JPH03219725A - 誤り検査コード生成装置および伝送誤り検出装置 - Google Patents

誤り検査コード生成装置および伝送誤り検出装置

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JPH03219725A
JPH03219725A JP1213512A JP21351289A JPH03219725A JP H03219725 A JPH03219725 A JP H03219725A JP 1213512 A JP1213512 A JP 1213512A JP 21351289 A JP21351289 A JP 21351289A JP H03219725 A JPH03219725 A JP H03219725A
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JP
Japan
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data
signal
coincidence
shift register
detection means
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JP1213512A
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Koji Goto
宏二 後藤
Hiroshi Kuranaga
蔵永 寛
Takeo Nakabayashi
中林 竹雄
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/09Error detection only, e.g. using cyclic redundancy check [CRC] codes or single parity bit
    • H03M13/091Parallel or block-wise CRC computation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、一般に伝送誤り検出装置に関し、特に、誤
り検査コードが含まれた受信信号に応答して伝送誤りを
検出する伝送誤り検出装置に関すデータ伝送においてデ
ータの誤り制御は欠かせないものとなっている。すなわ
ち、データ伝送系の様々な部分においてデータ誤りが発
生する可能性があるので、誤りを検出し、そして、訂正
する技術が要求される。この技術の1つとして、サイク
リック・リダンダンシ・チエツク(以下CRCという)
コード方式が知られる。CRCコード方式を適用すると
、データの受信側において受信されたデータの誤りを検
出することができる。さらには、成る条件の下で誤りを
含むデータを自己訂正することができる。以下にCRC
コード方式について簡単に説明する。
なお、以下の説明では、たとえば次の式(1)により表
わされたデータDを式(2)により表わされたデータD
 (X)により表わすものとする。
D−011101010・・・(1) D (X)−X’ +X6+X’ +X” +X’・・
・(2) すなわち、一般にデータp (x)を次のように表わす
ことができる。
1 まず、CRCコードを得るためのモジュロ2(以下mo
d2という)による演算について説明する。たとえば、
送信されるべきデータD (X)が式(2)で表わされ
たものとし、また、次の式(4)で表わされた生成多項
式C(X)を適用するものとする。
G (X)−10101 −x’ +X2 +X’    −(4)4ビツトのC
RCコードを生成するためには、データD (X)にX
4を掛算し、その積が生成多項式G (X)により割算
される。この割算の様子は第17A図に示される。
第17A図に示されるように、この割算にょって得られ
る余り、すなわちrl 111JがCRCコードである
。このCRCコードCRC(X)は次式のように示され
る。
CRC(X)−X” +X2 +X’ +X0・・・(
5)データの送信において、データD (X)の後にコ
ードCRC(X)が付加された送信データTX(X)が
伝送路上に与えられる。すなわち、送信データTX (
X)は次式により表わされる。
TX (X)−0111010101111−(X’ 
+X6+X’ +X3+X’ )・X4+X3+X2+
X1+X0 −D (X)  ・x’ +CRC(X)・・・(6) 伝送路に与えられた送信データは受信装置により受信さ
れる。受信されたデータRX (X)は、伝送誤りを含
んでいるかもしれないので、次の式(7)により表わさ
れる。
RX (X)−D’  (X)  ・X’ +CRC’
  (X)・・・ (7) ここで、データD’  (X)は式(6)におけるデー
タD (X)に対応しており、CRC’  (X)はC
RC(X)に対応している。
受信装置における伝送誤り検出は次のように行なわれる
。すなわち、データD’  (X)を第17A図に示し
たデータD (X)の代わりに適用することにより、C
RCコードCRC’  (X)を得る。
受信されたC RC’  (X)とこの演算により得ら
れたCRC’  (X)とが一致するときは伝送誤りが
存在しないことが判断される。もし、不一致が検出され
たときは伝送誤りが生じたことが検出される。
一般に、任意のデータ長さを有するデータD(X)にn
ビットのCRC:I−ドCRC(X)を付加して送信す
る場合における送信データTX(X)は次式により表わ
される。
TX (X)−D (X)・X″’ 十CRC(X)・
・・(8) 上記のCRCコードを利用した伝送誤り検出に加えて、
国際電信電話諮問委員会(以下CCITTという)によ
る勧告に基づいた誤り検出コードとしてフレーム・チエ
ツク・シーケンス(以下FC8という)が知られる。こ
のFCSは、I\イレベルデータリンクコントロール(
以下HDLCという)信号のための誤り検出コードの1
つとして、CCITTにより次のように規定される。
すなわち、FCSCSコード5(X)は次式により得ら
れる。
FCS  (X)−CRCI  (X)+CRC2(X
)・・・(9) ここで、CRCI (X)は、mビットの送信されべき
データD (X)に>(+6を乗じた後、その積を次式
で示す生成多項式G (X)で割算することにより、そ
の剰余として得られる(16ビツト)G (X)−X”
