JPH03227649A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH03227649A JPH03227649A JP2417990A JP2417990A JPH03227649A JP H03227649 A JPH03227649 A JP H03227649A JP 2417990 A JP2417990 A JP 2417990A JP 2417990 A JP2417990 A JP 2417990A JP H03227649 A JPH03227649 A JP H03227649A
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、インクジェット記録装置に関し、特に、記録
ヘッドの吐出口から液滴を安定して吐出させる手段を備
えたインクジェット記録装置に関する。
ヘッドの吐出口から液滴を安定して吐出させる手段を備
えたインクジェット記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置は、転送
されてくる画像情報に基づいて、紙やプラスチック薄板
等の被記録材上にドツトパターンから成る画像を記録し
ていくように構成されている。
されてくる画像情報に基づいて、紙やプラスチック薄板
等の被記録材上にドツトパターンから成る画像を記録し
ていくように構成されている。
前記記録装置は、記録方式により、インクジェット式、
ワイヤドツト式、サーマル式、レーザービーム式等に分
けることができ、そのうちのインクジェット式(インク
ジェット記録装置)は、記録ヘッドの吐出口から液滴(
記録液またはインクの小滴)を吐出飛翔させ、これを被
記録材に付着させて記録するように構成されている。
ワイヤドツト式、サーマル式、レーザービーム式等に分
けることができ、そのうちのインクジェット式(インク
ジェット記録装置)は、記録ヘッドの吐出口から液滴(
記録液またはインクの小滴)を吐出飛翔させ、これを被
記録材に付着させて記録するように構成されている。
このインクジェット記録装置にあっては、記録ヘッドの
吐出口面にインク液あるいは固着インクや紙粉等の異物
が付着すると、液滴吐出の不安定化や吐出口の目詰まり
などによってインク吐出不良が生じるので、この吐出不
良の原因を除去して正常かつ安定して記録を維持するた
めミインクの吐出回復手段や吐出口面の清浄化手段を設
けることが行われている。
吐出口面にインク液あるいは固着インクや紙粉等の異物
が付着すると、液滴吐出の不安定化や吐出口の目詰まり
などによってインク吐出不良が生じるので、この吐出不
良の原因を除去して正常かつ安定して記録を維持するた
めミインクの吐出回復手段や吐出口面の清浄化手段を設
けることが行われている。
第8図は、本発明を適用するのに好適なインクジェット
記録装置の概略構成を示す模式図である。
記録装置の概略構成を示す模式図である。
まず、第8図を参照して、従来のインクジェット記録装
置の上記吐出回復手段および吐出口面の清浄化手段につ
いて説明する。
置の上記吐出回復手段および吐出口面の清浄化手段につ
いて説明する。
第8図において、記録ヘッド1の吐出口面9に接合可能
なキャンピング手段10を設け、非記録時に、該キャン
ピング手段10で該吐出口面9を密閉して周囲の雰囲気
から密封し、かつ密閉空間をインク蒸気の飽和蒸気圧状
態にすることにより、吐出口内(液路)のインク液の乾
燥および粘度増加の防止が図られている。
なキャンピング手段10を設け、非記録時に、該キャン
ピング手段10で該吐出口面9を密閉して周囲の雰囲気
から密封し、かつ密閉空間をインク蒸気の飽和蒸気圧状
態にすることにより、吐出口内(液路)のインク液の乾
燥および粘度増加の防止が図られている。
しかし、このような手段では、低温環境下や長期間記録
を中止するような場合には、前述のキャッピングを行っ
ても、完全にはインクの乾燥やインクの粘度増加を防止
することはできず、したがって、記録時のインクの吐出
不良を完全に無くすことは困難であった。
を中止するような場合には、前述のキャッピングを行っ
ても、完全にはインクの乾燥やインクの粘度増加を防止
することはできず、したがって、記録時のインクの吐出
不良を完全に無くすことは困難であった。
このような不都合を解消するために、記録ヘッド1の吐
出不良防止手段として、記録ヘッドIとインクタンク4
との間にインクを循環させ得るインク供給路を設けると
ともに、該インク供給路に加圧手段してのポンプ5を設
け、制御部8からの信号によりポンプ5を駆動してイン
ク7を循環させる方式の回復手段が提案されている。
出不良防止手段として、記録ヘッドIとインクタンク4
との間にインクを循環させ得るインク供給路を設けると
ともに、該インク供給路に加圧手段してのポンプ5を設
け、制御部8からの信号によりポンプ5を駆動してイン
ク7を循環させる方式の回復手段が提案されている。
図示の例では、前記インク供給路はインク循環用の管6
a、6bで構成され、各インク供給管6a、6bは途中
をコネクタ14a、14bで接続されるとともに、各コ
ネクタ14a、14bの内部にフィルター20a、20
bが設けられている。
a、6bで構成され、各インク供給管6a、6bは途中
をコネクタ14a、14bで接続されるとともに、各コ
ネクタ14a、14bの内部にフィルター20a、20
bが設けられている。
こうして、前記ポンプ5を駆動することにより、記録ヘ
ッド1の内部を通してインクタンク4からのインクを圧
送循環させ、再びインクタンク4へ戻すとともに、一部
のインクを全吐出口から排出させる循環式の回復装置が
構成されている。
ッド1の内部を通してインクタンク4からのインクを圧
送循環させ、再びインクタンク4へ戻すとともに、一部
のインクを全吐出口から排出させる循環式の回復装置が
構成されている。
