JPH0322820A - スイッチング電源装置及びスイッチング電源装置用アダプタ - Google Patents
スイッチング電源装置及びスイッチング電源装置用アダプタInfo
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- JPH0322820A JPH0322820A JP1155880A JP15588089A JPH0322820A JP H0322820 A JPH0322820 A JP H0322820A JP 1155880 A JP1155880 A JP 1155880A JP 15588089 A JP15588089 A JP 15588089A JP H0322820 A JPH0322820 A JP H0322820A
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of dc power input into dc power output
- H02M3/22—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
- H02M3/24—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
- H02M3/28—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J9/00—Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting
- H02J9/04—Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source
- H02J9/06—Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems
- H02J9/062—Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems for AC powered loads
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- Emergency Management (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スイッチング電源装置の改良と、スイッチン
グ電源装置用アダプタとに関する。特に、入力電源の停
電時等に、゜出力電圧の保持時間を確保しつるようにす
ることを目的とするスイッチング電源装置の改良と、こ
の目的のために使用されるスイッチング電源装置用アダ
プタとに関する.〔従来の技術〕 スイッチング電源装置を使用する産業用電子機器が稼働
している期間に、入力電源が停電等のために喪失した場
合でも、スイシチング電源装置の出力電圧は、電源喪失
からある特定の期間は、所望の電圧を維持しなければな
らない.さもないと、例えば、産業用電子機器が数値制
御装置(以下NC装置と略記する.)等である場合、N
C装置が誤動作し、最悪の場合は、このNC装置によっ
て制扉されている工作機械等が破損する膚もあり得るか
らである.そため、この欠点を回逝するため、電源の喪
失(電圧の低下)を検出してNC装置に入力し、NC装
置がこの入力信号に応答して装置停止の準備動作を開始
し、正常に装置を停止するための準備動作を完了するま
で、スイッチング電源装置の出力電圧を許容下限値以上
に維持することが/+7!−要である. 本明細書においては、電源喪失から電源喪失検出までの
時間を検出時間と呼び、電源喪失検出からスイッチング
電源装置の出力電圧が許容下限値に低下するまでの時間
を保持時間と呼ぶこと\する. 電源喪失時にNG装置にとって重要なことは、スイッチ
ング電源装宣が上記の保持時間を如何にして確保するか
ということである.保持時間を確保することを目的とす
る従来技術には、大別すると、下記の二つの手法がある
. 以下、図面を参照しつ\それぞれの手法に就いて説明す
る. 第]1ど1汲 第1の手法は、電源が交流であり、直流電圧が整流器を
介してスイッチング電源装置に与えられる場合使用可能
な手法であり、その要旨は、t源喪失検出を、上記の交
流電源と整流器との間において実施することである. 第3図参照 図は第1の手法に係るスイッチング電源装置のブロック
図である.図において、40は整潰器であり、交流入力
を直流に交換する.1はキャパシタであり、2はスイッ
チング手段であり、3は変圧器であり、4は整流用ダイ
オードであり、5はフライホイールダイオードであり、
6はインダクタンスであり、7は平滑用キャパシタであ
り、8は第1の差電圧検出手段であり、9はパルス幅変
調手段であり、10は電源喪失検出手段である.この回
路の動作を簡単に説明する.交流入力が整流器40にお
いて整流されて得られた直流電圧はキャパシタ1を充電
する.キャパシタ1に充電された直流電圧は、スイッチ
ング手段2(例えばトランジスタ)を介して変圧器3の
1次巻線31に印加される.スイッチング手段2をオン
すると変圧器301次巻線31に電流が流れ、上記の変
圧lS3の2次巻線32に電圧を誘起する.この誘起電
圧は、整流用ダイオード4とインダクタンス6とを介し
て負荷に供給される.スイッチング手段2は、特定のク
ロック周期の中で、入力の電圧と負荷によって規定され
るデューティ比をもってオンとオフとを繰り返すように
制御される.スイッチング手段2がオフの期間には、イ
ンダクタンス6に蓄積されていたエネルギーがフライホ
イールダイオード5を介して負荷に供給されるので、負
荷側には連続した電流が供給され、且つ、平滑用キャパ
シタ7によって直流出力電圧は平滑にされる.直流出力
電圧は常に監視され、この検出された直流出力電圧が基
準電圧と第lの差電圧検出手段8において比較され、そ
の第1の差電圧検出手段8の出力に姿答して、パルス幅
変調手段9が動作し、上記のスイッチング手段2のオン
期間(以下通電期間と云う.)とスイッチングrill
uとの比(デューティ比)が制御され、その結果、直流
出力電圧が基準電圧に等しい一定値に制御される.電源
喪失検出手段IOは、交流taと幣流器40との間に設
けられているので、極めて短い検出時間(第4tm(c
)参照)をもって検出される.この極めて短い検出時間
をもって検出されるti源喪失検出信号は、直接、NC
装置に入力されるので、NC装置は、直ちに、装置を正
常に停止するための準備動作を開始しうる. 電源喪失時の各部の波形を示す第4図を参照して、第1
の手法に係るスイッチング電源装置の動作を説明する. 第4図参照 交流電源の供給が時点t●において喪失した後(a)は
、入力側のキャパシタlがそれまで蓄積していたエネル
ギーを放出して負荷に給電せざるを得ないので、上記キ
ャパシタ1の端子電圧は直ちに降下し始め(b)、その
結果、直流出力電圧も降下しはじめる.直流出力電圧が
基準電圧を越えて降下して基準電圧との差が一定イ▲を
越えたことを第1の差電圧検出手段8が検出すると、パ
ルス幅変調千段9が動作する.そして、このパルス幅変
調手段9の動作に応答してスイッチング手段20通電期
間を拡して、前記.そこで、直流出力電出は、電源喪失
後も基準電圧値を維持し続けるが、スイッチング手段2
の通電期間とスイッチング周期との比(デューティ比)
が特定の限界値に達した後は、スイッチング手段2は直
流出力電圧を維持する機能を失うので、直流出力電圧は
降下し、NC装置が正常な動作をするために必要な下限
値である許容下111[を越えて、さらに降下する(d
).こ\で、直流出力電圧が、NC装置が正常な動作を
するために必要な下限値である許容下限電圧値に達する
時点をhとする.Tt源喪失検出手段10が極めて短い
検出時間遅れをもって、時点t1において電源喪失検出
信号を出力すると、時間(t+ −to )が検出時間
であり、時間(1m−1+)が保持時間である. 電源喪失に際して、NC@御工作機械等を特定の手順を
踏んで停止させなければならない場合、NC装置等によ
って要求される保持時間(t.−1+)を確保するため
に必要な大きさの静電容量が入力側のキャパシタ1の静
