JPH03226180A - カラー画像処理方法 - Google Patents

カラー画像処理方法

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JPH03226180A
JPH03226180A JP2019285A JP1928590A JPH03226180A JP H03226180 A JPH03226180 A JP H03226180A JP 2019285 A JP2019285 A JP 2019285A JP 1928590 A JP1928590 A JP 1928590A JP H03226180 A JPH03226180 A JP H03226180A
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color
signal
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minimum
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JP2019285A
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Kazuhiro Nakajima
一浩 中島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、各原色当たりにn値の出力を持つカラー記
録装置を用いて中間調記録または伝送をを行うためのカ
ラー画像処理方法に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、写真や印刷によらない電子的な方法によるビクト
リアルカラーハードコピーが用いられるようになってき
ている。すなわち、感熱転写方式、インクジェット方式
、電子写真方式等々である。しかし、何れかの方式にお
いても記録方式そのものが持つ階調表現力8色再現力で
は写真や印刷の画質には及ばない。しかし、一方で、電
子的な記録、いわゆるディジタルカラー記録は色調整1
画像編集1画像通信等が手軽に行えることから、さらに
高画賞化が望まれている。
従来のモノクロのディジタル記録においてその階調性を
上げる手法として、疑似中間調の手法が採られてきた。
代表的な手法としては網点法やデイザ法等があるが、こ
れらには記録画像の解像度が著しく劣化するという大き
な問題点が育った。
そのため、最近は1975年にFloidとStein
bergによってrAn Adaptive A1go
ritha+ for 5pa−tial GrayS
caleJSID DIGESTという論文の中で提案
された誤差拡散法という手法が注目されている。これは
2値化処理で発生した画像濃度の誤差を周辺の画素に分
散することによりて画像の濃度を保証するものであり、
連続調の画像も疑似輪郭なしに表現でき、また、線画に
ついても解像度良く再現できる手法である。
これらの疑似中間調手法をカラー画像に適用する場合に
、従来は第8図に示すような手法が採られてきた。すな
わち、イメージスキャナ、画像ファイルシステム、画像
編集装置等から出力された信号は、レッド(R)、グリ
ーン(G)、ブルー(B)の3原色からなフており、そ
の人力信号の特性に応じて適当な入力補正を久方補正回
路1で補正した後、記録に用いるイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)のインクのインク量に変換す
るマスキング処理等をマスキング処理回路2で行って記
録すべきインク量を決める。なお、このとき、必要に応
じて下色除去(UCR)等を行いブラック(K)信号を
生成することも多い。
従来はこうして得られたY、M、CもしくはY。
M、C,BKのインク量信号に対して各インク色毎に全
く独立に上述のモノクロ画像の場合と同様に疑似中間調
処理を各疑似中間調処理回路38〜3dで行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
その結果、従来はY、M、CもしくはY、M。
C,BK各色毎の画像相互の中間調表現パターンの間に
全く相関がなく、特に誤差拡散法を用いた場合に各ドツ
トが原画像の濃度に応じて出現するため、二次色、三次
色の中間色を表現する際に確率的にインクが重なったり
、重ならなかったりし、減法混色と加法混色とがある確
率によって混在し、結果として記録装置が!ドツト当た
りに表現可能な色のあらゆる組み合わせの色が出現し、
ある任意の小面積を見るとそのバラツキによって表現し
たい色からのランダムなずれが生じ、色むらとして画買
の低下の1つの要因となりていた。
特に、ブラックのインクを重ねる場合、そのばらつきが
目立ち文字や細線などの再現に問題があった。このよう
に、各色独立に2値化する処理系では避けられない重大
