JPH03226946A - Ｃｒｔ式プロジェクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、電磁フォーカスシステムが採用されている
ＣＲＴ式プロジェクタ−に関し、特に、フォーカスマグ
ネットの磁界レンズのセンターとＣＲＴ蛍光面スクリー
ンの距離を短縮してビームスポットの画像解像度を向上
させたＣＲＴ式プロジェクタ−に関する。

「従来の技術」 電磁フォーカスシステムが採用されているＣＲＴ式プロ
ジェクタ−は、第５図で概略を示すようにＣＲＴカソー
ド１、磁界レンズ２１が形成されるフォーカスマグネッ
ト本体２、偏光ヨーク３等からなるネック部Ｎと、ＣＲ
Ｔファンネル４およびＣＲＴ蛍光面スクリーン５等から
構成されている。

そして、フォーカスマグネット本体２および偏光ヨーク
３は、第６図（イ）で示すように各々の付属部品として
のホルダ７１．７２でネックＮ′に固定されている。

「発明が解決しようとする課題」 ＣＲＴプロジェクタ−において、ＣＲＴ蛍光面スクリー
ン上の画像の解像度は、ビームスポットの直径が小さい
ほど高いことが知られている。

ビームスポットの直径を大きくしている要素として、磁
界レンズの球面収差があり、この収差を改善するために
は、磁界レンズの倍率を下げることにある。

その磁界レンズの倍率は、一般；こ磁界レンズセンター
からＣＲＴ蛍光面スクリーンまでの距離Ｌ１と、磁界レ
ンズセンターからカソードすまでの距離Ｌ２として、倍
率ＭはＬｌ／Ｌ２の式で表わされる。

ところで、従来のＣＲＴプロジェクタ−では、前述のよ
うにフォーカスマグネット本体２および偏光ヨーク３は
、各々の付属部品としてのホルダ７１．７２でネックＮ
′に固定されているために、両ホルダ７１．７２の距離
だけ磁界レンズ２１のセンター〇とＣＲＴ蛍光面スクリ
ーン５間の距離Ｌ１が大きかった。

この発明は、上記の点に鑑みなされたもので、磁界レン
ズ２１のセンター０とＣＲＴ蛍光面スクリーン５間の距
離を短縮することにより、画像解像度の向上が行えるＣ
ＲＴ式プロジェクタ−の提供を目的とする。

「課題を解決するための手段」 上述の課題を解決するため、この発明においては、電磁
フォーカスシステムが採用されたＣＲＴ式プロジェクタ
−において、 フォーカスマクネット本体と偏光ヨークの各取付筒を嵌
合させ、上記嵌合部を一個の締付は具でネックに固定し
たことを特徴とするものである。

「作　用」 この発明の実施例を示す第２図および第３図において、 ＣＲＴプロジェクタ−のネックＮ′に偏光ヨーク３およ
びフォーカスマグネット本体２が外挿される。

次に、偏光ヨーク３の各切欠き３２ａにフォーカスマク
ネッＩ・本体２の各突片２２ｂが嵌合され、その嵌合部
に締付はハント７が抱装された後に、ヒス８およびナツ
ト９て締付はバント７が締め付けられる。

上記の締付はバント７の締め付けによって、フォーカス
マグネット本体２および偏光ヨーク３がネックＮ′の所
定位置で固定される。

この−個の締付はハント７による固定によって、第６図
（ロ）で示すように、磁界レンズ２１のセンターＯが第
６図（イ）で示す従来例のものよりＣＲＴ蛍光面スクリ
ーン５側に距離Ωたけ近づき、磁界シン１２１０倍率低
下がなされる。

「実　施　例」 続いて、この発明に係るＣＲＴ式プロジェクタ−の実施
の一例について、図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、この発明に係るＣＲＴ式プロジェクタ−の概
略側面図である。

この第１図におけるＣＲＴ式プロジェクタ−は、電磁フ
ォーカスシステムが紹み込まれたもので、ＣＲＴカソー
ド１、フォーカスマグネット本体２、偏光ヨーク３等か
らなるネック部Ｎと、ＣＲＴファンネル４およびＣＲＴ
蛍光面スクリーン５が形成されたパネル６等から構成さ
れている。

ＣＲＴカソード１は、ヒーターで加熱されて熱電子を電
子流として放出する。

フォーカスマグネット本体２は、形成した磁界レンズ゛
２１によりＣＲＴカソード１から放Ｊ寸された電子流を
ビーム状に集束させ、ＣＲＴ蛍光面スクリーン５の一点
に集中させる。

