JPH03226655A - 油分濃度計 - Google Patents

油分濃度計

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JPH03226655A
JPH03226655A JP2288190A JP2288190A JPH03226655A JP H03226655 A JPH03226655 A JP H03226655A JP 2288190 A JP2288190 A JP 2288190A JP 2288190 A JP2288190 A JP 2288190A JP H03226655 A JPH03226655 A JP H03226655A
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JP
Japan
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sample water
sample
oil
detergent
light
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Pending
Application number
JP2288190A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ito
博 伊藤
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は水分中に含まれている油分の濃度を測定する装
置に間し、特に、例えば船舶のビルジ排水時等において
、その排水の油分濃度を自動的に測定する等に適した油
分濃度計に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種の油分濃度測定法として、測定セル内に閉
じ込めた試料水に超音波を照射して、試料水中の油分を
乳化し、この乳化前後における試料水の濁度変化から油
分濃度を求める、超音波乳化法や、試料水に単一波長の
光を照射し、試料水中の油分から発生するそれより長い
特定の波長の蛍光を測定する蛍光検出法、さらには、試
料水中の油分を四塩化炭素内に抽出して、赤外線の吸収
量を測定する、四塩化炭素抽出−赤外法等が知られてい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、ビルジ排水時に、そのビルジ中には洗剤が含
まれていると、油水分離装置等では、その油分を完全に
分離することは困難である。これは、水に溶けている洗
剤が油と出会うとその疏水性部分に油を包みこみ水中に
分散させるためである。従って、油水分離装置等により
処理した後において、ビルジの油分濃度を測定しておく
必要がある。
ところが、上述した測定法による従来の油分禎度計によ
ると、試料水中に洗剤が含まれている2その洗剤分と油
分との合計分が油分濃度として1示されるため、試料水
中の油分濃度を正確に知2ことができないという問題が
あった。
本発明の目的は、試料水に洗剤が含まれていlも、その
試料水中の油分を正確に測定できる、打分濃度計を提供
することにある。
<vIIsを解決するための手段〉 上記の目的を達成するための構成を、実施例心コ対応す
る第1図を参照しつつ説明すると、零発すは、測定セル
1内にサンプリングされた試料水Lコ特定波長の光を照
射する光源11と、その光照lにより試料水から励起し
た蛍光のうち特定波長C光の強度を検出する光検出手段
(干渉フィルタ1および蛍光検出器13)と、測定セル
1にサンプリングする試料水中の油と洗剤とを分離する
た給の前処理装置3を備え、前処理装置3を通過しない
試料水と通過した試料水を測定セル1内に交互に閉じ込
めてそれぞれの蛍光を上記の光検出手段により検出し、
その両者の検出値の差に基づいて試料水の油分濃度を求
めるよう構成したことによって特徴づけられる。
〈作用〉 洗剤分のみを含んだ試料水を蛍光検出法により測定する
と、ある特定波長の蛍光強度を検出できることがある。
例えば、洗剤を含んだ試料水に波長550 nmの光を
照射すると、第4図に示すように、その試料水から励起
される蛍光のうち、610nm波長の蛍光において、そ
の洗剤分が検出できる。従って、その特定波長における
、油分および洗剤分を含んだ試料水の蛍光強度と、洗剤
分のみを含んだ試料水の蛍光強度を交互に検出し、その
両者の検出値の差を求めることで、試料水中に含まれる
油分のみの濃度を知ることができる。
〈実施例〉 本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。
第1図は本発明実施例の構成を示すブロック図、第2図
はその測定セル1部の水平断面図である。
測定セル1の試料水入口管1aには、ポンプPによって
汲み上げられ、油水分離器2を通過した試料水が電磁弁
■1およびMVを介して導かれる。
この配管Aには、一端が油水分離器2と電磁弁■との間
に連通し、他端が試料水入口管1aに連通する配管Bが
接続されており、この配管Bには電磁弁■2および前処
理装置3が設けられている。
なお、電磁弁MVを閉じた状態で、電磁弁MV’を「開
」とすることによって試料水をバイパスさせることがで
きる。また、電磁弁V3を1開」とすることにより、油
水li離器2を通過した試料水つまりビルジは船外に排
出される。
前処理装置3は、油水分離器2を通過した試料水中の洗
剤成分と油分とを分離する装置で、この前処理装置3を
通過した後の試料水には洗剤成分のみが含まれる。
測定セル1には、フェライト振動子5に接続されたホー
ン6が装着されており、超音波発振回路“を一定時間だ
け駆動することにより、測定セル1乳化させる。
測定セル1の少なくとも一部分は透明部材で構成されて
おり、この部分に、第2図に示すように光源11、透過
光検出器12および蛍光検出器13が配設されている。
光源11は試料水に単一波長の光を照射するためのもの
で、出力光の波長が550 nmであるLEDが用いら
れる。また、透過光検出器12は光源11に対向して設
けられ、光源11からの出力光のうち、試料水の透過光
を検出する。この透過光検出器12の前方にはニュート
ラルフィルタ14が配設されている。
蛍光検出器13は、測定セル1の中心軸を中心として透
過光検出器12から角度70°だけずれた位置に配設さ
れており、光源11からの光によって測定セル1内の試
料水から励起した蛍光のうち、干渉フィルタ15により
抽出された波長610nmの光を検出する。
各検出器12.13の出力信号はそれぞれ増幅器16.
17によって増幅された後、比演算回路18に導かれる
。この比演算回路18は透過光検出器12と蛍光検出器
