JPH03224838A - 車両用サイドミラー - Google Patents

車両用サイドミラー

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Publication number
JPH03224838A
JPH03224838A JP2028890A JP2028890A JPH03224838A JP H03224838 A JPH03224838 A JP H03224838A JP 2028890 A JP2028890 A JP 2028890A JP 2028890 A JP2028890 A JP 2028890A JP H03224838 A JPH03224838 A JP H03224838A
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JP
Japan
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obstacle
door mirror
vehicle
mirror
vehicle speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2028890A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Shibuya
渋谷 秀幸
Shigeki Yoshioka
茂樹 吉岡
Satoshi Ichikawa
聡 市川
Masayuki Toda
正之 任田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、車両用サイドミラーに係わり、特に、測距セ
ンサーを備え障害物との衝突を防止するサイドミラーに
関する。
〈従来の技術〉 障害物とサイドミラーとの衝突を防止するために、測路
センザーにより障害物の検出を行い、障害物が検出され
たときには自動的に回動するサイドミラーが提案されて
いる(特開昭61125946号参照)。
第10図に、このような測距センサー付ザイドミラーの
一例を断面図により示す。50はドアに固着される基板
である。51はエータ−(図示せず)および複数のギア
からなる回動装置である。
53は基板50に固定された固定シャフトであり、サイ
ドミラー57は固定シャフト53を回動軸として回動す
る。52はミラーフラッパーであり、回動装置51に固
着される。54はミラーで、ミラーフラッパー52に球
接手を介して設置されている。60は赤外線発信器、6
1は赤外線検出器であり、赤外線発信器60および赤外
線検出器61によって障害物検出器が構成される。55
はマイコンであり、赤外線検出装置61からの情報をも
とに障害物までの距離を検出し、該距離が所定距離より
短いとき回動装@51を駆動させる。
56はミラーカバーで、ミラーフラッパー52および回
動装N51に固着される。
第11図に示すように、上記構成のサイドミラー57の
前方(ミラーカバー56側)に障害物(ここでは、反対
車線を走行している自動車のミラー70)が存在した場
合を考える。赤外線発信器60から発信された赤外線は
、ミラー70に当たって反射され、赤外線検出器61に
よって受信される。第11図に示したマイコン55は、
赤外線が発信されてから受信されるまでの時間を測定す
ることによって、サイドミラー57から他車のミラー7
0までの距離を棹出する。この距離が所定距離より短け
れば、回動装置51が駆動し、サイドミラー57は自動
的に倒れる。
サイドミラー57が倒れた状態になった後、サイドミラ
ー57はゆっくりと起き上がる。このとき、赤外線発信
器60および赤外線検出器61が作動したままである。
起き上がる途中で、サイドミラー57前方の所定距離内
に障害物が検出されなければ、元の状態に戻る。サイド
ミラー57前方の所定距離内に障害物が検出されれば、
サイドミラー57は再び倒れる。
以上の動作により、人間の手で操作することなくサイド
ミラー57と障害物との衝突を防止することができる。
〈発明が解決しようとする課題〉 車両が高速で走行しているときには、障害物(ミラー7
0等)がサイドミラー57に近づいてくる相対速度も高
速であると考えられる。従って、前記障害物がサイドミ
ラ−57と衝突するのを回避するため、サイドミラー5
7が早めに倒れ始めるようにすれば、障害物は回避でき
るが、サイドミラー57が倒れ始めてから元の状態に戻
るまでの時間が長くなり、後方の視界が失われたまま走
行する距離も長くなる。そこで、後方の視界が失われた
まま走行する距離を短くして障害物を回避するためには
、サイドミラー57が倒れるときの回動速度を速くする
必要がある。
しかしながら、サイドミラー57の回動速度を速くする
と、モーター等の振動音が大きくなる。
そのため、車両が低速で走行しく停車を含む)車室内が
静かな状態で障害物が検出された時には、モーター等の
振動音が塔乗者に聞こえやすくなり、塔乗者に不快感を
与えてしまう。
本発明の目的は、自車両が高速走行中に障害物が検出さ
れたときには、障害物を素早く回避し、低速走行中に障
害物が検出されたときには、車室内に聞こえるモーター
等の振動音等を抑えながら、障害物を回避する車両用サ
イドミラーを゛提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、第1図に示すように、車両本体に固着された
回動輪を中心としてサイドミラーを回動させる回動手段
501と、前記サイドミラーの少なくとも前方または後
