JPH03225781A - 低挿入力電気コネクタ - Google Patents
低挿入力電気コネクタInfo
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- JPH03225781A JPH03225781A JP2018609A JP1860990A JPH03225781A JP H03225781 A JPH03225781 A JP H03225781A JP 2018609 A JP2018609 A JP 2018609A JP 1860990 A JP1860990 A JP 1860990A JP H03225781 A JPH03225781 A JP H03225781A
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- Japan
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- contact
- printed circuit
- circuit board
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- receiving groove
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Links
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 16
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
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- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、低挿入力電気コネクタに関し、特に、プリン
ト回路基板の挿抜を低挿入力にて行える低挿入力電気コ
ネクタに関するものである。
ト回路基板の挿抜を低挿入力にて行える低挿入力電気コ
ネクタに関するものである。
従来の技術
この種の低挿入力電気コネクタの従来例としては、特開
昭60−230378号公報に開示されたようなものが
あった。この従来の電気コネクタは、添付図面の第5図
の概略断面図にて示すように、プリント回路基板3oの
細長い挿入縁を受け入れる細長い挿入線受入溝16を有
した基部11を備えた絶縁ハウジング1oを備えている
。絶縁ハウジング10の基部11.には、挿入線受入溝
16にそって複数の接触子配設溝I7が形成されており
、各接触子配設溝17には、接触子2oが配置されてい
る。さらに、絶縁ハウジング1oには、基部11の両側
から立ち上がるようにしてプリント回路基板係止部が設
けられている。このプリント回路基板係止部は、プリン
ト回路基板3゜の取付は穴32に係合する取付は突起1
4Aを有した背面壁部材14と、弾性的に外側に偏移し
えてプリント回路基板30の前面を抑えるラッチ突起1
3Aを有したラッチ腕部材13とを備えている。また、
挿入線受入溝16の両内壁16Aおよび16Bは、規制
壁となっている。
昭60−230378号公報に開示されたようなものが
あった。この従来の電気コネクタは、添付図面の第5図
の概略断面図にて示すように、プリント回路基板3oの
細長い挿入縁を受け入れる細長い挿入線受入溝16を有
した基部11を備えた絶縁ハウジング1oを備えている
。絶縁ハウジング10の基部11.には、挿入線受入溝
16にそって複数の接触子配設溝I7が形成されており
、各接触子配設溝17には、接触子2oが配置されてい
る。さらに、絶縁ハウジング1oには、基部11の両側
から立ち上がるようにしてプリント回路基板係止部が設
けられている。このプリント回路基板係止部は、プリン
ト回路基板3゜の取付は穴32に係合する取付は突起1
4Aを有した背面壁部材14と、弾性的に外側に偏移し
えてプリント回路基板30の前面を抑えるラッチ突起1
3Aを有したラッチ腕部材13とを備えている。また、
挿入線受入溝16の両内壁16Aおよび16Bは、規制
壁となっている。
接触子20は、導電性があり且つ弾性のある金属板から
打ち抜き形成されたもので、中間部2Iと、この中間部
21がら上方へと延びる弧状梁部材からなる第1コンタ
クト22および第2コンタクト23と、中間部21の前
端右よび後端近くから上方へ延びている取付は柱24と
、中間部21から下方へ延長して、例えば、プリント回
路基板のスルーホールへ挿入されるような接続部25と
を備えている。第1コンタクト22の先端は、プリント
回路基板30の挿入縁の対応する電気導体、すなわちパ
ッド31と電気的に接触する接触部22Aとなっており
、第2コンタクト23の先端は、同様に、プリント回路
基板3oの挿入縁の対応する電気導体、すなわちパッド
31と電気的に接触する接触部23Aとなっている。各
取付は柱24は、絶縁ハウジング10の基部11に設け
られた各対応する取付は通路18へそれぞれ圧入されて
、各接触子20を各対応する接触子配設溝17内に取付
は固定する作用を果たす。
打ち抜き形成されたもので、中間部2Iと、この中間部
21がら上方へと延びる弧状梁部材からなる第1コンタ
クト22および第2コンタクト23と、中間部21の前
端右よび後端近くから上方へ延びている取付は柱24と
、中間部21から下方へ延長して、例えば、プリント回
路基板のスルーホールへ挿入されるような接続部25と
を備えている。第1コンタクト22の先端は、プリント
回路基板30の挿入縁の対応する電気導体、すなわちパ
ッド31と電気的に接触する接触部22Aとなっており
、第2コンタクト23の先端は、同様に、プリント回路
基板3oの挿入縁の対応する電気導体、すなわちパッド
31と電気的に接触する接触部23Aとなっている。各
取付は柱24は、絶縁ハウジング10の基部11に設け
られた各対応する取付は通路18へそれぞれ圧入されて
、各接触子20を各対応する接触子配設溝17内に取付
は固定する作用を果たす。
このような従来の低挿入力電気コネクタへ、プリント回
路基板を嵌合させるには、先ず、第5図に示すように、
