JPH0322033B2 - - Google Patents

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JPH0322033B2
JPH0322033B2 JP20492082A JP20492082A JPH0322033B2 JP H0322033 B2 JPH0322033 B2 JP H0322033B2 JP 20492082 A JP20492082 A JP 20492082A JP 20492082 A JP20492082 A JP 20492082A JP H0322033 B2 JPH0322033 B2 JP H0322033B2
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JP
Japan
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weight
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platinum
discharge
electrode
Prior art date
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JP20492082A
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English (en)
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JPS5994391A (ja
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Ryoji Kondo
Kozo Takamura
Kanji Higuchi
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/552,964 priority patent/US4540910A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車などの内燃機関に用いて好都合
な点火プラグに関するものである。
従来この種の点火プラグとして、中心電極の火
花放電端に、耐熱、耐消耗性の白金より成る放電
部層を抵抗溶接法等で固定し、中心電極の火花放
電端の消耗を防ぐようになして長寿命化を図つた
ものがある。
しかしながら、従来の上記点火プラグによれ
ば、放電部層が脱落することが往々にして現われ
るという問題を有している。
そこで、本発明者はその放電部層の脱落の傾向
を調査したところ、放電部層と中心電極との接合
部に亀裂を生じており、この亀裂の部位で放電部
層が脱落していた。
このことは、放電部層の白金と中心電極の母材
金属であるニツケルとの間の線膨張率の相違によ
る熱応力が大きく起因していると思われる。
本発明は上記の点に鑑み、火花放電間隙を形成
する電極の母材金属と放電部層との間に、母材の
材料の熱膨張係数と放電部層材料の熱膨張係数と
の間の大きさの熱膨張係数を有し、5重量%乃至
60重量%の該母材金属のニツケル、および95重量
%乃至40重量%の白金を含む白金合金より成る熱
応力緩和層を配置したことにより、放電部層の脱
落を熱応力緩和層にて抑止できるとともに、放電
部層の消耗によつて緩和層が露出しても長時間使
用できる内燃機関用点火プラグを提供することを
目的とするものである。
以下本発明を具体的実施例により詳細に説明す
る。第1図、第2図において1はアルミナ磁器よ
りなる絶縁碍子で、中心に軸穴1aが設けてあ
る。2は炭素鋼よりなる中軸で、絶縁碍子1の軸
穴1aのうち上部に挿通してある。3は円筒状の
ハウジングで、耐熱、耐蝕性の金属で構成してあ
り、このハウジング3の内側にリング状気密パツ
キン4およびかしめリング5を介して上記絶縁碍
子1が固定してある。なおハウジング3には内燃
機関のシリンダブロツクに固定するためのネジ部
3aが設けてある。6は中心電極であり、母材金
属としてニツケル−クロム(Ni−Cr)合金もし
くはインコネル600(商品名)から構成してある。
7は本発明の要部である2重白金層であり、中心
電極6の先端に抵抗溶接法により接合してある。
この2重白金層7は放電部7aと熱応力の緩和層
7bとから成つている。放電部層7aは白金合
金、例えば白金(Pt)70重量%乃至90重量%、
イリジウム(Ir)30重量%乃至10重量%から成
り、熱応力緩和層7bは白金と卑金属の合金、例
えば白金40重量%乃至95重量%、ニツケル60重量
%乃至5重量%から成つている。8は耐熱、耐蝕
性金属からなる接地電極で、中心電極6と同様の
母材金属で構成してある。9は白金チツプ層で、
接地電極8に抵抗溶接法により接合されている。
この白金チツプ層9は上記放電部層7aと同様の
Pt合金で構成してある。10は絶縁碍子1の軸
穴1a内に封着した導電性ガラスシール層であ
り、銅粉末を低融点ガラスとから構成されてお
り、このシール層10で中軸2と中心電極6とを
電気的に接続すると共に、両者を絶縁碍子1の軸
穴1aに移動なきよう固定してある。
なお、上記2重層7は、放電部層7aの素材と