電容量として選択されなければならない. 第』』ど1歳 第2の手法は、t源が交流である場合に限定されない手
法であり、その要旨は、電源喪失検出を、スイッチング
t源装置の出力側において実施することである. 第5図参照 図は第2の手法に係るスイッチング電源装置のブロック
図である.この第2の手法の電源は直流であっても交流
であってもよいから、,図においては、整流器40は破
線をもって示してある.1〜9は第1の手法に係るスイ
ッチング電源装置の場合と同一である.以下の手段は、
第1の手法には設けられていない手段であるが、11は
基準電圧よりいくらか低く設定される検出電圧と現実の
直流電kとの差を検出する第2の差電圧検出手段であり
、l2は通電期間をさらに拡して、前記指令を出力する
パルス幅変調手vi動作範囲拡大手段である.第2の差
電圧検出手段11の設定電圧は上記の第1の差電圧検出
手段8の基準電圧になるべ゛く近く設定することがよい
.それだけ保持時間を長くしうるからである.パルス幅
変調手段動作範囲拡大手段12は、第2の差電圧検出手
段11の出力に応答して、上記のパルス幅変調手段9が
第1の差電圧検出手段8に追従して発生しつる最大通電
期間を越えて更に拡して、前記ようにする指令を、パル
ス幅変調手段9に出力する.第2の差電圧検出手段11
の出力は、同時にNC装置への電S喪失検出信号をも兼
ねる.そのため、NC装置は、この第2の差電圧検出手
段11が動作する時点(第6図(c)にL+をもって示
す時点)までは停電検出信号を与えられず、この時点(
第6図(e)にt1をもって示す時点)から装置停止準
備動作を開始することになる.次に、電源喪失時の各部
の波形を示す第6図を参照して、第2の手法に係るスイ
ッチングta装置の動作を説明する. 第6図参照 たゾ重複を避けるため、第4図を参照して説明した動作
と同一の動作は、簡略に記述する.電源(交流でも直流
でもよい.)が時点t3で喪失する(a)と、入力側の
キャパシタ1が{れまで蓄積されていたエネルギーを放
出して負荷に給電するので、上記キャパシタ1の端子電
比は直ちに降下し始める(b),Lかし、それにも拘ら
ず、直流出力電出は、パルス幅変調手段9によるスイッ
チング手段2の通電期間の拡大によって、電源喪失後も
基準電圧値を維持し続けるが、スイッチング手段20通
電期間が特定の限界値に達した後は、スイッチング手段
2が直流出力電圧を維持する機能を失うので、直流出力
電圧は降下する.直流出力電圧が検出電圧まで低下する
と、第2の差電圧検出手段11が動作して、NB喪失検
出信号を発生する(C).この電源喪失検出信号は、N
C装置に出力されると同時に、上記のとおり、パルス幅
変調手段動作範囲拡大手段l2にも出力され、パルス幅
変調手段動作範囲拡大手段12はスイッチング手段2の
通iwi間限界値を更に拡して、前記.この時点を図(
d)にt,をもって示す.そこで、直流出力電圧は再び
上昇するが、上記のパルス幅変論手段9が動作して、上
記の基!1!電圧値を維持する.シ,かし、スイッチン
グ手段2の通電期間が拡大された限界値(パルス幅変調
手段動作範囲拡大手段12によって拡大された限界僅)
に達した後は、出力電比は、再度、下降して遂に零(V
)に達する.この過程において、直流出力電圧が許容下
県僅に一敗する時点をt8とすると、検出時間は(t+
to)をもって表すことができ、保持時間は(U
S t+)をもって表すことができる. 電源喪失に際して、NCWIm工作機械等を特定な手順
を踏んで停止させなければならない場合、NC装置等に
よって要求される保持時間(t,−11)を確保するた
めに必要な大きさの静電容量が入力側のキャパシタ1の
静電容量として選択されなければならない. 〔発明が解決しようとする課題〕 上記したとおり、従来技術に係る第1の手法は、電源喪
失検出を交流入力側において実施しているので、検出時
間(t+ −to )は極めて短い.一方、直流出力電
圧が許容下限値まで降下する時間?tm−t.)は、直
流入力側のキャパシタlの静電容量によって殆ど決定さ
れる.従って、この第1の手法は入力側のキャパシタl
の静電容量を、保持時間(t■−11)を長くするため
に十分活用することが1きる.しかし、同時に、電源喪
失検出を交流入力端において直接実施している関係上、
交流入力電源が瞬間的に喪失し、直ちに回復した時にも
、電源喪失検出手段10は出力し、NC装置等は不所望
な停止行動をなし、また、交流入力電圧の波形歪が存在
する時にも、電源喪失検出手段10が出力しNC装置等
が不所望な停止行動をなす虞があるという欠点が避けが
たい.また、従来技術に係る第2の手法は、電漁喪失検
出を出力側において実施しているので、上記の.第1の
手法においては避け難かった、交流入力電圧の波形歪に
もとづきNC装置等が不所望な停止行動をなすという欠
点と、瞬断時にNC装置等が不所望な停止行動をなすと
いう欠点とは避けるこ乏ができるが、電源喪失検出時点
が第1の手法に比して遅いので、保持時間を確保する目
的のために、入力側のキャパシタ1の静電容量を十分活
用し得ないと云う欠点がある.換言すれば、電源喪失検
出時点t1が遅れる結果、保持時間(1g −1+)は
それ程延長しないと云う欠点がある.その結果、NC装
置等が装置停止準備動作のために使用しうる時間はそれ
程延長しないと云う欠点が惹起される。
グ電源装置用アダプタとに関する。特に、入力電源の停
電時等に、゜出力電圧の保持時間を確保しつるようにす
ることを目的とするスイッチング電源装置の改良と、こ
の目的のために使用されるスイッチング電源装置用アダ
プタとに関する.〔従来の技術〕 スイッチング電源装置を使用する産業用電子機器が稼働
している期間に、入力電源が停電等のために喪失した場
合でも、スイシチング電源装置の出力電圧は、電源喪失
からある特定の期間は、所望の電圧を維持しなければな
らない.さもないと、例えば、産業用電子機器が数値制
御装置(以下NC装置と略記する.)等である場合、N
C装置が誤動作し、最悪の場合は、このNC装置によっ
て制扉されている工作機械等が破損する膚もあり得るか
らである.そため、この欠点を回逝するため、電源の喪
失(電圧の低下)を検出してNC装置に入力し、NC装
置がこの入力信号に応答して装置停止の準備動作を開始
し、正常に装置を停止するための準備動作を完了するま
で、スイッチング電源装置の出力電圧を許容下限値以上
に維持することが/+7!−要である. 本明細書においては、電源喪失から電源喪失検出までの
時間を検出時間と呼び、電源喪失検出からスイッチング
電源装置の出力電圧が許容下限値に低下するまでの時間
を保持時間と呼ぶこと\する. 電源喪失時にNG装置にとって重要なことは、スイッチ
ング電源装宣が上記の保持時間を如何にして確保するか
ということである.保持時間を確保することを目的とす
る従来技術には、大別すると、下記の二つの手法がある
. 以下、図面を参照しつ\それぞれの手法に就いて説明す
る. 第]1ど1汲 第1の手法は、電源が交流であり、直流電圧が整流器を
介してスイッチング電源装置に与えられる場合使用可能
な手法であり、その要旨は、t源喪失検出を、上記の交
流電源と整流器との間において実施することである. 第3図参照 図は第1の手法に係るスイッチング電源装置のブロック
図である.図において、40は整潰器であり、交流入力
を直流に交換する.1はキャパシタであり、2はスイッ
チング手段であり、3は変圧器であり、4は整流用ダイ
オードであり、5はフライホイールダイオードであり、
6はインダクタンスであり、7は平滑用キャパシタであ
り、8は第1の差電圧検出手段であり、9はパルス幅変
調手段であり、10は電源喪失検出手段である.この回
路の動作を簡単に説明する.交流入力が整流器40にお
いて整流されて得られた直流電圧はキャパシタ1を充電
する.キャパシタ1に充電された直流電圧は、スイッチ
ング手段2(例えばトランジスタ)を介して変圧器3の
1次巻線31に印加される.スイッチング手段2をオン
すると変圧器301次巻線31に電流が流れ、上記の変
圧lS3の2次巻線32に電圧を誘起する.この誘起電
圧は、整流用ダイオード4とインダクタンス6とを介し
て負荷に供給される.スイッチング手段2は、特定のク
