JPH03226360A - 精密鋳造システム - Google Patents

精密鋳造システム

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JPH03226360A
JPH03226360A JP21398390A JP21398390A JPH03226360A JP H03226360 A JPH03226360 A JP H03226360A JP 21398390 A JP21398390 A JP 21398390A JP 21398390 A JP21398390 A JP 21398390A JP H03226360 A JPH03226360 A JP H03226360A
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JP
Japan
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workpiece
hanger
coating
work
floor
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Application number
JP21398390A
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English (en)
Inventor
Kikuyoshi Imao
今尾 喜久義
Hiroyuki Tazoe
田添 宏幸
Akihisa Nagahiro
永廣 晃久
Hideyuki Kudo
工藤 英行
Kunio Awaya
粟屋 都雄
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 この発明は、ロストワックス鋳造等のtIIF密鋳造全
鋳造精密鋳造システムに関する。 「従来の技術」 精密機械部品の鋳造方法としてロストワックス鋳造が従
来から知られている。以下、第9図(a)〜(h)を参
照し、その作業フ〔J−を説明する。 まず、第9図(a)に示すように、製品の外形に対応し
た凹部をh゛する金型■に、溶融しlニワッタス2が流
し込まれる(ワックス成形上程)。そしてワックス2か
凝固し/:後、金型1が開放され、製品に対応したワッ
クス模型2aが1−lられる。ここで、ワックス模型2
aは製品に対応しに杉状のり・クス凝固体から細長い棒
状部2bが突き出したに;状をなしている。そして、棒
状部2 h部の先端部が過熱溶融され、ワックス模へ!
2aは、第9図(b)に示すように、表面に分厚いワッ
クス層のJF釣i12された模型支持棒3に所定個数接
着される。この上うノこして、模型支持棒3およびワッ
クス模型2J2a、・・が一体に組み立てられ、ツリー
4か完成4−る(組立工程)。 そして、第9図(C)に示すように、ツリー4はジルコ
ン等のンリカ系のスラリー液を貯え/:槽5に没される
。そして、ツリー4は槽5から取り出され、第9図(d
)に示すように、−に方から砂が4遍無く散布されろ。 この結果、スラリー液で濡れtこツリーの表面に砂が付
着する。そして、所定時間放置して乾燥することにより
スラリー液が凝固し、ツリー4の表面にモールド層が債
Eづされる。 一般に、1回の積層では、鋳造に耐える厚さのモールド
層は得られないので、上述しfこスラリー液の塗布処理
、砂の散布処理および乾燥処理は、数回に亙って繰り返
される(コーティング工程)、Jこのようにしてツリー
4に十分な厚さのモールド層が積層されろと、少なくと
ら1日以上の間、モールド層の乾燥が行われる(乾燥工
程)。そして、第9図(e)に示すように、モールド層
に覆われfこツリー4の過熱が行われ、モールド層内の
ワックスが溶融して外部に流出し、鋳型6か得られろ(
脱ろう工程)。そして、鋳造の前に、さらにモールド鋳
型6の過熱が行われる(焼成工程)。この結果、鋳型6
のモールド層の化学的組成が変化して硬質化する。そし
て、その熱が冷めないうちに、第9図Cf)に示すよう
に、鋳型6に溶融した金属7か流し込まれる(鋳造工程
)。このように、鋳型6/7〈チめ高温に熱された状態
で溶融した金!/47が流し込まれるので、ヒートノヨ
ツクが少なくなり、鋳型6の損傷が防止される。 そして、鋳型6内の金属7が凝固すると、第9図(g)
に示すように、鋳型6全体に機械的振動が与えられる(
型ばらし工程)。前述の焼成工程によってモールドが硬
質化しているので、振動が加えられることによってモー
ルドが容易に粉砕され、凝固しfこ金属のみが残る。ま
た、残つfこ金属の内、前述のワックスの棒状部2bに
対応した金kl棒は切断機等によって切断され、個々の
製品8が得られる。そして、製品8の出来上がり状@が
検^され、表面に不要な凸部がある場合は第9図(h)
に示すようにグラインダー等によって取り除かれ、製品
が完成する(仕上げ工程)。 [発明が解決しようとする課題1 さて、ワックス模型から組み立てられたツリーを順次取
り込み、鋳造を自動的に行うf1′?密鋳造ソスデムが
従来から望まれていた。しかし、寥−)密鋳れL環境I
こで行わねばならない。そして、そノ)ためにはコーテ
ィング処理を行うフロアを他から隔離する必要かあるが
、このように隔離を行−)と、コーティング工程へワー
クを投入することがてきないという問題があった。 この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、コー
ティング工程における空調制御を厳密に行うことができ
、かつ、コーティング工程へのワークの投入が可能であ
り、製品を自動的に生産することができる精密鋳造シス
テムを提供することを目的としている。 [課題を解決するための手段」 この発明は、製品のワックス模型を作成する工程、前記
ワックス模型がワークとして投入され、該ワークに対し
て複数層のモールド層を順次積層させろと共に乾燥させ
るコーティング工程、前記モールド層内のワックスを溶
