JPH03224801A - 分解式安全タイヤ―ホイールアセンブリ - Google Patents

分解式安全タイヤ―ホイールアセンブリ

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JPH03224801A
JPH03224801A JP2302273A JP30227390A JPH03224801A JP H03224801 A JPH03224801 A JP H03224801A JP 2302273 A JP2302273 A JP 2302273A JP 30227390 A JP30227390 A JP 30227390A JP H03224801 A JPH03224801 A JP H03224801A
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rim
tire
wheel
assembly
sealing
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JP2302273A
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English (en)
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J Bruce Weeks
ジェイ・ブルース・ウィークス
R Bernard Michael
マイクル・アール・バーナード
Danny M O'rourke
ダニー・エム・オローク
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Motor Wheel Corp
Original Assignee
Motor Wheel Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C17/00Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor
    • B60C17/04Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor utilising additional non-inflatable supports which become load-supporting in emergency
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B25/00Rims built-up of several main parts ; Locking means for the rim parts
    • B60B25/22Other apurtenances, e.g. for sealing the component parts enabling the use of tubeless tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C17/00Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor
    • B60C17/04Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor utilising additional non-inflatable supports which become load-supporting in emergency
    • B60C17/041Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor utilising additional non-inflatable supports which become load-supporting in emergency characterised by coupling or locking means between rim and support
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C29/00Arrangements of tyre-inflating valves to tyres or rims; Accessories for tyre-inflating valves, not otherwise provided for
    • B60C29/02Connection to rims

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本出願は1989年11月6日に出願された同時係続中
の米国特許出願第077432,163号の一部継続出
願である。
[産業上の利用分野] 本発明は、タイヤの空気圧の低下又は喪失に際して継続
して動作するよう構成されたタイプのチューブレス空気
タイヤ用ホイールアセンブリに関し、より特定的にはこ
のようなタイプのアセンブリであって、空気が抜けた状
態でタイヤトレッドを支持するためにタイヤの内部に配
置された安全インサート装置を含むものに関する。
本発明は又、チューブレス空気タイヤを取付け又は取り
外すための着脱可能又は分離可能なフランジリングを有
するタイプの分解式安全ホイールアセンブリに関し、さ
らには分解されたリム部材にタイヤを取り付けた後でリ
ム部材とホイール部材を組み立てた際に、かかる分解式
のホイールをシールして膨張させるための、又はその逆
を行うための構造に関するものである。
[従来の技術] 軍用車両などを含めて、トラックその他のヘビーデユー
ティなオンロード又はオフロード用車両のためのホイー
ルの構成においては、「マルチピース」タイプ又は「分
解式」タイプのホイールアセンブリを提供することが、
これまで長い間実行されていた。いずれのタイプの場合
にも、丈夫なチューブレス空気タイヤの取り付け又は取
り外しを容易にするために、分割式のリムを使用してい
る。このようなマルチピース及び分解式ホイールにおい
ては、0リング又はその他のシールリングのようなシー
ル部材を採用することもまた従来から行われていた。こ
れらは特別に輪郭付けられた断面形状を有し、着脱可能
なフランジリングとホイールの他のディスク及びリム部
材との間に介装されてタイヤとリムをシールし、それら
の間に必要な気密性を維持するようになっている。
分解式ホイールは、軍用空気タイヤ車両、例えば高機動
性多目的ホイール車両(HMMWV)について、機動性
を増大させることを企図しているいくつかのシステムに
不可欠の部材である。
このようなホイールは、軟弱な土壌上で浮動するために
必要な低い膨張圧において作動する場合にタイヤビード
が脱座するのを防止すべくビードロックを行い、または
パンク走行能力を与えるための装置をタイヤキャビティ
内に挿入できる性能をもたらす。
「分解式jタイプのホイールと、より一般的なマルチピ
ース(多部片)の、口・ツクリングとガターからなる様
式のホイールの間の差は、前者がボルト組み立て式のホ
イールだということである。これは、−数的な手動工具
を用いて何度も組み立て/分解を行うことを可能ならし
める。これは又、タイヤビードをビードロック装置に対
して軸方向に圧縮する手段を与え、ビードロック装置は
膨張圧力が低いか又は存在しない状態の下で、ビードの
脱座を防止するのに充分な膨張圧力をシミュレートする
タイヤキャビティ内へとパンク走行装置又はビードロッ
ク装置を挿入可能にするためには、タイヤはチューブレ
スタイヤでなければならない。このことは、空気のロス
を防ぐために、分解式ホイールの2つのリム半休をシー
ルすることを必要とする。実験的にはいくつかの種類の
シールが使用されてきたが、最も簡単で最も安価なもの
は一般的な0リングタイプのシールであることが見出さ
れている。地形状態に応じてタイヤの膨張圧力を変化さ
せるという軍の機動性要求に関する条件に適合するため
に、車両製造業者は中央タイヤ膨張システム(CT I
 S)を開発した。これは、車両の乗務室を離れること
なしに、乗員が数分のうちに膨張圧力を変化させること
を可能ならしめるものである。これは、計器板上のフン
トロールスイッチによって、搭載されている圧縮バルブ
及び配管システムを作動させることで達成される。
高機動性軍事用の分解式ホイールの種々の側面に関する
さらなる詳細については、1988年2月29日から3
月4日にミシガン州デトロイトにおけるSAE国際会議
博覧会において提示された、モーター・ホイール・コー
ポレーションのジエイ・ブルース・ウィークスによる「
高機動性軍事用の分解式ホイール」と題するSAEテク
ニカルペーパー第880694号を参照されたい。
このような従来技術によるシール部材を備えた分解式ホ
