JPH03224496A - 光学活性なα―置換有機酸を製造する方法 - Google Patents

光学活性なα―置換有機酸を製造する方法

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JPH03224496A
JPH03224496A JP26935290A JP26935290A JPH03224496A JP H03224496 A JPH03224496 A JP H03224496A JP 26935290 A JP26935290 A JP 26935290A JP 26935290 A JP26935290 A JP 26935290A JP H03224496 A JPH03224496 A JP H03224496A
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JP
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genus
substituted
group
reaction
nitrile
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JP26935290A
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Inventor
Keizo Yamamoto
敬三 山本
Kazumasa Otsubo
一政 大坪
Yuji Ueno
雄二 上野
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光学活性なα−置換有機酸の製造方法に関す
る。
本発明の方法で得られる光学活性なα−置換有機酸は、
解熱消炎鎮痛剤等の医薬品、抗生物質およびβ−ブロッ
カ−等の医薬原料、除草剤および殺虫剤等の農薬および
その原料、超誘電特性を有する化合物の原料、さらには
光学分割剤として有用な化合物である。
(従来の技術) ラセミ体のα−置換ニトリルまたはα−置換アミドから
光学活性なα−置換有機酸を、微生物またはその調製物
の生化学的作用によって製造する方法およびそれに用い
る微生物は、アミノニトリルまたはアミノ酸アミドから
の光学活性なアミノ酸の製造においてはかなり知られて
いる(特表昭63−500004、特開昭60−188
355等)。
また、アミノ酸以外の光学活性なα−置換有機酸を対応
するラセミ体のニトリルまたはアミドから生化学的な作
用によって製造する方法としては、特開昭61−888
94、特公昭54−14668および特願平1−160
653において報告されている。
上記従来技術のうち、光学活性アミノ酸製造に関しては
、そのほとんどが水や緩衝液等の水性媒体中で反応を行
うものである。また、反応を水溶性の有機溶媒を含んだ
水性媒体中で行ってもよいとの記載が特表昭63−50
0004号になされているが、これは単に基質の濃度を
高める効果のみをもたらした。
一方、アミノ酸以外の光学活性なα−置換有機酸の製造
技術においては、全て水性媒体、または水性媒体と有機
溶媒から成る二相系媒体で行われており、反応率をさら
に高めようとすれば、光学純度が低下してしまうといっ
た問題点があった。
(発明が解決しようとする課題) 上述の状況を鑑みて、本発明の課題は、医薬、農薬およ
び各種の工業用原料として有用な各種の光学活性なα−
置換有機酸を、対応するラセミ体のα−置換ニトリルま
たはα−置換アミドから、微生物またはその調製物の作
用により、高収率で高光学純度を維持する製造法を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記の課題を解決するため、微生物を用
いた光学活性なα−置換有機酸の製造法について鋭意検
討した結果、式(1)で示されるラセミ体のα−置換ニ
トリルまたはラセミ体のα−置換アミドを式(U)で示
される光学活性α−置換有機酸に変換する能力を持つ微
生物を見出した。そこで、反応条件を検討したところ、
水やリン酸緩衝液等の水性媒体中で行う場合と比較して
、均−混合媒体系で行うと反応速度が高まり、かつ、光
学純度も著しく上昇することをも見出し、本発明を完成
するに至った。
すなわち、本発明は、下記一般式(1)で示されるラセ
