JPH03230327A - 光収束用レンズアセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野１ 本発明は、コンパクトディスクプレーヤ（ＣＤプレーヤ
）やビデオディスク等のように、光学的記録手段を構成
する光ディスクから情報の読み出しくまたは情報の書き
込み及び読み出し）を行う際において、該光ディスクの
記録面に照射されるレーザ光を収束させるための光収束
用レンズアセンブリに関するものである。 【従来の技術】 ＣＤプレーヤ等においては、光ディスクに記録されてい
る情報の読み出しを行うためにピックアップヘッドが設
けられるが、このピックアップヘッドにはレーザ光を光
ディスクの情報記録面に収束させるために、レーザ光収
束用のレンズが設けられる。そして、このレンズのトラ
ッキング動作やフォーカス動作を行わせるために、該レ
ンズはアクチュエータに装着されて、レンズアセンブリ
を構成するようにしている。 このレンズアセンブリとしては、第４図に示した構成の
ものが従来から用いられている。 同図において、ｌはレーザ光を収束させるためのレンズ
、２は該レンズ１を駆動するためのアクチュエータを示
す、アクチュエータ２はポビン３を有し、該ポビン３に
はレンズｌを装着するための透孔が設けられており、レ
ンズ１はこの透孔内に装着されて、その取付部１ａをポ
ビン３に接着等の手段で固定されるようになっている。 また、ポビン３には、その左右の両側近傍に溝３ａ、３
ａが形成されて、該溝３ａ内にはトラッキング用のコイ
ル４が巻回して設けられ、またその外周面部にはフォー
カス用のコイル５が巻着されている。 ポビン３は略Ｕ字状に形成した支持台６の両立上り壁Ｅ
ｉａ、ｅａ間に架設した４木の支持ワイヤ７に固着して
設けられており、これによって、ポビン３は任意の方向
、即ち対物レンズ１の光軸と直交する水平方向、光軸方
向である垂直方向、さらに傾き方向に変位可能に支持さ
れている。そして、このポビン３は、サポート８の両端
に装着したマグネット９．９間に配置されている。 このように構成することによって、コイル４に通電する
と、レンズ１を取り付けたポビン３が光ディスクの表面
に対して平行移動してトラッキングが行われることにな
り、またコイル５に通電すると、ポビン３が光デイスク
表面に対して近接拳離間する方向に変位して、フォーカ
ス動作が行われることになり、さらに、両コイル４．５
に同時に通電すると、フォーカスとトラッキングとの複
合動作が行われるようになっている。 ［発明が解決しようとする課題１ ところで、光ディスクはその情報記録密度を向上させる
ために、トラック幅は極めて細くなっており、また該ト
ラック内に形成されるピットも極めて小さいものである
。従って、前述したフォーカス及びトラッキング動作を
行う時におけるレンズｌの移動量は微小量となっている
。このために、ピックアップヘッドに対するレンズアセ
ンブリ自体の装着、及びアクチュエータ２のポビン３に
対するレンズｌの組み付は時に誤差等があったすすると
、アクチュエータ２を作動させることによってこの誤差
を吸収させることはできない。例えば、レンズ１をポビ
ン３に装着するに当って、僅かでも光軸がずれていたと
すると、アクチュエータ２によってこの光軸のずれを補
正するのは不可能となり、光ディスクからの情報の読み
出しに支障を来たすことになる。 前述したことから、レンズ１をポビン３に対して極めて
厳格な位置合せを行って組み付けを行わなければならず
、この作業が著しく面倒で、非効率的であるだけでなく
、製品の歩留りが悪い等という欠点があった。 本発明は叙上の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、レンズをポビンに岨み付ける作業
を必要とせずに形成することができるようにした光収束
用レンズアセンブリを提供することにある。 ［課題を解決するための手段１ 前述した目的を達成するために、本発明は、ポビンとレ
ンズとを一体的に成形したレンズ−ボビン成形体で形成
する構成としたことをその特徴とするものである。 ［作用］ このように、ポビンとレンズとを一体的に形成すること
によって、両者を極めて厳格に位置合せした状態に組み
付けるという面倒な作業が必要でなくなり、レンズアセ
ンブリの生産効率が向上し、かつ製品の歩留りも向上す
