JPH0322927A - 新規細胞質を持つイネ及びその作出方法 - Google Patents
新規細胞質を持つイネ及びその作出方法Info
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- JPH0322927A JPH0322927A JP1154511A JP15451189A JPH0322927A JP H0322927 A JPH0322927 A JP H0322927A JP 1154511 A JP1154511 A JP 1154511A JP 15451189 A JP15451189 A JP 15451189A JP H0322927 A JPH0322927 A JP H0322927A
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Landscapes
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、新規細胞質を持つイネ及びその作出方法に関
する. [従来の技術] 植物育種の為に異種の細胞質を利用するための手段とし
2ては、従来、戻し交配の技術が利用されていた.この
技術により細胞質を置換した核置換体を得ることが可能
であった. 一方で5細胞と細胞を融合させる細胞融合の技術が開発
され、多数の植物で体細胞雑種の作出が可能となってい
る.この技術を用いることにより、従来の育種法では不
可能であった両親の細胞質を共存させることが可能とな
った。
する. [従来の技術] 植物育種の為に異種の細胞質を利用するための手段とし
2ては、従来、戻し交配の技術が利用されていた.この
技術により細胞質を置換した核置換体を得ることが可能
であった. 一方で5細胞と細胞を融合させる細胞融合の技術が開発
され、多数の植物で体細胞雑種の作出が可能となってい
る.この技術を用いることにより、従来の育種法では不
可能であった両親の細胞質を共存させることが可能とな
った。
近年、イネにおいてら細胞融合した雑種細胞からの体細
胞雑種の作出が可能となった( Toriya+mae
t at.. 1988. Theo. Appl.
Genet.. 76:665f+68: Yan
g et al.. 1989. 77:305−31
0; Akagi etal.. Mole. Gen
e Genet.. 215:501−5061.とこ
ろで、興味深いことに、細胞融合によって異種のミトコ
ンドリアを同じ細胞質に共存させた場合、タバコやニン
ジンなどでは異種のミトコンドリアゲノム間で組み変え
が起こり、新たな遺伝的組み合わせを持った(=雑種)
ミトコンドリアが形成されたことが報告されている. しかしながら、細胞融合の技術によって形成される蛯種
ミトコンドリアが植物体にとってどの様な意味(機能)
を持つかは全く不明である.イネについては雑種ミトコ
ンドリアの形成についてすら明確には示されておらず,
ましてその機能については示唆すらされていない. なお、以下、本明細書において細胞質に関して明らかに
雑種であるものについてハイブリッドの語を用いる. 一般に、ハイブリッドライス(Flli子)は、収量が
多く劣悪な環境に対する耐性が強いなどの優れた性質を
有するイネであることがよく知られている.この種子を
商業的な規模で生産する場合には、一方の親(=メス親
)の花粉を全く形成させなくする必要がある.このよう
な性質を効率よく発揮する遺伝的な要因として細胞質雄
性不稔の因子が存在することが知られている. この因子はインド型イネの細胞質に存在し、この細胞質
と日本型イネの核とが組み合わさった場合に、細胞質雄
性不稔の形質が発現する.しかしながらこの細胞質と核
との組み合わせはそれ以外の形質に関しては必ずしち好
ましいちのではなく、開花の遅れや耐寒性の劣化等をも
たらすことがある. これらの形質はインド型イネの細胞質と日本型イネの核
との組み合わせの不親和性によって起こると理解されて
いる.より性能の高いハイブリッドライスを合成するた
めには、これらの好ましくない不親和性は発揮させず細
胞質雄性不稔性質だけが発現する様な性質を持った細胞
質が必要とされる. [発明が解決しようとする問題点1 従って、本発明の目的は、イネの育種及びハーrブリッ
ドライス生産のための細胞質雄性不稔親として好適なイ
