JPH03229427A - Mos型半導体装置の製造方法 - Google Patents

Mos型半導体装置の製造方法

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JPH03229427A
JPH03229427A JP2542490A JP2542490A JPH03229427A JP H03229427 A JPH03229427 A JP H03229427A JP 2542490 A JP2542490 A JP 2542490A JP 2542490 A JP2542490 A JP 2542490A JP H03229427 A JPH03229427 A JP H03229427A
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JP
Japan
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oxide film
semiconductor substrate
heat treatment
type semiconductor
silicon oxide
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Pending
Application number
JP2542490A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mitsushima
光嶋 猛
Shuichi Mayumi
周一 真弓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はL D D (Lightly Doped 
Drain)構造のトランジスタを備えたMOS型半導
体装置の製造方法に関するものである。
従来の技術 半導体装置の高集積化の進展に伴い、半導体素子が微細
化され、トランジスタの実効チャンネル長も短くなって
きた。この微細化にともなって半導体装置内部に生じる
高電界が電子の離脱現象を引き起こし、そのときに発生
する高エネルギーをもった電子及び正孔がゲート絶縁膜
に注入もしくは捕獲され、半導体装置特性の劣化を生じ
るホントキャリア効果という問題が顕著になりつつある
。最近ではこの問題を解決するためトランジスタ近傍の
不純物濃度を制御することにより高電界を緩和するL 
D D (Lightly Doped Drain)
構造のMO3型トランジスタか用いられるようになって
きた。
以下に、従来技術の一例としてLDD構造のMOS型半
導体装置の製造方法について第2図に示した断面図を参
照して説明する。以下工程順に説明する。
まず、P型半導体基板1上に周知の方法によりLOCO
3酸化膜2を形成する(第2図(a))。
次にP型半導体基板1を酸化してゲート酸化膜3を形成
し、ゲート酸化膜3上に多結晶シリコンゲート4を形成
する。(第2図(b))この後、燐を例えば加速電圧5
0KeV、注入量3 X 10 +3/adのイオン注
入を行いリン拡散層5を形成する(第2図(C))。
その上に例えばテトラエチルオルトシリケートS i 
 (OC2H5) 4と酸素の混合ガスを用いて酸化珪
素膜6(以下TEO3酸化膜と呼ぶ)を堆積する(第2
図(d))。
この後、例えばCHF 3と02ガスを用いたりアクテ
ィブイオンエツチング技術によりTEO5Q化膜6をエ
ツチングして多結晶/リコンゲート4の側壁にTEO5
酸化膜6を残しLDDサイドウオールを形成する。次に
砒素を例えば加速電圧30KeV、注入量2×1015
/aIrのイオン注入を行い砒素拡散層7を形成する。
次に窒素ガス中で900℃、30分間の熱処理を行いP
型半導体基板1中にイオン注入した燐と砒素を活性化さ
せる(第2図(e))。
この後、層間絶縁膜8、コンタクト穴9、A1配線10
を形成してMOS型半導体装置が完成する(第2図げ)
)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来のMOS型半導体装置の製造方法
ではLDDサイドウオール形成後イオン注入した不純物
を活性化させるため窒素中において熱処理を行うが、こ
の際にTEO5酸化膜6から成るLDDサイドウオール
が収縮し、LDDサイドウオールの底部、特にLDDサ
イドウオールのエツジ底部のP型半導体基板1に応力か
集中するためにP型半導体基板1内に結晶欠陥が発生し
、リン拡散層5とP型半導体基板1間のリーク電流か増
大するなとMO5型トランジスタの特性に重大な悪影響
を及ぼすという問題かあった。
本発明は上記従来の問題を解決するもので半導体基板の
結晶欠陥を防ぎ信頼性の高いMOS型半導体装置の製造
方法を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記の問題を解決するため、本発明では半導体基板上に
ゲート配線を形成する工程と前記ゲート配線をマスクに
して前記半導体基板に不純物元素をイオン注入する工程
と、気相成長法により酸化珪素膜を成長する工程と、前
記酸化珪素膜に第1の熱処理を施す工程と前記酸化珪素
膜をエツチングし上記ゲート配線の側壁に前記酸化珪素
膜を残す工程と前記ゲート配線および前記酸化珪素膜を
マスクにして上記半導体基板上に不純物元素をイオン注
入する工程と、第2の熱処理を施し前記イオン注入した
不純物元素を活性化させる工程とを有している。
作用 上記構成によれば、気相成長法により酸化珪素膜を形成
した後、ドライエツチングによりLDDサイドウオール
へと加工する前に窒素ガスもしくはアルゴンガスなどの
不活性ガス中で第1の熱処理を施すため半導体基板全面
にわたって均等に収縮する。従って、ドライエツチング
によりLDDサイドウオール形成後もLDDサイドウオ
ールエツジ部などP型半導体基板に局所的に応力が集中
することがない。さらにイオン注入した不純物元素を活
性化させるために窒素ガスもしくはアルゴンガスなどの
不活性ガス中で第2の熱処理を施しても、既に第1の熱
処理を施しているため酸化珪素膜はほとんど収縮せず新
たに応力が発生することもない。
このようにしてLDDサイドウオールの収縮による応力
集中に起因した半導体基板内の結晶欠陥の発生が防止で
き、リーク電流等のない信頼性の高いMOS型半導体装
置か形成される。
実施例 以下に、本発明のMOS型半導体装置の製造方法につい
て第1図に示した断面図を参照して詳細に説明する。以
下工程順に説明する。
P型半導体基板21上に周知の方法によりLOCO8酸
