JPH0321718Y2 - - Google Patents
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- JPH0321718Y2 JPH0321718Y2 JP1988095311U JP9531188U JPH0321718Y2 JP H0321718 Y2 JPH0321718 Y2 JP H0321718Y2 JP 1988095311 U JP1988095311 U JP 1988095311U JP 9531188 U JP9531188 U JP 9531188U JP H0321718 Y2 JPH0321718 Y2 JP H0321718Y2
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- cotton
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Landscapes
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、微細粒子を捕集するのに好適な電気
掃除機に関するもので、例えば普通紙複写機のト
ナー(平均直径は5〜10μ、比重は約0.3〜0.4
g/cm3)を捕集するのに使用される。
掃除機に関するもので、例えば普通紙複写機のト
ナー(平均直径は5〜10μ、比重は約0.3〜0.4
g/cm3)を捕集するのに使用される。
(ロ) 従来の技術
この種電気掃除機においては、集塵室に2重層
の紙フイルターのような緻密なフイルター面を有
する袋状集塵部を配置収納してトナー等の微細粒
子を捕集するようにしているが、前記紙フイルタ
ーは折曲面等で紙質が軟化するとその部分から微
細粒子のもれが生じ、そのもれた微細粒子で集塵
室内や電動送風機が汚れたり、性能に悪影響を及
ぼすという問題がある。
の紙フイルターのような緻密なフイルター面を有
する袋状集塵部を配置収納してトナー等の微細粒
子を捕集するようにしているが、前記紙フイルタ
ーは折曲面等で紙質が軟化するとその部分から微
細粒子のもれが生じ、そのもれた微細粒子で集塵
室内や電動送風機が汚れたり、性能に悪影響を及
ぼすという問題がある。
そこで、紙や不織布のような薄手の濾材の内部
にウレタンフオームのような発泡多孔質濾材を重
合した重合シートにより形成した強度の高い集塵
袋を使用する電気掃除機も知られている(特開昭
60−77726号公報参照)が、前記集塵袋は袋体全
体が重合シートのような特殊なフイルター部材で
構成されているので製造コストがアツプし、使い
捨ての集塵袋の価格が上昇する欠点がある。
にウレタンフオームのような発泡多孔質濾材を重
合した重合シートにより形成した強度の高い集塵
袋を使用する電気掃除機も知られている(特開昭
60−77726号公報参照)が、前記集塵袋は袋体全
体が重合シートのような特殊なフイルター部材で
構成されているので製造コストがアツプし、使い
捨ての集塵袋の価格が上昇する欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
本考案は、普通紙複写機の廃トナーを捕集する
電気掃除機に関するものであり、1回の吸塵量が
200〜300gと多く、また最底でも500〜600gのト
ナーを捕集することが条件となり、必然的にフイ
ルター表面積及びフイルター体積も大きくしなけ
ればならないが、上記従来技術のように袋体全体
を特殊なフイルター部材で構成するとフイルター
ユニツトのコストが大幅に上昇する欠点がある。
電気掃除機に関するものであり、1回の吸塵量が
200〜300gと多く、また最底でも500〜600gのト
ナーを捕集することが条件となり、必然的にフイ
ルター表面積及びフイルター体積も大きくしなけ
ればならないが、上記従来技術のように袋体全体
を特殊なフイルター部材で構成するとフイルター
ユニツトのコストが大幅に上昇する欠点がある。
そこで本考案は、トナーのような微細粒子でも
掃除毎の吸込の初期特性を良好にし、吸塵量をア
ツプさせると共に製造費用を低減した、安価なフ