融して鋳型を作製する工程、および前記鋳型に溶融した
原材料を流し込んで凝固させ、前記製品を製造する工程
を有すIFI記コーティノグ工程は他の工程と隔離され
たコーティング室内に設けられると共に、a 前記コー
ティング室内を所定の、!、1度および温度に保つ空調
制御手段と、 b、前記コーティング室内に敷設さメ″Ll二搬送路、
および前記ワークを保打して該搬送路を移動し得るワー
ク保持具からなるワーク搬送手段と、c、 Qη記ワー
ク保持具に搬送手段によ−て搬送されて到来ずろワーク
に対し、前記モールド層の積層処理を施すコーティング
手段と、 d、前記コーティング室を囲む壁面の一部に設けられ1
こ自動扉と、 e、前記自動扉が開状態の場合にワークを一自動扉を介
して前記コーティング室内のワーク保F与具に取り込む
ワーク投入手段と、 「 前記モールド層の積層処理およびワークの移動を制
御すると共に、該制御に同期し、前記自動扉の開閉制御
および前記ワーク投入手段における前記ワーク取り込み
動作を制御する制御手段とを具備することを特徴として
いる。 [作用シ 上記構成によれば、ワークに対するモールド層の積層処
理およびワークの移動に同期し、自動扉の開閉およびワ
ークのコーティング室内への取り込みが制御される。従
って、コーティング室内の空調制御を厳密に実施するこ
とができる。 「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。 (システム構成) 第1図はこの発明の一実施例による鋳造システムのシス
テム構成図である。 第1図において、CPOIはネットワーク管理コンピュ
ータであり、このシステム内における情報伝送を媒介す
る。また、このネットワーク管理コンピュータCPOI
は公衆回線Nを介して、本社のホストコンピュータ等の
上位システムと接続されている。MO+はネットワーク
管理コンピュータCPOIに接続された記憶装置である
。CPO2は作業進捗管理コンピュータであり、このシ
ステl°、内の6ワータ5)処理仕掛かり状況を収4J
−L、記憶装置〜402に記↑αする。まf−1このノ
ステ2゜に灯する製品製造指示は作業進捗管理コンピュ
ータcp02を操作することによf)人力L? 4−(
る、CPO3はこのノステトの製品製造計画を策定する
場合に使用される作業計画入力=lノビュータである。 ネットワーク管理コンピュータCPOIには、前処理工
程トラッキング制御コンピュータCI〕11、乾燥工程
トラッキング制御コンピュータCP12および鋳造・後
処理工程トラッキング制御コンピュータCPI3が各々
接続される。 まず、前処理工程トラッキング制御コンピュータCPI
Iについて説明する。この精密鋳造システムでは、乾燥
工程のiIりに行うワックス成彩工程、組立工程および
コーティング工程を総称して面処理工程と呼んでいる。 そして、前処理工程トラッキング制御コンピュータCP
11は、前処理−し程におけるワークの搬送の制御を行
う第1バンカ搬返;(メ制御装置CTL I、第2ハン
ガ搬送制御装置4CT L 2、第3ハンガ搬送制御装
置CT L 3およびターンテーブル制御装置CT L
 4と、リング型光ファイバ伝送路t、 r NK I
を介して結合さAする。 まk、前処理工程トラッキング制御コンピュータCPI
Iには、投入指示端末CP21か、リング型光ファイバ
伝送路LINK+を介して結合される。さらに、前処理
工程トラッキング制御コンピュータCP11は、後述す
るコーティングロボット#l〜#3の制御を行う第1〜
第3のロボット制御値ICTL5〜CT t 7と、リ
ング型光ファイバ伝送路LINK2を介して結合されて
いる。そして、前処理工程トラッキング制御コンピュー
タCPIIによって、これら各制御装置CTLI〜、C
TL7の統括的な制御か行われる。 また、前処理工程において、各ワークは)\ンガに保持
されて搬送されろ。しかも、各ワークは複数のハンガに
引き継がれて搬送される。ここで、前処理工程内の各拠
点にハンガが到来ずろとその識別番号が読み取られて面
処理工程トラッキング制御コンビ、:L−夕CP11に
報告されるようにζつており、各拠点においてワークに
処理か施される場合に(よ前処理工程トラッキング制御
コンピュータCPI+にその報告か行イつれるようにな
っている。そして、これらの報告に従って、前処理工程
ドラッギング制御コンピュータCP11では、各ハンガ
に保持されたワークおよび各拠点で処理が施されている
ワークの製品識別情報(本実施例の場合は製品の製作図
の図番)、それらのワークの現時点における最終処理状
態等の情報の管理が行われろ。この精密鋳造システムで
は、これらの情報のことをトラッキング情報と呼んでい
る。記憶装置M11には、前処理工程におlするトラッ
キング情報が記憶される。なお、このトラッキング情報
の管理の詳細については、後述する。 乾燥工程トラッキング制御フンピユータには、コンベア
Cvを制御するコンベア制御装置CTL8、および立体
倉庫中継装置CTL9aが接続されている。まjコ、立
体倉庫中継装置CTL9bは、光学的通信手段を介して
スタッカクレーン制御装置C1’ L 9 bと結合さ
れている。乾燥工程トラツギンク制御コンピュータCP
12は、これら各装置CT’ L 9 aおよびCi’
 L 9 bに制御情報を送ってコンベアCvおよびス
タッカクレーンを駆動し、コーティング工程から送られ
てくるワークの立体倉庫への入庫、および立体倉庫に収
納されたワークの後工程への出庫を行う。まj=、乾燥
工程トラッキング制御コンピュータCP+2は、立体倉
庫に入庫されるワークの製品識別情報、製造指示番号、
入庫時刻等のドラッギング情報を管理する。このトラッ
キング情報は記憶装置M+2に記憶されろ。 次に鋳造・後処理二に程トラッキング制御コンピュータ
CPI3について説明する。この精密鋳造システムでは
、脱ろう工程以降最終工程までを鋳造・後処理工程と総
称している。鋳造・後処理工程トラソギング制御コンピ
