JPH0321913A - 走査型顕微鏡装置 - Google Patents

走査型顕微鏡装置

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JPH0321913A
JPH0321913A JP15786589A JP15786589A JPH0321913A JP H0321913 A JPH0321913 A JP H0321913A JP 15786589 A JP15786589 A JP 15786589A JP 15786589 A JP15786589 A JP 15786589A JP H0321913 A JPH0321913 A JP H0321913A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、走査型顕微鏡装置に関する。
(従来の技術) 従来から、解像力の高い顕微鏡装置として、微小なスポ
ット状に収束した光束を2次元的に偏向して試料を高速
に走査し、試料からの反射光または透過光を電気信号に
変換して試料の画像をi!iる走査型顕微鏡装置が実用
化されている。
第20図は、このような従来の走査型顕微鏡装置の一例
の構戊を示すもので、光源例えばレーザ光源1からの光
ビーム2は、リレーレンズ3、/\一フミラー4を経て
、振動ミラーX5および振動ミラーY6により 2次元
方向に偏向され、対物レンズ7によって集光されて試料
8に照射される。
また、試利8からの反射光9は、対物レンズ7、振動ミ
ラーY6、振動ミラーX5、ハーフミラー4と、照射ビ
ームと同じ経路を逆にたどり、アバーチャ−10を通っ
て検出器例えばフォトマルチブライヤ−11に入射する
。そして、このフォトマルチプライヤ−11によって光
電変換された電気信号を処理して試料の画像を得るよう
構成されている。
上記構成の従来の走査型顕微鏡装置では、図中点線で示
すように、レンズの収差等により発生した迷光(不所望
部位からの反射光等)は、アバーチャ−10により阻止
されフォトマルチブライヤ−11に入射しないよう構成
されている。すなわち、試料8の所望部位(光ビーム2
照射部位)からの反射光のみがフォトマルチプライヤ−
11により検出されるいわゆるビンホール効果が実現さ
れており、迷光の影響を受けない解像力の高い画像を得
ることができる。
しかしながら、このような従来の走査型顕微鏡装置では
、光ビームの走査および検出に時間を要し、例えば25
GX  250画素のモニタに画面を表示するためには
、1画面65秒程度要するという問題がある。また、画
素間の位置精度は、2次元の偏向装置の精度によるが、
偏向装置の偏向角度の精度を高く維持することが困難な
ため、モニタに表示される画像に歪みが生じるという問
題もあった。
そこで、例えば特開昭81−80215号公報では、高
速な光ビームの走査および検出を可能とするため、光ビ
ームの走査に偏向素子として例えば音響光学偏向素子を
用い、光電変換手段として1次元イメージセンサを用い
た装置が提案されている。すなわち、この装置では、1
次元イメージセンサ上の信号を一括して検出できるため
、前述した装置に較べて大幅な高速性の向上を実現する
ことができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の1次元イメージセンサを
用いた装置では、モニタ上に表示される2次元の画像の
うち1次元方向のビンホール効果しか実現されない。す
なわち、1次元イメージセンサ上で隣接する光電変換素
子間には、迷先の影響による解像力の低下が生じるとい
う問題がある。
また、1次元イメージセンサ上の充電変換素子の位置が
一定であるため、モニタ上に表示される2次元の画像の
うち1次元方向の画像歪みは、これらの光電変換素子の
位置により補正されるが、これと直交する方向について
は、偏向手段の偏向角度の精度によっており、依然とし
て画像歪みを有するという問題もある。
本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもので
、迷光の影響による解像力の低下および画像歪みが少な
く、かつ高速な表示を行うことのできる走査型顕微鏡装
置を提供しようとするものである。
[発明の横或〕 (課題を解決するための手段) すなわち本発明は、試料に光ビームを走査照射し、受光
手段により前記試料からの反射光あるいは透過光を電気
信号に変換し、この電気信号を処理して前記試料の画像
を得る走査型顕微鏡装置において、前記光ビームを予め
設定した試料の領域に選択的に走査照射するとともに、
この光ビームの照射位置に対応する前記受光素子からの
信号のみを抽出することにより間欠的な画像情報を得、
これらの走査を複数回行うことによって得た複数の間欠
