JPH03228957A - 建築用パネル - Google Patents
建築用パネルInfo
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
な建築用パネル(以下、単にパネルという)に関するも
のである。さらに詳しくは、化粧面幅、パネル厚さを大
きくしても、雄、雌嵌合構造にして壁下地より剥落する
ことがなく、かつ、釘等の固定具が外部へ露出しなく、
縦、横張り可能なパネルに関するものである。
、裏面側に本実構造を形成したパネルaを雄雌嵌合構造
により連結すると共に、壁下地αにパネルa+の端部を
固定具βにより固定するものであった。
部により間隙Tが形成され、目地部すより吹き上げられ
た雨水等が、この間隙γより壁下地α側に浸入し、壁下
地αを腐食する欠点があった。
吹き上げられた雨水等が直接に固定具βの頭部、固定具
βにより穿孔された固定孔に到達してしまうため、固定
具β、および固定孔の発錆、固定孔からの壁下地αへの
雨水の浸入等の欠点があった。さらに、目地部すの隙間
より固定具βの頭部が外部より見えてしまい、美観性、
意匠性に大きく劣るものであった。また、裏面材の一端
は固定具により壁下地αに固定されているものの、他端
はフリーであり、耐震性、耐風圧性等の外力に対して弱
いものであった。
材に金属薄板材を用いると共に、連結部においても表面
材、裏面材を接触させない構造とし、また、裏面材は固
定部側で相隣るパネルの裏面材に係合して壁下地に固定
する構造とし、さらに、パネルの固定部側となる一端に
雄実部を、他端に雌実部を形成すると共に、固定部を雌
実部のカバー部により被覆できる構造としたパネルを提
供するものである。
説明する。第1図は上記パネルAの代表例であり、表面
材上、裏面材用、芯材15からなるサンドイッチ構造の
パネルAである。表面材上、および裏面材用は金属薄板
材よりなり、例えばi、Fe、 Cu、ステンレス、ア
ルミ・亜鉛合金メツキ鋼板、カラー鋼板、ホーロー鋼板
、フッ素樹脂塗装鋼板、クラツド鋼板、サンドイッチ鋼
板等の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等によ
って形成したものであり、第1図に示すパネルAでは化
粧面部2、雄実部16、雌実部17を形成したものであ
る。さらに説明すると、表面材上は第2図に示すように
、壁体を形成した際に壁体表面を形成する化粧面3から
なる化粧面部又と、化粧面3の一端縁を内方に屈曲した
側壁4と、側壁4の下端縁を外方にほぼ化粧面3と平行
に屈曲した目地下地兼固定片6(以下、単に目地下地と
いう)と、目地下地6の先端を内方に屈曲した補強片7
と、目地下地6を長手方向に沿って凹状に窪ませた固定
溝5aとからなる差込上縁5と、化粧面3の他端縁を内
方に屈曲した側壁9と、側壁9の下端を内方に屈曲した
上縁10と、上縁10の先端を内方にL字状に屈曲した
補強片11とからなるカバー部8とから樋状部1aを形
成したものである。また裏面材用は第3図に示すように
、前記素材よりなる板材の一端縁を外方に、他端縁を内
方に]状に屈曲して切り欠き部13、突出片14を形成
し、さらに、切り欠き部13、突出片14の先端を内方
にL字状に屈曲して安定片13a、 14aを形成し
、これらより樋状部12aを形成したものである。さら
に詳説すると、切り欠き部13、突出片14は第4図に
示すように組み合わさり、固定具βにより壁下地αに固
定された切り欠き部13により、突出片14が壁下地α
に固定されるものである。芯材15は主に合成樹脂発泡
体を用い、断熱材、防水材、防音材、緩衝材、防火材等
として機能するものであり、例えばポリイソシアヌレー
トフオーム、フェノールフオーム、ポリウレアフオーム
、ポリイミドフオーム等の合成樹脂発泡体、およびこれ
ら合成樹脂発泡体に難燃剤(硼酸塩、珪酸塩、リン酸塩
