JPH0322818A

JPH0322818A - 出力電圧異常検出回路

Info

Publication number: JPH0322818A
Application number: JP15454289A
Authority: JP
Inventors: Yukihiko Wakai; 若井　行彦; Yoshinori Nagoya; 名古屋　喜則; Takashi Funada; 孝船田
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1989-06-19
Filing date: 1989-06-19
Publication date: 1991-01-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は多出力電源にかげる各出力の出力電圧異常を検
出するための出力電圧異常検出回路に関するものである
。

（従来の技術）通信機器などでは、各回路の要求する電圧が異なるため
に、その電源部は異なる電圧値の複数の電源出力を備え
ている。このような電源部では、伺らかの理由によって
出力電圧に異常が発生し、回路の素子が損傷されるのを
防止するため、各出力毎に１つの出力電圧異常検出手段
（具体的には過電圧保賎回路）が設けられている〇この種電源装置は、例えば、日本工業技術センター刊、
１９８０年、「スイッチングレギュレーター設計・実装
●応用マニエアルＪ，１５５頁及び１５４頁に記載があ
る。この場合、各出力ごとに出力電圧異常検出手段が設
けられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術にかいては、各出力ごとに過電圧保護回路
が設けられているため、コストアップを招くと共に，構
成の複雑化及び大型化を招いている。

本発明の目的は、出力数よう少ない電圧検出手段によっ
て各出力の異常を検出できるようにした出力電圧異常検
出回路を提供することにある０？課題を解決するための
手段〕上記目的を達成するため、本発明は、出力ラインの２出
力ライン毎の線間電圧を監視し、設定線間電圧をこえる
ときに異常電圧検出信号を発生する電圧検出回路の複数
を備えて構成している。

さらに、負荷を異常電圧から保護を図るために、複数の
電圧検出回路よう何れか１つの異常電圧検出信号が発生
したときに、負荷への出力電圧の供給を逍断するライン
遮断手段を設けることができる０〔作用〕上記手段によれば、２つの出力ラインの少なくとも一方
の電圧が規定電圧以上に■ると、ライン間電圧が設定値
以上になり、接続されている電圧検出回路が異常電圧検
出信号を発生する。したがって、個々のラインに電圧検
出手段を設けることなく各々の出力ラインに異常電圧が
発生したことを検知することができる。

さらに、得られた異常電圧検出信号を用いて電源部の入
力側または出力側を速断することによシ、負荷への出力
電圧の供給を遮断でき、負荷の回路素子を異常電圧から
保護することができる。

〔実施例〕

以下、本発明による出力電圧異常検出回路を図面に基づ
いて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である〇第１図において、入力遮断回路１は異常検出信号ｄが印
加されたときに後段に対する入力電圧の供給を遮断丁る
０この入力ｆｉ断回路１には、Ｎ個の出力ライン０１〜
ｅＮを有する電圧変換回路２が接続されている。電圧変
換回路２の出力ライン０１〜ｅｌにはＵ個の電圧検出回
路４１〜４Ｍを備えて各々よう異常電圧検出信号ｄ，〜
ｄＭが出力される出力電圧異常検出部６が接続されてい
る。また、異常電圧検出信号ｄ，〜ｄＭ　　は、入力遮
断回路１に入力されている。Ｍ個の電圧検出回路５１〜
５Ｍは、１つが出力ライン０１〜θ賀の隣接の２本を監
視できるように構成されてるので、出力ライン●の２本
置きに１つを配設すればよい。

したがって、電圧検出回路４１〜４Ｍは１　出力ライン
０１〜ａｌｌ　が偶数本の場合にはＮ／２個となシ、奇
数本の場合には１＋（Ｎ／２）個になる。

奇数の場合、１本のみ対地電圧を監視するか、筐たは２
個の電圧検出回路４に重複して接続する構成とすればよ
い０々か、ここで、Ｎ及びＵは自然数である。

次に、以上の構成による実施例の動作について説明する
。

入力電圧は入力遮断回路１を介して電圧変換回路２に供
給される０電圧変換回路２は各出力ライン０１〜θ■　
ごとに設定された直流電圧を出力する。この出力電圧は
、必要に応じて電圧安定化などが施される０出力ライン
０１〜ｅｍは、出力電圧異常検出部３によって監袂され
、異常が発見された場合に異常検出信号ｄを出力する。

