JPH03228156A - マイクロコンピュータ・システム - Google Patents

マイクロコンピュータ・システム

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JPH03228156A
JPH03228156A JP2024096A JP2409690A JPH03228156A JP H03228156 A JPH03228156 A JP H03228156A JP 2024096 A JP2024096 A JP 2024096A JP 2409690 A JP2409690 A JP 2409690A JP H03228156 A JPH03228156 A JP H03228156A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロコンピュータ・システムに関して、特
にメモリ部へのアクセスの際のアクセスのチエツク等の
メモリ管理機能を有するマイクロコンピュータ・システ
ムに関する。
〔従来の技術〕
マイクロコンピュータ・システムのメモリ管理は通常、
メモリマネージメント・ユニット(以下、MMUと記す
)をマイクロコンピュータに内蔵するか、専用のMMU
チップをマイクロコンピュータ外部に接続することで行
なっている。
MMUは通常、アドレス、データのバス幅が広い高機能
マイクロコンピュータに適用される。特に、最近の32
ビツトのマイクロコンピュータでは、MMUを標準的に
内蔵しているものが多い。
MMUの本来の役割は、アドレスバス幅や、プログラム
やデータが配置されている物理的なアドレスなどを意識
せずにプログラム作成を可能にすることにある。そのた
めに、プログラムには論理アドレスを定義し、実際にメ
モリ部に対し出力されるアドレスを物理アドレスとし、
この論理アドレスと物理アドレスとを対応づけるテーブ
ルを用意する。このテーブルを管理するのがMMUであ
る。
論理アドレスを物理アドレスへ変換する手法は数々考え
られるが、マイクロコンピュータ・システムの分野では
ページング方式が一般的である。
ベージング方式とは、例えば4KBを1ページとし、こ
のページ単位に論理アドレスを物理アドレスへ変換する
方式である。この場合、論理アドレス及び物理アドレス
の4KBのページ内オフセットは同じになる。
さらにMMUでは、アクセスの管理も行なう。
アクセスの管理とは、プログラフ空間にデータライトし
たり、データ空間からプログラムのフェッチを行なった
りするなどの例外的なアクセスが発生した場合、そのア
クセスに対するプログラム空間やデータ空間を保護する
ことである。通常、この管理単位も前述のページが当て
られる。ページ単位に、プログラム空間、データ空間の
リード・ライト可能、データ空間リードオンリなどの属
性が与えられ、論理アドレスでのアクセスの種類と、ア
クセスされたページの属性の整合がとれない場合、例外
と判断され割込みを発生するなどして通知する。このよ
うにアクセスの管理は、MMUの機箭の一部として、論
理アドレスを物理アドレスに変換するページを管理単位
とし、アドレス変換と連動した形で実行されるのが一般
的である。以下、このページ毎の属性のこのをプロテク
ション情報と記す。
さらにマルチタスク動作環境においては、実行中のタス
ク(以下、カレントタスクと記す)が他のタスクのプロ
グラム空間、データ空間をアクセスしないように、タス
クの識別番号(以下、TIDと記す)毎にアクセスの管
理を行う。論理アドレスを物理アドレスに変換する過程
で、予め設定したTIDとカレントタスクのTID(以
下、CTIDと記す)を比較し、不一致ならば割込みを
発生して例外であることを通知する。CTIDはタスク
の入換え発生の度にCPUによって書換えられる。
以上説明したことを、第4図〜第7図を参照しながらよ
り詳しく説明していく。本例では、4GBの論理アドレ
スを4GBの物理アドレスへ変換するシステムで、ペー
ジを4KBとしている。またタスクの数は32個として
いる。
第4図は、従来のこの種のマイクロコンビュータ・シス
テムの一例を示すブロック図で、マイクロコンピュータ
100cとメモリ部200とで構成される。マイクロコ
ンピュータ100cとメモリ部200とは、32ビツト