プリント回路基板30を斜めに傾けた状態にて、その挿
入縁が絶縁ハウジング10の基部11の挿入線受入溝1
6へ挿入され且つ各接触子20の第1コンタクト22の
接触部22Aと、第2コンタクト23の接触部23Aと
の間に挿入されるようにする。このとき、プリント回路
基板30の挿入縁の両面に配列された電気導体、すなわ
ちパッド31は、各接触部22Aおよび23Aに僅かに
接触する程度であるので、プリント回路基板30は、絶
縁ハウジング10の挿入線受入溝16へと低挿入力で挿
入することができる。
路基板を嵌合させるには、先ず、第5図に示すように、
プリント回路基板30を斜めに傾けた状態にて、その挿
入縁が絶縁ハウジング10の基部11の挿入線受入溝1
6へ挿入され且つ各接触子20の第1コンタクト22の
接触部22Aと、第2コンタクト23の接触部23Aと
の間に挿入されるようにする。このとき、プリント回路
基板30の挿入縁の両面に配列された電気導体、すなわ
ちパッド31は、各接触部22Aおよび23Aに僅かに
接触する程度であるので、プリント回路基板30は、絶
縁ハウジング10の挿入線受入溝16へと低挿入力で挿
入することができる。
次に、プリント回路基板30を、その挿入縁を回動軸と
して、その挿入線受入溝1Gに対して真っ直ぐな位置へ
と回動させて、プリント回路基板30の両側面がラッチ
腕部材13のラッチ突起13Aを乗り越え、背面壁部材
14の取付は突起14Aに取付は穴32を係合させるよ
うにして、挿入縁が挿入縁受入溝16に真っ直ぐに挿入
されたような状態とする。この状態を、第6図に示して
いる。この第6図に示した状態では、プリント回路基板
30は、絶縁ハウジング10の基部11の挿入縁受入溝
16に対して真っ直ぐに挿入された状態にて、背面壁部
材14とラッチ突起13Aとの間に挟持された形にて、
絶縁ハウジングIOに対して固定されている。そして、
各接触子20の第1コンタクト22および第2コンタク
ト23は、プリント回路基板30の前述の回動時に、各
対応するパッド31との接触により、それぞれ旋回軸2
1Aを支点として外方へと開くように弾性的に偏移させ
られる。したがって、第6図に示したようなプリント回
路基板30の挿入完了時においては、各接触子20の第
1コンタクト22の接触部22Aと第2コンタクト23
の接触部23Aとは、プリント回路基板30の対応する
パッド31に対してそれぞれ弾性的に押圧接触させられ
るのである。このときの第1コンタクト22および第2
コンタクト23の外方への弾性偏移は、規制壁16Aお
よび16Bによってそれぞれ制限されており、各接触部
22Aおよび23Aは、最大に偏移させられるとしても
、その規制壁16Aおよび16Bより引っ込んだ位置ま
で偏移させられるようなことはない。
して、その挿入線受入溝1Gに対して真っ直ぐな位置へ
と回動させて、プリント回路基板30の両側面がラッチ
腕部材13のラッチ突起13Aを乗り越え、背面壁部材
14の取付は突起14Aに取付は穴32を係合させるよ
うにして、挿入縁が挿入縁受入溝16に真っ直ぐに挿入
されたような状態とする。この状態を、第6図に示して
いる。この第6図に示した状態では、プリント回路基板
30は、絶縁ハウジング10の基部11の挿入縁受入溝
16に対して真っ直ぐに挿入された状態にて、背面壁部
材14とラッチ突起13Aとの間に挟持された形にて、
絶縁ハウジングIOに対して固定されている。そして、
各接触子20の第1コンタクト22および第2コンタク
ト23は、プリント回路基板30の前述の回動時に、各
対応するパッド31との接触により、それぞれ旋回軸2
1Aを支点として外方へと開くように弾性的に偏移させ
られる。したがって、第6図に示したようなプリント回
路基板30の挿入完了時においては、各接触子20の第
1コンタクト22の接触部22Aと第2コンタクト23
の接触部23Aとは、プリント回路基板30の対応する
パッド31に対してそれぞれ弾性的に押圧接触させられ
るのである。このときの第1コンタクト22および第2
コンタクト23の外方への弾性偏移は、規制壁16Aお
よび16Bによってそれぞれ制限されており、各接触部
22Aおよび23Aは、最大に偏移させられるとしても
、その規制壁16Aおよび16Bより引っ込んだ位置ま
で偏移させられるようなことはない。
発明が解決しようとする課題
前述したような従来の低挿入力電気コネクタにおける接
触子20の第1コンタクト22および第2コンタクト2
3は、共にC字型形状とされていて、旋回軸21Aを支
点として外側方向へ、互いにほぼ同量程度、弾性的に開
くようなものとされている。この種の電気コネクタでは
、実装面上の高さ寸法をできるだけ低く抑えるという要
求があり、このために旋回軸21Aから各接触部22A
および23Aまでの距離をあまり長くすることはできな
い。そのために、このようなC字型形状のコンタクトで
は、十分な弾性力を得ることができなかった。換言する
ならば、この従来の接触子20の形状では、中間部21
の前後両端に取付は柱24を設けているた約に、コンタ
クトに利用しつる電気コネクタの幅方向のスペースがそ
の分だけ狭くなってしまっているのである。
触子20の第1コンタクト22および第2コンタクト2
3は、共にC字型形状とされていて、旋回軸21Aを支
点として外側方向へ、互いにほぼ同量程度、弾性的に開
くようなものとされている。この種の電気コネクタでは
、実装面上の高さ寸法をできるだけ低く抑えるという要
求があり、このために旋回軸21Aから各接触部22A
および23Aまでの距離をあまり長くすることはできな
い。そのために、このようなC字型形状のコンタクトで
は、十分な弾性力を得ることができなかった。換言する
ならば、この従来の接触子20の形状では、中間部21
の前後両端に取付は柱24を設けているた約に、コンタ
クトに利用しつる電気コネクタの幅方向のスペースがそ
の分だけ狭くなってしまっているのである。
一方、プリント回路基板は、−船釣に、1.2 mm厚
さ(公差+0.15〜−0.12mm)のものと、に2
7 mm厚さく公差+0.15〜−0.12玉)のもの
とがあり、公差的にかなりの範囲のものが使用されてい
る。例えば、1.2mm厚さ(公差+0.15〜−0.
