JPH03220184A - シクロペンタノン化合物 - Google Patents

シクロペンタノン化合物

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JPH03220184A
JPH03220184A JP2016609A JP1660990A JPH03220184A JP H03220184 A JPH03220184 A JP H03220184A JP 2016609 A JP2016609 A JP 2016609A JP 1660990 A JP1660990 A JP 1660990A JP H03220184 A JPH03220184 A JP H03220184A
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JP
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compound
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acid
solvent
reaction
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JP2016609A
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English (en)
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Osamu Murase
修 村瀬
Tsugio Ikebe
池部 次男
Ichiro Hakamata
袴田 市郎
Koretake Anami
阿南 惟毅
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Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬、特に脳機能改善薬として有用な新規シ
クロペンタノン化合物に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕脳機能障
害あるいは脳器質障害に起因する意識障害、記憶障害、
認識力の低下、意欲減退さらには種々の痴呆症を改善す
るために、いままで数多くの薬剤が開発されてきている
。しかしながら、いずれの薬剤もその効力、作用の持続
性、副作用の面で必ずしも満足されるものではない。
一方、本発明者らは特開平1−250354号公報にお
いて脳機能改善作用を有するベンゾラクタム化合物を開
示した。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を行なっ
た結果、前記特許出願には具体的に開示さていない化合
物がすぐれた作用を有することを見出し、本発明を完成
した。
本発明は、−形成 ) C式中、R1およびR1は同一または異なって水素原子
、アルキル基、アラルキル基を示すか、または互いに結
合して隣接する窒素原子とともに複素環を形成する基を
示し、R3は水素原子を示すか、1〜3個のハロゲン原
子を示す(R’が2〜3個のときは、同一または異なっ
ていてもよい)。〕により表わされるシクロペンタノン
化合物、その異性体または塩に関する。
本発明の一般式(1)の化合物は種々の実験的記憶障害
モデルにおいて改善作用(抗アムネジア作用)を示し、
さらに、生体内でも安定であり、効果の持続生、薬物の
経口投与性、副作用の低減などの点で治療上非常に好ま
しい性質を有している。
本発明の化合物の一般式(I)における各記号の定義を
さらに詳しく説明すると、R1およびR2におけるアル
キル基とは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル
、ブチル、イソブチル、第3級ブチル、ペンチル、ヘキ
シルなどの炭素数1〜6個のアルキル基であり、R1お
よびR2におけるアラルキル基としては、ベンジル、フ
ェニルエチル、フェニルプロピル、フェニルエチルなど
があげられ、ベンゼン壇上に置換基を有していてもよい
。R1およびR2が互いに結合して形成する複素環とし
ては、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、ピペラジ
ノなどがあげられる。R3におけるハロゲン原子として
は、フッ素、塩素または臭素などがあげられる。
前記−形成(1)の化合物はその分子内に3個の不斉炭
素を有しているので、光学的に純粋なジアステレオ異性
体、ジアステレオ異性体のラセミ体、あるいはジアステ
レオ異性体の混合物が存在し得る。本発明はこれら立体
異性体のすべての形態を包含する。
また、本発明の化合物およびそれらの各種異性体は無機
酸または有機酸との酸付加塩を形成しうるし、また水和
物(1水和物、1/2水和物、2永和物、3/2水和物
など)、エタノール、イソプロピルアルコール、ジメチ
ルホルムアミドなどとの溶媒和物としても存在しうる。
本発明にはこれらをも包含するものである。
本発明の一般式(1)の化合物は、たとえば、−形成 () (式中、R3は前記と同義である。) により表わされるカルボン酸またはその反応性誘導体と
、−形成 (式中、R′およびR1は前記と同義である。)により
表わされる化合物とを反応させるか、−形成 %式% (Vl) O (式中、R R2およびR3は前記と同義であ る。) により表わされる化合物と一般式 により表わされるカルボン酸またはその反応性誘導体と
を反応させるか、あるいは−形成(式中、R1は前記と
同義である。) により表わされる化合物と、一般弐 (式中、R1およびRtは前記と同義であり、Xは塩素
、臭素またはヨウ素などのハロゲン原子である。) により表わされる化合物とを縮合反応させることにより
製造される。
上記二つのアミド化反応は、それ自体公知のアミド化法
あるいはペプチド合成法などが準用できる。
たとえば、−形成(If)または(V)の化合物が遊離
のカルボン酸である場合、そのアミド化反応は、ジシク
ロへキシルカルボジイミド、ハロゲン化リン(三塩化リ
