JPH0321899Y2 - - Google Patents

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JPH0321899Y2
JPH0321899Y2 JP1984177656U JP17765684U JPH0321899Y2 JP H0321899 Y2 JPH0321899 Y2 JP H0321899Y2 JP 1984177656 U JP1984177656 U JP 1984177656U JP 17765684 U JP17765684 U JP 17765684U JP H0321899 Y2 JPH0321899 Y2 JP H0321899Y2
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JP
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rod
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pin
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retracting
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JP1984177656U
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JPS6193605U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、柱状体内にばねで開閉する引掛杆を
設けるとともに柱状体の両側に貫挿孔を設けてな
る車止め装置の柱状体を持上げて取外す際に用い
て好適なピン進退器に関するものである。
(従来の技術) 従来の車止め装置は、車輌の衝突による破損を
防止するため、および部外者による無用の取外し
を防止するため、柱状体の重量を大とするととも
に強固にしていた。
しかし、柱状体の重量を大とするとともに強固
にしたため持上げ取付けおよび取外しが容易では
なかつた。
そこで、不要時には、車両の衝突による破損を
防止するべく柱状体を容易に取外しでき、取付時
には、部外者による無用の取外しを防止するべく
柱状体を容易に取外しできないようにして、柱状
体の重量を極力軽減する車止め装置が考案され
た。これは、第8図に示すように、柱状体イ内に
ばねニで開閉する引掛杆ハを設けるとともに、柱
状体イの両側に貫挿孔ロを設けてなるものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記車止め装置にあつては、柱状体イの貫挿孔
ロにピンを嵌挿して引掛杆ハを介してばねニを圧
縮させ、引掛杆ハの掛止状態を解除させることに
より、柱状体イを取付け、取外しできるが、柱状
体イ持上げ時は、ピンを貫挿孔ロに固定しておか
なければならないこと、また、特別に手掛け部等
のない柱状体イを両手で柱状体イの周面を挟んで
持上げることから、柱状体イの取付け取外し作業
は容易なものではなかつた。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、両側の貫
挿孔に対応するピンを嵌挿させ引掛杆の掛止状態
を解除させて柱状体を容易に持上げ取外すことが
でき、しかも持上げの際に手掛け部となり得るピ
ン進退器を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案のピン進退
器は、柱状体内にばねで開閉する引掛杆を設ける
とともに前記柱状体の両側に貫挿孔を設けてなる
車止め装置の前記引掛杆の掛止状態を解除させて
前記柱状体を持上げて取外す際に用いるピン進退
器であつて、略U字状支持杆の一端部に一方の内
向きピンを固定し、他端部に挿通孔を有する案内
部材を固定するとともに、前記挿通孔に摺動自在
に嵌挿した進退杆を設け、この進退杆の内端に他
方の内向きピンを取付け、前記案内部材に一端を
枢着したリンク部材の他端と先端を鍵形状とした
作動杆の屈曲部とを枢着し、前記作動杆の先端部
と前記進退杆の外端とを枢着してなるピン進退器
である。
(作用) 一方の内向きピンを車止め装置の柱状体の一方
の貫挿孔に嵌挿し、作動杆を回しながら進退杆を
前進させて、他方の内向きピンを他方の貫挿孔に
嵌挿し、一方の内向きピンと他方の内向きピンと
により柱状体内に設けたばねを圧縮させ、引掛杆
の掛止状態を解除したのち、略U字状支持杆を把
持して柱状体を持上げて取外すことができる。
(実施例) 本考案の実施例を第1図乃至第8図について説
明すると、略U字状支持杆1の一端部1Aに一方
の内向きピン2を固定し、他端部1Bにねじ孔3
を設け、このねじ孔3に案内部材4のねじ部4a
を螺嵌し、他端部1Bの内側に突出するねじ部4
aにナツト5を螺嵌して他端部1Bに案内部材4
を固定する。
前記案内部材4には挿通孔6を設けてあり、こ
の挿通孔6に摺動自在に嵌挿して進退杆7を設け
てある。
前記進退杆7の内端にはねじ孔8を刻設してあ
り、先端をピン部9aとし後部におねじ部9bを
刻設してある他方の内向きピンのおねじ部9bを
ねじ孔8を螺嵌し、ナツト10によりピン部9a
の突出量を調整自在として取付けてある。
前記案内部材4の両側に突設した受けピン1
1,11にリンク部材の両側のリンク部12a,
12aのそれぞれ一端を枢着し、先端を鍵形状ま
た、二又状とした作動杆13の屈曲部13a,1
3aとリンク部12a,12aの他端とをピン1