また、図示のインクジェット記録装置においては、記録
ヘッド1の吐出口から排出されたインクによる吐出口面
9の付着インクを除去するための付着インク清掃手段が
設けられている。
ヘッド1の吐出口から排出されたインクによる吐出口面
9の付着インクを除去するための付着インク清掃手段が
設けられている。
図示の例では、制御部8からの信号により、キャンピン
グ手段10に設けたインク吸収体21が記録ヘッド1の
吐出口面9に当接する位置まで、咳キャッピング手段1
0の運搬部25を移動させた後、空気ポンプ24からの
圧縮空気をキャッピング手段lOの空気吹付は手段23
に供給し、その空気吹付は孔22から圧縮空気を記録ヘ
ッド1に向けて吹き出させ、記録ヘッドlの吐出面9上
の付着インクを吹き落とすように構成されている。
グ手段10に設けたインク吸収体21が記録ヘッド1の
吐出口面9に当接する位置まで、咳キャッピング手段1
0の運搬部25を移動させた後、空気ポンプ24からの
圧縮空気をキャッピング手段lOの空気吹付は手段23
に供給し、その空気吹付は孔22から圧縮空気を記録ヘ
ッド1に向けて吹き出させ、記録ヘッドlの吐出面9上
の付着インクを吹き落とすように構成されている。
なお、吹き落とされたインクは、キャッピング手段10
の内部に設けられたインク吸収体21に吸収される。
の内部に設けられたインク吸収体21に吸収される。
このような構成を採ることにより、記録ヘッド1の吐出
口面9に付着したインクや紙粉等によるインクの吐出不
良が解消され、安定した記録を行なうことができる。
口面9に付着したインクや紙粉等によるインクの吐出不
良が解消され、安定した記録を行なうことができる。
ここで、インク供給路(インク供給管)6a、6bの途
中に設けられたフィルター20a、20bは、インクカ
ートリッジ3、インクタンク4或いはポンプ5等からの
異物がインクの加圧循環の際に記録ヘッド1の液路内に
侵入して吐出口詰まりになることを防止するためのもの
である。
中に設けられたフィルター20a、20bは、インクカ
ートリッジ3、インクタンク4或いはポンプ5等からの
異物がインクの加圧循環の際に記録ヘッド1の液路内に
侵入して吐出口詰まりになることを防止するためのもの
である。
したがって、通常、前記フィルター20a、20bは、
記録ヘッド1の吐出口または液路の断面積Sより小さい
メツシュS’ (SO5’)のものが選択される。
記録ヘッド1の吐出口または液路の断面積Sより小さい
メツシュS’ (SO5’)のものが選択される。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかし、前述の
ようなインクジェット記録装置であっても、記録ヘッド
lの吐出口面9がインク付着等によって汚染された場合
の悪影響を完全に解決することはできなかった。
ようなインクジェット記録装置であっても、記録ヘッド
lの吐出口面9がインク付着等によって汚染された場合
の悪影響を完全に解決することはできなかった。
第9図の(a)および(b)は、それぞれ、記録ヘッド
1の吐出口面9にインク液、紙粉あるいは塵埃等の付着
物が付着した時の状態を模式的に示す側面図および正面
図である。
1の吐出口面9にインク液、紙粉あるいは塵埃等の付着
物が付着した時の状態を模式的に示す側面図および正面
図である。
すなわち、上記従来のインクジェット記録装置であって
も、第9図に示すように、記録ヘッド1の各吐出口から
液滴26が吐出される際に生じる微小なインクミスト2
7あるいは紙粉−等の異物が吐出口面9に付着し、さら
に固着してしまう場合があり、その結果、記録ヘッド1
の各吐出口から吐出される液滴の量、吐出方向、吐出ス
ピード等の吐出特性が変化してしまい、被記録材上での
記録ドツト径等が乱れ、記録濃度のムラが生しるなど画
像品位低下の問題があった。
も、第9図に示すように、記録ヘッド1の各吐出口から
液滴26が吐出される際に生じる微小なインクミスト2
7あるいは紙粉−等の異物が吐出口面9に付着し、さら
に固着してしまう場合があり、その結果、記録ヘッド1
の各吐出口から吐出される液滴の量、吐出方向、吐出ス
ピード等の吐出特性が変化してしまい、被記録材上での
記録ドツト径等が乱れ、記録濃度のムラが生しるなど画
像品位低下の問題があった。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもの
であり、記録ヘッドの吐出口面の汚染の問題を解消し、
常に、正常なインク吐出を維持することにより安定した
高品位画像を記録できるインクジェット記録装置を提供
することを目的とする。
であり、記録ヘッドの吐出口面の汚染の問題を解消し、
常に、正常なインク吐出を維持することにより安定した
高品位画像を記録できるインクジェット記録装置を提供
することを目的とする。
本発明は、記録ヘッドの吐出口から液滴を吐出飛翔させ
、この液滴を被記録材に付着させて記録を行なうインク
ジェット記録装置において、前記記録ヘット′の吐咄口
面と対向する側に、信吐出口面の洗浄補助手段を設け、
非記録時に、記録ヘッドを前記洗浄補助手段と対面する
位置に停止させて該記録ヘッドを空吐出駆動する構成ど
することにより、記録ヘッドの吐出口面の汚染の問題を
解消し、常に、正常なインク吐出を維持することにより
安定した高品位画像を記録できるインクジェット記録装
置を提供するものである。
、この液滴を被記録材に付着させて記録を行なうインク
ジェット記録装置において、前記記録ヘット′の吐咄口
面と対向する側に、信吐出口面の洗浄補助手段を設け、
非記録時に、記録ヘッドを前記洗浄補助手段と対面する
位置に停止させて該記録ヘッドを空吐出駆動する構成ど
することにより、記録ヘッドの吐出口面の汚染の問題を
解消し、常に、正常なインク吐出を維持することにより
安定した高品位画像を記録できるインクジェット記録装