的な画像情報を合或することによって前記試料の画像を
得るように構成したことを特徴とする。
(作 用) 本発明の走査型顕微鏡装置では、先ビームを予め設定し
た試料の領域に選択的に走査照射する。
そして、受光手段、例えば1次元イメージセンサあるい
は2次元イメージセンサの多数の光電変換素子のうち、
この光ビームの照射位置に対応する受光素子からの信号
のみを抽出することにより間欠的な画像情報を得、これ
らの走査を複数回行うことによって得た複数の間欠的な
画像情報を合成することによって試料の画像を得る。
したがって、例えば隣接する受光素子に影響を与えるよ
うな迷光が発生していたとしても、この迷光の影響を受
けることなく、解像力が高く、画像歪みの少ない画像表
示を高速で行うことができる。
(実施例) 以下本発明の走査型顕微鏡装置を図面を参照して実施例
について説明する。
まず、1次元イメージセンサを用いた実施例について説
明する。
第1図に示すように、この実施例の走査型顕微鏡装置で
は、光源例えばレーザ光源21からの光ビーム22は、
コリメートレンズ23経て例えばX方向に光ビーム22
を高速走査する手段としてのAOD24に入射し、この
AOD24からリレーレンズ25、ハーフミラー26を
経て例えばX方向に光ビーム22を走査する手段として
の振動ミラー27に至り、この振動ミラー27から対物
レンズ28を通り試料29に走査、照射される。
そして、試料2つからの反射光30は、対物レンズ28
、振動ミラー27、ハーフミラー26を経て、多数の光
電変換素子を一列に配列してなる1次元イメージセンサ
31に入射するよう構成されている。
この1次元イメージセンサ31によって光M’R換され
た画像信号は、画像信号処理部32に人力され、次のよ
うにして試料2つの画像が得られる。
すなわち、第2図(A)に斜線領域として示すように、
試料2つに対する光ビーム22の走査は、1次元イメー
ジセンサ31の光電変換素子列に対応する方向(X方向
)に対しては高速な走査が可能なAOD24によって行
い、この方向と直交する方向(Y方向)に対しては振動
ミラー27によって行う。
そして、まず、第2図(B)に示すように、AOD24
による光ビーム22の走査照射を例えば充電変換素子列
の 1つおきに対応するよう所定間隔を設けてステップ
ワイズに行い、この光ビーム22の走査領域に対して得
られる1次元イメージセンサ31の画像信号のうち、例
えば光ビーム22の照射部位に対応する光電変換素子列
の1つおきの信号(図中斜線で示す)のみを選択して取
り込み、間欠的な画像情報31aを得る。すなわち、こ
の時図中斜線を付していない領域に対応する1次元イメ
ージセンサ31の光電変換素子からは迷先に相当する信
号が発生するが、これらの信号は用いずに、光ビーム2
2の照射部位に対応する信号のみを選択する。
次に、第2図(C)に示すように、同じY方向位置にお
いて、上記操作において信号を取り込まなかった領域(
第2図(B)において斜線を付していない領域)に対応
する部位に対するAOD24による光ビーム22の走査
照射および信号の取り込みを行い、これらの領域に対応
する間欠的な画像情報31bを得る。
この後、第2図(D)に示すように、上記X方向に対す
るAOD24による2回の光ビーム22の走査照射によ
って得た1次元イメージセンサ31の光電変換素子列の
1つおきの信号、すなわち間欠的な画像情報31a,3
lbを合威し、所定Y方向位置におけるX方向の1次元
画像情報31Cを得る。
そして、振動ミラー27により所定間隔でY方向位置を
移動させながら上記操作を繰り返すことにより、試料2
9の2次元画像情報を得る。
したがって、この実施例の走査型顕W1vt装置では、
1次元イメージセンサ31の隣接する光電変換素子間に
おける迷光によるクロストークの発生を防止することが
でき、鯉像力が高く、画像歪みの少ない画像表示を行う
ことができる(ただし振動ミラー27による掃引方向に
は振動ミラー27の走査精度に起因する画像歪みは残る
)。また、1次元画像情報31cを得るために同じY方
向位置におけるAOD24による 2回の光ビーム22
の走査照射を行わなければならないが、AOD24は、
高速な走査を行うことができるので、充分高速な表示を
行うことができる。さらに、AOD24を1つ用いるだ
けであるので、従来の走査型顕微鏡装置に較べて製造コ
ストの上昇を最小限に押えることができる。
なお、上記実施例では、1次元イメージセンサ31の光
電変換素子をiつおきに対応する如く光ビーム22の走
査照射および信号の取り込みを行う場合について説明し
たが、例えば第3図(A)〜(D)に示すように、1次
元イメージセンサ31の光電変換素子2つおきに対応す
る如く先ビーム22の走査照射行い、対応する2つおき