この場合、出力電圧異常検出部５内の電圧検出回路４，
〜４−は、出力ラインｅの２本を同時に監袂している。

ここで、説明の便宜上、出力ラインｅ１と８２を電圧検
出回路４よって監視する場合について説明する〇出力ラインｅ１と　８２　　の間の電圧が、規定された
許容範囲をこえた場合、電圧検出回路４，は、出力ライ
ンｅ１　ｔたはθ２　の電圧が異常であると判断し、異
常電圧検出信号ｄ，を出力する。この異常電圧検出信号
ｄ１　を受けた入力遮断回路１は、電圧変換回路２への
入力電圧の供給を速断するように動作する。このため、
電圧変換回路２ぱ出力ライン０１〜ｅｇ　　の全てに対
する電圧発生を停止する。同様に、入力迩断回路１は異
常電圧検出信号ｄ２〜ｄＭの何れかが発生したときにも
動作し、電圧変換回路２を不動作にさせる。

第２図は本発明の第２実施例を示すブロック図である。

本実施例は、入力遮断回路１を除去し、出力ライン０１
〜ｅｌＩＯ各々に異常電圧検出信号ｄ２〜ｄＩＩ＋　の
各々によって動作する負荷保護回路５１〜５＋＋−１．
　５ｍ　を挿入したものである。

第２図において、前記実施例と同様に出力ラインｅ１　
と０２の間の電圧が、規定された許容範囲をこえた場合
、電圧検出回路４１　　は、出力ラインθ１またぱｅ２
　の電圧が異常であると判断し、異常電圧検出信号ｄ１
　　を出力する。この異常電圧検出信号ｄ１　を受けた
負荷保護回路５１及び５２は、電圧変換回路２よｂの出
力電圧を遮断し、負荷に電圧が供給されないようにする
。これによう負荷である回路の各素子を過電圧から保護
することができる。

第３図は本発明の第３実施例を示すブロック図である。

本実施例は、前記各実施例が異常時に入力或いは出力を
遮断する構成としていたのに対し、外部の制御回路など
に異常検出信号ｊを供給できるようにしたものである。

このために、電圧検出回路４１〜４１１　よう出力され
る異常電圧検出信号ｄ１〜ａ．を入力として異常検出信
号ｊを出力する電圧検出信号送出回路６を設けている。

この実施例では、出力ライン０１〜８＋　（２）倒れか
に異常が検出され、応答する電圧検出回路４１〜４１ｌ
よシ異常電圧検出信号ｄが出力されると、電圧検出信号
送出回路６は異常検出信号ｊを出力する。この異常検出
信号ｊを用いて電源部の制御などを行うことができる。

以上のように、上記実施例によれば、Ｎ本の出力ライン
０１〜　ｏＩＩに対し、約半分の数の電圧検出回路４に
よって異常検出が可能になう、コストダウンが可能にな
ると共に、回路構成の簡略化を図ることができる。

〔発明の効果〕

本発明は上記の通う構成されているので、次に記載する
効果を奏する。

請求項１の出力電圧異常検出回路にかいては、出力ライ
ンの２ライン毎の線間電圧を監視し、設定線間電圧をこ
えるときに異常電圧検出信号を発生する電圧検出回路の
複数を備えた出力電圧異常検出回路としたので、出力ラ
イン数の約半分の数の出力電圧異常検出手段を設けるの
みで各出力ラインの異常電圧発生を検知することができ
、′這源部の簡略化及びローコスト化を図ることができ
る。

請求項２の出力電圧異常検出回路に９いては、？られた
異常電圧検出信号を用いて電源部の入力側または出力側
を遮断することにより、負荷への出力電圧の供給を遮断
でき、負荷の回路素子を異常電圧から保護することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
本発明の第２実施例を示すブロック図、第５図は本発明
の第３実施例を示すブロック図である。１・・・入力遮断回路、２・・・電圧変換回路、３・・
・出力電圧異常検出部、４１〜４１・・電圧検出回路、
５，〜５Ｎ・・・負荷保護回路、６・・・電圧検出信号
送出目路、ｄ２〜ｄ■　ｊ・・・異常電圧検出信号、０
１〜ｅＮ　　・・・出力ライン。第　１　轟１・・ムカＬ断区目存２　電β髪樽圀路４，〜佃電（掖山回路３一山力電丘実軒腋１洋第２田２・・・電圧更換田路３１〜３バ・・・電亙萩出回躇５，〜　５Ｎ−＝　ｊ聖Ｍイ釆書ｉｓ路３・・゜一但力
電ＡスＴ−挾出奢Ｐ第５回？，・・電圧′Ｄ＄！器４１〜４／／Ｉ・・電斥楕山回路５゛゜山ｆＪ電三ス牢秩山郭

Claims

【特許請求の範囲】１、複数の出力ラインを備えた多出力電源装置において
、前記出力ラインの２ライン毎の線間電圧を監視し、設
定線間電圧をこえるときに異常電圧検出信号を発生する
電圧検出回路の複数を備えて構成することを特徴とする
出力電圧異常検出回路。２、前記異常電圧検出信号の何れか１つが発生したとき
に、負荷への出力電圧の供給を遮断するライン遮断手段
を設けたことを特徴とする請求項１記載の出力電圧異常
検出回路。