JPH03216478A - エレベータの乗降負荷検出装置 - Google Patents

エレベータの乗降負荷検出装置

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JPH03216478A
JPH03216478A JP981290A JP981290A JPH03216478A JP H03216478 A JPH03216478 A JP H03216478A JP 981290 A JP981290 A JP 981290A JP 981290 A JP981290 A JP 981290A JP H03216478 A JPH03216478 A JP H03216478A
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JP
Japan
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load
car
passengers
elevator
cage
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JP981290A
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Kyozo Oya
恭三 大矢
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエレベータのかご室内に乗降する利用客の人数
を検出して把握するエレベータの乗降客数検出装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来のこの種のエレベータの乗降客の人数を把握するエ
レベータの乗降客数検出装置として、例えば、特開昭5
4−70544号公報に掲載の技術を挙げることができ
る。
第5図は従来のエレベータの乗降客数検出装置を示す原
理構成図、第6図は従来のエレベータの乗降客数検出装
置の検出するかご室内負荷の変化を示す特性図である。
第5図において、(5)はエレベータのかご室の底面に
取付けられた負荷検出手段である。この負荷検出手段(
5)はエレベータの乗降客の重量によってかご室内に加
わる負荷を検出するものである。
(41).(42).  (43)は前記負荷検出手段
(5)の出力である負荷の値を記憶する記憶素子、(4
4),(45)は前記記憶素子(41).  (42)
.(43)の各々の記憶した負荷の値を取込んで演算を
行なう減算器である。
第6図において、“S1”はエレベータのかご室内の乗
客の負荷、“S2”は乗客が降車した後のかご室内の負
荷、″S3”は乗客が乗降した後のかご室内に加わる負
荷の値である。
次に、上記のように構成された従来のエレベータの乗降
客数検出装置の動作について説明する。
エレベータの利用客が乗込んでいるかご室が所要の階床
に到着したとき、前記負荷検出手段(5)は到着時“t
1”のかご室内の負荷“S1”を検出して出力する。前
記負荷検出手段(5)の出力は記憶素子(41)に一時
記憶される。また、前記停止階床においてかご室内の乗
客の降車が完了すると、前記負荷検出手段(5)は降車
の完了時“t2”のかご室内の負荷を検出して“S2”
を出力する。この出力は記憶素子(42)に一時記憶さ
れる。更に、前記かご室に利用客が乗込み戸閉完了にな
ると、前記負荷検出手段(5)は戸閉完了時“t3”の
かご室内の負荷である“s3”を検出して出力する。こ
の出力は記憶素子(43)に記憶される。
前記記憶素子(41).(42)に記憶された負荷“S
1”,“S2”は減算器(44)によって[S1−S2
]として減算される。この減算器(44)で行なわれる
減算は、“S1”はかご室内の所要階床に到着した時点
の乗込んでいる乗客の負荷であり、“S2”はかご室の
戸が開かれ乗客が降車した後のかご室の負荷を表わすも
のであるから、その差によって、その階床において降車
した乗客の人数を検出できる。
一方、記憶素子(43)に記憶された負荷“S3”は、
前記記憶素子(42)の記憶する負荷“S2”と共に減
算器(45)に出力される。この減算器(43)は記憶
素子(42),  (43)の出力を減算[S3−82
]する。前記記憶素子(43)の出力である″S3”は
戸閉完了後の負荷、即ち、階床においてかご室に乗車し
た利用客と降車しなかった乗客の合計の負荷を表わすも
のであるから、その差によって、前記かご室に乗車した
人数が算出される。
[発明が解決しようとする課題] 従来のエレベータの乗降客数検出装置は、上記のように
構成されているから、戸開開始時点のかご室内の負荷“
S1”、戸開して乗客が降車した時点のかご室内の負荷
“S2”、そして、戸閉完了時点でのかご室内の負荷“
S3”を減算することによって、かご室内の乗客の人数
或いは停止階床において乗降した人数を検出して把握す
るものであった。
