JPH03226829A - 情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、内部記憶装置と補助記憶装置を効率的に利用
したソート・マージ手段をもつ情報処理装置に関する。

［従来の技術］ 第５図は従来技術の説明図であり、複数個のブロックを
必要とするような大きなファイルのソート・マージを想
定している。ステップ１００はソト・マージ処理の終了
を判断する処理でありデータレコードがなくなったとこ
ろでステップ１０９に処理を渡す。データレコードが存
在する場合はステップ１０１に処理を渡す。ステップ１
０１は入力装置より複数のデータレコードを情報処理装
置の内部記憶装置上に読み込む処理であり、ステップ１
０２はデータレコードを複数個集めたブロックを作成す
る処理であり、ステップ１０３はブロック内でデータレ
コードのソートを行う処理である。ソート終了後、ステ
ップ１０４でソート済みのブロックが１番最初のブロッ
クであるかどうか調べ、１番最初であればステップ１０
８で補助記憶装置上に前記ソート済みブロックを一時的
に書き出しファイルを作成後、再びステップ１００を実
行する。前記ソート済みブロックが１番最初のブロック
でない場合は、ステップ１．０５で前記１０８で書き出
したブロックを読みだし、ステップ１０６で今回ソート
済みブロックの中のブタレコードとマージする。

また、１０６ではマージにより書き出し単位のブロック
が完成された時点で、順次補助記憶装置にブロックを書
き出し新たなファイルを作成する。

ステップ１０７は１０５で読みだしたブロック中の全デ
ータレコードの処理を終了した時点で実行され、１回の
マージ処理の終了がチエツクされる。

マージし残したブロックが存在する場合は再び１０５に
処理を渡す。すべてのマージが終了すれば処理はステッ
プ１０８に渡される。１０８ではまだ書き出されていな
いブロックがあれば補助記憶装置に書き出す処理を実行
後、１００に処理を渡す。全データレコードが終了する
まで以上の処理を繰り返す。ステップ１０９ではソート
・マージ済みのデータレコードを出力する処理が実行さ
れる。以上の手順によりデータレコードを一定規則に従
った順序に並べ変えるのが従来のソート・マジ手段の１
例である。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、従来の手段に従うと処理スピードの速い内部記
憶装置に空きがある場合とない場合に拘らず、一般的に
アクセススピードの遅い補助記憶装置を中間ファイル作
成場所として利用するためにソート・マージ処理に時間
がかかるという欠点があった。本発明の目的は上記欠点
を解決することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、データ入力装置と、データ出力装置と、デー
タの中間状態を記憶する内部記憶装置と、データの中間
状態を記憶する補助記憶装置と、前記データ入力装置ま
たは補助記憶装置から入力データレコードを読み込みブ
ロック化し、そのブロック内のデータレコードについて
ソートを行い、前記内部記憶装置および前記補助記憶装
置にソトされたレコードより構成されるブロックを格納
し、前記内部記憶装置および前記補助記憶装置にマージ
中間結果データレコードを格納しながらブロック内のソ
ートされたデータレコードをマージすることにより、最
終的にソート・マージしたブタレコードを前記データ出
力装置または前記補助記憶装置に出力するソート・マー
ジ手段と、前記内部記憶装置と前記補助記憶装置上の記
憶領域を共通に管理する管理手段を有することを特徴と
する。

［作用］ 本発明によれば、新たに記憶領域管理手段を設けて、内
部記憶装置に空きがある場合は内部記憶装置に、内部記
憶装置に空きがない場合は補助記憶装置に中間ファイル
を作成し、アクセス時間の速い内部記憶装置を最大限に
利用することにより処理時間の短縮をはかる。

［実施例］ 第１図は、本発明が適用された情報処理装置のブロック
図であり、データ入力装置１１と補助記憶装置１２、デ
ータ出力装置１３、データ入力手段１５、記憶域管理手
段１６、データ出力手段１７を有するソート・マージ手
段１４および内部記憶装置１８を有する情報処理装置本
体１０とで構成されている。データ入力装置１１はキー
ボードでもよく、一般的に何らかの通信手段を介して入
力されるデータを扱う機器等でもよい。補助記憶装置１
２はフロッピーディスク装置、ハードディスク装置、Ｒ
ＡＭディスク装置等の読み書き可能な記憶装置であれば
よい。データ出力装置はプリンタでもよく、何らかの通
信手段を介してデータ出力可能な機器であってもよい。

次にこのように構成した装置の動作を第２図に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。

ステップ２０はソート・マージ処理の終了を判断する処
理でありデータレコードがなくなったところでステップ
２９に処理を渡す。データレコードが存在する場合はス
テップ２１に処理を渡す。