イルターユニツトを使用した電気掃除機を提供す
ることを目的としている。
掃除毎の吸込の初期特性を良好にし、吸塵量をア
ツプさせると共に製造費用を低減した、安価なフ
イルターユニツトを使用した電気掃除機を提供す
ることを目的としている。
(ニ) 課題を解決するための手段
本考案の電気掃除機は、図面に示すように、本
体内の集塵室にフイルターユニツトを内装するも
のにおいて、該フイルターユニツトは袋口保持体
と、一部を通気性フイルター部材で形成した柔軟
な不通気性部材で構成されて前記袋口保持体に取
り付けた袋体と、前記通気性フイルター部材の内
面に配置された綿状多層構成体と、該綿状多層構
成体を介して前記通気性フイルター部材を内方か
ら覆い且つ縁部を前記不通気性部材に固定した連
続気孔覆い体とを有したことを特徴としている。
体内の集塵室にフイルターユニツトを内装するも
のにおいて、該フイルターユニツトは袋口保持体
と、一部を通気性フイルター部材で形成した柔軟
な不通気性部材で構成されて前記袋口保持体に取
り付けた袋体と、前記通気性フイルター部材の内
面に配置された綿状多層構成体と、該綿状多層構
成体を介して前記通気性フイルター部材を内方か
ら覆い且つ縁部を前記不通気性部材に固定した連
続気孔覆い体とを有したことを特徴としている。
そして、前記通気性フイルター部材は密スキ
ン、粗スキン、緻密スキンを順次積層したポリウ
レタン重合体からなることを特徴とする構成であ
る。
ン、粗スキン、緻密スキンを順次積層したポリウ
レタン重合体からなることを特徴とする構成であ
る。
(ホ) 作用
上記の構成により、掃除を開始すれば柔軟な不
通気性部材と通気性フイルター部材で袋体を形成
されたフイルターユニツトは、吸込み空気流によ
りふくらんで集塵空間を形成し、トナー等の微細
粒子は先ず連続気孔覆い体で捕捉されるが捕捉し
きれない微細粒子は綿状多層構成体内に順次積層
されながら捕捉され、殆んどの微細粒子のろ過さ
れた空気が通過することにより通気性フイルター
部材の表面全体が微細粒子で覆われることがない
ので、該表面が目詰まりをおこすことがなく、さ
らに前記綿状多層構成体を通過した微細粒子も前
記通気性フイルター部材で捕捉されて前記通気性
フイルター部材からクリーンな空気が排気され
る。掃除の終了により空気の吸込みをストツプす
れば、集塵空間内の圧力が低下し、不通気性部材
が柔軟であるからフイルターユニツトは縮んで袋
体内面に付着した微細粒子が剥離し、その後に掃
除を開始したときの通過風量が回復し、このよう
に、フイルターユニツトがふくらみと縮みとを繰
り返すことにより大容量の集塵が行なえる。この
とき、綿状多層構成体は、縁部を前記不通気性部
材に固定した連続気孔覆い体で通気性フイルター
部材の内面に配置されて位置ズレをおこすことが
なく、不通気性部材の一部を通気性フイルター部
材で形成した袋体を有するフイルターユニツトに
て掃除毎の吸込の初期特性を良好にし、吸塵量を
アツプさせることができる。
通気性部材と通気性フイルター部材で袋体を形成
されたフイルターユニツトは、吸込み空気流によ
りふくらんで集塵空間を形成し、トナー等の微細
粒子は先ず連続気孔覆い体で捕捉されるが捕捉し
きれない微細粒子は綿状多層構成体内に順次積層
されながら捕捉され、殆んどの微細粒子のろ過さ
れた空気が通過することにより通気性フイルター
部材の表面全体が微細粒子で覆われることがない
ので、該表面が目詰まりをおこすことがなく、さ
らに前記綿状多層構成体を通過した微細粒子も前
記通気性フイルター部材で捕捉されて前記通気性
フイルター部材からクリーンな空気が排気され
る。掃除の終了により空気の吸込みをストツプす
れば、集塵空間内の圧力が低下し、不通気性部材
が柔軟であるからフイルターユニツトは縮んで袋
体内面に付着した微細粒子が剥離し、その後に掃
除を開始したときの通過風量が回復し、このよう
に、フイルターユニツトがふくらみと縮みとを繰
り返すことにより大容量の集塵が行なえる。この
とき、綿状多層構成体は、縁部を前記不通気性部
材に固定した連続気孔覆い体で通気性フイルター