緩和層7bの素材とを重ねて圧延し、熱処理後に
プレスにて打抜いて製造する。
従来例では、白金製放電部層を中心電極およ
び/または接地電極の放電面に使用することによ
り、該電極の耐消耗性の大幅な向上を図つてい
る。しかし、放電部層は白金とイリジウムの合
金、もしくは白金とタングステンの合金、もしく
は白金とイリジウムに若干のNiを添加した合金
から成つていて単一のチツプで構成してあり、そ
の線膨張係数は約8〜9×10-6/℃であり、両電
極とは約5×10-6/℃の差がある。ところが、点
火プラグは高負荷、低負荷と種々の運転条件で使
用され、即ち高温、低温が繰返され、この冷熱繰
返しと線膨張差により放電部層と両電極との間で
それぞれ繰返し熱応力を受け、一般的には第3図
のaに示すように横亀裂が発生し、最後は放電部
層7が脱落する。なお、接地電極8側の白金チツ
プ9は横亀裂が生じるが、接地電極8は中心電極
6より高温となるため、この電極自体の消耗によ
り白金チツプ9自体は脱落する。この対策には
種々の方法が考えられるが、非常に温度が高くな
るエンジンや、プラグの電極温度が高くなる例え
ば第4図に示すような電極構成(従来より3〜7
mmほど突出したプラグ)には必ずしも有効といえ
ない。
そこで、本発明は電極温度が上昇した場合にも
上記横亀裂が生じないようにするものである。そ
のためには、熱応力を減ずる必要がある。この熱
応力を減ずるため、上記放電部層7の部分をPt
とNiとの合金から構成した熱応力緩和層7bと
白金合金製の放電部層7aとに分けた。ここで、
熱応力緩和層7bはPt95重量%乃至40重量%と
Ni5重量%乃至60重量%の合金から構成してあ
る。一方、放電部層7aはPt90重量%乃至70重
量%とIr10重量%乃至30重量%の合金、もしくは
この合金組成に2重量%乃至5重量%のNiが添
加された合金から構成してある。かかる合金組成
により、母材6aと放電部層7aとの間の線膨張
は徐々に変化している。即ち、母材6aと放電部
層7aとの間にこれら材料と中間の線膨張係数を
有する熱応力緩和層7bを設けることにより、熱
応力を大幅に減少し、前記横亀裂を無くすること
ができた。ここで、熱応力緩和層7bの厚さは少
なくとも20μの厚さを有ることが望ましい。
第5図に標準的なプラグ温度および、Ni添加
量と横亀裂発生の領域とを示す。ここで標準的な
プラグ温度とはW16X−Uという型式のプラグの
中心電極先端の温度であり、燃焼室内の温度の代
表値を示すものである。また、プラグ温度の本発
明における指示値は、1分WOTを160時間実施
した時の横亀裂発生状況を知るためのエンジン強
制冷熱試験のWOT時の温度を指す。第5図で一
般的には800℃が最大温度であるが(領域B)、極
端に厳しいエンジンおよび従来の一般プラグより
中心および接地電極が3〜7mmに突出したプラグ
になると900℃以上の領域Aになる。Cは横亀裂
発生領域を示している。
そのため、熱緩和量7bのNiの含有量は5重
量%乃至60重量%が望ましい。この点を第6図に
示す。第6図より、Niの含有量が5重量%乃至
95重量%の範囲内であれば、熱応力緩和層7b自
体に横亀裂が生じることは少ない。しかし、放電
部層7aが消耗することによつて、熱応力緩和層
7bが露出し、熱応力緩和層7bが放電部層とし
て作用する場合には、Niの含有量は5重量%乃
至60重量%がよい。
これは、熱応力緩和層7bの酸化による消耗性
を考慮したためであり、Niの含有量が60%を越
すと、却つて酸化による消耗が進行してしまうた
めである。より一層の耐消耗性を重視すれば、
Niの含有量は5重量%乃至20重量%がよい。
一方、放電部層7aは火花放電による消耗だけ
を考えれば、Ptのみでよい。しかし、Ptのみで
あると、第7図aに示すごとく、放電部層7aに
縦亀裂bを生じる。この亀裂を抑えるためにはIr
を添加するのがよく、この亀裂発生率とIrの添加
量との関係を第7図bに示す。同図より明らかな
ごとく、Irの添加量は10重量%乃至30重量%がよ
く、より好ましい範囲は15重量%乃至30重量%が
よい。30重量%を越えると、放電部層7aを構成
する材料自体の硬度が上昇し、所望形状に加工で
きない。なお、上記Irの量はPtと合計して100重
量%の値である。
この放電部層7aと熱応力緩和層7bとは互い
の線膨張率は近似したものとなり、両者間で線膨
張率の差による熱応力はほとんど生じない。
次に、接地電極8に設ける白金チツプ層9は、
該電極8の母材であるNi合金の線膨張率に近似
させるとともに耐消耗性の両者を狙つて、Niの
含有量を5重量%乃至60重量%にするのがよく、
より好ましくは5重量%乃至20重量%がよい。こ
の白金チツプ層9において、Niの含有量が増す
と、却つて酸化による消耗が進行する。ちなみ
に、接地電極8は中心電極6に比較して約100℃
程度温度が高く、白金チツプ層9中のNiの酸化
の進行度合が中心電極6側より速いため、白金チ
ツプ層9におけるNiの含有量は少なめがよい。
本発明は上述の実施例に限定されず、以下のご
とく種々の変形が可能である。
(1) 接地電極9が正極性となる点火回路を用いた
場合には、この接地電極9の方に中心電極6で
用いた、放電部層7aと熱応力緩和層7bとの