等)、難燃助剤(石膏スラグ、タルク、シラスバルーン
等)、骨材(パーライト、ガラスピーズ等)、繊維状物
(長、短繊維)等を混入したもの、パーライトの周囲に
フェノールフオーム粉末をコーティングし、これを加温
、加圧して発泡させたもの、石膏ボード、岩綿ボード、
グラスウールボード、ALC。
ウール等で、単一素材、あるいは複数の素材を組み合わ
せて形成するものである。また芯材15の形成は、表面
材上と裏面材用の樋状部1a、12aに充填すると共に
、補強片7と安定片13a、および補強片11と安定片
14aとが接触しないようにするものであり、表面材上
が火災等により加熱されても、その熱が裏面材■へ伝わ
らないようにし、さらに、第4図に示すようにパネルA
同士の連結部においてもパネルA+ 、Alの表面材上
、裏面材■同士の接触もなく、熱橋防止による防、耐火
性の向上を図るものである。雄実部16、雌実部17は
表面材上、裏面材用の端部により形成されるものであり
、雄実部16は目地下地6、芯材15、切り欠き部13
よりなり、雌実部17は上縁10、芯材15、突出片1
4よりなるものである。また、雌実部17は第4図に示
すように、雄実部16を挿入することによりパネルA同
士を一体化し、壁下地αにパネルAを固定するものであ
る。
裏面材■の樋状部1a、12aの開口幅、つまり補強片
7と補強片11間の幅をWI、安定片13aと安定片1
4a間の幅をWI、雄実部16の厚さをL1雌実部17
の開口高さをI2、目地下地6の先端から側壁4側の固
定溝5aの端縁までの長さを!夏、目地下地6の先端か
ら固定溝58の中心までの長さを22、上縁10の長さ
を!!、s、切り欠き部13の幅を1!、4、突出片1
4の長さを15、化粧面3の表面から補強片7.11ま
での高さをhl、h2、切り欠き部13の高さをhs、
突出片14の高さをh4、裏面12bから安定片13a
、14aまでの高さをh5、h8とすると、W+ −W
I =300〜900薗位、tl〈I2 、I2.I
≦423.1w >1.< 、1< ’、j25
、h+ =hg 、hs >h4、hs =h・の関係
である。
ようなパネルAを用いて第4図に示すように施工すると
仮定する。なお、パネルAとしては、表面材よ、裏面材
用として0.5mm厚のカラー銅板を用い、芯材15と
してはポリイソシアヌレートフオームを原料で吐出し、
反応、発泡させ、次にキュアして一体化したものであり
、18はバッキング材、コーキング材等で、パネルAに
一体に形成されているものである。そこで鉄骨下地、あ
るいは主柱、間柱、防水シート等からなる壁下地αに第
n段目のパネルAIの固定溝5aをスクリュービス等の
固定具βを介して固定する。次に第n+1段目のパネル
A2の雌実部17を、パネルA+の雄実部16に挿入す
るように係合し、第4図のような横目地部を形成するも
のである。また壁体全体を形成するには、上記したよう
な工程を土台から桁に向かって順次行えばよいものであ
る。なお、土台部分にはスタータ(図示せず)、出、入
隅、窓回り等の部分(図示せず)にはコーキング材、役
物を用いる必要がある。
ぎず、第5図(a)〜(S)〜第8図(a)、(b)に
示すように形成することができる。すなわち第5図(a
)〜(S)、第6図(a) 〜(g)は表面材上、裏面
材■、芯材15を各々変形したパネルAを示すものであ
り、防水性、意匠性、施工性、生産性、防、耐火性等を
強化したパネルAである。また第7図(a)〜(i)に
おいて、(a)図は雌実部17の最奥にバッキング材、
コーキング材等18を形成したパネルA、(b)図は雄
実部16、雌実部17より芯材15が液洩れしないよう
にシート状物19で被覆したパネルA、(C)図は芯材
15の中間、または図示しないが表面、あるいは裏面側
にロックウール等の鉱物繊維、ガラス繊維、アラミド繊
維等の繊維状物、繊維シート状物20を介在させたパネ