部材の内面に配置されて位置ズレをおこすことが
なく、不通気性部材の一部を通気性フイルター部
材で形成した袋体を有するフイルターユニツトに
て掃除毎の吸込の初期特性を良好にし、吸塵量を
アツプさせることができる。
(ヘ) 実施例
1は後部に電動送風機2等を内蔵すると共に前
部にホース接続口3を有した上面開口の集塵室4
を形成する掃除機本体で該本体の後部両側には一
対の後車輪5,5が、また前部底面には自在前車
輪6が取付けられている。前記掃除機本体1は船
底形状の本体下ケース7と該下ケースの後部に位
置する本体ケース8とにより構成されており、前
記電動送風機2は前記両ケース7,8の間に緩衝
体(図示せず)を介して挾持されている。
部にホース接続口3を有した上面開口の集塵室4
を形成する掃除機本体で該本体の後部両側には一
対の後車輪5,5が、また前部底面には自在前車
輪6が取付けられている。前記掃除機本体1は船
底形状の本体下ケース7と該下ケースの後部に位
置する本体ケース8とにより構成されており、前
記電動送風機2は前記両ケース7,8の間に緩衝
体(図示せず)を介して挾持されている。
9は前記集塵室4に挿脱自在に設けた集塵箱で
該集塵箱9の前壁には前記ホース接続口3に対向
して吸込口パツキン10を装着した吸込口11を
形成すると共に前記吸込口11と相対向する後壁
の開口にはポリウレタンフオーム製の一次フイル
ター12を取り付け、更に前記一次フイルター1
2の背面側には不織紙による二次フイルターユニ
ツト13が着脱自在に装着されている。14は前
記集塵箱9の上面開口に沿つて装着された環状の
集塵箱用シールパツキンで該パツキンには把手部
15を一体形成している。
該集塵箱9の前壁には前記ホース接続口3に対向
して吸込口パツキン10を装着した吸込口11を
形成すると共に前記吸込口11と相対向する後壁
の開口にはポリウレタンフオーム製の一次フイル
ター12を取り付け、更に前記一次フイルター1
2の背面側には不織紙による二次フイルターユニ
ツト13が着脱自在に装着されている。14は前
記集塵箱9の上面開口に沿つて装着された環状の
集塵箱用シールパツキンで該パツキンには把手部
15を一体形成している。
16は前記集塵室4及び集塵箱9の各上面開口
を開閉自在に閉塞する蓋体で、内面にはポリウレ
タンフオーム製蓋クツシヨン体17が貼着されて
いる。そしてこの蓋体16は後端部が本体上ケー
ス8の前部に適宜係合すると共に前端部はクラン
プ手段18により本体下ケース7の前部に係脱す
る。
を開閉自在に閉塞する蓋体で、内面にはポリウレ
タンフオーム製蓋クツシヨン体17が貼着されて
いる。そしてこの蓋体16は後端部が本体上ケー
ス8の前部に適宜係合すると共に前端部はクラン
プ手段18により本体下ケース7の前部に係脱す
る。
而して19は前記集塵室4内の集塵箱9内に収
納されるフイルターユニツトで、このフイルター
ユニツト19において20は主要部を例えばスチ
レン形樹脂に対して非移行性の塩化ビニールやポ
リエチレンのような柔軟な不通気性部材21で、
一部を通気性フイルター部材22で夫々構成した
袋体、23はこの袋体20の前記フイルター部材
22より遠い位置にある袋口に取り付けた袋口保
持体で、中央に接続パイプ挿通孔24を穿設して
あり、この袋口保持体23と不通気性部材21と
の間には前記パイプ挿通孔24より小径の開口2
5を有した合成ゴム製袋口パツキン26を挾持固
定してある。
納されるフイルターユニツトで、このフイルター
ユニツト19において20は主要部を例えばスチ
レン形樹脂に対して非移行性の塩化ビニールやポ
リエチレンのような柔軟な不通気性部材21で、
一部を通気性フイルター部材22で夫々構成した
袋体、23はこの袋体20の前記フイルター部材
22より遠い位置にある袋口に取り付けた袋口保
持体で、中央に接続パイプ挿通孔24を穿設して
あり、この袋口保持体23と不通気性部材21と
の間には前記パイプ挿通孔24より小径の開口2
5を有した合成ゴム製袋口パツキン26を挾持固
定してある。
前記通気性フイルター部材22は密スキン、粗