ン、オキシ塩化リンなど)、ジフェニルホスホリルアジ
ド、2−クロロ−N=メチルピリジニウムヨーダイト−
トリブチルアミン系(開山法)などの縮合側の存在下に
、不活性溶媒中または無溶媒で、冷却下または室温ない
し加温下に行なわれる。
一般式(II)または(V)の化合物をカルボン酸の反
応性誘導体である酸ハライド(酸クロリド、酸プロミド
など)または混合酸無水物(低級アルキル炭tlI混合
酸無水物、アルキルリン酸混合酸無水物など)として用
いる場合、反応は、不活性溶媒中または無溶媒で、好ま
しくはトリエチルアミン、ピリジン、ジメチルアニリン
などの有機塩基、または炭酸水素ナトリウム、炭酸水素
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどの無機塩基の脱酸剤の存在
下に、冷却下から加温下に行なわれる。
さらに、該反応性誘導体として低級アルキルエステル(
メチルエステル、エチルエステルなど)または、いわゆ
る活性エステル(p−ニトロフェニルエステル、p−ニ
トロベンジルエステル、p−クロロフェニルエステル、
コハク酸イミドエステル、ベンゾトリアゾールエステル
など)を用いる場合、反応は、不活性溶媒中あるいは無
溶媒で、所望によってはナトリウムアルコキシドなどの
強塩基触媒の存在下に、室温から加温下に行なわれる。
以上に述べたアミド化反応に用いられる不活性溶媒とし
ては、ヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類
、クロロホルム、ジクロロメタン、ジクロロエタンなど
のハロゲン化炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンなどのエーテル類、酢酸エチルなどのエステル類、
アセトンなどのケトン類、メタノール、エタノール、イ
ソプロピルアルコールなどのアルコール類、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類、ア
セトニトリル、ジメチルスルホキシド、水などがあげら
れ、反応に応して適宜選択することができる。
一方、式(VI)の化合物と式(■)の化合物との縮合
反応は、脱酸剤の存在下、不活性溶媒中、冷却下から加
温下に行なわれる。ここで用いられる脱酸剤としては、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸
塩、炭酸水素ナトリウムなどのアルカリ金属炭酸水素塩
、水素化ナトリウム、水素化リチウムなどの水素化アル
カリ金属、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウム−t−ブトキシドなどのアルカリ金属アル
コキシド、トリエチルアミン、ピリジンなどの有機塩基
などがあげられる。また、テトラ−nブチルアンモニウ
ムプロミド、ヘンシルトリエチルアンモニウムヨーダイ
トなどの相関移動触媒を用い、水とその他の有機溶媒と
の混合溶媒中で反応を行なう場合には、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムなどの水酸化アルカリ金属を使うこ
ともできる。
さて、以上に述べたアミド化反応に用いられる式(n)
の化合物は、式(VI)の化合物に一般弐XCH,Co
□Q     (■) (式中、Xは前記と同義であり、Qはメチル、エチル、
第三級ブチルまたはベンジルなどのカルボキシ基の保l
!基を示す。) により表わされる化合物を前述と同様の脱酸剤の存在下
、不活性溶媒中で縮合反応させて一般式() (式中、R3およびQは前記と同義である。)により表
わされる化合物に誘導し、さらに式(U′)の化合物の
カルボキシ基の保護基Qを除去することにより得られる
式(■゛)の化合物の脱カルボキシ保護基反応は、酸く
塩酸、臭化水素酸、臭化水素−酢酸、トリフルオロ酢酸
など)またはアルカリ (水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムなど)で処理するか、パラジウム炭素、酸化白金
などを触媒として接触的水素分解を行なうなどの有機合
成化学上よく知られた方法により行なわれる。
一般式(VI)の化合物は、たとえば以下に述べるよう
にしても製造される。
すなわち、−形成 (式中、R4は水素原子を示すか、メチル、エチル、第
三級ブチルなどの低級アルキル、トリメチルシリルまた
はベンジルなどの保護基を示す。)により表わさるα−
デヒドロアミノ酸誘導体に一般式 (式中、R3は前記と同義である。) により表わされる化合物を付加反応させて一般式() () (式中、R3およびR4は前記と同義である。)により
表わされる化合物に誘導し、さらに式(XI)の化合物
を閉環反応に付すことにより合成される。
付加反応は、無溶媒中、またはアルコール、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラ
ン、ピリジンなどの適当な溶媒中、無触媒、またはトリ
エチルアミン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの塩
基触媒の存在下、冷却下または室温ないし加温下に進行
する。
閉環反応は、脱水縮合剤の存在下あるいは非存在下に、
無溶媒あるいは不活性溶媒中、冷却下または室温ないし
加温下に行なわれる。
また、式(VI)の化合物は、式(IX)の化合物と式
(X)の化合物とを無溶媒あるいは適当な溶媒中、塩酸
、硫酸などの無機酸または酢酸、メタンスルホン酸、p
−1ルエンスルホン酸などの有機酸の存在下または非存
在下に加温して、付加環化反応を一挙に起こすことによ
っても合成される。
以上、各工程で得られる反応生成物、特に各種立体異性
体の分離精製は、再結晶、カラムクロマトグラフィー、
光学分割など有機合成化学上よ(知られた精製法を用い
ることにより容易に行なわれる。
〔作 用〕
脳機能障害あるいは脳器質障害に起因する意識障害、記
憶障害あるいは痴呆症などの改善作用を評価する方法の
一つとして、種々の実験的健忘モデルが用いられている
(薬物と治療、15.3043 ;薬物・精神・行動、