化膜22を形成する(第1図(a))。
次にP型半導体基板21を酸化してゲート酸化膜23を
形成し、ゲート酸化膜23上に多結晶ノリコンゲート2
4を形成する(第1図(bl)。
この後、例えば加速電圧30KeVで注入量3×101
3/Ciの条件で燐をイオン注入し、リン拡散層25を
形成する(第1図(C))。
次に、例えばテトラエチルオルトノリケートS i  
(OC2H3)4 と02の混合ガスを用いて温度71
0℃、圧力0.6Torrの成長条件で減圧気相成長法
によりCVD酸化珪素膜(TEO3酸化膜)を形成する
(第1図(d))。
次に、熱処理炉において窒素ガス雰囲気中で、900℃
、30分間の第1の熱処理を施しTEO3酸化膜を焼き
しめて緻密化させる。この後、例えばCHF3 と02
ガスを用いたアクティブイオンエツチング技術を用いて
TEO3酸化膜を工、チングして多結晶ノリコンゲート
24の側壁にサイドウオールを形成する。次に砒素を例
えば加速電圧30KeVで注入量2X1015/c+I
lのイオン注入を行い砒素拡散層27を形成する。次に
窒素ガス中で900℃、30分間の第2の熱処理を行い
上記イオン注入した砒素を活性化させる(第1図(e)
)。
この後、酸化珪素膜から成る層間絶縁膜28゜コンタク
ト穴29.Aj!配線30を形成してMOS型半導体装
置が完成する(第1図げ))。
上記MOS型半導体装置の製造方法によれば減圧気相成
長法によりTEOS酸化膜を形成した後、リアクティブ
イオンエツチングによりTEO3酸化膜をLDDサイド
ウオールへと加工する前に窒素ガス中で900℃、30
分間の熱処理を施すためTEO8酸化膜は半導体基板全
面にわたって均等に2.0%程度収縮して緻密化する。
従って、CHF 3 と02ガスを用いたりアクティブ
イオンエツチングによりTEO8酸化膜をLDDサイド
ウオールに加工後もLDDサイドウオールのエツジ部な
とP型半導体基板の局所的に応力が集中することがない
。さらにイオン注入した砒素を活性化させるために窒素
ガス中で第2の900℃、30分間の熱処理を施しても
、既に900℃、30分間の第1の熱処理を施している
ためTEO8酸化膜の膜収縮は0.2%以下であり、膜
の内部応力変化も少ない。この結果、第2の熱処理によ
りLDDサイドウt−ルのエツジ部などP型半導体基板
の局所的に応力が集中することがない。
なお本実施例においてはゲート電極、配線に多結晶シリ
コンを用いたがこれはと金属珪化物もしくは多結晶シリ
コンと金属珪化物の積層膜、もしくはタングステン(W
)!あっても同様の効果が期待できることは明らかであ
る。本実施例ではゲートサイドウオールを形成する前に
リンイオン注入を、サイドウオール形成後、砒素イオン
注入を実施したが、不純物元素の種類を問わず、同様の
効果が期待できることは明らかである。
また第1の熱処理の温度はTEO8酸化膜の成長温度は
710℃であるためそれ以上で効果かあり、また、10
00℃以上では不純物拡散層が広がるためトランジスタ
特性が劣化するため望ましくない。
発明の効果 以上のように、本発明によればLDDサイドウオールの
応力集中による半導体基板の結晶欠陥発生が防止できる
ため、リーク電流を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の製造工程を示す断面図、第
2図は本発明の従来の製造工程を示す断面図である。 1・・・・・・P型半導体基板、2・・・・・・LOC
O8酸化膜、3・・・・・・ゲート酸化膜、4・・・・
・・多結晶シリコンゲート、5・・・・・・リン拡散層
、6・・・・・・CVD酸化珪素膜(TEO3酸化膜)
、7・・・・・・砒素拡散層、8・・・・・・層間絶縁
膜、9・・・・・・コンタクト穴、10・・・・・・A
A配線、21・・・・・・P型半導体基板、22・・・
・・・LOCO3酸化膜、23・・・・・・ゲート酸化
膜、24・・・・・・多結晶シリコンゲート、25・・
・・・・リン拡散層、26・・・用CVD酸化珪素膜(
TEO3酸化膜)、27・・・・・・砒素拡散層、28
・・・・・・層間絶縁膜、29・・・・・・コンタ ク ト穴、 0・・・・・・A1配線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上にゲート配線を形成する工程と、前
    記ゲート配線をマスクにして前記半導体基板に不純物元
    素をイオン注入する工程と、前記半導体基板上に気相成
    長法により酸化珪素膜を成長する工程と、前記半導体基
    板に第1の熱処理を施す工程と、前記酸化珪素膜をエッ
    チングし前記ゲート配線の側壁に前記酸化珪素膜を残す
    工程と、前記ゲート配線および前記ゲート配線の側壁に
    残った酸化珪素膜をマスクにして前記半導体基板に不純
    物元素をイオン注入する工程と、前記半導体基板に第2
    の熱処理を施し前記イオン注入した不純物元素を活性化
    させる工程を有することを特徴とするMOS型半導体装
    置の製造方法。
  2. (2)第1の熱処理が750℃〜1000℃の温度範囲
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のM
    OS型半導体装置の製造方法。
JP2542490A 1990-02-05 1990-02-05 Mos型半導体装置の製造方法 Pending JPH03229427A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05335331A (ja) * 1992-06-02 1993-12-17 Nec Yamagata Ltd 半導体装置
EP0764988A3 (en) * 1995-08-31 1998-03-04 Texas Instruments Incorporated Isolated power transistor
EP1150348A1 (en) * 2000-04-26 2001-10-31 Lucent Technologies Inc. A process for fabricating an integrated circuit that has embedded dram and logic devices
KR100571254B1 (ko) * 1996-12-28 2006-08-23 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의산화막형성방법

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