JPH03229818A - 低温用鋼の製造方法 - Google Patents
低温用鋼の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
本発明は低温用鋼の製造方法に係り、強度がYS≧60
kgf/llm2、T S≧70 kgf/mm2を
満足し、降伏比が0.90前後にあるLEG用5%Ni
鋼の製造方法を提供しようとするものである。
kgf/llm2、T S≧70 kgf/mm2を
満足し、降伏比が0.90前後にあるLEG用5%Ni
鋼の製造方法を提供しようとするものである。
(産業上の利用分野)
LEG用などの高強度構造用鋼の製造方法、特に9%N
i@と同等の強度を有し、しかも降伏比が適正な5%N
i鋼の製造方法に関するものである。
i@と同等の強度を有し、しかも降伏比が適正な5%N
i鋼の製造方法に関するものである。
従来の技術
高Ni系鋼を直接焼入れ一焼戻し処理して製造すると、
通常の再加熱焼入れ一焼戻し処理に比し高強度が得られ
、Ni含含有量5程程であっても適量のCr、 Mo添
加により9%Ni鋼と同等の強度が得られる。しかし高
Ni量のため焼入れ性が高く、得られるミクロ組織はマ
ルテンサイトと低ベイナイトの混合組織となり、降伏比
(降伏点/引張強さ)が構造用鋼として望ましくない程
高くなる。
通常の再加熱焼入れ一焼戻し処理に比し高強度が得られ
、Ni含含有量5程程であっても適量のCr、 Mo添
加により9%Ni鋼と同等の強度が得られる。しかし高
Ni量のため焼入れ性が高く、得られるミクロ組織はマ
ルテンサイトと低ベイナイトの混合組織となり、降伏比
(降伏点/引張強さ)が構造用鋼として望ましくない程
高くなる。
高Ni系低温用鋼の降伏比を改善する方法として、直接
焼入れ後または再加熱焼入れ後、L処理(Ac I〜A
c、間に再加熱し焼入れ処理)を行い、Ac+点以下で
焼戻しを行うQ(QD)LT処理が知られている。
焼入れ後または再加熱焼入れ後、L処理(Ac I〜A
c、間に再加熱し焼入れ処理)を行い、Ac+点以下で
焼戻しを行うQ(QD)LT処理が知られている。
即ち、特公昭56−4608号公報では直接焼入れ後に
、L処理を組合わせ、Ac、変態点以下の焼戻しを行う
こと、およびA6Nの寸法制御によりNi115.5%
で9%Ni鋼と同等の性能を有するLNG用鋼が製造可
能であることが提案されている。
、L処理を組合わせ、Ac、変態点以下の焼戻しを行う
こと、およびA6Nの寸法制御によりNi115.5%
で9%Ni鋼と同等の性能を有するLNG用鋼が製造可
能であることが提案されている。
(発明が解決しようとする課題)
上記したような従来の直接焼入れ後にAc、〜Ac3間
の焼入れをなしてからAc、変態点以下の焼戻しを行う
QLTまたはQ。LT処理によるものは、QLTまたは
QDLT処理後の組織が焼戻されたフェライトと微細な
オーステナイトを含む焼戻しマルテンサイトよりなる混
合組織となり、従来−般の焼入れ焼戻しまたは直接焼入
れ焼戻ししたものに比し、その強度が約10kgf/m
u2程度低下する。
の焼入れをなしてからAc、変態点以下の焼戻しを行う
QLTまたはQ。LT処理によるものは、QLTまたは
QDLT処理後の組織が焼戻されたフェライトと微細な
オーステナイトを含む焼戻しマルテンサイトよりなる混
合組織となり、従来−般の焼入れ焼戻しまたは直接焼入
れ焼戻ししたものに比し、その強度が約10kgf/m
u2程度低下する。
従ってこのQLTまたはQ。LT処理により一般的な9
%Ni鋼と同等の強度を確保するために必要なNiその
他の合金量は、L処理のないものより多くならざるを得
す、しかも熱処理回数が増加するので、何れの面からし
ても高コスト化せざるを得ない。
%Ni鋼と同等の強度を確保するために必要なNiその
他の合金量は、L処理のないものより多くならざるを得
す、しかも熱処理回数が増加するので、何れの面からし
ても高コスト化せざるを得ない。
前記特許公告公報では、直接焼入れ後、Ac、変態点以
下の温度で焼戻すことも述べられているが、この場合は
構造用鋼として降伏比が高くなりすぎることは前述の通
りである。
下の温度で焼戻すことも述べられているが、この場合は
構造用鋼として降伏比が高くなりすぎることは前述の通
りである。
「発明の構成」
(課題を解決するための手段)
本発明は上記したような従来のものの課題を解決すべく
検討を重ねて創案されたものであって、以下の如くであ
る。
検討を重ねて創案されたものであって、以下の如くであ
る。
C≦0.10wt%、 Si≦0.30wt%、Mn≦
0.3wt%、 Ni : 4.5〜5.5wt%、
Cr≦Q、5wt%、 Mo≦0.5wt%、A E
:0.01〜0.10wt%、N:0.002〜0.
