JPH0717011B2 - 樹脂パイプ導入方法及び樹脂パイプ導入装置 - Google Patents

樹脂パイプ導入方法及び樹脂パイプ導入装置

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JPH0717011B2
JPH0717011B2 JP3106546A JP10654691A JPH0717011B2 JP H0717011 B2 JPH0717011 B2 JP H0717011B2 JP 3106546 A JP3106546 A JP 3106546A JP 10654691 A JP10654691 A JP 10654691A JP H0717011 B2 JPH0717011 B2 JP H0717011B2
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pipe
resin pipe
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heating
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Inventor
隆男 山村
新太郎 池田
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日本鋼管工事株式会社
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下水道,上水道,送
油管その他あらゆる既設配管内に合成樹脂パイプをライ
ニングするときの樹脂パイプの導入方法及び樹脂パイプ
導入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下水道管や上水道管等の既設管の強度補
強や防食対策、漏水,浸水対策あるいは流量改善などを
目的として、既設管内面に合成樹脂管を形成する工法が
採用されている。
【0003】この工法としては、内張り材を反転させて
既設管内面に圧着する反転ライニング工法と、既設管内
に引き込んだ内張り材を拡管して既設管内面に圧着する
ライニング工法とが採用されている。
【0004】ライニング工法は、塩化ビニル,ポリプロ
ピレン,ポリエチレン,ポリブデンなどの熱可塑性樹脂
からなる樹脂パイプを既設管内に挿入し、挿入した樹脂
パイプを既設管内壁に密着させる工法である。このライ
ニング工法において、既設管とほぼ同じかやや大きい外
径の樹脂パイプを使用する場合には、樹脂パイプを既設
管内に挿通するために、樹脂パイプを扁平にして断面積
を小さくしている。
【0005】樹脂パイプの断面積を小さくするために
は、例えば特開昭64−56531号公報,特開平2−43024号
公報あるいは特開平2−154882号公報等に示されている
ように、第1段階として押出し成形された樹脂パイプを
直径方向に平に押し潰して扁平にし、第2段階として長
径方向両端が近接するように長手方向に対して彎曲させ
て、断面がU字形状やV字形状に加工している。そして
断面形状がU字形状等になった樹脂パイプをドラム等に
巻き取り保管している。この樹脂パイプを既設管内にラ
イニングするときは、ドラム等に巻取られた樹脂パイプ
を既設管の位置に運搬して、U字形状等になった樹脂パ
イプを既設管内に挿通し、両端または一端を密閉構造と
し、内部に加熱加圧流体を供給するか、加熱流体を供給
しながらピグなどの拡管具を移動させて軟化,膨張さ
せ、既設管内面に密着させている。
【0006】また、特開平2−196627号公報に示されて
いるように、扁平加工された状態で樹脂パイプをドラム
に巻取り、既設管内にライニングするときに、樹脂パイ
プを内外から加熱して軟化させながら既設管口まで引込