の画像情報31e,31 f,31gを合威して1次元
画像情報31hを得るように構成することも、あるいは
3つおき以上とすることもできる。この場合、2つおき
あるいは3つおき等と間隔を設けるはど迷光の影響を受
ける可能性は減少するが、光学系の条件等により必要以
上に間隔を設けても実質的に解像力を向上させることは
できず、逆に画像表示に時間を要するようになる。この
ため、上述したく光ビーム22の走査照射および信号の
取り込みを行う間隔は、光学系の条件等により適宜選択
する必要がある。
ところで、上記実施例の走査型顕微鏡装置では、第4図
のグラフに実線で示すように、AOD24の偏向角をス
テップ状に変化させ、これに対応して光ビーム22の走
査照射を選択的にステソブ状に行わせるように意図した
ものであるが、実際高速に走査した場合には、図中点線
で示すようにAOD24の偏向角がステップ状には変化
せず、このため実質的には連続的に掃引した場合と同様
になり、光ビーム22の選択的な照射を行えなくなる可
能性がある。
そこで、第5図に示すようにAOD24に較べてさらに
高速なON/OFF動作を行うことのできる素子例えば
光ビームを強度変調するAOMを組み合せて、例えば第
6図のグラフに示すような離散的かつステップ状の偏向
角の制御を行うことができる。すなわち、この場合、例
えば第7図に示すように、AOD24の前にAOM33
を介挿し、AOD24の偏向角の変化に同期させる如<
AOM33をON/OFFさせる。このように構或すれ
ば光ビーム22の選択的な照射を確実に行うことができ
る。また、AOD24は、その偏向角により光ビーム透
過効率が変わるという特性を有する。したがって、この
AOD24の偏向角毎に、その偏向角におけるビーム透
過効率に応じてAOM33の強度変調を制御することに
より試料29の全走査領域において均一な光強度で光ビ
ーム22の照射を行うよう構成することもできる。
なお、これらの実施例の走査型顕WI鏡装置では、試料
29からの反射光により画像を得るように構成したが、
例えば第8図に示す走査型顕微鏡装置あるいは第9図に
示す走査型顕微鏡装置のように透過光を検出するよう構
成することもできる。
すなわち、第8図に示す走査型顕微鏡装置では、レーザ
光源21からの光ビーム22を1次元イメージセンサ3
1の充電変換素子配列方向と直角な方向(前述したY方
向)へ走査する振動ミラー27および対物レンズ28に
対応して、試料29の裏面側に振動ミラー27aおよび
対物レンズ28aが設けられている。そして、振動ミラ
ー27に同期させて振動ミラー27aを駆動することに
より、1次元イメージセンサ31に試料29を透過した
光ビーム22が入射するよう構成し、この透過光により
前述した実施例と同様にして画像を得る。
一方、第9図に示す走査型顕微鏡装置では、レーザ光源
21からの光ビーム22を前述したY方向へ走査する手
段として両面を鏡面とされた振動ミラー27bを用い、
試料2つを透過し、対物レンズ28aを通過した光ビー
ム22を固定ミラー40a,40b,40cで振動ミラ
ー27bの裏面側へ導き、振動ミラー27bの裏面側で
反射させて1次元イメージセンサ31に入射させるよう
構成されている。
さらに、例えば第10図に示す走査型顕微鏡装置のよう
に、複数例えば2つのレーザ光源21a、2lb,AO
M23a,23bSAOD24a,24b1およびハー
フミラー26a,26bを用いて画像をカラー化するこ
ともできる。この場合AOM23a,23bで1/−ザ
光源21a,21bのどちらか一方を選択し、光ビーム
2 2 a % 22bのうちどららか一方を時分割で
照射する。なお、この場合、第11図に示すように複数
の光ビーム22a122bに対して1つのAOD24を
共用して用いることも可能であるが、AOD24の光ビ
ーム偏向角は、光ビームの波長によって変わるので、こ
の偏向角のずれの補正を行う必要がある。
次に2次元イメージセンサを用いた実施例について説明
する。
第12図に示すように、この実施例の走査型顕微鏡装置
では、光源例えばレーザ光源121からの先ビーム12
2は、コリメートレンズ123を経て例えばX方向に光
ビーム122を高速走査する手段としてのAOD1 2
4 aに入射し、この八〇D 1 24 aからリレー
レンズ125aを経て例えばY方向に光ビーム122を
高速走査する手段としてのAOD12−4bに入射する
。そして、光ビーム122は、このAOD 1 24 
bからリレーレンズ125b,ハーフミラー126、対
物レンズ128を通り試料129に走査、照射されるよ
う構成されている。一方、試料129からの反射光13
0は、対物レンズ128、ハーフミラー126を経て、
多数の光電変換素子を2次元に配列してなる2次元イメ
