JPH03224662A - ローラーカーテン塗装方法 - Google Patents
ローラーカーテン塗装方法Info
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- JPH03224662A JPH03224662A JP1896890A JP1896890A JPH03224662A JP H03224662 A JPH03224662 A JP H03224662A JP 1896890 A JP1896890 A JP 1896890A JP 1896890 A JP1896890 A JP 1896890A JP H03224662 A JPH03224662 A JP H03224662A
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- rolls
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、ローラーカーテン塗装方法に関する。
ローラーカーテン塗装方法は、軸を平行に所定ロール面
間隔で配置した塗装ロールとドクターロールとの間に塗
料を供給し、塗装ロール面上に担持されて上記両ロール
間から下方に吐出した塗料を塗装ロール下部に接して設
けたドクターブレードで下方へカーテン状に自由落下さ
せ、被塗装物を上記両ロールの下方を通過させることに
より上記塗料の自由落下カーテンで塗装する方法である
。
間隔で配置した塗装ロールとドクターロールとの間に塗
料を供給し、塗装ロール面上に担持されて上記両ロール
間から下方に吐出した塗料を塗装ロール下部に接して設
けたドクターブレードで下方へカーテン状に自由落下さ
せ、被塗装物を上記両ロールの下方を通過させることに
より上記塗料の自由落下カーテンで塗装する方法である
。
塗装ロールは回転するそのロール面に塗料を担持し、ド
クターブレードを介して塗料カーテンに塗料を連続的に
供給するためのロールである。ドクターロールは通常、
塗装ロールと逆向きに回転しており、塗装ロールに担持
される塗料を引き戻して、両ロール間から下方に運ばれ
て行く塗料の量を所定量に制限するためのロールである
。塗料カーテンへの塗料供給量は主として両ロールの間
隔や回転周速によって調整される。
クターブレードを介して塗料カーテンに塗料を連続的に
供給するためのロールである。ドクターロールは通常、
塗装ロールと逆向きに回転しており、塗装ロールに担持
される塗料を引き戻して、両ロール間から下方に運ばれ
て行く塗料の量を所定量に制限するためのロールである
。塗料カーテンへの塗料供給量は主として両ロールの間
隔や回転周速によって調整される。
ローラーカーテン塗装は、スリットタイプやオーバーフ
ロータイプ等の他のカーテン塗装法と同様に、ハケ塗り
塗装法、スプレー塗装法、デインピング塗装法等に比べ
て、塗料の損失を実質的に皆無にでき、塗装能力が極め
て大きく、塗装面の仕上がりが非常に良い等の優れた利
点を有する上、他のカーテン塗装法に比べても、塗料供
給量等の調整因子を多く取れるため少量多品種の塗装に
も迅速に対応できるという優れた長所がある。
ロータイプ等の他のカーテン塗装法と同様に、ハケ塗り
塗装法、スプレー塗装法、デインピング塗装法等に比べ
て、塗料の損失を実質的に皆無にでき、塗装能力が極め
て大きく、塗装面の仕上がりが非常に良い等の優れた利
点を有する上、他のカーテン塗装法に比べても、塗料供
給量等の調整因子を多く取れるため少量多品種の塗装に
も迅速に対応できるという優れた長所がある。
近年、特に家電製品、事務機器等はその用途あるいは顧
客の要望等に応じて極めて多種多様化しており、これら
に用いるプレコート鋼板等の材料も材質、寸法(板厚、
板幅)、彩色、塗膜の種類が各々の要請に合わせて多品
種化しているため、少量多品種の生産にも比較的容易に
対応できるローラーカーテン塗装法の優位性が一層注目
されている。
客の要望等に応じて極めて多種多様化しており、これら
に用いるプレコート鋼板等の材料も材質、寸法(板厚、
板幅)、彩色、塗膜の種類が各々の要請に合わせて多品
種化しているため、少量多品種の生産にも比較的容易に
対応できるローラーカーテン塗装法の優位性が一層注目
されている。
従来のローラーカーテン塗装方法においては、例えば実
開昭61−178972号公報、実開昭63−6316
3号公報に開示されているように、塗装ロールとドクタ
ーロールとの間に塗料を供給する際に、これら両ロール
間に直接塗料を供給して両ロール間に塗料溜まりを形成
していた。
開昭61−178972号公報、実開昭63−6316