しかし、前記かご室からの乗客の降車人数の算出に使用
される計算式[S1−82]は、前記かご室内の乗客が
降車した後に、利用客が乗車することを条件とするもの
である。このため、例えば、かご室から乗客が降車する
前に利用客が乗車した場合には、乗車じた利用客の負荷
は“S2”に加加算され、その結果、人数の算出に誤差
を生ずるものである。したがって、前記乗降数の情報に
よって、利用客の多い階床に対して派遣するかご室の数
、或いは停止待機させる階床を決定する制御を行なうエ
レベータにおいては、人数の算出誤差により利用客の少
ない階床に数多くのかご室を派遣したり、或いは利用客
の多い階床から遠く離れた階床でかご室を待機させ、利
用客を長く待たせる不便なエレベータとなる可能性があ
った。また、必要数以上のかご室の派遣或いは長い距離
の移動は不経済となるものである。
そこで、本発明はエレベータの利用客の乗降によって加
わるかご室内の負荷を誤差なく算出するエレベータの乗
降負荷検出装置の提供を課題とするものである。
[課題を解決するための千段] 本発明にかかるエレベータの乗降負荷検出装置は、エレ
ベータのかご室に乗降する乗客の重量である負荷を検出
し、前記かご室内の停止階床における戸開時の負荷と、
前記かご室内の負荷の最小値と、前記かご室内の負荷の
最大値と、前記かご室内の停止階床における戸閉時の負
荷を各々取込んで記憶させ、前記各取込んだ負荷の値に
よってかご室に加わる負荷の変化量を算出させるもので
ある。
[作用] 本発明においては、エレベータのかご室の底面に取付け
られた負荷検出手段の検出する負荷の値を、初期負荷記
憶手段によってかご室内の停止階床において現在乗込ん
でいる乗客の負荷を、最小負荷記憶手段によってかご室
から乗客が降車した後のかご室内の負荷を、最大負荷記
憶手段を使用してかご室内の乗客が降車する前に乗込む
利用客によって増加する負荷の最大値を、最終負荷記憶
手段によってかご室内の停止階床における乗客の乗降が
完了したときのかご室内の負荷を取込んで各々記憶させ
ることができる。そして、乗降負荷算出手段によって前
記各記憶手段が取込んだ負荷の値を使用してかご室内に
加わる乗客或いは利用客の乗降による負荷の変化量であ
る乗降負荷を算出できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例のエレベータの乗降負荷検出
装置を含むエレベータの基本構成図、第2図は本発明の
一実施例のエレベータの乗降負荷検出装置の動作を示す
ブロック図、第3図は本発明の一実施例のエレベータの
乗降負荷検出装置の検出した負荷の変動を示す特性図で
ある。なお、図中、従来例と同一符号及び同一記号は、
従来例の構成部分と同一または相当部分を示すものであ
るから、ここでは、重複する説明を省略する。
第1図において、(1)は電動機、(2)は前記電動機
(1)によって駆動される巻」一機、(3)は前記巻上
機(2)の駆動によって昇降するエレベータのかご室、
(4)は前記かご室(3)の間において重量バランスを
取るつり合おもりである。
(5)は」二記従来例と同様に構成され、前記かご室(
3)の底面に配設された負荷検出手段である。
(6)は前記電動機(1)の駆動を制御する駆動制御部
、(7)は前記駆動制御部(6)に制御命令を出力して
電動機(1)を駆動させ、エレベータのかご室(3)を
昇降させるエレベータ制御部である。
(11)は中央演算処理装置であるCPU、(12)は
前記CPU (11)が演算処理する制御プログラムが
格納されているROM,(13)は前記CPU (11
)が行なった演算結果或いはエレベータの外部機器の動
作情報を記憶するRAM,(14)は前記cPU(11
)の演算によるエレベータの制御命令を実行可能な制御
信号に変換して、前記エレベータ制御部(7)に伝達す
る変換装置である。また、この変換装置(14)は前記
かご室(3)の負荷検出手段(5)の検出する負荷の情
報を、前記CPU(11)の取込み可能な情報信号に変
換するものである。そして、前記CPU(11)とRO
M (12)とRAM (13)と変換装置(14)は
、マイクロコンピュータで構成され.た複数のエレベー
タを制御する制御部(10)を構成する。
第2図において、(21)は前記負荷検出手段(5)の
検出するかご室(3)の戸開時の乗客による負荷を取込
んで記憶する初期負荷記憶手段、(22)は前記負荷検
出手段(5)の出力を取込んで、かご室(3)の最初に
最大となる負荷を記憶する最大負荷記憶手段である。こ
の最大負荷記憶手段(22)は前記かご室(3)の戸開
時から所定の時間動作し、その間の負荷の最大値を取込
むものである。(23)は前記負荷検出手段(5)の出
力を取込んで、かご室(3)の停止階床における最小の
負荷を記憶する最小負荷記憶手段である。(24)は前
記かご室(3)の戸閉時の乗客による負荷を取込んで記
憶する最終負荷記憶手段である。(25)は前記初期負