のアドレスバス82.32ビツトのデータバス4とで接
続される。
マイクロコンピュータ100oは、CPU10Aとメモ
リマネージメント・ユニット(MMLJ ) 40とバ
ス制御ユニット(BCU)20cと割込みコントローラ
(I N T C) 30 Bとで構成される。
CP U 10 Aからメモリマネージメント・ユニッ
ト40へは、32ピツI・の論理アドレスLADが出力
され、また、バス制御ユニツl−20Cに対してはリプ
レース要求信号RPRQが出力される。メモリマネージ
メント・ユニット4oがらバス制御ユニット20cへは
、32ビツトの物理アドレスPADと、20ビツトのペ
ージテーブル・オフセットデータPTOFDと、2ビツ
トのプロテクション情報PTIとが出力される。バス制
御ユニット20cは外部のメモリ部200と、32ビツ
トのアドレスバス2及び32ビツトのデータバス4で接
続されている。また、メモリマネージンメント・ユニッ
ト40からは割込みコントローラ30gに対し、割込み
信号I NTA 、  I NTBが出力され、バス制
御ユニット20Cから割込みコントローラ30gに対し
、割込み信号lNTcが出力され、割込みコントローラ
30aからCPUl0Aに対しては、割込み信号I N
 T oが出力される。また、CPUl0A、メモリマ
ネージンメント・ユニット40.バス制御ユニット20
c1割込みコントローラ30eは、32ビツトの内部デ
ータバス3で相互に接続されている。
第5図はメモリマネージンメント・ユニット40のブロ
ック図である。
前述したように、32ビツトの論理アドレスLADを3
2ビツトの物理アドレスPADへ変換するための変換情
報は、プロテクション情報P′r1.1” I Dなど
と共にメモリ部200上に配置される。この変換情報と
プロテクション情報PTIとTIDとをまとめて以下、
デイレクトりと記す。また、このディレクトリの集合を
ページ・テーブルと記す、このディレクトリは、ページ
数分だけメモリ部200上にページテーブルとして配置
されるわけであるが、CP U 10 Aからの論理ア
ドレスLADによるアクセスが発生する度にその論理ア
ドレスLADに対応したディレクトリをページテーブル
から読出し、プロテクション情報PTIのチエツクや、
TIDとCTIDとの比較や、物理アドレスPADへの
変換をして、はじめて物理アドレスPADをメモリ部2
00に対し出力することができる。また、CTID記憶
部44はタスクの入換えが発生する度にCPUl0Aに
よって書換えられる。
今、仮にマイクロコンピュータ100cとメモリ部20
0との間の1回のアクセスにnクロック要するとすると
、1回の論理アドレスLADがら物理アドレスPADへ
の変換は、ページテーブルからのディレクトリの読出し
にnクロック、物理アドレスPADによるメモリ部20
0へのアクセスにnクロック、計20クロックを要して
しまう。この問題点を解消するために、ページテーブル
のコピーを小容量、マイクロコンピュータ100cのメ
モリマネージメントユニット40内部に設け、論理アド
レスLADが出力された際、対応するディレクトリが内
蔵のページテーブルのコピー中に存在すれば、基本的に
1クロツクで、論理アドレスLADを物理アドレスPA
Dへ変換したり、プロテクション情報PTIのチエツク
を実行することができる。この内蔵する小容量のコピー
を格納する部分を、内部変換用記憶部(TLB (Tr
anslation Lookaside Buffe
r)) 43と呼ぶ。ページテーブルと内部変換用記憶
部43とをどのように対応づけるかには諸々の手法があ
るが、本例では、第5図に示された一般的に実現されて
いる2ウエイ・セット・アソシアティブと呼ばれる手法
について説明する。
メモリマネージメント・ユニット4oは、マイクロコン
ピュータ100c内の他のユニットと内部データバス3
で接続され、CPUl0Aより論理アドレスバスラ経由
で、32ビツトの論理アドレスLADを受取り、これを
内蔵の内部変換用記憶部43の情報により物理アドレス
PADに変換し、32ビツトの物理アドレスバス1に出
力する。またこの時、2ビツトのプロテクションPTI
を出力する。内部変換用記憶部43は64個のディレク
トリDIを内蔵し、これを32個ずつ、デイレクトリセ