ネ及びその作出方法を提供することである. [問題を解決するための千段] 本発明者らは、上記問題点を解決するために鋭意研究の
結果、細胞質融合の手法を用いてインディ力型とジャポ
ニカ型の双方の性質を合わせ持つ全く新しい細胞質、す
なわちI1種細胞質を創製し、それらの中からジャポニ
カ型イネに対して細胞質雄性不稔となり,かつその他の
形質に関しては親和性の高い雑種細胞質を選択してこの
発明を完成した. すなわち、本発明は,インディ力型イネとジャポニカ型
イネのミトコンドリアから構成される新規なi1種ミト
コンドリアを有し、かつインディカ型細胞質に対し稔性
回復能力を持たないイネの花粉を交配した場合に、細胞
質雄性不稔の性質を示すことを特徴とする新規細胞質を
有するイネを提供する. さらにまた、本発明は、インディ力型イネとジャポニカ
型イネのミトコンドリアから構成される新規なfl種ミ
トコンドリアを有し、かつインディ力型細胞質に対し稔
性回復能力を持たないイネの花粉を交配した場合に、細
胞質雄性不稔の性質を示すことを特徴とする新規細胞質
を有するイネを提供する. [発明の具体的な説明1 以下,本発明を詳細に説明する. 本発明は,ジャボニ力型イネの核に対して親和性が高く
、かつ細胞質雄性不稔の形質を示す新規細胞質を有する
イネを作出するための手段として,細胞質融合を行ない
、インディカ型イネとジャポニカ型イネの雑種の細胞質
をまず創製し、そのような細胞質を有する細胞から植物
体を再生させ、その中から雑種ミトコンドリアをもつ細
胞質雄性不稔イネでかつ育成の安定したちのを選抜する
ものである. イネのfi種細胞質を持つサイブリッドの作出は,藤村
らの方法(Fujusura et al.. 198
5.Plant Tissue Culture Le
tters. 2(21:74−751及び赤木らの方
法(Akagi et al.. 1989. Mol
eGene Genet.. 215:501−506
1に従い、行なうことができる.すなわち、インディ力
型及びジャポニカ型の細胞質を持つイネの胚盤から誘導
したカルスから!A層培養細胞系を確立し、この細胞か
らブロトブラストを得ることができる.これら二種類の
プロトプラストをそれぞれX綿,ヨードアセトアミド(
IOA)を用いて不活性化させた後,T4気刺激を与え
て融合させ雑種細胞を得ることができる.この雑種細胞
を増殖させ分化培地に移植することによって細胞質雑種
植物(サイブリッド)を再生させることができる. 細胞融合に用いるイネとしては、ミトコンドリアDNA
の分析から細胞質雄性不稔因子を有すると考えられるイ
ネ品種インディカ型(例えば−T−C11A5及び−T
−CIJA9等)及びジャポニカ型(例えばササ二シキ
及び農林8号等)を用いる. MT−(JIA5品種は
Chinsura Boro II由来の細胞質雄性不
稔因rを有すると考えられ. MT−(JIA9品種は
ディエン型の細胞質雄性不稔因子を有すると考えられる
. 次いで、得られたサイブリッドを温室内で育成させ、不
稔の固体を選び出し,そのミトコンドリアが雑種になっ
ているか否かを調べる.これは、例メ,ば得られた不稔
の植物体の幼穂から常法によりカルスを形成させ,カル
スを横成する細胞のミトコンドリアのDNAを分析する
ことにより行なうことができる.ミトコンドリアが雑種
になっているか否かは、例えば、常法によりミトコンド
リアDNAを抽出し、数種類の制限酵素、例えばII
i nd III、PstI. Bgl II、Eco
Rl等でミトコンドリアDNAを消化し、その切断パ
ターンを両親のミトコンドリアDNA切断パターンと比
較することにより行なうことができる. 次いで、このようにして選び出した、雄性不稔でかつ,
ミトコンドリア雑種の固体にジャポニカ型イネの正常な
花粉を交配し種子を得る.これらの種子から植物体を育
成させ、その育成状態の調査を行ない通常の核置換体に
比べ育成の旺盛なものを選択する. 以上のようにしてジャボニ力型イネの核に対して親和性
が高くかつ細胞質雄性不稔である新規細)ta質(イン
デf力型とジャポニカ型細胞質の雑種細胞質)を作出す
ることができる. [実施例] 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
胞雑種の作出が可能となった( Toriya+mae
t at.. 1988. Theo. Appl.