イールの改良例は、本出願人に対して譲渡された以下の
米国特許に見出すことができる。即ちストレーダーの米
国特許第4,327.791号、ストレーダーの米国特
許第4゜481.997号、ペイン他の米国特許第4゜
823.854号及びウィークス他の米国特許第4,8
36,261号である。これらの特許の開示している分
解式軍用車両ホイールは、0リングのシールを備え、空
気が抜けた状態においてタイヤトレッドを支えるために
リム上に設けられたチューブレスタイヤの内側に配置さ
れた安全インサート装置を備えるよう構成されており、
それによりいわゆる「パンク走行」ホイール構造をもた
らしている。
上記のタイプのインサートを含む安全タイヤ及びホイー
ルアセンブリにおいては、インサートは通常、ホイール
リムに隣接して配置された基部と、リムからタイヤキャ
ビティ又はチャンバ内へと半径方向に突出している第2
の部分からなっている。チャンバ内における空気圧が失
われると、タイヤトレッドはインサートの第2の部分に
向かってつぶれ、かくしてインサートがリムに関してタ
イヤトレッドを支えて、車両の継続的な走行を可能なら
しめる。あるいはまた、インサートはいわゆる「ビード
ロック」として作用するよう構成された基部のみからな
り、高トルク及び/又は低膨張圧力状態の下においてリ
ムビード座及びタイヤビード保持フランジに対するタイ
ヤビードの相対的なずれを防止し、これに加えて、また
はこれの代わりに、上記のような状態の下においてリム
からタイヤが失われることを防止する。
前述したストレーダーの米国特許第4,481.997
号もまた、重要な安全特性を開示しまた特許請求してい
る。これは単独で考えた場合でも、或いは上に記載した
タイプの安全インサートと組み合わせた場合であっても
、マルチピースのホイールリムアセンブリについて有用
なものである。これは、各種のホイールアセンブリ部材
が不適当に位置決めされたり着座されているときにそこ
に取り付けられているタイヤを膨張させようと試みたり
、あるいは取り付けられているタイヤが完全に空気抜き
されていないときにリムを分解しようと試みた場合に生
ずる安全性に対する大きな危険を克服する。ストレーダ
ーの米国特許第4,481,997号のホイール構造に
おいては、ディスクと内側のリム部材は一体に形成され
、0リングがディスクと内側のリム部材の接合箇所にあ
るショルダー部と外側リム部材の内端部にある上向きの
フランジとの間に捕持されている。ディスクの内側リム
部材にある溝や開口のような安全ベント手段が、組み立
てられた位置においてはシールの外側に配置される。か
かる安全ベント手段は、ホイールアセンブリ部材が不適
切に位置決めされている場合にそのホイールアセンブリ
上に取り付けられているタイヤの膨張を防止するように
作動し、これに加えて、またはこの代わりに、取り付け
られているタイヤが完全に又は部分的にまだ膨張状態に
ある場合に分解が行われようとしたならば、外側リム部
材の離脱に先立ってタイヤキャビティを大気中へと自動
的に抜気する。
前述したウイークス他の米国特許第4,836.261
号においては、このような抜気、つまり安全空気ブリー
ド手段は、ディスクの中央ホイール取付部分とディスク
の外縁フランジの外側表面との間において、ディスク上
にあるショルダー半径部分からなっている。0リングシ
ールはタイヤ内部の空気圧によってディスクの外側表面
に沿ってディスクのこのショルダー半径部分上へと軸方
向に変位可能なものとされており、それによってシール
表面とのシール係合を失い、ホイール組み付けナツトが
依然としてそれらの関連するネジ付きスタッドに係合し
ながら緩められるにつれて、タイヤが完全に空気抜きさ
れることを可能ならしめる。
[発明の解決しようとする課題] しかしながら、ヘビーデユーティな軍用仕様に合わせて
製造された場合には、上記のタイプのホイールには一つ
の安全に関わる問題が残ってしまい、それがこれまでか
かるホイールを非軍事的用途に用いることを妨げてきた
。その問題とは即ち、軍事用仕様の膨張バルブハードウ
ェアを取り付けるために比較的大きな直径のリム開口が
設けられることである。このバルブ用リム開口は、内部
のチューブ用の作りつけ式膨張バルブをその開口を通し
て挿入可能とするのに十分なだけ大きく、それをホイー
ル上に設けられた損傷したチューブレスタイヤの救助用
又は寿命を長引かせるための「応急修理」用として不適
切に用いることを可能ならしめるのである。
この安全でない慣行が軍事的用途において大目に見られ
ている訳ではないが、このような分解式ホイールを一般
用として製造販売する場合には、前述の内部チューブ「
修理」によって分解式ホイールの安全な空気ブリードと
いう特徴が市場で不当に否定されるのを防止するために
、これを予防しなければならない。
より詳しく述べれば、一般の用途においては、側部が裂
けた場合の如くチューブレスタイヤが損傷を受けた場合
に、損傷した場合でさえも継続的に走行可能となるよう
に車両の運転者又は修理メカニックがチューブレスの空
気タイヤに内部チニーブを設けることによって「応急修
理」を行うことが珍しくない。しかしながら、この修理
が分解式ホイールについて行われた場合には、それによ
って危険な状態が作り出される。
なぜならタイヤの内側の内部チューブが、これまでに述
べてきた0リングの空気逃がし安全特性を損なうからで
ある。ホイールの最初の部分的な分解に際してのチュー
ブレスタイヤの自動的な空気抜きはもはや保証されない
から、膨張した内部チューブがビードを拡げようとする
力によって、ホイールの分解の際に外側の取り外し可能
なディスク及び/又はリム部材が残りのホイールとタイ
ヤ部材から無理矢理吹き飛ばされる可能性があり、それ
によって人や物を傷つけうる潜在的な危険性を作り出す
。換言すれば、かかるホイール上のチューブレスタイヤ
内に内部チューブが設けられたならば、膨張した内部チ
ューブを空気抜きする安全な空気逃がしは存在せず、適
切に完全に空気抜きされていない場合には、タイヤの内
部キャビティが大気中へと安全に抜気されたとしても、
内部チューブの膨張力によって分解中ホイールの飛散が
生じうるということである。
前述の「内部チニーブによる修理」は軍事的用途におい
ては問題とはされていない。というのは、軍事的実務で
は損傷したチューブレスタイヤに内部チニーブを挿入す
ることによってこれを修理することはされず、むしろ損
傷したチューブレスタイヤは新しい損傷のないタイヤと
100%交換されるからである。さらにまた、分解式ホ
イールにパンク走行インサート90のようなものが備え
られる軍事的用途においては、タイヤとホイールのアセ
ンブリはタイヤの交換時まで、空気が抜けた状態で走行
可能である。
このように、前述した安全ホイールやパンク走行ホイー
ルの構造は軍用車両に用いるについては製造及び試験は
上首尾であったが、それでもなおある種の問題が残って
いる。これは例えば前述の、軍事仕様の設計を一般のオ
ンロード及びオフロード市場用の非軍事用ヘビーデユー
ティ−トラック用に安全に転換できないことである。さ
らにはまた、構成パーツの標準的なセットからの種々の
□ホイールのずれに対処する性能を維持しながらも、所
定の寸法のホイールについてリムとブレーキの間のクリ
アランスを改善する必要性がずっと存在すること、標準
化されたディスクを、そのディスクとは異なる厚みをも
った種々のリム部材についても仕様することが望ましい
こと、若しくはその逆であることなどである。また、製
造コストという見地から望ましいことは、上述のパラメ
ータがディスクに関する既存の通常の打ち抜き設備で製
造しうるホイール構造でもって満足でき、リム部材が従
来のロール成形又はダイ打ち抜き設備で製造でき、かく
してホイールの製造についてスピン成形設備を使用する
必要がな(、また2つのホイールサブアセンブリが既存
の通常のリムーディスクプレス固定溶接設備で製造可能
なことである。
別のタイプの分解式ホイール構造は、外側タイヤビード
保持フランジと一体の、一部片カラなるホイールディス
クを使用している。外側タイヤビード保持フランジはボ
ルトによって内側リム部材に着脱可能に固定されており
、この内側リム部材は、内側タイヤビード保持フランジ
と、通常は円筒形状のリム底部と、半径方向内向きの取
り付けフランジとからなっている。このタイプの分解式
ホイール構造の例は、以下の米国特許中に見出すことが
できる。
ミッチェル   3,865,170 ミツチエル   3,885,615 サノ       4. 106,543オサダ他  
  4,216,810 オカダ     4,228,840 オカダ他    4,372,365 しかしながら、これらの従来技術の提案のどれ一つとし
て、本発明の前述した課題のすべてを満足する安全なタ
イヤと分解式ホイールの構造を提供してはおらず、また
本発明の特徴や利点をもたらすものでもない。