003wt%、P≦0.005圓t%、 S≦0.00
54%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる
綱を、1050〜1250℃の温度範囲に加熱後、熱間
圧延を行い、850℃で仕上げ、直ちに焼入れ処理を施
した後、焼戻しを640〜660℃で行い、焼戻し後常
温で残留T量を8%以上を確保することを特徴とする低
温用鋼の製造方法。
0.3wt%、 Ni : 4.5〜5.5wt%、
Cr≦Q、5wt%、 Mo≦0.5wt%、A E
:0.01〜0.10wt%、N:0.002〜0.
003wt%、P≦0.005圓t%、 S≦0.00
54%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる
綱を、1050〜1250℃の温度範囲に加熱後、熱間
圧延を行い、850℃で仕上げ、直ちに焼入れ処理を施
した後、焼戻しを640〜660℃で行い、焼戻し後常
温で残留T量を8%以上を確保することを特徴とする低
温用鋼の製造方法。
(作用)
上記したような本発明の作用について説明すると、先ず
化学成分の限定理由をwt%(以下単に%という)によ
って説明すると以下の如くである。
化学成分の限定理由をwt%(以下単に%という)によ
って説明すると以下の如くである。
Cは、所定の強度を得る最も安価な元素であるが、0.
10%を超えると溶接性を劣化させるので、上限を0.
10%とした。
10%を超えると溶接性を劣化させるので、上限を0.
10%とした。
Siは、溶鋼の脱酸に必要な元素であり、固溶強化によ
って強度を上昇をもたらすが、0.30%を越すと溶接
部の靭性が劣化するため上限を0.30%とする。
って強度を上昇をもたらすが、0.30%を越すと溶接
部の靭性が劣化するため上限を0.30%とする。
Mnは、強度と靭性確保のため必要であるが、1.3%
を超えると靭性改善効果が小さくなるため、1.3%を
上限とした。
を超えると靭性改善効果が小さくなるため、1.3%を
上限とした。
Crは、Moとの複合添加で焼入れ性の増大がみられ、
靭性および強度の改善に有効な元素であるが、0.5%
を超えるとその効果が小さくなるため、0.5%を上限
とする。
靭性および強度の改善に有効な元素であるが、0.5%
を超えるとその効果が小さくなるため、0.5%を上限
とする。
Moは、上記のようにCrとの複合添加で、靭性、強度
の改善効果が著しいが、0.5%を越えると溶接部の硬
化性が著しく溶接性を劣化させるため、上限を0.5%
とすることが必要である。
の改善効果が著しいが、0.5%を越えると溶接部の硬
化性が著しく溶接性を劣化させるため、上限を0.5%
とすることが必要である。
Niは、マトリックスの高強度と高靭性を得るために必
要な元素であって、LEG用鋼として必要な溶接部靭性
を確保するためには4.5%以上が必要で、これを下限
とし、又5.5%を超えて含有させることは経済的に不
利であるからこれを上限とした。
要な元素であって、LEG用鋼として必要な溶接部靭性
を確保するためには4.5%以上が必要で、これを下限
とし、又5.5%を超えて含有させることは経済的に不
利であるからこれを上限とした。
Aβは、出鋼時の脱酸と固溶窒素の固定および結晶粒の
細粒化に必要な元素であり、その効果は0.01%以上
で発揮されるのでこれを下限とし、一方0.10%を超
えると靭性を劣化させるので、上限を0.10%とした
。
細粒化に必要な元素であり、その効果は0.01%以上
で発揮されるのでこれを下限とし、一方0.10%を超
えると靭性を劣化させるので、上限を0.10%とした
。
Nは、1粒の微細化に寄与するAI!N量を確保するた
め下限をO,OO2%とするが、又溶接部の靭性劣化を
防ぐため上限を0.003%とした。
め下限をO,OO2%とするが、又溶接部の靭性劣化を
防ぐため上限を0.003%とした。
PおよびSは、母材部および溶接部の低温靭性を劣化さ
せるので低い方が好ましく、0.0 O5%を何れも上