 +X” +X5+X’・・・ (10) CRC2(X)は、xM  (x” +x” +・・・
+x2+x’ +x’ )を生成多項式G (X)によ
り割算することにより、その剰余(16ビツト)として
得られる。
式(9)により得られたFCSコードは、CRCコード
の場合と同様に、送信されるべきデータD (X)に付
加されて、送信データTX (X)として伝送路上に与
えられる。
受信装置は送信装置からの送信データを受信データRX
 (X)として受信する。受信装置におい、伝送誤りを
検出するために、前述のCRCコードを用いた場合と類
似の処理が行なわれる。
ここで受信データRX (X)が次式により表わされる
ものとする。
RX (X)−D’  (X)・x” 十FC3’  
(X)・・・(11) まず、データD’  (X)にX16を乗じ、その積を
生成多項式G (X)により割算することによりCRC
1’を得る。次に、連続した16ビツトの「1」にX”
(m’はデータD’  (X)の桁数)を乗じ、その積
を生成多項式〇 (X)により割算することによりCR
C2’を得る。CRC1′およびCRC2’を式(9)
に適用することにより、FC8″ (X)が得られる。
受信されたFCS’  (X)と演算により得られたF
C8’  CX)とを比較することにより、伝送誤りを
検出することができる。すなわち、2つのコードが一致
するときは伝送誤りが存在しないことが判断され、−致
しないときは伝送誤りの存在が検出される。
第17B図は、HDLC信号の送受信を説明するための
概念図である。第17A図を参照して、HDLC送信装
置90と受信装置94とが伝送路91および93を介し
て接続される。伝送路91と93との間にCCITTに
より勧告されたレイヤ1 (92)が示される。送信装
置90から伝送路91に与えられたHDLC信号は、レ
イヤ1(92)を介して伝送路93に伝送される。
第17C図は、HDLC信号のフレームフォーマットを
説明するフォーマット図である。第17B図を参照して
、Flはオープニングフラグ(1バイト)を示す。AF
はアドレスフィールド(2バイト)を示す。CFは制御
フィールド(1または2バイト)を示す。IFは情報(
データ)フィールド(最大260バイト)を示す。FC
SはFC8用フレーム(2バイト)を示す。F2はクロ
ージングフラグ(1バイト)を示す。オープニングフラ
グF1およびクロージングフラグF2はいずれもro 
111110Jに予め定められている。
HDLC信号が送信されるとき、前述のFe2(X)は
アドレスフィールドAF、制御フィールドCFおよび情
報フィールドIFから構成されるデータをD (X)と
して前述のFe2のための生成方法に従って生成される
。フィールドAF、CF、IFおよびFe2はオープニ
ングフラグF1およびクロージングフラグF2に挾まれ
た状態で送信される。
第17B図に示したHDLC送信装置90は、HDLC
信号を送信するときに、フラグF1およびF2中のデー
タとその他のデータとを区別するためにフィールドAF
、CF、IFおよびFC3中の連続した5つの「1」の
直後に「0」を挿入する。一方、HDLC受信装置94
は、連続した5つの1の後に挿入された「0」を削除す
る。HDLC送信装置90は、送信されるべきデータを
有しないとき、伝送路91に連続した1または連続した
フラグパターンを与える。これはタイムフィルと呼ばれ
る。
CRCコードやFCSコードを生成するために前述のよ
うに割算を行なう必要があるので、割算回路が適用され
る。また、伝送誤りを検出するために割算回路が受信装
置中に設けられる。
第18A図は、従来の割算回路の一例を示す回路図であ
る。第18A図を参照して、この割算回路は、連続した
5段の(5段にわたってカスケードされた)シフトレジ
スタ1ないし5と、連続した7段のシフトレジスタ6な
いし12と、連続した4段のシフトレジスタ13ないし
16と、連続したシフトレジスタ群の間に挿入されたE
XORゲート95および96と、入力データDIおよび
出力データDoを受けるように接続されたEXORゲー
ト97とを含む。
第18B図は、第18A図に示した割算回路の動作を説
明するためのタイミング図である。また、第18C図は
、この演算回路における演算を実行するための演算図で
ある。次に、この割算回路の動作について説明する。
第18A図に示した割算回路は、式(10)に示した生
成多項式G (X)により入力データDIを割算(m 
o d 2)する。以下の説明では入力データとして次
式により表わされたデータDIが入力される場合につい
て説明する。
D I −10100100001101000100
1101・・・(12)動作おいて、時刻toにおいて
すべてのシフトレジスタエないし16がリセットされる
。したがって、第1.8A図に示したノードN1ないし
N17がデータ「0」を示す。時刻t1から時刻t24
までにデータDIが順次入力され、各ノードN1ないし
N16におけるデータの変化および出力データDoが第
18B図に示される。
第18B図および第18C図を比較すると、連続した1
6ビツトの「0」がデータDOとして出力された後に、
割算により商が出力データDOとして出力されることが
わかる。また、第18C図に示した各段における剰余が
、第18B図に示した時刻t17.t19.t21.t
22およびt23でのシフトレジスタの値と一致してい
る。データDIを生成多項式G (X)により割算した
ときの剰余は、時刻t24におけるシフトレジスタの出
力値として得られる。したがって、第18A図に示した
割算回路は第18C図に示した演算過程を忠実に実行す
ることが理解される。
第19A図は、従来の割算回路の別の例を示す回路図で
ある。第19A図を参照して、第18A図に示した割算
回路と比較して異なる点は、EXORゲート97の代わ
りにEXORゲート98が接続されていることである。
第19B図は、第19A図に示した割算回路の動作を説
明するためのタイミング図である。また、第19C図は
、この割算回路による演算を実行するための演算図であ
る。次に、この割算回路の動作について説明する。
前述の場合と同様に、時刻toにおいて、シフトレジス
タエないし16がリセットされる。時刻t1からt24
まで入力データDIが入力される。
第19B図および第19C図を比較すると、出力データ
Doから割算により得られた商が出力される。第19C