3号公報に開示されているように、塗装ロールとドクタ
ーロールとの間に塗料を供給する際に、これら両ロール
間に直接塗料を供給して両ロール間に塗料溜まりを形成
していた。
これら従来の方法においては、第4図に示したように、
塗装ロール1とドクターロール2との間に塗料溜まりC
として常にかなりの量の塗料が維持されており、両ロー
ル間に供給される塗料は現実にはノズルFから塗料溜ま
りCに落下する。そのため、例えば第4図の例のように
単一のノズルFから塗料を供給する場合には、塗料溜ま
りCの液面は塗料落下部分で盛り上がり、他の部分特に
ロール両端部では相対的に低い円弧状の形になる。
塗装ロール1とドクターロール2との間に塗料溜まりC
として常にかなりの量の塗料が維持されており、両ロー
ル間に供給される塗料は現実にはノズルFから塗料溜ま
りCに落下する。そのため、例えば第4図の例のように
単一のノズルFから塗料を供給する場合には、塗料溜ま
りCの液面は塗料落下部分で盛り上がり、他の部分特に
ロール両端部では相対的に低い円弧状の形になる。
塗料溜まりCへの塗料供給量は、ロール1.2の両端部
から流出しない程度の適正範囲内に制限される。一方、
塗装能率を高めるためには、塗料溜まりCを介して下方
への塗料移動量を増加させることが必然的に必要になる
。しかし、塗料溜まりCを通過する塗料移動量を増加さ
せることは塗料溜まりC内での塗料流動速度が速くなる
ことであり、ノズルFから直接供給を受ける液面盛り上
がり部分と塗料が流出しないように液面を低く制限され
たロール端部との間での液面平準化に要する時間が十分
に確保できず、ノズルFの位置に対応する部分では塗料
の供給過剰が生じる一方、ロール端部では塗料の供給不
足が生じ、塗料カーテンdの膜厚が不均一になる。その
ため、塗装ロール下方で形成される塗料カーテンdから
被塗装物への塗布の際に被塗装物6のノズルF直下の領
域では過剰塗料の落下により塗料溜まりに窪みが生じる
効果も加わって、被塗装面上で長手方向の縦筋状(61
)の塗装むらとなり、一方便端部ではプ布量不足による
塗装むらを発生させるという問題があった。
から流出しない程度の適正範囲内に制限される。一方、
塗装能率を高めるためには、塗料溜まりCを介して下方
への塗料移動量を増加させることが必然的に必要になる
。しかし、塗料溜まりCを通過する塗料移動量を増加さ
せることは塗料溜まりC内での塗料流動速度が速くなる
ことであり、ノズルFから直接供給を受ける液面盛り上
がり部分と塗料が流出しないように液面を低く制限され
たロール端部との間での液面平準化に要する時間が十分
に確保できず、ノズルFの位置に対応する部分では塗料
の供給過剰が生じる一方、ロール端部では塗料の供給不
足が生じ、塗料カーテンdの膜厚が不均一になる。その
ため、塗装ロール下方で形成される塗料カーテンdから
被塗装物への塗布の際に被塗装物6のノズルF直下の領
域では過剰塗料の落下により塗料溜まりに窪みが生じる
効果も加わって、被塗装面上で長手方向の縦筋状(61
)の塗装むらとなり、一方便端部ではプ布量不足による
塗装むらを発生させるという問題があった。
更に、ノズルFから塗料溜まりCに落下する塗料の落下
荷重あるいは押し圧によって塗料溜まりCの液面が空気
の巻き込みを伴いながら波打つ、いわゆる「踊り現象」
が発生する。そのため、塗料溜まりCから塗装ロール1
のロール面11およびドクターブレード3により導かれ
て自由落下するカーテンdへの塗料供給量がカーテンd
の幅方向で波状に変動し、その影響を受けて塗料カーテ
ンdの膜厚すなわちカーテンdから被塗装物6への塗布
量も被塗布物6の幅方向で波状に変動する結果、塗装む
らが発生するという問題も生じている。
荷重あるいは押し圧によって塗料溜まりCの液面が空気
の巻き込みを伴いながら波打つ、いわゆる「踊り現象」
が発生する。そのため、塗料溜まりCから塗装ロール1
のロール面11およびドクターブレード3により導かれ
て自由落下するカーテンdへの塗料供給量がカーテンd
の幅方向で波状に変動し、その影響を受けて塗料カーテ
ンdの膜厚すなわちカーテンdから被塗装物6への塗布
量も被塗布物6の幅方向で波状に変動する結果、塗装む
らが発生するという問題も生じている。
本発明者は上記問題の対策として例えば第3図のごとく
塗料供給ノズルを複数用いる方法を検討したが、単一ノ
ズルの場合に比べれば若干改善されるものの、実際のプ
レコート鋼板等の製品に適用するのに十分な改善効果は
得られなかった。
塗料供給ノズルを複数用いる方法を検討したが、単一ノ
ズルの場合に比べれば若干改善されるものの、実際のプ