13の、両者の検出信号のの比を求めるよう構成されて
いる。このように透過光に対する蛍光強度の比を求める
ことにより、光源11の明るさの変動や試料水の着色に
よる影響が軽減される。
比演算回路18の出力は増幅器19によって増幅された
後、サンプルホールド回路20.2H:導かれる。各サ
ンプルホールド回120.21は、タイミングコントロ
ーラ8からのコントロール信号に基づいて比演算回路1
8の出力値を記憶し、あるいはその記憶値を出力するこ
とができる。
各サンプルホールド回路20.21の出力信号はそれぞ
れ差演算回路22に導かれ、ここでその両者差が求めら
れ、その差に基づ(信号をメータ9に出力する。
タイミングコントローラ8は、上述の各サンプルホール
ド回路20.21の駆動制御の他、次に説明するタイム
チャートに基づいて、各電磁弁Vl。
V!、MV、MV’および超音波発振回路7の駆動制御
を行うよう構成されている。
次に測定動作を第3図に示すタイムチャートを参照しつ
つ説明する。
まず、電磁弁v1および■2を共に閉じた状態で電磁弁
V、を開いてポンプPを駆動しておく。
さて、動作を開始すると、まずは電磁弁v1とMVが開
き、MV’が閉じて測定セル1内に前処理装置3を通過
しない試料水が収容される。この後すぐに電磁弁MVが
閉じ、MV’が「開」となる、これは測定セル1内に閉
じ込められた試料水を測定する間、導入する試料水をバ
イパス用電磁弁MV’を通過させるためである。次いで
、閉じ込められた測定セル1内の試料水に超音波照射を
行って乳化を行い、この状態を所定時間保って試料水の
気泡抜きを行った後、比演算回路18の出力値をサンプ
ルホールド回路20に記憶する一0次に、を磁弁■2と
MVが開き、電磁弁MV’が閉じて測定セル1内に前処
理装置3を通過した試料水、つまり洗剤成分のみを含ん
だ試料水が収容される。以後、先と同様に、試料水乳化
・気泡抜きを行い、その後の比演算回路18の出力値を
サンプルホールド回路21に記憶する。そして、この記
憶値と先にサンプルホールド回路2oに記憶された値と
の差が算出され、その差に基づく信号がメータ9に油分
濃度として表示される。このような一連の動作は例えば
15秒ごとに繰り返して行われる。
ここで、軽油のみを含んだ試料水、洗剤のみを含んだ試
料水、さらに軽油と洗剤の両者を含んだ試料水の蛍光の
強度比をそれぞれ他の測定装置により測定したところ、
第4図に示すようなデータが得られた。なお、洗剤は、
試料水に対して0.1〜1体積%程度を注入した。
この図から明らかなように、洗剤のみを含んだ試料水で
あっても、波長610nmにおいてその存在を検出する
ことができることが判明した。また、軽油と洗剤の双方
を含んだ試料水における波長610nmの強度は、軽油
のみを含んだ試料水に強度に洗剤分による強度を加えた
分とほぼ同程度になることが判明した。従って、本発明
実施例のように、油分と洗剤分を含んだ試料水と、洗剤
のみを含んだ試料水を測定セル1内に交互に閉じ込め、
それぞれの蛍光強度比の差を求めることで、その差に基
づく油分濃度値は、試料水中の油分のみを濃度を正確に
表した測定値となる。
なお、本発明実施例においては、光源11としてLED
を使用しているので、入射光の光学系に単一波長を抽出
するための1次フィルタを省略できる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、油と洗剤を分離
する前処理装置を通過しない試料水と通過した試料水を
測定セル内に交互に閉じ込め、それぞれの試料水に単一
波長の光を照射し、その蛍光のうち特定波長の光の強度
を検出して、この両者の検出値の差に基づいて試料水の
油分濃度を求めるよう構成したので、試料水中に洗剤が
含まれていても、その洗剤分による影響は除去されて、
試料水に含まれる正味の油分の濃度を検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の構成を示すブロック図、第2図
はその測定セル1部の水平断面図、第3図は本発明実施
例の測定動作を示すタイムチャートである。また、第4
図は本発明の作用説明図である。 ・測定セル ・前処理装置 ・光源 ・透過光検出器 ・蛍光検出器 ・ニュートラルフィルタ ・干渉フィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  測定セル内にサンプリングされた試料水に特定波長の
    光を照射する光源と、その光照射により試料水から励起
    した蛍光のうち特定波長の光の強度を検出する光検出手
    段と、上記測定セルにサンプリングする試料水中の油と
    洗剤とを分離するための前処理装置を備え、上記前処理
    装置を通過しない試料水と通過した試料水を上記測定セ
    ル内に交互に閉じ込めてそれぞれの蛍光を上記光検出手
    段により検出し、その両者の検出値の差に基づいて試料
    水の油分濃度を求めるよう構成した、油分濃度計。
JP2288190A 1990-01-31 1990-01-31 油分濃度計 Pending JPH03226655A (ja)

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JP2288190A JPH03226655A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 油分濃度計

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JP (1) JPH03226655A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5381002A (en) * 1992-11-27 1995-01-10 Texaco Inc. Fluorescence method of quantifying hydrocarbons, including crude oil, dispersed in water
JP2003532113A (ja) * 2000-05-01 2003-10-28 オンデオ ナルコ カンパニー モジュール式蛍光光度計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5381002A (en) * 1992-11-27 1995-01-10 Texaco Inc. Fluorescence method of quantifying hydrocarbons, including crude oil, dispersed in water
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