3.127.同5.1 ; Jap。
J、 Pharmacol、、 39,153など)0
本発明の一般式(I)により表わされるシクロペンタノ
ン化合物は、電気痙彎ショックで誘発した実験的健忘に
対して改善作用を示し、さらに、経口投与でも強い効果
があり、また低毒性で効果の持続性に優れていることか
ら、低下した脳機能の改善、治療剤として有用である。
本発明化合物を前述の医薬として用いる場合、それ自体
あるいは適宜、薬理学的に許容される担体、賦形剤、希
釈剤などと混合し、散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、
注射剤などの形態で経口的または非経口的に投与するこ
とができる。投与量は対象疾患、症状、あるいは用いる
化合物により異なるが、経口投与の場合、通常、成人1
日あたり1〜500曙程度である。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明化合物の調製例を示す。実施
例中、DMSOはジメチルスルホキシドを、CDCl)
は重クロロホルムを意味する。
実施例1 (1)トランス−3−アミノ−4−オキソ−2−フェニ
ル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチ
アゼピン−5−酢酸エチルエステル13gとD−10−
カンファースルホン酸5.95 gに酢酸エチル200
m1を加え、加熱溶解する。析出する同体を冷却後に濾
取すると、9.7gの塩を得る。
これに炭酸水素ナトリウム水501を加え、クロロホル
ム(loosl、3回)で抽出する。溶媒を留去して得
られる残金に2.7gのD−10−カンファースルホン
酸を加え、10(1+1の酢酸エチルにfiJ熱溶解す
る。析出する固体を冷却後に濾取すると、3(R)−ア
ミノ−4−オキソ−2(S)−フェニル−2,3,4,
5−テトラヒドロ1.5−ベンゾチアゼピン−5−酢酸
エチルエステルのD−10−カンファースルホン酸塩5
.5gが得られる。融点204〜206℃ 〔α)n=  345°(C=0.1% 、DMSO)
(2)3(R)−アミノ−4−オキソ−2(S)フェニ
ル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチ
アゼピン−5−酢酸エチルエステルのD−10−カンフ
ァースルホン酸塩5.5gに炭酸水素ナトリウム水50
m1を加え、クロロホルム(100+wl、3回)で抽
出する。溶媒を留去して得られる残金をメタノール50
m1に溶かし、冷却下にアンモニアを飽和させる。−夜
間放置後、溶媒を留去すると、3(R)−アミノ−4−
オキソ−2(S)フェニル−2,3,4,5−テトラヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−5−アセトアミド2
.Ogが得られる。融点176〜178℃ 〔α〕。≠−661”(c=0.1%、DMSO)+3
13(R)−アミノ−4−オキソ−2(S) −フェニ
ル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5〜ベンゾチ
アゼピン−5−アセトアミド511■、公知の方法を準
用して得られる3−シクロペンタノン−1(R)−カル
ボン酸200■およびlヒドロキシベンゾトリアゾール
322■を10m1の乾燥ジメチルホルムアミドに溶か
し、ここへジシクロへキシルカルボジイミド322■を
加える。
−夜間放置後、析出したジシクロへキシルウレアを濾別
する。濾液からジメチルホルムアミドを減圧留去し、残
金にクロロホルムを加え、食塩水で洗浄後、硫酸マグネ
シウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残金をシリ
カゲルカラムクロマトグラフに付し、ベンゼン中から結
晶化させると、3  (R)−(3−シクロペンタノン
−1(R)−カルボキサミドツー4−オキソ−2(S)
−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−
ベンゾチアゼピン−5−アセトアミド540■が得られ
る。融点135〜150℃ ’HNMRスペクトル(CDC13,I)I)II+)
  δ−1,8〜2.4 (6H) 。
2.74(m、IH)、 4.41(d、IH,J=1
1.7Hz)、 4.47(d、LH,J=17.1H
z)、 4.67(d、LH,J=17.1Hz)、 
5.02(dd、 IH,J=7.8Hz、 11.7
1(z)、 5.9(br、 1)1)、 6.6(b
r、IH)、 7.0〜7.7(10)1) 〔α)o = 494°(C=0.1% 、DMSO)
実施例2 シス−3−アミノ−8−クロロ−4−オキソ2−フェニ
ル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチ
アゼピン−5−アセトアミド1、92 g、公知の方法
を準用して得られる3−シクロペンタノン−1(R)−
カルボン酸0.69 gおよび1−ヒドロキシベンゾト
リアゾール0.88gを30m1の乾燥ジメチルホルム
アミドに溶かし、ここへジシクロへキシルカルボジイミ
ド1.12 gを加える。−夜間放置後、析出したジシ
クロへキシルウレアを濾別する。濾液からジメチルホル
ムアミドを減圧留去し、残金にクロロホルムを加え食塩
水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥する。
溶媒を留去して得られる残金の一部をシリカゲルカラム
クロマトグラフに付すと、シス−8−りσロー3−〔3
−シクロペンタノン−1(R)−カルボキサミドツー4
−オキソ−2−フェニル−2゜3.4.5−テトラヒド
ロ−1,5−ベンゾチアゼピン−5−アセトアミドのA
異性体170■、B異性体280■が得られる。
A異性体 融点145〜150℃ ’HNMRスペクトル(CDCIs、pI)■)δ−1
,8〜2.4 (6H) 。
2.68(m、IH)、 4.5(2H)、 4.87
(dd、IH)、 5.24(d、2H。
J−7,3)1り、 6.0(br、 1B)、 6.