ミ体のα−置換ニトリルまたはα−置換アミドに、アル
カリゲネス属、シュウドモナス属、ロドシュウドモナス
属、コリネバクテリウム属、アシネトバクタ−属、バチ
ルス属、マイコバクテリウム属、ロドコッカス属、ノカ
ルディア属またはキャンディダ属に属する微生物または
その調製物を作用させる時に、水やリン酸緩衝液等の水
性媒体と水溶性有機溶媒との混合物から成る均−系混合
媒体中で行い、−a式(I[)で示される光学活性なα
−置換有機酸を取得することを特徴とする光学活性なα
−置換有機酸の製造方法を提供するものである。
R,−C−X       (1) z R,−”C−C0OH・   (II)2 上記(1)式において、Xはニトリル基またはアミド基
である。また、上記(1)および(It)式において、
R1およびR2は、それぞれ任意に、ハロゲン、ヒドロ
キシ基、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基
、アリール基、アリールオキシ基、複素環基を表す。た
だし、R3とR2が同一の基であることはない。
さらに詳しく説明すると、(1)式、(If)式中のR
3とR2で表すハロゲンとしては、例えば、フッ素、塩
素、コウ素、臭素が挙げられる。アルキル基、アルコキ
シ基としては、炭素数1〜8のものが好ましく、炭素数
1〜3のものが特に好ましい。シクロアルキル基として
は、炭素数3〜8のものが好ましく、炭素数3〜6のも
のが特に望ましい。アリール基、アリールオキシ基とし
ては、例えば、フェニル基、ナフチル基、フェニルオキ
シ基、ナフチルオキシ基等が挙げられる。複素環基とし
ては、異種原子として、窒素、酸素、硫黄の少なくとも
1種を1個以上含み、3〜15の炭素から構成される複
素環からなるものが好ましい。
1個から4個の異種原子を持つものがより好ましい。こ
のような複素環としては、例えば、チオフェン、インド
ール、 等が挙げられる。
上述のアルキル基、アルコキシ基、シクロアルキル基、
アリール基、アリールオキシ基、複素環基の炭素および
窒素に結合している水素は、各種の置換基によって置換
されていてもよい。かがる置換基としては、例えば、フ
ッ素、塩素、コウ素、臭素等のハロゲン、ヒドロキシ基
、チオール基、ニトロ基、アミノ基、フェニル基やナフ
チル基のようなアリール基、フェニルオキシ基やナフチ
ルオキシ基のようなアリールオキシ基、異種原子として
窒素、酸素、硫黄の少なくとも1種を1個以上含み、3
〜15の炭素から構成される複素環基および炭素数が1
〜8のアルキル基、炭素数が1〜8のアルコキシ基、炭
素数1〜10のアシル基等が挙げられる。これらの置換
基中の炭素および窒素に結合した水素が、さらに上述の
置換基で置換されていてもよい。
R1,R1のどちらか一方が立体障害の大きな基、例え
ば、ハロゲン、アリール基、アリールオキシ基、複素環
基であるか、これらの基を置換基として含有する基の場
合、光学純度の極めて高い生成物を取得できるので好ま
しい。
本発明の製造法により得ることのできる式(■)の化合
物の代表例を表1に示す。
表 本発明における原料化合物である式(1)で示される化
合物は、公知の方法で製造することができる。〔例えば
、特開昭51−70744、特開昭51−122036
、米国特許4186270゜5ynthesis、、f
L、 645 (1986) )本発明に用いられる微
生物としては、アルカリゲネス(Alcaligene
s)属、シュウドモナス(Pseudosonas)属
、ロドシエウドモナス(Rhodopseudomon
as)属、コリネバクテリウム(Corynebac 
ter iu麟)属、アシネトバクタ−(^cinet
obacter)属、バチルス(Bacillus)属
、マイコバクテリウム(Mycobacterium)
属、ロドコッカス(Rhodococcus)属−ノカ
ルディア(Nocardia)属、キャンディダ(Ca
ndida)属に属する微生物の中から選ばれた微生物
である。
具体的には、以下の微生物を使用することができる。
アルカリゲネス フェカリス(Alcaligenes
faecalis)ATCC8750、シュウドモナス
フルオレッセンス(Pseudomonas fluo
rescens)NRRL  B−981(IFO39