方の所定範囲内に障害物があることを検出した時に検出
信号を出力する障害物検出手段502と、前記車両の速
度を検知し、車両の速度が所定値を越えた場合に第1の
車速信号を出力し、車両の速度が所定値を越えていない
場合に第2の車速信号を出力する車速検知手段503と
、前記障害物検出手段502から検出信号を出力された
時に前記車速検知手段503から前記第1の車速信号が
出力された場合には、前記回動手段501を第1の回動
速度で回動さぜ、前記障害物検出手段502から検出信
号が出力された時に前記車速検知手段503から前記第
2の車速信号が出力された場合には、前記回動手段50
1を前記第1の回動速度より遅い第2の回動速度で回動
させる制御手段504と、を備えることを特徴とする。
〈作用〉 本発明の構成によると、サイドミラーの少なくとも前方
または後方の所定範囲内に障害物があることが障害物検
出手段502によって検出されると検出信号が出力され
る。また、車速検知手段503によって車両の速度が検
知され、車両の速度が所定値を越えた場合には第1の車
速信号が出力され、車両の速度が所定値を越えていない
場合には第2の車速信号が出力される。そして、前記障
害物検出手段502から検出信号が出力された時に前記
車速検知手段503から前記第1の車速信号が出力され
た場合には、制御手段504によって前記回動手段50
1は第1の回動速度で回動される。また、前記障害物検
出手段502から検出信号が出力された時に前記車速検
知手段503から前記第2の車速信号が出力された場合
には、制御手段504によって前記回動手段501は前
記第1の回動速度より遅い第2の回動速度で回動される
〈実施例〉 本発明の一実施例を第2図ないし第9図に基づいて説明
する。第2図および第3図に本実施例のドアミラーの構
成を示す。第2図は本実施例装置の正面の部分断面図、
第3図は第2図の■−■線の断面図である。
1は基板で、自車両のドアに固着され、基板1には第1
のシャフト2が固着されている。3は第1のギアであり
、第1のシャフト2と一体に形成されている。9は第2
のシャフトであり、第2のギア4、第3のギア5と同軸
上で一体に形成される。また、第2のギア4は第1のギ
ア3に歯合されている。第4のギア6は、超音波モータ
ー7の駆動軸7aに形成されるとともに、第3のギア5
に歯合されている。8はギアボックスであり、第1のシ
ャフト2の軸受けとなる。また、ギアボックス8に対し
て、第2のシャフト9の第3のギア5側の端部は回動自
在に接続され、第2のギア4側の端部はベアリングを介
して接続されている。
超音波モーター7はギアボックス8に固定されている。
10はミラーフラッパーであり、ギアボックス8に固着
される。また、ミラーフラッパー10には球接手11を
介してミラー31が設置されている。12a、12bは
ねじを刻まれたシャフトであり、先端の球状部分がミラ
ー31に設けられ球接手の受部に嵌合している。シャフ
ト12a。
12bはモーター13a、13bから回転力を受けると
軸方向に移動するようになっている。シャフト12a、
12bの軸方向の移動によってミラー31の角度の微調
整を行う。モーター13a。
13bの駆動は運転者の手元にある操作スイッチ(図示
せず)によって行われる。
20および21はそれぞれドアミラー前方および後方の
障害物を検出する超音波センサーである。
超音波センサー20.21は発信器と受信器を兼用して
おり、一定時間超音波を発信した後、反射されてかえっ
てきた超音波を一定時間受信するという動作を繰り返す
。障害物の検出は受信された超音波の強さ(受信感度)
によって行われる。
25は制御手段としてのマイコンである。3゜はミラー
カバーであり、ギアボックス8およびミラーフラッパー
10に固定されている。
22はドアミラーの位置を検出するためのスイッチであ
り、突起22a、3つのリミットスイッチ22b、22
c、22dおよび円弧状の溝22eによって構成される
。突起22aはギアボックス8の基板1に対向する面に
設置され、ドアミラーの回動にともなって基板1に設け
られた円弧状の溝22eを移動する。溝22eの両端に
はリミットスイッチ22bおよび22dが設置され、溝
22eの中程の所定位置にはリミットスイッチ22cが
設置されている。
第4図に基づいて、スイッチ22について詳述する。リ
ミットスイッチ22b、22c、22dのそれぞれのX
端子は電源■DDに、y端子は抵、抗を介してグランド
に接続されている。また、リミットスイッチ22b、2
2c、22dのy端子はそれぞれマイコン25の入力端
子24b、24C。
24dに接続されている。ドアミラーの回動によって突
起22aが、リミットスイッチ22b。
22c、22dのいずれかの押圧ボタン23b。
23C,23dを押す。そして、押圧ボタンを押0 されたリミットスイッチの二端子x、y間が導通し、抵
抗によってy端子の電位が上昇する。このとき、このy
端子に対応したいずれかの入力端子24b、24c、2
4dに電圧信号が入力する。
マイコン25はどの端子から電圧信号が入力されたかに
よって、ドアミラーの位置を検出する。
次に、本実施例装置の作用を説明する。初め、ドアミラ
ーは第5図(a)の状態にある(以降、この状態を格納
状態と呼ぶ)。格納状態でドアミラーの電源が入ると、
ドアミラーは第5図(b)の状態(以降、この状態を通
常状態と呼ぶ)となり超音波センサー20.21が作動
する。
超音波センサー20.21の受信感度特性は第6図に示
すようになる。第6図において、縦軸は超音波センサー
20.21の受信感度を示し、横軸はドアミラーから障