Genet.. 76:665f+68: Yan
g et al.. 1989. 77:305−31
0; Akagi etal.. Mole. Gen
e Genet.. 215:501−5061.とこ
ろで、興味深いことに、細胞融合によって異種のミトコ
ンドリアを同じ細胞質に共存させた場合、タバコやニン
ジンなどでは異種のミトコンドリアゲノム間で組み変え
が起こり、新たな遺伝的組み合わせを持った(=雑種)
ミトコンドリアが形成されたことが報告されている. しかしながら、細胞融合の技術によって形成される蛯種
ミトコンドリアが植物体にとってどの様な意味(機能)
を持つかは全く不明である.イネについては雑種ミトコ
ンドリアの形成についてすら明確には示されておらず,
ましてその機能については示唆すらされていない. なお、以下、本明細書において細胞質に関して明らかに
雑種であるものについてハイブリッドの語を用いる. 一般に、ハイブリッドライス(Flli子)は、収量が
多く劣悪な環境に対する耐性が強いなどの優れた性質を
有するイネであることがよく知られている.この種子を
商業的な規模で生産する場合には、一方の親(=メス親
)の花粉を全く形成させなくする必要がある.このよう
な性質を効率よく発揮する遺伝的な要因として細胞質雄
性不稔の因子が存在することが知られている. この因子はインド型イネの細胞質に存在し、この細胞質
と日本型イネの核とが組み合わさった場合に、細胞質雄
性不稔の形質が発現する.しかしながらこの細胞質と核
との組み合わせはそれ以外の形質に関しては必ずしち好
ましいちのではなく、開花の遅れや耐寒性の劣化等をも
たらすことがある. これらの形質はインド型イネの細胞質と日本型イネの核
との組み合わせの不親和性によって起こると理解されて
いる.より性能の高いハイブリッドライスを合成するた
めには、これらの好ましくない不親和性は発揮させず細
胞質雄性不稔性質だけが発現する様な性質を持った細胞
質が必要とされる. [発明が解決しようとする問題点1 従って、本発明の目的は、イネの育種及びハーrブリッ
ドライス生産のための細胞質雄性不稔親として好適なイ
ネ及びその作出方法を提供することである. [問題を解決するための千段] 本発明者らは、上記問題点を解決するために鋭意研究の
結果、細胞質融合の手法を用いてインディ力型とジャポ
ニカ型の双方の性質を合わせ持つ全く新しい細胞質、す
なわちI1種細胞質を創製し、それらの中からジャポニ
カ型イネに対して細胞質雄性不稔となり,かつその他の
形質に関しては親和性の高い雑種細胞質を選択してこの
発明を完成した. すなわち、本発明は,インディ力型イネとジャポニカ型
イネのミトコンドリアから構成される新規なi1種ミト
コンドリアを有し、かつインディカ型細胞質に対し稔性
回復能力を持たないイネの花粉を交配した場合に、細胞
質雄性不稔の性質を示すことを特徴とする新規細胞質を
有するイネを提供する. さらにまた、本発明は、インディ力型イネとジャポニカ
型イネのミトコンドリアから構成される新規なfl種ミ
トコンドリアを有し、かつインディ力型細胞質に対し稔
性回復能力を持たないイネの花粉を交配した場合に、細
胞質雄性不稔の性質を示すことを特徴とする新規細胞質
を有するイネを提供する. [発明の具体的な説明1 以下,本発明を詳細に説明する. 本発明は,ジャボニ力型イネの核に対して親和性が高く
、かつ細胞質雄性不稔の形質を示す新規細胞質を有する
イネを作出するための手段として,細胞質融合を行ない
、インディカ型イネとジャポニカ型イネの雑種の細胞質
をまず創製し、そのような細胞質を有する細胞から植物
体を再生させ、その中から雑種ミトコンドリアをもつ細
胞質雄性不稔イネでかつ育成の安定したちのを選抜する
ものである. イネのfi種細胞質を持つサイブリッドの作出は,藤村
らの方法(Fujusura et al.. 198
5.Plant Tissue Culture Le
tters. 2(21:74−751及び赤木らの方