偏光ヨーク３は、フォーカスマグネット本体２て集束さ
れた電子ビームを左右、上下に振らせてＣＲＴ蛍光面ス
クリーン５全体を光らせる。

ＣＲＴファンネル４は、前面にＣＲＴ蛍光面スクリーン
５を形成すると共に、周囲内面にアノード４１を形成し
ている。

ＣＲＴ蛍光面スクリーン５は、パネル６上に塗布された
蛍光体で形成されたスクリーンで、電子ビームの衝撃を
受けて発光する。

第１図における距離Ｌ１は、磁界レンズ２１のセンター
０からＣＲＴ蛍光面スクリーン５までの距離である。

同じく第１図における距離Ｌ２は、磁界レンズ２１のセ
ンター〇からカソード１までの距離である。

上記のような距離関係において、磁界レンズ２１０倍率
Ｍは、 Ｍ＝ＬＩ／Ｌ２ の関係にある。

一方、上記のような電磁フォーカスシステムが組み込ま
れたＣＲＴ式プロジェクタ−において、ＣＲＴ蛍光面ス
クリーン５上の画像の解像度は、ビームスポットの直径
が小さいほと高くなる。

そのじ−ムスボッｊ・の直径を大きくしている要素とし
て、磁界レンズ２１の球面収差があり、この球面収差の
改善には、磁界レンズ２１の倍率を下げることにある。

そこで、この発明に係るＣＲＴ式プロジェクタ−におい
ては、磁界レンズ２１のセンター０からＣＲＴ蛍光面ス
クリーン５までの距離Ｌ１を縮めることにした。

そして、距離Ｌ１を縮める手段として、第２図および第
３図で示すように、フォーカスマグネット本体２と偏光
ヨーク３の接合部を嵌合式とすると共に、その嵌合部を
一本の締付はバンド７てネックＮ′に固定している。

さらに詳しく説明すると、第２図で示すようにフォーカ
スマグネット本体２の取付筒２２に数箇所（実施例では
６０度毎に３箇所）の切欠き２２ａを嵌合用として欠切
し、嵌合用の突片２２ｂを形成する。

同様に、偏光ヨーク３の取付筒３２にフォーカスマグネ
ッ］・本体２の突片２２ｂが嵌合する切欠き３２ａを、
第２図で示すようζこ数箇所（フォーカスマグネット本
体２の切欠き２２ａと同じ数だけ）欠切し、嵌合用の突
片３２ｂを形成する。

そして、第３図および第４図で示すように、お互いの突
片２２ｂ、３２ｂを相手方の切欠き２２ａ、３２ａに嵌
合し、その嵌合部を締付は具としての締付はバンド７で
抱装し、ビス８およびナツト９の締結部材で締付はバン
ド７を締めて、フォーカスマグネット本体２および偏光
ヨーク３をネックＮ′の所定位置に固定する。

この−個の締付はバント゛７による固定によって、第６
図（ロ）で示すように、磁界レンズ２１のセンター〇が
第６図（イ）で示す従来例のものよりＣＲＴ蛍光面スク
リーン５ＩＩＪに距離Ωだけ近づき、磁界トン１２１０
倍率低下がなされる。

「発明の効果」 以上のように、この発明に係るＣＲＴ式プロジェクタ−
は、磁界レンズのセンターからＣＲＴ蛍光面スクリーン
までの距離を、フォーカスマグネット本体の取付筒と偏
光ヨークの取付筒を嵌合式にすると共に、−木の締付は
バンドでネックに固定することにより短縮した。

よって、磁界レンズの倍率が下がり、ＣＲＴ蛍光面スク
リーンの画像の解像度が向上した。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るＣＲＴ式プロジェクタ−の概略
側面図、第２図は組み立て前の要部の説明的斜視図、第
３図はフォーカスマグネット本体と偏光ヨークの接合部
の拡大部分図、第４図は第３図ｒＶ−ｒＶに沿って切断
した断面図、第５図は従来のＣＲＴ式プロジェクタ−の
概略側面図、第６図（イ）、（ロ）は従来のフォーカス
マグネット本体と偏光ヨークの接合部の拡大部分図およ
びこの発明によるものとの対比図である。 ２　Φ　・ ・フォーカスマグネッＩ・本体 ３・・・偏光ヨーク ・締付はバンド ・磁界レンズ ２２゜ ３２　・ ・取付筒 ２２　　ａ　＋　３　２　ａ　　・ ・切欠き ２２ｂ、３２ｂ　　争 ・突片

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電磁フォーカスシステムが採用されたＣＲＴ式プ
   ロジェクターにおいて、 フォーカスマグネット本体と偏光ヨークの各取付筒を嵌
   合させ、上記嵌合部を一個の締付け具でネックに固定し
   たことを特徴とするＣＲＴ式プロジェクター。