害物までの距離を示す。この図から明らかなように、障
害物までの距離が短いほど受信感度が高くなり、障害物
までの距離が長いほど受信感度が低くなる。従って、ド
アミラーが通常状態のときにドアミラーに障害物が接近
1 した場合、超音波センサー20または超音波センサー2
1の受信感度が基準値Aを越えると、第2図に示したマ
イコン25によって障害物が接近していると判断される
。その結果、超音波モーター7が駆動され、ドアミラー
は格納状態または第5図(C)の状態(前方状態)とな
る。ドアミラーが格納状態または前方状態になると、超
音波センサー20および21は自動車の進行方向に対し
てほぼ垂直方向に向いてしまう。そのため、当該自動車
の隣りの車線が渋滞だった場合などにはドアミラーと渋
滞中の車両との間隔が衝突しない程度に開いていても、
障害物があるかのように判断されてしまう。すなわち、
格納状態のときには超音波センサー20から発信された
超音波が隣の車線の車両によって反射され、受信感度が
基準値Aを越えてしまうシまた、前方状態のときには超
音波センサー21から発信された超音波が隣の車線の車
両によって反射され、受信感度が基準値Aを越え、障害
物が存在すると判断されてしまう。そのため、超音波セ
ンサー20または21の受信感度の基準2 値を第6図のBに示す値に変更する。その結果、ドアミ
ラーが格納状態または前方状態のとぎ、ドアミラーの間
近にある障害物のみを検出する。そして、障害物が去っ
て受信感度が基準値Bより低くなると、ドアミラーは再
び通常状態に戻る。
なお、車速検知装置(図示せず)からの信号に基づき、
マイコン25によって車速が検知されている。この車速
が高速のとぎには、ドアミラーは通常状態から格納状態
へ高速で回動し、車速が低速(停車を含む。以下、低速
は停車を含むものとする。)のときにはドアミラーは低
速で回動する。
以上の動作を第7図に示すフローチャートにしたがって
、さらに詳しく説明する。第7図(A)はドアミラーの
前方または後方に障害物が存在するか否かを検出し、さ
らに、ドアミラー前方の所定距離内に障害物を検出した
場合の動作を示す。
まず、第7図(A)のステップ100はフローチャート
のスタートを示し、図示しないイグニッションスイッチ
がオンしたときにスタートさせる。
ステップ101ではドアミラーの電源をオンにし、3 超音波モーター7およびモーター13a、13b。
を作動可能な状態にする。ステップ102ではドアミラ
ーを通常状態にする。ステップ103では超音波センサ
ー20.21を作動させる。ステップ104では、前方
検出用の超音波センサー20の受信感度が基準値Aを越
えているかどうかを検出する。基準値Aを越えている場
合(ステップ104のYes)は、障害物がドアミラー
前方の所定距離内に存在していると判断し、ステップ1
05に進む。受信感度が基準値Aを越えていなければ(
ステップ104のNO)、障害物は存在しないと判断し
て、ステップ204に進む。ステップ204では、後方
検出用の超音波センサー21の受信感度が基準値Aを越
えているかどうかを検出する。基準値Aを越えている場
合(ステップ204のYeS)は、障害物がドアミラー
後方に存在していると判断し、ステップ200に進む。
ステップ200は、第7図(B)に示したフローチャー
トの■に接続する。ステップ204では、超音波センサ
ー21の受信感度が基準値Aを越えて4 いなければ(ステップ204のNo)、障害物は存在し
ないと判断して、ステップ102に戻る。
次に、ステップ105では、超音波センサ21を停止さ
せる。これは、後のステップ(ステップ112またはス
テップ122からステップ131まで)においてドアミ
ラーが格納状態にされているとき、後方検出用の超音波
センサー21が自車のドア等を障害物と誤って判断する
のを防止するためである。次に、ステップ106では、
車速検知装置からの車速値と所定の車速値を比較する。
車速が所定値より大きければ(ステップ106のYes
)、自車が高速で走行していると判断し、ステップ11
1に進む。車速が所定値より大きくなければ(ステップ
106のNO)、自重は低速で走行していると判断し、
ステップ121に進む。
次に、ステップ111では、超音波モーター7を高速正
転させ、ドアミラーを高速で通常状態から格納状態にす
る。なぜなら、ステップ106で自動車は高速で走行し
ていると判断されており、5 障害物が高速で近づいてくると考えられるためである。
ステップ112ではドアミラーが格納状態かどうかを判
断し、格納状態であれば(ステップ112のYes)、
ステップ113に進む。格納状態でなければ(ステップ
112のNO)、ステップ111に戻り、格納状態にな
るまで繰り返す。
スーjツブ112の格納状態か否かの判断は、第4図の
リミットスイッチ22dがオンのとき発信される信号に
基づきマイコン25によって行われる。
次に、ステップ113では、ステップ112でドアミラ
ーが格納状態になったと判断されたので、超音波モータ
ー7を停止させる。ステップ114では、超音波センサ
ー20の受信感度の基準値を第6図のBに示される値と
する。これは、受信感度の基準値を高くすることによっ
て、ドアミラー近くの物体のみ(例えば、当該自動車と
極めて僅かな間隙で擦れ違う自動車のドアミラー等)を
障害物として検出するようにするためである。次のステ
ップ115では、センサー20の受信感度が基準値Bを
越えているかどうかを検出する。基準6 値Bを越えていれば〈ステップ115のYes)、車両
側方のドアミラーの近くに障害物が存在すると判断し、
ステップ113に戻る。このとき、超音波モーター7は