12mm)のプリント回路基板を使用したとき、基板の
厚さの範囲は、1.08mm〜1.35mmとなる。し
たがって、基板の厚さが最大の品と最小の品とでは、1
.35−1.08=0.27mmの差があることになる
。そこで、電気コネクタの接触部のプリント回路基板の
電気導体に対する接触力は、厚い基板の場合でも薄い基
板の場合でも十分な値に維持されなければならないので
あるが、前述の従来の電気コネクタの接触子では、接触
部から旋回軸までの長さが十分になくバネ性が不足して
いるために、前述したような公差のあるプリント回路基
板のうち一番厚い品を挿入して引き抜いた後に接触部が
元の位置へ戻りきらず、その後、一番薄い品を挿入する
と、基板の電気導体に各接触部が接触し得ないようなと
が起こりがちであった。
さ(公差+0.15〜−0.12mm)のものと、に2
7 mm厚さく公差+0.15〜−0.12玉)のもの
とがあり、公差的にかなりの範囲のものが使用されてい
る。例えば、1.2mm厚さ(公差+0.15〜−0.
12mm)のプリント回路基板を使用したとき、基板の
厚さの範囲は、1.08mm〜1.35mmとなる。し
たがって、基板の厚さが最大の品と最小の品とでは、1
.35−1.08=0.27mmの差があることになる
。そこで、電気コネクタの接触部のプリント回路基板の
電気導体に対する接触力は、厚い基板の場合でも薄い基
板の場合でも十分な値に維持されなければならないので
あるが、前述の従来の電気コネクタの接触子では、接触
部から旋回軸までの長さが十分になくバネ性が不足して
いるために、前述したような公差のあるプリント回路基
板のうち一番厚い品を挿入して引き抜いた後に接触部が
元の位置へ戻りきらず、その後、一番薄い品を挿入する
と、基板の電気導体に各接触部が接触し得ないようなと
が起こりがちであった。
実際、プリント回路基板は、仕上がり形状で、反ってい
るものが多分にある。このように反ったプリント回路基
板の場合には、従来の電気コネクタの如く接触部の弾性
が十分でないと、接触子の芯数が例えば72芯というよ
うに多芯のときには特に、基板の電気導体に対して接触
しえない接触部がところどころに出てきてしまいがちで
あった。
るものが多分にある。このように反ったプリント回路基
板の場合には、従来の電気コネクタの如く接触部の弾性
が十分でないと、接触子の芯数が例えば72芯というよ
うに多芯のときには特に、基板の電気導体に対して接触
しえない接触部がところどころに出てきてしまいがちで
あった。
本発明の目的は、前述したような従来の問題点を解消し
うるような低挿入力電気コネクタを提供することである
。
うるような低挿入力電気コネクタを提供することである
。
課題を解決するための手段
本発明によれば、プリント回路基板の挿抜を低挿入力に
て行える低挿入力電気コネクタにおいて、プリント回路
基板の細長い挿入縁を受け入れる細長い挿入線受入溝を
有した基部を備えた絶縁ハウジングと、前記挿入線受入
溝に沿って前記絶縁ハウジングの前記基部に配設された
複数個の接触子とを備え、前記絶縁ハウジングには、前
記基部の両側から立ち上がるようにしてプリント回路基
板係止部が設けられ、前記挿入線受入溝およびプリント
回路基板係止部は、前記プリント回路基板の前記挿入縁
を前記挿入線受入溝へ斜め方向から挿入して後、その挿
入縁を回動軸として、そのプリント回路基板をその挿入
線受入溝に対して真っ直ぐな位置へと回動させるとき、
前記挿入縁が前記挿入線受入溝に真っ直ぐに挿入された
状態にて、前記プリント回路基板が前記プリント回路基
板係止部により前記絶縁ハウジングに対して係止される
ようなものとされ、前記接触子の各々は、前記挿入線受
入溝の一方の内壁から突出して前記プリント回路基板の
前記挿入縁に配列された対応する電気導体と接触する接
触部を有した第1コンタクトと、前記挿入線受入溝の他
方の内壁から突出して前記プリント回路基板の前記挿入
縁に配列された対応する電気導体と接触する接触部を有
した第2コンタクトとを備え、前記第1コンタクトの前
記接触部は、旋回軸からほぼ円弧状に延長する可動コン
タクト腕の先端に設けられ、前記第2コンタクトの前記
接触部は、前記絶縁ハウジングの壁部によって裏当てさ
れた固定コンタクト腕に設けられ、前記第1コンタクト
の前記接触部と前記第2コンタクトの前記接触部との位
置関係は、前記挿入線受入溝へ斜め方向から挿入されて
くる前記プリント回路基板の前記挿入縁の対応する電気
導体の外側面の低挿入力での通過を許すが、前記プリン
ト回路基板の前記回動により前記第1コンタクトの前記
可動コンタクト腕が弾性的に押圧させられて前記プリン
ト回路基返の前記挿入縁の対応する電気導体と各接触部
との押圧接触が得られるようにされることを特徴とする
。
て行える低挿入力電気コネクタにおいて、プリント回路
基板の細長い挿入縁を受け入れる細長い挿入線受入溝を
有した基部を備えた絶縁ハウジングと、前記挿入線受入
溝に沿って前記絶縁ハウジングの前記基部に配設された
複数個の接触子とを備え、前記絶縁ハウジングには、前
記基部の両側から立ち上がるようにしてプリント回路基
板係止部が設けられ、前記挿入線受入溝およびプリント
回路基板係止部は、前記プリント回路基板の前記挿入縁
を前記挿入線受入溝へ斜め方向から挿入して後、その挿
入縁を回動軸として、そのプリント回路基板をその挿入
線受入溝に対して真っ直ぐな位置へと回動させるとき、
前記挿入縁が前記挿入線受入溝に真っ直ぐに挿入された
状態にて、前記プリント回路基板が前記プリント回路基
板係止部により前記絶縁ハウジングに対して係止される
ようなものとされ、前記接触子の各々は、前記挿入線受
入溝の一方の内壁から突出して前記プリント回路基板の
前記挿入縁に配列された対応する電気導体と接触する接
触部を有した第1コンタクトと、前記挿入線受入溝の他