置を提供するものである。
請求項2の発明は、上記構成に加えて、前記記録ヘッド
を空吐出駆動する際に、前記洗浄補助手段と前記吐出口
面を接触しない間隙だけ離れた状態とし、該間隙に吐出
された液滴のインク溜りを形成させ、前記洗浄補助手段
と前記吐出口面が前記インク溜りで連通されるまで、前
記記録ヘッドを空吐出駆動する構成とすることにより、
上記効果に加えて、前記吐出口面の清浄化を一層確実に
行い得るインクジェット記録装置を提供するものである
。
を空吐出駆動する際に、前記洗浄補助手段と前記吐出口
面を接触しない間隙だけ離れた状態とし、該間隙に吐出
された液滴のインク溜りを形成させ、前記洗浄補助手段
と前記吐出口面が前記インク溜りで連通されるまで、前
記記録ヘッドを空吐出駆動する構成とすることにより、
上記効果に加えて、前記吐出口面の清浄化を一層確実に
行い得るインクジェット記録装置を提供するものである
。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明すなお、以
下の説明に用いる各図面では、同一または対応する部分
は全て同一符号で表示されている。
下の説明に用いる各図面では、同一または対応する部分
は全て同一符号で表示されている。
第1図は本発明によるインクジェット記録装置の要部を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
第1図において、12は、不図示のモータにより駆動さ
れ、用紙やプラスチック薄板等の被記録材を搬送し、記
録面を形成するためのプラテンローラである。
れ、用紙やプラスチック薄板等の被記録材を搬送し、記
録面を形成するためのプラテンローラである。
連続シートまたはカットシートの形態をした被記録材(
不図示)は、プラテンローラ12に圧接されたピンチロ
ーラ(不図示)により搬送力を付与され、記録ヘッドl
とプラテンローラ12との間を通して送られる。
不図示)は、プラテンローラ12に圧接されたピンチロ
ーラ(不図示)により搬送力を付与され、記録ヘッドl
とプラテンローラ12との間を通して送られる。
記録ヘッド(インクジェットヘッド)lは、2本のガイ
ドレール13a、13bに沿って図中S方向に往復駆動
されるキャリッジ2の上に搭載されており、往復駆動さ
れる過程で記録へラド1の吐出エネルギー発生体を駆動
することにより被記録材に画像が記録されていく。
ドレール13a、13bに沿って図中S方向に往復駆動
されるキャリッジ2の上に搭載されており、往復駆動さ
れる過程で記録へラド1の吐出エネルギー発生体を駆動
することにより被記録材に画像が記録されていく。
前記キャリッジ2は、モータ16の軸17に固定された
プーリ18aとアイドルブー’J 18 bとの間に張
架されたベルト19に連結されており、前記モータ16
を駆動することによりプラテンローラ12に沿って往復
駆動される。
プーリ18aとアイドルブー’J 18 bとの間に張
架されたベルト19に連結されており、前記モータ16
を駆動することによりプラテンローラ12に沿って往復
駆動される。
図示の記録ヘッド1は複数の記録ユニットから成るカラ
ー記録用のものであり、例えば、イエロー (Y) 、
マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(B)
の4色のインクに対応する4個の記録ユニットで構成さ
れている。
ー記録用のものであり、例えば、イエロー (Y) 、
マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(B)
の4色のインクに対応する4個の記録ユニットで構成さ
れている。
これらY、M、CおよびBの記録を行う各記録ユニット
は、インク供給管6aY、6aM、6aCおよび6aB
によって、それぞれのインクタンク4Y、4M、4Cお
よび4Bに接続され、また、各インク供給管6aY、6
aM、6aCおよび6aBの途中にはギアポンプ5Y、
5M、5Cおよび5Bが設けられている。
は、インク供給管6aY、6aM、6aCおよび6aB
によって、それぞれのインクタンク4Y、4M、4Cお
よび4Bに接続され、また、各インク供給管6aY、6
aM、6aCおよび6aBの途中にはギアポンプ5Y、
5M、5Cおよび5Bが設けられている。
したがって、各ギアポンプ5Y、5M、5Cおよび5B
を駆動することにより、各インクタンク4Y−14M、
4Cおよび4B内の各色のインクが各記録ユニットに供
給される。
を駆動することにより、各インクタンク4Y−14M、
4Cおよび4B内の各色のインクが各記録ユニットに供
給される。
また、各記録ユニットと各インクタンク4Y、4M、4
Cおよび4Bとは、ギアポンプを有しない戻り管(簡略
化のためにイエローのインク供給を行う戻り管6bYの
みを示す)によっても接続されている。
Cおよび4Bとは、ギアポンプを有しない戻り管(簡略
化のためにイエローのインク供給を行う戻り管6bYの
みを示す)によっても接続されている。
10は、記録ヘッドIのホーム位置)(Pにおいて、記
録ヘッド1の吐出口面9と対向し、圧接離反するように
矢印f方向に移動可能に配置されたキャッピング手段で
ある。
録ヘッド1の吐出口面9と対向し、圧接離反するように
矢印f方向に移動可能に配置されたキャッピング手段で
ある。
また、記録へノド1の移動範囲内の別の位置、図示の例
ではホーム位置HPより左側でかつ前記キャッピング手
段10に隣接した位置に、記録ヘッドIの吐出口面9を
洗浄するための洗浄補助手段39が配設されている。
ではホーム位置HPより左側でかつ前記キャッピング手
段10に隣接した位置に、記録ヘッドIの吐出口面9を
洗浄するための洗浄補助手段39が配設されている。
第2図は、本発明によるインクジェット記録装置で使用
するのに好適な記録ヘッド1の要部構成を示す一部破断
斜視図である。