停止したままであり、ドアミラーは格納状態を維持する
。一方、受信感度が基準値Bを越えていなければ(ステ
ップ115のNO)、車両側方のドアミラーの近くに障
害物は存在しないと判断して、ステップ116に進む。
ステップ116ではモーターを高速で反転させ格納状態
から通常状態にさゼる。ステップ117では、超音波セ
ンサー20の受信感度が基準値Bを越えているかどうか
を検出する。受信感度が基準値Bを越えていれば(ステ
ップ117のYes)、車両側方のドアミラーの近くに
障害物が存在すると判断し、ステップ111に戻る。受
信感度が基準値Bを越えていなければ(ステップ117
のNO)、車両側方のドアミラーの近くに障害物は存在
しないと判断して、ステップ118に進む。
次に、ステップ117によって、格納状態から通常状態
に移る途中の過程で車両側方のドアミラー7 の近くにある障害物の検出を行う。ステップ118では
ドアミラーが通常状態かどうかを判断し、通常状態であ
ると判断されれば、(ステップ118のYes)ステッ
プ131に進む。通常状態であると判断されなければ(
ステップ118のNo)ステップ116に戻り、超音波
モーター7を反転させ続け、ドアミラーを通常状態にす
る。通常状態か否かの判断は、第4図のリミットスイッ
チ22cがオンのとき発信される信号に基づきマイコン
25によって行われる。
ここで、前述したステップ106で自動車が高速で走行
していると判断されなかった場合(ステップ106のN
o)、ステップ121に進む。ステップ121からステ
ップ128の動作は、ステップ111からステップ11
8の動作とほとんど同一である。ただし、ステップ11
1とステップ116では超音波モーター7を高速で駆動
させたが、ステップ121とステップ126では、超音
波モーター7を低速で駆動させる。なぜなら、低速走行
中は障害物も低速で近づいて(ると考え58 れ、超音波モーター7を低速で駆動させることによって
、むしろ車室内に聞こえる超音波モーター7等の振動音
を抑えるためである。
次に、ステップ131では、ステップ118または12
8でドアミラーが通常状態になっていると判断されたの
で、超音波センサー21を作動させる。ステップ132
では超音波センサー20の受信感度の基準値を第6図の
Aで示される値に変更する。ステップ133では、超音
波モーター7を停止し、ステップ102に戻る。
以上のフローチャートに基づいて、ドアミラーの動作を
説明する。ステップ100からステップ103によりド
アミラーは通常状態となり、超音波センサー20.21
が作動する。
ここで、ドアミラー前方にもドアミラー後方にも所定距
離内に障害物が存在しない場合を考える。
このとき、マイコン25によるフローチャートの処理は
、ステップ104でNo、ステップ204でNoと判断
される。従って、ステップ102−→103→104→
204を繰り返し、その後、障9 書物を検出してステップ104またはステップ204で
yesと判断されるまでドアミラーを通常状態に維持す
る。
次に、高速走行中にドアミラー前方より障害物が近づき
、ドアミラーが格納状態になった後、この障害物がドア
ミラーの近くの車両側方を通り過ぎた場合を考える。こ
のとき、以下の処理により、ドアミラー前方の所定距離
内に存在する障害物が検出され、ドアミラーが高速で回
動して格納状態になるとともに、障害物の通過後は素早
く通常状態に戻す。すなわち、フローチャートの処理は
、ステップ104で’y’es、ステップ106でYe
s1ステップ115でNo、 ステップ117でNoと
、判断される。従って、ステップ102→103→10
4→105→106と進んだ後、ステップ111.11
2でドアミラーを高速で通常状態から格納状態にする。
そして、ステップ113→114−→115→116と
進み、ステップ116→117→118でドアミラーを
高速で通常状態に戻す。そして、ステップ131→0 132−→133を経て、ステップ102に戻る。
その結果、ドアミラー前方より接近する障害物を素早く
回避することができるとともに、障害物の通過後も素早
く通常状態に戻す事によって、後方の視界が失われる時
間を短くすることができる。
次に、高速走行中にドアミラー前方より障害物が近づき
、ドアミラーが格納状態になったとき、この障害物がド
アミラーの近くの車両側方を通り過ぎようとしている場
合を考える。このとき、以下の処理により、ドアミラー
が高速で同動して格納状態になった後、ドアミラーの近
くの車両側方に存在する障害物が検出され、格納状態を
維持する。すなわち、フローチャートの処理は、ステッ
プ104でYes、ステップ106でYes、 ステッ
プ115でYesと判断される。従って、ステップ10
2→103→104→105→106と進み、ステップ
111.112でドアミラーを高速で通常状態から格納
状態にする。その後、ステップ113−→114−→1
15と進み、ステップ113に戻る。そして、車両側方
の障害物が通過1 してステップ115でNoと判断されるまで、ステップ
113→114→115を繰り返し、ドアミラーは格納
状態を維持する。その結果、ドアミラー前方より接近す
る障害物を素早く回避した後、ドアミラーの近くの車両
側方まで移動した障害物との衝突を防止することができ
る。
次に、高速走行中にドアミラー前方より障害物が近づき
、−旦格納状態になった後ドアミラーが通常状態に戻る
とき、この障害物がドアミラーの近くの車両側方を通り
過ぎようとしている場合を考える。このとき、以下の処
理により、ドアミラーが格納状態になった後、通常状態