ロック周期の中で、入力の電圧と負荷によって規定され
るデューティ比をもってオンとオフとを繰り返すように
制御される.スイッチング手段2がオフの期間には、イ
ンダクタンス6に蓄積されていたエネルギーがフライホ
イールダイオード5を介して負荷に供給されるので、負
荷側には連続した電流が供給され、且つ、平滑用キャパ
シタ7によって直流出力電圧は平滑にされる.直流出力
電圧は常に監視され、この検出された直流出力電圧が基
準電圧と第lの差電圧検出手段8において比較され、そ
の第1の差電圧検出手段8の出力に姿答して、パルス幅
変調手段9が動作し、上記のスイッチング手段2のオン
期間(以下通電期間と云う.)とスイッチングrill
uとの比(デューティ比)が制御され、その結果、直流
出力電圧が基準電圧に等しい一定値に制御される.電源
喪失検出手段IOは、交流taと幣流器40との間に設
けられているので、極めて短い検出時間(第4tm(c
)参照)をもって検出される.この極めて短い検出時間
をもって検出されるti源喪失検出信号は、直接、NC
装置に入力されるので、NC装置は、直ちに、装置を正
常に停止するための準備動作を開始しうる. 電源喪失時の各部の波形を示す第4図を参照して、第1
の手法に係るスイッチング電源装置の動作を説明する. 第4図参照 交流電源の供給が時点t●において喪失した後(a)は
、入力側のキャパシタlがそれまで蓄積していたエネル
ギーを放出して負荷に給電せざるを得ないので、上記キ
ャパシタ1の端子電圧は直ちに降下し始め(b)、その
結果、直流出力電圧も降下しはじめる.直流出力電圧が
基準電圧を越えて降下して基準電圧との差が一定イ▲を
越えたことを第1の差電圧検出手段8が検出すると、パ
ルス幅変調千段9が動作する.そして、このパルス幅変
調手段9の動作に応答してスイッチング手段20通電期
間を拡して、前記.そこで、直流出力電出は、電源喪失
後も基準電圧値を維持し続けるが、スイッチング手段2
の通電期間とスイッチング周期との比(デューティ比)
が特定の限界値に達した後は、スイッチング手段2は直
流出力電圧を維持する機能を失うので、直流出力電圧は
降下し、NC装置が正常な動作をするために必要な下限
値である許容下111[を越えて、さらに降下する(d
).こ\で、直流出力電圧が、NC装置が正常な動作を
するために必要な下限値である許容下限電圧値に達する
時点をhとする.Tt源喪失検出手段10が極めて短い
検出時間遅れをもって、時点t1において電源喪失検出
信号を出力すると、時間(t+ −to )が検出時間
であり、時間(1m−1+)が保持時間である. 電源喪失に際して、NC@御工作機械等を特定の手順を
踏んで停止させなければならない場合、NC装置等によ
って要求される保持時間(t.−1+)を確保するため
に必要な大きさの静電容量が入力側のキャパシタ1の静
電容量として選択されなければならない. 第』』ど1歳 第2の手法は、t源が交流である場合に限定されない手
法であり、その要旨は、電源喪失検出を、スイッチング
t源装置の出力側において実施することである. 第5図参照 図は第2の手法に係るスイッチング電源装置のブロック
図である.この第2の手法の電源は直流であっても交流
であってもよいから、,図においては、整流器40は破
線をもって示してある.1〜9は第1の手法に係るスイ
ッチング電源装置の場合と同一である.以下の手段は、
第1の手法には設けられていない手段であるが、11は
基準電圧よりいくらか低く設定される検出電圧と現実の
直流電kとの差を検出する第2の差電圧検出手段であり
、l2は通電期間をさらに拡して、前記指令を出力する
パルス幅変調手vi動作範囲拡大手段である.第2の差
電圧検出手段11の設定電圧は上記の第1の差電圧検出
手段8の基準電圧になるべ゛く近く設定することがよい
.それだけ保持時間を長くしうるからである.パルス幅
変調手段動作範囲拡大手段12は、第2の差電圧検出手
段11の出力に応答して、上記のパルス幅変調手段9が
第1の差電圧検出手段8に追従して発生しつる最大通電
期間を越えて更に拡して、前記ようにする指令を、パル
ス幅変調手段9に出力する.第2の差電圧検出手段11
の出力は、同時にNC装置への電S喪失検出信号をも兼
ねる.そのため、NC装置は、この第2の差電圧検出手
段11が動作する時点(第6図(c)にL+をもって示
す時点)までは停電検出信号を与えられず、この時点(
第6図(e)にt1をもって示す時点)から装置停止準
備動作を開始することになる.次に、電源喪失時の各部
の波形を示す第6図を参照して、第2の手法に係るスイ
ッチングta装置の動作を説明する. 第6図参照 たゾ重複を避けるため、第4図を参照して説明した動作
と同一の動作は、簡略に記述する.電源(交流でも直流
でもよい.)が時点t3で喪失する(a)と、入力側の
キャパシタ1が{れまで蓄積されていたエネルギーを放
出して負荷に給電するので、上記キャパシタ1の端子電
比は直ちに降下し始める(b),Lかし、それにも拘ら
ず、直流出力電出は、パルス幅変調手段9によるスイッ
チング手段2の通電期間の拡大によって、電源喪失後も
基準電圧値を維持し続けるが、スイッチング手段20通
電期間が特定の限界値に達した後は、スイッチング手段
2が直流出力電圧を維持する機能を失うので、直流出力
電圧は降下する.直流出力電圧が検出電圧まで低下する
と、第2の差電圧検出手段11が動作して、NB喪失検
出信号を発生する(C).この電源喪失検出信号は、N
C装置に出力されると同時に、上記のとおり、パルス幅
変調手段動作範囲拡大手段l2にも出力され、パルス幅
変調手段動作範囲拡大手段12はスイッチング手段2の
通iwi間限界値を更に拡して、前記.この時点を図(
d)にt,をもって示す.そこで、直流出力電圧は再び
上昇するが、上記のパルス幅変論手段9が動作して、上
記の基!1!電圧値を維持する.シ,かし、スイッチン
グ手段2の通電期間が拡大された限界値(パルス幅変調
手段動作範囲拡大手段12によって拡大された限界僅)
に達した後は、出力電比は、再度、下降して遂に零(V
)に達する.この過程において、直流出力電圧が許容下
県僅に一敗する時点をt8とすると、検出時間は(t+
to)をもって表すことができ、保持時間は(U
S t+)をもって表すことができる. 電源喪失に際して、NCWIm工作機械等を特定な手順
を踏んで停止させなければならない場合、NC装置等に
よって要求される保持時間(t,−11)を確保するた
めに必要な大きさの静電容量が入力側のキャパシタ1の
静電容量として選択されなければならない. 〔発明が解決しようとする課題〕 上記したとおり、従来技術に係る第1の手法は、電源喪
失検出を交流入力側において実施しているので、検出時
間(t+ −to )は極めて短い.一方、直流出力電
圧が許容下限値まで降下する時間?tm−t.)は、直
流入力側のキャパシタlの静電容量によって殆ど決定さ
れる.従って、この第1の手法は入力側のキャパシタl
の静電容量を、保持時間(t■−11)を長くするため
に十分活用することが1きる.しかし、同時に、電源喪
失検出を交流入力端において直接実施している関係上、
交流入力電源が瞬間的に喪失し、直ちに回復した時にも
、電源喪失検出手段10は出力し、NC装置等は不所望
な停止行動をなし、また、交流入力電圧の波形歪が存在
する時にも、電源喪失検出手段10が出力しNC装置等
が不所望な停止行動をなす虞があるという欠点が避けが
たい.また、従来技術に係る第2の手法は、電漁喪失検
出を出力側において実施しているので、上記の.第1の
手法においては避け難かった、交流入力電圧の波形歪に
もとづきNC装置等が不所望な停止行動をなすという欠
点と、瞬断時にNC装置等が不所望な停止行動をなすと
いう欠点とは避けるこ乏ができるが、電源喪失検出時点
が第1の手法に比して遅いので、保持時間を確保する目
的のために、入力側のキャパシタ1の静電容量を十分活
用し得ないと云う欠点がある.換言すれば、電源喪失検
出時点t1が遅れる結果、保持時間(1g −1+)は
それ程延長しないと云う欠点がある.その結果、NC装
置等が装置停止準備動作のために使用しうる時間はそれ
程延長しないと云う欠点が惹起される。
上記の目的は、下記のいずれの手段によっても達戒され
