JPH032176Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH032176Y2
JPH032176Y2 JP10928687U JP10928687U JPH032176Y2 JP H032176 Y2 JPH032176 Y2 JP H032176Y2 JP 10928687 U JP10928687 U JP 10928687U JP 10928687 U JP10928687 U JP 10928687U JP H032176 Y2 JPH032176 Y2 JP H032176Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
tip
jikatabi
pin
sole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10928687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6414008U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10928687U priority Critical patent/JPH032176Y2/ja
Publication of JPS6414008U publication Critical patent/JPS6414008U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH032176Y2 publication Critical patent/JPH032176Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば魚釣りの際に着用するゴム製
の地下足袋底等に埋設する滑り止めピンの改良に
関するものである。
従来の技術 従来、この種の滑り止めピンとして、第3図に
示すように、細い金属線材(鋼線)を曲げ加工し
て製作され、水平部23から屈曲して鉛直方向に
延びる2本の線材により脚部24を形成した滑り
止めピン21は知られている。図中25は地下足
袋底、26は滑り止めピン21を埋設するための
膨出部である。(特公昭45−8014号公報参照)。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記滑り止めピン21は、その脚部
24を地下足袋底の成形金型に設けた多数の嵌挿
孔に差し込んで足袋底25の成形時に埋設するも
のであるが、成形時に滑り止めピン21が傾いた
りあるいは横倒しになつて埋設される不都合があ
るばかりでなく、通常片方の足袋底25だけで70
〜100本の滑り止めピン21を成形金型の嵌挿孔
を差し込むため、その差込み作業に大変な手間を
要していた。
本考案は上記従来の欠点を解決することを目的
としてなされたもので、成形金型に設けた嵌挿孔
の安定した姿勢で差し込むことができると共に、
差込み作業の能率を大巾に向上できる滑り止めピ
ンを提供するものである。
問題点を解決するための手段 すなわち、本考案による滑り止めピンは、1本
の細い金属線材を2つ折りにして形成した2本の
線材の両端部分を同一方向へ折り曲げて、水平方
向に延びる連結部と、その両端からほぼ直角方向
に延びる一対の脚部とを有するピンを構成し、一
方の脚部の先端を前記2本の線材の自由端を近接
させて形成すると共に、他方の脚部の先端を前記
線材の折曲げ部分により形成したことを特徴とす
る。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案による滑り止めピン1を示して
おり、この滑り止めピン1は1本の細い鋼線を2
つ折りにして形成した2本の線材2,2の両端部
分を同一方向へ折り曲げて構成され、水平方向に
延びる連結部3と、その両端からほぼ直角方向に
延びる一対の脚部4,5とから成つている。
一方の脚部4は、その先端が2本の線材2,2
の自由終端2a,2aを近接させて形成され、他
方の脚部5は、その先端が線材2,2の折曲部分
2bにより形成されると共に、該折曲部分2bに
切欠き部6を設けて折曲部分2bが容易に破断で
きるようになつている。また、連結部3を形成す
る2本の線材部分はそれぞれ外側方へ突出する弧
状に彎曲し、後述する成形金型10の嵌挿孔11
に滑り止めピン1を差し込んだ際、連結部3が安
定した姿勢で位置決め保持される形状としてあ
る。更に両脚部4,5間の間隔Lは成形金型10
に設けられる多数の嵌挿孔11のピツチPと同一
寸法になつている。
上記構造の滑り止めピン1は、第2図に示すよ
うに、両脚部4,5を成形金型10の相隣る2つ
の嵌挿孔11に差し込んで位置決め保持させ、前
記成形金型10内に注入した加流ゴムにより地下
足袋底7を形成する際、該足袋底7に埋設され
る。
而して、成形された地下足袋底7埋設された滑
り止めピン1の両脚部4,5の先端部分が露出し
て滑り止め構能を果すものである。この場合、滑
り止めピン1の片方の脚部5の先端を形成する折
曲部分2bが着用時に切欠き部6から容易に破断
され、脚部5先端が他方の脚部4と同様2本の線
材2,2の自由端を近接させた構造となるので、
両脚部4,5ともすぐれた滑り止め効果を発揮す
る。
考案の効果 上述のように、本考案の滑り止めピンは、1本
の細い金属線材を2つ折りにして形成した2本の
線材を折り曲げ加工して構成され、水平方向に延
びる連結部3と、その両端からほぼ直角方向に延