に戻る途中でドアミラーの近くの車両側方に存在する障
害物が検出され、高速で格納状態に戻す。すなわち、フ
ローチャートの処理はステップ104でYes。
ステップ106でYes、ステップ115でNo。
ステップ117でYeSと判断される。従って、ステッ
プ102→103→104→105→106と進んだ後
、ステップ111.112でドアミラーを高速で通常状
態から格納状態にする。そし2 て、ステップ113−→114−→115−→116と
進み、高速で通常状態に戻ろうとする。しかし、ドアミ
ラー近くの車両側方にある障害物の有無を検出するステ
ップ117の判断がYeSとなるので、ステップ111
に戻り、再び高速で格納状態となる。その結果、通常状
態に戻る途中でドアミラーの近くの車両側方に移動した
障害物を検出した場合にも、ドアミラーを素早く格納状
態に戻して衝突を防止することができる。
次に、低速走行中にドアミラー前方より障害物が近づき
、ドアミラーが格納状態になった後、この障害物がドア
ミラーの近くの車両側方を通り過ぎた場合を考える。こ
のとき、以下の処理により、ドアミラー前方の所定距離
内に存在する障害物が検出され、ドアミラーが低速で回
動して格納状態になるとともに、障害物の通過後は通常
状態に戻す。すなわち、フローチャートの処理は、ρテ
ップ104でyes、ステップ106でNO,ステップ
125でNo1ステツプ127でNo、と判断される。
従って、ステップ102→103→3 104−→105→106と進んだ後、ステップ121
.122でドアミラーを低速で通常状態から格納状態に
する。そして、ステップ123→124→125→12
6と進み、ステップ126→127→128で低速で通
常状態に戻す。そして、ステップ131→132→13
3を経て、ステップ102に戻る。その結果、ドアミラ
ー前方より接近してくる障害物を回避することができる
とともに、超音波モーター7等から発生する振動音を車
室内に聞こえない程度に抑えることができる。
次に、低速走行中にドアミラー前方より障害物が近づき
、ドアミラーが格納状態になったとき、この障害物がド
アミラーの近くの車両側方を通り過ぎようとしている場
合を考える。このとき、以下の処理により、ドアミラー
が低速で回動して格納状態になった後、ドアミラーの近
くの車両側方に存在する障害物が検出され、格納状態を
維持する。すなわち、フローチャートの処理は、ステッ
プ104でYes、ステップ106でNo、ステ4 ツブ125でYeSと判断される。従って、ステップ1
02→103→104→105→106と進み、ステッ
プ121.122でドアミラーを低速で通常状態から格
納状態にする。その後、ステップ123−→124−→
125と進みステップ123に戻る。そして、車両側方
の障害物が通過してステップ125でNOと判断される
まで、ステップ123→124→125を繰り返し、ド
アミラーは格納状態を維持する。その結果、超音波モー
ター7等の振動音を抑えながらドアミラー前方より接近
してくる障害物を回避した後、ドアミラーの近くの車両
側方に移動した障害物との衝突を防止することができる
次に、低速走行中にドアミラー前方より障害物が近づき
、−旦格納状態になった後ドアミラーが通常状態に戻る
とき、この障害物がドアミラーの近くの車両側方を通り
過ぎようとしている場合を考える。このとき、以下の処
理により、ドアミラーが格納状態になった後、通常状態
に戻る途中でドアミラーの近くの車両側方に存在する障
害物が5 検出され、低速で格納状態に戻す。すなわち、フローチ
ャートの処理はステップ104でYes。
ステップ106でNo、ステップ125でNO、ステッ
プ127でYesと判断される。従って、ステップ10
2−→103−→104−→105−→106と進んだ
後、ステップ121.122でドアミラーを低速で通常
状態から格納状態にする。そして、ステップ123→1
24→125→126と進み、低速で通常状態に戻ろう
とする。しかし、ドアミラー近くの車両側方にある障害
物の有無を検出するステップ127の判断がYeSとな
るので、ステップ121に戻り、再び低速で格納状態と
なる。その結果、通常状態に戻る途中でドアミラーの近
くの車両側方に移動した障害物を検出した場合にも、超
音波モーター7等から発生する振動名を抑えながらドア
ミラーを格納状態に戻して衝突を防止することができる
次に、第7図(B)に示す70−チャートの動作を説明
する。
第7図(B)は、第7図(A)のステップ204で6 ドアミラー後方の所定距離内に障害物を検出した場合の
動作を示す。
第7図(B)のステップ200は第7図(A)のステッ
プ200からの接続を示す。ステップ205では、超音
波センサー20を停止させる。これは、後のステップ(
ステップ212からステップ231まで)においてドア
ミラーが前方状態にされているとき、前方検出用の超音
波センサー20が自車の車体等を障害物と誤って判断す
るのを防止するためである。
次に、ステップ211では、超音波−し−ターフを高速
反転させ、ドアミラーを高速で通常状態から前方状態に
する。なぜなら、後方からの障害物(例えば、路肩を走
行している二輪車等)は、自動車が停止しているときで
も高速で近づいてくることがあるためである。ステップ
212ではドアミラーが前方状態かどうかを判断し、前
方状態であれば(ステップ212のYes)、ステップ
213に進む。前方状態でなければ(ステップ212の
NO)、ステップ211に戻り、前方状7 態になるまで繰り返す。ステップ212の前方状態か否
かの判断は、第4図のリミットスイッチ22bがオンの