な問題点であった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、色むらのない高画買の疑似中間調を再現できるカ
ラー画像処理方法を得ることを目的とする。
〔a!題を解決するための手段〕
この発明に係るカラー画像処理方法は、各カラー成分信
号の合計値と各カラー成分信号相互の大小関係とに基づ
いて印字すべき色データを決定する。
〔作用〕
この発明においては、各カラー成分信号の合計値と各カ
ラー成分信号相互の大小関係とに基づいて印字すべき色
データを決定して行く。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すカラー画像処理方法
を通用する装置構成ブロック図であり、6はこの実施例
の演算手段を構成する減算部で、減算器68〜6cより
構成され、出力色決定回路15より決定された前画素に
対するカラー記録信号Y1.Ml、CIと加算手段を構
成する加算部8(加算器88〜8cから構成される)に
より加算処理された加算信号Y+ 、Ml 、CI と
の減算処理を実行し、減算値をデータラッチ7に保持さ
せる。
4は相加手段を構成する加算器で、加算器88〜8cか
ら出力される各色の加算信号y、、M、。
C1を相加して相関値を演算し、演算結果を和信号40
0として第1の比較手段を構成する比較器5に出力する
。比較器5はあらかじめ設定された第1の所定値(しき
い値)T1が設定され、後述するフローチャートに従フ
て比較し、その比較結果Sを選択信号500として係数
決定回路12および出力色決定回路15に出力する。
10は最大色検出器で、上記加算器88〜8cから出力
される加算信号Yl 、Ml 、CIの最大色を検出し
、最大色信号610を係数決定回路12および出力色決
定回路15に出力する。
11は最小色検出器で、上記加算器88〜8Cから出力
される加算信号Yl 、Ml 、CIの最小色を検出し
、最小色信号620を係数決定回路12および出力色決
定回路15に出力する。
なお、この実施例では上記最大色検出器10゜最小色検
出器11とから解析手段が構成される。
例えばROMで構成される係数決定回路12は、最大色
信号610.最小色信号62o1選択信号500等から
演算器13に出力する重み係数α、β、γを決定する。
演算器13はこの発明の色判定値演算手段に対応し、各
色の重み係数α。
β、γと各色の拡散された2値化誤差信号(加算信号Y
1 、M+ 、CI )とから割付は色判定値Pを下記
第(1)式に基づいて演算する。
P=αY1+βM1+γC8・・・・・・(1)14は
第2の比較手段を構成する比較器で、第2の所定値(し
きい値)T2と割付は色判定値Pとの大小関係を比較し
、2値の判別信号900を出力色決定回路15に出力す
る。
この結果、出力色決定回路15には2値の判別信号90
0.最大色信号61o、最小色信号620、選択信号5
00が入力される。この結果、出力色決定回路15はこ
の実施例の信号出力手段を構成し、第2の比較手段(比
較器14)、第1の比較手段(比較器5)の各比較結果
および解析手段(最大色検出器10.最小色検出器11
)の各出力と基づいて出力色を決定するカラー記録信号
Y1.Ml、CIを生成出力し、疑似中間調を再現する
減法混色と加法混色となるカラー記録信号Y1.M1.
C1を生成出力する。
なお、上記! (1)式値P中の重み係数α、β。
γのα+β+γは「0」もしくは「0」前後の値が望ま
しい。すなわち、α+β+γ=0の関係を満たす時、α
YI+βM1+γC1の値は、無彩色からの変移、つま
り彩度にほぼ相当する値を持つことになる。従って、−
窓以上の濃度の画素に対して黒あるいは二次色を割り当
てることとし、それ以下の濃度の画素に対しては白ある
いは一次色を割り当てることとし、それぞれ無彩色かそ
れ以外の色を割り付けるかの判断基準として上記割付は
色判定値Pを採用する。
更に、前記割付は色判定値P=αY1+BM。
十γC8の値が一定値以上のとき、−次あるいは二次色
のうち、いずれかの色に割り付けるかについて、各色の
重み係数α、β、γの値をそれぞれの場合について適当
な値を設定して比較することによって実現する。すなわ
ち、−次色の内の1色を選択する場合には、加算信号Y
、、M、、C。
のうち、最大の値を持つものの係数のみを正の値とし、
他の2色の係数を負の値とすることによって実現できる
(詳細は後述する)。
また、二次色の場合も同様に、最小値を持つものの係数
のみを負の値とし、他の2色の係数を正の値とすること
によって実現できる。
このように構成された装置において、各カラー成分信号
の合計値と各カラー成分信号相互の大小関係とに基づい
て印字すべき色データを後述するように決定してゆく。
なお、Yo 、Me 、Coは3色分解信号を示す。
第2図は誤差拡散マトリクスの一例を説明する模式図で
あり、主走査方向の隣の画素に注目画素で発生した誤差
