JPH0323026A - 鍛造方法 - Google Patents

鍛造方法

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JPH0323026A
JPH0323026A JP15700889A JP15700889A JPH0323026A JP H0323026 A JPH0323026 A JP H0323026A JP 15700889 A JP15700889 A JP 15700889A JP 15700889 A JP15700889 A JP 15700889A JP H0323026 A JPH0323026 A JP H0323026A
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JP
Japan
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forging
rough
products
burr
rough forging
Prior art date
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Pending
Application number
JP15700889A
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English (en)
Inventor
Toshio Nobukawa
延河 敏男
Hiroshi Takase
博 高瀬
Norihiko Kinoshita
典彦 木下
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鍛造品を2個ずつ製造する2個取り鍛造方法に
関し、特に2個の予WI成形品を荒鍛造して一体の荒鍛
造品を得るように改善したものに関する。
〔従来技術〕
種々の機械部品を鍛造する鍛造方法では、通常鍛造素材
(ビレット)をlないし複数工程で荒鍛造し、次に荒鍛
造品を1ないし複数工程で仕上げ鍛造して鍛造品を製造
する(例えば、実開昭60−115650号公報参照)
。上記鍛造素材として予備威形した予備成形品を用いる
ことも少なくない。
一方、荒鍛造から仕上げ鍛造に亙って同種の鍛造品を2
個ずつ製造する2個取り鍛造方法も広く実用化されてい
る。この2個取り鍛造方法においては、例えば第9図に
示すように、2個取りM鍛造型100に共通の1個の鍛
造素材101を配置して荒鍛造することにより、2個取
り用荒鍛造品を威形する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記2個取り鍛造方法においては、共通の1個の鍛造素
材を用いることが必要で、各鍛造品にl対1で対応ずる
2個の鍛造素材を用いる場合には相互に分離された2個
の荒鍛造品となり、荒鍛造品のハンドリングなどが面倒
になってしまう。
しかし、従来のように共通の1個の鍛造素材を用いる場
合には、鍛造素材として予備成形品を用いることが難し
く、丸棒鋼材を所定長さに切断した鍛造素材等を用いる
ことになるので、材料の歩留りが低下すること、荒鍛造
装置がその成形能力的に大型化すること、などの問題が
ある。
本発明の目的は、材料歩留りの向上と荒鍛造装置の小型
化と荒鍛造品の容易なハンドリングを実現し得るような
2個取り鍛造方法を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る鍛造方法は、鍛造品を2個ずつ製造する2
個取り鍛造方法において、各鍛造品に1対1で対応する
予備成形品を戒形し、次に荒鍛造型の上型及び下型の一
方に形成された嵌合凹部と上型及び下型の他方に形成さ
れ嵌合凹部に嵌合する嵌合凸部との間の2個取り荒鍛造
戒形キャビティに2個の加熱された予備成形品を配置し
た状態で荒鍛造してバリ部分を一体的に接合させた荒鍛
造品を戒形し、次に荒鍛造品を仕上げ鍛造型により仕上
げ鍛造するものである。
(作用〕 本発明に係る鍛造方法においては、各鍛造品にl対1で