25L シュウドモナス フルオレッセンス(Pseu
domonas fluorescens) I F 
O3081、(IFOとはlN5TITUTE FOR
FERMENTATION、 0SAKAを示す。)ロ
ドシュウドモナス スフェロイデス(Rhodopse
udomonas 5phaeroides) ATC
C11167、コリネバクテリウム ニトリロフィラス
(Corynebacteriu+w n1trilo
philus)ATCC21419、コリネバクテリウ
ム エスピー(Corynebacteriu+isp
、)KO−2−4(FERM  BP−2353)、ア
シネトバクタ−エスピー(^cinetobacter
 Sp。
)AK   226(FERM  BP−2451)、
バチルス サブティリス(Bacillus 5ubt
iliS) CN5 (FERM  BP−2354)
、マイコバクテリウム エスピー(Mycobacte
rium sp、) A C777(FERM  BP
−2352)、ロドコッカス エスピー(Rhodoc
occus sp、) A K 32 (F ERM 
 BP−1046)、シュウドモナス ベシキュラリス
(Pseudomonas vesicularis)
 A T CC11426、キャンディダ トロピカリ
ス(Candida tropicalis) ATC
C20311、ノカルディア グロベルラ(Nocar
dia globerula) ATCC21505゜ ロドコッカス エスピー AK  32は、上記の番号
で微生物工業技術研究所(Fermentation 
Re5earch In5titute)に国際寄託さ
れており、菌学的性質はヨーロッパ特許 204555
 (1986)に記載されている。
コリネバクテリウム エスピー KO−2−4、バチル
ス サブティリス CN  5、マイコバクテリウム 
エスピー AC777は、新たに土壌中よりニトリル資
化菌として分離したもので、いずれも上記の番号で微生
物工業技術研究所に国際寄託されている。
アシネトバクタ−エスピー AK  226は、アクリ
ル酸またはメタクリル酸のような不飽和有機酸を対応す
るニトリル化合物より生成するためにすでに分離された
ものである(特公昭63−2596号公報)。本菌株は
、上記の番号で微生物工業技術研究所に国際寄託されて
いる。
コリネバクテリウム エスピー KO−2−4、バチル
ス サブティリス CN 5、マイコバクテリウム エ
スピー AC777、アシネトバクタ−エスピー AK
  226の菌学的性質は、表2に示すとおりである。
以上の菌学的性質をバージ−の細菌分類書(Bergy
’s Manual of Detersinativ
e Bacteriol。
gy  第8版(1974) ) 、および「マニュア
ル・オブ・クリニカル・マイクロバイオロジー(Man
ualof C11nical Microbiolo
gy )第4版(1985年)〕に基づいて分類した。
KO−2−4株は、好気性、グラム陽性、カタラーゼ陽
性の胞子を生じない桿菌であり、鞭毛を着生せず、運動
性はない。さらに、発育の初期は桿状でスナツピングを
伴った発育をし、後に短稈状に断裂するといった多形性
を有するので、コリネ型に属することは明らかである。
また、セルロース分解能を持たないこと、抗酸性でない
こと、絶対好気性でないこと、OFテストが−であるこ
とから、コリネバクテリウム属に属する細菌と同定した
CN  5株は、主にグラム陽性の桿菌であり、胞子を
形成する。また、鞭毛を着生し、運動性を有することか
ら、Bacillaceae科に属することは明らかで
ある。さらに、CN  5株は好気性であリ、カタラー
ゼ陽性であることより、バチルス属である。さらに、グ
ルコースよりガスを生成しないこと、デンプンを加水分
解すること、VPテストで陽性であること、硝酸塩還元
能があること、50°Cで生育すること、7%NaC4
2含有肉汁で生育すること、コーザークエン酸培地でク
エン酸を利用できることより、重囲はBacillus
 5ubtilisと同定した。
AC777株は、好気性のグラム陽性桿菌であり、さら
に、断裂して短棒状になる。また、胞子を形成しないの
で、コリネ型細菌に属する。さらに、OFテストがOで
あること、グルコースより酸を生成すること、オキシダ