従って本発明の課題とするところは、チューブレス空気
タイヤを用いている改良された分解式ホイールリムアセ
ンブリであって、かかるホイールの構造について存在し
ている前述の問題点を克服する安全ベント特性を有し、
前述した望ましい製品の設計及び製造パラメータを最適
化し、そして軍用又は一般用のいずれの用途においても
安全に使用可能なものを提供することである。
本発明の別の課題は、上述した特徴をもった改良型の分
解式ホイールリムアセンブリであって、前述のホイール
リムアセンブリ内に永久的に組みこまれた改良型の膨張
バルブ連結構造によってもたらされる改良型の内部チュ
ーブ対抗式特性を有するものを提供すること、及びこれ
を製造するための改良型の方法を提供することである。
[課題を解決するための手段] [実施例] 本発明は、その付加的な課題、特徴及び利点と共に、以
下の詳細な説明、特許請求の範囲及び添付の縮尺図面か
ら最も良(理解されよう。
以下の説明及び特許請求の範囲においては、「内側」や
「外側」といった方向を示す形容詞は車両に対するホイ
ールその他の好ましい取付方向に関して示されるもので
あり、本発明の構造的及び機能的特徴の作用にとってこ
れらの方向を示す形容詞が本質的でない場合には、これ
らからは何の不当な限定も示唆されるものではない。
第1図から第3図は本発明による分解式安全タイヤ−ホ
ィールアセンブリの現在好ましい実施例を示している。
これは、ホイールアセンブリ10と、内側及び外側タイ
ヤビード14.15がこのホイールアセンブリ10上に
あるよう取り付けられたチューブレス空気タイヤ12(
第1図では破線で示す)とからなっている。
ホイールアセンブリ10は、円筒形のリム基部18と、
そこから半径方向外方へと一体に突出するようこれに対
して15°の角度をなすビード座22によって結合され
た内側ビード保持フランジ20を有する内側リム部材1
6を含んでなる。内側リム部材16の外側部分はロール
成形され、基部18から直径のより小さな円筒形部分即
ちウェル部分26へと半径方向内方へと延びる傾斜した
截頭円錐形のショルダー24からなる比較的小さなドロ
ップウェルをもたらすようになっている。内側リム部材
16の外側自由端は、円筒形部分26から半径方向外方
へと曲がっているリップ部分28からなっていて、その
半径方向内側に僅かに凹状の表面を呈するようになって
いる。
半径方向の断面がほぼL字状である取り付け用のリング
30は、リング30の円筒形フランジ34の内端部とリ
ムのウェル部分26の内周縁との接合箇所において、周
方向の溶接部分32によって内側リム部材16に永久的
に固定されている。フランジ34は、リムのウェル部分
26の内側に対して入れ予成に圧入されるよう構成され
ている。リング30は、フランジ34を半径方向内方へ
と延びるフランジ38に接続している比較的半径の大き
なコーナ一部分36を有する。フランジ38はホイール
の内側に向かって凸状に輪郭付けられており、頭部が内
側となるように配列される一連の取り付け用ボルト40
をそれぞれ受は入れるためのボルト孔の列を備えている
。各々のボルト40は、関連するボルト孔の中に圧入さ
れるスプライン部分と、またリング30の軸方向外方へ
と所定の距離だけ突出する螺刻されたシャンク42とを
もっている。
ホイールアセンブリ10はさらに、外側リム−ディスク
部材50を含んでいる。これは、中央パイロット開口5
4が形成されておりボルト孔56の環状列を備えている
ディスクボルトサークル部分52を含み、ホイール取り
付けスタッド(図示せず)はボルト孔56を介して個々
に挿入可能であって、通常の仕方で車両にホイールアセ
ンブリ10を取り付けることを可能ならしめる。部材5
0のうち、ボルトサークル部分52の半径方向外側にあ
る部分は、半径方向に延びる環状部分62へと融合する
帽子状部分60を有する。このディスク状の環状部分6
2には、スタッド用開口の環状列が形成されていて、そ
れを介してホイール取り付け用スタッド40を個々に受
は入れるようになっている。角度的に等間隔で離された
3つの一連の、軸方向内側に打ち込まれた位置決め用突
起66が、帽子状部分60と環状部分62との接合個所
に形成されており(第1図及び第2図)、フランジ38
の傾斜した内端部68は突起66上に着座するよう構成
されていて、組立時に内側リム部材16及び外側リム−
ディスク部材50を相互に位置決めするようになってい
る。
外側リム−ディスク部材50は、外側タイヤビード保持
フランジ70、外側タイヤビード座部分72(やはりホ
イールの軸に対して15゜傾斜している)、及びディス
クの環状部分62と一体に融合している湾曲部分74と
からなる外側リム部材を持っている。
リップ28と、湾曲したショルダ一部分36と、ディス
クの環状部分62の間に画定されたほぼ三角形(断面で
みて)の空所には、0リングシール76が受容されてい
る。シール76は、シャンク42にねじ込まれるナツト
78がディスクの環状部分62の外側表面に対して締め
付けられた場合に、この空所を画定しているこれら3つ
の周方向に連続する環状密封表面の間で軸方向に圧縮さ
れ、それによってタイヤ12の内側空気キャビティ80
をホイールアセンブリ10を介して漏れることのないよ
うにシールする。0リング76は、自由状態において、
内側リム部材16に外側リム−ディスク部材50を組み
立てるに先立ってリムのリップ28とフランジのショル
ダー36の間に画定される開放した環状溝内に容易に挿
入できるような寸法である。ナツト78を緊締すると、
内側リム−ディスク部分62は完全な組立状態へと強制
され、かくして前述の三角形の空所へと0リング74を
さらに圧縮する。
前述したところから、0リング76は、リムのリップ2
8とフランジのショルダー36の間に画定される開放し
た環状溝内に挿入された場合に、そして内側リム部材1
6に外側リム−ディスク部材50を組み立てる前におい
て、リップ28とフランジ38の最も外側の表面によっ
て画定される半径面から僅かな距離だけ外側方向に突出
していることが理解されよう。
従って、ディスクの環状部分62の半径方向に延びる平
坦な内側表面(前述の三角形の空所を画定している第3
の密封表面を形成する)が0リング76に対して面状で
もって密封係合するよう持ってこられた場合、ディスク
の環状部分62をホイール軸方向に強制して完全に組み
立てられた状態とするようにナツト78を締めて0リン
グ76を圧縮する際に生成される0リング76の圧搾量
は僅かに変動し得るものであるが、それによって三角形
の密封空所における0リング76の気密性が損なわれる
ことはない。
かくして0リング76のこの変形可能な突出は、小さな
範囲の寸法変動や製造誤差の積み重なりに好ましく対処
し得るものである。この変動や誤差の堆積は、タイヤビ
ード14,15の先端、内側リム部材16及び外側リム
−ディスク部材50の構造、並びに本発明のタイヤ−ホ
ィールアセンブリに採用されていたとしたらバンク走行
安全インサート90その他のビードロック用インサート
(ホイールの軸方向において)の構造においてこれまで
に遭遇してきたものである。
前述したストレーダーの米国特許第4,481.997
号及びウイークス他の米国特許第4゜836.261号
に記載されているように、ホイールアセンブリ10には
安全ベント特性が備えられており、タイヤ12が完全に
空気抜きされていない状態の下でホイールの分解がなさ
れようとした場合にホイールアセンブリの半径方向内側
のタイヤキャビティ80から空気を排出するようになっ
ている。ここに開示している第1図及び第2図の実施例
において、組立用のナンド78が取り外される際にタイ
ヤ12が完全または部分的に膨張したままであったなら
ば、外側リム−ディスク部材50は軸方向外方に曲がる
と共に内側リム部材16から全体的に軸方向に分離して
、○リング76を空気圧によってショルダー36の外側
周縁上に押しやる。同時に、Oリングに対する圧縮応力
は、ナ・ソトが緩められるにつれてディスクの環状部分
62が軸方向外側(第1図でみて左側)へと移動するこ
とによって緩和される。このす・ソト弛緩過程の任意の
分離段階において、空気はタイヤの内側から迅速に排気
される。ボルトシャンク42は、この弛緩過程の間にそ
の上にナンドが確実に保持されているのに十分な長さで
あり、それによって外側リム−ディスク部材50を内側
リム部材16とリング30に引き続いて保持するだけナ
ツト78よりも外側に十分なネジ山を残しながら、内側
リム部材16から外側リム−ディスク部材を十分に引き
離してタイヤキャビティ80を完全に空気抜きすること
を可能ならしめる。
ホイールアセンブリ10は、タイヤが萎んだ場合にこれ
を支持するための、このホイールアセンブリによって保
持されるバンク走行安全インサート90をタイヤ12の
内側に受容するよう構成されている。インサート90は
、前述したストレーダーの米国特許第4. 327. 