組合せを採用すればよい。
(2) 中心電極6と接地電極9との両方に、放電部
層7a、熱応力緩和層7bの2重白金層を設け
てもよい。
(3) 中心電極6を単品の状態で例えば1000℃、3
時間という熱処理を施すことにより、熱応力緩
和層7bと中心電極6の母材との接合部に合金
層部を形成してもよい。これにより、熱応力の
緩和を一層図ることができる。なお、上記合金
層の厚さは少なくとも10μが望ましい。
(4) 中心電極6の先端の径を例えば0.7mm乃至1.2
mmとして先細形状にしてもよい。かかる形状に
より、着火性の向上を図ることができる。
(5) 中心電極6側の2重白金層7の大きさは直径
0.9mm、肉厚0.4mm(約5.5mg±2mgの重量)がよ
く、接地電極8側の白金チツプ層9の大きさは
直径0.7mm、肉厚0.3mm(約2.5mg±1mgの重畳)
がよい。この程度の寸法、重量であれば、価格
的に満足できるとともに寿命的にも満足でき
る。
(6) 中心電極6の母材は93重量%Ni、2重量%
Cr、3重量%Mn、2重量%Siで構成してもよ
い。
(7) 各層7a,7b,9には不可避的不純物が入
つていてもよい。
以上述べたごとく本発明によれば、電極に設け
た白金製放電部層と上記電極の母材との間に、母
材の材料の熱膨張係数と放電部層材料の熱膨張係
数との間の大きさの熱膨張係数を有し、5重量%
乃至60重量%の該母材金属のニツケル、および95
重量%乃至40重量%の白金を含む白金合金より成
る熱応力緩和層を介在せしめたから、放電部層と
電極の母材との間の熱応力を緩和層で有効に緩和
することができ、従つて、亀裂による放電部層の
脱落を防止でき、さらに、放電部層の消耗によつ
て緩和層が露出しても、長時間使用できるという
耐久性に優れた点火プラグを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明点火プラグの一実施例を示す半
断面図、第2図は第1図の要部を拡大して示す断
面図、第3図は従来の説明に供する部分断面図、
第4図は本発明の説明に供する半断面図、第5図
および第6図は本発明の説明に供する特性図、第
7図aは本発明の説明に供する中心電極部分を示
す正面図、第7図b本発明の説明する供する特性
図である。 6……中心電極、7……2重白金層、7a……
放電部層、7b……熱応力緩和層、8……接地電
極、9……白金チツプ層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2つの対向した電極間に火花放電
    間〓を形成し、ニツケルを含む母材よりなる前記
    一方の電極に白金を含む耐消耗性の放電部層を設
    けた内燃機関用点火プラグであつて、 前記放電部層と前記一方の電極の母材との間
    に、前記母材の材料の熱膨張係数と前記放電部層
    材料の熱膨張係数との間の大きさの熱膨張係数を
    有し、5重量%乃至60重量%のニツケルおよび95
    重量%乃至40重量%の白金を含む白金合金より成
    る熱応力緩和層を配置したことを特徴とする内燃
    機関用点火プラグ。 2 前記放電部層は、70重量%乃至90重量%の白
    金、および30重量%乃至10重量%のイリジウムを
    含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の内燃機関用点火プラグ。 3 少なくとも2つの対向した電極間に火花放電
    間〓を形成し、ニツケルを含む母材よりなる前記
    一方の電極に、白金を含む耐消耗性の放電部層を
    設けた内燃機関用点火プラグであつて、前記放電
    部層と前記一方の電極の母材との間に、前記母材
    の材料の熱膨張係数と前記放電部層材料の熱膨張
    係数との間の大きさの熱膨張係数を有し、5重量
    %乃至60重量%のニツケルおよび95重量%乃至40
    重量%の白金を含む白金合金より成る熱応力緩和
    層を配置し、前記他方の電極に、白金を含む耐消
    耗性の層を設けたことを特徴とする内燃機関用点
    火プラグ。 4 前記放電部層は、70重量%乃至90重量%の白
    金、および30重量%乃至10重量%のイリジウムを
    含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載の内燃機関用点火プラグ。 5 前記他方の電極に設けられた耐消耗性の層
    は、5重量%乃至60重量%のニツケル、および95
    重量%乃至49重量%の白金を含んでいることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項記載の内燃機関用
    点火プラグ。
JP20492082A 1982-11-22 1982-11-22 内燃機関用点火プラグ Granted JPS5994391A (ja)

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JPS5994391A JPS5994391A (ja) 1984-05-31
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