JPH03228265A - ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、ディスク装置に関し、特にディスク装置にお
けるメンテナンスシリンダのアクセスの改善に関する。

Ｂ０発明の概要 本発明では、同心円状の複数のシリンダを有するディス
ク上にユーザよりアクセス不可能な少なくとも１本のメ
ンテナンスシリンダが設けられる共に、メンテナンスシ
リンダはＭ個のセクタに分割され、そのうちのＮ個のセ
クタにディスク装置固有のパラメータを記録すると共に
、各セクタにはシリンダアドレス、セクタアドレスに加
えて、固有パラメータが記録されているが否かの情報を
含むアドレスを記録することにより、固有パラメータが
記録されているセクタを識別し、メンテナンスシリンダ
のハンドリングの簡素化及び高速かを実現するものであ
る。

Ｃ０従来の技術 ディスク装置、例えば磁気ディスク装置では、メカ−塩
、製造番号（以下シリアルナンバーという）、モードセ
レクト（Ｍｏｄｅ　５ｅｌｅｃｔ）やモードセンス（Ｍ
ｏｄｅ　５ｅｎｓｅ）のパラメータ、ディスクの欠陥セ
クタ（以下ディフェクトセクタという）の情報算（以下
固有パラメータという）を記録するためのユーザがアク
セスすることができないメンテナンスシリンダがディス
クに設けられている。ところで、シリンダとは、ディス
クが２枚以上の記録面で構成されているとき、ディスク
の各記録面のトラックを走査するヘンドの位置が一度固
定されると、へンドがつぎに移動するまでに書き込み又
は読み出しができるトラックの集りのことをいう。

なお、記録面が１枚のディスクでは、シリンダとトラッ
クは同一となる。

ここで、磁気ディスク装置に用いられるトランクフォー
マ７トについて説明する。第４図はトラックフォーマン
トの一例を示す図である。この第４図において、ｌトラ
ックは５４セクタ（セクタ番号０〜セクタ番号５３）か
ら構成される。各セクタには、セクタ等のアドレスを示
す情報を記録したＩＤフィールドとデータを記録するデ
ータフィールド等が設けられている。ＩＤフィールドに
は、【Ｄフィールドの同期を取るためのｒ［ｌ　５ＹＮ
Ｃ、シリンダ番号（図中ではＣＹＬ　ＮＯと表す）、ヘ
ッド番号（図中ではＩＩＥＡＤ　Ｎｏと表す）、セクタ
番号（図中ではＳＣＴ　Ｎｏと表す）、エラー検出のた
めの巡回冗長検出バイト（図中ではＣＲＣと表す）が記
録される。また、データフィールドには、データフィー
ルドの同期を取るためのＤＡＴＡ　５ＹＮＣ，５１２バ
イトのデータ（図中ではＤＡＴＡと表す）、エラー訂正
のための誤り訂正コード（図中ではＥＣＣと表す）等が
記録される。さらに、これらのＩＤフィールド、データ
フィールドの前後には、データ再生等に必要なりロック
信号を生成するためのＶＦＯ５ＹＮＣ１ＩＤフイールド
やデータフィールドの始まりを示すアドレスマーク（図
中ではＡＭと表す）等が記録されると共に、ディスクの
回転変動や機械的な寸法誤差等からデータを保護するた
めのギャプ（図中ではＧＡＰ３と表す）やｌトラックに
複数のセクタを順次形成した残りであるギャブ（図中で
はＧＡＰ４と表す）がおかれている、なお、図中に示す
括弧内の数字がバイト数を表す。

上記メンテナンスシリンダの各トランクも以上のような
トランクフォーマットを有し、上述した固有パラメータ
がメンテナンスシリンダのトランクの複数のセクタに分
散されて記録されている。