ュータCP+3には、鋳造の実施を報告するnめの鋳造
作業端末CP31、ショツトブラストの実施を報告する
ためのショツトブラスト端末CP32、および原材料の
溶解炉への投入を報告するための原材料投入端末CP3
3が接続されている。記憶装置MI3には、鋳造・I(
処理に程内=’r t’rワークの最終処理状性等の情
報かトラ・ギノグ情報として記憶される。鋳造・後処理
上程トラゾギノグコンピュータCPI3は、谷端末C1
131〜CI) 33からの報告に基づいて、記憶装置
X113に記憶Jれる各ワークのトラッキング情f4i
を更新する。 〈生産工場レイアウト〉 第2図はこの精密鋳造システムによる生産工場QT)−
一例をij<すレイアウト図である。同図に示すように
、この生産工場の内部は、壁によって、F!〜l・5の
5つのフロアに区切られており、フロアFlはワックス
成形工程および組立工程に割り当てられ、フロアト2は
コーティング工程に割り当てられ、フ〔Jアト3は乾燥
工程に割り当てられ、フロア1?・1は脱ろう工程〜仕
上げ工程に至るまでの鋳造・後処理工程に割り当てられ
ている。また、)
【Jアト5は管理室として使用されろ
。 以下、谷フ〔lアF1〜F5に設置された各設備につい
て説明゛4゛る。 [77CiアP I (ワックス成形工程、組立工程)
】まず、フロアF1には、製品のワックス模型を製造す
るワックス成形機\〜′X、ワックス模型を組み立てて
ツリーを組み立てるための組立用作業台T 13 L、
および前述の投入指示端末CP21か設置されている。 製品の製造指示は、作業進捗管理コンピュータc P 
O2から、ネットワーク管理コンピュータCPOI、前
処理」−程トラッギング制御コンピュータCPI+およ
び先ファイバ伝送路L I NK +を介して投入指示
端末CP2+に送られる。そして、このようにして送ら
れてきfこ製造指示が投入指示端末CI) 21の表示
装置に表示される。そして、作業者か表示されに製造指
示に従って製品のツリーを製作し、コーティング工程に
投入する場合、作業者が投入指示端末CP2+を操作す
ることにより、投入指示の報告か行われる。 まLlこのフロアF lには、ハンガ搬送レールL1が
敷設されている。第3図(a)、(b)に示すように、
ハンガ搬送レール
【、Iにはハンガトl 、 H、・・
・が多数移動自在に取り付けられており、各ハンガH1
H1・・・には、作業者かハンガ番号を目視識別するへ
tノの番ん札(図示せず)が取り付けられている。 まf二、名ハンガ)I 、 +4 、・・のハンガ■(
のワーク保持部II L Dの底面には、第3図(a)
における正面から背面に向けてdりr(L a、 11
 l bか形成されており、これらのi’+T o L
 aおよびHLbに作業者によって製作され几ツリーH
f’lが各1個装若される。 ワーク保持部1−(L Dの上部はロートバーLDHに
接続されており、ロートバーLDBの上部にはキャスタ
CAS I 、CAS 2か接続されている。 このキャスタCAS I 、CAS 2の先端部は、搬
送レールL、内に収納されており、先端部に回動自在に
取り付けられたローラRがハンガ搬送レールL1の下側
内壁に当接している。ハンガH、H。 は、各々、図示してないチェーンに係合しており、!!
’j述の第1搬送制御装置CTLIの制御により、チェ
ーンを介して各ハンガ1(、11、・が駆動される。そ
して、ローラRか回動することにより、ハンガH、t−
1、・・のハンガ搬送レールL、に沿つ几(3動が行わ
れる。 また、谷ハンガT−1、H、・・・は、ワーク保持部1
(LDの上部に符号板HCを存している。この符号板I
I Gにお1する8個のポイントP、〜P8には、ハン
ガ番号に対応する8ビツトの識別コードの各ビット値に
対応し、六II )−1か空けられている。 第2図におけるポイントS、には、第4図に示すように
、ハンガ番号リーダPH1,ワーク検出センサPH2a
およびP H2b、読取タイミングセンサ5ENI、お
よび到着センサ5EN2が設けられている。ハンガ番号
リーグPH1は、発光部から8本のビーム光が出力され
、受光部において各ビーム光の検出か行われるようにな
っている。 さらに詳述すると、発光部から出力される8本のビーム
光は、ハンガE(の識別コードの読み取り時、符号板H
CのポイントP1〜P、に到達するようになっており、
受光部において各ビーム光が検出されるか否かを判定す
ることにより、ポイント21〜P、における穴1−I 
Hの有無、すなわち、識別コードが読み取られ、第1ハ
ンガ搬送制御装置CTLlに送られる。この識別コード
の読取は、ハンガHか読取タイミングセンサ5ENIに
よって検出さ、4z 7−場合に発生される読取タイミ
ノグパルスに同期して1了われる。識別コードの読み取
られノニハンカ11は、その後、到着センサ5EN2に
よって、その通過か検出され、この結果、第1ハンガ搬
送制御装置CTLIによってハンガHの停止制御か行わ
れ、ハンガHは停止点STに停止する。 そして、ハンガ■(の番号か、第1ハンガ搬送制御装置
CTLIから前処理工程トラッキング制御コノピユータ
CP11に送られる。なお、ハンガ搬送レールL、にお
けるポイントS、および後述するフロアF2内のポイン
トS′、〜S 11にも、同様なハンガ番号リーグ、ワ
ーク検出センサ等が設置されている。ま1こ、ポイント
S1には、上記各センサ類の他、バーコードリーダが設
置されている。 ツリーI=f Rはハンガ搬送レールL、に沿って投入
ポイントENTまで搬送され、フロアF2内のコーティ
ング工程へ投入される。なお、CLはコーティング工程
に投入するツリーHRを洗浄する、化、?)の洗浄装置
である。 ビCニアP2(コーティング工程)】 フロアF2には、ワークを搬送する丸めの閉ループ状の
ハンガ搬送レールL、およびL3が敷設されている。こ
こで、ハンガ搬送レールL、に取り付1すられ1こ各ハ
ンガは、前述の第2ハンガ搬送制御装置CTL 2によ