法(Akagi et al.. 1989. Mol
eGene Genet.. 215:501−506
1に従い、行なうことができる.すなわち、インディ力
型及びジャポニカ型の細胞質を持つイネの胚盤から誘導
したカルスから!A層培養細胞系を確立し、この細胞か
らブロトブラストを得ることができる.これら二種類の
プロトプラストをそれぞれX綿,ヨードアセトアミド(
IOA)を用いて不活性化させた後,T4気刺激を与え
て融合させ雑種細胞を得ることができる.この雑種細胞
を増殖させ分化培地に移植することによって細胞質雑種
植物(サイブリッド)を再生させることができる. 細胞融合に用いるイネとしては、ミトコンドリアDNA
の分析から細胞質雄性不稔因子を有すると考えられるイ
ネ品種インディカ型(例えば−T−C11A5及び−T
−CIJA9等)及びジャポニカ型(例えばササ二シキ
及び農林8号等)を用いる. MT−(JIA5品種は
Chinsura Boro II由来の細胞質雄性不
稔因rを有すると考えられ. MT−(JIA9品種は
ディエン型の細胞質雄性不稔因子を有すると考えられる
. 次いで、得られたサイブリッドを温室内で育成させ、不
稔の固体を選び出し,そのミトコンドリアが雑種になっ
ているか否かを調べる.これは、例メ,ば得られた不稔
の植物体の幼穂から常法によりカルスを形成させ,カル
スを横成する細胞のミトコンドリアのDNAを分析する
ことにより行なうことができる.ミトコンドリアが雑種
になっているか否かは、例えば、常法によりミトコンド
リアDNAを抽出し、数種類の制限酵素、例えばII
i nd III、PstI. Bgl II、Eco
Rl等でミトコンドリアDNAを消化し、その切断パ
ターンを両親のミトコンドリアDNA切断パターンと比
較することにより行なうことができる. 次いで、このようにして選び出した、雄性不稔でかつ,
ミトコンドリア雑種の固体にジャポニカ型イネの正常な
花粉を交配し種子を得る.これらの種子から植物体を育
成させ、その育成状態の調査を行ない通常の核置換体に
比べ育成の旺盛なものを選択する. 以上のようにしてジャボニ力型イネの核に対して親和性
が高くかつ細胞質雄性不稔である新規細)ta質(イン
デf力型とジャポニカ型細胞質の雑種細胞質)を作出す
ることができる. [実施例] 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
大社U生±
インディ力型イネ゛MT−CMA5” とジャポニカ型
イネ゛ササニシキ゜の種子を材料として、藤村らの方法
(」二掲)に従って悲濁培養細胞株を確立し、これらの
細胞からブロトブラストを単離した.次に、赤木らの方
法(上掲)に従いX綿(l25κrad)を明射した’
MT−CJIA5゜のブロトプラストとIOA(30m
l41で処理した゛ササニシキ゜のブロトブラストを電
気的刺激により融合させサイブリッドを作出した.得ら
れた雑種細胞を培養し形成したコロニーを植物再生培地
に移植し280固体の植物体を再生させた. 得られた植物体を馴化させ温室内で成育させ、常法によ
り稔性を調査し、細胞質雄性不稔であった植物体を選抜
した.更に選抜した植物体の幼穂から常法によりカルス
を誘導し、そのミトコンドリアDNAの抽出、分析を行
ないミトコンドリアがfl種である植物体12固体を選
抜した.これらに正常な゛ササニシキ゜の花扮を戻し交
配し種子を得た.この種子から植物体を育成させた.対
y3として゜MT−CM^5゜に゛ササニシキ゜を連続
戻し交配して得られた核置換体を育成させた.これらの
植物体の育成調査を行ない合成植物の中で対唄に比べ育
成が旺盛であったl株’MT−1’を選抜した. 上記細胞融合によって得られた植物体’MT−1’のミ
トコンドリアDNAを三種類の制限酵素ftlindl
lf、Pstl.BgllI. EcoRIl を用い
て分析し,その制限酵素パターンを図1に、さらにそれ
らの特徴の模式図を図2に示した.比較としてMT−C
