工法
に関する。
従来技術とその問題点 従来埋設下水管内面の硬質チューブライニング工法とし
て、横断面寸法が縮小された状態で下水管内に挿入され
た硬質プラスチックチューブを加熱加圧流体の適用によ
り内部から加熱加圧し膨脹させて管内面に被着させるよ
うな工法が提案されている(例えば特開昭63−296
924号公報参照)。この種ライニング工法は通常マン
ホールを利用して行なわれ、殆んどの作業はマンホール
内で行なわれているが、マンホール内は狭く作業スペー
スを充分に確保することができないので、どうしても作
業が非効率的となり、また危険を伴うという問題点があ
った。このような問題は例えばチューブの余端をマンホ
ールから地上へ引出し、マンホール内での作業を省くこ
とにより解消できるが、このようにするとチューブの加
熱加圧流体時にチューブ余端が過膨脂してマンホール口
を閉塞してしまい、以後の作業が困難となる。
本発明はこのような従来の問題点を一掃することを目的
としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、マンホールを作業口として利用し、2つのマ
ンホール間の下水管内面に硬質チューブライニングを形
成する工法であって、横断面寸法を縮小した状態で2つ
のマンホール間の下水管内に挿入した硬質プラスチック
チューブの両端の余端を、それぞれマンホール内で立上
がらせて地上へ引出し、マンホール内でのチューブ立上
り部に過膨脹防止用保護筒を被せた後に、上記チューブ
を常法通り加熱加圧流体の適用により内部から加熱加圧
し膨脂して下水管内面に被着すると共に、チューブ立上
り部とマンホールとの間に過膨脂防止にもとづく周隙を
保持し、次に上記周隙よりマンホール内に遠隔操作式の
チューブ切断具を挿入し、チューブ立上り部を切断除去
することを特徴とする埋設下水管内面の硬質チューブラ
イニング工法に係る。
実施例 以下に本発明工法の一実施例を添附図面にもとづき説明
すると次の通りである。
本発明工法を実施するに際しては、第1図に示されるよ
うにマンホール(1)(1)間の下水管(2)内に、先
ず最初に硬質プラスチックチューブ(3)が挿入される
硬質プラスチックチューブ(3)は熱可塑性例えば塩化
ビニル樹脂製であり、上記下水管(2)の内径と略々同
径の外径を有し、第3図の拡大断面図に示されるように
横断面が円形から平らに押し潰された後に、2つ折りさ
れ、横断面形状が縮小されている。プラスチックチュー
ブ(3)はこの横断面縮小状態のもとに常法例えば内部
流通の加熱流体により加熱軟化されながら下水管(2)
内に挿入され、その両端の余端(3a)  (3a)は
ガイドロール(4)(4)を経てマンホール(1)(1
)内を立上り、地上へ引出されている。
地上へ引出された余端(3a)  (3a)の上端部は
適宜の予備的操作をして元の横断面形状に復元され、こ
の復元部に栓(5)  (5’ )が施されると共に、
余端(3a)  (3a)の外側に、それぞれ過膨脹防
止用の保護筒(6)が上端から下端のガイドロール(4
)近くまで被せられる。
保護筒(6)は繊維製で非伸縮性であり、その内径は横
断面縮小前のチューブ(3)の外径と略々等しい。保護
筒(6)の好ましい一例が第4図に示され、チューブ(
3)の立上り部への着脱を側方から行い得るようにする
ために、スライドファスナー(7)の部分で適宜開き得
るような構成になっている。この場合ファスナー(7)
を複数本備えておけば保護筒(6)の外径を調節できる
ので便利である。保護筒(6)の長さ方向の寸法を適宜
調節するために第1図に概略的に示されるように適宜継
足し得るような構成にすることができる。
余端(3a)の上端は、地上に設置の吊りスタンド(8
)に吊り金具(9)及び吊りロープ(10)を介し支持
され、マンホール(1)内で立上り状態を保持する。
余端(3a)の上端に施された一方の栓(5)には、加
熱流体例えばスチーム供給用導管(11)が挿着され、
他方の栓(5′)にはスチームの排出用導管(12)が
挿着され、2等導管(11)(12)には、それぞれ流
量調整弁(13)が備えられている。更に他方の栓(5
′)には、ドレーン抜きホース(14)の一端が必要に
応じ下方へ挿入できるような状態に挿着され、ホース(
14)の先端には、スチームトラップ(14a)が備え
られている。
第1図に示す状態で導管(11)を通じチューブ(3)
内にスチームを供給し、該チューブ(3)を内部から加
熱加圧すると、チューブ(3)は膨張して元の形状に復
元し下水管(2)内面に被着されると共に、マンホール
(1)内を立上っている余端(3a)  (3a)も元
の形状に復元される。
この形状復元後の状態が第2図に示され、加熱加圧膨張
操作時に於ける余端(3a)(3a)の過膨張は、保護
筒(6)によって防止され、よってマンホール(1)と
余端との間には、過膨脹防止による周隙(15)が保持
される。
チューブ(3)の加熱加圧膨脂操作中、チューブ(3)