スキン、緻密スキン、基布を順次積層してなるポ
リウレタン重合体からなつており微細塵は前記緻
密スキンで阻まれて前記密スキンや粗スキン内に
目詰まりすることなく捕捉される。また前記袋体
0は前記不通気性部材21の生地を袋状にし、こ
の生地の一部を開口して前記通気性フイルター部
材22の周縁を該開口周囲に溶着して形成する。
スキン、緻密スキン、基布を順次積層してなるポ
リウレタン重合体からなつており微細塵は前記緻
密スキンで阻まれて前記密スキンや粗スキン内に
目詰まりすることなく捕捉される。また前記袋体
0は前記不通気性部材21の生地を袋状にし、こ
の生地の一部を開口して前記通気性フイルター部
材22の周縁を該開口周囲に溶着して形成する。
27はポリプロピレン繊維製綿からなる肉厚が
約15mmで大きさが前記通気性フイルター部材22
と略同じである綿状多層構成体、28は連続気泡
性ポリウレタンフオームからなる肉厚が約10mmで
大きさが前記通気性フイルター部材22より大き
い連続気孔覆い体で、前記綿状多層構成体27を
前記通気性フイルター部材22の内表面と前記連
続気孔覆い体28との間に挾持して前記連続気孔
覆い体28の左右の縁部28a,28b及び上下
の縁部28c,28dを両面接着テープ29によ
つて前記不通気性部材21に貼着固定することに
より、前記連続気孔覆い体28が前記綿状多層構
成体27を介して前記通気性フイルター部材22
を内方から覆うように構成している。
約15mmで大きさが前記通気性フイルター部材22
と略同じである綿状多層構成体、28は連続気泡
性ポリウレタンフオームからなる肉厚が約10mmで
大きさが前記通気性フイルター部材22より大き
い連続気孔覆い体で、前記綿状多層構成体27を
前記通気性フイルター部材22の内表面と前記連
続気孔覆い体28との間に挾持して前記連続気孔
覆い体28の左右の縁部28a,28b及び上下
の縁部28c,28dを両面接着テープ29によ
つて前記不通気性部材21に貼着固定することに
より、前記連続気孔覆い体28が前記綿状多層構
成体27を介して前記通気性フイルター部材22
を内方から覆うように構成している。
尚、この貼着固定は前記綿状多層構成体27の
保持状態が良好であれば左右の縁部28a,28
bのみで行なつてもよい。
保持状態が良好であれば左右の縁部28a,28
bのみで行なつてもよい。
そしてこのフイルターユニツト19は前記集塵
箱9内に吸込口11から突出したホースの接続パ
イプ30の先端を前記袋口パツキン26の開口2
5に貫通させ、袋口保持体23を前記集塵箱9に
設けた係止突起31及びクランプ機構32に引掛
け固定することにより集塵箱9内に装着される。
この状態で掃除の開始により電動送風機2を作動
するとフイルターユニツト19の袋体20は吸込
み空気流によりふくらみ、前記通気性フイルター
部材22部分が前記一次フイルター12側及び前
記蓋クツシヨン体17側に吸引されて集塵空間を
形成し、トナーは前記連続気孔覆い体28内及び
綿状多層構成体27内に順次積層されながら捕捉
され、通気性フイルター部材22を介して掃除機
本体1の背面通気部からクリーンな空気が排気さ
れる。このとき前記通気性フイルター部材22は
前記連続気孔覆い体28及び綿状多層構成体27
で殆んどのトナーのろ過された空気が通過するの
で前記通気性フイルター部材22の表面が目詰ま
りをおこすことがなく、さらに前記綿状多層構成
体27を通過した微少量のトナーも前記通気性フ
イルター部材22で捕捉される。
箱9内に吸込口11から突出したホースの接続パ
イプ30の先端を前記袋口パツキン26の開口2
5に貫通させ、袋口保持体23を前記集塵箱9に
設けた係止突起31及びクランプ機構32に引掛
け固定することにより集塵箱9内に装着される。
この状態で掃除の開始により電動送風機2を作動
するとフイルターユニツト19の袋体20は吸込
み空気流によりふくらみ、前記通気性フイルター
部材22部分が前記一次フイルター12側及び前
記蓋クツシヨン体17側に吸引されて集塵空間を
形成し、トナーは前記連続気孔覆い体28内及び
綿状多層構成体27内に順次積層されながら捕捉
