JP3769490B2 - 無停電電源装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフライン方式の無停電電源装置に関し、特に、停電検出時のインバータからの電力を安定して供給することが可能な無停電電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来の無停電電源装置の構成を示すブロック図である。図7に示すように、従来の無停電電源装置は、外部の商用交流電源2より交流が入力される電源トランス3と、商用交流電源2の電源トランス3への電源供給を遮断する入力リレー4と、直流を蓄電するバッテリー5と、バッテリー5を充電する充電器23と、バッテリー5からの直流を交流に変換して電源トランス3に供給するインバータ20と、商用交流電源2の停電等を検出する停電検出部21と、停電検出時にインバータ20の制御を行う制御回路22とで構成されている。
【0003】
無停電電源装置の停電検出部21は、商用交流電源2の電圧の大きさを基準電圧と比較して、商用交流電源2の電圧の大きさが基準電圧以下の時には、停電信号を制御回路22に出力するようになっている。制御回路22は、停電検出部21からの停電信号が入力されると、入力リレー4を動作させて商用交流電源2と電源トランス3との切断を行う。また、制御回路22は、インバータ20に起動信号を出力して、インバータ20からの電力を電源トランス3に供給する。これにより、停電時にバッテリー5からの直流をインバータ20により交流に変換して、変換された交流が電源トランス3から負荷に供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の無停電電源装置での商用交流電源2と電源トランス3との遮断を行う入力リレー4は電磁式リレーであるため、リレーの接点の応答時間が変動してしまう。このため、インバータ20からの交流電源を供給した時点で、入力リレー4の接点が商用交流電源2から開放されていない場合があり、商用交流電源2とインバータ20からの交流電源とが電源トランス3を介して短絡するおそれがある。商用交流電源2とインバータ20とが短絡する場合には、インバータ20に過電流が流れてインバータ20内部の過電流検出器が作動して、無停電電源装置の動作が停止してしまう。
【0005】
従って、商用交流電源2とインバータ20からの交流電源との短絡を防止するために、インバータ20からの交流電源の出力を遅らせている。インバータ20からの交流電源の出力を遅らせることにより、短絡を防ぐことができるが、停電検出時に商用交流電源2からインバータ20への切替時間が長くなり、無停電電源装置の性能が低下する。このため、停電時のインバータ20への切替時に商用交流電源2と短絡することなく、また、短時間でインバータ20の交流電源に切り替える必要がある。
【0006】
また、商用交流電源2が停電した時の電圧の方向とインバータ起動時の電圧の方向が一致する場合には、電源トランス3が残留磁束により磁化力が飽和してしまう。電源トランス3が飽和する場合には、インバータ20に励磁突入電流が流れて、無停電電源装置の動作が停止したり、インバータ20の劣化を招くおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、停電時のインバータへの切替を商用交流電源と短絡することなく、短時間で切り替えることができ、また、インバータの励磁突入電流を防止することが可能な無停電電源装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による無停電電源装置は、1次側に商用交流電源及びインバータからの電源を接続し、2次側から負荷に電源を供給する電源トランスと、前記商用交流電源と前記電源トランス間に商用交流電源を遮断する電源遮断手段と、前記商用交流電源の入力電圧の大きさを検出する入力電圧検出手段と、負荷側の出力電圧の大きさを検出する出力電圧検出手段と、前記入力電圧検出手段及び前記出力電圧検出手段からの信号により前記インバータの出力を制御する制御手段とを備え、商用交流電源の電圧低下もしくは停電時に、バッテリーからの電源をインバータにより負荷に電力を供給する無停電電源装置であって、 前記制御手段は、前記入力電圧検出手段からの入力電圧の大きさを検出するステップと、前記入力電圧の大きさにより入力電圧の異常を検知するステップと、前記入力電圧の異常を検知後に前記電源遮断手段により前記商用交流電源の入力を遮断するステップと、前記電源遮断手段による前記商用交流電源の入力の遮断後に、前記出力電圧検出手段からの負荷側の出力電圧の大きさを検出するステップと、負荷側の出力電圧の大きさから前記電源遮断手段により商用交流電源の遮断が行われたことを確認するステップと、前記電源遮断手段により商用交流電源の遮断が行われた後に前記インバータを起動するステップとを有するものである。