ーゼ陰性であることから、マイコバクテリウム属と同定
した。
本発明における反応方法は、微生物またはその調製物と
前記式(1)で示されるラセミ体のニトリルやアミドを
接触することにより行われる。微生物またはその調製物
とは、具体的には、前記微生物を培養した培養物、そこ
から集めた菌体または菌体処理物(例えば、菌体の破砕
物または菌体より分離抽出した酵素)、さらには、菌体
または菌体処理物を適当な方法により担体に固定化した
ものを示す。
本発明で使用される微生物の培養は、公知の方法に準じ
て行うことができる。使用する培地は、一般微生物の栄
養源として公知のものが利用でき1、グルコース、グリ
セリン、エタノール、シュークロース、デキストリン、
酢酸、オレイン酸エチル等の炭素源、硫酸アンモニウム
、塩化アンモニウム、アンモニア等の窒素源、酵母エキ
ス、麦芽エキス、ペプトン、肉エキス等の有機栄養源、
リン酸、マグネシウム、カリウム、鉄、マンガン、ラン
タン等の無機栄養源を適宜組み合わせて使用できる。ま
た、微生物の本発明における反応活性を促進する物質と
して、イソブチロニトリル等のシアノ化合物、カプロラ
クタム等のアミド化合物を添加してもよい。培地のpH
は5〜10の範囲で選べばよく、培養温度は18〜50
°C1好ましくは25〜40℃である。培養日数は1〜
10日の範囲で活性が最大になるまで培養すればよい。
本発明における反応条件を次に説明する。反応媒体は水
、緩衝液または培養液等の水性媒体と水溶性有機溶媒か
ら成る均一系混合媒体を用いる。
水溶性有機溶媒としては、水性媒体と均一系を形成する
ものならば特に制限はないが、メタノール、エタノール
、イソプロピルアルコール、NlN−ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ア
セトン、アセトニトリル、ジオキサンが好ましく、特に
メタノール、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシドが望ましい。また、これらの有機溶媒の濃
度は、使用する微生物酵素の耐有機溶媒性や基質により
異なるが、通常0. 1 (v/vχ)から99゜9(
v/νχ)であり、好ましくは2 (v/vχ)から4
0 (v/vχ)である。また、水性媒体のうち、緩衝
液としては通常、リン酸緩衝液やトリス−塩酸緩衝液が
使用される。
反応媒体中へは、式(I)で示されるラセミ体を粉末ま
たは液状のままで、あるいは上記の有機溶媒に溶かして
添加する。式(I)で示されるラセミ体の添加濃度は0
.01〜70重量%程度、好ましくはO81〜40重量
%であり、反応溶媒中に完全溶解しなくてもよい。反応
に菌体を使用する場合の菌体の濃度は、通常0.05〜
20重量%の範囲でよい。反応温度は5〜80℃、好ま
しくは15〜60°C1反応pHは4〜11、好ましく
は6〜10である。反応は通常1〜100時間の範囲で
ある。消費される式(1)で示されるラセミ体は、連続
的にまたは間歇的に補充して、反応液中の濃度が上記の
範囲内に維持されるように添加してもよい。反応は、生
成される光学活性α−置換有機酸の含有率が低下しない
範囲で止めればよい。
本発明における目的生成物の回収は、次のようにして行
われる。反応終了液より菌体等の不溶物を除去した後、
pHを弱アルカリ、好ましくは8゜5付近に調製した後
、n−ブタノール、ベンゼン、ジエチルエーテル、クロ
ロホルム等の溶媒により、未反応の式(1)で示される
化合物を抽出除去し、次に、PHを酸性(2付近)とし
、n−ブタノール、ベンゼン、ジエチルエーテル、クロ
ロホルム等の溶媒で抽出することにより、目的生成物を
回収する。さらに、目的物の精製は、シリカゲルを用い
たカラムクロマトグラフィーにて適当な溶媒、例えば、
ヘキサン、ジエチルエーテル、クロロホルム、メタノー
ルの混合液にて溶出させることにより行われる。
本発明における反応機構は、ニトリルまたはアミドをカ
ルボン酸に変換する酵素であるアミダーゼ、ニトリルヒ
ドラターゼもしくはニトリラーゼが、ラセミ体のニトリ
ルまたはアミドの一方の異性体にのみ選択的に作用する
こと、すなわち、該酵素による反応速度が光学異性体に
よって非常に大きく異なることに基づくと考えられる。
また、反応系に水溶性有機溶媒を加えることによって、
さらに選択性を高めることができる。したがって、本発