され、通気性フイルター部材22を介して掃除機
本体1の背面通気部からクリーンな空気が排気さ
れる。このとき前記通気性フイルター部材22は
前記連続気孔覆い体28及び綿状多層構成体27
で殆んどのトナーのろ過された空気が通過するの
で前記通気性フイルター部材22の表面が目詰ま
りをおこすことがなく、さらに前記綿状多層構成
体27を通過した微少量のトナーも前記通気性フ
イルター部材22で捕捉される。
掃除の終了により吸込み空気がストツプすれ
ば、フイルターユニツト19内の圧力が低化し、
且つ不通気性部材21が柔軟であるので、フイル
ターユニツト19は縮み、そのため袋体20内面
に付着したトナーが剥離してその後の掃除開始時
の通過風量が回復し、また電動送風機2の作動で
フイルターユニツト19の袋体20は吸込み空気
流によりふくらみ、このように掃除の開始と終了
の繰り返しによりフイルターユニツト19がふく
らみと縮みを繰り返すことにより大容量の集塵が
行なえる。そして、前記綿状多層構成体27は、
縁部28a,28b,28c,28dを不通気性
部材21に固定した連続気孔覆い体28で、前記
通気性フイルター部材22の内面に配置されてい
るので、位置ズレを生じることがない。
ば、フイルターユニツト19内の圧力が低化し、
且つ不通気性部材21が柔軟であるので、フイル
ターユニツト19は縮み、そのため袋体20内面
に付着したトナーが剥離してその後の掃除開始時
の通過風量が回復し、また電動送風機2の作動で
フイルターユニツト19の袋体20は吸込み空気
流によりふくらみ、このように掃除の開始と終了
の繰り返しによりフイルターユニツト19がふく
らみと縮みを繰り返すことにより大容量の集塵が
行なえる。そして、前記綿状多層構成体27は、
縁部28a,28b,28c,28dを不通気性
部材21に固定した連続気孔覆い体28で、前記
通気性フイルター部材22の内面に配置されてい
るので、位置ズレを生じることがない。
尚第3図にはトナーの吸込み特性を示し、同図
にてaは通気性フイルター部材22のみの場合、
bは通気性フイルター部材22と連続気孔覆い体
28の場合、cは通気性フイルター部材22と綿
状多層構成体27と連続気孔覆い体28の場合
で、何れも実線は連続吸込みの場合、点線は集塵
量200グラム毎に吸込みをストツプし且つ再吸込
みをした場合を示しているが、同図にてもわかる
ように本考案によれば大容量のトナーの集塵を行
なうことができる。
にてaは通気性フイルター部材22のみの場合、
bは通気性フイルター部材22と連続気孔覆い体
28の場合、cは通気性フイルター部材22と綿
状多層構成体27と連続気孔覆い体28の場合
で、何れも実線は連続吸込みの場合、点線は集塵
量200グラム毎に吸込みをストツプし且つ再吸込
みをした場合を示しているが、同図にてもわかる
ように本考案によれば大容量のトナーの集塵を行
なうことができる。
(ト) 考案の効果
本考案によれば、トナーのような微細粒子であ
つても連続気孔覆い体内の気孔部分及び綿状多層
構成体内の綿状繊維部分に順次積層捕捉されるの
で、通気性フイルター部材が目詰まりすることな
く、また袋体自身のふくらみと縮みとの繰り返し
により袋体内面に付着したトナーのような微細粒
子を剥離し、通過風量を回復して大容量の集塵を
行なえる。また高価な通気性フイルター部材は袋
体の一部に使用しているだけなので、製造費用を
低減できる。
つても連続気孔覆い体内の気孔部分及び綿状多層
構成体内の綿状繊維部分に順次積層捕捉されるの
で、通気性フイルター部材が目詰まりすることな
く、また袋体自身のふくらみと縮みとの繰り返し
により袋体内面に付着したトナーのような微細粒
子を剥離し、通過風量を回復して大容量の集塵を
行なえる。また高価な通気性フイルター部材は袋
体の一部に使用しているだけなので、製造費用を
低減できる。
図面は何れも本考案電気掃除機の実施例に関
し、第1図は全体の一部切欠側面図、第2図はフ
イルターユニツトの図でイは斜視図、ロは正面
図、ハは背面図、ニは要部断面図、第3図はトナ