791号の安全インサート16や前述したストレーダー
の米国特許第4,481,997号のインサート14に
類似の構成であり、タイヤ12及びホイールアセンブリ
10と組み立てられてビードロック作用をも営む。或い
はまた、安全インサートは前述のベイン他の米国特許第
4,823.854号に従って構成されることもできる
。いずれにせよ、安全インサート90は本明細書におい
ては単に背景的なものとして示されているだけであり、
本発明の一部を構成するものではない。先に示したよう
に、このような安全インサートはこれまで、ホイールア
センブリ10の軍事的用途においてバンク走行を可能な
らしめるために提供されてきた。
前述したHMMWV軍用車両についての軍事仕様に適合
するためには、ホイールアセンブリの外側に配置された
圧縮空気源を膨張弁構造を介して内側のタイヤキャビテ
ィ80と連通させてタイヤを膨張させ、またはタイヤを
空気抜きすべくタイヤキャビティを抜気するために、比
較的大きな直径の膨張用空気開口が設けられねばならな
かった。そこで、第2図及び第3図で最も良く観察でき
るように、外側に突出する平坦部92が外側リム−ディ
スク部材50の湾曲部分74にダイで成形される。この
部分を貫通するように円筒形の開口94が、呼び内径が
0゜450インチとなるようドリル加工またはパンチン
グされ、ステムが開口102に挿入されて固定設置され
る軍用仕様の標準空気膨張弁構造(図示せず)を収容す
るようになっている。
これまでに説明してきたホイールアセンブリ10は、本
発明のいくつかの目的に従い、高槻動性の軍用車両に用
いる軍用分解式ホイールに課される条件に十分に適合し
ている。これまで説明してきたホイールアセンブリ10
の特徴の中には、これまで説明し図示した如くに輪郭付
けられ構成されていて、シートまたは板状のスチールか
ら通常の既存のスタンピング装置でもって効率の良いス
タンプ加工によって製造されるよう十分に適合している
外側リム−ディスク部材50を提供することがある。同
様に、取付用のリング30も板金スタンピングによって
容易に作成できる。3つの突起66も同様にして、外側
リム−ディスク部材50に精密な寸法でもって簡単にグ
イ加工できる。内側リム部材16はより薄い断面の板金
から作成され得るものであり、標準的なホイールリム成
形装置においてロール成形され得る。この部材はまた軸
方向の長さを変えて幾つか作成して、リング30と外側
リム−ディスク部材50を標準のものとしたままで、軸
方向のオフセットの異なりに対応し得る。
外側リム−ディスク部材50における空気膨張用開口9
4の位置に応じて、前述したウイークス他の米国特許第
4,836,261号のタレット弁24のような内部的
に設けられるタイヤ膨張構造の代わりに、外部的に設け
られるタイヤ膨張弁構造を使用することができる。か(
して、組み合わせられるホイールブレーキ構造用に、内
側リム部材16の内側により大きな間隙がもたらされる
。さらに、前述したストレーダーの米国特許第4,48
1,997号及び/またはウイークス他の米国特許第4
,836゜261号の分解式ホイール安全抜気構造も維
持できる。所望の場合には、取付用のリング30の部分
にこれらの特許の抜気溝、刻み付き凹部、及び/または
穿孔通路等を設けて、前述の特許と同様に作用するよう
にできる。
リムリップ28とリング3oのショルダー36によって
画定されるほぼ7字形の環状キャビティは、手でOリン
グ76を緩く挿入するために都合の良い外向きの溝を提
供し、ホイールがその軸を水平方向にして組み立てられ
ているのであれば、指で僅かに押す力でも、このキャビ
テ謙に0リング76を一時的に保持しておくのに十分で
ある。ホイールアセンブリ10とインサート90及びタ
イヤ12の組立が、内側リム部材16の内端部が水平面
に載置され、0リングを受容する溝が上方を向いた状態
で(ホイールの軸は垂直に向く)行われるのであれば、
0リング、76は適当な位置へと単に落下させるだけで
良く、それでリング30に対して外側リム−ディスク部
材50を組み付ける準備が整う。
前述したウイークス他の米国特許第4,836゜261
号における4つの部材の組立(その部材16.40.8
0及び100)とは対照的に、本発明のホイールアセン
ブリ10は3部材の組立体であるから(部材16.30
及び50)、その製造及び組立はより安価に行える。
本発明の別の特徴によれば、ホイールアセンブリ10に
は特別なタイヤ膨張弁取付構造が備えられている。これ
は先に述べた軍用仕様に適合すると共に、オンロード及
びオフロード車両用の一般のヘビーデユーティトラック
に使用するについて、ホイールアセンブリ10を安全な
らしめるものである。第1図、第2図及び第3図に最も
良く示されているように、本発明によれば特別な継ぎ手
100が設けられており、これは第3図の実施例におい
ては、この特別な用途のために適切に寸法付けられた在
来の先細のネジ付き管継ぎ手である。継ぎ手100は内
筒形本俸104と、円錐台形の先細ネック106と、円
筒形のスリーブ108を有している。スリーブ108の
外径は、ディスク孔94に緊密に滑り嵌合するように寸
法付けられている。スリーブ108の軸方向の長さは、
スリーブ108の内端110が平坦部92の内側表面を
僅かに越えて外側リム−ディスク部材50より内側に突
出するが、ショルダ一部分即ちネック1゜6が平坦部9
2の外側表面112に当接する場合にショルダー74の
径を越えないように選択されている。継ぎ手100を外
側リムーディスり部材50に永久的に固定し、空気が漏
れないよう密封するために、周方向に連続するMIG溶
接部114が使用されている。継ぎ手本体104の内側
は通常のチューブコネクタ116(第1図では破線で示
す)と連結するように適宜螺刻される等して適合されて
おり、チューブコネクタ116は、軍用車両に搭載され
た中央タイヤ膨張システムと連通している管状圧縮空気
供給ライン118(第1図)と連結される。
継ぎ手のスリーブ108の円筒形内側周縁120は0.
250インチ程度の内形を有しているが、特に注目され
るのは、これはタイヤ12を膨張させるために圧縮空気
を受は入れまたタイヤ12がら空気を抜くためにタイヤ
キャビティ80から圧縮空気を排出するための比較的制
限されていない通路を提供する一方において、他方では
タイヤ12に使用するのに十分な寸法の内側チューブに
ついて従来から設けられているタイヤ膨張弁のうち最も
小さな寸法のものでさえ、それを介して通過することが
できないよう十分に小さいということである(以下のホ
イール及びタイヤについての仕様を参照)。かかる内側
チューブ用の弁は、第1図から第3図に示されているホ
イールアセンブリとタイヤの実施例に関する内側チュー
ブについていえば、最小の外径は少なくとも0.305
インチであることが判明している。かくして本発明の安
全継ぎ手100は、チューブレスタイヤ12内に内側チ
ューブを配置することを効果的に防止している。しかし
ながら先に示したように、安全継ぎ手100がなければ
、かかる0、305インチの直径の内側チューブ用の弁
ステムをディスク孔94を介して挿入することが可能と
なり、タイヤ12内における内側チューブのかかる不適
当な配置及び使用がそれによって可能となり、それによ
って分解式ホイールの安全でない状態が生成される。
第4図の別の実施例を参照すると、設計変更された安全
継ぎ手130が示されている。これはスリーブ108及
びその外側及び内側の寸法が継ぎ手100に関して説明
したものに類似している。しかしながら継ぎ手130は
、そのショルダー領域に環状溶接突起132を備えて設
計されており、この継ぎ手130を外側リムディスク部
材50にプロジェクション溶接できるようになっている
。継ぎ手130の内側は標準的な膨張弁に接続するのに
望ましいように構成され得るものであり、従って例えば
この目的のために、米国管用ネジ(NPT)1/4イン
チを有する。
以上の説明から、本発明の分解式ホイールアセンブリ1
0が先に示したいくつかの利点をもたらすだけでなく、
汎用の安全分解式ホイール構造、即ち軍用車両は勿論、
一般のオンロード及びオフロード用のヘビーデユーティ