明によって光学活性な有機酸を作ると、その結果として
、未反応物質または反応中間物質として光学活性なニト
リルもしくはアミドが残存または生成される。
これらのニトリルもしくはアミドは、酸を用いた加水分
解反応により容易に光学活性な有機酸とすることができ
る。すなわち、本発明は、R体と3体もしくは(+)体
と(−)体の有機酸のどちらをも製造することができる
ものである。また、どちらか一方の光学活性な有機酸の
みを製造することを目的とするならば、未反応物質また
は反応中間体である光学活性なニトリルまたはアミドは
、例えば、アンモニアのようなアルカリを用いた反応に
より容易にラセミ化でき、ラセミ体のニトリルまたはア
ミドとして、本発明の原料として用いることができる。
したがって、工業的な実施においては、高収率で目的の
光学活性有機酸の製造を行うことができる。
(実施例) 次に、実施例により本発明をより詳細に説明する。ただ
し、これら実施例は本発明の範囲を限定するものではな
い。
実施例1 グルコース1%、酵母エキス0.5%、ペプトン0.5
%、リン酸1カリウム0.12%、リン酸2カリウム0
.08%、硫酸マグネシウム0゜02%、硫酸第1鉄0
.003%、塩化ナトリウム0.1%、イソブチロニト
リル0.1%を含み、pHを7.2とした殺菌培地20
00dに、あらかじめ同培地で培養したマイコバクテリ
ウム エスピー AC777を2%植菌し、32°Cで
2日間振盪培養した。培養後、遠心分離にて菌体を集め
、これを0.01Mリン酸バッファー(pH7゜0)1
60dを含む三角フラスコ中に懸濁させた後、ジメチル
スルホキシド40d!に溶解した2−(6゛−メトキシ
−2゛−ナフチル)プロピオニトリル2gを加え、32
℃で振盪しながら反応させた。
20時間後に反応を終了し、遠心分離により菌体を除去
した後、その上清液のpHを8.5に調整し、クロロホ
ルム20(ldを添加して未反応の2−(6゛−メトキ
シ−2゛−ナフチル)プロピオニトリルを抽出除去した
。水層のpHを1.5に塩酸にて調整した後、クロロホ
ルム200dを添加して目的物を抽出した。これを減圧
濃縮した後、シリカゲルカラムで精製した。目的の溶出
液を減圧濃縮したところ、825■のS−(+) −2
−(6’−メトキシ2”−ナフチル)プロピオン酸(S
−(+)−ナプロキセン〕を得た。
〔α〕2°=+68.4゜ (C=1.クロロホルム) 融点=153〜154°C 比旋光度より、光学純度は99.0%e、e、であった
。なお、本物質はTLCクロマトグラフィーおよび高速
液体クロマトグラフィーにて単一であり、単離物のIR
スペクトル、NMRも構造を指示した。
さらに、以下の条件の高速液体クロマトグラフィーによ
って求めた光学純度も上記と一致した。
カラム;SUMIPAX 0A−250O3,5um、
 4a++widX25C11(住友化学工業株式会社
製)溶媒;0.02M酢酸アンモニウム−メタノール溶
液 流速; 1.  Od/sin 検出;UV254na+ なお、上記の条件では、S−(+)体が先に溶出し、R
−(−)体がその後に溶出される。
実施例2 実施例1と同様に、殺菌培地100mにあらかじめ同培
地で培養した微生物を2%植菌し、32°Cで2日間振
盪培養した。培養後、遠心分離にて菌体を集め、これを
0.01Mリン酸バッファー(pH7,0)9dを含む
三角フラスコに懸濁させた後、各種水溶性有機溶媒ll
l11に溶解した10■の2−(6’−メトキシ−2゛
−ナフチル)プロピオニトリルを加え、32°Cで振盪
しながら反応させた。
5時間反応後に生成したS〜(+) −2−(6’−メ
トキシ2゛−ナフチル)プロピオン酸の生成率および光
学純度を高速液体クロマトグラフィーにより分析し算出
した。また、対照として、有機溶媒無添加系を用いた。
結果を表3に示す。
実施例3 実施例1と同様に、殺菌培地100II11にあらかじ
め同培地で培養した微生物を2%植菌し、32°Cで3
0時間培養した。培養後、遠心分離にて菌体を集め、こ
れを0.1Mリン酸バッファー(pH8,0)5.4d
を含む三角フラスコに懸濁させた後、メタノール0.6
dに溶解した12■の2−(6’−メトキシ−2゛−ナ
フチル)プロピオニトリルを加え、32°Cで振盪しな
がら18時間反応させた。遠心分離により菌体を除去し