【0009】
また、本発明による無停電電源装置は、1次側に商用交流電源及びインバータからの電源を接続し、2次側から負荷に電源を供給する電源トランスと、前記商用交流電源と前記電源トランス間に商用交流電源を遮断する電源遮断手段と、商用交流電源の入力電圧の大きさを検出する入力電圧検出手段と、前記商用交流電源の交流の半周期ごとの電圧の方向を検出する電圧方向検出手段と、負荷側の出力電圧の大きさを検出する出力電圧検出手段と、前記入力電圧検出手段及び前記電圧方向検出手段並びに前記出力電圧検出手段からの信号により前記インバータの出力を制御する制御手段とを備え、商用交流電源の電圧低下もしくは停電時に、バッテリーからの電源をインバータにより負荷に電力を供給する無停電電源装置であって、前記制御手段は、前記入力電圧検出手段からの入力電圧の大きさを検出するステップと、前記入力電圧の大きさにより入力電圧の異常を検知するステップと、前記電圧方向検出手段からの電圧の方向を記憶するステップと、前記入力電圧の異常を検知後に前記電源遮断手段により前記商用交流電源の入力を遮断するステップと、前記電源遮断手段による前記商用交流電源の入力の遮断後に、前記出力電圧検出手段からの負荷側の出力電圧の大きさを検出するステップと、負荷側の出力電圧の大きさから前記電源遮断手段により商用交流電源の遮断が行われたことを確認するステップと、前記電源遮断手段により商用交流電源の遮断が行われた後に前記インバータを前記電圧方向検出手段からの電圧の方向と反対方向の電圧で起動するステップとを有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明による無停電電源装置について説明する。図1は、無停電電源装置(UPS)の構成を示すブロック図、図2は、蓄電器としての双方向インバータの動作を説明する図、図3は、停電時の双方向インバータの動作を説明する図、図4は、無停電電源装置の停電検出制御のタイミングチャートを示す図、図5は、制御部に於ける停電検出時の制御のフローチャートを示す図、図6は、停電状態から商用交流電源が復帰した時の制御のフローチャートを示す図である。
【0014】
図1に示すように、無停電電源装置1は、外部の商用交流電源2より交流が入力される電源トランス3と、商用交流電源2の電源トランス3への電源供給を遮断する入力リレー4と、直流を蓄電するバッテリー5と、バッテリー5からの直流を交流に変換して電源トランス3に供給する双方向インバータ7と、商用交流電源2の電圧の大きさを検出する入力電圧検出手段としての入力電圧検出部8と、商用交流電源2の交流の半周期ごとの電圧の方向を検出する電圧方向検出手段としての電圧方向検出部9と、電源トランス3からの負荷側の出力電圧の大きさを検出する出力電圧検出手段としての出力電圧検出部10と、入力電圧検出手部8及び電圧方向検出部9並びに出力電圧検出部10からの信号により双方向インバータ7の出力を制御する制御手段としての制御部15より構成されている。
【0015】
図1に示すように、電源トランス3は、一次側に商用交流電源2からの交流電源が入力されて、二次側より負荷17に電力を供給する。また、電源トランス3には双方向インバータ7が接続されており、通常時は、電源トランス3は二次側として双方向インバータ7に電力を供給するようになっている。停電時は、電源トランス3は一次側として、双方向インバータ7から電力を供給されるように構成されている。
【0016】
図1に示す双方向インバータ7は、商用交流電源2が正常に通電された状態ではバッテリー5の充電を行う蓄電器として、また、商用交流電源2の電圧低下もしくは停電時にバッテリー5からの直流を交流に変換して負荷17に電力を供給するインバータとして動作するように構成されている。すなわち、双方向インバータ7は、蓄電器及びインバータとして動作可能な双方向機能を備えている。
【0017】
以下に、図2及び図3を参照して双方向インバータ7の動作を詳述する。図2及び図3に示すように、双方向インバータ7は、高周波成分を遮断するローパスフィルタ7aと、スイッチング素子としてのFET(図2及び図3に示すQ1,Q2,Q3,Q4)からなるブリッジ回路とで構成されている。