って、その移動が制御される。 まfコ、ハンガ搬送レールL3に取り付けられfこ各ハ
ンガは、前述の第3ハンガ搬送制御装置CTL3によっ
て、その移動が制御される。そして、各ハンガ搬送レー
ルL = 、 L 3に沿ったポイントS、〜S I+
には、ポイントS、の場合と同様なハンガ番号リーグ、
ワーク検出センサ等のセンサ類が設置されており、各ポ
イントをハンガが通過する毎に、そのハンガの番号およ
びハンガに吊されたワーク数が検出され、それらの検出
情報が、第2/%ンガ搬送制御装置あるいは第3ハンガ
搬送制御装置を介し、フロアF2内に配置された前処理
工程トラッキング制御コンピュータCPIIに送られる
。なお、ハンガ搬送レールL=、L3および各レールに
取り付けられるハンガは、各々、前述のハンガ搬送レー
ルL、およびハンガHと同様な構造であるので、説明を
省略する。 また、フロアF2には、ワークに対してコーティング処
理を施すコーティングロボット昇1〜=3が配置されて
いる。コーティングロボット#lは、第1層および第2
層のコーティング処理を行う他、投入ポイントE N 
Tに待機中のツリーHRをハンガ搬送レールL、のハン
ガから取り外し、フロアF2内に取り込む処理、および
ハンガ搬送レールし、のハンガからコーティングワーク
を取り外してハンガ搬送レールL3のハンガに装着する
処理を行う。まfこ、フロアF2は、図示しない空調設
備により、一定温度、一定湿度となるように厳密な空調
制御がなされており、自動ドアDRは、フロアF1から
ツリーHRが取り込まれる期間中のみ開扉するように制
御されろ。また、コーティングロボット#2は、第3層
以降最終層までのコーティング処理を行う他、最終層の
コーティングが終了したワークをターンテーブルT N
 Tに装着する処理、およびターンテーブルTNTから
ワークを取り外してフロアF3内のコンベアCvに載置
する処理を行う。 コーティングロボット#3は、コーティングロボット;
2か過負荷状態の場合に使用される予備のロボットであ
る。ここで、コーティング処理をロボット#2によって
行うかあるいはロボット#3によって行うかの切り換え
は、分岐点BRKIおよびBRK2において、ハンガの
搬送先を切り換えることによって行われる。
【フロアF3(乾燥工程)】 フロアF3にはフロアF2から搬送されてくるコーティ
ング済みワークを乾燥しストックする1こめの立体倉[
STKが設置されている。また、立体倉庫STKへワー
クを入庫する場合、および立体倉庫STKからワークを
出庫する場合に駆動されるコンベアC■および図示して
ないスタッカクレーンか設けられている。また、フロア
F3には、前述の乾燥工程トラッキング制御コンピュー
タCP+2および記憶装置M12が設置されている。
【フロアF’4(脱ろう工程〜仕上げ工程)】フロアF
4には、脱ろう炉R1、焼成炉R2、鋳造工程R3、溶
解炉R4、還元コンヘアR5、ンヨノトブラスト工程R
Gか各々配置される。また、フロアF6には、+iη述
の鋳造・後処理工程トラッキング制御コノピユータCP
+3、鋳造作業端末CP 31、ンヨットブラスト端末
CP 32 オよび原材料投入端末CI) 33が各々
設置されている。 〔フロアF5(管理室〕】 フロアF5には、前述のネットワーク管理コンピュータ
CPOI、作業進捗管理コンピュータCPO2および作
業計画入力コンピュータCPO3が設置されている。 (動作) 以下、この精密鋳造ノステムの動作を説明する。 この生産工場にお1)る生産管理者が、作業進捗管理コ
ンピュータCPO2の操作盤を操作し、所望の製品の製
造指示を入力すると、この入力された製造指示は、ネッ
トワーク管理コンピュータCP01、前処理工程ドラッ
ギング制御コンピュータCP11を経て投入指示端末C
P21に送られる。 そして、投入指示端末CP21の表示装置に、例えば第
5図(a)に示すように、現時点までに人力された製造
指示の内容か表示される。具体的には、同図に示すよう
に、指示され7=製品の製作図面の図番(“図番”)、
作業進捗管理コンピュータCPO2によって割り当てら
れ1こその製造指示の指示番号(“指示No”)、製品
の品名あるいはその略称じ品名略称”)、ワックス成形
機の号機番号の指定(“機械“)、製造すべき個数(“
指示数°)、現時点で既にコーティング工程へ投入済み
の個数(“役人数”)、現時点でまだコーティング工程
に投入されていない個数(“指示残”)等が表示されろ
。また、これらの表示エリアの下部の機能表示エリアA
R+には、ファンクションキーPC1,FC2,・・の
並びに対応し、各ファンクションキーの機能の表示(゛
投入、“新ラベル“、・・・等)が行われる。 そして、作業者によって、上記表示か確認され、以下、
説明するようにして、製品に対応しfこワックス模型の
製造およびツリーの組み立てか行メつれる。 ます、第3図に示−4゛ように、作業者によって、ワッ
クス成形機W×に製品に対応しf二金型KNが取りイ・
1けられる。そして、ワックス成形機〜vXが始動され
、ワックス成形機W×において、溶融したワックスを閉
じた金型t(Nに注入する動作と、金型を開放して凝固
しfニワックス模型WMを排出する動作とか繰り返し行
われる。そして、ワックス模型W M 、W M 、 
 がワックス成形機WKの下部に配置された水fffW
、〜T内に排出され、水槽W ATからコンベアCvW
によって搬出され、トレーTRに集積される。 組立テーブルT +3 Lには、金属製の芯枠SKを分
厚いワックス層SWで覆ってなる模型支持棒ト■Wが予
め準備されており、その傍らには、電熱器(図示せず)
およびこの電熱器によって灼熱された数本のコテ(図示
Uず)が準備されている。作業者は、トレーTR内のワ
ックス模型WM、WM、・・を順次取り出し、接続用の
棒状部W M aの端部をコテによって溶鍛し、模型支
持棒1−(Wのワックス而に接着する。このようにして
、所定数のワックス模型W M 、 IvV M 、・
と模型支持棒HWとが一体化され、ツリーHRが完成す