ットDSI、DS2の2つに分割している。それぞれの
デイレクトリセットDS1、DS2は、論理アドレスL
AD中の5ビツト情報によってアドレスされる。論理ア
ドレスLAD中の同じ5ビツトのアドレスは、ブイレフ
I・リセットDSL、DS2の同じ位置を占めるディレ
クトリDIを指定する。この構造故に、本方式は2ウエ
イ・セット アソシアティブと呼ばれる。
今、ページの単位を4KBとしているなめ、32ビツト
の論理アドレスLADの下位12ビツトはページ内のオ
フセットとして、そのまま32ビツトの物理アドレス中
に下位12ビツトとなる。
従って、2 ”= 32 K個中いづれか2つのディレ
クトリが内部変換用記憶部43のいづれかのデイレクト
リセットを占める形となる。32に個のプログラム、デ
ータに対して、32個のディレクトリは少なく思えるが
、実行のある一時点をとってみると、プログラムにして
もデータにしても狭い範囲でのアクセスに限定される(
これをプログラムの局所性という)。4GBの物理アド
レス、ベージ単の4KBのシステムに対し、64個のエ
ントリという小規模の内部変換用記憶部43の情報だけ
で管理を行なうのも、このプログラムの局所性を期待し
たものといえる。
32ビツトの論理アドレスLAD中の5ビツトでアドレ
スされたデイレクトリセットDSL中のディレクトリD
Iと、デイレクトリセットDS2中のディレクトリDI
とは同時に読出される。
ディレクトリDIの構成は第6図に示され、42ビツト
構成で、下位から20ビツトの物理アドレスベージ番号
61.2ビツトのプロテクション情報62.5ビツトの
TID63.15ビツトのアドレスタグ情報64となっ
ている。2ピツI・のプロテクション情報62は、“0
0″の時プログラム空間であるとを、“01″の時デー
タ空間リード・ライト可能であることを、” 10 ”
の時データ空間リードオンリであることをそれぞれ示し
ている。
第5図において、読出されたディレクトリI)I中の上
位15ピッI−のアドレスタグ情報64は、32ビツト
の論理アドレスLADの上位15ビツトとそれぞれの比
較器45B、45Dで比較され、一致した場合(これを
ヒラ)〜と呼ぶ)一致信号EQ1.EQ2を出力する。
一致信号EQIEQ2はセレクタ46A 、46aに入
力される。
セレクタ46Aは、一致信号EQIがアクティブであれ
はディレクトリセツl−D S 1のディレクトリDI
中の20ビツトの物理アドレスページ番号61を選択し
、一致信号EQ2がアクティブであればデイレクトリセ
ットDS2のディレクトリDI中の物理アドレスベージ
番号61を選択する。
32ビツトの物理アドレスPADは、32ビツトの論理
アドレスLADの下位12ビツトと、セレクタ46Aの
20ビツトの出力とから合成される。
同様に、読出されたディレクトリDI中の5ビツトのT
ID63はCTID記憶部44の情報と比較され、一致
した場合に一致信号EQ3.EQ4を出力する。
一方、セレクタ46eは、一致信号EQIがアクティブ
であればデイレクトリセットDSLのディレクトリDI
中の2ビツトの10チクジヨン情報62を選択し、一致
信号EQ2がアクティブであればデイレクトリセットD
S2のディレクトリDI中の2ビツトのプロテクション
情報62を選択し、10デクジヨン情報PTIとしてバ
ス制御ユニット20cへ出力する。
一致信号EQI、EQ2が共にインアクティブの時は、
デイレクトリセットDSL、DS2のどちらにも対象と
なるディレクトリDIが存在しないことになるため(こ
れをミス・ヒツトと呼ぶ)、割込みコトローラ30II
に対し割込み信号I N T Aが出力される。割込み
コントローラ30Bは割込み信号I NTAを受は付け
ると、優先順位判別や割込み禁止判別などを実行した後
、CP U 1. OAに対し割込み信号I N T 
oを出力し、CP U I OAに対しミス・ヒツトし
た際必要となるページテーブル内の所定のディレクトリ
と、内部変換用記憶部43中のディレクトリの入換え作
業を依頼する。CP U 10 Aは、この割込み信号
INT、)を受は付けるとリプレース要求信号RPRQ
をバス制御ユニット201−に対して出力し、内部変換
用記憶部43中のディレクトリ入換えを指示する。また
この時メモリマネジメント・ユニット40からは、32