方の内壁から突出して前記プリント回路基板の前記挿入
縁に配列された対応する電気導体と接触する接触部を有
した第2コンタクトとを備え、前記第1コンタクトの前
記接触部は、旋回軸からほぼ円弧状に延長する可動コン
タクト腕の先端に設けられ、前記第2コンタクトの前記
接触部は、前記絶縁ハウジングの壁部によって裏当てさ
れた固定コンタクト腕に設けられ、前記第1コンタクト
の前記接触部と前記第2コンタクトの前記接触部との位
置関係は、前記挿入線受入溝へ斜め方向から挿入されて
くる前記プリント回路基板の前記挿入縁の対応する電気
導体の外側面の低挿入力での通過を許すが、前記プリン
ト回路基板の前記回動により前記第1コンタクトの前記
可動コンタクト腕が弾性的に押圧させられて前記プリン
ト回路基返の前記挿入縁の対応する電気導体と各接触部
との押圧接触が得られるようにされることを特徴とする
。
実施例
次に、添付図面の第1図から第4図に基づいて、本発明
の実施例について本発明をより詳細に説明する。
の実施例について本発明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての低挿入力電気コネ
クタの分解部品配列斜視図である。この第1図に示され
るように、この実施例の電気コネクタは、プリント回路
基板300の細長い挿入縁を受け入れる細長い挿入線受
入溝160を有した基部110を備えたプラスチック等
の絶縁材料にて形成された絶縁ハウジング100と、挿
入線受入溝160に沿って絶縁ハウジング100の基部
110に配設される複数個の接触子200とを備えてい
る。挿入線受入溝160にそって複数の接触子配設溝1
70が形成されており、各接触子200は、これら接触
子配設溝170の各々に後述するようにして配設固定さ
れる。絶縁ハウジング100の基部110の両側には、
側壁部材120が設けられており、それら側壁部材12
0の内側には、プリント回路基板係止部を構成する背面
壁部材140およびラッチ腕部材130が基8110か
ら立ち上がるようにして設けられている。背面壁部材1
40の上端には、プリント回路基板300の取付は穴3
02に係合する取付は突起141が設けられている。ま
た、ラッチ碗部材130は、弾性的に外側に偏移しうる
ものとされており、その上端に、プリント回路基板30
0の前面を抑えるラッチ突起131が形成されている。
クタの分解部品配列斜視図である。この第1図に示され
るように、この実施例の電気コネクタは、プリント回路
基板300の細長い挿入縁を受け入れる細長い挿入線受
入溝160を有した基部110を備えたプラスチック等
の絶縁材料にて形成された絶縁ハウジング100と、挿
入線受入溝160に沿って絶縁ハウジング100の基部
110に配設される複数個の接触子200とを備えてい
る。挿入線受入溝160にそって複数の接触子配設溝1
70が形成されており、各接触子200は、これら接触
子配設溝170の各々に後述するようにして配設固定さ
れる。絶縁ハウジング100の基部110の両側には、
側壁部材120が設けられており、それら側壁部材12
0の内側には、プリント回路基板係止部を構成する背面
壁部材140およびラッチ腕部材130が基8110か
ら立ち上がるようにして設けられている。背面壁部材1
40の上端には、プリント回路基板300の取付は穴3
02に係合する取付は突起141が設けられている。ま
た、ラッチ碗部材130は、弾性的に外側に偏移しうる
ものとされており、その上端に、プリント回路基板30
0の前面を抑えるラッチ突起131が形成されている。
さらに、絶縁ハウジング100の基部1100両端には
、下方に延びる取付は固定円柱150が形成されている
。これら取付は固定円柱150は、この電気コネクタを
載置するプリント回路基板400の取付は穴402へ挿
入されて、絶縁ハウジング10(lをプリント回路基板
400に位置決め固定する作用を果たす。また、第1図
によく示されるように、これら取付は固定円柱150お
よびそれらに対応する取付は穴402の直径を左右で異
ならせておけば、プリント回路基板400に対する絶縁
ハウジング100の向きを間違えて取り付けるようなこ
とを防止できる。
、下方に延びる取付は固定円柱150が形成されている
。これら取付は固定円柱150は、この電気コネクタを
載置するプリント回路基板400の取付は穴402へ挿
入されて、絶縁ハウジング10(lをプリント回路基板
400に位置決め固定する作用を果たす。また、第1図
によく示されるように、これら取付は固定円柱150お
よびそれらに対応する取付は穴402の直径を左右で異
ならせておけば、プリント回路基板400に対する絶縁
ハウジング100の向きを間違えて取り付けるようなこ
とを防止できる。
第2図は、接触子200の1つを拡大して示す斜視図で
ある。この第2図によく示されるように、この接触子2
00は、導電性を有し且つバネ性を有する金属シートか
ら打ち抜き加工、折り曲げ加工を経て一体的に形成され
るものであり、中間部210と、第1コンタクト220
と、第2コンタクト230と、折曲げ立上り部240と
、接続部250とを備えている。折曲げ立上り部240
は、中間部210からほぼシート厚さ分だけ、第2図に
おいて手前に折り曲げて立ち上げられており、第1コン
タクト220は、その折曲げ立上り部240の上端から
後ろへ180度折り曲げられたコンタクト支持腕225
の先端からほぼ円形の円弧状に延長する形に形成されて
いる。第1コンタクト220は、このようにすることに
より、絶縁ハウジング100の基部110の限られた幅
の中で、十分なコンタクト長をとり十分なバネ性を得る
ことができている。第1コンタクト220の先端には、
接触部221が設けられており、コンタクト支持腕22
5の先端壁223は、後述するように、接触部221の