る. 第1の手段は、直流電源に並列に接続されるキャパシタ
(1)と、このキャパシタ(1)にスイッチング手段(
2)を介して1次巻線(31)が並列に接続されており
2次@MA (32)の1端には整流用ダイオード(4
)とインダクタンス(6)とが直列に接続されている変
圧器(3)と、前記の整流用ダイオード(4)と前記の
変圧器(3)の2次巻線(32)の他端との間に設けら
れるフライホイールダイオード(5)と、前記のインダ
クタンス(6)の出力電圧と基準電圧との差電圧を検出
するIJlの差電圧検出手段(8)と、この第1の差電
圧検出手段(8)の動作に応答して、スイッチング手段
(2)のデューティ比を制御するパルス幅変調手段(9
)と、前記のインダクタンス(6)の出力電圧と、基準
電圧より低く設定される検出電圧との差電圧を検出する
第2の差電圧検出手段(11)と、この第2の差電圧検
出手段(11)の動作に応答して、前記のパルス幅変調
手段(9)の動作範囲を拡して、前記パルス幅変調手段
動作範囲拡大手段(12)とが設けられているスイッチ
ング電源装置において、前記の直流t源に対して順方向
に接続される逆流防止用ダイオード(10を介して前記
のキャパシタ(1)に並列に接統される第2のキャパシ
タ(15)と、前記の逆流防止用ダイオード(14)を
短絡する第2のスイッチング手段(16)と、前記の第
2の差電圧検出手段(11)が短時間に2回続けて動作
した時、前記の逆流防止用ダイオード(14)を短絡す
る第2のスイッチング手段(16)を閉路するスイッチ
ング制御手段(l3)とを有するスイッチングms装置
である. 第2の手段は、直流電源に並列に接続されるキャパシタ
(1)と、このキャパシタ(1)に、スイッチング手段
(2)を介して、1次II (31)が並列に接続され
、2次巻線(32)の1端には整流用ダイオード(4)
とインダクタンス(6)とが直列に接続されている変圧
器(3)と、前記の整流用ダイオード(4)と前記の変
圧器(3)の2次巻線(32)の他端との間に設けられ
るフライホイールダイオード(5)と、前記のインダク
タンス(6)の出力電圧と基準電圧との差電圧を検出す
る第1の差電圧検出手段(8)と、この第lの差電圧検
出手段(8)の動作に応答して、スイッチング手段(2
)のデューティ比を制御するパルス幅変調手段(9)と
、前妃のインダクタンス(6)の出力電圧と、基準電圧
より低く設定される検出電圧との差電圧を検出する第2
の差電圧検出手段(11)と、この第2の差電圧検出手
段(11)の動作に応答して、前記のパルス幅変調手段
(9)の動作範囲を拡して、前記パルス幅f:調手段動
作範囲拡大手段(12)とを有するスイッチング電源ユ
ニットと、直流電源に対して順方向に接続される逆流防
止用ダイオード(14)を介して前記の直流電源に並列
に接続される第2のキャパシタ(15)と、前記の逆流
防止用ダイオード(14)を短絡する第2のスイッチン
グ手段(16)と、前記のスイッチング電源ユニットの
第2の差電圧検出手段(11)が短時間に2回続けて動
作した時、前記の逆流防止用ダイオード(14)を短絡
する第2のスイッチング手段(16)を閉路するスイッ
チング制御手段(13)とを有する保持時間延蚕回路ユ
ニットとを有することを特徴とするスイッチング電源装
直である. 第3の手段は、直流電源に対して順方向に接続される逆
流防止用ダイオード(14)を介して直流電源に並列に
接続されるキャパシタ(15)と、前記の逆流防止用ダ
イオード(14)を短絡するスイッチング手段(16)
と、同時に使用されるスイッチング電源ユニットの第2
の差電圧検出手段(11)が短時間に2回続けて動作し
た時、前記の逆流防止用ダイオード(14〉を短絡する
第2のスイッチング手段(16)を閉路するスイッチン
グ制御手段(13)とを有し、スイッチング1!源ユニ
ットに付属される保持時間延長用のスイッチング電源装
置用アダプタである. 〔作用〕 本発明にか\るスイッチング電源装置においては、まず
電源喪失の検出は直流出力側において行う.交流入力電
源の瞬断や交流入力電止の波形歪の悪影響を受けないた
めである.つぎに、入力側のキャパシタ1の容量は、通
常の運転に必要な最少量に限定して設定しておくことが
できる.そのため、装置の簡素化・縮小化等の利益に加
えて経済的利益を享受しうるほか、電源遮断検出時間を
極力短くすることができると云う利益を享受しうる. 本発明にかかるスイッチング電源装直においては、上記
従来技術の項において第2の手法として開示した構或を
有するスイッチング[源装置に付加して、 イ、入力側のキャパシタ1に並列にかなり大容量の第2
のキャパシタ15を設けて常時充電しておき、ロ、この
かなり大容量の第2のキャパシタ15には直列に逆流防
止用ダイオードを接続して、常時は放電を禁止しておき
、 ハ、第2の差電圧検出手段11が短時間に2回動作した
とき(パルス幅*!Ii手段動作範囲拡大手段l2が動
作して通電.期間が通常時よりさらに拡大されている状
態において、第2の差電圧検出手段11が動作したとき
)上記の逆流防止用ダイオード14を短絡するスイッチ
ング手段16を動作させて上記の第2のキャパシタ15
を第1のキャパシタlと並列に接続して、 二、この時点(NC装置には既に電源喪失検出信号が入
力されて、NC装置は装置停止準備動作を開始してしま
ってある時点)から開始して第2のキャパシタ15がス
イッチング電源装置のエネルギー源として利用されるよ
うにし、 ホ、その結果、第1のキャパシタ1の静電容量を十分活
用するε\もに、上記の検出時間終了後(NC装置が装
置停止準備動作を開始してしまった後)十分長い保持時
間を確保しうるようにしたものである. 〔実施例〕 以下、図面を参照しつ私本発明の二つの実施例に係るス
イッチング電源装置と、一つの実施例に係る保持時間延
振用のスイッチング電源装置用アダプタとについて説明
する. I 第1a図参照 第1a図において、1はキャパシタであり、2はスイッ
チング手段であり、3は変圧器である.そして、キャパ
シタlは直流電源に接続され(交塊電源と整流器との組
み合わせでもよい.)、スイッチング手段2を介して、
変圧器3の1次巻線31に接続されている.4は整流用
ダイオードであり、5はフライホイールダイオードであ
り、6はインダクタンスであり、7は平滑用キャパシタ
である.整流用ダイオード4は、上記の変圧器3の2次
巻線32の1端に、その出力電圧方向を順方向として接
続され、上記の整流用ダイオード4の出力側にインダク
タンス6が接続される.フライホイールダイオード5は
インダクタンス6の入力側ε、変圧器302次巻線32
の他端との間に接続される.平滑用キャパシタ7等電圧
平滑手段は、所望により、スイッチング電源装置の出力
側に設ければよい.8は誤差増幅器よりなる第1の差電
圧検出手段であり、9は第1の差電出検出手段の検出す
る差電圧信号に応答して動作するパルス輔変調手段であ
り、スイッチング手段2のデューティ比を制御して、ス
イッチング電源装置の直流出力電圧を基準電圧に維持す
る. 11は比較器よりなる第2の差電圧検出手段であ
り、スイッチング1tB装置の直流出力電圧と基準電圧
より僅かに低く設定される検出電圧との差電圧を検出す
る.12はパルス幅変調手段動作範囲拡大手段であり、
第2の差電圧検出手段11の検出する差電圧に応答して
、パルス幅変調手段9の通電期間限界値をさらに拡して
、前記.また、第2の差電圧検出手段11は、NC装置
等に電源喪失検出信号を出力すると\もに、本発明の要
旨に係るスイシチング制御手段l3にも、出力信号を出
力する. 15は本発明の要旨に係る第2のキャパシタであり、電
源に対して順方向に接続される逆流防止用ダイオード1
4を介して、キャパシタ1と並列に直流入力電源に接続
される.こ\で、本発明に係るスイッチング電源装置が
NC制御工作機械等に使用される場合は、第2のキャパ
シタの静電容量は入力側キャパシタ1の静電容量より、
はるかに大きく例えば20〜25倍にしておくことが望
ましい.保持時間を延長する効果が、それだけ大きいか
らである.16は第2のスイッチング手段であり、逆流
防止用ダイオード14を短絡する機能を有する.次に、
動作を説明する. 第2ryJ参照 通常運転時においては、直流出力電圧が検知され、誤差
