JPH0323085Y2 - - Google Patents

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JPH0323085Y2
JPH0323085Y2 JP1986123806U JP12380686U JPH0323085Y2 JP H0323085 Y2 JPH0323085 Y2 JP H0323085Y2 JP 1986123806 U JP1986123806 U JP 1986123806U JP 12380686 U JP12380686 U JP 12380686U JP H0323085 Y2 JPH0323085 Y2 JP H0323085Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば釣り用の浮子、特に夜間及
び逆光のいずれの場合でも使用し得る浮子に関す
る。
(ロ) 従来の技術 一般に、釣り用の浮子は、本体部と、この本体
部の上方に、本体部に一体的に形成される細棒状
の標識部とから成るものが市販され、使用されて
いる。
また、夜間専用の浮子として、本体部に発光素
子等の光源を設け、標識部を光フアイバで形成
し、前記光源からの光を光フアイバに導くと共
に、光フアイバの適所に輝光部を設けたものが提
案されている(実開昭59−122072号)。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 上記の本体部と細棒状の標識部からなる従来の
浮子は、細棒状の標識部には木、竹・合成樹脂等
の不透明材が使用され、しかも細棒状であるた
め、浮子を目視する方向と太陽光線が逆、つまり
逆光になると、浮子全体が黒つぽく見え、見づら
くなり、特に浮子までの距離が十数m以上になる
と、当たりが全く確認できないという問題があつ
た。もちろん夜間には使用できなかつた。また、
光源と光フアイバを使用する浮子は、夜間でも確
認できるが、昼間は周囲が明るいので、輝光部を
光らせても意味がなく、輝光部を光らせないで使
用するため、通常の浮子と変わりないため、やは
り逆光時は見にくいという問題があつた。
この考案は、上記に鑑み、一個で夜間、逆光の
いずれの場合でも確実に標識機能を発揮し得る浮
子を提供することを目的としている。
(ニ) 課題を解決するための手段及び作用 この考案の浮子は、本体部と、この本体上部に
設けられる標識部とからなるものにおいて、標識
部が、光フアイバ軸心と、この光フアイバ軸心よ
り放射状に互いに等間隔で延設され、かつ透明材
あるいは半透明材で形成される数枚のフインとか
ら構成され、前記本体部には前記光フアイバを導
く光源を備え、前記標識部の光フアイバ及びフイ
ンの適所に輝光部を形成する切欠部を形成してい
る。
この浮子において、昼間、目視している方向と
逆方向から太陽光が入光している場合、その太陽
光は数枚のフインを透過し、屈折を受けるので、
また、夜間は光フアイバ及びフインの両方の輝光
部を形成する切欠部が光るので、より標識として
の機能を発揮する。目視者は、いずれの場合でも
浮子全体の輪郭を明確に把握できる。
(ホ) 実施例 以下、実施例により、この考案を詳細に説明す
る。
第1図は、この考案の一実施例を示す浮子の断
面図である。この浮子は、昼夜兼用に使用し得る
ものである。この実施例浮子は、本体部1と、こ
の本体部1先端部に一体に取付けられる標識部2
とから構成されている。本体部1は、円筒状ケー
ス本体11の基端部を開口し、先端部に標識部2
を嵌合支承する軸支承部12を液密に嵌合してい
る。この軸支承部12は、硬質の不透明樹脂材に
て先端が先細テーパ状の筒体に形成され、内部に
標識部2の軸心の外形に対応した内腔を形成し、
標識部2の支承強度を図つている。
また本体部1の内部には、先端側に発光ダイオ
ード13を配備し、中央部には発光ダイオード1
3のリード線14と接続する接触金具15を備え
た略円筒状のリードホルダ16を内装している。
さらに本体部1の基端側には電源電池17を配置
し、この電源電池17の端子を前記接触金具15
と接続するようにしている。そして、本体部1の
基端開口部には、電池キヤツプ18を着脱自在に
液密に嵌着し、前記電源電池17の装脱を可能に
している。
標識部2は、同径細棒状の軸心23と、この軸
心23より放射状に互いに等間隔(120゜)で延設
される3枚のフイン24a,24b,24cとか
ら構成されている。この軸心23としては、光フ
アイバが使用されている。そして標識部2、フイ
ン24a,24b,24cはプラスチツク、セル
ロイド、ポリプロピレン等の透明材で構成されて
いる。また、フイン24a,24b,24cは、
軸心23に平行方向及び垂直方向の、先端部にい
くに従つてテーパ状に先細に構成されている。し
かしこれは、先端部及び根元部が同径・同寸であ