とき発信される信号に基づき、マイコン25によって行
われる。
次に、ステップ213では、ステップ212でドアミラ
ーが前方状態になったと判断されたので、超音波モータ
ー7を停止させる1、ステップ214では、超音波セン
サー21の受信感度の基準値を第6図のBに示される値
とする。次のステップ215では、超音波センサー21
の受信感度が基準値Bを越えているかどうかを検出する
。基準値Bを越えていれば(ステップ215のYeS)
、車両側方のドアミラーの近くに障害物が存在すると判
断し、ステップ213に戻る。このとき、超音波モータ
ー7は停止したままであり、ドアミラーは前方状態を維
持する。一方、受信感度が基準値Bを越えていなければ
(ステップ215のNO)、車両側方のドアミラーの近
くに障害物は存在しないと判断して、ステップ216に
進む。
ステップ216ではモーターを高速で正転させ前8 方状態から通常状態にさせる。ステップ217では、超
音波センサー21の受信感度が基準値Bを越えているか
どうかを検出する。受信感度が基準値Bを越えていれば
(ステップ217のYeS)、車両側方のドアミラーの
近くに障害物が存在すると判断し、ステップ211に戻
る8、受信感度が基準値Bを越えていなければ(ステッ
プ217のNO)、車両側方のドアミラーの近くに障害
物は存在しないと判断して、ステップ218に進む。
次に、ステップ217によって、前方状態から通常状態
に移る途中の過程で車両側方のドアミラーの近くにある
障害物の検出を行う。ステップ218ではドアミラーが
通常状態かどうかを判断し、通常状態であると判断され
れば(ステップ218のYes)ステップ231に進む
。通常状態であると判断されなければ(ステップ218
のNo)ステップ216に戻り、超音波モーター7を正
転させ続け、ドアミラーを通常状態にする。通常状態か
否かの判断は、第4図のリミットスイッチ22Cがオン
のとき発信される信号に基づきマイ9 コン25によって行われる。
次に、ステップ231では、ステップ218でドアミラ
ーが通常状態になっていると判断されたので、超音波セ
ンサー20を作動させる。ステップ232では超音波セ
ンサ−21受信感度の基準値を第6図のAで示される値
に変更する。ステップ233では、超音波モーター7を
停止し、ステップ234に進む。そして、ステップ23
4から、第7図(^)に示したフローチャートの■に移
行する。
以上のフローチャートに基づいて、ドアミラー後方より
障害物が近づき、ドアミラーが前方状態になった後、こ
の障害物がドアミラーの近くの車両側方を通り過ぎた場
合を考える。このとぎ、以下の処理により、ドアミラー
後方の距離内に存在する障害物が検出され、ドアミラー
が高速で回動して前方状態になるとともに、障害物の通
過後は素早く通常状態に戻す。すなわち、フローチャー
トの処理は、ステップ215でNo、ステップ217で
NOlと判断される。従って、ステップ0 200−→205と進んだ後、ステップ211゜212
でドアミラーを高速で通常状態から前り状態にする。そ
して、ステップ213−→214−→215→216と
進み、ステップ216→217→218でドアミラーを
高速で通常状態に戻す。
そして、ステップ231→232→233→234を経
て、第7図(A)に示したフローチャートの■に戻る。
その結果、ドアミラー後方より接近する障害物を素早く
回避することができるとともに、障害物の通過後も素早
く通常状態に戻す事によって、後方の視界が失われる時
間を短くする。
次に、ドアミラー後方より障害物が近づき、ドアミラー
が前方状態になったとき、この障害物がドアミラーの近
くの車両側方を通り過ぎようとしている場合を考える。
このとき、以下の処理により、ドアミラーが高速で回動
して前方状態になった後、ドアミラーの近くの車両側方
に存在する障害物が検出され、前方状態を維持する。す
なわち、フローチャートの処理は、ステップ215でY
eSと判断される。従って、ステップ200→1 205と進み、ステップ211.212でドアミラーを
高速で通常状態から前方状態にする。その後、ステップ
213−→214−→215と進みステップ213に戻
る。そして、車両側方の障害物が通過してステップ21
5でNoと判断されるまで、ステップ213→214→
215を繰り返し、ドアミラーは前方状態を維持する。
その結果、ドアミラー後方より接近する障害物を素早く
回避した後、ドアミラーの近くの車両側方に移動した障
害物との衝突をも防止することができる。
次に、ドアミラー後方より障害物が近づき、−旦前方状
態になった後ドアミラーが通常状態に戻るとき、この障
害物がドアミラーの近くの車両側方を通り過ぎようとし
ている場合を考える。このとき、以下の処理により、ド
アミラーが格納状態になった後、通常状態に戻る途中で
ドアミラーの近くの車両側方に存在する障害物が検出さ
れ、高速で前方状態に戻す。すなわち、フローチャート
の処理は、ステップ215でNO、ステップ217でY
eSと判断される。従って、ステップ2 200−→205と進んだ後、ステップ211゜212
でドアミラーを高速で通常状態から前方状態にする。そ
して、ステップ213−→214−→215→216と
進み、高速で通常状態に戻ろうとする。しかし、ドアミ
ラー近くにある障害物の有無を検出するステップ217
の判断がYesとなるので、ステップ211に戻り、再
び高速で前方状態となる。その結果通常状態に戻る途中
でドアミラーの近くの車両側方に移動した障害物を検出
した場合にも、ドアミラーを素早く前方状態に戻して衝
突を防止することができる。
第7図のフローチャートでは、超音波センサー20.2