の底部には、第2図に示されるようにドレーン(17)
が溜まるが、このドレーン(17)は上記ホース(14
)の先端のスチームトラップ(14a)をチューブ(3
)の底部まで挿入することにより、抜き取ることができ
る。
チューブ(3)の加熱加圧膨張操作を終えた後は、チュ
ーブ(3)内を加圧状態に保持した状態のままで、スチ
ームを外気に置換しチューブ(3)を冷却することによ
り、下水管(2)内面に、硬質チューブライニング(3
′)を形成することができる。
硬質チューブライニング(3′)を形成した後は、第2
図の右側のマンホール(1)に示されるように、周隙(
15)よりマンホール(1)内に遠隔操作式の切断具(
16)を挿入し、余端(3a)を切断することにより、
余端(3a)を地上操作をして除去することができる。
余端(3a)を除去した後は、マンホール(1)内での
作業をして、常法通り硬質チューブライニング(3′)
の端末処理が行なわれる。
切断具(16)は遠隔操作によって余端(3a)を切断
できるようなものであればよく、図には2本の平行する
把柄(16a、)(16a)の下端に通電により発熱す
る線状ヒータ(16b)を備え、該ヒータ(16b)で
溶断する方式のものが示されている。
効    果 本発明工法によれば、下水管(2)内に挿入した横断面
縮小のチューブ(3)の余端(3a)(3a)をマンホ
ール(1)(1)を通じ地−トへ引出した状態で、チュ
ーブ(3)の加熱加圧膨脹並びに余端(3a)  (3
a)の切断除去を行い得るので、硬質チューブライニン
グ(3′)の端末処理を除き全て地」二操作をして行な
うことが可能となり、余端(3a)  (3a)の切断
除去後に、加熱加圧膨脹を行なう従来工法に比べ作業を
効率的にしかも安全に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明工法のチューブ加熱加圧膨脂工程直前の
状況を示す縦断面図、第2図は回加熱加圧膨脂後の状況
を示す縦断面図、第3図はチューブの横断面縮小加工状
況を示す説明図、第4図は過膨脹防止用保護筒の一例を
示す斜視図である。 図に於て、(1)はマンホール、(2)は下水管、(3
)は硬質プラスチックチューブ、(4)はガイドロール
、(5)(5”)は栓、(6)は保護筒、(8)は吊り
スタンド、(9)は吊り金具、(10)は吊りロープ、
(11)はスチーム供給用導管、(12)は同排出用導
管、(13)は流量調整弁、(14)はドレーン抜きホ
ース、(15)は周隙、(16)は遠隔操作式切断具で
ある。 (以 上) 特開平 3 230941 (6)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マンホールを作業口として利用し、2つのマンホ
    ール間の下水管内面に硬質チューブライニングを形成す
    る工法であって、横断面寸法を縮小した状態で2つのマ
    ンホール間の下水管内に挿入した硬質プラスチックチュ
    ーブの両端の余端を、それぞれマンホール内で立上がら
    せて地上へ引出し、マンホール内でのチューブ立上り部
    に過膨脹防止用保護筒を被せた後に、上記チューブを常
    法通り加熱加圧流体の適用により内部から加熱加圧し膨
    脹して下水管内面に被着すると共に、チューブ立上り部
    とマンホールとの間に過膨脹防止にもとづく周隙を保持
    し、次に上記周隙よりマンホール内に遠隔操作式のチュ
    ーブ切断具を挿入し、チューブ立上り部を切断除去する
    ことを特徴とする埋設下水管内面の硬質チューブライニ
    ング工法。
JP2024974A 1990-02-02 1990-02-02 埋設下水管内面の硬質チューブライニング工法 Expired - Lifetime JPH0714618B2 (ja)

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JPH03230941A true JPH03230941A (ja) 1991-10-14
JPH0714618B2 JPH0714618B2 (ja) 1995-02-22

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014097610A (ja) * 2012-11-14 2014-05-29 Ashimori Ind Co Ltd 内張り材の設置方法、及び、内張り材設置用筒体
JP2017024269A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 芦森工業株式会社 既設管路の内張り方法
JP2021045948A (ja) * 2019-09-11 2021-03-25 アクアインテック株式会社 ライニング材およびライニング材の製造方法

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