例えばモードセレクトやモードセンスのパラメータがあ
る１つのセクタに記録され、ディフェクトセクタの情報
（以下ディフェクトリストという）がある１つのセクタ
に記録されている。ところで、固有パラメータを記録す
るセクタをトラック上で固定のしない理由は、万が一固
有パラメータを記録している固定セクタが障害により使
用できなくなり、固有パラメータが読めなくなるのを防
止するためである。さらに、万が一当該固有パラメータ
が記録されているセクタが障害により読めなくなるのを
考慮して、固有パラメータをメンテナンスシリンダの各
トラックに記録するようになされている。すなわち、固
有パラメータが記録されているセクタが障害により使用
出来なくなったときは、メンテナンスシリンダの他のト
ランクから固有パラメータを読み出してディスクドライ
ブ内のランダムアクセスメモリ（以下ＲＡＭいう）に記
憶し、続けてメンテナンスシリンダの全てのトラックを
初期化し、つぎにメンテナンスシリンダの全てのトラッ
クにおいてディフェクトセクタに対応するセクタ以外の
セクタにＲＡＭに記憶されている固有パラメータを新た
に記録すると共に、いずれのセクタに各パラメータを記
録したかを識別するための情報、すなわちセレクタに記
録されているデータの属性を分類するためのアドレスで
あるリスト番号（ＬＩＳＴ　ＮＯ）と物理的なセクタ位
置を示すセクタ番号の対応リスト（以下対応テーブルと
いう）をＲＡＭに記憶するようになされている。

以上のようにしてメンテナンスシリンダに記録されてい
る固有パラメータを、例えば、電源投入時に読み出して
ディスクドライブ内のＲＡＭに記憶したり、ディフェク
トリスト等の固有パラメータの内容を更新する場合、以
下のような動作が行われる。

電源投入時、メンテナンスシリンダの何処のセクタに固
有パラメータがどのような順番で記録されているか、す
なわちセクタに記録されているデータの属性を知るため
に、メンテナンスシリンダの１つのトラックの先頭セク
タ（物理的なセクタ番号０）から順に１セクタ毎に当該
セクタのデータフィールドに記録されているデータを読
み出し、データの内容から固有パラメータが記録れてい
るかを判断し、各パラメータが記録されているセクタ番
号と当該セクタに記録されている各パラメータのリスト
番号の対応を示す対応テーブルをＲＡＭ上に作成する。

つぎに、固有パラメータを実際に読み出したり、例えば
ユーザが使用するシリンダの一部のセクタに障害が発生
し、メンテナンスシリンダに記録されているディフェク
トリストを更新するときのアクセ動作は、上記のように
してＲＡＭに記憶されている対応テーブルよりセクタ番
号を検索し、検索されたセクタ番号を用いてメンテナン
スシリンダの所望のセクタをアクセスし、固有パラメー
タの読み出し、又は更新する動作が行われる。

Ｄ１発明が解決しようとする課題 以上のように、従来のディスク装！では、固有パラメー
タの読み出しや更新を行うために、ＲＡＭに記憶されて
いる対応テーブル上でのソフトウェアによるサーチと実
際のディスク上でのセクタサーチという２段階のサーチ
を行う必要があった。

本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、メンテナンスシリンダに記録されている固有パラメー
タのアクセス動作等のメンテナンスシリンダのハンドリ
ングの簡素化及び高速化を実現することができるディス
ク装置の提供を目的とする。

８１課題を解決するための手段 本発明に係るディスク装置では、同心円状の複数のシリ
ンダを有するディスク上にユーザよりアクセス不可能な
少なくとも１本のメンテナンスシリンダが設けられる共
に、該メンテナンスシリンダはＭ個のセクタに分割され
、そのうちのＮ個のセクタにディスク装置固をのパラメ
ータを記録すると共に、各セクタにはシリンダアドレス
、セクタアドレスに加えて、上記固有パラメータが記録
されているか否かの情報を含むアドレスを記録すること
により、上記課題を解決する。