ー吸込み特性図である。 4……集塵室、19……フイルターユニツト、
21……不通気性部材、22……通気性フイルタ
ー部材、27……綿状多層構成体、28……連続
気孔覆い体。
し、第1図は全体の一部切欠側面図、第2図はフ
イルターユニツトの図でイは斜視図、ロは正面
図、ハは背面図、ニは要部断面図、第3図はトナ
ー吸込み特性図である。 4……集塵室、19……フイルターユニツト、
21……不通気性部材、22……通気性フイルタ
ー部材、27……綿状多層構成体、28……連続
気孔覆い体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体内の集塵室にフイルターユニツトを内装
するものにおいて、該フイルターユニツトは袋
口保持体と、一部を通気性フイルター部材で形
成した柔軟な不通気性部材で構成されて前記袋
口保持体に取り付けた袋体と、前記通気性フイ
ルター部材の内面に配置された綿状多層構成体
と、該綿状多層構成体を介して前記通気性フイ
ルター部材を内方から覆い且つ縁部を前記不通
気性部材に固定した連続気孔覆い体とを有した
ことを特徴とする電気掃除機。 (2) 前記通気性フイルター部材は密スキン、粗ス
キン、緻密スキンを順次積層したポリウレタン
重合体からなることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988095311U JPH0321718Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988095311U JPH0321718Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6431062U JPS6431062U (ja) | 1989-02-27 |
JPH0321718Y2 true JPH0321718Y2 (ja) | 1991-05-13 |
Family
ID=31319968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988095311U Expired JPH0321718Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0321718Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH064735Y2 (ja) * | 1990-07-04 | 1994-02-09 | サンビーム工業株式会社 | かばん類の開閉装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5649549B2 (ja) * | 1979-10-07 | 1981-11-24 | ||
JPS6156951B2 (ja) * | 1981-06-09 | 1986-12-04 | Fanuc Ltd |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6220852Y2 (ja) * | 1979-09-25 | 1987-05-27 | ||
JPS6156951U (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-16 |
-
1988
- 1988-07-19 JP JP1988095311U patent/JPH0321718Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5649549B2 (ja) * | 1979-10-07 | 1981-11-24 | ||
JPS6156951B2 (ja) * | 1981-06-09 | 1986-12-04 | Fanuc Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6431062U (ja) | 1989-02-27 |
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