ビットの論理アドレスLADの−F位20ビットがペー
ジテーブルオフセットデータPTOFDとしてバス制御
ユニッl” 20 cに対し出力される。
また、一致信号EQI、EQ2のどちらかかアクティブ
でデイレクトリセットDSI、DS2のどちらかに対象
とするブイレフ1−リDIが存在しても、そのディレク
トリDIのT I D 63がCTID記憶部44の情
報と異なる場合は、CPU10Aはカレントタスク以外
のプログラム空間。
データ空間にアクセス要求しているので、割込みコント
ローラ30Bに対して割込み信号INTBを発生する。
第7図はバス制御ユニット20cのブロック図である。
このバス制御ユニット20cは、制御部24c32ビツ
トのページテーブル・ベースポインタ201、加算器2
02.セレクタ203.データバッファ26及びアドレ
スバッファ25から構成される。
メモリマネジメント・ユニット40でヒツトし且つヒツ
トしたディレクトリのTIDとCTID記憶部44の情
報とが一致した場合、バス制御ユニット20はメモリマ
ネジメント・ユニット40から32ビツトの物理アドレ
スPADと、2ビツトのプロテクション情報PTIを受
は取る。制御部24cはプロテクション情報PTIから
、データ空間からプログラムフェッチを行なっていない
か、リードオンリのデータ空間にデータライト処理を行
なっていないかなどを判別し、もし誤ったアクセスを行
なっている場合は、割込み信号lNTcを割込みコント
ローラ30Bに対し出力する。割込みコントローラ30
eは割込み信号lNTcを受は取ると諸々の判別を行な
った後、cpUIO^に対し割込み信号INTDを出力
し例外処理ルーチンの起動を要求する。
一方、制御部24 cにおける判定の結果、アクセスに
誤りがないと判断されると、セレクタ203は物理アド
レスバス1側に選択し、アドレスバッファ25には物理
アドレスPADが格納され、アドレスバス2に出力され
る。
次に、メモリマネジメント ユニット40においてミス
・ヒツトした場合の動作について説明する。
バス制御ユニット20cは、CPLIIOAからのリプ
レース要求信号RPRQと、メモリマネジメント・ユニ
ット40からのページテーブル・オフセットデータPT
OFDを受は取る。制御部24oがリプレース要求信号
RPRQを受は取ると、ページテーブル指定信号PTD
を出力する。
この場合セレクタ203は、加算器202の出力を選択
しアドレスバッファ25に格納する。
方、加算器52は、予め設定されているページテーブル
のベースアドレスを指定する32ビツトのページテーブ
ル・ベースポインタ201の出力と20ビツトのページ
テーブル・オフセットデータPTOFDとを加算し、リ
プレースの対象となるアドレスを算出する。つまり、ミ
ス・ヒツトが発生すると論理アドレスは無効となり、予
め設定されている物理アドレスであるページテーブル・
ベースポインタ201の出力を利用することでページテ
ーブルをアクセスする。
また、メモリマネジメント・ユニット40においてミス
・ヒツトの時、デイレクトリセットDS1、DS2のど
ちらのディレクトリと、ページテーブル中のディレクト
リとを入換えるかを決定する方式にもいろいろあり、最
も前に入換えが発生したものを入換えの対象とする方式
(F I FO:Ftrst In First 0u
t)や、最も前にアクセスを受けたものを入換えの対象
とする方式(LRU :Least Recently
 Used )などがあるが、入換え機構は本発明の主
旨に無関係であるため、特に図示せず説明も省略する。
(尚、更に詳細な構成、動作に関しては、80386ユ
ーザズ・マニュアル、68020ユーザズ・マニュアル
等参照) 〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来のマイクロコンピュータ・システムは、メ
モリ部200へのアクセスを管理するために、論理アド
レスLADを物理アドレスPADへ変換するための機構
を導入し、変換の単位であるページをアクセスの管理単
位とする方式となっているので、メモリマネジメン1〜
・ユニット40などのハードウェアや、かなり大掛かり
な制御ロジック部を内蔵しなければならず、マイクロコ
ンピュータ・システムの設計コストや製造コストを引上
げるという欠点があり、また、論理アドレスLADを物