【0018】
商用交流電源2を使用している場合は、負荷17に電力を供給しつつ、双方向インバータ7には電源トランス3から電力が供給される。電源トランス3からの電力は、ローパスフィルタ7aを通って、FET(Q1,Q2,Q3,Q4)からなるバッテリー5が接続されているブリッジ回路に供給される。ブリッジ回路の各FETのゲートは制御部15に接続されており、制御部15は各FETをスイッチングする信号を出力する。各FETをスイッチングすることにより、双方向インバータ7は蓄電器として動作する。
【0019】
双方向インバータ7が蓄電器として動作する場合は、図2に示すように、FET(Q1),FET(Q2)をオフ状態に設定する。ローパスフィルタ7aからの電流は、FET(Q1),FET(Q2)の内部ダイオード(図2に示すD1,D2)を通り、制御部15でFET(Q3),FET(Q4)をスイッチングすることにより、図2に示す電流経路a、bに電流が流れてバッテリー5を充電する。尚、図2の1点鎖線で示す電流経路aは、電源トランス3からの交流電圧の方向がプラスの場合を示し、図2の2点鎖線で示す電流経路bは、電源トランス3からの交流電圧の方向がマイナスの場合を示している。
【0020】
また、商用交流電源2が停電した場合は、双方向インバータ7はインバータとして動作する。交流電圧の方向がプラスの正弦波を生成する場合には、図3に示すFET(Q2)とFET(Q3)をオフ状態に設定して、FET(Q1)とFET(Q4)のゲートにPWM(Pulse Wide Modulation)信号を入力する。これによりバッテリー5の直流が方形波となりローパスフィルタ7aから正弦波が出力される。交流電圧の方向がマイナスの正弦波を生成する場合は、FET(Q1)とFET(Q4)をオフ状態に設定して、FET(Q2)とFET(Q3)のゲートにPWM信号を入力することによりローパスフィルタ7aから正弦波が出力される。尚、図3の1点鎖線で示す電流経路cは、交流電圧の方向がプラスの正弦波を生成する場合を示し、図3の2点鎖線で示す電流経路dは、交流電圧の方向がマイナスの正弦波を生成する場合をそれぞれ示している。生成された正弦波は、電源トランス3を経由して負荷17に供給される。
【0021】
図1に示す入力電圧検出部8は、商用交流電源2の入力電圧を降圧する第1検出トランス8aと、第1検出トランス8aからの出力電圧を全波整流する第1整流器8bから構成される。入力電圧検出部8は、商用交流電源2の電圧を全波整流して制御部15へ出力するようになっている。
【0022】
図1に示す電圧方向検出部9は、商用交流電源2の交流の半周期ごとの電圧の方向を検出するものであり、比較器で構成されている。電圧方向検出部9は、第1検出トランス8aの2次側の電圧を入力信号として、基準値をゼロボルトとして、入力信号が基準値以上の時にハイレベル信号を出力し、入力信号が基準値未満の時にはローレベル信号を出力する。電圧方向検出部9の出力信号は、制御部15に入力するようになっている。電圧方向検出部9は、商用交流電源2の電圧方向がプラスの時はハイレベル信号を出力し、商用交流電源2の電圧方向がマイナスの時はローレベル信号を出力するため、制御部15は、商用交流電源2の電圧方向をチェックすることができる。
【0023】
図1に示す出力電圧検出部10は、電源トランス3の2次側の出力電圧を降圧する第2検出トランス10aと、第2検出トランス10aからの出力電圧を全波整流する第2整流器10bから構成される。出力電圧検出部10は、電源トランス3の出力電圧を全波整流して制御部15へ出力するようになっている。
【0024】
図1に示す制御部15は、CPU(中央処理装置)を内蔵したマイクロコンピュータ(図示せず)を中心に構成されており、マイクロコンピュータの入出力部により外部からの信号の読み込み及び外部への信号を出力するようになっている。入力電圧検出部8及び出力電圧検出部10から出力される信号はアナログ信号であるため、マイクロコンピュータの入出力部で、アナログ信号をA/Dコンバータでデジタル値に変換するように構成されている。マイクロコンピュータ上の記憶装置(メモリ)は、無停電電源装置1の停電の検出、双方向インバータ7の出力制御等を行う制御用のプログラムを記憶している。また、制御部15は、バッテリー5より電源が常時供給されているため、停電時でも動作するようになっている。
【0025】
図1に示す入力リレー4は、制御部15からの信号により、接点を開閉して、商用交流電源2の電源トランス3への電源の遮断及び供給を行うようになっている。