荷記憶手段(21)、最大負荷記憶手段(22)、最小
負荷記憶手段(23)及び最終負荷記憶手段(24)の
各出力を取込んでかご室(3)の停止階床での乗客の乗
車人数である乗車負荷及び降車人数である降車負荷を算
出する乗降負荷算出手段である。
(30)は前記乗降負荷算出手段(25)の出力を取込
んで、エレベータの利用客の呼びに対して派遣するかご
室(4)の決定、或いは、運行するかご室(3)の台数
の決定等のエレベータを群管理する群管理制御手段であ
る。
第3図において、“W1”は前記かご室(3)に乗込ん
でいる乗客の負荷である初期負荷、“W2″は前記かご
室(3)に加わる最初の最大負荷である。この最大負荷
“W2“は前記かご室(3)が戸開して乗客が降車する
前に利用客が乗込んだときの加算された合計の負荷を示
すものである。
“W3”は前記かご室(3)の最初の最小負荷である。
この最小負荷“W3”はかご室(3)内の乗客が降車し
たときの負荷を示すものである。
“W6”は前記かご室(3)の戸閉時の負荷である最終
負荷である。この最終負荷“W6”は前記かご室(3)
が他階に移動するときに乗込んでいる乗客の負荷を示す
ものである。また、“W4””W5”は前記最小負荷“
W3″から最終負荷“W6”の間で変動する負荷の」二
値と下値を示すものである。
次に、上記のように構成された本実施例のエレベータの
乗降負荷検出装置の動作についてフローチャートを用い
て説明する。
第4図は本発明の一実施例のエレベータの乗降負荷検出
装置の検出プログラムのフローチャートである。
第4図のフローチャートにおいて、エレベータのかご室
(3)が他の階床から乗客を載せて所要の階床に停止し
たとき、ステップS1で前記かご室(3)の戸開の確認
を行なう。前記かご室(3)の戸開が開始されていなけ
ればステップS1を繰返し戸開までこのプログラムを待
機させる。前記かご室(3)の戸開が開始されるとステ
ップS2に進んで、変数“A“, “B″を格納するメ
モリを初期化する。
ステップS3では、前記負荷検出手段(5)の戸開開始
時に検出したかご室(3)の負荷を初期負荷“W1”と
して記憶すべく格納する。この初期負荷“W1”は前記
かご室(3)内に現在乗車している乗客の負荷となるも
のである。ステップS4で前記負荷検出手段(5)の検
出する負荷の最大値を最大負荷“W2”として記憶すべ
く格納する。この最大負荷“W2”は前記かご室(3)
内の乗客が降車する前に乗込んできた利用客によって増
加した負荷となるものである。ステップS5では、前記
負荷検出手段(5)の出力の負荷の最小値を最小負荷“
W3”として記憶すべく格納する。この最小負荷“W3
”は前記かご室(3)に利用客が乗車した後乗客が降車
することによって減少し最小になったものである。そし
て、ステップS6においてかご室(3)の戸閉が完了す
るまでプログラムを繰返し実行させ、戸閉が完了すると
ステップS7に進み、前記負荷検出手段(5)の検出す
る負荷を最終負荷“W6”として記憶すべく格納する。
この最終負荷“W6”は前記かご室(3)の停止階床に
おいて乗降した乗客或いは利用客の乗降が完了したとき
のかご室(3)内に加わる負荷である。
ステップS8は、前記負荷検出手段(5)の検出した最
終負荷“W6”と最小負荷“W3”を比較する。最終負
荷“W6”が大きければステップS9に進んで、[W6
−W3]を算出しその結果を“A”にすべく格納する。
このステップS8においてW6<W3であればステップ
S10に分岐して[W3−W6]を算出して“B”にす
べく格納する。前記ステップS8の条件によって分岐さ
れるために算出されないステップS9或いはステップS
10の変数“A”或いは″B”は、ステップS2におい
て初期化されているため“0”の値を有するものである
ステップSllは、負荷検出手段(5)において取込ん
だ負荷の初期負荷“W1”と最小負荷“W3”及び最大
負荷“W2”と最終負荷“W6”において、[W1≠W
3]且つ[W2≠W6]の条件の判定を行なう。前記条
件を満足するとき、即ち、[W1=W3]且つ[W2=
W6]でないときは、ステップS12に進む。
ステップS12では、[A十(W2−Wl)]の算出を
行ない、その算出結果を“Wu”に格納する。A ( 
[W6−W3] )は、かご室(3)の乗客が降車した
後に乗込んた乗客の負荷となるものであり、[W2−W
l]はかご室(3)の乗客が降車する前に乗込んだ利用
客の負荷となる。したがって、かご室(3)に乗込んだ
利用客の総数の乗車負荷は“Wu”として算出される。
また、このステップS12では、[B+(W2W3)]
の算出を行ない、その算出結果を“Wd”に格納する。
B ( [W3−W6] )はかご室(3)の乗客が降
車した後に、更に降車した乗客の負荷であり、[W2−
W3]はかご室(3)の乗客が降車する前に利用客が乗
込み、その後に、かご室(3)から降車した乗客の負荷
となる。したがって、前記かご室(3)から降車した乗