するのに好適な記録ヘッド1の要部構成を示す一部破断
斜視図である。
第2図および第9図において、記録ヘンド1は、基板3
0、電気業変換体35、電極34−1液路壁29、天板
32などを備えている。
0、電気業変換体35、電極34−1液路壁29、天板
32などを備えている。
前記電気熱変換体35および電極34は、例えば、エツ
チング、蒸着またはスパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て前記基板30上に製膜する方法で形成されて
いる。
チング、蒸着またはスパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て前記基板30上に製膜する方法で形成されて
いる。
記録用のインク7は、インクタンク4 (第1図、第8
図)からインク供給管6aを通して、記録−、ノド1の
共通液室31内へ供給される。
図)からインク供給管6aを通して、記録−、ノド1の
共通液室31内へ供給される。
第2図中の33は、前記インク供給管6aが接続される
供給口を示す。
供給口を示す。
共通液室31内へ供給されたインク7は、毛管力により
各液路36内へ供給され、それらの先端の吐出口37で
メニスカスを形成することにより安定状態で保持される
。
各液路36内へ供給され、それらの先端の吐出口37で
メニスカスを形成することにより安定状態で保持される
。
電気熱変換体35に通電することにより、該電気熱変換
体の表面上の液体が加熱されて発泡現象が生じ、その発
泡のエネルギーにより吐出口37から液滴が吐出される
。
体の表面上の液体が加熱されて発泡現象が生じ、その発
泡のエネルギーにより吐出口37から液滴が吐出される
。
以上のような構成により、吐出口密度400dpiとい
った高密度の吐出口配置で128ドツトあるいは256
ドツトというマルチタイプのインクジェット記録ヘッド
が得られる。
った高密度の吐出口配置で128ドツトあるいは256
ドツトというマルチタイプのインクジェット記録ヘッド
が得られる。
第3図は、本発明によるインクジェット記録装置の洗浄
補助手段39(第1図)の−構造例を、記録ヘッド1と
ともに示す模式的縦断面図であり、丁度記録ヘッド1の
吐出口面9と対面した時の状態を示している。
補助手段39(第1図)の−構造例を、記録ヘッド1と
ともに示す模式的縦断面図であり、丁度記録ヘッド1の
吐出口面9と対面した時の状態を示している。
第3図において、洗浄補助手段39は、記録ヘッド1側
が開放されたケース46内に、インク溜り周壁40とそ
の下側に配置されたインク吸収体41とを収納した構造
を有している。
が開放されたケース46内に、インク溜り周壁40とそ
の下側に配置されたインク吸収体41とを収納した構造
を有している。
この洗浄補助手段39は、記録ヘッド1の吐出口面9と
対向する側に配置されており、前記インク溜り周壁40
と吐出口面9との間には所定の間隔(例えば、0. 5
mm)の間隙が形成されている。
対向する側に配置されており、前記インク溜り周壁40
と吐出口面9との間には所定の間隔(例えば、0. 5
mm)の間隙が形成されている。
なお、前記インク溜り周壁40は、例えば、ポリエチレ
ンやポリプロピレン等のプラスチック、あるいはステン
レス等の金属で形成することができる。
ンやポリプロピレン等のプラスチック、あるいはステン
レス等の金属で形成することができる。
また、前記インク吸収体41は、多孔質材等のインク吸
収性の材質で形成されている。
収性の材質で形成されている。
使用に際しては、記録ヘッド1を洗浄補助手段39と対
面する位置へ移動させ、吐出口面9とインク溜り周壁4
0が接触せずに前記所定の間隙をおいて対面する状態と
し、非記録時に、制御手段8(第8図)により該記録ヘ
ッド1を空吐出駆動する。
面する位置へ移動させ、吐出口面9とインク溜り周壁4
0が接触せずに前記所定の間隙をおいて対面する状態と
し、非記録時に、制御手段8(第8図)により該記録ヘ
ッド1を空吐出駆動する。
すなわち、第3図に示すように、インクをほとんど吸収
しないインク溜り周壁40に吐出口面9を対面させた状
態で空吐出駆動し、各吐出口37(第2図)からインク
を吐出させ、吐出口面9とインク溜り周壁40との間に
前記間隙を連通ずるインク溜り42を形成し、さらに、
該インク溜り42を形成した状態で記録へノド1を空吐
出駆動する。
しないインク溜り周壁40に吐出口面9を対面させた状
態で空吐出駆動し、各吐出口37(第2図)からインク
を吐出させ、吐出口面9とインク溜り周壁40との間に
前記間隙を連通ずるインク溜り42を形成し、さらに、
該インク溜り42を形成した状態で記録へノド1を空吐
出駆動する。
このような空吐出駆動を行なうことにより、記録ヘッド
1の各液路36(第2図)内の電気熱変換体35上で気
泡38(第9図)が発泡、消泡する際に発生する超音波
の圧力を利用して、吐出口面9に付着、固着した付着物
28(第9図)を溶解、除去することができる。
1の各液路36(第2図)内の電気熱変換体35上で気
泡38(第9図)が発泡、消泡する際に発生する超音波
の圧力を利用して、吐出口面9に付着、固着した付着物
28(第9図)を溶解、除去することができる。
上記空吐出駆動を所定時間行なった後、前記インク溜り
42は、前記インク溜り周壁−40の鉛直下方に配置さ
れた前記インク吸収体41に回収される。
42は、前記インク溜り周壁−40の鉛直下方に配置さ
れた前記インク吸収体41に回収される。
第4回は、吐出口37の形成領域(記録ヘッド1の記録
幅)における記録濃度のバラツキ状態を示すグラフであ
り、同図中、実線Aは吐出口面9が汚染される前の状態
を、−点鎖線Bは吐出口面9が汚染された時の状態を、
鎖線Cは吐出口面9を洗浄した後の状態を、それぞれ示
す。
幅)における記録濃度のバラツキ状態を示すグラフであ