つてもよい。光フアイバ23とフイン24a,2
4b,24cからなる標識部2の適所に、所定の
間隔をおいて、輝光部25,…,25が設けられ
ている。
この輝光部25は、第2図に示すように、フイ
ン24a,24b,24cのそれぞれの周端か
ら、光フアイバ23の中心(コア層)23aに至
る切欠溝25aを形成している。
この実施例浮子において、夜間用に使用する場
合には、第1図に示す状態に電源電池17が装着
される。このように電池をつなぐことにより、発
光ダイオード13が発光し、その光が光フアイバ
23を径て、基端部から先端に向けて光が伝送さ
れる。その伝送の途中で、輝光部25、つまり切
欠溝25aが設けられているので、光はこの輝光
部で散乱を受け、外部に光が漏れて発光作用を呈
する。これにより、標識部2は輝光部25,…,
25毎に発光し、この部分が、夜間において、標
識作用を営むことになる。
一方、この実施例浮子を昼間に使用する場合に
は、第1図の電池キヤツプ18を外し、電源電池
17の挿入を+−逆にして挿入する。これによ
り、発光ダイオード13には電源が供給されず、
従つて、光フアイバ23には光が伝送されず、外
形的には全く一般の浮子と同様に使用されること
になる。この場合、昼間において、太陽光線が逆
光で入光される場合には、その太陽光がフイン2
4a,24b,24cで反射・屈折を受け、やは
り目視側から見た場合、浮子全体の輪郭を明確に
把握することができるので、昼間の逆光下で使用
しても、同様に目視可能である。
つまり、本実施例の浮子によれば、昼夜を問わ
ず使用することができ、従つて夜釣り・昼釣りの
それぞれに専用の浮子を用意する必要がないとい
う利点がある。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、標識部を、光フアイバ軸心
と軸中心より放射状に互いに等間隔で延設される
数枚のフインで構成し、かつ標識部のフインを透
明材あるいは半透明材で形成したので、たとえ昼
間の逆光下で使用されても、太陽光線はフインで
屈折・反射を受け、目視側に入射されるので、浮
子全体の輪郭を遠くからでも、明確に把握するこ
とができ、従つて、浮子の標識機能を達すること
ができるという利点がある。また、夜間は光源の
発光により、光フアイバ及びフインに亘り、設け
られた切欠部である輝光部が発光するので、より
標識機能を発揮し、どの状態においても使用する
ことができ、実用的効果が大きい。
また、従来の浮子と標識部の径が同程度か若干
大きい場合でも、数枚のフインを使用しているの
で軽く、当たりに対する感度が極めて良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す浮子の断
面図、第2図は、同浮子の輝光部の拡大図、第3
図は、同浮子の標識部の断面図である。 1……本体部、2……標識部、23……光フア
イバ、24a,24b,24c……フイン。25
……輝光部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体部と、この本体上部に設けられる標識部と
    からなる浮子において、 前記標識部が、光フアイバ軸心と、この光フア
    イバ軸心より放射状に互いに等間隔で延設され、
    かつ透明材あるいは半透明材で形成される数枚の
    フインとから構成され、前記本体部には前記光フ
    アイバを導く光源を備え、前記標識部の光フアイ
    バ及びフインの適所に輝光部を形成する切欠部を
    形成したことを特徴とする浮子。
JP1986123806U 1986-08-11 1986-08-11 Expired JPH0323085Y2 (ja)

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JPS6328369U JPS6328369U (ja) 1988-02-24
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5912065U (ja) * 1982-07-14 1984-01-25 株式会社日立製作所 車両自動試験装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS475987U (ja) * 1971-02-12 1972-09-20
JPS59122073U (ja) * 1983-02-03 1984-08-17 ダイワ精工株式会社 電気浮子

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JPS5912065U (ja) * 1982-07-14 1984-01-25 株式会社日立製作所 車両自動試験装置

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