み、この樹脂パイプを一対のロ−ラでU字形状に急激に
曲げ加工してから既設管内に挿入している。この既設管
内に挿入された樹脂パイプを内部加熱のみを行い外部か
らの加熱を行わない状態で樹脂パイプの外層部を冷却硬
化させて牽引している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平2−154882
号公報等に示されたライニング工法は、押出し成形され
た樹脂パイプの断面積を小さくするため、2段階の加工
工程でU字形状等になるように加工し、この樹脂パイプ
をドラム等に巻取っているため、巻取り時の断面形状が
大きく保管,運搬が容易でないという短所があった。
【0008】また、樹脂パイプの口径が大きくなるほど
巻取り時の断面形状が大きくなり、口径が500mm以上の
樹脂パイプでは長い樹脂パイプを巻取ることができず、
既設管の長い距離をライニングすることができないとい
う短所があった。
【0009】このような短所は、特開平2−196627号公
報に示されているように、扁平加工された状態で樹脂パ
イプをドラムに巻取ることにより解消することができ
る。しかしながら既設管の内径の70%以上の外径を有す
る樹脂パイプを既設管に引き込むときには扁平状態のま
までは引き込むことができないため、特開平2−196627
号公報に示された工法は、内外面から加熱して軟化した
扁平樹脂パイプを既設管口近傍まで引出してからU字形
状に加工して既設管内に挿入している。この扁平樹脂パ
イプをU字形状に加工するときに一対のロ−ラで急激に
曲げているため、扁平樹脂パイプに加えられる応力が大
きくなりU字形状の内側が波打つようになる。この樹脂
パイプの外層面を冷却硬化して既設管内に牽引している
ため、樹脂パイプはU字形状の内側に波打ち生じたまま
で既設管内に配設され、加圧膨張したときに局部的な歪
が残り、割れたり裂けたりするという短所がある。ま
た、樹脂パイプを既設管内で牽引するときに内面のみか
ら加熱しているため、内部応力による歪が生じ、ストレ
スクラッキングの原因になってしまう危険性がある。
【0010】また、樹脂パイプを既設管内で牽引すると
きに、内外面から加熱していた樹脂パイプの外面からの
加熱を停止し内面のみから加熱しているが、既設管内に
挿入された直後の樹脂パイプに成形加工時の残熱が残
り、その残熱により樹脂パイプの形状が回復して外径が
大きくなり既設管内面に接触するようになってしまう。
このため樹脂パイプと既設管との摩擦が大きくなり、長
距離の施工が困難になるという短所もあった。
【0011】この発明はかかる短所を解決するためにな
されたものであり、長さが長い樹脂パイプを無理なく成
形して既設管内に簡単に挿入し牽引することができる樹
脂パイプ導入方法と導入装置を得ることを目的とするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る樹脂パイ
プの導入方法は、既設管内径と同径かやや小さい外径に
成形して形状記憶した熱可塑性樹脂パイプを加熱雰囲気
中で軟化させながら、両端内部に空隙が残存し中央部が
密着するように押し潰して扁平加工して形成してドラム
に巻取った扁平樹脂パイプを加熱加圧容器から引出し、
引き出した扁平樹脂パイプを加熱加圧容器の引出口近傍
に設けられ、大きな曲率半径を有する凹凸一対の成形ロ
ーラで管軸に沿って緩やかに曲げ成形し既設管近傍まで
加熱加圧状態を保持しながら引き降ろし、該扁平樹脂パ
イプの曲げを既設管口近傍に設けられ曲率半径が順次小
さくなっている複数対の成形ローラで徐々に大きくした
後、複数対の成形ローラの回転軸と直交する回転軸を有
する凹型ローラで扁平樹脂パイプの幅方向両端が近接す