背面に対向する位置にあって、接触部221の後方への
偏移を規制する作用を果たす。接触部221は、円弧状
の第1コンタクト220が弾性変形することにより移動
しうる可動接触部とされている。第2コンタクト230
は、中間部210の他端から立ち上がるようにして且つ
第1コンタクト220に対向する位置に形成されており
、接触部231を有している。この接触部231は、後
述するように固定接触部である。折曲げ立上り部240
の内側側縁には、固定突起242が形成されており、第
2コンタクト230の外側側縁にも同様の固定突起23
2が形成されている。
ある。この第2図によく示されるように、この接触子2
00は、導電性を有し且つバネ性を有する金属シートか
ら打ち抜き加工、折り曲げ加工を経て一体的に形成され
るものであり、中間部210と、第1コンタクト220
と、第2コンタクト230と、折曲げ立上り部240と
、接続部250とを備えている。折曲げ立上り部240
は、中間部210からほぼシート厚さ分だけ、第2図に
おいて手前に折り曲げて立ち上げられており、第1コン
タクト220は、その折曲げ立上り部240の上端から
後ろへ180度折り曲げられたコンタクト支持腕225
の先端からほぼ円形の円弧状に延長する形に形成されて
いる。第1コンタクト220は、このようにすることに
より、絶縁ハウジング100の基部110の限られた幅
の中で、十分なコンタクト長をとり十分なバネ性を得る
ことができている。第1コンタクト220の先端には、
接触部221が設けられており、コンタクト支持腕22
5の先端壁223は、後述するように、接触部221の
背面に対向する位置にあって、接触部221の後方への
偏移を規制する作用を果たす。接触部221は、円弧状
の第1コンタクト220が弾性変形することにより移動
しうる可動接触部とされている。第2コンタクト230
は、中間部210の他端から立ち上がるようにして且つ
第1コンタクト220に対向する位置に形成されており
、接触部231を有している。この接触部231は、後
述するように固定接触部である。折曲げ立上り部240
の内側側縁には、固定突起242が形成されており、第
2コンタクト230の外側側縁にも同様の固定突起23
2が形成されている。
第3図は、第1図の電気コネクタをプリント回路基板4
00上に載置し、プリント回路基板300を電気コネク
タへ嵌合させようとしている状態を示す拡大断面図であ
る。この第3図によく示されるように、各接触子200
は、絶縁ハウジング100の基部110の各対応する接
触子配設溝170へ配設固定されており、この状態では
、中間部210は接触子配設溝170の底部に位置し、
接続部250は、その底部を貫通して絶縁ハウジング1
00の下方へ延長して、プリント回路基板400の各対
応するスルーホール401へ挿入され半田付は固定され
ている。また、固定突起232および242は、接触子
配設溝170の各対応する内壁へ食い込むように圧入さ
れていて、接触子200を絶縁ハウジング100に対し
て固定している。第1コンタクト220の接触部221
は、接触子配設溝170内にて円弧状に延長する第1コ
ンタクト220の先端に設けられているので、可動であ
るが、第2コンタクト230の接触部231は、この第
2コンタクト230の背面が接触子配設溝170の内側
壁によって完全に裏当てされているので、完全に固定さ
れたものとなっている。そして、接触部221および2
31は、挿入縁受入溝160の内壁から僅かに突出され
た位置にくるようなものとされており、さらに、第1コ
ンタクト220の接触部221と第2コンタクト230
の接触部231との位置関係は、第3図に示すように、
挿入縁受入溝160へ斜め方向から挿入されてくるプリ
ント回路基板300の挿入縁の対応する電気導体、すな
わち、パッド301の外側面の低挿入力での通過を許す
が、後述するように第4図に示すような位置へとプリン
ト回路基板300を回動させることにより第1コンタク
ト220の円弧状コンタクト腕が弾性的に押圧させられ
てプリント回路基板300の挿入縁の対応するパッド3
01と各接触部221および231との押圧接触が得ら
れるようにされている。
00上に載置し、プリント回路基板300を電気コネク
タへ嵌合させようとしている状態を示す拡大断面図であ
る。この第3図によく示されるように、各接触子200
は、絶縁ハウジング100の基部110の各対応する接
触子配設溝170へ配設固定されており、この状態では
、中間部210は接触子配設溝170の底部に位置し、
接続部250は、その底部を貫通して絶縁ハウジング1
00の下方へ延長して、プリント回路基板400の各対
応するスルーホール401へ挿入され半田付は固定され
ている。また、固定突起232および242は、接触子
配設溝170の各対応する内壁へ食い込むように圧入さ
れていて、接触子200を絶縁ハウジング100に対し
て固定している。第1コンタクト220の接触部221
は、接触子配設溝170内にて円弧状に延長する第1コ
ンタクト220の先端に設けられているので、可動であ
るが、第2コンタクト230の接触部231は、この第
2コンタクト230の背面が接触子配設溝170の内側
壁によって完全に裏当てされているので、完全に固定さ
れたものとなっている。そして、接触部221および2
31は、挿入縁受入溝160の内壁から僅かに突出され
た位置にくるようなものとされており、さらに、第1コ
ンタクト220の接触部221と第2コンタクト230
の接触部231との位置関係は、第3図に示すように、
挿入縁受入溝160へ斜め方向から挿入されてくるプリ
ント回路基板300の挿入縁の対応する電気導体、すな
わち、パッド301の外側面の低挿入力での通過を許す
が、後述するように第4図に示すような位置へとプリン
