JPH0322778Y2 - - Google Patents

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JPH0322778Y2
JPH0322778Y2 JP15068685U JP15068685U JPH0322778Y2 JP H0322778 Y2 JPH0322778 Y2 JP H0322778Y2 JP 15068685 U JP15068685 U JP 15068685U JP 15068685 U JP15068685 U JP 15068685U JP H0322778 Y2 JPH0322778 Y2 JP H0322778Y2
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capacitor
power supply
yoke coil
retrace
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 この考案は、ヨークコイル偏向アンプにおける
リトレイス回路に関し、特に、ベクトルスキヤン
とラスタスキヤンとの両方が行なえるような
CRT表示装置に用いられるヨークコイル偏向ア
ンプにおけるリトレイス回路に関する。
B 従来技術とその問題点 従来、CRTを用いた表示装置において、CRT
への表示がベクトルスキヤン方式とラスタスキヤ
ン方式との両方行なえるようなものがあつた。
上記のような表示装置でベクトルスキヤンに使
用される負帰還形B級偏向アンプを用いてラスタ
スキヤンをおこなう場合、電源電圧が低いと高速
のリトレイスができないという問題があつた。一
方、電源電圧を高くすれば高速のリトレイスは可
能となるが、電源容量が大きくなり、パワー損失
が増大するという別の問題が生じる。
C 問題点を解決するための手段 この考案は、上記の問題を解決するためになさ
れたもので、電源電圧を上げることなく高速リト
レイスを実現できるようなリトレイス回路を提供
することを目的とする。
この考案に係るリトレイス回路は、主電源に接
続されたヨークコイルに補助電源とコンデンサお
よび抵抗とを接続し、ヨークコイルの動作時に補
助電源でコンデンサを充電するとともに、ブラン
キング期間中にはコンデンサの充電電圧を主電源
に重畳してヨークコイルに印加するようにしたも
のである。
D 実施例 第1図はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。図において、ヨークコイル1には、ダイオー
ド2を介して主電源である直流電源V-が接続さ
れる。また、ヨークコイル1とダイオード2のア
ノードとの接続点Aには、コンデンサ3、抵抗4
を介して補助電源VRが接続される。さらに、ダ
イオード2のカソードと主電源V-との接続点B
と、コンデンサ3と抵抗4との接続点Cとの間に
は、スイツチSWが介挿される。
以上の構成において、コンデンサ3、抵抗4、
補助電源VR、スイツチSWはリトレイス回路時間
を高速にするための補助回路を構成している。第
2図は水平走査のノコギリ波を示す波形図である
が、上記補助回路はこのノコギリ波のブランキン
グ期間(≒11μsec)のみ動作し、電子ビームのリ
トレイス回路を補助する。
次に、上記実施例の動作を説明する。まず、ブ
ランキング期間以外の期間では、スイツチSWは
開成される。そのため、接続点A,B間は同電位
となり(ダイオード2の順方向電圧は無視する)、
ヨークコイル1は主電源V-の電圧で動作する。
一方、この間にコンデンサ3は抵抗4を通して補
助電源VRにより充電される。
次に、ブランキング期間の間はスイツチSWは
閉成され、接続点BとCが同電位となる。したが
つて、接続点Aの電位はコンデンサ3の充電電圧
VCだけ接続点Cの電位より降下する。そのため、
ヨークコイル1を動作させる電圧は下がつたこと
になる。すなわち、ヨークコイル1の駆動電圧
(負の電圧)の絶対値が大きくなり、これにより
リトレイスが高速で行なわれる。この間にコンデ
ンサ3はヨークコイル1を通して急速に放電する
ので、コンデンサ3にはこれに足りる十分な充電
をしておく必要がある。充電量はノコギリ波の周
波数とコンデンサ3の容量値C、抵抗4の抵抗値
Rによつて決まるが、このCおよびRはヨークコ
イル1とうまく共振を行なうような値に選択す
る。すなわち、ノコギリ波の1周期でちようど放
電が行なわれるようにC,Rを決定しておくので
ある。うまく共振させないと、コンデンサ3の充
電量が少な過ぎたり多過ぎたりし、その結果充電
量が少な過ぎる場合にはリトレイスに時間がかか
り過ぎることとなり、逆に充電量が多過ぎる場合
には補助回路OFF後の本来のフイードバツクが
かかり難くなる。
次に、スイツチSWのオンオフタイミングも重
要である。基本的には上述のように、水平走査ブ
ランキングの間のみオン、それ以外はオフとすれ
ばよい。しかし、補助回路のオンとスイツチ
SWのオンの間にわずかに遅延がありブランキン
グの少し前(1〜2μsec)にスイツチSWをオン
する必要があること、および抵抗4の発熱によ
り補助回路のL,C,R共振特性に経時変化があ
ること、の2点について考慮しなければならな
い。これに対しては、例えば第3図に示すごとく
の対策を講じる。すなわち、についてはブラン
キング期間よりもわずかに幅の広いパルスで開始
点P1を設定する。またについては、開始点P
1より一定時間という形をとらず、電流波形と電
圧波形の比較により両者が一致した点(すなわち
両波形の位相のずれが解消した点)P2にてスイ
ツチSWをオフするのである。なお、第3図にお
いて、実線は電圧波形を示し、点線は電流波形を
示している。
E 考案の効果 以上のように、この考案によれば、ベクトルス
キヤン用のB級偏向アンプで電源電圧を上げるこ
となく、ラスタスキヤンにおける高速のリトレイ
スが実現できる。
また、簡単な回路構成の補助回路を追加するだ
けでベクトルスキヤン用のB級偏向アンプをラス
タスキヤン用のアンプにも共用できるので、全体
としての回路構成が簡単かつ小型となる。さら
に、両スキヤンの切換を電子的なスイツチングの
みにより行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。第2図は水平走査のノコギリ波を示す波形図
である。第3図は第1図に示すスイツチSWのオ
ンオフタイミングを説明するためのタイムチヤー
トである。 1……ヨークコイル、2……ダイオード、3…
…コンデンサ、4……抵抗、V-……主電源、VR
……補助電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主電源に接続されたヨークコイルに、補助電源
    と、コンデンサおよび抵抗とを接続し、前記ヨー
    クコイルの動作時に前記コンデンサを前記補助電
    源で充電するとともに、ブランキング期間中に前
    記コンデンサの充電電圧を前記主電源に重畳して
    ヨークコイルに印加するためのスイツチング素子
    を設けたことを特徴とする、ヨークコイル偏向ア
    ンプにおけるリトレイス回路。
JP15068685U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0322778Y2 (ja)

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JP15068685U JPH0322778Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP15068685U JPH0322778Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6258490U JPS6258490U (ja) 1987-04-11
JPH0322778Y2 true JPH0322778Y2 (ja) 1991-05-17

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ID=31067048

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JP15068685U Expired JPH0322778Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP2718899B2 (ja) 1994-10-25 1998-02-25 ▲つとむ▼ 工藤 凍結路面走行用タイヤ

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JPS6258490U (ja) 1987-04-11

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