るように彎曲に成形し、彎曲に成形された樹脂パイプの
外径を、彎曲に成形された樹脂パイプの外径より大きな
内径を有し既設管口から一定長さ配設された蛇腹管で抑
えながら既設管内に導入することを特徴とする。
【0013】彎曲に成形された樹脂パイプを既設管内に
挿入するときに、彎曲に成形された樹脂パイプの外径よ
り大きな内径を有する蛇腹管を既設管口から一定長さ配
設し、成形された樹脂パイプの外径を蛇腹管で抑えなが
ら既設管内に導入することが好ましい。
【0014】また、この発明に係る樹脂パイプの導入装
置は、既設管内径と同径かやや小さい外径に成形して形
状記憶した熱可塑性樹脂パイプを加熱雰囲気中で軟化さ
せながら、両端内部に空隙が残存し中央部が密着するよ
うに押し潰して扁平加工して形成してドラムに巻取った
扁平樹脂パイプを収納した加熱加圧容器と既設管口間に
取り付けられ、加熱流体を供給しながら扁平樹脂パイプ
を案内する導入ガイドホースと、該導入ガイドホース内
の加熱加圧容器の引出口近傍に設けられ、大きな曲率半
径を有する凹凸一対の成形ローラと、導入ガイドホース
内の既設管口近傍に設けられ、上記成形ローラの回転軸
と平行な回転軸を有し、曲率半径が順次小さくなってい
る複数対の成形ローラと、該成形ローラの後段に配設さ
れ複数対の成形ローラの回転軸と直交する回転軸を有す
る凹型ローラと、上記各ローラで彎曲に成形された樹脂
パイプの外径より大きな内径を有し既設管口から一定長
さ配設された蛇腹管とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】この発明においては、既設管内径と同径かやや
小さい外径に成形して形状記憶した熱可塑性樹脂パイプ
両端内部に空隙が残存し中央部が密着するように押し
潰して断面積が小さくなるように扁平加工してドラムに
巻回したり折りたたんで加熱加圧容器に収納した扁平樹
脂パイプを、加熱加圧流体が循環している導入ガイドホ
ース内を通して引出し既設管に導入する。この扁平樹脂
パイプが導入ガイドホース内を通るときに、加熱加圧容
器の引出口近傍で大きな曲率半径を有する凹凸一対の成
形ローラで管軸に沿って緩やかに曲げて予備成形して、
扁平樹脂パイプを既設管近傍までたわむことなしに移動
させる。既設管近傍まで引き降ろされた扁平樹脂パイプ
を曲率半径が順次小さくなっている複数対の成形ローラ
で徐々に成形加工することにより、無理な応力を加えず
に扁平樹脂パイプの曲げを大きくする。この大きく曲げ
成形された扁平樹脂パイプを複数対の成形ローラの回転
軸と直交する回転軸を有する凹型ローラで幅方向両端が
近接するように彎曲させて2重壁円筒状に成形して既設
管内に導入する。
【0016】この2重壁円筒状に成形された樹脂パイプ
を既設管内に挿入するときに、成形された樹脂パイプの
外径より大きな内径を有する蛇腹管を既設管口から一定
長さ配設し、成形された樹脂パイプの外径を蛇腹管の内
壁で抑えながら既設管内に導入することにより成形時の
残熱により成形された樹脂パイプが形状を回復して外径
が大きくなることを防ぐ。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す断面図であ
る。図に示すように、樹脂パイプ導入装置1は地中2に
埋設された既設管3と地上に設置された加熱加圧容器4
とを連結する例えば二つ割りの導入ガイドホ−ス5と、
導入ガイドホ−ス5内の加熱加圧容器4引出口近傍に設
けられた上部ガイドロ−ラ6と、既設管3の管口近傍に
互いに近接して設けられた下部ガイドロ−ラ7とスクイ
ズ成形ロ−ラ8及び凹型縦ロ−ラ9を有する。
【0018】導入ガイドホ−ス5の既設管3との接続部
には外周部に弁を有し加熱加圧流体を遮断する遮蔽板1
0が取り付けられている。この導入ガイドホ−ス5の下