レコート鋼板等の製品に適用するのに十分な改善効果は
得られなかった。
上記の塗装むらは塗装速度を速くすると特に著しくなっ
て製品歩留りを悪化させるため、ローラーカーテン塗装
方法の利点を十分に活かしながら高効率で塗装処理を行
うことができる塗装方法の開発が望まれていた。
て製品歩留りを悪化させるため、ローラーカーテン塗装
方法の利点を十分に活かしながら高効率で塗装処理を行
うことができる塗装方法の開発が望まれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、塗装むらの発生を防止しながら著しく効率を
高めることができるローラーカーテン塗装方法を提供す
ることを目的とする。
高めることができるローラーカーテン塗装方法を提供す
ることを目的とする。
上記の目的は、本発明によれば、軸を平行に所定ロール
面間隔で配置した塗装ロールとドクターロールとの間に
塗料を供給し、塗装ロール面上に担持されて上記両ロー
ル間から下方に吐出した塗料を塗装ロール下部に接して
設けたドクターブレードで下方へカーテン状に自由落下
させ、被塗装物を上記両ロールの下方を通過させること
により上記塗料の自由落下カーテンで塗装する方法にお
いて、 所定量に調整した塗料を、ロール幅方向にほぼ平行な所
定幅のカーテン状にして塗装ロール面上またはドクター
ロール面上に供給し、塗装ロール面またはドクターロー
ル面を介してこれら両ロール間に供給することを特徴と
するローラーカーテン塗装方法によって達成される。
面間隔で配置した塗装ロールとドクターロールとの間に
塗料を供給し、塗装ロール面上に担持されて上記両ロー
ル間から下方に吐出した塗料を塗装ロール下部に接して
設けたドクターブレードで下方へカーテン状に自由落下
させ、被塗装物を上記両ロールの下方を通過させること
により上記塗料の自由落下カーテンで塗装する方法にお
いて、 所定量に調整した塗料を、ロール幅方向にほぼ平行な所
定幅のカーテン状にして塗装ロール面上またはドクター
ロール面上に供給し、塗装ロール面またはドクターロー
ル面を介してこれら両ロール間に供給することを特徴と
するローラーカーテン塗装方法によって達成される。
〔作用]
本発明のローラーカーテン塗装方法は、供給する塗料を
所定量に調整して、直接ロール間には供給せずに、塗装
ロール面上またはドクターロール面上にロール幅方向に
ほぼ平行な所定幅のカーテン状にして供給し、塗装ロー
ル面またはドクターロール面を介して間接的に両ロール
間に供給するので、実質的に両ロール間に塗料溜まりを
形成することなく塗料カーテンへの塗料供給を行うこと
ができるため、塗料溜まりの形成を必要とした従来のロ
ーラーカーテン塗装方法における問題点を根本的に解消
して、高い塗装速度でも被塗装物の全幅にわたってむら
なく均一に塗装することができる。
所定量に調整して、直接ロール間には供給せずに、塗装
ロール面上またはドクターロール面上にロール幅方向に
ほぼ平行な所定幅のカーテン状にして供給し、塗装ロー
ル面またはドクターロール面を介して間接的に両ロール
間に供給するので、実質的に両ロール間に塗料溜まりを
形成することなく塗料カーテンへの塗料供給を行うこと
ができるため、塗料溜まりの形成を必要とした従来のロ
ーラーカーテン塗装方法における問題点を根本的に解消
して、高い塗装速度でも被塗装物の全幅にわたってむら
なく均一に塗装することができる。
以下に実施例により本発明を更に詳細に説明する。
〔実施例1〕
第1図(a)断面図、(b)正面図、および(c)斜視
図を参照して、本発明に従ってドクターロール面上に塗
料を供給するローラーカーテン塗装方法の一例を説明す
る。
図を参照して、本発明に従ってドクターロール面上に塗
料を供給するローラーカーテン塗装方法の一例を説明す
る。
塗装ロール1とドクターロール2とを、両ロールの軸を
平行にして所定ロール面間隔りで配置する。ロール面間
隔りは、必要とされる塗膜厚さ、塗装ロールおよびドク
ターロールの回転速度、被塗装物の走行速度、塗料粘度
、塗料不揮発分、塗膜比重、塗料比重等との関係におい
て設定する。
平行にして所定ロール面間隔りで配置する。ロール面間
隔りは、必要とされる塗膜厚さ、塗装ロールおよびドク
ターロールの回転速度、被塗装物の走行速度、塗料粘度
、塗料不揮発分、塗膜比重、塗料比重等との関係におい
て設定する。
塗装ロール1とドクターロール2は、図示しないロール
駆動装置によってそれぞれ矢印で示した向きに回転する
。被塗装物6は両ロールの下方を矢印の方向に移動する
。
駆動装置によってそれぞれ矢印で示した向きに回転する