ージセンサ131に入射するよう構戊されている。
そして、上記2次元イメージセンサ131によって光電
変換された画像信号は、画像信号処理部132に入力さ
れ、次のようにして試料129の画像が得られる。
すなわち、AOD124a,124bのXおよびY方向
への偏向角の制御はレーザ走査制御部140によって行
われるが、試料129に対する光ビーム122の走査照
射は、例えば第13図乃至第15図に斜線領域として示
すように、XおよびY方向へ所定間隔を設けて選択的、
離散的に行われる。そして、前述の1次元イメージセン
サ31を用いた場合と同様に、画像信号処理部132は
、人力された2次元イメージセンサ131からの画像信
号のうち光ビーム122の照射部位に対応する光電変換
素子からの信号のみを選択して取り込み、,第13図乃
至第15図に斜線領域として示すような間欠的な画像情
報129a乃至129Cを得る。そして、同様な光ビー
ム122の選択的な走査照射および照射部位に対応する
信号の選択的な取り込みを斜線領域以外の部位について
行い、これらを合成して試料129の画像を得、表示装
置例えばCRT150に表示する。
したがって、この実施例の走査型顕微鏡装置では、2次
元イメージセンサ131の隣接する光電変換素子間にお
ける迷光によるクロストークの発生を防止することがで
き、解像力が高く、画像歪みの少ない画像表示を行うこ
とができる。また、1画面の画像情報を得るために複数
回の光ビーム122の走査照射を行わなければならない
が、AOD124a,124bは、高速な走査を行うこ
とができるので、充分高速な表示を行うことができる。
このように2次元イメージセンサ131を用いた走査型
顕微鏡装置においても、前述の実施例と同様により確実
な先ビーム122の選択的な照射を行うため、第16図
に示すように、AOD 1 24aの前にAOM133
およびリレーレンズ125cを配置し、AOM133を
ON/OFFするよう構成することもできる。
なお、前述したようにAOD 1 24 a, 1 2
4bは偏向角によって透過効率が変化する特性を有する
。そこで、第16図に示す走査型顕微鏡装置では、ハー
フミラー126aにょリレーザ光源121からの光ビー
ム122の一部をパワーモニタ160に導出し、その強
度を測定してA O M 1 33の強度変調を111
御することにより試料129の全走査領域において均一
な光強度で光ビーム122の照射を行うよう構成されて
いる。この場合、光ビーム122の強度のモニタを、走
査毎に行い、この測定信号をフィードバックしてAOM
13Bの強度変調を制御することも、予め偏光角度によ
る光ビーム122の強度をモニタし、メモリーしておき
AOM13Bの強度変調を制御することもできる。
なお、このように先ビーム122をAOM133と2個
のAOD124a,124bを用いて2次元的に走査し
選択的に照射する走査型顕微鏡装置において、レーザ走
査制御部140および画像処理部132は、例えば第1
7図に示すように構成することができる。
すなわち、レーザ走査制御部140において、光ビーム
122を試料129に選択的に正確に照射するためには
、AOD124a,124bにスイーブジエネレータ等
により連続的な信号を与えるのではなく、ディジタル値
による離散的な制御が必要である。
このためレーザ掃引力ウンタ141によって得られる値
をそれぞれD−A変換器142a,142bによって直
交する 2軸のAOD 1 24 a, 124bに対
する偏向角に応じた指示電圧値に変換する。そして、こ
れらの指示電圧値をV−F変換器143a,143bに
よって周波数に変換し、AOD1 24 a,1 24
 bを制御する。この際AOD124a,124bの偏
向角がリニアになるよう補正回路144a,144bに
よって指示電圧値を補正する。なお、レーザ掃引方向は
2次元イメージセンサ131にインタライン転送型を使
用すれば光電変換素子の引き抜き方向には依存しない。
光ビーム]22の選択的照射は、レーザ掃引力ウンタ1
41の値をコンパレータ145によって光ビーム122
を照射する位置か否かを判断することによって行う。ま
た、この時AOM133のV−F変換器143cに対し
て、捕正回路144Cにより捕正を行い、AOD124
a,124bの偏向角による透過率の違いを補正して、
試料129上での光ビーム122の照射強度が一様にな
るようにする。
また、画像処理部132は、シーケンス制御回路170
からの信号に基づいてレーザ走査制御部140と同期し
て動作する。ただし、インターライン型CCD素子を用
いた場合、垂直プランキング期間に全画素いっせいに垂
直CCDに転送するため、レーザ走査制御部140が帰
引しているデータに対してlフレーム期間遅れたデータ