る。 ［実施例１ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 まず、第１図及び第２図は本発明の第１の実施例を示し
、図中において、１０はレンズ−ボビン成形体テ、該レ
ンズ−ボビン成形体１０はレンズ部１１とポビン部１２
とを一体的に成形することにより構成されている。そし
て、ボビン部１２の左右の両側ニハトラッキング用のコ
イルを巻着するための溝１２ａが一体に形成されている
。 このレンズ−ボビン成形体ｌＯは□、そのポビン部１２
における左右の両側部分が支持ワイヤに固着して設ける
ようになっている。 ここで、レーザ光を光ディスクにおける情報が記録され
ている記録面に収束させるためのレンズとしては、１枚
の凸レンズで形成することができる。また、ボビンはコ
イルが巻着される関係から電気的に絶縁性を有する部材
で形成されておれば良く、必ずしもその材質が特定され
るものではない、従ッテ、レンズをＰＣ，ＰＭＭＡ、Ａ
ＰＯ等の透明プラスチックで形成し、このレンズと同じ
材質で、該レンズとボビンとをレンズ−ポビン成形体ｌ
Ｏとして形成することができる。しかも、このレンズ−
ボビン形成体ｌＯにおけるボビン部１２は、その外形は
略方形で、その左右の両側部分にトラッキング用のコイ
ルを巻着するための溝１２ａを形成してなるもので、形
状的に格別複雑なものではない、従って、このレンズ−
ポビン成形体ｌＯを一体成形する際においては、型抜き
等の問題を生じることはない。 このようにレンズ部１１とボビン部１２とを一体的に形
成すると、ボビン部１２は透明体で形成されることにな
るが、このボビン部１２の部分を光が透過するのを防止
するには、例えばボビン部１２の表面に遮光部材をコー
ティングすればよい。 而して、このように、レンズ部１１とボビン部１２とを
レンズ−ポビン成形体ｌＯとして一体的に形成すること
によって、極めて面倒な作業であるレンズとボビンとの
間に位置合せを行った状態で組み付けを行う必要がなく
なり、その生、産性が著しく向上することになる。 次に、第３図は本発明の第２の実施例を示すもので、本
実施例においては、レンズ−ポビン成形体２０における
ボビン部２２は円形をなすもので、該ボビン部２２の中
心から偏心した位置にレンズ部２１が形成されている。 また、このボビン部２２の中心部には、このレンズ−ポ
ビン成形体２０を任意の方向に微小移動可能に支持する
ための支持ロッド２３を挿通するための挿通孔２４が形
成されている。そして、このボビン部２２には、その側
面にフォーカス用のコイルが巻着され、また該ボビン部
２２の表面にはトラッキング用のコイルが巻着されて、
円弧状に形成したマグネット２５　、２５間に配設され
るようになっている。 このように構成されるレンズ−ポビン成形体２０も、そ
のレンズ部２１及びボビン部２２を一体的に形成するこ
とができる。 【発明の効果１ 以上説明したように、本発明はレンズとボビンとを一体
的に成形するようにしたので、極めて厳格に位置合せを
行った状態でレンズをボビンに組み込むという極めて面
倒な作業を必要とすることなくレンズアセンブリを形成
することができ、その生産性が著しく向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の第１の実施例を示すもので
、第１図はレンズ−ポビン成形体の外観図、第２図は第
１図の■−■断面図、第３図は本発明の第２の実施例を
示すレンズ−ポビン成形体の外観図、第４図は従来技術
による光ディスクのピックアップヘッドの光収束用レン
ズアセンブリの外観図である。 １０．２０：レンズ−ボビン成形体、１１　、２１　：
レンズ部、１２　、２２　：ポビン部。 第 １ 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　コイルが巻着されて、任意の方向に変位可能に支持さ
   れたボビンを備えたアクチュエータに、光ディスクに向
   けて照射されるレーザ光を収束させるレンズを装着し、
   前記アクチュエータによって前記レンズのトラッキング
   調整及び焦点合せを行わせるようにしたものにおいて、
   前記ボビンとレンズとを一体的に成形したレンズ−ボビ
   ン成形体で形成する構成としたことを特徴とする光収束
   用レンズアセンブリ。