MA5“と゜ササニシキ゜のミトコンドリアDNAを用
いた. MT−Fは両親である゜&4T−CI4A5゜と゛ササ
ニシキ゛のそれぞれの特異的なバンドを合わせ持ってお
り,これらの雑種であることが分かった。さらに、これ
らの両親に見られるバンドのうち少なくとちPstlで
4本. tlindlllで3本、Bglllで2本消
失していた.また、両親には見られないバンドがBgl
l+で1本認められた.以上の結果からM’r−Fは
゛MT−CMA5’+4:’ サ+j:シキ゛ノミトコ
ンドリアから構成される新たな雑種ミトコンドリア持つ
ことが証明される. 亙且盟ヱ インディ力型イネ゜MT−CMA5 ’とジャポニカ型
イネ“農林8号゛の種子を材料として、実施例lと同様
にして560固体の植物体を再生した。これらの植物体
から実施例lと同様にして,ミトコンドリアが雑種であ
る植物体25固体を選抜した.これらに正常な゜農林8
号゜の花扮を戻し交配し種子を得た.この種子から植物
体を育成させた.対昭として1T−CMA5゜に゜農林
8号゛を連続戻し交配して得られた核置換体を育成させ
た.これらの植物体の育成調査を行ない合成植物の中で
対照に比べ育成が肛盛であった1株1T−2’を選抜し
た. 上記細胞融合によって得られた植物体1T−2゜のミト
コンドリアDNAを三fI類の制限酵素(llindl
ll.Pstr. Bglll. EcoRIl を用
いて分析し、その制限酵素パターンを図lに、さらにそ
れらの特徴の模式図を図2に示した.比較としてMT−
CMA5’ と゜農林8号゛のミトコンドリアDNAを
用いた. 1丁−2゜は両親である’MT−CMA5’と゜農林8
号のそれぞれの特異的なバンドを合わせ持っておりこれ
らのH種であることが分かった。さらに,これらの両親
に見られるバンドのうち少なくとちPstIで3本.
Hindlllで3本消失していた。以−上二の結果か
ら1丁−2“は’MT−CMA5“と゛農林8号゛のミ
トコンドリアから横成される新たな雑種ミトコンドリア
持つことが証明された. 笈五五ユ インディ力型イネ’MT−C&lA9゜とジャポニカ梨
イネ“ササニシキ゜の種子を材料として、実施例lと同
様にして170固体の植物体を再生した.これらの植物
体から実施例lと同様にして,ミトコンドリアが雑種で
ある植物体6固体を選抜した.これらに正常な゛ササニ
シキ゜の花粉を戻し交配し種子を得た。この種子から植
物体を育成させた.対明として’MT−CMA9’に゜
ササニシキ“を連続戻し交配して得られたIti置換体
を育成させた.これらの植物体の育成調査を行ない合成
植物の中で対昭に比べ育成が旺盛であったl株’MT−
3’とMT−4“を選抜した. l二記細胞融合によって得られた植物体’MT−2’と
MT−4゜のミトコンドリアDNAを三種類の制限酵t
A tHindlll. Pastl. Bglll.
EcoRIlを用いて分析し、その制限酵素パターン
を図1に、さらにそれらの特徴の模式図を図2に示した
.比較としてMT−C14A9’ と゜ササニシキ゜の
ミトコン卜リアDN^を用いた. MT−3゜は両親である’MT−CMA9’ と゛ササ
ニシキ゜のそれぞれの特異的なバンドを合わせ持つてお
りこれらの雑種であることが分かった.さらに,これら
の両親に見られるバンドのうち少なくと(,Pstlで
3本、llindlllで3本、BalIIで1本消失
していた.また,両親には見られないバンドがEcoR
Iで1木、Hindlllで1本、Ball+で1本認
められた.以上の結果から゜MT−3’は “14T−
C14A9 ’と゛ササニシキ゛のミトコンドリアから
構成される新たな雑種ミトコンドリア持つことが証明さ
れた.また、1T−4”も両親である“MT−CMA9
゜と゜ササニシキ“のそれぞれの特異的なバンドを合わ
せ持っておりこれらの雑種であることが分かった.さら
に、これらの両親に見られるバンドのうち少なくともP
stlで4本、}lindlIIで3本消失していた.