端部と地上に設置された温水ボイラや蒸気ボイラ等から
なる加熱流体発生装置11とは加熱流体往路ホ−ス12
で接続され、加熱流体発生装置11と加熱加圧容器4と
は加熱流体復路ホ−ス13で接続されている。
【0019】上部ガイドロ−ラ6は、図2に示すよう
に、回転軸を水平方向に取り付けられ、中央部が大きな
曲率半径で凸形をした上ロ−ル61と凹形の下ロ−ル6
2とからなり、上ロ−ル61の両端に逃し部63を有す
る。下部ガイドロ−ラ7とスクイズ成形ロ−ラ8の回転
軸は上部ガイドロ−ラ6の回転軸と平行に取り付けられ
ている。下部ガイドロ−ラ7は、図3に示すように、中
央部が上部ガイドロ−ラ6より小さな曲率半径で凸形を
した上ロ−ル71と凹形の下ロ−ル72とからなり、上
ロ−ル71の両端に逃し部73を有する。スクイズ成形
ロ−ラ8は、図4に示すようにし、中央部が下部ガイド
ロ−ラ7よりさらに小さな曲率半径で凸形をした上ロ−
ル81と凹形の下ロ−ル82とからなり、上ロ−ル81
の両端には逃し部83を有する。スクイズ成形ロ−ラ8
の後段に設けられた凹型縦ロ−ラ9は回転軸がスクイズ
成形ロ−ラ8の回転軸と直交して取り付けられ、図5に
示すように、曲率半径が大きい左右一対の凹型ロ−ル9
1,92からなる。
【0020】既設管3の管口には凹型縦ローラ9のロー
ル間隙hに応じてあらかじめ定められた内径と一定長さ
を有する蛇腹管14が取り付けられている。
【0021】次に、上記のように構成された樹脂パイプ
の導入装置1を使用して既設管3に扁平樹脂パイプ15
を導入するときの動作を説明する。まず、図6に示すよ
うに、塩化ビニル,ポリプロピレン,ポリエチレン,ポ
リブデンなどの熱可塑性樹脂からなり、既設管3の内径
とほぼ同じかやや小さい外径に形状記憶した樹脂パイプ
15aを押し出し成形により形成する。この樹脂パイプ
15aを加熱雰囲気中で軟化させながら両端内部に空隙
16が残存し、中央部が密着するように押し潰して、図
7に示すように断面積を小さくした扁平樹脂パイプ15
に成形しドラムに巻き取る。
【0022】この扁平樹脂パイプ15を既設管3の内面
にライニングするときは、ドラムに巻取られた扁平樹脂
パイプ15を加熱保温容器4に収納して加熱流体発生装
置11とともに現地に搬入し、例えば既設管3が下水道
管の場合にはマンホ−ル19近傍の地上に設置する。ま
た、既設管3の遠端からマンホ−ル16まで牽引ベルト
17を通してから既設管3の端部から蛇腹管14を挿入
して既設管3の管口に取り付ける。
【0023】次に加熱保温容器4の引出口から扁平樹脂
パイプ15の先端を引出してから導入ガイドホ−ス5を
加熱保温容器4と既設管3との間に連結する。このとき
扁平樹脂パイプ15の先端と牽引ベルト17の端部とを
結び付けておく。また、加熱流体発生装置11と導入ガ
イドホ−ス5との間を加熱流体往路ホ−ス12で接続
し、加熱加圧容器4と加熱流体発生装置11との間を加
熱流体復路ホ−ス13で接続する。このようにして、加
熱流体発生装置11で発生する加熱流体の循環系を加熱
流体発生装置11,加熱流体往路ホ−ス12,導入ガイ
ドホ−ス5,加熱加圧容器4,加熱流体復路ホ−ス1
3,加熱流体発生装置11と形成する。
【0024】この状態で加熱流体発生装置11から扁平
樹脂パイプ15の形状回復温度以上から形状記憶温度以
下の軟化温度に加熱された加圧流体を上記循環系に供給
し、ドラムなどに巻き取ってある扁平樹脂パイプ15を
軟化状態にする。そして、既設管3の遠端から牽引ベル
ト17を牽引し、軟化した扁平樹脂パイプ15を加熱加
圧容器4から導入ガイドホ−ス5に張力がかからぬよう
に引出す。このとき、軟化した扁平樹脂パイプ15には
加熱加圧流体による流体圧力が加わっているため、膨張