限とした。
せるので低い方が好ましく、0.0 O5%を何れも上
限とした。
次に焼戻し温度の限定理由について述べると、焼戻し処
理は焼入れ後の残留応力の低減、延靭性の向上を目的と
して実施されており、通常この焼戻し温度はAc、意思
下である。然し本発明における成分範囲内の鋼をこのA
c、意思下で焼戻しした場合、その焼戻し温度が高くな
るにつれて強度は低下するが、降伏比は引張強さと降伏
点の低下度合いか路間しであるため約0.99〜1,0
0の範囲にあり、Ac+点以下の焼戻しでは降伏比の低
下は望めない。即ち本発明成分範囲の鋼は、焼入れまま
でマルテンサイト組織であり、Ac、〜Ac3点で焼戻
されるとオーステナイトが旧オーステナイト粒界、マル
テンサイト粒界などに析出し、焼戻し温度が高くなるに
つれ、量も増加して行く。新たに生成したオーステナイ
トは、生成した温度が低い程、量も少いため溶質元素の
濃度が高く、オーステナイトとして安定なため、焼戻し
後の空冷によってもマルテンサイト変態を生ぜず、常温
で残留Tとして残るようになる。従ってAc、点直上で
焼戻すと、焼戻し後の常温状態で多量の残留Tが観察さ
れるようになり、柔かい残留Tの存在によって強度、特
に降伏点が低下し、降伏比が減少するようになる。
理は焼入れ後の残留応力の低減、延靭性の向上を目的と
して実施されており、通常この焼戻し温度はAc、意思
下である。然し本発明における成分範囲内の鋼をこのA
c、意思下で焼戻しした場合、その焼戻し温度が高くな
るにつれて強度は低下するが、降伏比は引張強さと降伏
点の低下度合いか路間しであるため約0.99〜1,0
0の範囲にあり、Ac+点以下の焼戻しでは降伏比の低
下は望めない。即ち本発明成分範囲の鋼は、焼入れまま
でマルテンサイト組織であり、Ac、〜Ac3点で焼戻
されるとオーステナイトが旧オーステナイト粒界、マル
テンサイト粒界などに析出し、焼戻し温度が高くなるに
つれ、量も増加して行く。新たに生成したオーステナイ
トは、生成した温度が低い程、量も少いため溶質元素の
濃度が高く、オーステナイトとして安定なため、焼戻し
後の空冷によってもマルテンサイト変態を生ぜず、常温
で残留Tとして残るようになる。従ってAc、点直上で
焼戻すと、焼戻し後の常温状態で多量の残留Tが観察さ
れるようになり、柔かい残留Tの存在によって強度、特
に降伏点が低下し、降伏比が減少するようになる。
即ち本発明の骨子は、焼戻し温度を、焼戻し後の室温状
態で残留γが最も多くなるAc、点近傍に設定し、そう
したことにより降伏比を下げることにある。
態で残留γが最も多くなるAc、点近傍に設定し、そう
したことにより降伏比を下げることにある。
(実施例)
本発明によるものの具体的な実施例について説明すると
、以下の如くである。
、以下の如くである。
真空溶解法で次の第1表に示す化学成分の鋼を溶製し、
熱間圧延後直ちに焼入れ、X線回折用の試料を採取した
。該試料を625℃、650’C1675℃で焼戻処理
(空冷)した後、残留T量をX線回折で計測した。
熱間圧延後直ちに焼入れ、X線回折用の試料を採取した
。該試料を625℃、650’C1675℃で焼戻処理
(空冷)した後、残留T量をX線回折で計測した。
第1表
上記したようなX線回折の結果は第1図に示すが、計算
上のAc、点である648℃直上の温度、即ち650℃
で焼戻しだ場合、常温での残留γが最大値をとることが
認められる。
上のAc、点である648℃直上の温度、即ち650℃
で焼戻しだ場合、常温での残留γが最大値をとることが
認められる。
又第2図には熱間圧延後、直ちに焼入れした前記第1表
の綱を、625℃2650℃および675℃で焼戻し、
処理後引張試験を行った結果を示すが、この第2図から
明かなように625℃で焼戻した場合、降伏比は0.9
9と高く、又675℃で焼戻しを行うと降伏点が下りす
ぎ、9%NiwAと同等の60 kgf/mn2以上を
確保できない。これに対し650℃の場合には降伏点が
60〜70kgf/鶴2の範囲内にあり、降伏比も0.