増幅器よりなる第1の差電圧検出手段8によって基準電
止と比較され、その出力に応答してパルス幅変調手段9
がスイッチング手段2の通電期間を制御し、直流出力電
圧が基準電圧に維持される. 電源喪失(時点t.)に際しては(a)、上記キャパシ
タ1の端子電圧は直ちに降下しはじめ(b)、その結果
、直流出力電出も降下しはじめる.しかし、パルス幅変
調手段9はそのま\動作を継続して、スイッチング手段
2の通電期間が拡大されて、予め設定された限界値に達
するまでは、直流出力電圧を基準電圧に維持するが、そ
れ以後は、直流出力電圧は下降し、検出電圧値に達した
時点(ti)で第2の差電圧検出手段11が動作する(
C).そして、電源喪失検出信号がNC装置に出力され
る(時点t,).これと回時にパルス暢*1m手段動作
範囲拡大手段l2が動作し、スイッチング手段2の通電
期間の限界値が拡大される結果、出力電圧は再び上昇し
、パルス幅変調手段9の機能により、出力電圧は上記の
基準電圧値を維持する(d).Lかし、スイッチング手
段2の通t期間が、拡大された後の限界値に達した以後
は、出力電圧は再度下降する(d). 下記の動作が本発明の要旨に係るものである.時点t,
において上記の電源喪失検出信号がNC装置に出力され
ると同時に、第2の差電圧検出手段11の出力信号はス
イッチング制御手段13に対しても出力される.しかし
、スイッチング制御手段l3は、この時点では、第2の
差電圧検出手段11が1度動作したことを記憶はするが
、何も出力しない.この第2の差電圧検出手段11の出
力信号は、パルス幅変調手段動作範囲拡大手段12にも
出力され、パルス幅変調手段動作範囲拡大手段12は動
作し、一時的に直流出力電圧を基準電圧まで上昇する. しかし、この一時的に上昇した直流出力電止は、入力側
キャパシタlに蓄積されているエネルギーがある値以下
に減少した時点で、再度、下降を始め、2度目に検出電
圧値に達した時点(時刻t8)で、再度、第2の差動電
圧検出手段11は出力し、パルス幅変調手段動作範囲拡
大手段12もパルス幅変調手段9も動作するが、スイッ
チング千段2の通電期間は既に許容最大値に達している
ので、直流出力を増大して基準電圧に回復することはで
きない. しかし、スイッチング制御手段13は、上記の第20差
動電圧検出手段11の2度目の出力によって初めて出力
し.この出力に応答して第2のスイッチング手段16が
動作し、逆流防止用ダイオード14を短絡する.ところ
で、第2のキャパシタ15は逆流防止用ダイオード14
を介して、正常運転時に既に充電されているので、第2
のスイッチング手段16によって逆流防止用ダイオード
14が短絡されて、入力側のキャパシタ1と並列接続さ
れると、入力側のキャパシタ1の電圧も第2のキャパシ
タ15の電圧まで回復し、直流出力電圧は再度上昇する
(d).以後の直流出力電圧は、パルス幅変調手19の
機能によって基準電圧を維持する.そして、第2のキャ
パシタ15に蓄積されているエネルギーが一定量以下に
なると、再度、下降し、遂には許容下限値に達し、(時
刻t3)、さらに低下して、遂には零Vに達する.その
結果、保持時間は、図(d)に(ts−t+)をもって
示す長さに延長する(d). なお、スイッチング制御手段13を省略し、従って1回
目の検出電圧到達時点(時刻1+)において、第2のス
イッチング制御手段16を動作させ、キャパシタ15を
入力側のキャパシタlに並列接続しても、上記の実施例
の場合と殆ど向一の保持時間を確保することが可能であ
る. 本発明を工業化するに際し、標準化の見地から、第1b
図に示す構戒も有効である. I 第1b図参照 特別に保持時間を延長する必要のない交流入力のスイッ
チング1!源をユニット標準系列化しておき、必要に応
じ、上記の標準系列化されたスイッチング電源ユニット
に保持時間延長回路ユニットを追加する構威である. 図において、1〜9と11〜16と31、32とは上記
の実施例の場合と現実的には同一であるが、スイッチン
クii源ユニットは、キャパシタl,スイッチング手段
2、変圧器3、整流用ダイオード4、フライホイールダ
イオード5、インダクタンス6、平滑用キャパシタ7、
第lの差電圧検出手段8、パルス幅変調手段9、第2の
差IHE検出手段11、バルス幅変調手段動作範囲拡大
千段12、整流器17とをもって構或されている.本実
施例はスイッチング電源装置の標準系列化を目的とする
もの1あるから、整流器17も他の手段と回一のユニッ
トに収容されていることが現実的である.そこで、基本
的には、整流器l7を搭載しておくこと\し、以下に述
べる保持時間延長回路ユニットを1@時に使用する場合
は、破線をもって図示するように整流器17をバイパス
しても、また、整流器l7を取り外して、他の用途に使
用してもよい.また、第2の差電圧検出千段11の出力
端子22は、NC装置に電源喪失検出信号を出力するた
めに、NC装置と接続される他、保持時間延長回路ユニ
ットに設けられるスイッチング制御手段13とも接続さ
れる. 保持時間延長園路ユニットはスイッチング制御手段13
、逆流防止用ダイオード14、第2のキャパシタ15、
第2のスイッチング手段16、整流器1日をもって横威
されており、端子23・24はスイッチングtSユニッ
トの入力端子l9・20と接続され、端子25はスイッ
チング電源ユニットに設けられる第2の差電圧検出手段
11の出力端子22と接続される.なお、この保持時間
延長回路ユニットに整流器l8が設けられている理由は
上記と同様、標準系列化の目的を達成するためであるか
ら、保持時間延長回路ユニットの入力電源が直流電源で
ある場合は、上記と同様、破線をもって図示するように
、整流器18をバイパスしても、また、整流器18を取
り外して、他の用途に使用してもよい.なお、上記のス
イッチング電源ユニットは、実質的に従来技術に係るス
イッチング電源装置と同一であるので、保持時間延長回
路ユニットのみを単独の商品として取り扱うことも産業
上極めて有効である. 簗1b図再参照 この保持時間延長用のスイッチングt源装置用アダプタ
は、実質上、上記第2例の保持時間延長園路ユニットと
全く同一である.そして、上記第2例のスイッチング電
源ユニットに付属して使用される.よって、その構成や
動作の説明は省略するが、この第2例の保持時間延長回
路ユニットを保持時間延長用のスイッチング電源装置用
アダプタとして、独立に商品化することはできる.〔発
明の効果〕 以上説明せるとおり、本発明に保るスイッチング電源は
、 イ.its喪失の検出は直流出力側において行い、口.
入力側のキャパシタ1の容量は、通常の運転に必要な最
沙量に限定して設定しておき、ハ.入力側のキャパシタ
lに並列にかなり大容量の第2のキャパシタ15を設け
て常時充電しておき、二、このかなり大容量の第2のキ
ャパシタ15には直列に逆流防止用ダイオードを接続し
て、常時は放電を禁止しておき、 ホ、第2の差電圧検出手段11が短時間に2[11!I
動作したとき(パルス幅変調手段動作範囲拡大千段12
が動作して通電期間が通常時よりさらに拡大されている
状朋において、第2の差電圧検出手段11が動作したと
き)上記の逆流防止用ダイオード14を短絡するスイッ
チング手段16を動作させて上記の第2のキャパシタ1
5を第1のキャパシタlと並列に接続して、 へ、この時点(NC装直には既に電i!!l喪失検出信
号が入力されて、NC装置は装置停止準備動作を開始し
てしまってある時点)から開始して第2のキャパシタ1
5がスイッチング電源装置のエネルギー源として利用さ
れるようにしてある.その結果、下記に列記する効果を
有する.イ.入力電源が交流の場合、その瞬断や入力電
圧の波形歪の悪影響を受けることがなく、ロ.装置の簡
素化・縮小化等の効果に加えて経済的効果も大きくしう
るほか、電源喪失検出時間を短くすることができ、 ハ.第lのキャパシタ1の静電容量を十分活用すると\
もに、上記の検出時間終了後(NC装置が装置停止準備
動作を開始してしまった後)十分長い保持時間を確保し
うる. 以上の効果が相乗的に作用して、NC装置等の誤動作及
びそれに起因するNC工作機械等の破損を回避すること
が可能となり、NC工作機械装置等の信頼度を向上する
と云う顕著な効果が認められる.