【0026】
次に、上記構成よりなる無停電電源装置1の停電検出制御のタイミングを図4に示すタイミングチャートを用いて説明する。
【0027】
図4(a)に示すように、商用交流電源2に時間t1で停電が発生すると、商用交流電源2の入力電圧が低下する。商用交流電源2の入力電圧は、入力電圧検出部8からの信号により制御部15で監視されており、商用交流電源2の入力電圧が40(V)以下の状態が連続して3msec以上続いた場合に、制御部15は停電と判断する。制御部15は、停電と判断した場合に、電圧方向検出部9からの商用交流電源2の電圧の方向を記憶する。図4(a)に示す例では電圧の方向をマイナスとして記憶する。
【0028】
また、制御部15は、図4(b)に示すように、入力リレー4に対して“OFF”信号を出力して、商用交流電源2からの電源トランス3への電源の供給を遮断する。入力リレー4は、制御部15からの“OFF”信号に対して、接点を開放するが、入力リレー4の応答時間がばらつくため、図4(c)に示すばらつき時間Tbが発生する。
【0029】
次に、制御部15は、負荷17への出力電圧を検出する出力電圧検出部10から出力電圧の大きさを読み込み、出力電圧がゼロボルトであることをチェックする。出力電圧がゼロボルトの場合は、入力リレー4の接点が開放されて、商用交流電源2と電源トランス3とが切断されたと判断する。制御部15は、出力電圧がゼロボルトであることを確認後、双方向インバータ7に対して電圧方向の設定を行う。この時の電圧方向は、電圧方向検出部9で検出した電圧方向と反対方向の電圧を設定する。図4(d)に示す例では、プラス方向の電圧が設定される。電圧方向の設定後、制御部15は双方向インバータ7に電力を供給するための起動信号を出力する。制御部15からの起動信号により、図4(d)に示すように、双方向インバータ7は所定の電圧方向から電圧を出力する。双方向インバータ7からの電力は電源トランス3に入力されて、電源トランス3から負荷17に供給される。図4(e)は、負荷に供給される出力電圧の波形を示している。
【0030】
以上述べたように、商用交流電源2が電源トランス3と完全に切断されたことを確認後に、双方向インバータ7から電源を供給しているため、電源トランス3による商用交流電源2と双方向インバータ7との短絡を防止することが出来る。
【0031】
次に、停電検出時の無停電電源装置1の制御部15に内蔵したマイクロコンピュータの制御の処理手順を図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0032】
図5示すように、最初にマイクロコンピュータのCPUは、ソフトウェア処理上で使用する記憶装置に割り当てられた停電検出用フラッグ(Fd)に“0(ゼロ)”を書き込み初期化する(ステップS1)。次に、入力電圧検出部8からの商用交流電源2の入力電圧(V)の読み込みを行う(ステップS2)。読み込んだ入力電圧(V)と前もって設定した基準電圧(Vs)との比較を行って、入力電圧(V)が基準電圧(Vs)よりも小さいかを判断する(ステップS3)。入力電圧(V)が基準電圧(Vs)よりも大きい場合は、ステップS1からの動作を繰り返す。入力電圧(V)が基準電圧(Vs)よりも小さい場合は、記憶装置より停電検出用フラッグ(Fd)のデータを読み出して、読み出したデータが“1”であるかをチェックする(ステップS4)。読み出したデータが“1”の場合は、ステップS7に移行する。読み出したデータが“1”でない場合は、記憶装置上の停電検出用フラッグ(Fd)に“1”を書き込む(ステップS5)。次に、マイクロコンピュータに内蔵したタイマを起動する(ステップS6)。尚、タイマは、入力電圧(V)が連続して基準電圧(Vs)以下の時の、商用交流電源2の停電を検出するための時間を計時するものである。
【0033】
次に、タイマから計時したタイマ時間(T)を読み出す(ステップS7)。読み出したタイマ時間(T)と前もって設定した基準時間(Ts)との比較を行って、タイマ時間(T)が基準時間(Ts)より短い場合は、ステップS2に移行する。タイマ時間(T)が基準時間(Ts)より長い場合は、無停電電源装置1に停電が発生したと判断して、電圧方向検出部9からの商用交流電源2の電圧方向を読み込み、読み込んだ電圧方向を記憶装置に記憶する(ステップS9)。また、入力リレー4に商用交流電源2の電源トランス3への入力を遮断するための“OFF”信号を出力する(ステップS10)。次に、出力電圧検出部10からの出力電圧を読み込む(ステップS11)。読み込んだ出力電圧がゼロボルトであるかをチェックして(ステップS12)、出力電圧がゼロボルトでない場合は、ステップS11に移行して出力電圧の読み込みを行う。出力電圧がゼロボルトの場合は、ステップS9で記憶した入力電圧と反対の方向の電圧を双方向インバータ7に設定する(ステップS13)。