8〜0.9の範囲内にある。
の綱を、625℃2650℃および675℃で焼戻し、
処理後引張試験を行った結果を示すが、この第2図から
明かなように625℃で焼戻した場合、降伏比は0.9
9と高く、又675℃で焼戻しを行うと降伏点が下りす
ぎ、9%NiwAと同等の60 kgf/mn2以上を
確保できない。これに対し650℃の場合には降伏点が
60〜70kgf/鶴2の範囲内にあり、降伏比も0.
8〜0.9の範囲内にある。
る。
即ち、残留γ量の最も多くなる650℃附近で焼戻しだ
場合には降伏比が0.90程度と、現用の構造用鋼と略
等しく、しかも9%NiwAと同程度の強度を確保し得
ることが確認された。
場合には降伏比が0.90程度と、現用の構造用鋼と略
等しく、しかも9%NiwAと同程度の強度を確保し得
ることが確認された。
「発明の効果」
以上説明したような本発明によるときは9%Ni鋼と同
等の強度を有し、しかも降伏比が一般構造用鋼の範囲内
にあるLEG用の如き5%Ni@を製造せしめ、需要の
増大しつつある混載型LEG船などの低コスト化を適切
に得しめるものであるから工業的にその効果の大きい発
明である。
等の強度を有し、しかも降伏比が一般構造用鋼の範囲内
にあるLEG用の如き5%Ni@を製造せしめ、需要の
増大しつつある混載型LEG船などの低コスト化を適切
に得しめるものであるから工業的にその効果の大きい発
明である。
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は本発明によるものの実施例についての残留T量をX線
回折により計測した結果を示す図表、第2図は熱間圧延
後直ちに焼入れした結果を示す図表である。
は本発明によるものの実施例についての残留T量をX線
回折により計測した結果を示す図表、第2図は熱間圧延
後直ちに焼入れした結果を示す図表である。
Claims (1)
- C≦0.10wt%、Si≦0.30wt%、Mn≦
1.3wt%、Ni:4.5〜5.5wt%、Cr≦0
.5wt%、Mo≦0.5wt%、Al:0.01〜0
.10wt%、N:0.002〜0.003wt%、P
≦0.005wt%、S≦0.005wt%を含み、残
部Feおよび不可避的不純物からなる鋼を、1050〜
1250℃の温度範囲に加熱後、熱間圧延を行い、85
0℃以上で仕上げ、直ちに焼入れ処理を施した後、焼戻
しを640〜660℃で行い、焼戻し後常温で残留γ量
を8%以上を確保することを特徴とする低温用鋼の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024340A JP2521547B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 低温用鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024340A JP2521547B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 低温用鋼の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03229818A true JPH03229818A (ja) | 1991-10-11 |
JP2521547B2 JP2521547B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=12135453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024340A Expired - Lifetime JP2521547B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 低温用鋼の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521547B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011127830A1 (zh) * | 2010-04-17 | 2011-10-20 | 上海交通大学 | 一种钢材冲压成型一体化处理方法 |
CN103509999A (zh) * | 2012-06-20 | 2014-01-15 | 鞍钢股份有限公司 | 一种低温储罐用高镍钢的制造方法 |
-
1990
- 1990-02-05 JP JP2024340A patent/JP2521547B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011127830A1 (zh) * | 2010-04-17 | 2011-10-20 | 上海交通大学 | 一种钢材冲压成型一体化处理方法 |
CN103509999A (zh) * | 2012-06-20 | 2014-01-15 | 鞍钢股份有限公司 | 一种低温储罐用高镍钢的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2521547B2 (ja) | 1996-08-07 |
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