り、同図中、実線Aは吐出口面9が汚染される前の状態
を、−点鎖線Bは吐出口面9が汚染された時の状態を、
鎖線Cは吐出口面9を洗浄した後の状態を、それぞれ示
す。
第3図で説明した洗浄補助手段39で吐出口面9を洗浄
することにより、第4図のグラフに示すように、吐出口
面9が汚染した時に発生する記録濃度ムラを、吐出口面
9が汚染される前と同程度の状態まで回復させることが
できる。
することにより、第4図のグラフに示すように、吐出口
面9が汚染した時に発生する記録濃度ムラを、吐出口面
9が汚染される前と同程度の状態まで回復させることが
できる。
ここで、本発明による洗浄補助手段39の実験結果を説
明する。
明する。
記録ヘッド1として、第2図の構造を有し、吐出口密度
が40−θdpiで吐出口数が2−56のものを使用し
た。
が40−θdpiで吐出口数が2−56のものを使用し
た。
インクとして水性インクを使用した。
吐出口面9とインク溜り周壁40との一間隔を約0.5
mmに設定した。
mmに設定した。
空吐出駆動は、記録ヘッド1の最大駆動周波数f、、、
=2.5kHzで、通常記録動作時に印加する電圧パル
ス幅も。、= 10 uSecで、記録ヘッド1の全吐
出口を約5秒間空吐出駆動する条件で行なった。
=2.5kHzで、通常記録動作時に印加する電圧パル
ス幅も。、= 10 uSecで、記録ヘッド1の全吐
出口を約5秒間空吐出駆動する条件で行なった。
その結果、吐出口面9の洗浄前に濃度差で約0゜2あっ
た記録濃度ムラを、洗浄後には約0.05まで回復させ
ることができた。
た記録濃度ムラを、洗浄後には約0.05まで回復させ
ることができた。
第5図は、本発明によるインクジェット記録装置の制御
動作の一例を示すフローチャートである。
動作の一例を示すフローチャートである。
第5図において、記録装置の電源が投入されると、ステ
ップS1で記録ヘッド1の吐出口面9をキャッピング手
段10(第1図)によりキャッピングし、ステップS2
において、制御部8(第8図)からの信号により記録へ
ンド1の吐出口面9の洗浄を行なうか否かを判別する。
ップS1で記録ヘッド1の吐出口面9をキャッピング手
段10(第1図)によりキャッピングし、ステップS2
において、制御部8(第8図)からの信号により記録へ
ンド1の吐出口面9の洗浄を行なうか否かを判別する。
洗浄を行なう場合は、ステップS3で記録ヘッド1のキ
ャッピングを解除し、ステップS4で該記録ヘッドを洗
浄ポジションまで移動させ、吐出口面9がインク溜り周
壁40に対面する位置で停止させる。
ャッピングを解除し、ステップS4で該記録ヘッドを洗
浄ポジションまで移動させ、吐出口面9がインク溜り周
壁40に対面する位置で停止させる。
次いで、ステップS5において、記録ヘンド1を空吐出
駆動して吐出口面9と洗浄補助手段39のインク溜り周
壁40との間にインク溜り42を形成し、さらに、この
インク溜り42が形成された状態で空吐出駆動を所定時
間行なう。
駆動して吐出口面9と洗浄補助手段39のインク溜り周
壁40との間にインク溜り42を形成し、さらに、この
インク溜り42が形成された状態で空吐出駆動を所定時
間行なう。
ステップS6で記録ヘッド1の空吐出駆動を終了させた
後、ステップS7で記録ヘッド1をキャンピングポジシ
ョン(通常、ホームポジションHP)へ移動させ、ステ
ップS8で記録ヘッド1を再びキャンピングして待機状
態に入る。
後、ステップS7で記録ヘッド1をキャンピングポジシ
ョン(通常、ホームポジションHP)へ移動させ、ステ
ップS8で記録ヘッド1を再びキャンピングして待機状
態に入る。
一方、ステップS2で記録ヘッド1の洗浄動作を行なわ
ないと判別された場合は、直ちに待機状態に入る。
ないと判別された場合は、直ちに待機状態に入る。
ステップS9において、制御部8からの信号により、記
録を開始するか否かを判別する。
録を開始するか否かを判別する。
記録を行なう場合には、ステップSIOへ進み、インク
ポンプ5(第1図および第8図)を駆動してインク供給
管6a内のインクを加圧し、その後、ステップSllに
おいて、空気ポンプ24(第8図)を駆動して空気吹付
は手段23(第8図)で吐出口面9に空気を吹付けるこ
とにより、吐出口面9に残存しているインクを清掃する
。
ポンプ5(第1図および第8図)を駆動してインク供給
管6a内のインクを加圧し、その後、ステップSllに
おいて、空気ポンプ24(第8図)を駆動して空気吹付
は手段23(第8図)で吐出口面9に空気を吹付けるこ
とにより、吐出口面9に残存しているインクを清掃する
。
次いで、ステップ512でキャッピングを解除した後、
ステップS13で記録が開始される。
ステップS13で記録が開始される。
ステップ314で記録が終了したか否かを判別する。
記録が終了すると、ステップS15で記録ヘッド1を再
びキャッピングした後、ステップS2へ戻り、待機状態
となる。
びキャッピングした後、ステップS2へ戻り、待機状態
となる。
ここで、ステップS2における洗浄動作を行なうか否か
を指令する信号は、表示部等を有するコンソール11(
第8図)を操作し、制御部8に指令を出して発生させる
ことができる。
を指令する信号は、表示部等を有するコンソール11(
第8図)を操作し、制御部8に指令を出して発生させる
ことができる。
また、記録ヘッド1の記録動作回数をカウントして記憶
するカウンターを設け、このカウント値によって洗浄動
作の要否を決めることもでき、例えば、記録動作100
回ごとに洗浄動作を1回行なうように自動制御すること
もできる一第6図の(a)は、本発明によるインクジェ
ット記録装置の洗浄補助手段39(第1図)の他の実施
例を、記録へンド1とともに示す模式的縦断面図であり
、丁度記録ヘッド1の吐出口面9と対面した時の状態を
示す。
するカウンターを設け、このカウント値によって洗浄動