な車両についても安全に用いることのできるホイール構
造を提供することが理解されよう。これによって、これ
まで軍用市場のみのために作成されていた分解式ホイー
ルの潜在的な市場を大きく拡大し、より大量生産される
ことからコストのかなりの減少も得られる。このような
コストの減少は、パンク走行インサート90などの付加
的なコストを少なくとも部分的に相殺することにより、
一般の用途においてパンク走行式分解式ホイールアセン
ブリをより経済的に採用可能なものとし、そのことは一
般市場における実質的な操作安全性及び安全の大いなる
向上をもたらすものである。
限定的にではなく例示的なものとして、本開示に従って
構成された改良型の安全分解式ホイールアセンブリ10
の一つの良好な実施例は、以下の仕様及びパラメータを
採用している。
タイヤ12:36X12.5−16.5バイアスタイヤ ホイール10のビード座直径:16.5インチホイール
10のビード座幅:08.25インチホイール中央線に
対するディスク部分52の内側取付面の軸方向オフセラ
):2.125インチ ボルト孔環状列の直径=6.5インチ フランジ付き6角ナツト78の数:12タイヤ膨張前に
ナツト78に加わるトルク張力=125ft、  −1
b 外側リム−ディスク部材50の平均仕上げ素材厚み:0
.230インチ 取り付けようリング30の平均仕上げ素材厚み二0.2
05インチ 内側リム−ディスク部材16の平均素材厚み二0.13
5インチ 部材16.30及び50の材質ニスチール第5図から第
8図は、安全タイヤ膨張弁連結または継ぎ手構造の第3
の実施例、弁継ぎ手用の予成形体及びその製造方法を示
しており、そこにおいては同じ参照番号が、本明細書で
先に説明した外側リム−ディスク部材5oの構造を示す
ために用いられている。この第3の実施例では特別な継
ぎ手150(第5図)が提供されており、これは前述し
た弁連結具即ち継ぎ手100及び130と同様に、先に
示した軍用仕様に合致するものであり、またオンロード
及びオフロード用の市販のヘビーデニーテイトラックに
用いるようホイールアセンブリ10を安全なものとする
本発明の別の特徴によれば、継ぎ手150は本発明の改
良型の方法によって外側リム−ディスク部材50に装着
されるように構成されている。この方法においては、外
側リム−ディスク部材50は前述したように構成されて
いて、この部材50の湾曲部分74にグイ成形された外
側に突出する平坦部分92を持つと共に、平坦部分92
の平坦な外側表面112をもたらす。
しかしながら、第3図及び第4図に示された円筒形の開
口94は、以下に明らかにされる理由によってこの第3
の実施例からは省略されている。
継ぎ手150の構造を構成するための方法の次なる段階
においては、特別の予成形体152が第6図、第7図及
び第8図に示すように構成される。予成形体152は、
円筒形の側部表面154と、本体の軸に垂直に切った平
坦な端面156及び158を有する固体の円筒状金属本
体からなっている。端面156及び158は、5AEI
OIO−1020の如き冷間圧延された適当なロッド状
または棒状の素材を適当な長さに切断して成形される。
外側表面156の中央には、盲のパイロット孔160が
同軸にドリル加工される。予成形体152の内側端部は
、予成形体152の軸に対して45°の傾斜角度をなし
て大きく面取り162されており、かくして外側の端面
158の直径は、第6図に示すように平坦部92の外側
表面112に対して面と面が当接して着座するのに十分
なだけ小さ(、よって平坦表面112内へと導かれる外
側リム−ディスク部材50の部分62及びi\2の外側
の湾曲表面164及び166は、この平坦な全面着座に
干渉しない。
この方法のつぎの段階においては、予成形体152は通
常の抵抗溶接装置の抵抗溶接電極の外側チップ(図示せ
ず)上に載置され、これは予成形体152を溶接すべく
外側リム−ディスク部材50を適当な位置に適宜受は入
れて保持するよう固定される。対面する溶接電極の内側
チップ(図示せず)は、外側チップの反対側で平坦部9
2の表面に平坦に着座し、この場合電極のチップと予成
形体152の中心線は、平坦部92の中心と整列する。
次いで溶接装置が運転されて、予成形体152を表面1
12に対して押しつけ、溶接電流はチップ間を通って流
れるよう印加され、それによって一定圧力の下に部材を
一緒に保持したままで予成形体152を外側リム−ディ
スク部材50に対して抵抗溶接する。溶接熱及び圧力が
予成形体152の傾斜した先端部分を溶融して、抵抗溶
接ジョイン)170 (第5図)が外側リム−ディスク
部材50及び予成形体152の金属によって形成される
につれて、表面112に対してキノコ状に広げる。
次いで外側リム−ディスク部材50は、溶接された予成
形体152と共に溶接装置から外され、適当なドリル装
置に固定される。予成形体152は先ず中央が穿孔され
、ドリル刃は最初に外側端部から予成形体152に係合
する。これによってドリルの先端は先ずパイロット孔1
60に入り、次いで予成形体152を同軸に通って穿孔
しながら進行し、そして外側リム−ディスク部材50の
平坦部92を通って両方の部片を貫通する均一な直径の
通路を形成し、それによって平坦部92に円筒形の空気
通路172(第5図)を形成する。
予成形体152はドリル加工されリーマ加工されて、ボ
ア172と同軸のより直径の大きなカウンタボア174
を形成する。ボア174はその内端部が、溶接ジヨイン
ト170で終端している。次に管用ネジ160が、カウ
ンタボア174をタッピングし底部タッピングすること
によって形成されて、軍用仕様の標準空気膨張弁構造(
図示せず)を螺着受容するよう構成される。
こうして形成された一つの良好な実施例による空気膨張
弁コネクタ即ち継ぎ手150は、つぎの仕様によって作
成された。
予成形体152の軸方向長さ:0.83インチ予成形体
152表面154の直径:0.75インチ パイロット孔160の直径:0,250インチ端面15
8の直径:0.400インチ ネジ山176:1/4−18NPTF 使用した市販溶接機:5ciakyモデル#DMCO3
T−250−24 溶接チップ上の設定空気圧:3000psi溶接機の設
定電流: 125kVA/12イアパルス 上記のようにして構成され第5図から第8図に示されて
いる膨張弁コネクタ即ち継ぎ手150は、先の実施例の
継ぎ手100及び130の通路108と同じ直径の空気
通路172をもたらす。かくしてこの実施例においても
、タイヤ12を膨張させるために圧縮空気を導入し、ま
たタイヤ12を空気抜きするためにタイヤキャビティ8
0から圧縮空気を排出するための、比較的制限されてい
ない通路が提供される。同様に、通路172の直径は十
分に小さく、タイヤ12に用いるのに十分な寸法の内側
チューブ上に従来から設けられているタイヤ膨張弁の最
も寸法の小さなものでさえも、これを介して通過するこ
とが妨げられるようになっている。かくして安全継ぎ手
150もまた、チューブレスタイヤ12内に内側チュー
ブが設置されることを有効に防止する。従って、継ぎ手
150が備えられた分解式ホイールアセンブリ10は、
軍用車両は勿論、オンロード及びオフロード用の一般の
ヘビーデユーティな車両に安全に用いることができる。
また膨張弁用継ぎ手150は、外側リム−ディスク部材
50に対する非常に確実な永久的な装着をもたらす点に
おいて、これまでに説明した継ぎ手100及び130の
改良型をもたらすものであることが見いだされている。
溶接部170は、継ぎ手100及び130に関して形成
された溶接部よりもかなり強いことが判明している。実
際、外側リム−ディスク部材50の顕著な変形や変性を
生ずることなしに、継ぎ手150をこの部材50から除
去することはできない。例えば溶接部170は、部材5
0から継ぎ手150を除去しようとする十分な力が加え
られると、部材50の母体である金属部分を引っ張って
しまうのである。継ぎ手150はまた、この継ぎ手15
0を収容するために外側リム−ディスク部材50を加工
するについて、如何なる付加的な製造作業も必要としな
い。そのかわり、孔94を形成する作業が不要となるこ
とで、外側リム−ディスク部材50と継ぎ手150に最