をすべて加算するようなマトリクスとする。
第3図は、第1図に示した係数決定回路12における係
数決定処理を説明する図であり、(a)はY、+M、+
c、<1.5の場合の重み係数α、β、γの係数値を示
し、(Y+ 、M+ 、CI)のうち最大値を示す信号
により個別に重み係数α、β、γが決定される。
(b)はY 1 + M I+ CI≧1.5の場合の
重み係数α、β、γの係数値を示し、(Y+。
M、、CI)のうち最小値を示す信号により個別に重み
係数α、β、γが決定される。
第4図は、第1図に示した出力色決定回路15の出力色
決定処理を説明する図であり、比較結果S2割付は色判
定値P、最大色信号610.最小色信号620により、
−次〜三次色が決定される。
次に第5図を参照しながらこの発明に係るカラー画像処
理方法における出力色決定処理動作について説明する。
第5図はこの発明に係るカラー画像処理方法における出
力色決定処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。なお、(1)〜(27)は各ステップを示す。また
、Yl 、M+ 、CIの値は「O」から「1」までの
間の値をとるものとし、「O」が全く印字をしない状態
の信号、「1」が最大の印字をする状態に対応する信号
とする。
先ず、各画素毎に入力された3色分解信号Y0Ma、C
Qに対して、誤差拡散法を用いて既に処理を終えた画素
から拡散されてきた誤差成乏(e y + em + 
eC)を上記3色分解信号Y0゜My、Coにそれぞれ
加算値する処理を加算188〜8cにより行い(1)、
ステップ(1)で得られた加算信号Yi 2M1.01
を加算器4で相承し、それらの相加値s (=Y、+M
、+cs )を求め(2)、それをあらかじめ決めであ
るしきい個T!が1.5以上かどうかを判断しく3)、
YESならば最小色検出器11に入力される加算信号Y
’+ 、MI、Crのうち、最小値Nを示した色を判断
しく4)、加算信号Ys と判定した場合には、第3図
(b)に示したように、重み係数α、β。
γを(−2,1,1)としく5)、加算信号M、と判定
した場合には、第3図(b)に示したように、重み係数
α、β、γを(1,−2,1)としく6)、加算信号C
,と判定した場合には、第3図(b)に示したように、
重み係数α、β、γを(1,1,−2)としく7)、ス
テップ(12)以降に進む。
一方、ステップ(3)の判断でNoの場合は、最大色検
出器10に入力される加算信号Y1゜M、、C,のうち
、最大値りを示した色が何色かを判断しく8)、加算信
号Y1と判定した場合には、fi3図(a)に示したよ
うに、重み係数α。
β、γを(2,−1,−1)としく9)、加算信号M1
と判定した場合には、N3図(a)に示したように、重
み係数α、β、γを(−1,2゜−1)としく10)、
加算信号c1と判定した場合には、第3図(a)に示し
たように、重み係数α。
β、γを(−1,−1,2)とする(11)。
次いで、演算器13が係数決定回路12より出力される
重み係数α、β、γおよび加算信号YH、Ms 、Cs
に基づいて割付は色判定値P−αY、+βM1+γC1
を演算する(12)。
次いで、あらかじめ決めであるしきい値T1が1.5以
上かどうかを判断しく13)、YESならば演算された
割付は色判定値Pがしきい値T2(=1.0)以上かど
うかを判断しく14)、Noの場合は出力色決定回路1
5の出力色は三次色(黒)を再現するカラー記録信号Y
1.Ml、CIとして(1,1,1)を出力しく工6)
、ステップ(20)以降に進む。
一方、ステップ(14)の判断で、YESならば、ステ
ップ(3)の判断で最小値を示した色が何色かを調べ(
15)、最小の信号値をもつものみ「O」、それ以外の
2色の信号については「1」を割り当て(すなわち、出
力色決定回路15の出力色は二次色となる)、最小の信
号値をもつ信号が加算信号Y1である場合には、出力色
決定回路15がブルーを再現するカラー記録信号Yl、
M1.CIとして(0,1,1>を出力しく17)、最
小の信号値をもつ信号が加算信号M1である場合には、
出力色決定回路15がグリーンを再現するカラー記録信
号Yl、M1.CIとして(1,0,1)を出力しく1
8)、最小の信号値をもつ信号が加算信号CIである場
合には、出力色決定回路15がレッドを再現するカラー
記録信号Yl、Ml、CIとして(1,1,O)を出力
しく19)、データENDかどうかを判断しく20)、
YESならば処理を終了する。
次いで、こうして出力色を決定した後、さらに次の画素
の処理のために決定された出力色信号となるカラー記録
信号Yl、Ml、C1と加算信号Y1.Mx 、CIと
の誤差(2値化誤差)を演算しく21)、ステップ(1
)に戻る。
一方、ステップ(工3)の判断でNoの場合は、演算さ
れた割付は色判定値Pがしきい値T2 (=1.0)以
上かどうかを判断しく22)、NOならば出力色決定回