作の要否を決めることもでき、例えば、記録動作100
回ごとに洗浄動作を1回行なうように自動制御すること
もできる一第6図の(a)は、本発明によるインクジェ
ット記録装置の洗浄補助手段39(第1図)の他の実施
例を、記録へンド1とともに示す模式的縦断面図であり
、丁度記録ヘッド1の吐出口面9と対面した時の状態を
示す。
第6図の(a)において、本実施例の洗浄補助手段39
は、記録ヘッドl側が開放されたケース4G内に、イン
ク吸収性のインク付着用部材43を収納した構造を有し
ている。
は、記録ヘッドl側が開放されたケース4G内に、イン
ク吸収性のインク付着用部材43を収納した構造を有し
ている。
このインク付着用部材43は、図示のように、記録ヘッ
ド1の吐出口面9が対面した状態で該記録ヘッド1を空
吐出駆動する時、該吐出口面9との間にインク溜り42
を形成するためのものである。
ド1の吐出口面9が対面した状態で該記録ヘッド1を空
吐出駆動する時、該吐出口面9との間にインク溜り42
を形成するためのものである。
第6図の(a)の実施例は、上記の点で第3図の実施例
と相違しているが、その他の部分では実質上同じ構造を
有しており、それぞれ対応する部分を同一符号で裏示し
、それらの詳細説明は省略する。
と相違しているが、その他の部分では実質上同じ構造を
有しており、それぞれ対応する部分を同一符号で裏示し
、それらの詳細説明は省略する。
第6図の(b)は、前記インク付着用部材43、前記イ
ンク溜り周壁40(第3図)および前記インク吸収体4
1(第3図)を使用して、これらと吐出口面9との間に
同様のインク溜42を形成した場合の、経過時間に対す
るインク残存量を示すグラフである。
ンク溜り周壁40(第3図)および前記インク吸収体4
1(第3図)を使用して、これらと吐出口面9との間に
同様のインク溜42を形成した場合の、経過時間に対す
るインク残存量を示すグラフである。
すなわち、第6図の(b)は、本実施例のインク付着用
部材43のインク吸収速度を、前記インク溜り周壁40
(第3図)および前記インク吸収体41(第3図)のイ
ンク吸収速度と比較して示すグラフである。
部材43のインク吸収速度を、前記インク溜り周壁40
(第3図)および前記インク吸収体41(第3図)のイ
ンク吸収速度と比較して示すグラフである。
本実施例におけるインク付着用部材43は、第6図の(
b)に示すように、第3図の実施例で使用したインク溜
り周壁40のようにほとんどインクを吸収しないもので
はなく、インク吸収体41に比較して、インク吸収速度
が若干遅い性質のインク吸収性を存している。
b)に示すように、第3図の実施例で使用したインク溜
り周壁40のようにほとんどインクを吸収しないもので
はなく、インク吸収体41に比較して、インク吸収速度
が若干遅い性質のインク吸収性を存している。
本実施例によれば、上記インク付着用部材43を使用す
ることにより、吐出口面9を洗浄する時には、間隙を連
通ずるインク溜り42を充分に形成することができ、洗
浄動作終了時には、このインク溜り42のインクを下方
へ流れ落とすことなく、消滅させることができる。
ることにより、吐出口面9を洗浄する時には、間隙を連
通ずるインク溜り42を充分に形成することができ、洗
浄動作終了時には、このインク溜り42のインクを下方
へ流れ落とすことなく、消滅させることができる。
したがって、本実施例によれば、洗浄補助手段39の構
造を、第3図のものより簡単にすることができる。
造を、第3図のものより簡単にすることができる。
ここで、前記インク付着用部材43としては、例えば、
インク吸収体41と同じタイプのものでインクに対する
濡れ性が若干低いものを使用することができ、また、平
均孔径が比較的小さい多孔質材などを使用することもで
きる。
インク吸収体41と同じタイプのものでインクに対する
濡れ性が若干低いものを使用することができ、また、平
均孔径が比較的小さい多孔質材などを使用することもで
きる。
第7図は、本発明によるインクジェット記録装置の洗浄
補助手段39(第1図)の三番目の実施例を、記録ヘッ
ドlとともに示す模式的縦断面図であり、丁度記録ヘッ
ド1の吐出口面9と対面した時の状態を示す。
補助手段39(第1図)の三番目の実施例を、記録ヘッ
ドlとともに示す模式的縦断面図であり、丁度記録ヘッ
ド1の吐出口面9と対面した時の状態を示す。
第7図において、本実施例の洗浄補助手段39は、記録
ヘッドl側が開放されたケース46内に、ロール状に巻
かれたインク付着用シート44とその下側のインク吸収
体41とを収納した構造になっている。
ヘッドl側が開放されたケース46内に、ロール状に巻
かれたインク付着用シート44とその下側のインク吸収
体41とを収納した構造になっている。
前記インク付着用シート44は、ロール45aとロール
45bの間で吐出口面9に対面する状態で保持され、ロ
ール45bを不図示のモータで矢印方向に回動させるこ
とにより、ロール45aからロール45b上に順次巻き
取られるようになっている。
45bの間で吐出口面9に対面する状態で保持され、ロ
ール45bを不図示のモータで矢印方向に回動させるこ
とにより、ロール45aからロール45b上に順次巻き
取られるようになっている。
記録ヘンド1の吐出口面9を洗浄する際は、該記録ヘッ
ド1を空吐出駆動することにより、インク付着用シート
44と吐出口面9との間にインク溜り42を形成させ、
前述の各実施例の場合と同じ動作で該吐出口面9を洗浄
し、洗浄動作終了時に前記ロール45bを所定量回動さ
せてインク付着用シート44を所定量巻き取る。
ド1を空吐出駆動することにより、インク付着用シート
44と吐出口面9との間にインク溜り42を形成させ、
前述の各実施例の場合と同じ動作で該吐出口面9を洗浄
し、洗浄動作終了時に前記ロール45bを所定量回動さ
せてインク付着用シート44を所定量巻き取る。
このように洗浄動作終了時にインク付着用シート44を