対応する予備成形品を成形し、荒鍛造型の2個取り荒鍛
造戒形キャビティに2個の加熱された予備成形品を配置
した状態で荒鍛造してハリ部分を一体的に接合させた荒
鍛造品を成形する。
ここで、2個取り荒鍛造成形キャビティは嵌合凹部と嵌
合凸部間に形成されているので、バリ部分が荒鍛造品の
外周側へ大きくはみ出すことはなく1対の荒鍛造威形キ
ャビティの境界部へ流動してそのバリ部分が一体的に接
合されることになる。
従って、各鍛造品に適合した予備成形品を成形してそれ
を鍛造素材として用いることが出来るので、高価な材料
の歩留りが格段に向上する。同時に、荒鍛造型は荒鍛造
成形キャビティに適合した予備威形品を戒形するので、
その負荷が軽減され、成形能力的に小型の荒鍛造装置で
成形することが出来る。荒鍛造品はバリ部分が一体的に
接合されて一体化するので、荒鍛造品のハンドリングが
容易になる。
〔発明の効果〕
本発明に係る鍛造装置によれば、上記〔作用〕の項に詳
述したように、各鍛造品に1対1で対応する予備成形品
を成形し、2個の予備成形品を荒鍛造して一体の荒鍛造
品を成形することにより、高価な材料の歩留りを格段に
向上し得ること、成形能力的に小型の荒鍛造装置で荒鍛
造することが出来ること、荒鍛造品のハンドリングが容
易になること、などの効果が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ説明す
る。
本実施例は、自動車用エンジンのコネクティングロッド
(以下、コンロッドという)を2個ずつ鍛造する2個取
り鍛造方法に本発明を適用した場合の一例である。
第1工程において、第1図に示すように、コンロッド鍛
造品に1対1で対応ずる予備成形品1、つまり1個のコ
ンロッド鍛造品の為の鍛造素材としての予備成形品1を
、所定の鍛鋼材料を素材としてロール鍛造により戒形す
る。
第2工程において、第2図〜第6図に示すように、荒鍛
造装置の下型2と上型3間に形成された2個取り荒鍛造
威形キャビティ4に2個の加熱された予備成形品lを配
置した状態で荒鍛造してバリ部分1a・1bを一体的に
接合させた荒鍛造晶1Aを戒形する。
ここで、下型2と上型3の構造について説明すると、下
型2には嵌合凹部5が凹設され、嵌合凹部5の外周壁部
の少なくとも1個所には荒鍛造の際に余分の鋼材料の外
方へのはみ出しを許す溝部7が形成され、また上型3に
は嵌合凹部5に嵌合する嵌合凸部6が形成されている(
第3図参照)。
第2図は下型2の平面図を示し、下型2の嵌合凹部5の
底部には2個取り荒鍛造成形キャビティ4の下型部とし
ての1対のコンロッド状成形溝8・9が平行かつ逆向き
に配置して凹設され、これら1対のコンロッド成形溝8
・9間には平坦なバリ威形部12が形成され、バリ成形
部{2の中央部にはバリ’J.a−1bの接合を促進す
る為の平面視ジグザク状の隆起部12aが形成されてい
る。
尚、コンロッド小端部に対応する小端部成形溝8a・9
aの周囲及びコンロッド大端部に対応する大端部成形溝
8b・9bの周囲には平坦なバリ威形部l4が形成され
ている。
上型3の嵌を凸部6の下面には、2個取り荒鍛造成形キ
ャビティ4の上型部としての1対のコンロッド成形溝1
0・11であって下型部としての1対のコンロッド戒形
溝8・9に対向する1対のコンロッド成形溝10・11
が平行かつ逆向きに配置して凹設されている。これら1
対のコンロッド成形溝10・11の間には下型2のバリ
成形部l2に対向する平坦なバリ成形部15が形成され
、バリ成形部15の中央部には上記隆起部12aに対応
しジグザク状でない一様断面の凹人部15aが凹設され
ている。尚、嵌合凸部6の下面には下型2のバリ戒形部
13に対向ずるバリ戒形部及びバリ成形部14に対向す
るバリ成形部が形成されている。
上記下型2の嵌合凹部5に上型3の嵌合凸部6を嵌合さ
せると、第3図に示すように2個取り荒鍛造戒形キャビ
ティ4が形成される。
荒鍛造を行なう場合、上型3を上方へ外した状態におい
て、第2図に示すように、下型2の各コンロッド成形溝
8・9に所定温度(例えば800〜900’C)に加熱