ト回路基板300を回動させることにより第1コンタク
ト220の円弧状コンタクト腕が弾性的に押圧させられ
てプリント回路基板300の挿入縁の対応するパッド3
01と各接触部221および231との押圧接触が得ら
れるようにされている。
次に、このような電気コネクタへプリント回路基板30
0を嵌合させる操作についてまとめて説明する。
0を嵌合させる操作についてまとめて説明する。
先ず、第3図に示すように、プリント回路基板300を
斜めにして挿入縁を、プリント回路基板400の上に載
置された絶縁ハウジング100の基部110の挿入縁受
入溝160に対して斜め方向から挿入するようにする。
斜めにして挿入縁を、プリント回路基板400の上に載
置された絶縁ハウジング100の基部110の挿入縁受
入溝160に対して斜め方向から挿入するようにする。
このとき、プリント回路基板300の挿入縁の電気導体
、すなわち、パッド301は、第1コンタクト220の
接触部221および第2コンタクト230の接触部23
1にそれぞれ軽く接触する程度であるので、プリント回
路基板300へ加える挿入力は、零に近い非常に低い力
でよい。次に、プリント回路り板300を、挿入線受入
溝160へ挿入された摺入縁を回動軸として、その挿入
線受入溝170に対して真っ直ぐな位置へと回動させる
。このときプリント回路基板300の両側縁が、絶縁ハ
ウジング100の両側のラッチ腕部材130のラッチ突
起131に当接し、ラッチ腕部材130は、弾性的に外
側へ開くように偏移させられ、プリント回路基板300
の側縁がそのラッチ突起131を乗り越えうるようにす
る。さらに、プリント回路基板300を回動させると、
そのプリント回路基板300の取付は穴302が、背面
壁部材140の取付は突起141にそれぞれ嵌まり込む
。プリント回路基板300の両側縁がラッチ突起131
を乗り越えると、ラッチ腕部材130は、その弾性によ
り元の位置へともどり、ラッチ突起131は、プリント
回路基板300の前面を抑える形となる。したがって、
プリント回路基板300は、その挿入縁が絶縁ハウジン
グ100の挿入線受入溝160へ真っ直ぐに挿入された
形で且つ取付は穴302が背面壁部材140の取付は突
起141に係合し前面がラッチ突起131にて抑えられ
た形で、電気コネクタに嵌合係止されることになる。
、すなわち、パッド301は、第1コンタクト220の
接触部221および第2コンタクト230の接触部23
1にそれぞれ軽く接触する程度であるので、プリント回
路基板300へ加える挿入力は、零に近い非常に低い力
でよい。次に、プリント回路り板300を、挿入線受入
溝160へ挿入された摺入縁を回動軸として、その挿入
線受入溝170に対して真っ直ぐな位置へと回動させる
。このときプリント回路基板300の両側縁が、絶縁ハ
ウジング100の両側のラッチ腕部材130のラッチ突
起131に当接し、ラッチ腕部材130は、弾性的に外
側へ開くように偏移させられ、プリント回路基板300
の側縁がそのラッチ突起131を乗り越えうるようにす
る。さらに、プリント回路基板300を回動させると、
そのプリント回路基板300の取付は穴302が、背面
壁部材140の取付は突起141にそれぞれ嵌まり込む
。プリント回路基板300の両側縁がラッチ突起131
を乗り越えると、ラッチ腕部材130は、その弾性によ
り元の位置へともどり、ラッチ突起131は、プリント
回路基板300の前面を抑える形となる。したがって、
プリント回路基板300は、その挿入縁が絶縁ハウジン
グ100の挿入線受入溝160へ真っ直ぐに挿入された
形で且つ取付は穴302が背面壁部材140の取付は突
起141に係合し前面がラッチ突起131にて抑えられ
た形で、電気コネクタに嵌合係止されることになる。
この状態を、第4図に示している。
第3図に示した斜めの位置から、第4図に示した真っ直
ぐな位置へと、プリント回路基板300を回動させると
き、第1コンタクト220の円弧状の可動コンタクト腕
は、その接触部221がプリント回路基板300のパッ
ド301に接触してプリント回路基板300の回動につ
れて第4図において右方へ押圧されるので、弾性的に圧
縮される。この点さらに詳述すると、第1コンタクト2
20の円弧状可動コンタクト腕の作り出す円周角は、そ
の円の中心点を通る水平線を基準に181度以上として
おく。すると、プリント回路基板300の前述したよう
な回動時に、円弧状可動コンタクト腕が旋回軸222を
支点として弾性的に圧縮変形される場合において、圧縮
力が旋回軸に集中してしまうことなく、円形状のある点
を中心に可動コンタクト腕にそってそれら力を分散させ
ることができる。このため、第1コンタクトの接触部2
21は、十分弾性的に余裕をもって偏移することかでき
る。第2コンタクト230の接触部231は、この際、
第2コンタクト23oが絶縁ハウジング100の内壁に
よって裏当て固定されているので、実質的に固定された
ままである。
ぐな位置へと、プリント回路基板300を回動させると
き、第1コンタクト220の円弧状の可動コンタクト腕
は、その接触部221がプリント回路基板300のパッ
ド301に接触してプリント回路基板300の回動につ
れて第4図において右方へ押圧されるので、弾性的に圧
縮される。この点さらに詳述すると、第1コンタクト2
20の円弧状可動コンタクト腕の作り出す円周角は、そ
の円の中心点を通る水平線を基準に181度以上として
おく。すると、プリント回路基板300の前述したよう
な回動時に、円弧状可動コンタクト腕が旋回軸222を
支点として弾性的に圧縮変形される場合において、圧縮
力が旋回軸に集中してしまうことなく、円形状のある点
を中心に可動コンタクト腕にそってそれら力を分散させ
ることができる。このため、第1コンタクトの接触部2
21は、十分弾性的に余裕をもって偏移することかでき