して形状が回復することなしに扁平のままで円滑に上部
ガイドロ−ラ6に送られる。
【0025】上部ガイドロ−ラ6に送られた扁平樹脂パ
イプ15は、図2に示すように大きな曲率半径を有する
上ロ−ル61と下ロ−ル62により中央部を均一におさ
えられながら緩やかに曲げ成形されて下方向に移動す
る。この扁平樹脂パイプ15を上部ガイドロ−ラ6で曲
げ成形するときに、扁平樹脂パイプ15の両端部は上ロ
−ル61の逃げ部63に位置するため空隙16がそのま
ま残っている。この緩やかに曲げ成形された扁平樹脂パ
イプ15は導入ガイドホ−ス5を通って下部ガイドロ−
ラ7に送られる。この扁平樹脂パイプ15を下部ガイド
ロ−ラ7に送るときに、扁平樹脂パイプ15は緩やかに
曲げ成形されているから、撓むことなしに下部ガイドロ
−ラ7まで移動することができる。
【0026】下部ガイドロ−ラ7に送られた扁平樹脂パ
イプ15は下部ガイドロ−ラ7により曲げ成形されたか
らスクイズ成形ロ−ラ8に送られ再び曲げ成形される。
このように加熱軟化している扁平樹脂パイプ15を上部
ガイドロ−ラ6で緩やかに曲げ成形してから、下部ガイ
ドロ−ラ7とスクイズ成形ロ−ラ8で徐々に曲げていく
ことにより、扁平樹脂パイプ15に無理な力を加えずに
曲げ成形することができる。したがって扁平樹脂パイプ
15の屈曲部に内しわが生じるたり、断面の形をくずす
ことなしに曲げることができる。この曲げ成形のときも
扁平樹脂パイプ15の両端部は下部ガイドロ−ラ7の上
ロ−ラ71とスクイズ成形ロ−ラ8の上ロ−ラ81の逃
げ部73,83の位置にあって各ロ−ラに接触すること
なしに成形することができる。したがって、扁平樹脂パ
イプ15の両端内部に空隙16をそのまま保持すること
ができる。
【0027】スクイズ成形ロ−ラ8で曲げ成形された扁
平樹脂パイプ15は凹型縦ロ−ラ9に送られる。凹型縦
ロ−ラ9に送られた扁平樹脂パイプ15はスクイズ成形
ロ−ラ8と直交して取り付けられた曲率半径が大きい左
右一対の凹型ロ−ル91,92により挾まれて幅方向の
両端が近接するように彎曲し、図5に示すように、2重
壁円筒状に成形される。この2重壁円筒状に成形すると
きに扁平樹脂パイプ15はスクイズ成形ロ−ラ8等で上
方向に曲げ成形されているから、簡単に彎曲させること
ができる。凹型縦ロ−ラ9で2重壁円筒状に成形された
扁平樹脂パイプ15は導入ガイドホ−ス5の遮蔽板10
を通り既設管3内に取り付けた蛇腹管14に導入され
る。形状回復温度以上から形状記憶温度以下の軟化温度
に加熱,加圧されている2重壁円筒状の扁平樹脂パイプ
15は蛇腹管14に導入されると加熱加圧流体による加
熱,加圧が解除され、既設管3内の空気に触れて冷却さ
れ徐々に温度が下がる。この温度が下がるときに2重壁
円筒状の扁平樹脂パイプ15は形状を回復して最初に形
状を記憶した円筒形状に戻ろうとする。そこでこの形状
が回復するのを既設管3の内径より小さな径を有する蛇
腹管14で抑制し、扁平樹脂パイプ15を2重壁円筒状
の形状に保つ。このため蛇腹管14の長さを最終端で扁
平樹脂パイプ15の温度が形状回復温度以下にまで冷却
されるようにあらかじめ定めておく。
【0028】この冷却された2重壁円筒状の扁平樹脂パ
イプ15が牽引ベルト17により牽引して既設管3内に
挿入する。この扁平樹脂パイプ15を既設管3内で牽引
するときに扁平樹脂パイプ15は2重壁円形形状を保持
したまま硬化しているから、長い距離を牽引しても伸び
や損傷が生じることを防ぐことができる。また2重壁円
筒状の扁平樹脂パイプ15が蛇腹管14を通るときに、
蛇腹管14との接触面積が小さいから摩擦力を小さくす
ることができ、牽引の抵抗増大を抑えることができる。
【0029】このようにして既設管3の全長にわたり扁