を入カすることになる。
2次元イメージセンサ131からの出力は、アンブ17
1によってA−D変換器172の入カレベル整形された
後、A−D変換されフレーム●メモリ173のデータと
なる。このデータは、フレーム・メモリ・アドレス・カ
ウンタ174で示されるアドレスのフレーム・メモリ1
73に書き込まれる。この際、レーザを照射しなかった
データは、フレーム・メモリ・アドレス・カウンタ17
4の値をインクリメントするだけでフレーム●メモリ1
73には書き込まない。
このようにして、照射位置を変えながら数回試料129
を走査照射して得られた1画像分の画像情報は、表示回
路175によって読み出され、CRT150に表示され
る。
上述したように2次元イメージセンサ131を用いた走
査型顕微鏡装置においても、例えば第18図に示すよう
に、複数例えば3つのレーザ光源121a〜121c,
3つのコリメータレンズ123a 〜1.23c,  
3つのA O M 1 3 3 a 〜1 33C1 
3つのリレーレンズ125d〜125f,3つのハーフ
ミラー126b〜126d等を用いて波長の異なる3つ
の光ビーム122a〜122Cを照射するよう構成し、
前述の1次元イメージセンサ31を用いた走査型顕微鏡
装置と同様に画像のカラー化を行うことができる。
また、このように画像をカラー化する場合は、例えば第
19図に示すように、ハーフミラー126e,126f
によって光を分離し、3つの2次元イメージセンサ13
1a〜131cによって試料129からの反射光を検出
するよう構成することもできる。
なお、この発明はレーザ光を半導体ウェハに照射して発
生する光起電力を測定する光ブローバや光アニール等に
適用してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の走査型顕微鏡装置によれ
ば、迷光の影響による解像力の低下および画像歪みが少
なく、かつ高速な表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1次元イメージセンサを用いた実施例
の走査型顕微鏡装置の措成を示す図、第2図および第3
図は第1図の走査型顕微鏡装置の動作を説明するための
図、第4図はAODの偏向角と時間の関係を示すグラフ
、第5図はAOMのONノOFF動作を説明するための
グラフ、第6図はAODとAOMとを組み合せた場合の
偏向角と時間の関係を示すグラフ、第7図〜ill図は
1次元イメージセンナを用いた他の実施例の走査型顕微
鏡装置の構或を示す図、第12図は2次元イメージセン
サを用いた実施例の走査型顕微鏡装置の構成を示す因、
第13図〜第15図は第12図に示す走査型顕微鏡装置
の動作を説明するための図、第16図は2次元イメージ
センサを用いた他の実施例の走査型顕微鏡装置の構成を
示す図、第17図は第16図に示す走査型顕微鏡装置の
要部構成を示す図、第18図〜第19図は2次元イメー
ジセンサを用いた他の実施例の走査型顕微鏡装置の横戊
を示す図、第20図は従来の走査型顕微鏡装置の構戊を
示す図である。 21・・・・・・レーザ光源、22・・・・・・光ビー
ム、23・・・・・・コリメートレンズ、24・・・・
・・AOD,25・・・・・・リレーレンズ、26・・
・・・・ハーフミラー 27・・・・・・振動ミラー 
28・・・・・・対物レンズ、2つ・・・・・・試料、
30・・・・・・反射光、31・・・・・・1次元イメ
ージセンサ、32・・・・・・画像処理部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料に光ビームを走査照射し、受光手段により前
    記試料からの反射光あるいは透過光を電気信号に変換し
    、この電気信号を処理して前記試料の画像を得る走査型
    顕微鏡装置において、 前記光ビームを予め設定した試料の領域に選択的に走査
    照射するとともに、この光ビームの照射位置に対応する
    前記受光素子からの信号のみを抽出することにより間欠
    的な画像情報を得、これらの走査を複数回行うことによ
    って得た複数の間欠的な画像情報を合成することによっ
    て前記試料の画像を得るように構成したことを特徴とす
    る走査型顕微鏡装置。
  2. (2)試料からの反射光あるいは透過光を電気信号に変
    換する受光手段が、1次元イメージセンサであることを
    特徴とする請求項1記載の走査型顕微鏡装置。
  3. (3)試料からの反射光あるいは透過光を電気信号に変
    換する受光手段が、2次元イメージセンサであることを
    特徴とする請求項1記載の走査型顕微鏡装置。
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