JPH0322943A - 蒸気式遠赤外線小魚乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、小魚を乾燥する設備において、遠赤外線を利
用する方法に関するものである．（従来の技術） 小魚の乾燥は、天日乾燥あるいは熱風乾燥が行なわれて
きた．天日乾燥は、良い品質のものができるが、乾燥時
間が長くかかり、また天候に左右されて安定した生産が
できない．熱風乾燥は、天候に関係なく生産できるが、
品質が良くないといった問題点があった． （発明の目的〉 本発明は、上記従来技術の項で指摘した問題点を改善し
ようとするもので、品質の良い製品を短時間で乾燥させ
ることを目的とするものである。

（目的を達戒するための手段〉 熱風あるいは冷風乾燥機において、乾燥機内部に遠赤外
線ヒータを配置し、小魚を加熱、乾燥させる．この遠赤
外線ヒータは、パイプ外面に遠赤外線放射体を塗装ある
いは溶射し、そのパイプ内部に蒸気を通すことにより遠
赤外線放射体を加熱し，遠赤外線を放射する． （作　用） 本発明では、遠赤外線の放射を乾燥に利用することによ
り、熱風乾燥と比較して低い温度で乾燥するという作用
が得られる． （実施例） 以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する
． 第１図は本発明に係る乾燥機の一実施例を示す正面図で
あり、第２図は第１図の切断線■−■から見た断面図で
ある． 乾燥用空気は送風機５により蒸気ヒータ３に送られて加
熱され乾燥機内部に送りこまれる．この加熱源は蒸気で
ある必要性はなく燃焼ガス、電気、温水、熱媒油のどれ
でもよい． 遠赤外線ヒータ２は外面に遠赤外線放射体を塗装あるい
は溶射したパイプ状のもので、内部に蒸気を通すことに
より遠赤外線を放射する．小魚はコンベア４に乗って乾
燥機本体１の内部を移動しながら熱風および遠赤外線の
放射を受けて乾燥し製品出口へ出てくる． （発明の効果〉 本発明により、従来の熱風乾燥機では乾燥速度を上げる
ために熱風温度を上げていたために製品の変色が避けら
れなかったのが、遠赤外線を利用することにより、品温
を上げなくても乾燥速度が上がるため変色のない好品質
の製品ができる．また遠赤外線ヒータが蒸気式であるこ
とにより、表面温度のバラツキがなく安定し、また温度
が１ＯＯ〜１８０℃程度であるため製品が過熱しすぎる
ことがなく、また火災の危険性がなく安全性にも優れて
いる．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図であり、第２図
は第１図の切断線■一■から見た断面図である．尚、図
中の主要部の符号は次の通りである．１　・　乾燥機本
体 ２・・・遠赤外線ヒータ ３　・・蒸気ヒータ ４　　・コンベア ５・・・送風機 ６・・・蒸気調節弁 ７・・・電磁弁 ８・　・スチームトラップ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱風あるいは冷風によって小魚を乾燥させる乾燥機にお
   いて、遠赤外線放射体を塗装あるいは溶射したパイプを
   乾燥機内部に入れ、このパイプ内に蒸気を通して遠赤外
   線放射体を加熱させることにより、遠赤外線を放射し、
   小魚を乾燥させることを特徴とする乾燥機。