24(d、1)1)、 6.9(br、1M)。
7.2〜7.6(7H)、 7.78(d、2H,J=
2.4Hz)〔α〕D冨+130’(c=0.1% 、
DMSO)B異性体 融点210℃ ’)I NMRスペクトル(CDC1!、pp■)δ−
1,8〜2.4 (611) 。
2.64(■、LM)、 4.5(2H)、 4.87
(dd、IH)、 5.22(d、2H。
J−7,3Hz)、 5.7(br、 LH)、 6.
07(d、1B)、 6.9(br、18)。
7.2 〜7.6(7H)、  7.78(d、IHJ
=2.5Hz)〔α)o=106° (C=0.1% 
、DMSO)製剤例 本発明化合物を脳機能改善薬として使用する場合、たと
えば次のような組成に処方することができる。
(イ)錠剤 本化合物              20■乳W  
                45■結晶セルロー
ス           45■カルボキシメチルセル
ロース カルシウム              7゜ステアリ
ン酸マグネシウム       3■計       
         220■本錠剤は通常行なわれてい
るフィルムコーティングを行なっても差支えなく、さら
に糖衣を行なうこともできる。
(ロ)顆粒荊 本化合物              20■ポリビニ
ルピロリドン 乳糖 ヒドロキシプロピルセルロース タルク 計 (ハ)散剤 本化合物 乳糖 デンプン コロイダルシリカ 計 (ニ)カプセル剤 本化合物 乳糖 結晶セルロース コロイダルシリカ 計 (ホ)注射荊 本化合物を水溶液 (pH6,5〜7.0) 25■ 395■ 50■ l O■ 500■ 20■ 300■ 450■ 30■ 800■ 20■ 102■ 56■ 2■ 180■ で1+wl中 1〜20■を含む。調製工程は無菌下に行なわれる。
〔発明の効果〕
実験例:実験的健忘に対する作用 実験はサイコファルマコロジア(Psychophar
llla−cologia)第36巻、第59ページ(
1974年)に記載のサラ(Sara)らの方法に準じ
て行なった。
体重23〜26gの雄性ddYマウスを1群20匹とし
て使用し、実験装置としては明箱と暗箱とからなるステ
ンプスルー(s teρ−through)式受動的回
避行動訓練箱を用いた。獲得試行として、動物を明箱に
入れ、暗箱に入った直後にフットショック(foot 
5hock)を与えた。実験的健忘は獲得試行の直後に
t*痙彎ショック(EC3)を負荷することにより惹起
させた。試験試行として、獲得試行の3時間後に動物を
明箱に入れ、暗箱に入るまでの時間(反応潜時)を最高
600秒まで測定した。なお、試験化合物はEC3負荷
直後に腹腔内(t、p、)に投与した。
効果の評価には、EC8負荷により惹起される反応潜時
の短縮に対する拮抗作用を調べた。対照群に比較して有
意に拮抗作用を示す最少有効量を第1表に示す。
第   1   表 (実施例番号)  最少有効量(■/kt i、p、)
■ 0.25 (B異性体) 0.2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は同一または異なって水素
    原子、アルキル基、アラルキル基を示すか、または互い
    に結合して隣接する窒素原子とともに複素環を形成する
    基を示し、R^3は水素原子を示すか1〜3個のハロゲ
    ン原子を示す(R^3が2〜3個のときは、同一または
    異なっていてもよい)。〕により表わされるシクロペン
    タノン化合物、その異性体または塩。
JP2016609A 1990-01-25 1990-01-25 シクロペンタノン化合物 Withdrawn JPH03220184A (ja)

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