る。 投入指示端末CP2+の傍らには、製品の個数と、それ
を得るのに必要なツリーの数との関係を示す情報が製品
毎にまとめられた一覧表が置かれており、作業者はこの
一覧表を見て必要な数のツリーHRを製作する。 そして、作業者は、ファンクツタンキーPctを押し、
投入処理プログラムを起動する。この結果、表示画面の
メツセージ表示エリアA R2に、第5図(b)に示す
メソセージか表示される。そして、作業者は、コーティ
ング工程に投入する製品の製造指示を選択し、その製造
指示の表示位置にカーソルを移動し、実行キーを押す。 この結果、表示画面のメソセージ表示エリアA +12
に第5図(c)に示す表示が行われる。この表示におい
て、品数とは、ハンガに吊すツリーの本数を色味する。 また、“先頭ハンガN0I3”とあるのは、「今回投入
するツリーは、ハンガ番号I3から始まる一連のハンガ
に吊せ」という指示である。 そして、例えば作t r
か第5図(a)において図番か”0001”、製造指示
番号が“9COOI”と表示5れf二製迅指示を選択し
、投入品数として「10」を人力し八と4−ると、先頭
ハンガ番号「13」から始まる5側L)ハンガに製造指
示番号“9COOI”5図番“(1001”なる製品の
ツリーが2本ずつ吊されることを示す情報かMi処理工
程トラッキング制御コンピュータCP11に送られる。 そして、前処理工程トラッキング制御コンピュータCP
11によって、・\ツガ番号「13」〜「17」の各ハ
ンガについて、吊されるワークの製品識別情報(この場
合、図番“0001”)、製品製造指示(この場合、“
9COOI“)および吊されるワーク数(この場合、「
2」)からなるトラッキング情報が作成され、記憶装置
N111に書き込まれる。 次に、作業者はファンクションキーFC2を押し、新ラ
ベル発行処理プログラムを起動する。そして、作業音は
、表示された製造指示の中から今回−1−りC)投入を
行うものに対応する製造指示をJt 考’: L、そQ
)R示箇所にカーソルを移動し、実行キーを押す。この
結果、表示装置のネソセーノエリアA112にラベルの
必要枚数を問うメツセージか表示されるので、作業音は
その枚数をテンキーにて入力し、実行キーを押す。この
結果、上記製造指示の選択に対応し、図示してないバー
コード印刷装置によって、その製品の識別コートのバー
コード印刷が行われ、バーコード印刷のなされたラベル
が指定された枚数だけ発行される。 そして、作業者は、投入指示端末CP2+の指示に従っ
て、ツリーHRを、順次、ハンガHに装着し、ツリーH
Rに製品識別用のバーコードの印刷されたラベルを貼付
する。 ハンガHがツリーHR,HRを保持し、ハンガ搬送レー
ルL、に沿って移動してポイントS、に到達すると、ハ
ンガHのハンガ番号が読み取られると共に、ツリーHR
の数が検出されろ。この読み取られたハンガ番号および
ワーク数は、第1ハンガ搬送制御装置CTLIを介して
前処理工程トラソギング制御コンピュータCPIIに送
られる。そして、前処理工程トラッキング制御フンビュ
ータCI”’I+によって、記憶装置Mll内に記憶さ
れj二t−ラッキンタ情報の中から上記ハンガ番号に対
応するものが選択される。そして、そのトラッキング情
報に記載されfコ図番、製造指示番号、ワーク数に基づ
いて、洗浄装置CLに対応したトラッキング情報が作成
され、記憶装置Ml+に古き込まれる。また、ポイント
S1において、検出され1ニツリ−1−I Hの数か、
トラッキング情報として記憶されたワーク数と一致する
か否かが判断され、不一致の場合は面処理工程トラッキ
ング制御コンピュータCpHの表示装置にワーク数が不
一致であることを告げるエラーメソセージが該当するハ
ンガ番号と共に表示され、ハンガの走行が停止される。 ざらに、ポイントS、においては、バーコードリーグに
よってツリーHHに貼付されたラベルのバーコードが読
み取られ、前処理工程ドラッギング制御コンピュータC
P11に送られる。そして、前処理工程トラッキング制
御コンピュータCF’11において、ドラッギング情報
と照合され、製品識別情報に矛盾がないか否かが判断さ
れ、矛盾があった場合はその表示が行われる。この場合
もハンガの走行か停止される。 ツリーHRは、ポイントS、において洗浄されると、そ
の後、ポイントS、を通過し、ハンガ番号およびワーク
数か検出され、フロアF2への投入ポイントENTにお
いて停止し、待機する。そして、ポイントS、において
検出されたハンガ番号およびワーク数が前処理工程トラ
ッキング制御コンピュータCP21に送られる。そして
、前処理工程トラッキング制御コンピュータCPIIに
よって、送られてきたハンガ番号に対応するトラッキン
グ情報が選択される。そして、そのトラッキング情報に
おけるワーク数と、ポイントS、において検出されたワ
ーク数とが矛盾しないか否がか判断され、矛盾する場合
は上述と同様にエラーメツセージの表示、およびハンガ
移動の停止か行われる。なお、他のポイントS3〜S1
1においても、上述のポインl−9,、S、と同様、ハ
ンガ番号およびワーク数の検出が行われると共に、トラ
ッキング情報との照合が行われ、不一致が検出されfコ
場合に(よハンガ移送の停止およびエラーメツセージの
表示か行われる。また、上記選択されたトラッキング情
報に記載された図番、製造指示番号、ワークV(に斌づ
いて、投入ポイントENTに対応しへドラッギング情報
か作成され、記憶装置MllJこ1外さ込まれる。なお
、他のポイントS、〜Sにおいてら、上述のポイントS
1.Stと同様、ハンガ番号およびワーク数の検出が行
われると共に、トラッキング情報との照合が行われ、不
一致が検出された場合にはハンガ移送の停止およびエラ
ーメツセージの表示が行われる。 フロアF2のハンガ搬送レールL、のポイント8つにお
いて、ワークを吊していないハンガが検出され、かつ、
コーティングロボット#lが空き状聾になると、自動ド
アDRが開扉され、フロアF1の投入ポイントENTに