初に貫通通路172をドリル加工するコストを相殺する
一助となる。
以上に述べたような継ぎ手150を備えたホイールアセ
ンブリ10を、SAEの条件に従って、大きなホイール
に関して半径方向の疲労について試験した。この試験に
よって、5AEJ267が推奨する実施形態に合致する
ために要求される故障周期よりも実質的に大きく優れて
いることが実証された。この改善された結果というもの
は、空気通路172及びカウンタボア174にネジ山1
76を設ける前に、ディスクの平坦部92の穿孔されて
いない金属部分に対して固体スラグの予成形体152を
溶接する結果として得られたものと考えられる。このよ
うにして継ぎ手150を現場で構成することにより、外
側リム−ディスク部材50のディスク平坦部92が穿孔
されておらず予成形体152が中空でなく中実であるこ
とと相俟って、これらの部材は溶接圧力及び溶接熱によ
り強く耐えることが可能となる。ネジ山176の変形や
歪みは回避できる。なぜならこれは、溶接作業の完了後
に形成されるからである。また、抵抗溶接部170は最
初に表面158と表面112の間の広い表面領域にわた
って形成され、かくしてリム−ディスク部材50と継ぎ
手150の金属部分に生成される溶接熱による金属学的
な悪影響を最小のものとしながら、強い抵抗溶接部を形
成することができる。表面162の截頭円錐形状は、デ
ィスクの表面164及び166との干渉を防止するのに
加えて、抵抗溶接サイクルの間に溶接装置によって予成
形体152と外側リム−ディスク部材50が一緒に押し
つけられるにつれて円筒形の表面154と表面162の
接合個所が表面112に隣接するよう持ってこられるの
を可能ならしめる、犠牲となる溶接金属部分を提供して
いる。以上の理由から、膨張弁継ぎ手150は先に示し
た実施例の継ぎ手100及び130よりも好ましいもの
である。
以上の説明及び図面は本発明の良好な実施例を詳細に示
しているが、本発明の関する分野における当業者に対し
て本発明の開示は、本発明の思想及び範囲から逸脱する
ことのない多くの設計変更及び構成、並びに種々多様の
実施例及び適用例を示唆するものであることを理解すべ
きである。従って本発明は、特許請求の範囲及び適用可
能な従来技術によってのみ、限定され得るものである。
[発明の効果コ 以上の如く本発明によれば、タイヤを膨張させるために
圧縮空気を導入し、またタイヤを空気抜きするためにタ
イヤキャビティから圧縮空気を排出するための、比較的
制限されていない通路が提供される。この通路の直径は
十分に小さ(、タイヤに用いるのに十分な寸法の内側チ
ューブ上に従来から設けられているタイヤ膨張弁の最も
寸法の小さなもめでさえも、これを介して通過すること
が妨げられるようになっている。従って従来の「応急修
理」により生ずる潜在的な危険性は完全に回避される。
これに用いる継ぎ手もまた、チューブレスタイヤ内に内
側チューブが設置されることを有効に防止する。
従って、継ぎ手が備えられた分解式ホイールアセンブリ
は、軍用車両は勿論、オンロード及びオフロード用の一
般のヘビーデユーティな車両に安全に用いることができ
る。
[発明の要約] 最後に本発明の理解の便宜に資するためその要約を記せ
ば、本発明は軸方向に間隔をおいたビードフランジを有
するマルチピースのホイールリムと、リム基部と、好ま
しくは内側のタイヤ膨張チャンバ内に安全パンク走行イ
ンサートを着脱可能に受容するよう構成されているチュ
ーブレス空気タイヤとを有する分解式タイヤ−ホィール
アセンブリである。ホイールアセンブリはまた、安全タ
イヤ−ホィールアセンブリの不適切な組立または分解の
際におけるタイヤキャビティの膨張を妨げるための安全
ベントをも含む。これはホイールアセンブリのリム部材
の対面する部分の間に配置される0リングシールと、間
にこの0リングシールを圧縮保持してリム部材を一緒に
着脱可能にクランプするための取り付けスタッド及びそ
のナツトを含む。外側のホイールリム部材にはホイール
取り付けディスクが含まれ、また外側リム部材に固定さ
れる安全膨張弁継ぎ手も含まれる。継ぎ手の内部空気通
路がタイヤキャビティと連通ずるものであり、内部空気
通路の有する最大断面寸法は、内側チューブ上に設けら
れる空気膨張弁の最小外部断面寸法よりも小さい。この
内側チューブはタイヤキャビティ内に装着されるのに十
分な寸法をもち、膨張された場合には車両の走行モード
において通常の車両負荷を支持すべくホイール及びタイ
ヤアセンブリが通常に作動することを可能にするような
ものである。かくして本発明の安全膨張弁継ぎ手は、か
かる内側チュー7の弁をこの継ぎ手の内部空気通路を介
して挿入することを妨げるよう作用する。
【図面の簡単な説明】 第1図は、第2図の1−1線上でとった、本発明のホイ
ールアセンブリの現在好ましい実施例の部分断面図であ
り、その部材はホイールアセンブリ上に取り付けられた
パンク走行インサート及びチューブレス空気タイヤ(破
線で示す)と共に、完全に組み立てた関係で示されてい
る。 第2図は取り付けられたタイヤなしに示した第1図のホ
イールアセンブリの部分側部立面図である。 第3図は第2図の3−3線上でとった、本発明のタイヤ
膨張バルブ安全取付構造の一実施例の部分拡大断面図で
ある。 第4図は本発明のタイヤ膨張バルブ安全取付構造の別の
実施例の部分拡大断面口出ある。 第5図は本発明のタイヤ膨張バルブ安全取付構造の第3
の実施例の部分拡大断面図であり、その断面線は第3図
で用いたのと同じである。 第6図は第5図の実施例のバルブ取付構造の構成に用い
る予成形体と、第5図の実施例の構成方法の一段階を示
す、部分立面部分断面図である。 第7図は第6図の予成形体の頂部平面図である。 第8図は第7図の8−8線でとった断面図である。 10−ホイールアセンブリ 12−タイヤ  14.15−タイヤビード16−内側
リム部材  18−リム基部30−リング  5〇−外
側リム部材 76−0リング  92−平坦部 100゜ 30゜ 0 継ぎ手  52 予成形体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸方向に間隔をおいたビードフランジを有するホィ
    ールリム及びリム基部を含む車両用ホィールと;軸方向
    に間隔をおいたビード端及び前記リム基部から半径方向
    外方に間隔をおいてタイヤ膨張チャンバキャビティを画
    定する周方向のタイヤトレッドを有するチューブレス空
    気タイヤからなる分解式安全タイヤ−ホィールアセンブ
    リであって:前記ホィール及びタイヤが前記チャンバ内
    に、前記リムの周りに周方向に延びるよう構成されると
    共に前記ビードフランジに対して前記ビード端をクラン
    プするよう構成された軸方向に間隔をおいた側端を有す
    る軸方向に圧縮不可能な第1部分を含む安全パンク走行
    インサート手段を着脱可能に受容するよう構成されてお
    り、前記ホィールリムが前記タイヤキャビティを膨張さ
    せる手段と前記安全タイヤ及びホィールアセンブリの不
    適切な組立に際して前記タイヤキャビティの膨張を防止
    する手段を含み;前記ホィールリムが前記ビードフラン
    ジの一つを含む第1リム部片と、該第1リム部片に対し
    て軸方向に組み立てられるよう構成された前記ビードフ
    ランジの他方を含む第2リム部片と、前記第1及び第2
    リム部片の対向する部分の間に配置されるよう構成され
    た環状シール手段と、及び前記第2リム部片を前記第1
    リム部片上に対して前記環状シール手段が前記リム部片
    の部分の間に圧縮保持されて前記タイヤキャビティをシ
    ールするよう着脱可能にクランプする手段とからなり、
    前記膨張を防止する手段が前記第1及び第2リム部片の
    一方にあって前記シール手段におけるシール係合の喪失
    に際して前記キャビティを大気中へと抜気する空気ブリ
    ード通路からなり;前記クランプ手段が前記クランプ手
    段におけるクランプ係合の喪失に先立って前記シール手
    段におけるシール圧力の喪失を可能ならしめて前記シー