ルA、(d)図は芯材15を有機と無機、あるいはフェ
ノールフオームとポリイソシアヌレ−トフオームのよう
に複数の素材より形成したパネルA、(e)図は表面材
上と裏面材■を積層する場合に、部材同士が接触しない
ように嵩上げ材21(合成樹脂発泡体、無機材等)を形
成したパネルA、(f)図は表面材上と裏面材用とが接
触しないようにするための嵩上げ材、耐火材(無機材)
、液洩れ防止用として機能する接触防止材22を形成し
たパネルA、(6)、(ロ)図は液洩れ防止材、防水材
、気密材として機能する軟質PVCよりなる目地部材2
3を形成したパネルA、(i)図は芯材15中にパーラ
イト粒等の無機軽量骨材24を形成し、防、耐火性を向
上したパネルAである。さらに、第8図(a)、(b)
は表面材上の両端縁を内方に屈曲し、パネルA施工時の
パネルA端部が相互に対面する目地部のコーキング材処
理の施工性、耐久性を向上するために端面壁2aを形成
したパネルAであり、(b)図は(a)図のイーイ線断
面図である。勿論、第5図(a)〜(S)〜第8図(a
)、(b)を各々組み合わせたパネルAとすることもで
きる。
体への固定を裏面材の一端縁としたため、化粧面(表面
材)が太陽熱等により熱せられ、金属板が伸縮しても、
その伸縮が固定部に悪影響を与えない。■化粧面の変形
がないため、意匠性を長期に亘って維持できる。■釘、
ボルト等を外部へ露出させることなく、大型のパネルを
壁下地に確実に固定できる。■パネルを壁下地に固定し
、連結した際にも、パネル間の表面材と裏面材同士が接
触することがなく、火災時の表面材から裏面材への熱橋
を確実に防止することができる。■上面の長さを固定溝
の位置以上に形成し、さらに固定溝に固定具の頭部が挿
入された状態となるため、固定具の外部への露出を防止
し、防水性、気密性、耐食性、耐久性のある壁体を形成
することができる。■裏面材自体が壁下地に両端で固定
された構造となり、耐震性、耐風圧性、あるいは火災時
の変形等の外力に対して強い。等の特徴、効果がある。
部切り欠き斜視図、第2図は表面材の一例を示す説明図
、第3図は裏面材の一例を示す説明図、第4図は本発明
に係る建築用パネルの施工状態を示す一部切り欠き断面
図、第511m(a)〜(S)、第6図(a)〜(匂、
第7図(a)〜(i)、および第8図(a)、(b)は
その他の実施例を示す説明図、第9図は従来例を示す説
明図である。 上・・・表面材、I・・・化粧面部、12・・・裏面材
、13・・・切り欠き部、14・・・突出片、15・・
・芯材、16・・・雄実部、17・・・雌実部。 383−
Claims (1)
- (1)金属薄板材からなる長尺状の表面材、裏面材間に
芯材を充填した建築用パネルにおいて、前記表面材は長
尺状の化粧面部と、該化粧面部の一端縁を外方に前記化
粧面部と略平行に突出した目地下地兼固定片と、該固定
片に形成した凹状の固定溝とからなる差込上縁と、他端
縁を内方に前記化粧面部と略平行に屈曲すると共に、前
記目地下地兼固定片先端から固定溝の化粧面部側の端縁
までの長さよりも長く形成した上縁とからなるカバー部
よりなり、前記裏面材は長尺状板材の一端縁を外方に、
他端縁を内方に■状に屈曲した切り欠き部、突出片とか
ら形成し、前記表面材と裏面材の樋状部同士を対面させ
ると共に差込上縁と切り欠き部より凸状の雄実部を、カ
バー部と突出片より凹状の雌実部を形成し、前記芯材で
一体化したことを特徴とする建築用パネル。
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- 1990-01-31 JP JP2254590A patent/JP2829077B2/ja not_active Expired - Fee Related
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