図に示した各段の剰余は第19B図に示したシフトレジ
スタの値と一致していないが、入力データDIがすべて
入力された時刻t24においてのみレジスタの値と剰余
とが一致している。すなわち、時刻t24においてCR
Cコードが得られることがわかる。
第18A図を使用してCRCコードを得る場合では、入
力データDIに続いて連続した16ビツトの「0」を入
力する必要がある。しかしながら、第19A図に示した
割算回路を使用する場合では、すべての入力データDI
が入力された時点(t24)においてCRCコードが得
られるので、16クロツク周期だけより早< CRCコ
ードが生成できる。したがって、第19A図に示した割
算回路はCRCコードを生成するのに一般的に使用され
ている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の誤り検査コード生成装置および伝送誤り検出回路
では、第19A図に示したような割算回路が適用されて
いるので、半導体チップ上のレイアウトが不規則なもの
となっている。すなわち、シフトレジスタ群の間にEX
ORゲート95および96が挿入されているので、レイ
アウト上の連続性が失われる。これに加えて、特定の生
成多項式〇 (X)に基づいた誤り検出回路のみしか知
られていなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされ
たもので、半導体基板上に規則的な回路レイアウトを有
する誤り検査コード生成装置および伝送誤り検出装置を
形成することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)の発明に係る誤り検査コード生成装置は、
予め定められたn段(nは整数)のシフトレジスタ手段
と、n段のシフトレジスタ手段の各々に所定の初期値を
設定するための初期値設定手段と、第n番目のシフトレ
ジスタ手段の出力信号と予め定められた第1番目(i<
n、iは整数)のシフトレジスタ手段の出力信号との一
致を検出する第1の一致検出手段と、第1の一致検出手
段の出力信号と予め定められた第j番目(j<i。
jは整数)のシフトレジスタ手段の出力信号との一致を
検出する第2の一致検出手段と、第2の一致検出手段の
出力信号と送信されるべきデータとの一致を検出する第
3の一致検出手段とを含む。
第1番目のシフトレジスタ手段は第3の一致検出手段か
らの出力信号を受けるように接続される。
さらに、この誤り検査コード生成装置は、第1番目のシ
フトレジスタ手段の入力信号と第2の一致検出手段の出
力信号との一致を検出する第4の一致検出手段を含む。
請求項(2)の発明に係る伝送誤り検出装置は、送信さ
れるべきデータに所定の生成多項式に基づいた演算によ
り得られた誤り検査コードが加えられた送信信号を受信
する受信手段と、予め定められたn段(nは整数)のシ
フトレジスタ手段と、n段のシフトレジスタ手段に所定
の初期値を設定する初期値設定手段と、第n番目のシフ
トレジスタ手段の出力信号と予め定められた第1番目(
i<n、iは整数)のシフトレジスタ手段の出力信号と
の一致を検出する第1の一致検出手段と、第1の一致検
出手段の出力信号と予め定められた第j番目(j<i、
jは整数)のシフトレジスタ手段の出力信号との一致を
検出する第2の一致検出手段と、第2の一致検出手段の
出力信号と受信手段によって受信された受信信号との一
致を検出する第3の一致検出手段とを含む。第1番目の
シフトレジスタ手段は第3の一致検出手段からの出力信
号を受けるように接続される。さらに、この伝送誤り検
出装置は、各々のn段のシフトレジスタ手段に入力され
る入力信号の一致を検出する第4の一致検出手段を含む
[作用] 請求項(1)および(2)の発明における誤り検査コー
ド生成装置および伝送誤り検出装置では、初期値設定手
段が所定の初期値をn段のシフトレジスタ手段の各々に
予め設定する。n段のシフトレジスタ、第1、第2およ
び第3の一致検出手段により所定の生成多項式に基づい
た演算回路が構成される。連続したn段のシフトレジス
タ手段の間には何らの回路要素が接続されないので、こ
の誤り検査コード生成装置および伝送誤り検出装置は半
導体基板上で規則的な回路レイアウトを構成する。
[発明の実施例コ 第2図は、HDLC送信器として適用可能な送信装置の
一例を示すブロック図である。第2図を参照して、この
送信装置は、FCSエンコーダ200と、16ビツトカ
ウンタ201と、カウンタ制御器202と、フレームF
IFOメモリ203と、連続した5つの「1」を検出す
るための検出器204と、FIFO制御器205と、フ
ラグ発生器206とを含む。この送信装置では、FCS
コードの生成が行なわれ、生成されたFCSコードが送
信されるべきデータに付加される。これに加えて、「1
」がデータとして連続的に含まれる場合の「0」を挿入
するための機能や、オープニングフラグおよびクロージ
ングフラグを付加するための機能がこの送信装置中に設
けられる。
動作において、2相のノンオーバラップクロック信号φ
、およびφ2が外部的にこの送信装置に常に与えられる
。まず、リセット信号RSが与えられ、送信装置がリセ
ットされる。次に、セットi号sTがFCSエンコーダ
200に与えられ、FCSエンコーダ200中の16ビ
ツトのシフトレジスタ(図示せず)に予め定められた初
期値がセットされる。
次に、モード信号MDがFCSエンコーダ200に与え
られ、HDLC信号としてのアドレスフィールド、制御
フィールドおよび情報フィールドを構成する入力データ
DIがFCSエンコーダ200に与えられる。FCSエ
ンコーダ200は、クロック信号φ1およびφ2に応答
して動作し、処理されたデータ、すなわち、FCSコー
ドが付加されたデータをフレームFIFOメモリ203
および検出器204に与える。
入力データDIの最後のビットが入力された直後に、モ
ード信号MDが立下がる。カウンタ制御器202は信号
MDの立下がりに応答して16ビツトカウンタ201の
駆動を開始させる。したがって、FCSエンコーダ20
0は、信号MDが立下がった直後から、16ビツトのF
CSコードを出力する。カウンタ201のカウント値が
16に達したとき、カウンタ201はカウントアツプ信
号CUをカウンタ制御器202およびFIFO制御器2
05に与える。カウンタ制御器202は、この信号CU
に応答して16ビツトカウンタ201をリセットし、か