た後、その上清液を高速液体クロマトグラフィーにより
分析した。
S−(+)−2−(6’−メトキシ−2°−ナフチル)
プロピオン酸の生成量とその光学純度を表4に示す。ま
た、反応系にメタノールを添加しない場合の結果も比較
のために記載する。
実施例4 実施例1と同様に、殺菌培地10dにあらかじめ同培地
で培養したコリネバクテリウム エスピー KO−2−
4を1%植菌し、32°Cで48時間培養した。培養後
、遠心分離にて菌体を集め、これを0.01Mリン酸緩
衝液2.7dを含むネジ栓付試験管に懸濁させた後、各
種水溶性溶媒0゜31dに溶解した3■の2−(6’−
メトキシ−2゛−ナフチル)プロピオンアミドを加え、
30°Cで振盪しながら反応させた。3時間後に反応を
終了し、遠心分離により菌体を除去した後、その上清液
を高速液体クロマトグラフィーにより分析を行った。結
果を表5に示す。
表 実施例5 実施例1と同様に、殺菌培地5001dにあらかしめ同
培地で培養したマイコバクテリウム エスピー AC7
’77を2%植菌し、32℃で2日間培養した。培養後
、遠心分離にて菌体を集め、これを0.01Mリン酸緩
衝液に懸濁させ、610nmでのOD(吸光度)が20
の画体懸濁液を調製した。この懸濁液を用いて有機溶媒
の添加濃度の酵素活性、光学活性に及ぼす影響を調べた
。すなわち、菌体量をOD61 = 10、2−46’
−メトキシ−2゛−ナフチル)プロピオニトリルの最終
濃度が0.1%に統一し、有機溶媒の濃度のみを可変に
して反応液を調製した0反応は32゛Cで5時間行い、
2−(6°−メトキシ−2“−ナフチル)プロピオン酸
の生成率および光学純度を、高速液体クロマトグラフィ
ーにより求めた。結果を表6に示す。
表6 実施例6 実施例1と同様に、殺菌培地500dにあらかじめ同培
地で培養したコリネバクテリウム エスピー KO−2
−4を5%植菌し、32°Cで35時間培養した。培養
後、遠心分離にて菌体を集め、これを0.1Mリン酸バ
ッファー(pH8,0)27ydを含む三角フラスコに
懸濁させた後、3Fa1のジメチルホルムアミドに溶解
した300■の2− (5H−(1)ベンゾピラノ(2
,3−b)ピリジン−7−イル) プロピオニトリルを
加え、32℃で激しく振盪しながら反応させた。48時
間後に反応を終了し、遠心分離により菌体を除去した後
、その上清液のpHを8.5に調整し、クロロホルム6
01dを添加して、未反応および中間体のニトリル化合
物と対応するアミド体を抽出除去した。次に水層のpH
を1.0〜2.0に塩酸にて調整した後、クロロホルム
60dを添加して目的物を抽出した。これを減圧濃縮し
た後、HP−20カラムを用いてアセトンにて溶出させ
ることにより精製した。目的の溶出液を減圧濃縮したと
ころ、145■の(+)−2−(5H−[1]ベンゾピ
ラノ(2,3−b)ピリジン−7−イル) プロピオン
酸((+)プラノプロフェン)を得た。
〔α)”=+44.1゜ (C=1.0.メタノール) 融点:184〜185°C IR,NMRスペクトル分析は、構造を指示した。また
、実施例1で説明した高速液体クロマトグラフィーより
、光学純度は99.1%e、e、と決定した。
実施例7 実施例1と同様に、殺菌培地100dにあらかじめ同培
地で培養したコリネバクテリウム エスピー KO−2
−4を1%植菌し、32°cで48時間培養した。培養
後、遠心分離にて菌体を集め、これを0.01Mリン酸
バッファー(p H8゜5)9dを含む三角フラスコに
懸濁させた後、各種水溶性有機溶媒1−に溶解したlO
■の2−(5H−[1)ベンゾピラノ (2,3−b)
ピリジン−7−イル) プロピオニトリルを加え、32
℃で振盪しながら反応させた。15時間反応後に生成し
た(+)−2−(5H−(1)ベンゾピラノ(2,3−
b)ピリジン−7−イル) プロピオン酸の生成率およ
び光学純度を高速液体クロマトグラフィーより分析した
。また、対照として有機溶媒無添加系を用いた。結果を
表7に示す。
表7 実施例8 実施例1と同様に、殺菌培地100mに、あらかじめ同
培地で培養したマイコバクテリウム エスピー AC7
77を2%植菌し、32℃で48時間培養した。培養後
、遠心分離にて菌体を集め、これを0.01Mリン酸緩
衝液(pH7,0)に再懸濁させて、菌体懸濁液を調製
した。この懸濁液を用いて同量の菌体を含む次の2種類