る. 第1の手段は、直流電源に並列に接続されるキャパシタ
(1)と、このキャパシタ(1)にスイッチング手段(
2)を介して1次巻線(31)が並列に接続されており
2次@MA (32)の1端には整流用ダイオード(4
)とインダクタンス(6)とが直列に接続されている変
圧器(3)と、前記の整流用ダイオード(4)と前記の
変圧器(3)の2次巻線(32)の他端との間に設けら
れるフライホイールダイオード(5)と、前記のインダ
クタンス(6)の出力電圧と基準電圧との差電圧を検出
するIJlの差電圧検出手段(8)と、この第1の差電
圧検出手段(8)の動作に応答して、スイッチング手段
(2)のデューティ比を制御するパルス幅変調手段(9
)と、前記のインダクタンス(6)の出力電圧と、基準
電圧より低く設定される検出電圧との差電圧を検出する
第2の差電圧検出手段(11)と、この第2の差電圧検
出手段(11)の動作に応答して、前記のパルス幅変調
手段(9)の動作範囲を拡して、前記パルス幅変調手段
動作範囲拡大手段(12)とが設けられているスイッチ
ング電源装置において、前記の直流t源に対して順方向
に接続される逆流防止用ダイオード(10を介して前記
のキャパシタ(1)に並列に接統される第2のキャパシ
タ(15)と、前記の逆流防止用ダイオード(14)を
短絡する第2のスイッチング手段(16)と、前記の第
2の差電圧検出手段(11)が短時間に2回続けて動作
した時、前記の逆流防止用ダイオード(14)を短絡す
る第2のスイッチング手段(16)を閉路するスイッチ
ング制御手段(l3)とを有するスイッチングms装置
である. 第2の手段は、直流電源に並列に接続されるキャパシタ
(1)と、このキャパシタ(1)に、スイッチング手段
(2)を介して、1次II (31)が並列に接続され
、2次巻線(32)の1端には整流用ダイオード(4)
とインダクタンス(6)とが直列に接続されている変圧
器(3)と、前記の整流用ダイオード(4)と前記の変
圧器(3)の2次巻線(32)の他端との間に設けられ
るフライホイールダイオード(5)と、前記のインダク
タンス(6)の出力電圧と基準電圧との差電圧を検出す
る第1の差電圧検出手段(8)と、この第lの差電圧検
出手段(8)の動作に応答して、スイッチング手段(2
)のデューティ比を制御するパルス幅変調手段(9)と
、前妃のインダクタンス(6)の出力電圧と、基準電圧
より低く設定される検出電圧との差電圧を検出する第2
の差電圧検出手段(11)と、この第2の差電圧検出手
段(11)の動作に応答して、前記のパルス幅変調手段
(9)の動作範囲を拡して、前記パルス幅f:調手段動
作範囲拡大手段(12)とを有するスイッチング電源ユ
ニットと、直流電源に対して順方向に接続される逆流防
止用ダイオード(14)を介して前記の直流電源に並列
に接続される第2のキャパシタ(15)と、前記の逆流
防止用ダイオード(14)を短絡する第2のスイッチン
グ手段(16)と、前記のスイッチング電源ユニットの
第2の差電圧検出手段(11)が短時間に2回続けて動
作した時、前記の逆流防止用ダイオード(14)を短絡
する第2のスイッチング手段(16)を閉路するスイッ
チング制御手段(13)とを有する保持時間延蚕回路ユ
ニットとを有することを特徴とするスイッチング電源装
直である. 第3の手段は、直流電源に対して順方向に接続される逆
流防止用ダイオード(14)を介して直流電源に並列に
接続されるキャパシタ(15)と、前記の逆流防止用ダ
イオード(14)を短絡するスイッチング手段(16)
と、同時に使用されるスイッチング電源ユニットの第2
の差電圧検出手段(11)が短時間に2回続けて動作し
た時、前記の逆流防止用ダイオード(14〉を短絡する
第2のスイッチング手段(16)を閉路するスイッチン
グ制御手段(13)とを有し、スイッチング1!源ユニ
ットに付属される保持時間延長用のスイッチング電源装
置用アダプタである. 〔作用〕 本発明にか\るスイッチング電源装置においては、まず
電源喪失の検出は直流出力側において行う.交流入力電
源の瞬断や交流入力電止の波形歪の悪影響を受けないた
めである.つぎに、入力側のキャパシタ1の容量は、通
常の運転に必要な最少量に限定して設定しておくことが
できる.そのため、装置の簡素化・縮小化等の利益に加
えて経済的利益を享受しうるほか、電源遮断検出時間を
極力短くすることができると云う利益を享受しうる. 本発明にかかるスイッチング電源装直においては、上記
従来技術の項において第2の手法として開示した構或を
有するスイッチング[源装置に付加して、 イ、入力側のキャパシタ1に並列にかなり大容量の第2
のキャパシタ15を設けて常時充電しておき、ロ、この
かなり大容量の第2のキャパシタ15には直列に逆流防
止用ダイオードを接続して、常時は放電を禁止しておき
、 ハ、第2の差電圧検出手段11が短時間に2回動作した
とき(パルス幅*!Ii手段動作範囲拡大手段l2が動
作して通電.期間が通常時よりさらに拡大されている状
態において、第2の差電圧検出手段11が動作したとき
)上記の逆流防止用ダイオード14を短絡するスイッチ
ング手段16を動作させて上記の第2のキャパシタ15
を第1のキャパシタlと並列に接続して、 二、この時点(NC装置には既に電源喪失検出信号が入
力されて、NC装置は装置停止準備動作を開始してしま
ってある時点)から開始して第2のキャパシタ15がス
イッチング電源装置のエネルギー源として利用されるよ
うにし、 ホ、その結果、第1のキャパシタ1の静電容量を十分活
用するε\もに、上記の検出時間終了後(NC装置が装
置停止準備動作を開始してしまった後)十分長い保持時
間を確保しうるようにしたものである. 〔実施例〕 以下、図面を参照しつ私本発明の二つの実施例に係るス
イッチング電源装置と、一つの実施例に係る保持時間延
振用のスイッチング電源装置用アダプタとについて説明
する. I 第1a図参照 第1a図において、1はキャパシタであり、2はスイッ
チング手段であり、3は変圧器である.そして、キャパ
シタlは直流電源に接続され(交塊電源と整流器との組
み合わせでもよい.)、スイッチング手段2を介して、
変圧器3の1次巻線31に接続されている.4は整流用
ダイオードであり、5はフライホイールダイオードであ
り、6はインダクタンスであり、7は平滑用キャパシタ
である.整流用ダイオード4は、上記の変圧器3の2次
巻線32の1端に、その出力電圧方向を順方向として接
続され、上記の整流用ダイオード4の出力側にインダク
タンス6が接続される.フライホイールダイオード5は
インダクタンス6の入力側ε、変圧器302次巻線32
の他端との間に接続される.平滑用キャパシタ7等電圧
平滑手段は、所望により、スイッチング電源装置の出力
側に設ければよい.8は誤差増幅器よりなる第1の差電
圧検出手段であり、9は第1の差電出検出手段の検出す
る差電圧信号に応答して動作するパルス輔変調手段であ
り、スイッチング手段2のデューティ比を制御して、ス
イッチング電源装置の直流出力電圧を基準電圧に維持す
る. 11は比較器よりなる第2の差電圧検出手段であ
り、スイッチング1tB装置の直流出力電圧と基準電圧
より僅かに低く設定される検出電圧との差電圧を検出す
る.12はパルス幅変調手段動作範囲拡大手段であり、
第2の差電圧検出手段11の検出する差電圧に応答して
、パルス幅変調手段9の通電期間限界値をさらに拡して
、前記.また、第2の差電圧検出手段11は、NC装置
等に電源喪失検出信号を出力すると\もに、本発明の要
旨に係るスイシチング制御手段l3にも、出力信号を出
力する. 15は本発明の要旨に係る第2のキャパシタであり、電
源に対して順方向に接続される逆流防止用ダイオード1
4を介して、キャパシタ1と並列に直流入力電源に接続
される.こ\で、本発明に係るスイッチング電源装置が
NC制御工作機械等に使用される場合は、第2のキャパ
シタの静電容量は入力側キャパシタ1の静電容量より、
はるかに大きく例えば20〜25倍にしておくことが望
ましい.保持時間を延長する効果が、それだけ大きいか
らである.16は第2のスイッチング手段であり、逆流
防止用ダイオード14を短絡する機能を有する.次に、
動作を説明する. 第2ryJ参照 通常運転時においては、直流出力電圧が検知され、誤差