つ、その動作を停止させる。
検出器204は、FCSエンコーダ200の出力信号に
含まれる連続した5つの「1」の存在を検出し、検出信
号をFIFO制御器205に与える。FIFO制御器2
05は、フレームFIFOメモリ203中にストアされ
ている連続した5つの「1」の直後に「0」を挿入させ
る。したがって、フレームFIFOメモリ203から0
挿入処理がなされたアドレスフィールド、制御フィール
ド、情報フィールドおよびFCSフィールドのデータが
出力される。フレームFIFOメモリ203から出力デ
ータはフラグ発生器206によりオープニングフラグお
よびクロージングフラグが付加された後出力データDo
として出力される。
第3図は、HDLC受信器として適用可能な受信装置の
一例を示すブロック図である。第3図を参照して、この
受信装置は、データ検出器301と、フラグ検出器30
2と、タイムフィル検出器303と、8ビツトのシフト
レジスタ304と、FCSデコーダ300と、クロック
制御器305と、0削除器306と、FIFO制御器3
07と、フレームFIFOメモリ308とを含む。この
受信装置は、オープニングフラグおよびクロージングフ
ラグの検出機能および削除機能と、タイムフィルの検出
機能と、送信装置によって挿入された「0」を削除する
ための0削除機能と、伝送誤り検出機能とを有する。
動作において、2相のノンオーバラップクロツタ信号φ
1およびφ2がこの受信装置に常に外部的に与えられる
。まず、リセット信号R3はこの受信装置に与えられ、
この受信装置に含まれる各回路がリセットされる。受信
信号から得られたデ−夕DIが入力データとして8ビツ
トシフトレジスタ304に与えられる。シフトレジスタ
304中にストアされているデータはフラグ検出器30
2およびタイムフィル検出器303により常に監視され
ている。フラグ検出器302は入力データDIに含まれ
るフラグを検出し、検出信号をデータ検出器301に与
える。タイムフィル検出器303も、入力データDIに
含まれるタイムフィルを検出し、検出信号をデータ検出
器301に与える。データ検出器301は、フラグ検出
器302によりフラグが検出されたとき、そのフラグに
続く8ビツトのデータがフラグでなく、かつ、タイムフ
ィルでない場合に、そのフラグに続くデータを必要なデ
ータと判断する。その判断信号DSがFCSデコーダ3
00およびクロック制御器305に与えられる。
クロック制御器305は、クロック信号φ1およびφ2
を受けるように接続される。このタロツク制御器305
は、フラグまたは0挿入されたrOJが検出されたとき
のみクロック信号φ1およびφ2を出力する。O削除器
306は、連続したアドレスフィールド、制御フィール
ド、情報フィールドおよびFCSフィールドに含まれる
連続した5つのrlJを削除し、削除されたデータをF
CSデーダ300およびフレームFIFOメモリ308
に与える。
FCSデコーダ300は、「0」が削除されたデータを
受け、伝送路において生じた伝送誤りの有無を検出し、
検出信号ERをFIFO制御器307に与える。FIF
O制御器307は、フレームFIFOメモリ308を制
御するためクロック信号およびコントロール信号をFI
FOメモリ308に与える。フレームFIFOメモリ3
08は、0削除器306を介してアドレスフィールド、
制御フィールドおよび情報フィールドが含まれたデータ
を受け、出力データDoを出力する。
第1A図は、この発明の一実施例を示し、かつ、第2図
に示したFCSエンコーダ200を示す回路図である。
第1A図を参照して、このFCSエンコーダは、16段
にカスケードされたシフトレジスタエないし16と、制
御信号のためのゲート回路40と、EXORゲート20
ないし24と、NANDゲート25と、インバータ26
とを含む。
ゲート回路40は、NANDゲート41および42と、
インバータ43ないし45とを含む。ゲート回路40は
、セット信号STと、クロック信号φ1とを受けるよう
に接続される。各シフトレジスタ1ないし16は、クロ
ック信号φ2を受けるように接続される。EXORゲー
ト21およびNANDゲート25はそれぞれモード信号
MDを受けるように接続される。EXORゲート22の
一方入力にアドレスフィード、制御フィールドおよび情
報フィールドが含まれた入力データDIが与えられる。
EXORゲート20を介してFCSフィールドのデータ
(FCSコード)が出力される。
第1B図は、第1A図に示されたFCSエンコーダの動
作を説明するためのタイミング図である。
第1A図および第1B図を参照して、次に動作について
説明する。
まず、ゲート回路40に高レベルのセット信号STが与
えられ、各シフトレジスタ1ないし16中には次の式(
13)に示された初期値がセットされる。
シフトレジスタ1ないし16−11111100000
1100011・・・(13) なお、このときモード信号MDは低レベルである。シフ
トレジスタエないし16中に初期値が設定された後、モ
ード信号MDが立上がる。これと同時に、HDLC信号
を構成するアドレスフィールド、制御フィールドおよび
情報フィールドからなる入力データDIがEXORゲー
ト22に与えられる。入力データDIは2相のクロック
信号φlおよびφ2に同期してこの送信装置に入力され
る。モード信号MDが立下がるまでは入力されたデータ
DIが順次出力データDXとして出力される。
入力データの最後のビットが入力された後モード信号M
Dが立下がる。信号MDが立下がった後は、任意の16
ビツトのデータが入力データDIとして入力される。f
モ意のデータが与えられている16ビツト分の期間にお
いて、16ビツトのFCSコード1ないし16が出力デ
ータDXとしてEXORゲート20から出力される。
第4A図は、この発明の別の実施例を示すCRCエンコ
ーダを示す回路図である。このCRCエンコーダは、第
2図に示したFCSエンコーダ200の代わりに適用す
ることによって、CRCコードを付加することが可能な
送信装置が得られる。
第4A図を参照して、このCRCエンコーダは、第1A
図に示したFCSCSエン−ダからEXORゲート21
が除かれ、かつ、各シフトレジスタエないし16に初期
値を与えるためのすべての配線が接地に接続されている
第4B図は、第4A図に示したCRCエンコーダの動作
を説明するためのタイミング図である。
第4A図および第4B図を参照して、次に動作について