待機中のツリーHRかコーティングロボット;lによっ
てフロアF2内に取り込まれろ。そして、この取り込み
が終了すると、自動ドアDnが閉扉されると共に、ハン
q、; M広し−ルL1に取り付けられ1こ各ハンガH
,H。 ・・が駆動され、1ハンガ分の距離を移動する。 また、上記動作に伴って、第10ボツト制御装置CTL
5から前処理工程トラッキング制御コンピュータCPI
Iに対し、フロアFlからワークを取り込−んfここと
を示す情報か送られる。そして、面処理工程トラッキン
グ制御コンピュータCP11は、投入ポイントENTの
ワークのトラッキング情報を記憶装置M I Iから読
み出し、そのトラッキング情報に記載されfコ図番、製
造指示番号、ワーク数に基づいて、コーティングロボッ
ト#1に対応するトラッキング情報を作成し、記憶装置
M11に書き込む。また、上述の投入ポイントENTに
対応するトラッキング情報および投入ポイントE N 
Tで停止中のハンガに対応するトラッキング情報は抹消
される。そして、前処理工程トラッキング制御コンピュ
ータCP11からコーティングロボット#lを制御する
第10ボツト制御装置CTL5に対し、上記トラッキン
グ情報?こ記録された図番に対応したロホット操縦情報
(以下、ロボットパターンという)か送られる。 フロアFlからワークを取り込んだコーティングロボッ
ト#lは、第10ボツト制御装置c ’r’ I−5に
よって制御され、以下説明する第1層目のコーティング
処理を前記ロボットパターンに従って行う。まず、第7
図(a)に示すように、ワークHRを、スラリー液槽S
Lに所定時間浸す。その後、ワークHR,夏]Rを、ス
ラリー′KjL槽S Lから取り出し、所定回数回転す
る。次に第7図(b)に示すように、ワークHR、HR
を砂の排出口S A N Dの下に運んで砂を振り掛け
、所定回数回転する。 そして、ワークHR、HRは、面述のポイントS3にお
いてハンガ番号の読み取られ1こ空きハンガに装着され
る。 そして、コーティングロボット#lからポイントS、に
停止中のハンガにワークか移動しfこことが第10ボツ
ト制御装置CTL5から前処理工程トラッキング制御コ
ンピュータCPIIに送られる。そして、前処理工程ト
ラッキング制御コンピュータCPIIは、コーティング
ロボット=1に対応したトラッキング情報に記載された
図番、製造指示番号、ワーク数に基づいて、ポイントS
3で停止中のハンガに対応したトラッキング情報を作成
し、記憶装置Mllに書き込む。たたし、この場合、当
該ワークに対し第1層目のコーティング処理か施された
ことを示す最終処理状態情報が図番号、製造指示番号、
ワーク数に付は加えられたものかトラッキング情報とし
て書き込まれる。そして、コーティングロボット#lが
ワークを手放したのに対応し、コーティングロボット#
1に対応するトラッキング情報が抹消される。 以後、同様にワークが移動する毎に、前処理工程トラッ
キング制御コンピュータCP11に対してワークの移動
の報告が行われ、移動前の拠点あるいはハンガに対応し
1ニドラツキング情報に基づいて移動先に対応したトラ
ッキング情報が作成される。そして、前処理工程コンピ
ュータCP11では、記憶装置Ml+に記憶されたトラ
ッキング情報に基づいて、第8図に示すように、前処理
工程の各拠点じ制御場所“)に現在滞在するハンガの番
号(“ハンガ”)、そのハンガに吊されfこワークの図
番じ図番”)、そのワークに対応する製造指示番号じ指
示N”)、そのワークの処理状聾(正常に処理されf二
場合は゛処理済”と表示)等の表示か行珂′)れる。 そして、第1層コーティングを完了したワークは、以後
、ハンガ搬送レールし、に沿って搬送される。そして、
このワークは所定時間経過後に再びポイントS、に到達
し、このワークを保持するハンガのハンガ番号およびワ
ーク数が前処理工程トラッキング制御コンピュータCP
IIに送られる。そして、前処理工程トヴッキング制御
コンピュータCP11によって、当該ハンガに対応する
トラッキング情報が参照され、第2層目のコーティング
処理を行うfこめのロボットパターンか第10ボツト制
御装置CTL5に送られる。そして、第1層目の場合と
同様に第10ボツト制御装置によって当該ワークに対し
て第2層目のコーティング処理か行われる。 一方、ハンガ搬送レールL3ては、ポイントS5.こお
いてワーク、)吊されていない空きハンガか検出され、
かつ、ポイントS ++に空きハンガか滞在していない
場合に、分岐点BRK3におけるハンガ搬送先がポイン
トS、側に切り換えられる。 このようにすることで、常にポイントS ++に空さハ
ンガが補充されるようになっている。 そして、コーティングロボット#1によって第2層目の
コーティング処理を施され1こワークがポイントSl+
に滞在するハンガに装着される。また、これに伴ってポ
イントS、に停止してい1こハンガに対応するトラッキ
ング情報が作成される。このトラッキング情報には、当
該ワークに対して第2層目のコーティング処理が施され
たことを示す最終処理状態情報が記載されている。そし
て、第2層目のコーティング処理を終えたワークはハン
ガ搬送レールL、に沿って移動し、所定時間経過後にポ
イントS4に到達する。 通常、分岐点BRK Iにおけるハンガ搬送先はポイン
トS、側になっており、ポイントS4を通過したワーク
はポイントS5に到達する。そして、ポイントS5にお
いてハンガ番号か読み取られて前処理工程トラノキノグ
制御コンピュータCP11に送られ、前処理工程トラッ
キング制御コンピュータCPIIによって、読み取らノ
ームハンガ番弓に対応するトラッキング情報か求められ
る。そして、そのトラッキング情報おける製品識別情報
および最終処理状聾か参照されろ。そして、この場合、
当該製品の第3層目のコーチインク処理を行うのに必要
なロボットパターンが第20ポツト制御装置CTL6に
送られ、コーティングロボット#2によってコーティン
グ処理か行イつれる。そして、第3層目のコーティング