の酵素反応系を作成した。
■菌体懸濁液0.8dに0,2idのジメチルスルホキ
シドに溶解した1mgの2−(6°−メトキシ−2゛−
ナフチル)プロピオニトリルを加えた均一反応系。
■菌体懸濁液0.5mに0.511のn−ヘキサンに溶
解した1■の2− (6’−メトキシ−2′−ナフチル
)プロピオニトリルを加えた二相反応系。
■、■各々32°Cで5時間反応を行い、2−(6″−
メトキシ−2゛−ナフチル)プロピオン酸の生成率およ
び3体の光学純度を高速液体クロマトグラフィーにより
分析した。その結果を表8に示す。
表 実施例9 実施例1と同様に、殺菌培地40(ldにあらかじめ同
培地で培養したマイコバクテリウム エスピー AC7
77を2%植菌し、32℃で2日間振盪培養した。培養
後、遠心分離にて国体を集め、これを0.01Mリン酸
バッファー(pH7゜0)16(ldを含む三角フラス
コに懸濁させた後、ジメチルスルホキシド4o−に溶解
した2−(2’(P−フルオロフェニル)−5゛−ベン
ゾキサゾリル]−プロピオニトリル2gを加え、32°
Cで激しく振盪しながら反応させた。24時間後に反応
を終了し、遠心分離により菌体を除去した後、その上清
液のpHを10.0に調整し、クロロホルム200dを
添加して未反応の2−(2’−(P−フルオロフェニル
)−5’〜ベンゾキサゾリル]フロピオニトリルを抽出
除去した。水層のpHを1.5に塩酸にて調整した後、
クロロホルム200dを添加して目的物を抽出した。こ
れを減圧濃縮した後、シリカゲルカラムで精製した。目
的の溶出液を減圧濃縮したところ、804■のS−(+
)−2〔2°−(P−フルオロフェニル) −5’−ベ
ンゾキサゾリル〕プロピオン酸C5−(+)−フルノキ
サブロフェン〕を得た。
〔α〕”=+72.5” (C=2.0.DMF) 融点:176〜177°C 比旋光度より、光学純度は98.4%e、e、であった
。なお、本物質はTLCクロマトグラフィー高速液体ク
ロマトグラフィーにて単一であり、単離物のIRスペク
トル、NMRも構造を指示した。
実施例10 実施例1と同様に、殺菌培地100II11にあらかじ
め同培地で培養した微生物を2%植菌し、32°Cで3
0時間培養した。培養後、遠心分離にて菌体を集め、こ
れをO,1Mリン酸バッファー(pH8,0)5.4a
i!を含む三角フラスコに懸濁させた後、ジメチルスル
ホキシド006111に溶解した12■の2−  (2
’−(P−フルオロフェニル)5゛−ベンゾキサゾリル
〕−プロピオニトリルを加え、32°Cで18時間反応
させた。遠心分離により菌体を除去した後、その上清液
を高速液体クロマトグラフィーにより分析した。
S−(+)−フルノキサプロフエンの生成率(molχ
)とその光学純度を表9に示す。また、反応系にジメチ
ルスルホキシドを添加しない場合の結果も比較のために
記載する。
表 実施例11 酢酸アンモニウム1.0%、酵母エキス0. 5%、ポ
リペプトン0. 5%、リン酸lカリウム0゜2%、硫
酸マグネシウム0.02%、塩化ナトリウム0.1%、
塩化ランタン0.05%を含み、pHを7.5とした殺
菌培地800dに、あらがしめ同培地で培養したアシネ
トバクタ−エスピー AK226を1%植菌し、32”
C7’24時間培養した。培養終了後、遠心分離により
集菌し、これを水道水75R1の入った三角フラスコ中
に懸濁させた後、251dのジメチルスルホキシドに溶
解したlOgの2−(4’−イソブチルフェニル)プロ
ピオニトリルを加え、32゛Cで激しく攪拌しながら2
00時間反応せた。遠心分離により菌体を除去した後、
その上清液のpHを8.5に調整し、クロロホルム30
01dを添加して未反応の2−(4’イソブチルフエニ
ル)プロピオニトリルを抽出除去した。水層のpHを1
.0に塩酸で調整した後、クロロホルム300−を添加
して目的物を抽出した。これを減圧濃縮した後、シリカ
ゲルカラムにより精製したところ、4.1gのS−(+
)−2−(4’−イソブチルフェニル)プロピオンH(
S−(+)−イブプロフェン〕を得た。
〔α)”=+57.1゜ (C=1.0.エタノール) 融点:48〜49°C 比旋光度より、光学純度は99%e、e、であった。
なお、本物質は高速液体クロマトグラフィーにて単一で
あった。
実施例12 実施例11と同様な培地で培養して得たアシネトバクタ