説明する。
まず、高レベルのセット信号STが与えられ、すべての
シフトレジスタ1ないし16中に「0」が初期値として
入力される。このとき、モード信号MDは低レベルであ
る。次に、モード信号MDが立上がり、入力データDI
がEXORゲート22に与えられる。この後の動作は、
FCSCSコード31ないしRC516の代わりにCR
CコードCRC1ないしCRC16がデータビットの後
に付加されることを除いてFCSエンコーダの場合と同
様であり、したがって説明が省略される。
第5図は、第1A図に示したFCSエンコーダおよび第
4A図に示したCRCエンコーダ中に適用されるシフト
レジスタの一例を示す回路図である。第5図を参照して
、このシフトレジスタは、各々が2つのインバータによ
って構成されたフリップフロップ101および102と
、3つのトランスミッションゲート103ないし105
とを含む。このシフトレジスタに入力される入力信号S
1ないしS5および出力信号S6は、FCSエンコーダ
およびCRCエンコーダに用いられた場合の対応を明確
にするために、その参照記号が第1A図および第4A図
中に示されている。なお、第5図に示したシフトレジス
タは、後に説明するFCSデコーダおよびCRCデコー
ダにも適用される。
第1C図は、この発明の一実施例を示すFCSデコーダ
の回路図である。このFCSデコーダは、第3図に示し
たHDLC受信装置中のFCSデコーダ300として適
用される。第1C図を参照して、このFCSデコーダは
、16段にカスケードされたシフトレジスタエないし1
6と、制御信号のためのゲート回路40と、3つのEX
ORゲート17ないし19と、インバータ31ないし3
5と、各シフトレジスタ1ないし16の入力信号に応答
して伝送誤りを検出するための検出回路50を含む。検
出回路50は、シフトレジスタ1ないし16の入力信号
を並列に受けるように接続されたNANDゲート51と
、NANDゲート52と、インバータ53とを含む。各
シフトレジスタ1ないし16として、第5図に示された
シフトレジスタが適用される。
第1D図は、第1C図に示したFCSデコーダの動作を
説明するためのタイミング図である。第1C図および第
1D図を参照して、次に動作について説明する。
まず、高レベルのセット信号STが与えられ、各シフト
レジスタ1ない16中に前述の式(13)によって表わ
された初期値が入力される。このとき、伝送誤り検出を
命令するためのイネーブル信号ENは低レベルである。
したがって、検出結果を示すエラー信号ERも低レベル
である。初期値がシフトレジスタ1ないし16中にスト
アされた後、2相のノンオーバラップクロック信号φ1
およびφ2に応答して受信信号に含まれるアドレスフィ
ード、制御フィールド、情報フィールドおよびFCSフ
ィールドからなる入力データDXがEXORゲート17
に入力される。したがって、入力データDXにはデータ
ビットに加えてFCSCSコード3LないしFC316
が付加されている。
FCSコードの最後のビット、すなわち、FC816が
入力データDXとして入力された直後にイネーブル信号
ENが立上げられる。信号ENの立上がりに応答して検
出回路50は検出結果を示すエラー信号ERを出力する
。伝送誤りが検出されたときは高レベルの信号ERが出
力され、伝送誤りが検出されないときは低レベルの信号
ERが出力される。なぜならば、伝送誤りが存在しない
場合には、FCSl6が入力された直後のシフトレジス
タ1ないし16中のデータが次の式(14)に示された
値と等しいからである。
シフトレジスタエないし18−11111011100
0011111(14) 第6A図は、この発明の別の実施例を示すCRCデコー
ダの回路図である。このCRCデコーダを第3図に示し
たFCSデコーダ300の代オ〕りに適用することによ
り、CRCコードが付加された受信データから伝送誤り
を検出することができる。第6A図を参照して、このC
RCデコーダは、第1A図に示したFCSデコーダから
インバータ31ないし35が除かれ、かつ、シフトレジ
スタ1ないし16に初期値を設定するためのすべての配
線が接地に接続されている。これに加えて、第1A図に
示したNANDゲート51の代わりにNORゲート54
およびインバータ55が接続されている。
第6B図は、第6A図に示したCRCデコーダの動作を
説明するためのタイミング図である。第6A図および第
6B図を参照して、次に動作について説明する。
まず、高レベルのセット信号STが与えられ、すべての
シフトレジスタ1ないし16中に「0」が初期値として
ストアされる。このときイネーブル信号ENは低レベル
である。次に、セット信号STが立下げられ、受信信号
に含まれたデータが入力データDXとしてEXORゲー
ト17に与えられる。この後の動作は、第1C図に示し
たFCSデコーダの場合と同様であるので説明が省略さ
れる。但し、この場合はCRCコードCRC1ないしC
RC16がFCSlないしRC316の代わりにデータ
ビットの後に付加されている。
次に、第7八図ないし第9図を参照して、第1A図に示
したFCSエンコーダおよび第4A図に示したCRCエ
ンコーダにおいて用いられている割算回路および乗算回
路について説明する。
第7A図は、割算回路を示す回路図である。第7A図を
参照して、この割算回路は、16段のシフトレジスタ1
ないし16と、EXORゲート17ないし19とを含む
第7B図は、第7A図に示した割算回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。第7A図および第7B図
を参照して、この割算回路の動作について説明する。な
お、以下の説明では、入力データDIとして前述の式(
12)により表わされたデータが与えられるものとする
まず、第7A図に示したシフトレジスタエないし16中
に「0」が与えられ、すべてのシフトレジスタエないし
16がリセットされる。次に、時刻t1からt24まで
入力データDIがEXORゲート17に与えられる。時
刻toないしt24における期間の各シフトレジスタ1
ないし16の出力ノードの変化が第7B図に示される。
第19C図に示した演算図と第7B図に示したタイミン
グ図とを比較すると、出力データDOとして入力データ
DIにX16を乗じその積を生成多項式〇 (X)によ
り割算したときの商が出力されていることがわかる。第