路15がホワイトを再現するカラー記録信号Y1.Ml
、C1として(0,0,0)を出力しく27)、ステッ
プ(20)に戻る。
一方、ステップ(22)の判断で、ステップ(8ンの判
断で最大値りを示した色が何色かを調べ(23)、最大
の信号値をもつものみ「1」、それ以外の2色の信号に
ついては「0」を割り当て(すなわち、出力色決定回路
15の出力色は一次色となる)、最大の信号値をもつ信
号が加算信号Ylである場合には、出力色決定回路15
がイエローを再現するカラー記録信号Yl、Ml、CI
として(i、o、o)を出力しく24)、ステップ(2
o)に戻る。
また、ステップ(23)で、最大の信号値をもつ信号が
加算信号M+である場合には、出力色決定回路15がマ
ゼンタを再現するカラー記録信号Yl、Ml、CIとし
て(0,1,0)を出力しく25)、ステップ(20)
に戻る。
さらに、ステップ(23)で、最大の信号値をもつ信号
が加算信号C1である場合には、出力色決定回路15が
シアンを再現するカラー記録信号Yl、M1.C1とし
て(o、o、i)を出力しく26)、ステップ(20)
に戻る。
次に、第6図、第7図を比較参照しながらこの発明によ
る色相関処理に基づくドツト配列の変動状態に説明する
第6図、第7図はこの発明に係るカラー画像処理方法に
おける隣接ドツト相関処理に基づくドツト配列の変動状
態を説明する図であり、′s6図が従来の数値変動(し
きい値固定(例えば0.5に対応)に対応し、第7図が
この実施例に基づく数値変動に対応する。なお、金入力
される値は空間的に−様なハイライトの中間色パターン
とする。
また、値はフルドツト、すなわちプリンタがベタ印字を
行った場合のレベルをrl、OJとしたとき、(y、 
m、 c) = (o、a 、 0.4 、0.7 )
とする。
先ず、最初は以前の拡散誤差は「0」であるから相加値
S (=−’/l+M1 +C1)の値は「1゜7」と
なる。この値はしきいT、(−1,5)以上でありマゼ
ンタMが最小であるので、第3図(b)より、重み係数
(α、β、γ)=(1゜−2,1)となり、割付は色判
定値p=’αY、+βM1+γC,の値は0. 5 (
−1Xo、6−2父0゜4+1 xo、7 )となり、
しきい値T2 (=1.0未満であるので出力色は黒(
K))となる。この出力値と元の値(0,6、0,4、
0,7)との差を計算し2値化誤差を求め、次の画素の
値(−様なパターンであるから必ず0.6 、0.4 
、0.7 )に加算する。すると、画素#2は第7図に
示すように、(0,2,−0,2,0,4)となる、こ
れもまた同様に相加値S (” Y l+ M t +
 Cr )を演算すると、0.4となる。この値はしき
いT1 (=1.5)未満であり、シアンCが最大であ
るので、第3図(a)に示すように、重み係数(α。
β、γ)= (−1,−1,2)となり、割付は色判定
値P=aY、+βMs+rCsf)値は、0゜8となり
、しきい値T2  (=1.0)未満であるので、出力
色は白(W)となる。同様に次の画素においては、相加
値S (= Y 1 + M H+ C()は2.1で
マゼンタMが最小であるので、重み係数(α、β、γ)
= (1,1,−2)となり、割付は色判定値P=αY
1+βM1+γC8の値は1.5となり、しきい値T2
 (=1.0)以上であるので、出力色は最小のマゼン
タMのみを「0」として、つまりグリーン(G)となる
。こうした処理を繰り返して出力値を決定して行く。
この結果、従来のように各色毎に誤差拡散を実行すると
、各画素に出力される色は、GMGBGYBGMGの繰
り返しとなり、−次色Y、Mと二次色G、Bが混在し、
特に補色の関係にあるGとMが隣接することが多いこと
が分かる。補色どうしになるべきドツトが隣接すると、
プリンタの色レジストがずれた時に表現される色のずれ
は大きくなり易く、色むらの要因となる。
これに対し、上記実施例(第7図に示す)によればKW
GKCWKGWKとなり、出現す゛る色は極限られた色
のみになり、色ずれに強くなる。更に、ブラックK(黒
)と決定されたドツトに対し黒インクを用いればいわゆ
る下色除去が実現できる。しかし、この処理によって用
いられる各色インクのそれぞれの量は同じであり、基本
的に色度が狂うことはない。
なお、上記実施例では、従来の系の回路構成にROM、
加算器、コンパレータ等の簡単なハードロジック回路を
組み入れ入るだけで構成でき、ハードウェアの構成が容
易である。
更に、上記実施例ではしきい値T1は、1.5に設定し
たが必ずしも、その値に限られず、任意の値を選択する
ことができるが、1.0〜2.0の値が望ましい(y、
m、cが「0」〜「1」の値をとるとした場合)。この
範囲を逸脱すると、発生する2値化誤差の値が大きくな
りぎて正確な色再現が行われない恐れがある。
また、しきい値T2についても同様に、1.0に設定し
ているが、これもこの値には限られるものではなく、0