理アドレスPADへ変換する機構そのものを必要とせず
、単にメモリアクセスの際のチエツク機能だけを必要と
する利用者にとってみれば、ページテーブルの設定や、
ミス・ヒツトした際のディレクトリ入換えプログラムの
作成などの、プログラム作成に負担を強いられるという
欠点がある。
本発明の目的は、メモリマネジメント・ユニット、制御
ロジック部等のハードウェアを削減して設計コストや製
造コストの低減をはかることができ、またメモリアクセ
スの際のチエツク機能だけを必要とする利用者に対して
は、プログラム作成の負担を軽減することができるマイ
クロコンピュータ・システムを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のマイクロコンピュータ・システムは、メモリ部
の全アドレス空間と対応する物理アドレスの物理アドレ
スバスノ\の出力、内部データバスからのデータの処理
、処理されたデータの前記内部データバスへの出力、及
び入力された割込み信号に対する処理を含む所定の処理
を行うCPUと、前記物理アドレスを一時保持し前記メ
モリ部へ出力するアドレスバッファ、前記メモリと接続
するデータバスと前記内部データバスとの間のデータを
一時保持し伝達するデータバッファ、前記メモリ部の全
アドレス空間を所定の管理単位に分割しこれら管理単位
に対するアクセスの管理情報を記憶しておき、前記物理
アドレスの所定のビットにより指定された前記管理情報
を出力するアクセス管理情報部、及びこのアクセス管理
情報部からの管理情報に従って前記管理単位に対するア
クセスの妥当性を判別しその結果に応じて割込み信号を
出力する制御部を備えたバス制御ユニットと、このバス
制御ユニットからの割込み信号に対し所定の判断、処理
を行いその結果に応じて前記CPUに対し割込み信号を
出力する割込みコントローラとを有し前記メモリ部に対
するアクセス管理を行うマイクロコンピュータを含んで
構成される。
また、マイクロコンピュータに、全管理単位のうちのア
クセス管理を適用する所定の管理単位を指定する情報を
格納しておくベースポインタ部を設け、このベースポイ
ンタ部に格納されている情報と対応した管理単位に対し
てアクセスの妥当性を判別するようにした構成を有して
いる。
また、マイクロコンピュータに、マルチタスク動作環境
における現在実行中のタスクを識別するための実行タス
ク識別手段と、前記マルチタスク動作環境のタスク数分
のアクセス管理情報部及びベースポインタ部とを設け、
前記実行タスク識別手段により識別されたタスクと対応
する前記アクセス管理情報部及びベースポインタ部の出
力情報により所定の管理単位のアクセス管理を行うよう
にした構成を有している。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図(a)、(b)は本発明の第1の実施例を示すブ
ロック図及びこの実施例のバス制御ユニットの内部ブロ
ック図である。
この実施例は、第1図(a)に示すように、マイクロコ
ンピュータ100及びメモリ部200で構成され、マイ
クロコンピュータ1ooは、CPU10.バス制御ユニ
ット(以下BCUという)20、割込みコントローラ(
以下■N′rcという>30から構成され、それぞれの
ユニットは、内部データバス3で相互に接続されている
。また、CP U 10がらBcU2oへは32ビツト
の物理アドレスPADが出力されている。)13ctJ
20は、l N T C30に割込み信号I NT、を
出力し、I N T C30はCP U 1.0に割込
み信号INT2を出力する。また、B CU 20とメ
モリ部200とは、32ビツトのアドレスバス2と32
ビツトのデータバス4とで接続されている。
B CLJ 20は、第1図(b)に示すように、制御
部24.アクセス管理情報部としてのプロテクション情
報部23.ベースポインタ部21.比較器22、データ
バッファ26.アドレスバッファ25から構成される。
アドレスバッファ25には、物理アドレスバス1からの
内容が格納され、その出力がアドレスバス2に出力され
、メモリ部200のアドレスを指定する。データバッフ
ァ26には、内部データバス3とデータバス4とが接続
されている。
メモリ部200のアクセス管理の単位であるページは4