−エスピーAK226株の菌体を用いて、S−(+)−
イブプロフェン生成に与える有機溶媒添加効果を検討し
た。
菌体を0.05Mリン酸バッファー(pH7゜0) 9
ai!を含む三角フラスコに懸濁させた後、各種水溶性
有機溶媒IIdに溶解した10■の2−(4”イソブチ
ルフェニル)プロピオニトリルを加え、32°Cで振盪
しながら反応させた。5時間後に生成したS−(+)−
イブプロフェンの生成率および光学純度を高速液体クロ
マトグラフィーにより分析し算出した。また、対照とし
て有機溶媒無添加系を用いた。結果を表10に示す。
表 (発明の効果) 本発明を利用することにより、各種の光学活性なα−置
換有機酸を、光学不活性な物質を原料として、微生物を
用いて常温常圧の反応条件下で製造することができる。
本発明の利用は、経済上非常に有利である。
さらに、本発明によれば、光学純度が80%e。
80以上、有機酸の種類によっては95%e、e、以上
という極めて高純度の光学活性α−置換有機酸を、収率
よ(得ることができる。
本発明は、詳細に、かつ、特にその具体化においては実
施例をもって述べてきたが、本発明の精神と範囲からは
ずれることがないならば、本発明の中で各種の変化や変
更ができることは、この技術分野の者には明らかであろ
う。
(ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式( I )で示されるラセミ体のα−置換ニト
    リルまたはα−置換アミドに、アルカリゲネス属、シュ
    ウドモナス属、ロドシュウドモナス属、コリネバクテリ
    ウム属、アシネトバクター属、バチルス属、マイコバク
    テリウム属、ロドコッカス属、ノカルディア属またはキ
    ャンディダ属に属する微生物またはその調製物を作用さ
    せ、下記一般式(II)で示される光学活性なα−置換有
    機酸を取得する際に、反応溶媒として水性媒体と水溶性
    有機溶媒から成る均一混合媒体中で作用させることを特
    徴とする光学活性なα−置換有機酸の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1およびR_2はハロゲン原子、ヒドロキ
    シ基、置換または無置換のアルキル基、置換または無置
    換のシクロアルキル基、置換または無置換のアルコキシ
    基、置換または無置換のアリール基、置換または無置換
    のアリールオキシ基、置換または無置換の複素環基を表
    す。ただし、R_1とR_2は同一になることはない。 そして、Xはニトリル基またはアミド基を表す。) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1およびR_2は上記と同一である。)
JP26935290A 1989-12-21 1990-10-09 光学活性なα―置換有機酸を製造する方法 Pending JPH03224496A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5597716A (en) * 1993-11-18 1997-01-28 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Process for producing D-lactic acid and L-lactamide
EP0773297A2 (en) 1995-11-10 1997-05-14 Nitto Chemical Industry Co., Ltd. Process for producing alfa-hydroxy acid or alfa-hydroxyamide by microorganism
WO2008047819A1 (fr) * 2006-10-18 2008-04-24 Kaneka Corporation Nouvelle ester hydrolase, gène codant pour ladite enzyme et utilisation

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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