平樹脂パイプ15を挿入した後、導入ガイドホ−ス5と
蛇腹管14を取り外して、扁平樹脂パイプ15の端部を
拡張治具で拡張してから、扁平樹脂パイプ15の内部に
加熱加圧流体を供給するか、加熱流体を供給しながらピ
グなどの拡管具を移動させて軟化,膨張させ、既設管3
の内面に樹脂パイプ15を密着させる。この扁平樹脂パ
イプ15を軟化,膨張させるときに、扁平樹脂パイプ1
5の両端の空隙16が加熱流体の流路に利用され、扁平
樹脂パイプ15の膨張面より先の部分を予熱することが
できる。
【0030】なお、上記実施例は加熱流体発生装置11
で発生する加熱流体の循環系を加熱流体発生装置11,
加熱流体往路ホ−ス12,導入ガイドホ−ス5,加熱加
圧容器4,加熱流体復路ホ−ス13,加熱流体発生装置
11と形成した場合について説明したが、加熱流体発生
装置11から加熱蒸気を送るときには、図8に示すよう
に導入ガイドホ−ス5の先端部を開放状態にし、加熱流
体往路ホ−ス12を加熱流体発生装置11から導入ガイ
ドホ−ス5と加熱加圧容器4に接続しても良い。この場
合は、加熱蒸気を加熱流体往路ホ−ス12から導入ガイ
ドホ−ス5を通して加熱加圧容器4に送り、先端の開放
部から放出して導入ガイドホ−ス5と既設管3との間に
ある扁平樹脂パイプ15を加熱するとともに、加熱流体
往路ホ−ス12から加熱加圧容器4に加熱蒸気を送り加
熱加圧容器4の下部に設けたドレン管18から放出する
ようにして加熱加圧容器4内の扁平樹脂パイプ15を加
熱加圧する。このようにすることにより、既設管3内に
導入した扁平樹脂パイプ15の温度をより早く低くする
ことができ、蛇腹管14の長さを短くすることができ
る。
【0031】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、既設管
内径と同径かやや小さい外径に成形して形状記憶した熱
可塑性樹脂パイプを断面積が小さくなるように扁平加工
した扁平樹脂パイプを、加熱流体を循環している導入ガ
イドホ−ス内を通して引出しながら加熱加圧容器の引出
口近傍で大きな曲率半径を有する凹凸一対の成形ロ−ラ
で管軸に沿って緩やかに曲げて予備成形することによ
り、扁平樹脂パイプを既設管近傍まで撓んだり変形する
ことなしに移動させることができる。
【0032】また、既設管近傍まで引き降ろされた扁平
樹脂パイプを曲率半径が順次小さくなっている複数対の
成形ロ−ラで徐々に曲げ成形したのち複数対の成形ロ−
ラと直交する凹型ロ−ラで幅方向両端が近接するように
彎曲させて2重壁円筒状に成形するから、樹脂パイプに
無理な応力を加えることなしに彎曲することができ、内
しわや断面の変形等が生じることを防止することができ
る。
【0033】また2重壁円筒状に成形された樹脂パイプ
を既設管内に挿入するときに、2重壁円筒状に成形され
た樹脂パイプの外径より大きな内径を有する蛇腹管を既
設管口から一定長さ配設し、成形された樹脂パイプの外
径を蛇腹管の内壁で抑えながら既設管内に導入すること
により、成形時の残熱により樹脂パイプが形状を回復し
て外径が大きくなることを防ぐことができ、樹脂パイプ
を既設管内で牽引するときの抵抗を小さく抑えることが
できる。したがって長距離の施工を安定して行うことが
できる。
【0034】また、樹脂パイプを施工場所に設置した導
入ガイドホース内で2重壁円形形状に加工して既設管内
に導入するようにしたから、施工前の樹脂パイプはほぼ
平坦な形状でドラムに巻取ったり折りたたんで保管する
ことができる。このため、長さの長い樹脂パイプや厚い
樹脂パイプを小さな径で巻取ったりすることができ、長
距離の施工を行うことができると共に、樹脂パイプの保
管や施工時の運搬等の処理を容易に行うことができる。
さらに、扁平にした樹脂パイプを軟化,膨張させるとき