    ル手段を通過し空気ブリード通路手段を介して大気中へ
    と空気が漏出することを可能ならしめるに十分な領域に
    わたって、前記第1リム部片の軸方向において前記第2
    リム部片上に係合してクランプ応力を生じさせるよう構
    成されており、前記タイヤキャビティを膨張させるため
    の手段が前記第1及び第2リム部片の一方に固定されて
    いて車両に取り付けられた場合に前記アセンブリの外側
    を向く安全膨張弁継ぎ手部材からなり、前記部材及び前
    記一方のリム部片が一緒になってタイヤ膨張手段を前記
    タイヤキャビティと連通する内部空気通路を形成し、前
    記内部空気通路の有する最大断面寸法が、前記タイヤキ
    ャビティ内に装着されるのに十分な寸法をもち膨張され
    た場合に車両の走行モードにおいて通常の車両負荷を支
    持すべく前記ホィール及びタイヤアセンブリが通常に作
    動することを可能にする内側チューブ上に設けられる空
    気膨張弁の最小外部断面寸法よりも小さく、かくしてか
    かる内側チューブを前記内部空気通路を介して挿入する
    ことのできない、ホィールリムアセンブリ。 2 車両に取り付けられた場合に前記アセンブリの外側
    を向く前記リム部片の一方と一体のホィール取り付け用
    ディスクをさらに含む、請求項1のホィールリムアセン
    ブリ。 3 タイヤ膨張チャンバキャビティを有するチューブレ
    ス空気タイヤを含む安全タイヤ−ホィールアセンブリに
    用いる分解式ホィールリムアセンブリであって、前記ホ
    ィールリムアセンブリが: リム基部と、該リム基部の内側端部に一体に保持されて
    いるタイヤビード保持フランジと、前記リム基部のフラ
    ンジと反対側の端部にある円筒形バンドを含むリム基部
    手段と、軸方向外側から車両ホィール取付構造に対して
    着脱可能に受容されるよう構成されたホィール取付ディ
    スクと、前記ディスクの外側周縁から一体に突出してい
    る外側ビード保持フランジを含む取り外し可能なディス
    ク及びフランジ手段と、 前記取り外し可能なディスク及びフランジ手段のシール
    表面と前記リム基部手段のこれに対面するシール表面の
    間に配置された環状弾性シール手段と、 前記シール手段が前記シール表面の間に圧縮保持される
    ようにして前記取り外し可能なディスク及びフランジ手
    段を前記リム基部手段上に軸方向にクランプして前記リ
    ムアセンブリ上に取り付けられた場合にチューブレスタ
    イヤのタイヤ膨張チャンバキャビティからの空気の漏れ
    をシールする手段と、 シール手段の外側において前記バンドに設けられ通常は
    前記シール手段によりタイヤキャビティからシールされ
    ている空気ブリード通路手段と、前記クランプ手段が前
    記クランプ手段におけるクランプ係合の喪失に先立って
    前記シール手段におけるシール圧力の喪失を可能ならし
    めるに十分な、前記リム基部手段の軸方向におけるクラ
    ンプ手段と前記取り外し可能なフランジ手段との間の相
    対的な移動範囲にわたって前記取り外し可能なフランジ
    手段上に係合してクランプ応力を生じさせるよう構成さ
    れていて、前記シール手段を通過し空気ブリード通路手
    段を介して大気中へと空気が漏出することを可能ならし
    めること、及び前記タイヤキャビティを膨張させるため
    の手段が前記取り外し可能なディスク及びフランジ手段
    に固定されていて車両に取り付けられた場合に前記アセ
    ンブリの外側を向く安全膨張弁継ぎ手部材からなり、前
    記部材及び前記取り外し可能なディスク及びフランジ手
    段が一緒になってタイヤ膨張手段を前記タイヤキャビテ
    ィと連通する内部空気通路を形成し、前記内部空気通路
    の有する最大断面寸法が、前記タイヤキャビティ内に装
    着されるのに十分な寸法をもち膨張された場合に車両の
    走行モードにおいて通常の車両負荷を支持すべく前記ホ
    ィール及びタイヤアセンブリが通常に作動することを可
    能にする内側チューブ上に設けられる空気膨張弁の最小
    外部断面寸法よりも小さく、かくしてかかる内側チュー
    ブを前記内部空気通路を介して挿入することのできない
    、ホィールリムアセンブリ。 4 前記取り外し可能なディスク及びフランジ手段のシ
    ール表面が、平面的に当接して前記シール手段にシール
    係合するための半径方向に延びる平坦表面を画定してお
    り、前記シール手段が前記タイヤビード端、リム基部手
    段及び取り外し可能なフランジ手段における寸法変動に
    対処すべく前記リム基部手段から軸方向外側へと突出し
    ている、請求項3のホィールリムアセンブリ。 5 前記リム基部手段が前記リム基部の半径方向内側に
    配置され固定されたホィール取り付け用リングからなる
    、請求項4のホィールリムアセンブリ。 6 前記クランプ手段が前記ホィール取り付け用リング
    に保持された第1螺刻手段と、前記ディスク及びフラン
    ジ手段の外側に配置されて前記第1螺刻手段に受容され
    るよう構成された第2螺刻手段からなり、前記第1及び
    第2螺刻手段が前記リム基部手段の軸方向において、螺
    刻手段を緩めるに際して前記・螺刻手段の螺着係合が失
    われる前に前記シール手段におけるシール係合が喪失さ
    れるのに十分なだけの寸法を有している、請求項5のホ
    ィールリムアセンブリ。 7 チューブレス空気タイヤを含む安全タイヤ−ホィー
    ルアセンブリに用いるホィールリム−ディスクアセンブ
    リであって、前記ホィールリム−ディスクアセンブリが
    : リム基部を含む内側リム部材と該リム部材の内端に一体
    に保持されている内側タイヤビード保持フランジと、前
    記内側リム部材が該内側リム部材の前記内側のフランジ
    と反対側の前記リム基部外側自由端において終端してい
    るほぼ円筒形のバンドを有することと、 前記円筒形のバンドに入れ子式に固定された軸方向に延
    びる外側縁部フランジを有するホィール取り付け用リン
    グと、該リングが前記内側リム部材の自由端とほぼ同一
    平面に延びる外側表面をもつ半径方向内方に延びるフラ
    ンジを有することと、 中央ホィール取付部分と、該ホィール取付部分の外側縁
    部から一体に突出している外側タイヤビード保持フラン
    ジからなる取り外し可能な外側リム部材と、 前記ホィール取り付け用リングの外側シール表面と前記
    外側リム部材の内側シール表面及び前記内側リム部材リ
    ム基部バンド自由端の半径方向内向きのシール表面から
    なる3つのシール表面の間に配置された環状弾性シール
    部材と、 前記シール手段を前記3つのシール表面の間に圧縮保持
    して前記外側リム部材を前記内側リム部材上に軸方向に
    クランプし、前記ホィールリム−ディスクアセンブリ上
    に設けられた場合にタイヤの内側キャビティからの空気
    の漏れをシールする手段とからなり、 前記ホィールリム−ディスクアセンブリが前記シール手
    段によって通常はタイヤキャビティからシールされてい
    る空気ブリード手段を有し、前記クランプ手段が前記ク
    ランプ手段におけるクランプ係合の喪失に先立って前記
    シール手段におけるシール圧力の喪失を可能ならしめる
    に十分な、前記内側リム部材の軸方向におけるクランプ
    手段と前記外側リム部材との間の相対的な移動範囲にわ
    たって前記外側リム部材上に係合してクランプ応力を生
    じさせるよう構成されていて、前記シール手段を通過し
    空気ブリード通路手段を介して大気中へと空気が漏出す
    ることを可能ならしめること、 前記第1、第2及び第3のシール表面は前記シール部材
    を密封圧縮すべく並置された場合に半径方向断面がほぼ
    三角形を画定する環状キャビティを画定し、前記リム部