所定量巻き取ることにより、次の洗浄動作時にはいつも
新しいインク付着用シート44上にインク溜り42を形
成することができ、したがって、前回までの洗浄動作で
インク付着用シート44上に残留している異物等が再び
吐出口面9に付着することを防止することができる−6
ここで、本実施例で使用するインク付着用シート44の
材質としては、インク溜り42を成る程度形成できるも
のであればよく、インクをほとんど吸収しないプラスチ
ンクシート、あるいは、インクを若干吸収する多孔質材
や紙などを使用することができる。
所定量巻き取ることにより、次の洗浄動作時にはいつも
新しいインク付着用シート44上にインク溜り42を形
成することができ、したがって、前回までの洗浄動作で
インク付着用シート44上に残留している異物等が再び
吐出口面9に付着することを防止することができる−6
ここで、本実施例で使用するインク付着用シート44の
材質としては、インク溜り42を成る程度形成できるも
のであればよく、インクをほとんど吸収しないプラスチ
ンクシート、あるいは、インクを若干吸収する多孔質材
や紙などを使用することができる。
第7図の実施例では、インク付着用シート44に残った
インクを前記インク吸収体41で拭き取るように構成さ
れているが、例えば、インク付着用シート44としてイ
ンク吸収性に優れたものを使用する場合には、前記イン
ク吸収体41は省略することもできる。
インクを前記インク吸収体41で拭き取るように構成さ
れているが、例えば、インク付着用シート44としてイ
ンク吸収性に優れたものを使用する場合には、前記イン
ク吸収体41は省略することもできる。
以上説明した実施例によれば、記録ヘッド1の吐出口3
7から液滴を吐出飛翔させ、この液滴を被記録材に付着
させて記録を行なうインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッド1の吐出口面9と対向する1に、該吐出
口面9の涛浄補助手段39を設け、非記録時に、記録へ
ラド1を前記洗浄補助手段39と対面する位置に停止さ
せて該記録ヘッド1を空吐出駆動する構成し、−この空
吐出駆動を行なう際に、前記洗浄補助手段39と前記吐
出口面9を接触しない間隙だけ離れた状態とし、該空吐
出駆動により、該間隙に吐出された液滴のインク溜り4
2を形成させて前記洗浄補助手段39と前記吐出口面9
を前記インク溜り42で連通させ、この連通状態のもと
て前記記録ヘッドをさらに所定時間空吐出駆動する構成
としたので、前記インク溜り42を介して、記録ヘッド
の空吐出駆動時に発生する圧力波を前記吐出口面9に伝
達させながら、該インク溜り42で該吐出口面9を効果
的に洗浄することができ、もって、記録へラド1の吐出
口面9の汚染の問題を確実に解消でき、常に、正常なイ
ンク吐出を維持することにより安定した高品位画像を記
録できるインクジェット記録装置が得られた。
7から液滴を吐出飛翔させ、この液滴を被記録材に付着
させて記録を行なうインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッド1の吐出口面9と対向する1に、該吐出
口面9の涛浄補助手段39を設け、非記録時に、記録へ
ラド1を前記洗浄補助手段39と対面する位置に停止さ
せて該記録ヘッド1を空吐出駆動する構成し、−この空
吐出駆動を行なう際に、前記洗浄補助手段39と前記吐
出口面9を接触しない間隙だけ離れた状態とし、該空吐
出駆動により、該間隙に吐出された液滴のインク溜り4
2を形成させて前記洗浄補助手段39と前記吐出口面9
を前記インク溜り42で連通させ、この連通状態のもと
て前記記録ヘッドをさらに所定時間空吐出駆動する構成
としたので、前記インク溜り42を介して、記録ヘッド
の空吐出駆動時に発生する圧力波を前記吐出口面9に伝
達させながら、該インク溜り42で該吐出口面9を効果
的に洗浄することができ、もって、記録へラド1の吐出
口面9の汚染の問題を確実に解消でき、常に、正常なイ
ンク吐出を維持することにより安定した高品位画像を記
録できるインクジェット記録装置が得られた。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、記録
ヘッドの吐出口から液滴を吐出飛翔させ、この液滴を被
記録材に付着させて記録を行なうインクジェット記録装
置において、前記記録ヘッドの吐出口面と対向する側に
、該吐出口面の洗浄補助手段を設け、非記録時に、記録
へラドを前記洗浄補助手段と対面する位置に停止させて
該記録ヘッドを空吐出駆動する構成としたので、記録ヘ
ッドの吐出口面の汚染の問題を解消し、常に、正常なイ
ンク吐出を維持することにより安定した高品位画像を記
録できるインクジェット記録装置が提供される。
ヘッドの吐出口から液滴を吐出飛翔させ、この液滴を被
記録材に付着させて記録を行なうインクジェット記録装
置において、前記記録ヘッドの吐出口面と対向する側に
、該吐出口面の洗浄補助手段を設け、非記録時に、記録
へラドを前記洗浄補助手段と対面する位置に停止させて
該記録ヘッドを空吐出駆動する構成としたので、記録ヘ
ッドの吐出口面の汚染の問題を解消し、常に、正常なイ
ンク吐出を維持することにより安定した高品位画像を記
録できるインクジェット記録装置が提供される。
請求項2の発明によれば、上記構成に加えて、前記記録
ヘッドを空吐出駆動する際に、前記洗浄補助手段と前記
吐出口面を接触しない間隙だけ離れた状態とし、該間隙
に吐出された液滴のインク溜りを形成させ、前記洗浄補
助手段と前記吐出口面が前記インク溜りで連通されるま
で、前記記録ヘッドを空吐出駆動する構成としたので、
上記効果に加えて、前記吐出口面の清浄化を一層確実に
行い得るインクジェット記録装置が提供される。
ヘッドを空吐出駆動する際に、前記洗浄補助手段と前記
吐出口面を接触しない間隙だけ離れた状態とし、該間隙