7A図に示した割算回路から理解されるように、各シフ
トレジスタ1ないし16によるシフト動作によってはス
トアされたビットは反転されない。したがって、シフト
レジスタ1ないし16によりDI・X16をG (X)
により割算したときの商がシフトされることになる。
第8A図は、乗算回路を示す回路図である。第8A図を
参照して、この乗算回路は、16段のシフトレジスタ1
ないし16と、EXORゲート54ないし56とを含む
第8B図は、第8A図に示した乗算回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。第8A図および第8B図
を参照して、この乗算回路の動作について説明する。
この乗算回路の入力データDIとして第7A図に示した
割算回路により得られた商Q (X)が入力されるもの
とする。すなわち、Q (X)は次の式(15)により
表わされる。
Q (X) −101011101100110111
100100・・・(15)まず、すべてのシフトレジ
スタ1ないし16中に予め「0」がストアされる(時刻
tl)。次に、時刻t1からt24までの期間において
式(15)により表わされたデータQ (X)が入力デ
ータDIとして与えられる。時刻t1ないしt24まで
の期間における各シフトレジスタ1ないし16の出力ノ
ードN1ないしN16におけるデータの変化が第8B図
に示される。
第8B図に示した出力データDoは、式(12)により
表わされた入力データDIと一致していることがわかる
。これに加えて、第7B図および第8B図を比較すると
、第8A図に示したシフトレジスタ1ないし16の各タ
イミングにおける値が第7A図に示したシフトレジスタ
1ないし16の対応するタイミングにおける値と完全に
一致している。したがって、第7A図に示した割算回路
と第8A図に示した乗算回路とを組合わせことにより第
9A図に示したCRCエンコーダが得られる。
第9A図を参照して、このCRCエンコーダは、16段
のシフトレジスタ1ないし16と、EXORゲート17
ないし19と、NANDゲート52と、インバータ53
と、EXORゲート54ないし56とを含む。
動作において、最初に、すべてのシフトレジスタエない
し16中に「0」がストアされる。次に、高レベルのモ
ード信号MDがNANDゲート52に与えられる。入力
データDIをEXORゲート17に与えることにより、
同時にDI−X16をG (X)により割算したときの
商Q (X)がノードNOにおいて得られる。商Q (
X)はシフトレジスタ1に順次入力され、第7B図に示
したように与えられた商Q (X)がシフトレジスタ1
6に向かってシフトされる。このことは、乗算回路中に
商Q (X)を入力することに相当する。したがって、
Q (X)の最後のビットがシフトレジスタ1に入力し
終わるまで入力デされたデータが出力データDOとして
出力される。
商Q (X)の最後のビットが入力されたときモード信
号MDが立下がられる。すなわち、信号MDの立下がり
の後ノードNOが常に「0」に保持される。その結果、
16個の「0」が順次シフトレジスタ1に与えられるこ
とになり、出力データDoとして16ビツトのCRCコ
ードが出力される。
第9A図に示したCRCエンコーダでは、ノードNO,
N4.NilおよびN16における各データのmod2
による加算により出力データD。
が得られる。したがって、第9A図に示したCRCエン
コーダの回路構成を簡単化することにより、第4A図に
示したCRCエンコーダを得ることができる。
次に、第4A図に示したCRCエンコーダを数式を用い
て解析する。このCRCエンコーダは式(10)により
表わされた生成多項式〇 (X)に従って構成される。
データD (X)にXI6を乗じた積をG (X)によ
り割算すると、商Q (X)および余りCRC(X)が
得られる。したがって、次の式によって表わされた関係
が成り立つ。
D  (X)−X”  −Q  (X)−G  (X)
十CRC(X)  ・・・(16) ここで、士はmod2に従った加算、・はm。
d2に従った乗算を示す演算子である。
式(16)の両辺にmod2に従った加算によりCRC
(X)を加算すると次の式(17)が得られる。
D (X)−X” +CRC(X)−Q (X)・G 
(X) ・・・(17) 式(17)の左辺は、シリアルデータD (X)の最後
のビットに続いてCRCコードCRC(X)が付加され
たデータを示す。したがって、商Q(X)にG (X)
を乗じることにより、式(17)に示された左辺が得ら
れる。
乗算回路の入力データをg (X) 、出力データをf
 (X)とすると、f (X)は次式により表わされる
f  (X) −g (X)  ・G (X)7X+ 
6・・・(18)ここで、/はmod2に従った割算の
演算子を示す。
次の式(1つ)の条件の下で、式(18)および(19
)の連立方程式を解くと、式(20)が得られる。
f  (X)−D  (X)  ・Xl 6  +CR
C(X)・・・ (19) g  (X)  −Q  (X)  ・xl 6   
    ・・・ (20)すなわち、第1段目のシトレ
ジスタ1にQ (X)・X16を与えることにより、出
力データDXとしてD (X) ・XI 6+CRC(
X)が得られることがわかる。
次に、一般化されたFCSエンコーダについて、生成多
項式G (X)とシフトレジスタユないし16中に設定
されるべき初期値との関係について説明する。第9B図
は、一般化して表現されたFCSエンコーダを示す回路
図である。第9B図を参照して、このFCSエンコーダ
は、m段のシフトレジスタ1ないしmと、シフトレジス
タ1ないしm−1の出力信号を選択するためのANDゲ
ート501ないし50 m−1と、ANDゲート501
ないし50m−1の出力に接続されたEXORゲート6
01ないし60m−1とを含む。この図において、選択
信号g、ないしgm−+はシフトレジスタユないしm−
1の出力信号を選択するための選択信号である。
生成多項式G (X)は、一般に次式により表現するこ
とができる。
G (X)−X’   (Σgi−X−基+x−”+1
)+”1 ・・・(21) 但し、gi−1またはO 今、nビットのランダムデータをD (X)として、次
式により表わす。
D (X)−ΣDj−xj−1     ・・・(22
)コlIO 但し、Dj−1または0 また、mビットの定ベクトルをK (X)として、次式
により表わす。