KBとし、物理アドレスPADの上位20ビツトは、ペ
ージアドレスPGAとしてプロテクション情報部23と
比較器22へ入力される。ページアドレスPGAの20
ビツトのうち、下位8ビツトかプロテクション情報部2
3へ、上位12ビツトが比較器22へそれぞれ入力され
る。
プロテクション情報部23は、各ページ単位ごとの2ビ
ツトのプロテクション情報PTIを256個分内蔵して
いる。このプロテクション情報PTIは、第6図で説明
したディレクトリ0■の10デクジヨン情報62の構成
と同様のものを想定している。ページ単位が4KBで、
最大256個のプロテクション情報PTIを設定できる
ため、最大IMBのメモリ空間に対し10チクジヨン管
理を適用することができる。
ベースポインタ部21には、内部データバス3経由で、
プロテクションを適用するメモリ空間を4GB中のどの
IMBとするがを指定するアドレス情報が予め格納され
ている。
32ビツトの物理アドレスPADが与えられると、最上
位側の12ビツトとベースポインタ部21の12ピッ1
−のアドレス情報とを比較器103で比較し、これらが
一致すると、比較322は一致信号EQを制御部24へ
出力する。一方、プロテクション情報部23がらは、対
応する2ビツトのプロテクション情報PTIが制御部2
4へ出力される。
制御部24は、−負信号EQがアクデイプである場合、
プロテクション情報PTIを判読し、従来例で説明した
ようにアクセスに誤りがあれば割込み信号I NT1を
I NTC30に対し出力する。以下、I NTC30
は割込み信号I N T 1に対する割込み禁止判別処
理等を行い、その結果に応じて割込み信号INT2をC
PUl0に対し出力し、CPUl0はこの割込み信号I
NT2に応して所定の割込み処理等を行う。
尚、この実施例においては、−負信号EQがインアクテ
ィブであるメモリ空間に対してプロテクションの管理を
実行せずアクセスを許すことを想定したが、これは1つ
の例であり、実際には他の方法を採ってもよい。
第2図は本発明の第2の実施例のバス制御ユニットのブ
ロック図である。
この実施例が第1の実施例と異なっている点は、バス制
御ユニット20^に、プロテクション情報部23A、2
3B、ベースポインタ部2IA、21B、及び比較器2
24.22Bのそれぞれ2組ずつ設け、比較器22Aか
らの一致信号EQAがアクティブの時にはプロテクショ
ン情報部23Aからのプロテクション情報PTI^を、
比較器22Bからの一致信号EQaがアクティブの時に
はプロデクジョン情報部23Bからのプロテクション情
報PTIBを選択し、2ビツトのプロテクション情報P
TIを制御部24Aへ出力するセレクタ27を設け、ま
た、−負信号EQ^。
EQBが共にインアクティブである時、アクティブとな
る不一致信号NEQを制御部24Aへ出力するゲート回
路G1を設けた点にある。
プロテクション情報部23A、23Bはそれぞれ、第1
の実施例と同様256個分のプロテクション情報PTI
を内蔵している。従って、ページが4KBで、最大25
6個のプロテクション情報を設定できるため、これらで
最大2MBの空間に対しプロテクション管理を適用する
ことができる。且つ、ベースポインタ部21A、21B
には独立したベースポインタを設定することができるた
め、4Gr3中の2箇所に独立したI M Bのプロテ
クション管理空間を設定することができる。
制御部24Aは、一致信号E QA 、 1”、 QB
のいずれかがアクティブである場合のみにプロテクショ
ン情報PTIのチエツクを行なう。
第3図(a)、(b)は本発明の第3の実施例を示すブ
ロック図である。
この実施例は、バス制御ユニット20BからINTC3
0Aに対して割込み信号INT、、。
I N T 12の2つの割込み信号を出力している点
が第1の実施例と異っている。また、この実施例はマル
チタスク動作環境を考慮し、そのタスクの数を32個と
している。
この実施例のバス制御ユニット20Bは、制御部24B
、プロテクション情報部23c ベースポインタ部21
c、比較器22.実行タスク識別手段のカレントタスク
識別番号部28.データバッファ26.アドレスバッフ
ァ25から構成される。また、内部データバス3.デー
タバス4とデータバッファ26との接続、物理アドレス