した予備成形品lを配置し、荒鍛造装置を駆動して上型
3と下型2とで2個の予備成形品1を荒鍛造する。この
とき、2個取り荒鍛造成形キャビティ4の外周側は嵌合
凹部5の周壁部で塞がれているので、荒鍛造成形キャビ
ティ4からはみ出した鋼材はバリ成形部13・14へ流
動してバリとなる一方、バリ成形部12・15間へ流動
してバリla−1bとなるが、第4図・第5図に図示の
ように一方のバリ1aの先端は隆起部12aで流動を阻
止されるのに対して他方のバリ1bは隆起部12aで案
内され隆起部12aを乗り越えて流動することになるの
で両側から流動して来たバリ1a・1bは上下に重なり
合って一体的に接合することになる。隆起部12aがジ
グザク状に形成されているので、上記の現象は交互に発
生しバリla−1bは強力に一体化し、これにより一体
化した荒鍛造品IA(第6図参照)が得られる。このよ
うに一体化した荒鍛造品IAはその離型、ストック、後
工程への搬送などのハンドリングの面で有利である。
第3工程において、上記のようにして得られた荒鍛造品
IAを仕上げ鍛造装置の仕上げ鍛造型の下型16(第7
図参照)上に配置した状態で下型16と上型(図示略)
とで仕上げ鍛造し、その後トリム加工によりバリを除去
して2個のコンロッド鍛造品を得る。
上記の2個取り鍛造方法によれば、コンロッド鍛造品に
1対1で対応ずる予備成形晶1を戒形し、2個取り荒鍛
造成形キャビティ4に2個の加熱された予備成形品1を
配置した状態で荒鍛造し、バリ部分を一体的に接合させ
た荒鍛造品IAを成形するので、予備成形されていない
1個の鍛造素材を2個取り荒鍛造成形キャビティ4に配
置して荒鍛造品IAを成形する場合に比較して材料の歩
留りを大幅に向上させることが出来、予備成形品1を荒
鍛造するので戒形能力的に小型の荒鍛造装置で成形する
ことが出来る。荒鍛造品IAはバリ部分を一体的に接合
させた一体のものとなるので、荒鍛造品1Aのハンドリ
ングの面で有利である。
尚、コンロッド鍛造品以外の種々の鍛造品を2個取り鍛
造する鍛造方法に本発明を同様に適用し得ることは勿論
であり、当業者ならば例えば隆起部12aや凹入部15
aの形状に適宜変更を加えたり、バリ1a・1bの厚さ
が所定の厚さとなるような機構を付加するなど種々の変
更を加えて本発明を実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面のうち第1図〜第7図は本発明の実施例に係るもの
で、第1図は予備成形品の平面図、第2図は荒鍛造装置
の下型の平面図、第3図は第2図A−A線で分断したと
きの嵌合凹部と嵌合凸部の縦断面図、第4図・第5図は
夫々第2図B−B線で分断したときの隆起部と凹入部の
縦断面図、第6図は荒鍛造品の平面図、第7図は仕上げ
鍛造装置の下型の平面図、第8図は従来技術に係る第2
図相当図である。 1・・予備成形品、  IA・ 2・・下型、 3・・上型、 鍛造成形キャビティ、  5 6・・嵌合凸部、  16・・ ・荒鍛造品、 4・・2個取り荒 ・嵌合凹部、 仕上げ鍛造型の下型。 特 許 出 願 人 マツダ株式会社 第 1 図 l6:イffげieal7)M 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鍛造品を2個ずつ製造する2個取り鍛造方法にお
    いて、 各鍛造品に1対1で対応する予備成形品を成形し、 次に荒鍛造型の上型及び下型の一方に形成された嵌合凹
    部と上型及び下型の他方に形成され嵌合凹部に嵌合する
    嵌合凸部との間の2個取り荒鍛造成形キャビティに2個
    の加熱された予備成形品を配置した状態で荒鍛造してバ
    リ部分を一体的に接合させた荒鍛造品を成形し、 次に荒鍛造品を仕上げ鍛造型により仕上げ鍛造すること
    を特徴とする鍛造方法。
JP15700889A 1989-06-20 1989-06-20 鍛造方法 Pending JPH0323026A (ja)

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