1の感度の基準値をともにA、Bとした。
しかし、ドアミラーの形状や、取り付は位置などによっ
て超音波センサー20に対するAの値と超音波センサー
21に対するへの値を変えてもよい。
超音波センサー20および21に対するBの値について
も同様である。
また、本実施例のドアミラーは、運転者の手元にある操
作スイッチによって格納状態にすること3 も可能である。第8図に操作スイッチの概略図を示す。
操作スイッチ27のX端子は抵抗を介して電源電圧Vo
oに接続されている。y端子は抵抗を介してグランドに
接続され、さらにマイコン25の入力端子25Vに接続
されている。また、2端子は抵抗を介してグランドに接
続され、さらにマイコン25の入力端子25zに接続さ
れている。
運転者がこの操作スイッチ27の操作ボタン26を弱く
押すと、X端子とy端子が導通する。
このときy端子の電圧が1臂し、マイコン25の入力端
子25yに電圧信号が入力される。また、運転者が操作
スイッチを強く押すと、X端子とZ端子が導通し、マイ
コン25の入力端子25zに電圧信号が入力される。マ
イコン25は、電圧信号が入力端子25yから入力され
たのか、または入力端子25zから入力されたのかによ
って、操作ボタン26の押された強さを検出する。そし
て、マイコン25によって、運転者が操作ボタン26を
強く押したと判断されたときには超音波モーター7が高
速で駆動し、−弱く押したと判断されたと4 きには超音波モーター7は低速で駆動する。このように
して、ドアミラーの回動速度を運転者の意志によって変
化させることができる。
第9図は前記操作スイッチ27によってドアミラーを回
動させる場合の70−ヂヤートを示す。
運転者によって操作ボタン26が押されると、ステップ
300になりフローチャートがスタートする。このとき
、マイコン25にリセット信号が送られ、第7図に示さ
れるフローチャートは停止する。ステップ302では操
作ボタン26の押された強さを判断する。操作ボタン2
6の押される強さが強い場合(ステップ302のYes
)、ステップ311に進む。操作ボタン26の押される
強さが弱い場合(ステップ302のNo)には、ステッ
プ321に進む。次にステップ311では超音波モータ
ー7を高速で駆動させ、ドアミラーを格納状態または通
常状態にする。ステップ312ではドアミラーが格納状
態または通常状態にあるかどうかの判断をする。ドアミ
ラーが格納状態または通常状態にあればステップ331
に進む。ド5 ァミラーが格納状態または通常状態になければステップ
311に戻り、超音波モーター7は駆動し続ける。ステ
ップ321では超音波モーター7を低速で駆動させ、ド
アミラーを格納状態または通常状態にする1、ステップ
322ではドアミラーが格納状態または通常状態にある
か否かの判断をする。ドアミラーが格納状態または通常
状態にあればステップ331に進む。ドアミラーが格納
状態または通常状態になければステップ321に戻り、
超音波モーター7は駆動し続ける。ステップ312また
は322でのドアミラーが格納状態または通常状態にあ
るかどうかの判断は、リミットスイッチ22cまたは2
2dがオンのとき発信される信号によって行う。ステッ
プ331では、ステップ312または322でドアミラ
ーが格納状態又は通常状態にあると判断されたので超音
波モーター7を停止させる。ステップ332はフローチ
ャートの終了を示し、70−チャート終了後、第7図(
A)に示したフローチャート中の■に移行する。
上記のフローチャートによれば、操作ボタン6 26が強く押された場合、ステップ300−→302→
311→312→331→332と進む。従って、ドア
ミラーは通常状態または格納状態になるまで高速で回動
する。また、操作ボタン26が弱く押された場合、ステ
ップ300−→302−→321→322→331→3
32と進む。従って、ドアミラーは通常状態または格納
状態になるまで低速で回動する。その後、ドアミラーが
格納状態または通常状態になると、第7図(A)に示し
た70−チャートの■に戻る。
また、第9図に示されるフローチャートは最優先であり
、第7図に示したフローチャートが割り込むことは出来
ない。
なお、操作スイッチの強弱の判断は操作ボタン26の押
される速度をもとに行ってもよい。
以上のように本実施例では、車速検知装置、超音波セン
サー20.21からの信号をマイコン25に入力し、こ
れらの信号をもとにマイコン25によって超音波モータ
ー7の回動方向および回動速度を制御する構成とした。
そのため、高速7 走行中にドアミラー前方の所定距離内に障害物が存在す
ることを検出したとぎには、ドアミラーは高速で回動し
、ドアミラーに対して高速で近づいてくる障害物を素早
く回避できる。また、低速走行中にドアミラー前方の所
定距離内に障害物が存在することを検出したときにはド
アミラーは低速で回動するために、超音波モーター7等
から発生する振動音を抑えることができ車室内の静粛性
を保ちながら、障害物を回避することができる。また、
ドアミラー後方より近づいてきた障害物を素早く回避す
ることもできる。さらに、運転者の手元にある操作スイ
ッチ27によって、ドアミラーと障害物との衝突を回避
することができる。
なお、本実施例では超音波モーター7を使用してドアミ
ラーを回動させたが、これに限るものではなく通常のモ
ーターを使用しても良い。ただし、超音波モーター7を
使用すれば、様々な効果が得られる。例えば、超音波セ
ンサー20または21で障害物が検出されたにも拘らず
、障害物が近づいてくる速度が予想以上に速く衝突が回