【0034】
次に、双方向インバータ7の起動信号を出力して、双方向インバータ7が電源トランス3に電力を供給するようにする(ステップS14)。尚、双方向インバータ7は、ステップS13で設定された電圧方向に基づいて起動し、電源トランス3に電力を供給する。
【0035】
次に、停電状態から商用交流電源2が復帰した場合の無停電電源装置1の制御部15に内蔵したマイクロコンピュータの制御の処理手順を図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0036】
図6に示すように、最初にマイクロコンピュータのCPUは、ソフトウェア処理上で使用する記憶装置に割り当てられた電源復帰検出用フラッグ(Fg)に“0(ゼロ)”を書き込み初期化する(ステップS20)。次に、入力電圧検出部8からの商用交流電源2の入力電圧(V)の読み込みを行う(ステップS21)。読み込んだ入力電圧(V)と前もって設定した基準電圧(Vu)との比較を行って、入力電圧(V)が基準電圧(Vu)よりも大きいかを判断する(ステップS22)。入力電圧(V)が基準電圧(Vu)よりも小さい場合は、ステップS20からの動作を繰り返す。入力電圧(V)が基準電圧(Vu)よりも大きい場合は、記憶装置より電源復帰検出用フラッグ(Fg)のデータを読み出して、読み出したデータが“1”であるかをチェックする(ステップS23)。読み出したデータが“1”の場合は、ステップS26に移行する。読み出したデータが“1”でない場合は、マイクロコンピュータの記憶装置上の電源復帰検出用フラッグ(Fg)に“1”を書き込む(ステップS24)。
【0037】
次に、マイクロコンピュータに内蔵したタイマを起動する(ステップS25)。尚、タイマは、入力電圧(V)が連続して基準電圧(Vu)以上の時の、商用交流電源2の電源復帰を検出するための時間を計時するものである。タイマから計時したタイマ時間(T)を読み出す(ステップS26)。読み出したタイマ時間(T)と前もって設定した基準時間(Tu)との比較を行って、タイマ時間(T)が基準時間(Tu)より短い場合は、ステップS21に移行する。タイマ時間(T)が基準時間(Tu)より長い場合は、商用交流電源2より通電が開始されたと判断して、双方向インバータ7の出力を“OFF”になるように制御する(ステップS28)。次に出力電圧検出部10からの出力電圧を読み込む(ステップS29)。読み込んだ出力電圧がゼロボルトであるかをチェックする(ステップS30)。出力電圧がゼロボルトでない場合は、ステップS29に移行して出力電圧の読み込みを行う。出力電圧がゼロボルトの場合は、双方向インバータ7からの出力が遮断されたと判断して、入力リレー4を“ON”するように信号を出力する(ステップS31)。
【0038】
以上述べたように、制御部15のマイクロコンピュータの処理により、停電状態より商用交流電源2から通電が開始された場合にも、双方向インバータ7と商用交流電源2とが電源トランス3上で短絡することなく、負荷17に電力を供給することができる。
【0039】
また、本発明の無停電電源装置1は、商用交流電源2の電圧低下もしくは停電時の処理について述べたが、例えば、入力電圧が上昇したときにも、判定の電圧基準値を変えることにより、容易に電圧異常を検出することができるため、常に、負荷に安定した電力を供給することが可能となる。
【0040】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明による無停電電源装置によれば、商用交流電源の電圧低下もしくは停電を検出する入力電圧検出部と、商用交流電源の半周期ごとの電圧の方向を検出する電圧方向検出部と、負荷側の出力電圧の大きさを検出する出力電圧検出部とを設けて、入力電圧検出部及び電圧方向検出部並びに出力電圧検出部からの信号により双方向インバータの出力を制御することにより、停電時の双方向インバータへの切替を商用交流電源と短絡することなく、短時間で行うことができ、また、双方向インバータの励磁突入電流を防止することができる。
【0041】