以上の結果から1T−4’は ’MT−CMA9 ’と
゜サザニシキ゜のミトコンドリアから構成される新たな
a種ミトコンドリア持つことが証明された.[発明の効
果] 本発明により、インディ力型とジャポニカ型の双方の性
質を持ちあわせ、かつジャポノカ型イネに対して細胞質
雄性不稔であるがその他の形質に対しては親和性の高い
雑種細胞質を有するイネが提供された.これにより細胞
質を置換したことによってitしる生育力の低下などの
悪影響を引き起こすことなく細胞質雄性不稔化をするこ
とが可能となった.また、本発明のイネはイネの育種な
らびにハイブリッドライス生産のための細胞質雄性不稔
親を創造するために利用することができる.4 図の簡
単な説明 図lは、細胞融合に用いた’MT−CM^5゜、゜ササ
ニシキ゜および細胞融合により得られた1T−1’、M
T−2′. ’MT〜3”、’MT−4“のミトコン
ドリアDNAの制限酵素Hindlll. Pstl.
Bglll. EcoRIによる制限酵素切断パター
ンを示す図, 図2ないし図5は、細胞融合に用いたr MT−CM^
5」、「ササニシキ」、rMT−CMA9 J及び「農
林8号j並びに細胞融合により得られた1T−1’、M
T−2”. ’MT−3“. 1T−4’のミトコ
ンドリアDNAの、それぞれ制限酵素PstI、Hin
dIII. EcoRI.Bgll1、による制限酵素
切断パターンの特徴を模式化した図である.
イネ゛ササニシキ゜の種子を材料として、藤村らの方法
(」二掲)に従って悲濁培養細胞株を確立し、これらの
細胞からブロトブラストを単離した.次に、赤木らの方
法(上掲)に従いX綿(l25κrad)を明射した’
MT−CJIA5゜のブロトプラストとIOA(30m
l41で処理した゛ササニシキ゜のブロトブラストを電
気的刺激により融合させサイブリッドを作出した.得ら
れた雑種細胞を培養し形成したコロニーを植物再生培地
に移植し280固体の植物体を再生させた. 得られた植物体を馴化させ温室内で成育させ、常法によ
り稔性を調査し、細胞質雄性不稔であった植物体を選抜
した.更に選抜した植物体の幼穂から常法によりカルス
を誘導し、そのミトコンドリアDNAの抽出、分析を行
ないミトコンドリアがfl種である植物体12固体を選
抜した.これらに正常な゛ササニシキ゜の花扮を戻し交
配し種子を得た.この種子から植物体を育成させた.対
y3として゜MT−CM^5゜に゛ササニシキ゜を連続
戻し交配して得られた核置換体を育成させた.これらの
植物体の育成調査を行ない合成植物の中で対唄に比べ育
成が旺盛であったl株’MT−1’を選抜した. 上記細胞融合によって得られた植物体’MT−1’のミ
トコンドリアDNAを三種類の制限酵素ftlindl
lf、Pstl.BgllI. EcoRIl を用い
て分析し,その制限酵素パターンを図1に、さらにそれ
らの特徴の模式図を図2に示した.比較としてMT−C
MA5“と゜ササニシキ゜のミトコンドリアDNAを用
いた. MT−Fは両親である゜&4T−CI4A5゜と゛ササ
ニシキ゛のそれぞれの特異的なバンドを合わせ持ってお
り,これらの雑種であることが分かった。さらに、これ
らの両親に見られるバンドのうち少なくとちPstlで
4本. tlindlllで3本、Bglllで2本消
失していた.また、両親には見られないバンドがBgl
l+で1本認められた.以上の結果からM’r−Fは
゛MT−CMA5’+4:’ サ+j:シキ゛ノミトコ