4,14により枢着してあり、作動杆13の先端
部13c,13cと前記進退杆7の外端とをピン
16により枢着してある。なお、作動杆13の基
端部は把持部13bとしてある。
前記リンク部材12は両側のリンク部12a,
12aの上端間を継ぎ板部12bにより連結して
あり、この継ぎ板部12bは第1図に示すように
作動杆13の把持部13bが進退杆7と直交状と
なつたとき屈曲部13a,13aの上端縁が継ぎ
板部12bに当接するよう形成してある。
本考案は前記のように構成するので、第7図に
示すように、第8図に示す車止め装置の柱状体イ
の胴部両側に設けた貫挿孔ロ,ロの一方にピン進
退器の一方の内向きピン2を挿入し、作動杆13
を進退杆7に対して向う側で直交状としたのち、
作動杆13を時計方向に回動させると、2点鎖線
に示すように、リンク部材12は受けピン11を
中心として回動し、作動杆13の先端部13cは
前進するから、進退杆7も案内部材4の挿通孔6
に沿つて前進する。このように、作動杆13を回
動させつつ進退杆7を前進させ、他方の内向きピ
ン9のピン部9aを他方の貫挿孔ロに挿入する。
他方の貫挿孔ロに挿入し、さらに第6図に示すよ
うに、作動杆13の把持部13bを進退杆7に対
して手前側で直交状となるよう作動させ一方の内
向きピン2と他方の内向きピン9とにより柱状体
イ内に設けた引掛杆ハを介してばねニを圧縮さ
せ、引掛杆ハの掛止状態を解除する。この状態に
て略U字状支持杆1を手掛け部として把持すると
ともに柱状体イを持上げれば、柱状体イを容易に
取外すことができる。
(考案の効果) 本考案のピン進退器は、柱状体内にばねで開閉
する引掛杆を設けるとともに柱状体胴部両側に貫
挿孔を設けてなる車止め装置において、作動杆を
回動するだけでピンを進退し得て、容易に掛止機
構を解除することができるとともに、略U字状支
持杆を持上げの際の手掛け部となし得て、柱状体
を取外すための工具として極めて好適であり、部
外者による取外しを不能とし、しかも重量大とし
て強固な柱状体も本考案ピン進退器を利用して取
外しを容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ピン進退器の正面図、第2図は
同・右側面図、第3図は同・左側面図、第4図は
同・平面図、第5図は同・底面図、第6図は作動
杆の把持部を進退杆に対して手前側で直交状とし
た状態の説明図、第7図は作動杆の把持部を進退
杆に対して向う側で略直交状とした状態の説明
図、第8図は車止め装置の縦断面図である。 1……略U字状支持杆、2,9,11,14,
16……ピン、4……案内部材、5,10……ナ
ツト、6……挿通孔、7……進退杆、12……リ
ンク部材、13……作動杆、13a……屈曲部、
13b……把持部、13c……先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱状体内にばねで開閉する引掛杆を設けるとと
    もに前記柱状体の両側に貫挿孔を設けてなる車止
    め装置の前記引掛杆の掛止状態を解除させて前記
    柱状体を持上げて取外す際に用いるピン進退器で
    あつて、略U字状支持杆の一端部に一方の内向き
    ピンを固定し、他端部に挿通孔を有する案内部材
    を固定するとともに、前記挿通孔に摺動自在に嵌
    挿した進退杆を設け、この進退杆の内端に他方の
    内向きピンを取付け、前記案内部材に一端を枢着
    したリンク部材の他端と先端を鍵形状とした作動
    杆の屈曲部とを枢着し、前記作動杆の先端部と前
    記進退杆の外端とを枢着してなるピン進退器。
JP1984177656U 1984-11-22 1984-11-22 Expired JPH0321899Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984177656U JPH0321899Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

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JP1984177656U JPH0321899Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6193605U JPS6193605U (ja) 1986-06-17
JPH0321899Y2 true JPH0321899Y2 (ja) 1991-05-13

Family

ID=30735227

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JP1984177656U Expired JPH0321899Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

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JP (1) JPH0321899Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121129Y2 (ja) * 1980-04-28 1986-06-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6193605U (ja) 1986-06-17

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