Ｆ０作用 本発明に係るディスク装置では、上記アドレスにより、
固有パラメータが記録されているセクタを識別する。

Ｇ、実施例 以下、本発明に係るディスク装置の一実施例を図面を参
照し−ながら説明する。第１図は、本発明を適用した磁
気ディスク装置のブロック回路図である。

第１図において、この磁気ディスク装置１は、例えば２
枚の両面記録可能なディスクからなり、スピンドルモー
タ１２により回転駆動されるディスク１１と、該ディス
ク１１の各記録面を走査し、一体としてディスク１１の
径方向に移動する磁気ヘッド１３ａ、１３ｂ、１３ｃ、
１３ｄからなるヘッド１３と、例えばホストコンピュー
タ等からインターフェイス１４を介して入出力されるデ
ータを一時的に記憶するバッファ回路１５と、該バッフ
ァ回路１５からの記録データにエラー検出符号やエラー
訂正符号を付加して所定の符号化を行い、また、Ｒ／Ｗ
回路１７からのデータにエラー検出やエラー訂正を施し
、復号化を行って再生データを再生するニーダ／デコー
ダ１６と、該ニーダ／デコーダ１６からのデータに所定
の変調を施し上記ヘッド１３を励磁し、また、データに
重畳されて記録されている信号から再生に必要なりロッ
ク信号等を生成し、さらに上記ヘッド１３からの再生信
号の２値化や復調等を行う上記Ｒ／Ｗ回路１７と、上記
磁気ディスク装置ｌの制御プログラム等が記憶されてい
るリードオンリメモリ（以下ＲＯＭという）２０と、該
ＲＯＭ２０に記憶されている制御プログラムを実行し、
磁気ディスク装置ｌのデータ記録又は再生動作等を制御
する中央処理装置（以下ＣＰＵという）２１と、後述す
る固有パラメータ等を記憶するランダムアクセスメモリ
（以下ＲＡＭという）２２とから構成される。

そして、以上のような構成を有する磁気ディスク装置Ｉ
のディスク１１には、ヘッドＩ３により、４トランクか
らなるシリンダが同心円状に複数、例えば８４６本形成
される。そして、これらのシリンダの内の少なくとも１
本が、メカ−塩、シリアルナンバー、モードセレクトや
モードセンスのパラメータ、ディスクの欠陥セクタ（以
下ディフェクトセクタという）の情報等の固有パラメー
タを記録するためのユーザがアクセスすることができな
いメンテナンスシリンダとされる。なお、メンテナンス
シリンダの１つのトランクの固有パラメータが記録され
ているセクタが障害により読めなくなる場合を考慮して
、固有パラメータはメンテナンスシリンダの各トラック
に記録される。

ここで、この磁気ディスク装置ｌに用いるトランクフォ
ーマットについて説明する。なお、ユーザがアクセス可
能なシリンダのトラックフォーマントは、例えば上述し
た第４図に示すトラックフォーマントと同様にすること
ができるので、説明を省略する。

メンテナンスシリンダのトラックフォーマットは、ユー
ザがアクセス可能なシリンダのトランクフォーマットの
ＩＤフィールドの一部に後述するリスト番号の情報を追
加したものである。すなわち、例えば第２図に示すよう
に、１トラツクは、５４セクタ（セクタ番号Ｏ〜セクタ
番号５３）から構成される。各セクタには、セクタ等の
アドレスを示す情報を記録したＩＤフィールドとデータ
を記録するデータフィールド等が設けられている。

該ＩＤフィールドには、ＩＤフィールドの同期を取るた
めの１０５ＹＮＣ、シリンダ番号（図中ではｃＹＬ　Ｎ
ｏと表す）、ヘッド番号及びリスト番号（図中ではＨＥ
ＡＤ／ＬＩＳＴ　Ｎｏと表す）、セクタ番号（図中では
ＳＣＴ　Ｎｏと表す）、エラー検出のための巡回冗長検
出バイト（図中ではＣＲＣと表す）が記録される。