また、本発明による無停電電源装置によれば、双方向インバータにより通常時にバッテリーの充電を行い、商用交流電源の電圧低下もしくは停電時にバッテリーからの出力を交流に変換して負荷側に電力の供給を行うことできるため、専用の蓄電器を設ける必要がないため、部品数を減らすことができ、回路構成を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無停電電源装置(UPS)の構成を示すブロック図である。
【図2】蓄電器としての双方向インバータの動作を説明する図である。
【図3】停電時の双方向インバータの動作を説明する図
【図4】停電電源装置の停電検出制御のタイミングチャートを示す図であり、(a)は、商用交流電源の入力電圧の波形、(b)は、入力リレーに入力する“OFF”信号の波形、(c)は、入力リレーの動作波形、(d)は、双方向インバータの出力電圧の波形、(e)は、負荷に印加される出力電圧の波形を示す。
【図5】制御部に於ける停電検出時の制御のフローチャートを示す図である。
【図6】停電状態から商用交流電源が復帰した時の制御のフローチャートを示す図である。
【図7】従来の無停電電源装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 無停電電源装置(UPS)
2 商用交流電源
3 電源トランス
4 入力リレー
5 バッテリー
7 双方向インバータ
7a ローパスフィルタ
8 入力電圧検出部
8a 第1検出トランス
8b 第1整流器
9 電圧方向検出部
10 出力電圧検出部
10a 第2検出トランス
10b 第2整流器
15 制御部
17 負荷
20 インバータ
21 停電検出部
22 制御回路
23 充電器
Q1,Q2,Q3,Q4 FET
Claims (2)
- 1次側に商用交流電源及びインバータからの電源を接続し、2次側から負荷に電源を供給する電源トランスと、前記商用交流電源と前記電源トランス間に商用交流電源を遮断する電源遮断手段と、前記商用交流電源の入力電圧の大きさを検出する入力電圧検出手段と、負荷側の出力電圧の大きさを検出する出力電圧検出手段と、前記入力電圧検出手段及び前記出力電圧検出手段からの信号により前記インバータの出力を制御する制御手段とを備え、商用交流電源の電圧低下もしくは停電時に、バッテリーからの電源をインバータにより負荷に電力を供給する無停電電源装置であって、
前記制御手段は、前記入力電圧検出手段からの入力電圧の大きさを検出するステップと、前記入力電圧の大きさにより入力電圧の異常を検知するステップと、前記入力電圧の異常を検知後に前記電源遮断手段により前記商用交流電源の入力を遮断するステップと、前記電源遮断手段による前記商用交流電源の入力の遮断後に、前記出力電圧検出手段からの負荷側の出力電圧の大きさを検出するステップと、負荷側の出力電圧の大きさから前記電源遮断手段により商用交流電源の遮断が行われたことを確認するステップと、前記電源遮断手段により商用交流電源の遮断が行われた後に前記インバータを起動するステップとを有することを特徴とする無停電電源装置。 - 1次側に商用交流電源及びインバータからの電源を接続し、2次側から負荷に電源を供給する電源トランスと、前記商用交流電源と前記電源トランス間に商用交流電源を遮断する電源遮断手段と、商用交流電源の入力電圧の大きさを検出する入力電圧検出手段と、前記商用交流電源の交流の半周期ごとの電圧の方向を検出する電圧方向検出手段と、負荷側の出力電圧の大きさを検出する出力電圧検出手段と、前記入力電圧検出手段及び前記電圧方向検出手段並びに前記出力電圧検出手段からの信号により前記インバータの出力を制御する制御手段とを備え、商用交流電源の電圧低下もしくは停電時に、バッテリーからの電源をインバータにより負荷に電力を供給する無停電電源装置であって、
前記制御手段は、前記入力電圧検出手段からの入力電圧の大きさを検出するステップと、前記入力電圧の大きさにより入力電圧の異常を検知するステップと、前記電圧方向検出手段からの電圧の方向を記憶するステップと、前記入力電圧の異常を検知後に前記電源遮断手段により前記商用交流電源の入力を遮断するステップと、前記電源遮断手段による前記商用交流電源の入力の遮断後に、前記出力電圧検出手段からの負荷側の出力電圧の大きさを検出するステップと、負荷側の出力電圧の大きさから前記電源遮断手段により商用交流電源の遮断が行われたことを確認するステップと、前記電源遮断手段により商用交流電源の遮断が行われた後に前記インバータを前記電圧方向検出手段からの電圧の方向と反対方向の電圧で起動するステップとを有することを特徴とする無停電電源装置。
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