びる1対の脚部4,5とを有しているから、前記
両脚部4.5を成形金型10の2つの嵌挿孔1
1,11に差し込んで安定した姿勢で位置決め保
持させることができ、傾いたり横倒しになつたり
するおそれがない。しかも、両脚部4,5を同時
に2つの嵌挿孔11に差し込むので、脚部が1本
しかない従来品に比べて差し込み作業能率を大巾
に向上させることができる。
また、1本の金属線材を折り曲げ加工して構成
されているから、製造工程の自動化が容易で、安
価に量産できる利点もある。
更に、実施例のように、片方の脚部5の先端を
形成する折曲部分2bに切欠き部6を設けて容易
に破断し得る構造にすると、着用時に脚部5先端
の折曲部分2bが切欠き部6から破断し、他方の
脚部4と同様2本の線材の自由端を近接させた形
状になるので、すぐれた滑り止め効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る滑り止めピンの斜視図、
第2図は同成形工程の使用状態を示す要部縦断正
面図、第3図は従来品の使用状態を示す一部切欠
き斜視図である。 1……滑り止めピン、2……線材、3……連結
部、4.5……脚部、6……切欠き部、10……
成形金型、11……嵌挿孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 1本の細い金属線材を2つ折りにして形成し
    た2本の線材の両端部分を同一方向へ折り曲げ
    て、水平方向に延びる連結部と、その両端から
    ほぼ直角方向に延びる一対の脚部とを有するピ
    ンを構成し、 一方の脚部の先端を前記2本の線材の自由端
    を近接させて形成すると共に、他方の脚部の先
    端を前記線材の折曲部分により形成したことを
    特徴とするゴム製地下足袋底に埋設する滑り止
    めピン。 (2) 前記脚部の先端を形成する折曲部分に切欠き
    部を設けて容易に破断し得るようにした実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のゴム製地下足袋
    底等に埋設する滑り止めピン。 (3) 前記連結部を形成する2本の線材部分が外側
    方へ突出する弧状に彎曲している実用新案登録
    請求の範囲第1項又は第2項記載のゴム製地下
    足袋底等に埋設する滑り止めピン。
JP10928687U 1987-07-15 1987-07-15 Expired JPH032176Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10928687U JPH032176Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10928687U JPH032176Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414008U JPS6414008U (ja) 1989-01-24
JPH032176Y2 true JPH032176Y2 (ja) 1991-01-22

Family

ID=31345391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10928687U Expired JPH032176Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH032176Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020142029A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 大同石油株式会社 安全長靴

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020142029A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 大同石油株式会社 安全長靴

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6414008U (ja) 1989-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH032176Y2 (ja)
JPH065334U (ja) ケーブルトラフ
JPS5836564Y2 (ja) タイヤチエ−ンのコネクタ−
JPS64862Y2 (ja)
JPS63109463U (ja)
JPS6318390Y2 (ja)
JPS6240620Y2 (ja)
JPS5817059Y2 (ja) 鉄筋用スペ−サ
JPS6220142Y2 (ja)
JPS63186827U (ja)
JPS6182376U (ja)
KR830000567Y1 (ko) 비닐하우스용 종횡파이프의 조립고정구
JPS63128515U (ja)
JPH0455503Y2 (ja)
JPH0425798U (ja)
JPS6026767Y2 (ja) 調理具における柄杆の構造
JP3085202U (ja) ランプ
JPS6170378U (ja)
JPH0364475U (ja)
JPS63162460U (ja)
JPH0230507U (ja)
JPH0272804U (ja)
JPS6194091U (ja)
JPS627173U (ja)
JPS63110049U (ja)