る。第2コンタクト230の接触部231は、この際、
第2コンタクト23oが絶縁ハウジング100の内壁に
よって裏当て固定されているので、実質的に固定された
ままである。
したがって、プリント回路基板300の挿入縁の両側の
パッド301は、固定された接触部231と可動接触部
221との間に挟持された形で、接触子200と電気的
に接続される。すなわち、プリント回路基板300の挿
入縁のパッド301は、固定接触部231に対する第1
コンタク)220の可動コンタクト腕の弾性偏移力にょ
る接触部221による押圧力で、接触子200と確実に
電気的に接続される。なお、第1コンタクト220の可
動コンタクト腕の弾性的圧縮変形は、接触部221の背
面がコンタクト支持腕225の先端壁223に当接する
ことによって規制されるようになっている。
パッド301は、固定された接触部231と可動接触部
221との間に挟持された形で、接触子200と電気的
に接続される。すなわち、プリント回路基板300の挿
入縁のパッド301は、固定接触部231に対する第1
コンタク)220の可動コンタクト腕の弾性偏移力にょ
る接触部221による押圧力で、接触子200と確実に
電気的に接続される。なお、第1コンタクト220の可
動コンタクト腕の弾性的圧縮変形は、接触部221の背
面がコンタクト支持腕225の先端壁223に当接する
ことによって規制されるようになっている。
発明の効果
本発明の電気コネクタは、前述したように、各接触子の
一方の接触部を固定とし、他方の接触部のみを可動とし
たことにより、実装面上の限られた寸法内で、十分バネ
性のある接触子とすることができ、したがって、嵌合さ
せるプリント回路基板の厚さの公差に十分に対応できる
ものとされる。
一方の接触部を固定とし、他方の接触部のみを可動とし
たことにより、実装面上の限られた寸法内で、十分バネ
性のある接触子とすることができ、したがって、嵌合さ
せるプリント回路基板の厚さの公差に十分に対応できる
ものとされる。
すなわち、公差範囲内で最も厚いプリント回路基板を嵌
合させて引き抜いた後、公差範囲内の最も薄いプリント
回路基板を嵌合させるときでも、可動接触部が必ずもと
の位置へ弾性的に復帰しているので、常に確実にプリン
ト回路基板と各接触子きの電気的接触を得ることができ
る。
合させて引き抜いた後、公差範囲内の最も薄いプリント
回路基板を嵌合させるときでも、可動接触部が必ずもと
の位置へ弾性的に復帰しているので、常に確実にプリン
ト回路基板と各接触子きの電気的接触を得ることができ
る。
第1図は、本発明の一実施例としての低挿入力電気コネ
クタの分解部品配列斜視図、第2図は、第1図の電気コ
ネクタの接触子の1つを拡大して示す斜視図、第3図は
、第1図の電気コネクタをプリント回路基板上に載置し
、別のプリント回路基板を電気コネクタへ嵌合させよう
としている状態を示す拡大断面図、第4図は、第3図に
示した状態からプリント回路基板を回動させて嵌合を完
了した状態を示す第3図と同様の拡大断面図、第5図は
、従来の低挿入力電気コネクタの一例を略示するもので
、プリント回路基板を嵌合させようとしているところを
示す拡大断面図、第6図は、第5図の状態からプリント
回路基板の嵌合を完了させた状態を示す第5図と同様の
拡大断面図である。 100・・・・絶縁ハウジング、 110・・・・基部、 120・・・・側壁部材、 130・・・・ラッチ腕部材、 131・・・・ラッチ突起、 140・・・・背面壁部材、 141・・・・取付は突起、 150・・・・取付は固定円柱、 160・・・・挿入縁受入溝、 170・・・・接触子配設溝、 200・・・・接触子、 210・・・・中間部、 220・・・・第1コンタクト、 221・・・・接触部、 222・・・・旋回軸、 223・・・・規制壁、 225・・・・コンタクト支持腕、 230・・・・第2コンタクト、 231・・・・接触部、 232・・・・固定突起、 240・・・・折曲げ立上り部、 241・・・・折曲げ部、 242・・・・固定突起、 250・・・・接続部、 300・・・・プリント回路基板、 301・・・・パッド、 302・・・・取付は穴、 400・・・・プリント回路基板、 401・・・・スルーホール 402・・・・取付は穴。 第 3 図 第 図
クタの分解部品配列斜視図、第2図は、第1図の電気コ
ネクタの接触子の1つを拡大して示す斜視図、第3図は
、第1図の電気コネクタをプリント回路基板上に載置し
、別のプリント回路基板を電気コネクタへ嵌合させよう
としている状態を示す拡大断面図、第4図は、第3図に
示した状態からプリント回路基板を回動させて嵌合を完
了した状態を示す第3図と同様の拡大断面図、第5図は
、従来の低挿入力電気コネクタの一例を略示するもので
、プリント回路基板を嵌合させようとしているところを
示す拡大断面図、第6図は、第5図の状態からプリント
回路基板の嵌合を完了させた状態を示す第5図と同様の
拡大断面図である。 100・・・・絶縁ハウジング、 110・・・・基部、 120・・・・側壁部材、 130・・・・ラッチ腕部材、 131・・・・ラッチ突起、 140・・・・背面壁部材、 141・・・・取付は突起、 150・・・・取付は固定円柱、 160・・・・挿入縁受入溝、 170・・・・接触子配設溝、 200・・・・接触子、 210・・・・中間部、 220・・・・第1コンタクト、 221・・・・接触部、 222・・・・旋回軸、 223・・・・規制壁、 225・・・・コンタクト支持腕、 230・・・・第2コンタクト、 231・・・・接触部、 232・・・・固定突起、 240・・・・折曲げ立上り部、 241・・・・折曲げ部、 242・・・・固定突起、 250・・・・接続部、 300・・・・プリント回路基板、 301・・・・パッド、 302・・・・取付は穴、 400・・・・プリント回路基板、 401・・・・スルーホール 402・・・・取付は穴。 第 3 図 第 図