増幅器よりなる第1の差電圧検出手段8によって基準電
止と比較され、その出力に応答してパルス幅変調手段9
がスイッチング手段2の通電期間を制御し、直流出力電
圧が基準電圧に維持される. 電源喪失(時点t.)に際しては(a)、上記キャパシ
タ1の端子電圧は直ちに降下しはじめ(b)、その結果
、直流出力電出も降下しはじめる.しかし、パルス幅変
調手段9はそのま\動作を継続して、スイッチング手段
2の通電期間が拡大されて、予め設定された限界値に達
するまでは、直流出力電圧を基準電圧に維持するが、そ
れ以後は、直流出力電圧は下降し、検出電圧値に達した
時点(ti)で第2の差電圧検出手段11が動作する(
C).そして、電源喪失検出信号がNC装置に出力され
る(時点t,).これと回時にパルス暢*1m手段動作
範囲拡大手段l2が動作し、スイッチング手段2の通電
期間の限界値が拡大される結果、出力電圧は再び上昇し
、パルス幅変調手段9の機能により、出力電圧は上記の
基準電圧値を維持する(d).Lかし、スイッチング手
段2の通t期間が、拡大された後の限界値に達した以後
は、出力電圧は再度下降する(d). 下記の動作が本発明の要旨に係るものである.時点t,
において上記の電源喪失検出信号がNC装置に出力され
ると同時に、第2の差電圧検出手段11の出力信号はス
イッチング制御手段13に対しても出力される.しかし
、スイッチング制御手段l3は、この時点では、第2の
差電圧検出手段11が1度動作したことを記憶はするが
、何も出力しない.この第2の差電圧検出手段11の出
力信号は、パルス幅変調手段動作範囲拡大手段12にも
出力され、パルス幅変調手段動作範囲拡大手段12は動
作し、一時的に直流出力電圧を基準電圧まで上昇する. しかし、この一時的に上昇した直流出力電止は、入力側
キャパシタlに蓄積されているエネルギーがある値以下
に減少した時点で、再度、下降を始め、2度目に検出電
圧値に達した時点(時刻t8)で、再度、第2の差動電
圧検出手段11は出力し、パルス幅変調手段動作範囲拡
大手段12もパルス幅変調手段9も動作するが、スイッ
チング千段2の通電期間は既に許容最大値に達している
ので、直流出力を増大して基準電圧に回復することはで
きない. しかし、スイッチング制御手段13は、上記の第20差
動電圧検出手段11の2度目の出力によって初めて出力
し.この出力に応答して第2のスイッチング手段16が
動作し、逆流防止用ダイオード14を短絡する.ところ
で、第2のキャパシタ15は逆流防止用ダイオード14
を介して、正常運転時に既に充電されているので、第2
のスイッチング手段16によって逆流防止用ダイオード
14が短絡されて、入力側のキャパシタ1と並列接続さ
れると、入力側のキャパシタ1の電圧も第2のキャパシ
タ15の電圧まで回復し、直流出力電圧は再度上昇する
(d).以後の直流出力電圧は、パルス幅変調手19の
機能によって基準電圧を維持する.そして、第2のキャ
パシタ15に蓄積されているエネルギーが一定量以下に
なると、再度、下降し、遂には許容下限値に達し、(時
刻t3)、さらに低下して、遂には零Vに達する.その
結果、保持時間は、図(d)に(ts−t+)をもって
示す長さに延長する(d). なお、スイッチング制御手段13を省略し、従って1回
目の検出電圧到達時点(時刻1+)において、第2のス
イッチング制御手段16を動作させ、キャパシタ15を
入力側のキャパシタlに並列接続しても、上記の実施例
の場合と殆ど向一の保持時間を確保することが可能であ
る. 本発明を工業化するに際し、標準化の見地から、第1b
図に示す構戒も有効である. I 第1b図参照 特別に保持時間を延長する必要のない交流入力のスイッ
チング1!源をユニット標準系列化しておき、必要に応
じ、上記の標準系列化されたスイッチング電源ユニット
に保持時間延長回路ユニットを追加する構威である. 図において、1〜9と11〜16と31、32とは上記
の実施例の場合と現実的には同一であるが、スイッチン
クii源ユニットは、キャパシタl,スイッチング手段
2、変圧器3、整流用ダイオード4、フライホイールダ
イオード5、インダクタンス6、平滑用キャパシタ7、
第lの差電圧検出手段8、パルス幅変調手段9、第2の
差IHE検出手段11、バルス幅変調手段動作範囲拡大
千段12、整流器17とをもって構或されている.本実
施例はスイッチング電源装置の標準系列化を目的とする
もの1あるから、整流器17も他の手段と回一のユニッ
トに収容されていることが現実的である.そこで、基本
的には、整流器l7を搭載しておくこと\し、以下に述
べる保持時間延長回路ユニットを1@時に使用する場合
は、破線をもって図示するように整流器17をバイパス
しても、また、整流器l7を取り外して、他の用途に使
用してもよい.また、第2の差電圧検出千段11の出力
端子22は、NC装置に電源喪失検出信号を出力するた
めに、NC装置と接続される他、保持時間延長回路ユニ
ットに設けられるスイッチング制御手段13とも接続さ
れる. 保持時間延長園路ユニットはスイッチング制御手段13
、逆流防止用ダイオード14、第2のキャパシタ15、
第2のスイッチング手段16、整流器1日をもって横威
されており、端子23・24はスイッチングtSユニッ
トの入力端子l9・20と接続され、端子25はスイッ
チング電源ユニットに設けられる第2の差電圧検出手段
11の出力端子22と接続される.なお、この保持時間
延長回路ユニットに整流器l8が設けられている理由は
上記と同様、標準系列化の目的を達成するためであるか
ら、保持時間延長回路ユニットの入力電源が直流電源で
ある場合は、上記と同様、破線をもって図示するように
、整流器18をバイパスしても、また、整流器18を取
り外して、他の用途に使用してもよい.なお、上記のス
イッチング電源ユニットは、実質的に従来技術に係るス
イッチング電源装置と同一であるので、保持時間延長回
路ユニットのみを単独の商品として取り扱うことも産業
上極めて有効である. 簗1b図再参照 この保持時間延長用のスイッチングt源装置用アダプタ
は、実質上、上記第2例の保持時間延長園路ユニットと
全く同一である.そして、上記第2例のスイッチング電
源ユニットに付属して使用される.よって、その構成や
動作の説明は省略するが、この第2例の保持時間延長回
路ユニットを保持時間延長用のスイッチング電源装置用
アダプタとして、独立に商品化することはできる.〔発
明の効果〕 以上説明せるとおり、本発明に保るスイッチング電源は
、 イ.its喪失の検出は直流出力側において行い、口.
入力側のキャパシタ1の容量は、通常の運転に必要な最
沙量に限定して設定しておき、ハ.入力側のキャパシタ
lに並列にかなり大容量の第2のキャパシタ15を設け
て常時充電しておき、二、このかなり大容量の第2のキ
ャパシタ15には直列に逆流防止用ダイオードを接続し
て、常時は放電を禁止しておき、 ホ、第2の差電圧検出手段11が短時間に2[11!I
動作したとき(パルス幅変調手段動作範囲拡大千段12
が動作して通電期間が通常時よりさらに拡大されている
状朋において、第2の差電圧検出手段11が動作したと
き)上記の逆流防止用ダイオード14を短絡するスイッ
チング手段16を動作させて上記の第2のキャパシタ1
5を第1のキャパシタlと並列に接続して、 へ、この時点(NC装直には既に電i!!l喪失検出信
号が入力されて、NC装置は装置停止準備動作を開始し
てしまってある時点)から開始して第2のキャパシタ1
5がスイッチング電源装置のエネルギー源として利用さ
れるようにしてある.その結果、下記に列記する効果を
有する.イ.入力電源が交流の場合、その瞬断や入力電
圧の波形歪の悪影響を受けることがなく、ロ.装置の簡
素化・縮小化等の効果に加えて経済的効果も大きくしう
るほか、電源喪失検出時間を短くすることができ、 ハ.第lのキャパシタ1の静電容量を十分活用すると\
もに、上記の検出時間終了後(NC装置が装置停止準備
動作を開始してしまった後)十分長い保持時間を確保し
うる. 以上の効果が相乗的に作用して、NC装置等の誤動作及
びそれに起因するNC工作機械等の破損を回避すること
が可能となり、NC工作機械装置等の信頼度を向上する
と云う顕著な効果が認められる.