.5〜2.0が値が望ましい。この範囲を逸脱すると、
発生する2値化誤差が大きくなりぎて正確な色再現が行
われない恐れがある。更に、重み係数α、β、γの値に
ついても上記実施例で示した値に限られず、その値の範
囲としては、α+β+γの値が±1.0程度の範囲内で
、かつ前記演算器(1)式において、しきい値12以上
である時に、割り付けられる色の各色の値(0もしくは
1の組合せ)を代入した時にその値がしきい値12以上
であることが望ましい。
また、上記実施例において、誤差拡散の拡散マトリクス
として最小のものを用いて説明したが、基本的に発生し
た2値化誤差を周囲に拡散する方法については従来多く
採用されている適当な大きさのマトリクスを採用した方
法をそのまま利用することができる。
なお、上記実施例では画像の2値化処理を説明したがこ
れに限らず、3値化、4値化であってもよい。
更に、種々のプリンタ、例えばミード方式と呼ばれるフ
ルカラー−括転写方式やサーマル記録方式に好適である
が、他の種々のプリンタにも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は各カラー成分信号の合
計値と各カラー成分信号相互の大小関係とに基づいて印
字すべき色データを決定するようにしたので、従来のよ
うに各色毎に車に誤差拡散処理場合に比して加法混色と
減法混色とが混在して発生することを低減でき、色ムラ
を低減でき画質を向上できる。
また、各画素の色の相関状態を把握しながら疑似中間調
処理を実行でき、二次色、三次色を表現する際に減法混
色と加法混色がバラツキをもって混在するために起こフ
ていた色むら等の画質低下を簡単な回路構成で防止でき
る。
従って、二次色、三次色を表現する際の減法混色と加法
混色のバラツキを抑制して色むらのない高画質の疑似中
間調を再現できるカラー記録信号を生成出力できる等の
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すカラー画像処理方法
の構成を説明するブロック図、第2図は誤差拡散マトリ
クスの一例を説明する模式図、第3図は、第1図に示し
た係数決定回路における係数決定処理を説明する図、第
4図は、第1図に示した出力色決定回路の出力色決定処
理を説明する図、第5図はこの発明に係るカラー画像処
理方法における出力色決定処理手順の一例を説明するフ
ローチャート、第6図、N7図はこの発明に係るカラー
画像処理方法における隣接ドツト相関処理に基づくドツ
ト配列の変動状態を説明する図、第8図はこの種のカラ
ー画像処理方法の要部構成を説明するブロック−図であ
る。 図中、4は加算器、5,14は比較器、6a〜6cは減
算器、7はデータラッチ、88〜8cは加算器、10は
最大色検出器、11は最小色検出器、12は係数決定回
路、13は演算器、15は出力色決定回路である。 第 2 図 同 第 図 (8) +m、+c、<1 5のとき (b) y、+m、+c、≧1 5のとき 第 6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 与えられた複数カラー成分信号を成分毎に誤差拡散処理
    するカラー画像処理方法であって、各カラー成分信号の
    合計値と各カラー成分信号相互の大小関係とに基づいて
    印字すべき色データを決定することを特徴とするカラー
    画像処理方法。 カラー画像処理方法。
JP2019285A 1990-01-31 1990-01-31 カラー画像処理方法 Pending JPH03226180A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1086417A (ja) * 1996-09-09 1998-04-07 Seiko Epson Corp 霜降りノイズの減少方法、装置およびプログラム記録媒体
US5767886A (en) * 1995-03-14 1998-06-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Ink amount indicative signal correcting apparatus for reducing dispersion degree of overlapping of color inks for each pixel in a color image printer system

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JPH1086417A (ja) * 1996-09-09 1998-04-07 Seiko Epson Corp 霜降りノイズの減少方法、装置およびプログラム記録媒体

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