処理を終えたワークはポイントS5に滞在する元のハン
ガに装着され、ポイントS7に進む。通常、分岐点BR
K2の分岐先はポイント86側になっており、ワークは
ポイントSIlを通ってポイントS、。に進む。そして
、ハンガ搬送レールL3を移動し、再びポイントS。 を介してポイントS5に到達する。そして、上述と同様
の動作により、ワークに対して第4層11のコーティン
グ処理が行われる。以下、同様にして最終層までのコー
ティング処理か行イつれる。 さて、コーティングロボット#2か過負荷状態あるいは
故障状性であり、かつ、コーティング[lボットガ3か
使用可能な場合、分岐点l3RKIのハンガ搬送先がポ
イント86側に切り換えられることにより、ワークを保
F与したハンプjがポイントS6経由でポイントS7に
搬送される。そして、分岐点BRK2のハンガ搬送先は
ポイントS8側に切り換えられ、ワークがポイントSs
に導かれ、コーティングロボット#3によってコーティ
ング処理が行われる。このような切換制御かなされるた
め、コーティングロボットの1台か故障した場合におい
ても製造が停滞することなく、まに、故障がない場合に
おいても、必要に応して各コーチインクロボットに負荷
を分散させることができる。 最終層のコーティング処理の完了しLワークかポイント
S、に到達すると、コーチインクロボット#2は、その
ワークに対してスラリー液のみを塗布し、ターンテーブ
ルTNTに装着する。この場合、ワークが装着されるタ
ーンテーブルT N′I’における装着位置は、ポイン
トS 12に設けられf二タイノーi・−プル位置検出
器によ−)で検知され、前処理に程トラノギンク制御コ
ンビュークCP11に送られ、二ノーまでと同様に、ト
ラッキング情報か更新される− そして、ター7テーブルT N ′rに装63れたワー
クは、所定時間放置されてスラリー液の乾燥が行メっれ
、その後、コーティングロボット#2によってターンテ
ーブルT N Tから取り外されてコンベアCvに載置
され、フロアF3内へ導かれる。この時、ターンテーブ
ルT N ’l’から取り外したワークのトラッキング
情報か前処理工程ドラッギング制御コンピュータCPI
Iからネットワーク制御コンピュータCPOIを介し、
乾燥工程トラツキンク制御コンピュータCI) + 2
に送られる。 乾燥工程トラッキング制御コンピュータCPI2は、記
憶装置M l 2に記憶されたトラッキング情報から立
体倉庫S TKにおける空き状態の収納エリアのアドレ
スを求め、該エリアにフロアF2か!、送られてきたワ
ークを収納すべく、コンベア制QI:装置CT L 8
および立体倉庫中継装置CTI。 9bに制御情報を送る。これにより、フロアF 2から
送られてきたワークか該収納エリアに入庫される。また
、上述のネットワーク管理コンピュータCPOIから送
られてきjこトラッキング情報から、入庫ワークの図番
および製造指示番号が求められ、これらの情報に収納エ
リアのアドレスおよび入庫時刻等の情報が付加され、入
庫ワークのトラッキング情報として記憶装置MI2に記
憶される。 作業進捗管理コンピュータCPO2か操作されて鋳造指
示が入力されると、その鋳造指示はネットワーク制御コ
ンピュータCPOIを介し、鋳造・後処理工程トラッキ
ングコンピュータCP+3に送られ、表示される。作業
者はその鋳造指示を確認すると、鋳造・後処理工程トラ
ッキング制御コンピュータCP+3を操作して該当する
製品の図番を入力し、該当するワークをフロアF3の立
体倉庫から出庫するための出庫要求を行う。この出庫要
求は、ネットワーク管理コンピュータCPOIを介して
乾燥工程トラッキング制御コンビュ−タCP+2に送ら
れる。 この結果、乾燥工程トラッギンク制御コンピュータCI
3 + 2によ1て記1.=装置M127こ記憶された
3トラツキング情報か検索され、出庫要求と図番か一致
ずろと共に入庫時刻から計算して所定時間以上立体倉庫
STK内で乾燥が行われたと判断される一連のワークの
トラッキング情報が求められる。そして、それらの情報
はネットワーク管理コンピュータCP OIを介して鋳
造・後処理制御トラッキングコンピュータCP+3に送
られ、その表示装置に表示される。作業者は表示された
情報の中から所望のワークの情報を選択し、R造・後処
理工程トラノキノグ制御コンピュータCPI3を操作し
て、ワークの出庫指示を行う。この出庫指示が乾燥工程
トラッキング制御コンピュータCPI2に送られると、
立体金庫中継装置CTL9bおよびコンヘア制御装置C
T L 8に制御情報が送られ、そのワークかスタッカ
クレーンおよびコンヘアCvによって搬送され、フロア
F4に導かれる。ここで、出庫したワークのトラッキン
グ情報は乾燥工程l・ラゾギノグ制御コノピユータCP
12によって抹消される。 そして、ワーク(i作業者によって脱ろう炉R1に投入
され、ワークのモールド層内のワックスが溶融する。そ
して、脱ろう炉R1からワックスの取り除かれlコワー
クか取り出され、焼成炉R2に投入され、焼成炉R2か
ら鋳型か取り出されて鋳造工程R3に送られる。そして
、溶解炉R4から溶融した現材料が供給され、鋳造か行
われる。そして、作業者は鋳造作業端末CP 3 +を
操作し、指示された製品の鋳造を実施したごとを報告す
る。 鋳造工程R3を終えfコワークは、還元コンベアR5に
よって搬送されてノヨソトブラスト工程R6に送られ、
鋳型の粉砕・分離が行シつれる。そして、作業者はンヨ
ットプラスト端末CP 32を操作し、ショツトブラス
ト処理の実施報告を行う。ショツトブラスト工程R6に
よって得られた製品は、仕上げ工程に送られて不要な凸
部等の削除か行われ、製品倉庫に入部さ4Nる。 また、鋳造・後処理工程トラッキング制御コンピュータ
CP+ 3では、鋳造作業端末CP31、)qI−lド
ブラスト端末CI) 32からの各工程の実物報り1に
括−ノいて対応−4−るトラッキング情報の更新を行う
。 この精密鋳造ノステムでは、作業進捗管理コンピュータ