。被塗装物6は両ロールの下方を矢印の方向に移動する
。
塗装ロール1とドクターロール2の上方に配置した塗料
供給治具5は、図示しない塗料供給源からの塗料Tを一
時的に貯溜し、下部にある幅方向に伸びた吐出口tの開
度によって塗料供給量を調節できるようになっている。
供給治具5は、図示しない塗料供給源からの塗料Tを一
時的に貯溜し、下部にある幅方向に伸びた吐出口tの開
度によって塗料供給量を調節できるようになっている。
治具5は、吐出口tが両ロール1.2の軸と平行にドク
ターロール2の上方に位置するように配置されている。
ターロール2の上方に位置するように配置されている。
所定量に調整した塗料が吐出口tからaで示すようにロ
ール幅W方向にほぼ平行な所定幅Wのカーテン状でドク
ターロール2のロール面上に供給される。
ール幅W方向にほぼ平行な所定幅Wのカーテン状でドク
ターロール2のロール面上に供給される。
吐出口tをロール1.2の幅W方向に均一な開度とする
ことにより、ドクターロール2への塗料供給カーテンa
の厚さをロール幅方向で均一にすることができる。
ことにより、ドクターロール2への塗料供給カーテンa
の厚さをロール幅方向で均一にすることができる。
ドクターロール2のロール面上に所定幅・均一厚さのカ
ーテン状で供給された塗料は、ドクターロール面上を均
一に流れて塗装ロールlとドクターロール2との間に供
給される。ロール間隔および塗装ロール1、ドクターロ
ール2の回転周速度に応じて、吐出口tからの塗料供給
を適正な必要量に調整すれば、両ロール間に従来のよう
な塗料溜まりを実質的に形成せずに塗料供給を行うこと
ができる。通常、ドクターロール2の表面に接してドク
ターナイフ4を設け、ドクターロール面上で塗料が反対
方向に流出するのを防止する。
ーテン状で供給された塗料は、ドクターロール面上を均
一に流れて塗装ロールlとドクターロール2との間に供
給される。ロール間隔および塗装ロール1、ドクターロ
ール2の回転周速度に応じて、吐出口tからの塗料供給
を適正な必要量に調整すれば、両ロール間に従来のよう
な塗料溜まりを実質的に形成せずに塗料供給を行うこと
ができる。通常、ドクターロール2の表面に接してドク
ターナイフ4を設け、ドクターロール面上で塗料が反対
方向に流出するのを防止する。
このようにして両ロール間に供給された塗料は、両ロー
ル間から塗装ロール10ロール面に担持されて下方に移
動しドクターブレード3によって下方へ案内され、幅方
向に均一な厚さを有する塗料カーテンdとして自由落下
し、両ロール下方を通過する被塗装物6上に均一な塗料
流として塗布されるので、被塗装物6表面に塗装むらの
無い均一な塗膜が形成される。
ル間から塗装ロール10ロール面に担持されて下方に移
動しドクターブレード3によって下方へ案内され、幅方
向に均一な厚さを有する塗料カーテンdとして自由落下
し、両ロール下方を通過する被塗装物6上に均一な塗料
流として塗布されるので、被塗装物6表面に塗装むらの
無い均一な塗膜が形成される。
なお、治具5の吐出口tが塗装ロール1の方を向いてい
る場合についても同様である。
る場合についても同様である。
〔実施例2〕
第2図(a)断面図、(b)正面図、および(c)斜視
図を参照して、本発明に従って塗装ロール面上に塗料を
供給するローラーカーテン塗装方法の一例を説明する。
図を参照して、本発明に従って塗装ロール面上に塗料を
供給するローラーカーテン塗装方法の一例を説明する。
各部の配置は、治具5を、吐出口tが両ロール1.2の
軸と平行に塗装ロールlの上方に位置するように配置し
た以外は実施例2と同様である。
軸と平行に塗装ロールlの上方に位置するように配置し
た以外は実施例2と同様である。
所定量に調整した塗料が吐出口tからaで示すようにロ
ール幅W方向にほぼ平行な所定幅Wのカーテン状でドク
ターロール2のロール面上に供給される。
ール幅W方向にほぼ平行な所定幅Wのカーテン状でドク
ターロール2のロール面上に供給される。
吐出口むをロール1.2の幅W方向に均一な開度とする
ことにより、塗装ロール1への塗料供給カーテンaの厚
さをロール幅方向で均一にすることができる。
ことにより、塗装ロール1への塗料供給カーテンaの厚
さをロール幅方向で均一にすることができる。
塗装ロール1のロール面上に所定幅・均一厚さのカーテ
ン状で供給された塗料は、塗装ロール面上を均一に流れ
て塗装ロール1とドクターロール2との間に供給される
。ロール間隔および塗装ロール1、ドクターロール2の
回転周速度に応じて、吐出口tからの塗料供給を適正な
必要量に調整すれば、両ロール間に従来のような塗料溜