バス1、アドレスバス2とアドレスバッファ25との接
続は第1の実施例と同様である。
アクセス管理の単位であるページは4KBとし、物理ア
ドレスPADの上位20ビツトは、ページアドレスPG
Aとしてプロテクション情報部23cと比較器22とへ
入力される。プロテクション情報部201へはページア
ドレスPGAの下位8ピッ+−とカレントタスク別番号
部28がらの5ビツトが、比較器22へはページアドレ
スPGAの上位12ビツトとベースポインタ部21cか
らの12ビツトかそれぞれ入力される。
プロテクション情報部23cは、256個分のプロテク
ション情報を32ブロツク内蔵しており、従って32個
の各タスク毎に独立に256個の10チクジヨン情報を
設定できる。ベースポインタ部21cには32個のタス
クに対してそれぞれ独立したベースポインタを32個設
定することができるようになっており、従って4GB中
の32箇所に独立したプロテクション管理空間を設定す
ることができる。
カレントタスク識別番号部28には、32個のタスクの
うちの1つの情報が設定される。
32ビツトの物理アドレスPADが与えられると、カレ
ントタスク識別番号部28の情報でアドレスされるベー
スポインタ21cがらのベースポインタ情報と、物理ア
ドレスPADの上位の12ビツトとを比較器22で比較
する。一致すると−・致信号EQを制御24aへ出力す
る。
一方、プロテクション情報部23cは、カレントタスク
識別番号部28の5ビツトとページアドレスPGAの下
位8ビツトとの合計13ビツトでアドレスされるプロテ
クション情報PTIを制御部248へ出力する。
制御部24aは、一致信号EQがアクティブである場合
のみ10チクジヨン情II P T Iを′#J1読し
、従来例で説明したようにアクセスに誤りがあれば、割
込み信号INT、、をI N T C30A 4.:対
し出力する。また一致信号EQがインアクティブの場合
は、CPUl0はカレントタスク以外のプログラム、デ
ータ空間にアクセス要求をしているので、I N ’T
’ C30Aに対して割込み信号INT、□を発生し例
外を通知する。以下、I NTC30A、CPUl0の
動作は前述の説明とほぼ同様であるため詳細な説明は省
略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、CPUがらメモリ部への
アドレス指定、及びCPU、メモリ部間のデータの伝送
は単にバッファのみを介して行い、マイクロコンピュー
タ内のバス制御ユニットに、管理単位ごとのアクセス管
理情報(10チクジヨン情報)を記憶しておき、CPU
がらのアドレスによりアクセス管理情報を読出してこの
アクセス管理情報を判別してメモリ部のアクセス管理を
行い、また、マルチタスク動作環境下においては実行タ
スク識別手段を設けてそれぞれのタスクに対してメモリ
部のアクセス管理を行う構成とすることにより、従来の
メモリマネジメンi・・ユニットや制御ロッジツク部等
のハードウェアを削減することができるので設計コスト
及び製造コストを低減することができ、また、メモリア
クセスの際のチエツク機能だけを必要とする利用者に対
しては、ページテーブルの設定やミス・ヒラj・の際の
ディレクトリ入換え等が不要となるので、プログラム作
成の負担を軽減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第113(a>、(b)は本発明の第1の実施例を示す
ブロック図、第2図は本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図、第3図(a)、(b)は本発明の第3の実施例
を示すブロック図、第4図は従来のマイクロコンピュー
タ・システムの一例を示すブロック図、第5図及び第6
図はそれぞれ第4図に示されたマイクロコンピュータ・
システムのメモリマネジメント・ユニットの内部ブロッ
ク図及びこのマイクロコンピュータ・システムで使用さ
れるディレクトリのデータフォーマット図、第7図は第
4図に示されたマイクロコンピュータ・システムのバス
制御ユニットの内部ブロック図である。 1・・・物理アドレスバス、2・・・アドレスバス、3
・・・内部データバス、4・・・データバス、5・・・
論理アドレスバス、10.10A・・・CPU、20.