また、上記データフィールドには、データフィールドの
同期を取るためのＤＡＴＡ　５ＹＮＣ，５１２バイトの
データ（図中ではＤＡＴＡと表す）、エラー訂正のため
の誤り訂正コード（図中ではＦＣＣと表す）等が記録さ
れる。さらに、これらのＩＤフィールド、データフィー
ルドの前後には、データ再生等に必要なりロック信号を
生成するためのＶＦＯ５ＹＮＣ１ＩＤフイールドやデー
タフィールドの始まりを示すアドレスマーク（図中では
静と表す）等が記録されると共に、ディスクの回転変動
や機械的な寸法誤差等からデータを保護するためのギ＋
ブ（図中ではＧＡＰ３と表す）やｌトランクに複数のセ
クタを順次形成した残りであるギャブ（図中ではＧＡＰ
４と表す）がおかれている。なお、図中に示す括弧内の
数字がバイト数を表す。

すなわち、本実施例では、第２図に示すように、従来ヘ
ッド番号が記録されていた１ハイドの領域を２分割し、
その上位４ビツトに、いずれのセクタに上記固有パラメ
ータの各パラメータが記録されているかを識別するため
の情報、すなわちセレクタに記録されているデータの属
性を分類するためのアドレスであるリスト番号（ＩＪｓ
Ｔ　Ｎｏ）　、例えば「ｌ〜６」を、下位４ビツトにヘ
ッド番号を記録するようにする。

かくして、本実施例では、上記リスト番号が固有パラメ
ータが記録されているか否かの情報を含むアドレスとし
て用いられる。

ここで、上記のようにリスト番号を記録したセクタのデ
ータフィールドの内容について第３図を用いて説明する
。

第３図において、上述のように１０フイールド′にリス
ト番号「１〜６」を記録した各セクタのデータフィール
ドの先頭から４バイトには、ＩＤフィールドに記録した
リスト番号と同じ番号を（リスト番号が「２」のデータ
フィールドには、８バイト用いて現在のディフェクトリ
スト数を示すＤ−ＬＩＳＴ数等の情報を合わせて）記録
し、ヘッダとする。

上記リスト番号が「１」のヘッダに続くデータ領域には
、例えばモードセレクトやモードセンスのパラメータを
記録し、リスト番号が「２〜６」のヘッダに続くデータ
領域にディフエクトセクタの情報（以下ディフェクトリ
ストという）を記録する。なお、ＩＤフィールドにリス
ト番号を記録していないセクタのデータフィールド全て
には、例えば１６進数表現で「Ｃ６」を記録する。

以上のようにしてメンテナンスシリンダに記録された固
有パラメータを、例えば、ｔｆｉ投入時に読み出してＲ
ＡＭ２２に記憶したり、固有パラメータの内容を更新す
る場合の動作について説明する。

電源投入時、メンテナンスシリンダの例えば磁気ヘッド
１３ａが走査するトランクの先頭セクタ（物理的なセク
タ番号０）から順に１セクタ毎に当該セクタのＩＤフィ
ールドに記録されているリスト番号をサーチし、リスト
番号「１〜６Ｊが記録されているセクタのデータフィー
ルドから固有パラメータを読み出し、ＲＡＭ２２上に記
憶する。

もし、上記読み出し動作が失敗したときは、更にもう一
度読み出し動作を行う。このリトライでも固有パラメー
タの読み出しを失敗したときは、例えば磁気ヘッド１３
ｂが走査するトラックにおいて、上記固有パラメータの
読み出しを行うと共に、磁気ヘッド１３ａが走査するト
ランクに後述するような固有パラメータの再生動作を行
う。