避できな8 い可能性もある。このような場合でも、本実施例では超
音波モーター7を使用したため、超音波モーター7のス
テータに進行波が立っており、ロータ、ステータ間の摩
擦抵抗は低い状態にある。従って、ドアミラーは僅かな
外力で回動し、ドアミラーが障害物と衝突しても損傷を
十分軽減することができる。
また、本実施例では障害物検出手段として超音波センサ
ーを使用したが、赤外線センサーやレーザーレーダー等
を使用しても構わない。また、超音波センサー等の設置
位置はドアミラー上に限ったものではない。例えば、フ
ェンダ−上や、フロントピラー上でもよい。しかし、本
実施例のようにドアミラー上に設置する場合、検出手段
の検出範囲が広い場合には車体寄りに、検出範囲が狭い
場合には車体から離れた位置に設置すると良い。
ざらに、本実施例ではドアミラー前方または後方の所定
距離内の障害物を検出したときにドアミラーを回動させ
るようにしたが、ドアミラーと障害物の相対速度を検出
して、障害物が近づいてく9 るときにだけドアミラーが回動するようにしてもよい。
また、本実施例では自動車用のドアミラーとしたが、こ
れに限るものではない。即ち、例えば、自動車用フェン
ダ−ミラー、モーターバイク用サイドミラー等、自動車
以外の車両に応用したり、ドア以外の車両外部に設置さ
れるサイドミラーに応用することもできる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、サイドミラーの前方または後方の所定
範囲内に障害物があることを検出したとき、自車両の速
度が所定値を越えていれば、サイドミラーの回動手段を
第1の回動速度で回動するようにした。また、サイドミ
ラーの前方または後方の所定範囲内に障害物があること
を検出したとき、自車両の速度が所定値を越えていなけ
れば、サイドミラーの回動手段を第1の回動速度よりも
遅い第2の回動速度で回動するようにした。そのため、
車両が高速で走行しているとぎにはサイドミラーは高速
で回動し、障害物を素早く回避する0 ことができる。また、車両が低速で走行しているときに
はサイドミラーは低速で回動するため、回動手段から発
生する振動音等を抑え、車室内の静粛性を妨げることな
く障害物を回避することができるという効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブロック図、第2図は本実施例のドア
ミラーを正面から見た断面図、第3図は第2図の■−■
断面図、第4図は位置検出スイッチの概略図、第5図は
本実施例のドアミラーの状態の説明図、第6図は超音波
センサーの感度特性を示す特性図、第7図はドアミラー
の障害物を検出したときのフローチャート、第8図は操
作スイッチの概略図、第9図は操作スイッチを作動させ
たときのフローチャート、第10図は従来例のドアミラ
ーを示す断面図、第11図は従来例のドアミラーの動作
を説明するための図、である。 1・・・基板、3・・・第1のギア、4・・・第2のギ
ア、5・・・第3のギア、6・・・第4のギア、7・・
・超音波モーター 10・・・ミラーフラッパー 20
.21・・・1 超音波センサー 25・・・マイコン、 1・・・ミラー 第 7 図 (B) 第 図 76

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  車両本体に固着された回動軸を中心としてサイドミラ
    ーを回動させる回動手段と、 前記サイドミラーの少なくとも前方または後方の所定範
    囲内に障害物があることを検出した時に検出信号を出力
    する障害物検出手段と、 前記車両の速度を検知し、車両の速度が所定値を越えた
    場合に第1の車速信号を出力し、車両の速度が所定値を
    越えていない場合に第2の車速信号を出力する車速検知
    手段と、 前記障害物検出手段から検出信号が出力された時に前記
    車速検知手段から前記第1の車速信号が出力された場合
    には、前記回動手段を第1の回動速度で回動させ、前記
    障害物検出手段から検出信号が出力された時に前記車速
    検知手段から前記第2の車速信号が出力された場合には
    、前記回動手段を前記第1の回動速度より遅い第2回動
    速度で回動させる制御手段と、 を備えることを特徴とする車両用サイドミラー。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683487U (ja) * 1993-05-20 1994-11-29 市光工業株式会社 アウターミラー自動格納装置
EP1063128A3 (en) * 1999-06-22 2003-06-04 Britax Geco S.A. Exterior mirror for motor vehicle
JP2003267136A (ja) * 2002-01-30 2003-09-25 Exon Science Inc 車両用無線通信制御アセンブリ
US7360908B1 (en) * 2000-06-23 2008-04-22 Visiocorp Patents S.A.R.L. Exterior mirror for motor vehicle
JP2010501416A (ja) * 2006-08-25 2010-01-21 エムシーアイ(ミラー コントロールズ インターナショナル)ネザーランドズ ベスローテン フエンノートシャップ 特に自動車用のヒンジ構造とサイドミラーユニット

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