ステップ２１はデータ入力装置１１または補助記憶装置
１２より複数のデータレコードを情報処理装置の内部記
憶装置上に読み込む処理であり、ステップ２２はデータ
レコードを複数個集めたブロックを作成する処理でおり
、ステップ２３はブロック内でデータレコードのソート
を行う処理である。ソート終了後、ステップ２４でソー
ト済みのブロックが１番最初のブロックであるかどうか
調べ、１番最初であればステップ２８で記憶領域管理手
段により前記ソート済みブロックを一時的に書き出しフ
ァイルを作成後、再びステップ２０を実行する。前記ソ
ート済みブロックが１番最初のブロックでない場合は、
ステップ２５で記憶領域管理手段で前記２８で書き出し
たブロックを読みだし、ステップ２６で今回ソート済み
ブロックの中のデータレコードとマージする。

また、２６ではマージにより書き出し単位のブロックが
完成された時点で、順吹記憶領域管理手段でブロックを
書き出し、新たなファイルを作成する。ステップ２７は
２５で読みだしたブロック中の全データレコードの処理
を終了した時点で実行され、１回のマージ処理の終了が
チエツクされる。マージし残したブロックが存在する場
合は再び２５に処理を渡す。すべてのマージが終了すれ
ば処理はステップ２Ｂに瀕される。、２８ではいまだ書
き出されていないブロックがあれば記憶領域管理手段で
書き出す処理を実行後、２０に処理を渡す。全データレ
コードが終了するまで以上の処理を繰り返す。ステップ
２９ではソート・マージ済みのデータレコードをデータ
出力装置１３、または補助記憶装置１２に出力する処理
が実行される。以上の手順によりデータレコードを一定
規則に従った順序に並べ変える。

第３図および第４図は、第２図のステップ２５．２６お
よび２８の記憶領域管理手段について詳述したものであ
る。第３図は、記憶領域管理手段の処理内容を示したも
のであり、 （ａ）第２図のステップ２６．２８の場合ニステップ３
０で内部記憶装置の空きの有無を調べ、空きがあればス
テップ３１で内部記憶装置にブロックを書き込むと共に
ステップ３２でそのブロックの書き込まれた場所をブロ
ック管理テーブル３８に記憶する。空きがなければステ
ップ３３で補助記憶装置にブロックを書き込むと共にス
テップ３４でそのブロックの書き込まれた場所をブロッ
ク管理テーブル３８に記憶する。

（ｂ）第２図のステップ２５の場合− ステップ３５でブロック管理テーブルを調べ読みだそう
としているブロックが内部記憶装置または補助記憶装置
のどちらに存在しているかを決定し、内部記憶装置に存
在している場合はステップ３６で内部記憶装置よりブロ
ックを読みだし、外部記憶装置に存在している場合はス
テップ３７で補助記憶装置よりブロックを読み出す。

第４図は、内部記憶装置と補助記憶装置中のブロックの
格納状態を示したもので、内部記憶装置が補助記憶装置
に優先して利用されることを示し［発明の効果］ 以上、説明したように本発明によれば、アクセス時間の
速い内部記憶装置を最大限に利用することにより処理時
間の短縮をはかることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に適用した情報処理装置のブロック図、
第２図は情報処理装置の動作を示すフローチャート、第
３図、第４図は本発明の要となる記憶領域管理手段およ
び記憶領域の説明図、第５図は従来技術の説明図である
。 １０　・・・・・・　情報処理装置本体１１　・・・・
・・　データ人力装置 １２　・・・・・・　補助記憶装置 １３　・・・・・・　データ出力装置 １４　・・・・・・　ソート・マージ手段１５　・・・
・・・　データ入力手段 １６　・・・・・・　記憶域管理手段 １７　・・・・・・　データ出力手段 　８ ３８ ０ １ ２ 内部記憶装置 ブロック管理テ 内部記憶装置 内部記憶装置 補助記憶装置 プル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データ入力装置と、データ出力装置と、データの中間状
   態を記憶する内部記憶装置と、データの中間状態を記憶
   する補助記憶装置と、前記データ入力装置または補助記
   憶装置から入力データレコードを読み込みブロック化し
   、そのブロック内のデータレコードについてソートを行
   い、前記内部記憶装置および前記補助記憶装置にソート
   されたレコードより構成されるブロックを格納し、前記
   内部記憶装置および前記補助記憶装置にマージ中間結果
   データレコードを格納しながらブロック内のソートされ
   たデータレコードをマージすることにより、最終的にソ
   ート・マージしたデータレコードを前記データ出力装置
   または前記補助記憶装置に出力するソート・マージ手段
   と、前記内部記憶装置と前記補助記憶装置上の記憶領域
   を共通に管理する管理手段を有することを特徴とする情
   報処理装置。