但し、Kk−1またはO ここで、X″′・D (X)を生成多項式G (X)に
よりmod2に従う割算を実行すると、その余りCRC
I (X)は次式により表わされる。
CRCI (X)−Σ CRCL  ・Xl−1−1 ・・・(24) 但し、CRCle −1または〇 一方、K (X) ・X”を生成多項式G (X)によ
りmod2に従った割算を実行すると、その余りCRC
2(X)は次式により表わされる。
(25) 但し、CRC2h −1または0 FCSコードFCX (X)は次式により表わされる。
・・・ (26) したがって、シフトレジスタ1ないしmに設定されるべ
き初期値をi、ないし1ITlとすると、次の行列式(
27)により表わされた関係が成り立つ。
上記の一般式の適用例として第1A図に示したFCSエ
ンコーダを説明することができる。すなわち、CCIT
Tによって勧告されたFe2において、次式によって表
わされた関係が要求される。
・・・ (28) すなわち、生成多項式〇 (X)は、具体的には、式(
28)および(29)により表わされた関係を行列式(
27)に適用することにより、次の式(30)が得られ
、したがって式(31)により表わされた初期値が求め
られる。これらの初期値は、第1A図に示したFCSエ
ンコーダにおいて用いられている。
よって、 第10図は、この発明の別の実施例を示すFCSエンコ
ーダの回路図である。このFCSエンコーダを第2図に
示したFCSエンコーダ200として適用することがで
きる。第10図を参照して、このFCSエンコーダは、
i4A図に示したCRCエンコーダと同様の回路構成を
有する2つのCRCエンコーダ400を含む。これに加
えて、このFCSエンコーダは、前述の式(9)を実行
するための演算回路部60を含む。演算回路部60は、
トランスミッションゲート61および62と、インバー
タ63および64と、EXORゲート65とを含む。第
10図に示したRCSエンコーダにおいて式(9)に示
した演算が行なわれ、FCSコードが付加されたデータ
が出力データDoとして出力される。
上記の記載では、入力データDIがシリアルに入力され
、かつ、出力データDoがシリアルに出力される場合に
おけるFCSエンコーダおよびFCSデコーダについて
の説明がなされたが、この発明はパラレル入力およびパ
ラレル出力を有するFCSエンコーダおよびFCSデコ
ーダにも適用することができる。
f411図は、パラレル入出力を有するFCSエンコー
ダを示す回路図である。第11図を参照して、このFC
Sエンコーダは、シフトレジスタ1ないし16と、EX
ORゲート117ないし143と、ゲート回路40と、
インバータ149ないし164とを含む。このFCSエ
ンコーダも式(10)により規定された生成多項式G 
(X)に基づいている。
第12図は、第11図に示したFCSエンコーダの動作
を説明するためのタイミング図である。
また、第13図は、第11図に示したFCSエンコーダ
から出力されるデータストリームを示す模式図である。
第11図ないし第13図を参照して、次にこのFCSエ
ンコーダの動作について説明する。
このFCSエンコーダは、m+1ビツト(m+1=nオ
クテツト;nは正の整数)データが8ビツトずつパラレ
ルに入力され、16ビツトのFCSコードFC5Oない
しFe215をパラレルに出力する。2相のノンオーバ
ラップクロック信号φ1およびφ2は常に与えられる。
まず、高レベルのセット信号STが与えられ、各シフト
レジスタ1ないし16はこの信号STに応答して前述の
式(13)により表わされた初期値にセットされる。こ
の後セット信号STが立下げられ、入力端子INOない
しIN7を介してデータビットDATAmないしDAT
An−7がパラレルに入力される。これに続いて8ビツ
トのデータビットがパラレルに繰返して入力される。最
後のデータビットDATA?ないしDATAOが入力さ
れた次のクロックサイクルにおいて任意のデータビット
が入力端子INOないしIN7に与えられる。このクロ
ックサイクルにおいて16ビツトのFCSコードFC5
OないしFe215がパラレルに出ツノされる。このF
CSエンコーダにより得られたFCSコードFC3Oな
いしFC815は第13図に示した伝送順序に従って伝
送される。
第14図は、パラレル入出力を有するCRCエンコーダ
を示す回路図である。第14図を参照して、このCRC
エンコーダは、第11図に示したFCSエンコーダから
インバータ149ないし164から除かれている。
第15図は、第14図に示したCRCエンコーダの動作
を説明するためのタイミング図である。
また、第16図は、このCRCエンコーダから出力され
るデータストリームを示す模式図である。
第14図ないし第16図を参照して、次に動作について
説明する。
2相のノンオーバラップクロツタ信号φ1およびφ2は
常に与えられる。まず、高レベルのセット信号STが与
えられ、各シフトレジスタ1ないし16は信号STに応
答してrOJが入力される。
次に、セット信号STが立下げられ、この後FCSエン
コーダの場合と同様の動作が行なわれる。
その結果、最後のデータビットDATA7ないしDAT
AOが入力された直後のクロックサイクルにおいてCR
CコードCRCOないしCRC15がパラレルに出力さ
れる。出力されたCRCコードCRCOないしCRCl
 5は、第16図に示された伝送順序に従って、すなわ
ち、データビットDATAmないしDATAOの後に付
加されて伝送される。
以上のように、第1A図に示したFCSエンコーダおよ
び第1C図に示したFCSデコーダを用いることにより
CCITTにより勧告された伝送誤り検出方式を満たす
送信装置および受信装置が得られた。第1A図に示され
たFCSエンコーダおよび第1C図に示したFCSデコ
ーダにおいて、16段のカスケードされたシフトレジス
タ間にはEXORゲートなどのような論理素子を接続す
る必要がないので、半導体チップ上にこれらの回路を形
成した際の規則的なレイアウトが得られる。
第4A図に示したCRCエンコーダおよび第6A図に示
したCRCデコーダについても同様の効果を得ることが
できる。これらのFe2およびCRCのためのエンコー
ダおよびデコーダは、特定の生成多項式に基づいたもの
であるが、第9B図に関して説明したように、シフトレ
ジスタ間ないし16の初期値およびEXORゲートの接
続場所を制御することにより他の生成多項式により要求