ンドリアから構成される新たな雑種ミトコンドリア持つ
ことが証明される. 亙且盟ヱ インディ力型イネ゜MT−CMA5 ’とジャポニカ型
イネ“農林8号゛の種子を材料として、実施例lと同様
にして560固体の植物体を再生した。これらの植物体
から実施例lと同様にして,ミトコンドリアが雑種であ
る植物体25固体を選抜した.これらに正常な゜農林8
号゜の花扮を戻し交配し種子を得た.この種子から植物
体を育成させた.対昭として1T−CMA5゜に゜農林
8号゛を連続戻し交配して得られた核置換体を育成させ
た.これらの植物体の育成調査を行ない合成植物の中で
対照に比べ育成が肛盛であった1株1T−2’を選抜し
た. 上記細胞融合によって得られた植物体1T−2゜のミト
コンドリアDNAを三fI類の制限酵素(llindl
ll.Pstr. Bglll. EcoRIl を用
いて分析し、その制限酵素パターンを図lに、さらにそ
れらの特徴の模式図を図2に示した.比較としてMT−
CMA5’ と゜農林8号゛のミトコンドリアDNAを
用いた. 1丁−2゜は両親である’MT−CMA5’と゜農林8
号のそれぞれの特異的なバンドを合わせ持っておりこれ
らのH種であることが分かった。さらに,これらの両親
に見られるバンドのうち少なくとちPstIで3本.
Hindlllで3本消失していた。以−上二の結果か
ら1丁−2“は’MT−CMA5“と゛農林8号゛のミ
トコンドリアから横成される新たな雑種ミトコンドリア
持つことが証明された. 笈五五ユ インディ力型イネ’MT−C&lA9゜とジャポニカ梨
イネ“ササニシキ゜の種子を材料として、実施例lと同
様にして170固体の植物体を再生した.これらの植物
体から実施例lと同様にして,ミトコンドリアが雑種で
ある植物体6固体を選抜した.これらに正常な゛ササニ
シキ゜の花粉を戻し交配し種子を得た。この種子から植
物体を育成させた.対明として’MT−CMA9’に゜
ササニシキ“を連続戻し交配して得られたIti置換体
を育成させた.これらの植物体の育成調査を行ない合成
植物の中で対昭に比べ育成が旺盛であったl株’MT−
3’とMT−4“を選抜した. l二記細胞融合によって得られた植物体’MT−2’と
MT−4゜のミトコンドリアDNAを三種類の制限酵t
A tHindlll. Pastl. Bglll.
EcoRIlを用いて分析し、その制限酵素パターン
を図1に、さらにそれらの特徴の模式図を図2に示した
.比較としてMT−C14A9’ と゜ササニシキ゜の
ミトコン卜リアDN^を用いた. MT−3゜は両親である’MT−CMA9’ と゛ササ
ニシキ゜のそれぞれの特異的なバンドを合わせ持つてお
りこれらの雑種であることが分かった.さらに,これら
の両親に見られるバンドのうち少なくと(,Pstlで
3本、llindlllで3本、BalIIで1本消失
していた.また,両親には見られないバンドがEcoR
Iで1木、Hindlllで1本、Ball+で1本認
められた.以上の結果から゜MT−3’は “14T−
C14A9 ’と゛ササニシキ゛のミトコンドリアから
構成される新たな雑種ミトコンドリア持つことが証明さ
れた.また、1T−4”も両親である“MT−CMA9
゜と゜ササニシキ“のそれぞれの特異的なバンドを合わ
せ持っておりこれらの雑種であることが分かった.さら
に、これらの両親に見られるバンドのうち少なくともP
stlで4本、}lindlIIで3本消失していた.