また、例えばユーザが使用するトラックの一部のセクタ
に障害が発生し、メンテナンスシリンダに記録されてい
るディフェクトリストを更新するときは、ＲＡＭ２２に
記憶されているディフェクトリストと、ディスク１１の
メンテナンスシリンダのリスト番号が「１〜６」のセク
タ全てを同時に書き換える。そして、書き換えたデータ
を読み出して１バイト毎の比較を行い、記録したデータ
が正しいかを判断し、ディフェクトリストの更新を行う
、なお、書き込みに失敗したときは、メンテナンスシリ
ンダの全てのトラックを初期化した後、「６」を加算し
たセクタ番号のセクタにＲＡＭ２２に記憶されている固
有パラメータを新たに記録する。

ところで、万が一固有パラメータを記録しているセクタ
が障害により使用できなくなり、固有パラメータが読め
なくなるのを防止するために、固有パラメータを記録す
るセクタの初期位買を例えばメンテナンスシリンダの各
トラックの先頭セクタから６つのセクタとし、固有パラ
メータが記録されているセクタの何れかが障害により使
用出来なくなったとき、メンテナンスシリンダの他のト
ラックから固有パラメータを読み出してＲＡＭ２２に記
憶した後、メンテナンスシリンダの全てのトラックを初
期化し、続けて「６」を加算したセクタ番号のセクタに
ＲＡＭ２２に記憶されている固有パラメータを新たに記
録するようにする。すなち、上述のように１トラツクが
５４セクタからなる場合は、■トラックにつき固有パラ
メータの再生が８回できる。なお、複数のシリンダでメ
ンテナンスシリンダを構成し、１つのメンテナンスシリ
ンダが使用できなくなったときは、他のメンテナンスシ
リンダを使用するようにしてもよい。

以上のように、メンテナンスシリンダのセクタの内の固
有パラメータが記録されているセクタのＩＤフィールド
に、シリンダアドレス、セクタアドレスに加えてディフ
ェクトリスト等の固有パラメータのリスト番号を記録す
ることにより、電源投入時の固有パラメータの読み出し
、磁気ディスク装置使用時の固有パラメータの更新等に
おいて、メンテナンスシリンダに記録されている固有パ
ラメータのアクセス動作等のメンテナンスシリンダのハ
ンドリングの簡素化及び高速化を実現することができる
。

なお、本発明は上記実施例には限定されるものではなく
、例えば、フロビイディスク装置、光磁気ディスク装置
等にも本発明を適用することができる。

Ｈ０発明の効果 以上の説明からも明らかなように、本発明では、メンテ
ナンスシリンダのセクタの内の固有パラメータが記録さ
れているセクタのＩＤフィールドに、シリンダアドレス
、セクタアドレスに加えてディフェクトリスト等の固有
パラメータのリスト番号、すなわちセクタに記録されて
いるデータの属性を分類するためのアドレスを記録する
ことにより、電源投入時の固有パラメータの読み出し、
ディスク装置使用時の固有パラメータの更新等において
、メンテナンスシリンダに記録されている固有パラメー
タのアクセス動作等のメンテナンスシリンダのハンドリ
ングの筒素化及び高速化を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した磁気ディスク装置のブロック
回路図であり、第２図はメンテナンスシリンダのトラッ
クフォーマットを示す図であり、第３図はメンテナンス
シリンダのデータフィールドの内容を示す図であり、第
４図は従来のトラックフォーマットを示す図である。 ・磁気ディスク装置 ・ディスク ・ヘッド ・ＲＯＭ ・ＣＰＵ ２２　・ ・　ＲＡＭ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　同心円状の複数のシリンダを有するディスク上にユー
   ザよりアクセス不可能な少なくとも１本のメンテナンス
   シリンダが設けられる共に、該メンテナンスシリンダは
   Ｍ個のセクタに分割され、そのうちのＮ個のセクタにデ
   ィスク装置固有のパラメータを記録すると共に、各セク
   タにはシリンダアドレス、セクタアドレスに加えて、上
   記固有パラメータが記録されているか否かの情報を含む
   アドレスを記録することを特徴とするディスク装置。