されるデコーダにもこの発明を適用することができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、予め定められたn段
のシフトレジスタ手段間に何ら論理素子を接続する必要
がないので、半導体基板上に形成された場合における規
則的な回路レイアウトを有する誤り検査コード生成装置
および伝送誤り検出装置が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、この発明の一実施例を示すFCSエンコー
ダの回路図である。第1B図は、第1A図に示されたF
CSエンコーダの動作を説明するタイミング図である。 第1C図は、この発明の一実施例を示すFCSデコーダ
を示す回路図である。 第1D図は、第1C図に示したFCSデコーダの動作を
説明するためのタイミング図である。第2図は、HDL
C送信器として適用可能な送信器の−例を示すブロック
図である。第3図は、HDLC受信機として適用可能な
受信装置の一例を示すブロック図である。第4A図は、
この発明の別の実施例を示すCRCエンコーダの回路図
である。 第4B図は、第4A図に示したCRCエンコーダの動作
を説明するためのタイミング図である。第5図は、シフ
トレジスタの一例を示す回路図である。第6A図は、こ
の発明の別の実施例を示すCRCデコーダの回路図であ
る。第6B図は、第6A図に示したCRCデコーダの動
作を説明するためのタイミング図である。第7A図は、
割算回路の回路図である。第7B図は、第7A図に示し
た割算回路の動作を説明するためのタイミング図である
。第8A図は、乗算回路を示す回路図である。 第8B図は、第8A図に示した乗算回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。第9A図は、CRCエン
コーダの別の例を示す回路図である。 第9B図は、−膜化して表現されたFCSエンコーダを
示す回路図である。第10図は、FCSエンコーダの別
の例を示す回路図である。第11図は、パラレル入出力
を有するFCSエンコーダを示す回路図である。第12
図は、第11図に示したFCSエンコーダの動作を説明
するためのタイミング図である。第13図は、第11図
に示したFCSエンコーダから出力されるデータストリ
ームを示す模式図である。第14図は、パラレル入出力
を有するCRCエンコーダを示す回路図である。第15
図は、第14図に示したCRCエンコーダの動作を説明
するためのタイミング図である。 第16図は、第14図に示したCRCエンコーダから出
力されるデータストリームを示す模式図である。第17
A図は、CRCコードを割算により求めるための演算図
である。第17B図は、HDLC信号の送受信を説明す
るための概念図である。 m 17 C図は、HDLC信号のフレームフォーマッ
トを説明するフォーマット図である。第18A図は、従
来の割算回路の一例を示す回路図である。 第18B図は、第18A図に示した割算回路の動作を説
明するためのタイミング図である。第18C図は、第1
8A図に示した割算回路による演算を実行するための演
算図である。第19A図は、従来の割算回路の別の例を
示す回路図である。第19B図は、第19A図に示した
割算回路の動作を説明するためのタイミング図である。 第19C図は、第19A図に示した割算回路による演算
を実行するための演算図である。 図において、1ないし16はシフトレジスタ、17ない
し19はEXORゲート、40はゲート回路、50は伝
送誤り検出回路である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の生成多項式に基づいて、送信されるべきデ
    ータに応答して伝送誤りを検査するための誤り検査コー
    ドを生成する誤り検査コード生成装置であって、 予め定められたn段(nは整数)のシフトレジスタ手段
    と、 前記n段のシフトレジスタ手段の各々に所定の初期値を
    設定するための初期値設定手段と、第n番目のシフトレ
    ジスタ手段の出力信号と予め定められた第i番目(i<
    n、iは整数)のシフトレジスタ手段の出力信号との一
    致を検出する第1の一致検出手段と、 前記第1の一致検出手段の出力信号と予め定められた第
    j番目(j<i、jは整数)のシフトレジスタ手段の出
    力信号との一致を検出する第2の一致検出手段と、 前記第2の一致検出手段の出力信号と前記送信されるべ
    きデータとの一致を検出する第3の一致検出手段とを含
    み、 第1番目のシフトレジスタ手段は前記第3の一致検出手
    段からの出力信号を受けるように接続され、 前記第1番目のシフトレジスタ手段の入力信号と前記第
    2の一致検出手段の出力信号との一致を検出する第4の
    一致検出手段を含む、誤り検査コード生成装置。
  2. (2)送信装置から送信された送信信号に応答して伝送
    系において生じた伝送誤りを検出する伝送誤り検出装置
    であって、前記送信信号は、送信されるべきデータと、
    所定の生成多項式に基づいた演算により得られた誤り検
    査コードとを含み、前記送信装置からの送信信号を受信
    するための受信手段と、 予め定められたn段(nは整数)のシフトレジスタ手段
    と、 前記n段のシフトレジスタ手段の各々に所定の初期値を
    設定するための初期値設定手段と、第n番目のシフトレ
    ジスタ手段の出力信号と予め定められた第i番目(i<
    n、iは整数)のシフトレジスタ手段の出力信号との一
    致を検出する第1の一致検出手段と、 前記第1の一致検出手段の出力信号と予め定められた第
    j番目(j<i、jは整数)のシフトレジスタ手段の出
    力信号との一致を検出する第2の一致検出手段と、 前記第2の一致検出手段の出力信号と前記受信手段によ
    って受信された受信信号との一致を検出する第3の一致
    検出手段とを含み、 第1番目のシフトレジスタ手段は前記第3の一致検出手
    段からの出力信号を受けるように接続され、 各々の前記n段のシフトレジスタ手段に入力される入力
    信号の一致を検出する第4の一致検出手段を含む、伝送
    誤り検出装置。
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