20A〜20c・・・バス制御ユニット、21.21A
〜21c・・・ベースポインタ部、22,22A22B
・・・比較器、23.23A〜23c・・・プロテクシ
ゴン情報部、24.24A〜24c・・・制御部、25
・・・アドレスバッファ、26・・・データバッファ、
27・・・セレクタ、28・・・カレントタスス識別番
号部、30.30A、30a・・・割込みコンI・ロー
ラ、40・・・メモリマネジメント・ユニット、41・
・・アドレス人力バッファ、42・・・アドレス出力バ
ッファ、43・・・内部変換用記憶部、44・・・CT
ID記憶部、45A〜45o・・・比較器、46A 、
46a・・・セレクタ、47・・・割込み制御部、10
0.100m 、100c・・・マイクロコンピュータ
、200・・・メモリ部、201・・・ページテーブル
・ポインタ、202・・・加算器、203・・・セレク
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、メモリ部の全アドレス空間と対応する物理アドレス
    の物理アドレスバスへの出力、内部データバスからのデ
    ータの処理、処理されたデータの前記内部データバスへ
    の出力、及び入力された割込み信号に対する処理を含む
    所定の処理を行うCPUと、前記物理アドレスを一時保
    持し前記メモリ部へ出力するアドレスバッファ、前記メ
    モリと接続するデータバスと前記内部データバスとの間
    のデータを一時保持し伝達するデータバッファ、前記メ
    モリ部の全アドレス空間を所定の管理単位に分割しこれ
    ら管理単位に対するアクセスの管理情報を記憶しておき
    、前記物理アドレスの所定のビットにより指定された前
    記管理情報を出力するアクセス管理情報部、及びこのア
    クセス管理情報部からの管理情報に従って前記管理単位
    に対するアクセスの妥当性を判別しその結果に応じて割
    込み信号を出力する制御部を備えたバス制御ユニットと
    、このバス制御ユニットからの割込み信号に対し所定の
    判断、処理を行いその結果に応じて前記CPUに対し割
    込み信号を出力する割込みコントローラとを有し前記メ
    モリ部に対するアクセス管理を行うマイクロコンピュー
    タを含むこを特徴とするマイクロコンピュータ・システ
    ム。 2、マイクロコンピュータに、全管理単位のうちのアク
    セス管理を適用する所定の管理単位を指定する情報を格
    納しておくベースポインタ部を設け、このベースポイン
    タ部に格納されている情報と対応した管理単位に対して
    アクセスの妥当性を判別するようにした請求項1記載の
    マイクロコンピュータ・システム。 3、マイクロコンピュータのアクセス管理情報部及びベ
    ースポインタ部をそれぞれ複数設け、全管理単位のうち
    のアクセス管理の適用部分を複数、独立して設定できる
    ようにした請求項2記載のマイクロコンピュータ・シス
    テム。 4、マイクロコンピュータに、マルチタスク動作環境に
    おける現在実行中のタスクを識別するための実行タスク
    識別手段と、前記マルチタスク動作環境のタスク数分の
    アクセス管理情報部及びベースポインタ部とを設け、前
    記実行タスク識別手段により識別されたタスクと対応す
    る前記アクセス管理情報部及びベースポインタ部の出力
    情報により所定の管理単位のアクセス管理を行うように
    した請求項1記載のマイクロコンピュータ・システム。
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