    材の相対的な分離移動に応じ、前記外側リム部材のシー
    ル表面の前記取り付け用リング及び内側リム部材のシー
    ル表面からの相互的な分離に際して前記シール手段はタ
    イヤ内部キャビティの空気圧によって前記取り付け用リ
    ングのシール表面に沿って前記ホィールアセンブリの軸
    方向に全体として移動可能であり、 及び前記タイヤキャビティを膨張させるための手段が前
    記第1及び第2リム部材の一方に固定されていて車両に
    取り付けられた場合に前記アセンブリの外側を向く膨張
    弁継ぎ手部材からなり、前記部材及び前記一方のリム部
    材が一緒になってタイヤ膨張手段をチューブレスタイヤ
    が前記リム−ディスクアセンブリ上に設けられた場合に
    その膨張チャンバキャビティと連通する内部空気通路を
    形成し、前記内部空気通路の有する最大断面寸法が、前
    記タイヤキャビティ内に装着されるのに十分な寸法をも
    ち膨張された場合に車両の走行モードにおいて通常の車
    両負荷を支持すべく前記ホィール及びタイヤアセンブリ
    が通常に作動することを可能にする内側チューブ上に設
    けられる空気膨張弁の最小外部断面寸法よりも小さく、
    かくしてかかる内側チューブを前記内部空気通路を介し
    て挿入することのできない、ホィールリムアセンブリ。 8 前記一方のリム部材は直径約0.450インチのチ
    ューブレスタイヤ膨張弁ステム開口を有し、前記継ぎ手
    部材は両端が開放しており前記弁ステム開口に緊密に挿
    入されるネック部分を有する中空体からなり、前記内部
    空気通路は前記ネック部分の内径によって画定され、前
    記内部空気通路の前記最小断面直径は約0.250イン
    チである、請求項3のホィールアセンブリ。 9 前記一方のリム部材及び前記膨張弁継ぎ手部材が溶
    接によって一緒に永久的に接合されており、前記内部空
    気通路が前記内部空気通路の前記最小断面直径に対応す
    る直径を有して前記一方のリム部材を貫通する孔からな
    り、前記継ぎ手部材が前記一方のリム部材の前記孔より
    も直径が大きく且つこれと連通している貫通ボアを有す
    るスリーブからなり、前記継ぎ手のスリーブが前記ホィ
    ールリムアセンブリの外側から外部的にタイヤ膨張手段
    へと着脱可能に接続されるよう構成された手段を有する
    、請求項3のホィールリムアセンブリ。 10 前記継ぎ手のスリーブが前記一方のリム部材に抵
    抗溶接され、前記一方のリム部材の孔と前記スリーブの
    ボアが同軸に整列している、請求項9のホィールリムア
    センブリ。11 前記一方のリム部材の孔と前記スリー
    ブのボアが前記継ぎ手のスリーブが前記一方のリム部材
    に溶接された後に形成される、請求項9または10のホ
    ィールリムアセンブリ。 12 請求項3のホィールリムアセンブリを構成するた
    めの方法であって: (1)前記一方のリム部片に対して、ホィールリムアセ
    ンブリ上に設けられるチューブレスタイヤの膨張チャン
    バキャビティと連通する領域に配置された穿孔されてい
    ない平坦部を設け、 (2)一端に平坦な端面を有する円筒形の中実体からな
    る膨張弁継ぎ手部材予成形体を設け、 (3)前記予成形体の前記平坦な端面を前記一方のリム
    部片の前記平坦部の平坦な外側表面に押しつけ、 (4)前記予成形体及び前記一方のリム部片の前記平坦
    部を介して抵抗溶接電流及び圧力を加えて前記予成形体
    を前記一方のリム部片の前記平坦部に抵抗溶接し、 (5)その後前記一方のリム部片の前記平坦部を貫通し
    て孔を形成し、前記継ぎ手部材にカウンタボアを形成し
    、かくして前記リム部片の孔が前記内側空気通路を画定
    する前記安全膨張弁継ぎ手手段をもたらし、前記予成形
    体が継ぎ手スリーブへと仕上げされることからなる方法
    。 13 前記一方のリム部片の孔及び前記継ぎ手のボアは
    、最初に前記継ぎ手部材を貫通し前記一方のリム部片の
    前記平坦部を貫通して同軸にドリル加工して、前記内側
    空気通路の最終的な内径へと前記一方のリム部片の前記
    孔を仕上げ形成し、次いで前記リム部片の孔と同軸に前
    記継ぎ手予成形体のカウンタボアを穿孔して前記継ぎ手
    スリーブのボアを前記リム部片の孔よりも大きな直径に
    形成し、そして前記継ぎ手の前記ボアをタッピングして
    タイヤ膨張手段の対応する雄の螺刻部材を着脱可能に螺
    着せしめるネジ山を形成することによって形成される、
    請求項12の方法。 14 前記平坦な端面の直径が前記継ぎ手部材の円筒形
    本体の直径よりも小さくなるように、前記予成形体を截
    頭円錐部分を一端に有する円筒形本体でもって成形する
    ことからなる、請求項12の方法。 15 前記予成形体の前記載頭円錐部分が前記抵抗溶接
    部を形成するための犠牲金属を提供する、請求項14の
    方法。 16 前記予成形体は前記一端の反対側の端面に形成さ
    れたパイロット開口を有し、前記一方のリム部片の前記
    孔は前記予成形体の前記パイロット開口にドリル刃を挿
    入して前記予成形体を貫通してドリル加工し前記一方の
    リム部片を前記一方のリム部片の前記孔の最終的な内径
    を形成するよう寸法付けられた前記ドリル刃でドリル加
    工することによって形成され、ドリル加工で形成された
    前記予成形体を貫通する通路は次いで、前記継ぎ手部材
    の前記ボアを画定するカウンタボアを形成すべくリーマ
    加工される、請求項15の方法。17 前記リングの外
    側周縁フランジは前記内側リム部材の前記円筒形バンド
    に圧入され、前記リングの周縁フランジの軸方向内側の
    端部とこれに隣接並置された前記内側リム部材の前記円
    筒形バンドの内側表面との接合個所において周縁が溶接
    されて固定されている、請求項7のホィールアセンブリ
    。 18 前記リム基部及び内側タイヤビード保持フランジ
    が前記外側リム部材の素材厚みよりも薄い均一な素材厚
    みを有する、請求項7のホィールアセンブリ。 19 前記内側リム部材の円筒形フープは前記取り付け
    用リングの前記外側周縁フランジ上に入れ子式に受容さ
    れる滑り嵌合を有する、請求項18のホィールアセンブ
    リ。 20 前記空気ブリード手段は前記内側リム部材の前記
    第3のシール表面に半径方向に並置された前記取り付け
    リング上の外側のショルダー半径からなり、前記環状弾
    性手段はタイヤ内部の空気圧によって前記リングの外側
    表面に沿って前記リングのショルダー半径上へと軸方向
    に移動可能であり、かくして前記クランプ手段が緩めら
    れているがまだ相互に係合している際に前記シール表面
    とのシール係合を失い、それによりタイヤ内部キャビテ
    ィの空気圧によって生成されるタイヤビードの横方向膨
    張に応じて前記取り外し可能な外側リム部材の撓み及び
    /またはそりを可能ならしめる、請求項4のホィールリ
    ムアセンブリ。 21 前記取り付け用リング及び内側リム部材の第1及
    び第3のシール表面のそれぞれは、前記補い−るリム−
    ディスクアセンブリの回転軸に関して相互に発散する関
    係でもって反対向きに半径方向に各々傾斜しており、前
    記外側リム部材の第2のシール表面は前記アセンブリの
    ほぼ半径方向に延びていて、前記3つのシール表面がそ
    れによって半径方向断面がほぼ正三角形を画定する環状
    キャビティを画定している、請求項20の方法。
JP2302273A 1989-11-06 1990-11-06 分解式安全タイヤ―ホイールアセンブリ Pending JPH03224801A (ja)

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