CPO2から、前処理ドラッギング制御コンピュータC
PII、乾燥工程トラッキング制御コンピュータCP+
2および鋳造・後処理工程トラッキング制御コンピュー
タCPI3に対し、定期的にポーリングが行われ、作業
進捗管理コンピュータCPO2によって各工程のトラッ
キング情報か収集され、記憶装置MO2に記憶される。 そして、例えば収集されfコトラッキング情報が同−製
造指示番号毎に集計され、生産管理者によって、製造指
示した製品の各工程毎の仕掛かり状況等の確認かiテわ
れる。まIコ、本店からこの生産工場に対して、製造の
進捗状況の報告の要求があっ1こ場合、記憶装置M O
2に記憶されfコトラッキング情報に基ついて、上記報
告する情報が作成され、−v 、−、Lm−h笥nI+
−+・、し’ −hρo n I 扮トre/、’\衆
回線Nを介し、本店、′)ポストコンピュータに転送さ
れる。 「発明の効果− 以上説明したように、この発明によれば、製品のワック
ス模型を作成する工程、耐記ワックス模型がワークとし
て投入され、該ワークに対して複数層のモールド層を順
次積層させると共に乾燥させるコーティング工程、前記
モールド層内のワックスを溶融して鋳型を作製する工程
、および前記鋳型に溶融した原材料を流し込んで凝固さ
せ、前記製品を製造する工程をh゛する精密鋳造ノステ
ムにおいて、 前記コーティング工程は他の工程と隔離されたコーティ
ング室内に設ζすられると共に、a、前記コーティング
室内を所定の湿度および温度に保つ空調制御手段と、 b、前記コーティング室内に敷設された搬送路、および
前記ワークを保持して該搬送路を移動し得るワーク保持
具からなるワーク搬送手段と、鱈e’:I n−hIQ
−kh E r−t:V、千FA r−h −−カニ’
Is ”rれて到来才るワークにχ1し、前記モールド
層の積層処理を施1コーティング手段と、 d 、 +’+ij記コーティング室を囲む壁面の一部
に設けJ)れf−自動扉と、 e、 l!’i記自動扉か開状態の場合にワークを該自
動扉を介して前記コーティング室内のワーク保持具に取
り込むワーク投入手段と、 f 前記モールド層の積層処理およびワークの移動を制
御すると共に、該制御に同期し、前記自動扉の開閉制御
および前記ワーク投入手段における前記ワーク取り込み
動作を制御する制御手段とを設けたので、コーティング
工程の空調制御を厳密に行うことかでき、かつ、コーチ
、イ、ング工程にワークを投入することができ、自動的
に製品を鋳造することかでさるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による精密鋳造ンステムの
ノステム構成図、第2図は同実施例による生産工場のし
、1′アウト図、第3図は同実施例におIFるハンガ搬
送レールL1およびハンガHを示ず図、第4図は同実施
例におけるハンガ番号り−ダl) HI 、ワーク検出
センサPH2a、PH2b、読取タイミングセンサ5E
NIおよび到着センサSE N 2を示す図、第5図は
同実施例における投入指示端末CP21の表示装置の表
示例を示す図、第6図は同実施例におけるワックス成形
工程および組立工程を説明ずろ図、第7図は同実施例に
おいてコーティングロボット#1によって行われる処理
を説明する図、第8図は同実施例における前処理工程ト
ラッキング制御コンピュータCPIIの表示装置の表示
例を示す図、第9図は一般的なロストワックス鋳造の手
順を説明する図である。 CPI+・・・・・・前処理工程トラッキング制御コン
ピュータ、C)) I 2・・・・乾燥工程トラッキン
グ制御コンピュータ、CP+3・・・・・・鋳造・後処
理工程トラッキング制御コンピュータ、CF3I・・・
・・・投入指示端末、CTLI・・・第1ハンガ搬送制
御装置、CTL 2・・第2ハンガ搬送制御装置、CT
L3・・・第3ハンガ搬送制御装置、CTL4・・・・
・・ターンテーブル制Gll装置、CTL5  ・・・
第10ホツト制御装置、CTI、6  第20ポツト制
御装置、C1’ L 7第30ホント制御装置、CTL
8・・・・・・コンヘア制御装置、CTI、9a・・−
・・立体倉庫中継装置、CT L 9 b  ・・・ス
タッカクレーン制御装置、#l〜=3−・・コーティン
グロボット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 製品のワックス模型を作成する工程、前記ワックス模型
    がワークとして投入され、該ワークに対して複数層のモ
    ールド層を順次積層させると共に乾燥させるコーティン
    グ工程、前記モールド層内のワックスを溶融して鋳型を
    作製する工程、および前記鋳型に溶融した原材料を流し
    込んで凝固させ、前記製品を製造する工程を有する精密
    鋳造システムにおいて、 前記コーティング工程は他の工程と隔離されたコーティ
    ング室内に設けられると共に、 a、前記コーティング室内を所定の湿度および温度に保
    つ空調制御手段と、 b、前記コーティング室内に敷設された搬送路、および
    前記ワークを保持して該搬送路を移動し得るワーク保持
    具からなるワーク搬送手段と、 c、前記ワーク保持具に搬送手段によって搬送されて到
    来するワークに対し、前記モールド層の積層処理を施す
    コーティング手段と、 d、前記コーティング室を囲む壁面の一部に設けられた
    自動扉と、 e、前記自動扉が開状態の場合にワークを該自動扉を介
    して前記コーティング室内のワーク保持具に取り込むワ
    ーク投入手段と、 f、前記モールド層の積層処理およびワークの移動を制
    御すると共に、該制御に同期し、前記自動扉の開閉制御
    および前記ワーク投入手段における前記ワーク取り込み
    動作を制御する制御手段とを具備することを特徴とする
    精密鋳造システム。
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