以上の結果から1T−4’は ’MT−CMA9 ’と
゜サザニシキ゜のミトコンドリアから構成される新たな
a種ミトコンドリア持つことが証明された.[発明の効
果] 本発明により、インディ力型とジャポニカ型の双方の性
質を持ちあわせ、かつジャポノカ型イネに対して細胞質
雄性不稔であるがその他の形質に対しては親和性の高い
雑種細胞質を有するイネが提供された.これにより細胞
質を置換したことによってitしる生育力の低下などの
悪影響を引き起こすことなく細胞質雄性不稔化をするこ
とが可能となった.また、本発明のイネはイネの育種な
らびにハイブリッドライス生産のための細胞質雄性不稔
親を創造するために利用することができる.4 図の簡
単な説明 図lは、細胞融合に用いた’MT−CM^5゜、゜ササ
ニシキ゜および細胞融合により得られた1T−1’、M
T−2′. ’MT〜3”、’MT−4“のミトコン
ドリアDNAの制限酵素Hindlll. Pstl.
Bglll. EcoRIによる制限酵素切断パター
ンを示す図, 図2ないし図5は、細胞融合に用いたr MT−CM^
5」、「ササニシキ」、rMT−CMA9 J及び「農
林8号j並びに細胞融合により得られた1T−1’、M
T−2”. ’MT−3“. 1T−4’のミトコ
ンドリアDNAの、それぞれ制限酵素PstI、Hin
dIII. EcoRI.Bgll1、による制限酵素
切断パターンの特徴を模式化した図である.
Claims (2)
- (1)インディカ型イネとジャポニカ型イネのミトコン
ドリアから構成される新規な雑種ミトコンドリアを有し
、かつインディカ型細胞質に対し稔性回復能力を持たな
いイネの花粉を交配した場合に、細胞質雄性不稔の性質
を示すことを特徴とする新規細胞質を有するイネ。 - (2)インディカ型イネ細胞とジャポニカ型イネ細胞と
を融合させる工程と、得られた融合細胞からイネ植物を
再生する工程と、再生した植物のうち細胞質雄性不稔を
示し、かつそのミトコンドリアがインディカ型イネ由来
のミトコンドリアとジャポニカ型イネ由来のミトコンド
リアとの雑種になっているイネを選抜する工程と、該選
抜したイネをジャポニカ型イネと交配し、種子を得る工
程と、該種子を育成し、旺盛に育成する個体を選抜する
工程を含む請求項1記載のイネの作出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1154511A JPH0322927A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 新規細胞質を持つイネ及びその作出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1154511A JPH0322927A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 新規細胞質を持つイネ及びその作出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0322927A true JPH0322927A (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=15585850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1154511A Pending JPH0322927A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 新規細胞質を持つイネ及びその作出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0322927A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102342243A (zh) * | 2010-07-28 | 2012-02-08 | 安徽省农业科学院水稻研究所 | 一种机械化生产水稻种子的生产方法 |
CN103314843A (zh) * | 2013-07-11 | 2013-09-25 | 江西省农业科学院水稻研究所 | 一种快速培育水稻新型胞质雄性不育系的方法 |
CN103444511A (zh) * | 2013-08-14 | 2013-12-18 | 江苏丘陵地区镇江农业科学研究所 | 一种水稻籼型亲粳恢复系的育种方法 |
CN104160949A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-11-26 | 淮南市种子公司 | 一种杂交稻开优18号的选育方法 |
CN112042528A (zh) * | 2020-10-10 | 2020-12-08 | 上海市农业科学院 | 一种杂交粳稻机械赶粉的方法 |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP1154511A patent/JPH0322927A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102342243A (zh) * | 2010-07-28 | 2012-02-08 | 安徽省农业科学院水稻研究所 | 一种机械化生产水稻种子的生产方法 |
CN103314843A (zh) * | 2013-07-11 | 2013-09-25 | 江西省农业科学院水稻研究所 | 一种快速培育水稻新型胞质雄性不育系的方法 |
CN103444511A (zh) * | 2013-08-14 | 2013-12-18 | 江苏丘陵地区镇江农业科学研究所 | 一种水稻籼型亲粳恢复系的育种方法 |
CN104160949A (zh) * | 2014-08-14 | 2014-11-26 | 淮南市种子公司 | 一种杂交稻开优18号的选育方法 |
CN112042528A (zh) * | 2020-10-10 | 2020-12-08 | 上海市农业科学院 | 一种杂交粳稻机械赶粉的方法 |
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