に吐出された液滴のインク溜りを形成させ、前記洗浄補
助手段と前記吐出口面が前記インク溜りで連通されるま
で、前記記録ヘッドを空吐出駆動する構成としたので、
上記効果に加えて、前記吐出口面の清浄化を一層確実に
行い得るインクジェット記録装置が提供される。
第1図は本発明によるインクジェット記録装置の要部構
成を示す模式的斜視図、第2図は第1図中の記録ヘッド
の要部構造を示す一部破断斜視図、第3図は第1図中の
洗浄補助手段の第1実施例を記録ヘッドとともに示す模
式的縦断面図、第4図は記録ヘッド幅方向の記録濃度ム
ラを示すグラフ、第5図は本発明によるインクジェット
記録装置の記録ヘッド洗浄動作を示すフローチャート、
第6図の(a)は第1図中の洗浄補助手段の第2実施例
を記録ヘッドとともに示す模式的縦断面図、第6図の(
b)は第1図中の洗浄補助手段に使用する材料のインク
吸収速度を示すグラフ、第7図は第1図中の洗浄補助手
段の第3実施例を記録ヘッドとともにに示す模式的縦断
面図、第8図は本発明を適用するのに好適なインクジェ
ット記録装置の記録ヘッドの洗浄回復系を示す模式的構
成図、第9図の(a)および(b)はそれぞれ第1図中
の記録ヘッドの吐出口面に付着物が付着した状態を模式
的に示す側面図および部分正面図である。 以下に、各図面中の主要部分を表示する符号を列挙する
。 1−・−記録ヘッド、2−一一−−キャリッジ、4イン
クタンク、5−−−−−インクポンプ、6a、6b・−
インク供給管、7・−インク、8−・−制御部、9−−
−一吐出口面、1(1−−−キャンピング手段、28−
・−付着物、35−−一電気熱変換体、36液路、37
一−−吐出口、39−一一一一洗浄補助手段、40−・
インク溜り周壁、41− インク吸収体、42−−−イ
ンク溜り、41−−インク付着用部材、44−−−イン
ク付着用シート。
成を示す模式的斜視図、第2図は第1図中の記録ヘッド
の要部構造を示す一部破断斜視図、第3図は第1図中の
洗浄補助手段の第1実施例を記録ヘッドとともに示す模
式的縦断面図、第4図は記録ヘッド幅方向の記録濃度ム
ラを示すグラフ、第5図は本発明によるインクジェット
記録装置の記録ヘッド洗浄動作を示すフローチャート、
第6図の(a)は第1図中の洗浄補助手段の第2実施例
を記録ヘッドとともに示す模式的縦断面図、第6図の(
b)は第1図中の洗浄補助手段に使用する材料のインク
吸収速度を示すグラフ、第7図は第1図中の洗浄補助手
段の第3実施例を記録ヘッドとともにに示す模式的縦断
面図、第8図は本発明を適用するのに好適なインクジェ
ット記録装置の記録ヘッドの洗浄回復系を示す模式的構
成図、第9図の(a)および(b)はそれぞれ第1図中
の記録ヘッドの吐出口面に付着物が付着した状態を模式
的に示す側面図および部分正面図である。 以下に、各図面中の主要部分を表示する符号を列挙する
。 1−・−記録ヘッド、2−一一−−キャリッジ、4イン
クタンク、5−−−−−インクポンプ、6a、6b・−
インク供給管、7・−インク、8−・−制御部、9−−
−一吐出口面、1(1−−−キャンピング手段、28−
・−付着物、35−−一電気熱変換体、36液路、37
一−−吐出口、39−一一一一洗浄補助手段、40−・
インク溜り周壁、41− インク吸収体、42−−−イ
ンク溜り、41−−インク付着用部材、44−−−イン
ク付着用シート。
Claims (2)
- (1)記録ヘッドの吐出口から液滴を吐出飛翔させ、こ
の液滴を被記録材に付着させて記録を行なうインクジェ
ット記録装置において、前記記録ヘッドの吐出口面と対
向する側に、該吐出口面の洗浄補助手段を設け、非記録
時に、記録ヘッドを前記洗浄補助手段と対面する位置に
停止させて該記録ヘッドを空吐出駆動することを特徴と
するインクジェット記録装置。 - (2)前記記録ヘッドを空吐出駆動する際に、前記洗浄
補助手段と前記吐出口面を接触しない間隙だけ離れた状
態とし、該間隙に吐出された液滴のインク溜りを形成さ
せ、前記洗浄補助手段と前記吐出口面が前記インク溜り
で連通されるまで、前記記録ヘッドを空吐出駆動するこ
とを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2417990A JPH03227649A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2417990A JPH03227649A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227649A true JPH03227649A (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=12131119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2417990A Pending JPH03227649A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03227649A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008149616A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JP2009264708A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-12 | Osaka Gas Co Ltd | 給湯器 |
JP2012223921A (ja) * | 2011-04-15 | 2012-11-15 | Ricoh Co Ltd | ヘッドクリーニング装置及び画像形成装置 |
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