第1a園は、本発明の一実施例に係るスイッチング電源
装置の回路構或図である. 第1b図は、本発明の第2実施例に係るスイッチング電
源装置と、本発明の実施例に係る保持時間延長用のスイ
ッチング電源装置用アダプタとの回路構威図である. 第2図は、本発明の第1実施例に係るスイッチング電源
装置の入力電源喪失時の各部の波形図である. 第3図は、従来技術に係る第1の手法に係るスイッチン
グ電源装宣の構戒図である. 第4図は、従来技術に係る第1の手法に係るスイッチン
グitiII装置の入力電源喪失時の各部の波形図であ
る. 第5図は、従来技術に係る第2の手法に係るスイッチン
グ電源装置の横或図である. 第*図は、従来技術に係る第2の手法に係るス6 イッチング電源装置の入力電源喪失時の各部の波形図で
ある. キャパシタ、 スイッチング手段、 変圧器、 整流用ダイオード、 フライホイールダイオード、 インダクタンス、 平滑用キャパシタ、 第1の差電止検出手段、 パルス幅変調手段、 電源喪失検出手段、 第2の差電圧検出手段(請求項(3)においては「差電
圧検出手段」)、 パルス幅変調手段動作範囲拡大手段、 スイッチング制御手段、 逆流防止用ダイオード、 第2のキャパシタ(請求項(3)においては「キャパシ
タ」)、 16・・・第2のスイッチング手段、 17・・・整流器、 18・・・整流器、 19、20・・・入力端子、 22・・・出力端子、 23、24・・・端子、 25・・・端子、 31・・・1次巻線、 32・・・2次巻線、 40・・・整流器.
装置の回路構或図である. 第1b図は、本発明の第2実施例に係るスイッチング電
源装置と、本発明の実施例に係る保持時間延長用のスイ
ッチング電源装置用アダプタとの回路構威図である. 第2図は、本発明の第1実施例に係るスイッチング電源
装置の入力電源喪失時の各部の波形図である. 第3図は、従来技術に係る第1の手法に係るスイッチン
グ電源装宣の構戒図である. 第4図は、従来技術に係る第1の手法に係るスイッチン
グitiII装置の入力電源喪失時の各部の波形図であ
る. 第5図は、従来技術に係る第2の手法に係るスイッチン
グ電源装置の横或図である. 第*図は、従来技術に係る第2の手法に係るス6 イッチング電源装置の入力電源喪失時の各部の波形図で
ある. キャパシタ、 スイッチング手段、 変圧器、 整流用ダイオード、 フライホイールダイオード、 インダクタンス、 平滑用キャパシタ、 第1の差電止検出手段、 パルス幅変調手段、 電源喪失検出手段、 第2の差電圧検出手段(請求項(3)においては「差電
圧検出手段」)、 パルス幅変調手段動作範囲拡大手段、 スイッチング制御手段、 逆流防止用ダイオード、 第2のキャパシタ(請求項(3)においては「キャパシ
タ」)、 16・・・第2のスイッチング手段、 17・・・整流器、 18・・・整流器、 19、20・・・入力端子、 22・・・出力端子、 23、24・・・端子、 25・・・端子、 31・・・1次巻線、 32・・・2次巻線、 40・・・整流器.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]直流電源に並列に接続されるキャパシタ(1)と
、 該キャパシタ(1)に、スイッチング手段(2)を介し
て、1次巻線(31)が並列に接続され、2次巻線(3
2)の1端には整流用ダイオード(4)とインダクタン
ス(6)とが直列に接続されてなる変圧器(3)と、 前記整流用ダイオード(4)と前記変圧器(3)の前記
2次巻線(32)の他端との間に設けられるフライホィ
ールダイオード(5)と、 前記インダクタンス(6)の出力電圧と基準電圧との差
電圧を検出する第1の差電圧検出手段(8)と、 該第1の差電圧検出手段(8)の動作に応答して、前記
スイッチング手段(2)のデューティ比を制御するパル
ス幅変調手段(9)と、 前記インダクタンス(6)の出力電圧と、前記基準電圧
より低く設定される検出電圧との差電圧を検出する第2
の差電圧検出手段(11)と、該第2の差電圧検出手段
(11)の動作に応答して、前記パルス幅変調手段(9
)の動作範囲を拡大するパルス幅変調手段動作範囲拡大
手段(12)と が設けられてなるスイッチング電源装置において、 前記直流電源に対して順方向に接続される逆流防止用ダ
イオード(14)を介して前記キャパシタ(1)に並列
に接続される第2のキャパシタ(15)と、 前記逆流防止用ダイオード(14)を短絡する第2のス
イッチング手段(16)と、 前記第2の差電圧検出手段(11)が短時間に2回続け
て動作した時、前記逆流防止用ダイオード(14)を短
絡する第2のスイッチング手段(16)を閉路するスイ
ッチング制御手段(13)とを有する ことを特徴とするスイッチング電源装置。 [2]直流電源に直列に接続されるキャパシタ(1)と
、 該キャパシタ(1)に、スイッチング手段(2)を介し
て、1次巻線(31)が並列に接続され、2次巻線(3
2)の1端には整流用ダイオード(4)とインダクタン
ス(6)とが直列に接続されてなる変圧器(3)と、 前記整流用ダイオード(4)と前記変圧器(3)の前記
2次巻線(32)の他端との間に設けられるフライホィ
ールダイオード(5)と、 前記インダクタンス(6)の出力電圧と基準電圧との差
電圧を検出する第1の差電圧検出手段(8)と、 該第1の差電圧検出手段(8)の動作に応答して、前記
スイッチング手段(2)のデューティ比を制御するパル
ス幅変調手段(9)と、 前記インダクタンス(6)の出力電圧と、前記基準電圧
より低く設定される検出電圧との差電圧該第2の差電圧
検出手段(11)の動作に応答して、前記パルス幅変調
手段(9)の動作範囲を拡大するパルス幅変調手段動作
範囲拡大手段(12)と を有するスイッチング電源ユニットと、 直流電源に対して順方向に接続される第2の逆流防止用
ダイオード(14)を介して前記直流電源に並列に接続
される第2のキャパシタ(15)と、前記逆流防止用ダ
イオード(14)を短絡する第2のスイッチング手段(
16)と、 前記スイッチング電源ユニットの第2の差電圧検出手段
(11)が短時間に2回続けて動作した時、前記第2の
逆流防止用ダイオード(14)を短絡する第2のスイッ
チング手段(16)を閉路するスイッチング制御手段(
13)と を有する 保持時間延長回路ユニットと を有することを特徴とするスイッチング電源装置。 [3]直流電源に対して順方向に接続される逆流防止用
ダイオード(14)を介して前記直流電源に並列に接続
されるキャパシタ(15)と、 前記逆流防止用ダイオード(14)を短絡するスイッチ
ング手段(16)と、 同時に使用されるスイッチング電源ユニットの差電圧検
出手段(11)が短時間に2回続けて動作した時、前記
逆流防止用ダイオード(14)を短絡する第2のスイッ
チング手段(16)を閉路するスイッチング制御手段(
13)と を有し、 前記スイッチング電源ユニットに付属されることを特徴
とする保持時間延長用のスイッチング電源装置用アダプ
タ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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EP (1) | EP0434843A4 (ja) |
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DE4323940C2 (de) * | 1993-07-16 | 1996-07-11 | Siemens Nixdorf Inf Syst | Gleichspannungsversorgungssystem mit mindestens einem getakteten Gleichspannungs-Netzgerät |
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JPS5949235U (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-02 | 株式会社東芝 | 電源回路 |
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- 1989-06-20 JP JP1155880A patent/JP2725057B2/ja not_active Expired - Lifetime
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1990
- 1990-06-19 US US07/651,369 patent/US5170070A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1990-06-19 WO PCT/JP1990/000796 patent/WO1990016106A1/ja not_active Application Discontinuation
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