まりを実質的に形成せずに塗料供給を行うことができる
。
ン状で供給された塗料は、塗装ロール面上を均一に流れ
て塗装ロール1とドクターロール2との間に供給される
。ロール間隔および塗装ロール1、ドクターロール2の
回転周速度に応じて、吐出口tからの塗料供給を適正な
必要量に調整すれば、両ロール間に従来のような塗料溜
まりを実質的に形成せずに塗料供給を行うことができる
。
通常、ドクターロール2の表面に接してドクターナイフ
4を設け、ドクターロール面上で塗料が反対方向に流出
するのを防止する。
4を設け、ドクターロール面上で塗料が反対方向に流出
するのを防止する。
このようにして両ロール間に供給された塗料は、両ロー
ル間から塗装ロール1のロール面に担持されて下方に移
動しドクターブレード3によって下方へ案内され、幅方
向に均一な厚さを有する塗料カーテンdとして自由落下
し、両ロール下方を通過する被塗装物6上に均一な塗料
流として塗布されるので、被塗装物6表面に塗装むらの
無い均一な塗膜が形成される。
ル間から塗装ロール1のロール面に担持されて下方に移
動しドクターブレード3によって下方へ案内され、幅方
向に均一な厚さを有する塗料カーテンdとして自由落下
し、両ロール下方を通過する被塗装物6上に均一な塗料
流として塗布されるので、被塗装物6表面に塗装むらの
無い均一な塗膜が形成される。
なお、治具5の吐出口tがドクターロール2と逆の方向
を向いている場合についても同様である。
を向いている場合についても同様である。
比較のため、第3図に示すように、両ロール間に塗料溜
まりを形成する際に、塗料を供給するノズルを2個用い
たローラーカーテン塗装方法の実験例を示す。
まりを形成する際に、塗料を供給するノズルを2個用い
たローラーカーテン塗装方法の実験例を示す。
2個の塗料供給ノズルF1およびF2から、塗装ロール
1とドクターロール2との間に塗料を供給して塗料溜ま
りCを形成する他は、第4図の従来法と同様である。
1とドクターロール2との間に塗料を供給して塗料溜ま
りCを形成する他は、第4図の従来法と同様である。
本比較例では、塗料供給ノズルを1個だけ用いた第4図
の場合に比べれば程度は多少軽減されたものの、ノズル
F1およびF2直下の領域では過剰塗料の落下による窪
みが生じて被塗装面上に長手方向の縦筋状の塗装むら6
1および62が発生し、塗料溜まりCの液面が波打つ踊
り現象により被塗装物6の幅方向で波状に変動する塗装
むらが発生した。
の場合に比べれば程度は多少軽減されたものの、ノズル
F1およびF2直下の領域では過剰塗料の落下による窪
みが生じて被塗装面上に長手方向の縦筋状の塗装むら6
1および62が発生し、塗料溜まりCの液面が波打つ踊
り現象により被塗装物6の幅方向で波状に変動する塗装
むらが発生した。
以上説明したように、本発明によれば、ローラーカーテ
ン塗装方法において塗装むらの発生を防止しながら、塗
装効率を著しく高めることができる。
ン塗装方法において塗装むらの発生を防止しながら、塗
装効率を著しく高めることができる。
第1図(a)、(b)、および(C)は、本発明に従っ
たローラーカーテン塗装方法の一実施態様を説明するた
めの(a)断面図、(b)正面図、および(C)斜視図
、 第2図(a)、(b)、および(c)は、本発明に従っ
たローラーカーテン塗装方法の他の実施態様を説明する
ための(a)断面図、(b)正面図、および(C)斜視
図、 第3図は、塗料溜まりを形成するローラーカーテン塗装
方法において、複数の塗料供給ノズルを用いた実験例を
説明するための斜視図、および第4図は、1個の塗料供
給ノズルを用いて塗料溜まりを形成する従来のローラー
カーテン塗装方法を説明するための斜視図である。 1:塗装ロール、2:ドクターロール、3:ドクターブ
レード、4:ドクターナイフ、5:塗料供給治具、6:
被塗装物、 11:塗装ロール面、 a:塗料供給カーテン、d:自由落下塗料カーテン、 C:塗料溜まり、F、Fl、Fl塗料供給ノズル。 (a) (b) (c) 第 図 (a) (b) (C) 第 図 第3図 嫉 閏
たローラーカーテン塗装方法の一実施態様を説明するた
めの(a)断面図、(b)正面図、および(C)斜視図
、 第2図(a)、(b)、および(c)は、本発明に従っ
たローラーカーテン塗装方法の他の実施態様を説明する
ための(a)断面図、(b)正面図、および(C)斜視
図、 第3図は、塗料溜まりを形成するローラーカーテン塗装
方法において、複数の塗料供給ノズルを用いた実験例を
説明するための斜視図、および第4図は、1個の塗料供
給ノズルを用いて塗料溜まりを形成する従来のローラー