Claims (2)
- (1)プリント回路基板の挿抜を低挿入力にて行える低
挿入力電気コネクタにおいて、プリント回路基板の細長
い挿入縁を受け入れる細長い挿入縁受入溝を有した基部
を備えた絶縁ハウジングと、前記挿入縁受入溝に沿って
前記絶縁ハウジングの前記基部に配設された複数個の接
触子とを備えており、前記絶縁ハウジングには、前記基
部の両側から立ち上がるようにしてプリント回路基板係
止部が設けられており、前記挿入縁受入溝およびプリン
ト回路基板係止部は、前記プリント回路基板の前記挿入
縁を前記挿入縁受入溝へ斜め方向から挿入して後、その
挿入縁を回動軸として、そのプリント回路基板をその挿
入縁受入溝に対して真っ直ぐな位置へと回動させるとき
、前記挿入縁が前記挿入縁受入溝に真っ直ぐに挿入され
た状態にて、前記プリント回路基板が前記プリント回路
基板係止部により前記絶縁ハウジングに対して係止され
るようなものとされており、前記接触子の各々は、前記
挿入縁受入溝の一方の内壁から突出して前記プリント回
路基板の前記挿入縁に配列された対応する電気導体と接
触する接触部を有した第1コンタクトと、前記挿入縁受
入溝の他方の内壁から突出して前記プリント回路基板の
前記挿入縁に配列された対応する電気導体と接触する接
触部を有した第2コンタクトとを備えており、前記第1
コンタクトの前記接触部は、旋回軸からほぼ円弧状に延
長する可動コンタクト腕の先端に設けられており、前記
第2コンタクトの前記接触部は、前記絶縁ハウジングの
壁部によって裏当てされた固定コンタクト腕に設けられ
ており、前記第1コンタクトの前記接触部と前記第2コ
ンタクトの前記接触部との位置関係は、前記挿入縁受入
溝へ斜め方向から挿入されてくる前記プリント回路基板
の前記挿入縁の対応する電気導体の外側面の低挿入力で
の通過を許すが、前記プリント回路基板の前記回動によ
り前記第1コンタクトの前記可動コンタクト腕が弾性的
に押圧させられて前記プリント回路基板の前記挿入縁の
対応する電気導体と各接触部との押圧接触が得られるよ
うにされていることを特徴とする低挿入力電気コネクタ
。 - (2)前記プリント回路基板の前記回動による前記第1
コンタクトの前記可動コンタクト腕の弾性的押圧は、前
記可動コンタクト腕の円弧が縮まるようにしてなされ、
前記第1コンタクトの前記旋回軸の近傍には、前記可動
コンタクト腕の先端の押圧偏移を制限するための制限壁
が設けられている請求項(1)記載の低挿入力電気コネ
クタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018609A JPH03225781A (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 低挿入力電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018609A JPH03225781A (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 低挿入力電気コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03225781A true JPH03225781A (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=11976382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018609A Pending JPH03225781A (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 低挿入力電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03225781A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04229581A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-08-19 | Molex Inc | 印刷回路板用高密度電気コネクタ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5033483A (ja) * | 1973-07-27 | 1975-03-31 | ||
JPH02223175A (ja) * | 1988-05-04 | 1990-09-05 | Burndy Corp | 多接点組立体および可撓接点部材 |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP2018609A patent/JPH03225781A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5033483A (ja) * | 1973-07-27 | 1975-03-31 | ||
JPH02223175A (ja) * | 1988-05-04 | 1990-09-05 | Burndy Corp | 多接点組立体および可撓接点部材 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04229581A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-08-19 | Molex Inc | 印刷回路板用高密度電気コネクタ |
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