に、扁平にした樹脂パイプの両端の空隙が加熱流体の流
路に利用され、樹脂パイプの膨張面より先の部分を予熱
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断面図である。
【図2】上部ガイドロ−ラを示す正面図である。
【図3】下部ガイドロ−ラを示す正面図である。
【図4】スクイズ成形ロ−ラを示す正面図である。
【図5】凹型縦ロ−ラを示す正面図である。
【図6】樹脂パイプを示す斜視図である。
【図7】扁平樹脂パイプを示す斜視図である。
【図8】他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 導入装置 3 既設管 4 加熱加圧容器 5 導入ガイドホ−ス 6 上部ガイドロ−ラ 7 下部ガイドロ−ラ 8 スクイズ成形ロ−ラ 9 凹型縦ロ−ラ 14 蛇腹管 15 扁平樹脂パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設管内径と同径かやや小さい外径に成
    形して形状記憶した熱可塑性樹脂パイプを加熱雰囲気中
    で軟化させながら、両端内部に空隙が残存し中央部が密
    着するように押し潰して扁平加工して形成してドラムに
    巻取った偏平樹脂パイプを加熱加圧容器から引出し、引
    き出した扁平樹脂パイプを加熱加圧容器の引出口近傍に
    設けられ、大きな曲率半径を有する凹凸一対の成形ロー
    ラで管軸に沿って緩やかに曲げ成形し既設管近傍まで加
    熱加圧状態を保持しながら引き降ろし、該扁平樹脂パイ
    プの曲げを既設管口近傍に設けられ曲率半径が順次小さ
    くなっている複数対の成形ローラで徐々に大きくした
    後、複数対の成形ローラの回転軸と直交する回転軸を有
    する凹型ローラで扁平樹脂パイプの幅方向両端が近接す
    るように彎曲に成形し、彎曲に成形された樹脂パイプの
    外径を、彎曲に成形された樹脂パイプの外径より大きな
    内径を有し既設管口から一定長さ配設された蛇腹管で抑
    えながら既設管内に導入することを特徴とする樹脂パイ
    プ導入方法。
  2. 【請求項2】 彎曲に成形された樹脂パイプの外径より
    大きな内径を有する蛇腹管を既設管口から一定長さ配設
    し、彎曲に成形された樹脂パイプの外径を蛇腹管で抑え
    ながら樹脂パイプを既設管内に導入する請求項1記載の
    樹脂パイプ導入方法。
  3. 【請求項3】 既設管内径と同径かやや小さい外径に成
    形して形状記憶した熱可塑性樹脂パイプを加熱雰囲気中
    で軟化させながら、両端内部に空隙が残存し中央部が密
    着するように押し潰して扁平加工して形成してドラムに
    巻取った扁平樹脂パイプを収納した加熱加圧容器と既設
    管口間に取り付けられ、加熱流体を供給しながら扁平樹
    脂パイプを案内する導入ガイドホースと、該導入ガイド
    ホース内の加熱加圧容器の引出口近傍に設けられ、大き
    な曲率半径を有する凹凸一対の成形ローラと、導入ガイ
    ドホース内の既設管口近傍に設けられ、上記成形ローラ
    の回転軸と平行な回転軸を有し、曲率半径が順次小さく
    なっている複数対の成形ローラと、該成形ローラの後段
    に配設され複数対の成形ローラの回転軸と直交する回転
    軸を有する凹型ローラと、上記各ローラで彎曲に成形さ
    れた樹脂パイプの外径より大きな内径を有し既設管口か
    ら一定長さ配設された蛇腹管とを備えたことを特徴とす
    る樹脂パイプ導入装置。
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