カーテン塗装方法を説明するための斜視図である。 1:塗装ロール、2:ドクターロール、3:ドクターブ
レード、4:ドクターナイフ、5:塗料供給治具、6:
被塗装物、 11:塗装ロール面、 a:塗料供給カーテン、d:自由落下塗料カーテン、 C:塗料溜まり、F、Fl、Fl塗料供給ノズル。 (a) (b) (c) 第 図 (a) (b) (C) 第 図 第3図 嫉 閏
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、軸を平行に所定ロール面間隔で配置した塗装ロール
とドクターロールとの間に塗料を供給し、塗装ロール面
上に担持されて上記両ロール間から下方に吐出した塗料
を塗装ロール下部に接して設けたドクターブレードで下
方へカーテン状に自由落下させ、被塗装物を上記両ロー
ルの下方を通過させることにより上記塗料の自由落下カ
ーテンで塗装する方法において、 所定量に調整した塗料を、ロール幅方向にほぼ平行な所
定幅のカーテン状にして塗装ロール面上またはドクター
ロール面上に供給し、塗装ロール面またはドクターロー
ル面を介してこれら両ロール間に供給することを特徴と
するローラーカーテン塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1896890A JP2667031B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | ローラーカーテン塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1896890A JP2667031B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | ローラーカーテン塗装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03224662A true JPH03224662A (ja) | 1991-10-03 |
JP2667031B2 JP2667031B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=11986453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1896890A Expired - Lifetime JP2667031B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | ローラーカーテン塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2667031B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0796247A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-11 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 建築用化粧板のロールコーターにおける塗料供給方法 |
JP2001259507A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-09-25 | Nippon Steel Corp | 意匠性に優れた塗装金属板の製造方法 |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP1896890A patent/JP2667031B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0796247A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-11 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 建築用化粧板のロールコーターにおける塗料供給方法 |
JP2001259507A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-09-25 | Nippon Steel Corp | 意匠性に優れた塗装金属板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2667031B2 (ja) | 1997-10-22 |
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