客の総数の降車負荷は“Wd”として算出されるもので
ある。
前記ステップSllにおいて条件を満足しないとき、即
ち、[W1=W3]且つ[W2=W6]となるときは、
ステップ813に分岐して、前記ステップS9或いはス
テップS10において行なわれた演算の結果である“A
″及び“B”を、“Wu”及び“Wd”に代入し、これ
を乗車負荷及び降車負荷とするものである。
ここで、上記説明のフローチャートの動作を具体例の数
字をあげて説明する。
エレベータのかご室(3)に他の階床から4人乗車して
所要の階床に到着し、所要の階床においてかご室(3)
内の乗客が降車する前に2人の利用客が乗車し、その後
、4人が降車、そして、利用客が3人追加で乗車したも
のとする。
この場合、前記負荷検出手段(5)において検出され、
各ステップ83〜5及びステップS7で取込まれる各負
荷は、初期負荷“W1=4“、最大負荷“W2=6”、
最小負荷“W3=2”、そして、最終負荷“W6=5”
となる。
このとき、ステップS8の条件において[W6=5>W
3=2]となるので、ステップS9に進んで”A=3”
を算出する。同時にステップ10は通らないので“B=
0”となる。
ステップS11の条件において、[W1≠W3]且つ[
W2≠W6]であるからステップS12に進む。
ステップ812の乗車負荷“Wu”の算出は、[3+ 
(6−4)]となるから“5”となり、この例のかご室
(3)に乗車した総人数に合致する。
また、降車負荷は“Wd”は[0+ (6−2)]であ
るから“4”として算出され、この例のかご室(3)か
ら降車した人数の4人と合致する。
次に、かご室(3)に乗客4人が乗車しており、所要の
階床において降車はなく、2人の利用客の乗車があった
ときの例について説明する。
かご室(3)の戸開が開始されると、ステップS2の変
数“A”及び“B”の初期化後、ステップ83〜7によ
って、初期負荷“W1”、最大負荷“W2”、最小負荷
“W3”及び最終負荷“W6”を取込む。
前記負荷検出手段(5)の出力は、初期負荷“W1=4
″、最終負荷“W6=6”となる。また、前記かご室(
3)には2人の利用客の乗車のみがあり、降車なしとし
たものであるから、初期負荷“W1”と最小負荷“W3
”及び最大負荷“W2”と最終負荷“W6”は同じ値に
なる。
したがって、[W3=4]であるからステップS8の条
件を肯定してステップS9に進み、[W6−W3]とし
て“A=2”を算出する。“B”は“0”である。
そして、[W1=W3]且つ[W2=W6]であるから
、ステップ811からステップ813に進み、“A”及
び“B″の算出結果を“Wu=2”及び“Wd=0”′
として各々代人し、これを乗車負荷及び降車負荷とする
ものである。この例においては、かご室(3)内には当
初4人の乗客が乗車しており、所要の階床において2人
が乗込んだとしたものであるから、乗車人数の総数は“
2”降車は“0”となり乗降した総人数に各々合致する
ものである。
このように、上記実施例のエレベータの乗降負荷検出装
置は、エレベータのかご室(3)の床下に配設され、前
記かご室(3)に果降する乗客の重量の変動によって変
化する負荷を検出する負荷検出手段(5)と、所要の階
床に到着した時のかご室(3)に乗車している乗客の負
荷を、戸開を開始した時に、前記負荷検出手段(5)の
出力を取込み初期負荷“W1”として記憶するステップ
S3で示される初期負荷記憶手段(21)と、前記かご
室(3)が戸開して最初の乗客が降車するのに必要な所
定の時間内の前記負荷検出手段(5)が検出する負荷の
最・大値を取込み最大負荷“W2”として記憶するステ
ップS4である最大負荷記憶手段(22)と、前記かご
室(3)の戸開後に乗客が降車することによって減少す
る負荷の最小値を取込んで最小負荷“W3”として記憶
するステップS5である最小負荷記憶手段(23)と、
前記かご室(3)の戸閉後の乗客の負荷を取込んで最終
負荷“W6”として記憶するステップS7による最終負
荷記憶手段(24)と、前記各記憶手段によって取込ま
れた負荷の値によって、かご室(3)の停止した階床に
おいて乗車した利用客の総負荷である乗車負荷“Wu“
を算出すると其に、降車した乗客の総負荷である降車負
荷“Wd”を算出するステップ88〜813からなる乗
降負荷算出手段(25)を備えるものである。
したがって、上記実施例は、最大負荷算出手段(22)
によって、かご室(3)が所要の停止階床において戸開
し所定の時間経過する間、かご室(3)内の負荷の最大
値を最大負荷“W2”として検出する。このため、かご
室(3)内の負荷の変動値の算出ベースとなる到着時の
負荷である初期負荷“W1”を補正することができる。
したがって、乗客が降車する前にかご室(3)に乗込む
利用客があっても、乗降負荷の算出に誤差を発生するこ
とがない。このため、エレベータの各階床における利用
客の乗降数量が正確に把握でき、利用客の少ない階床に
数多くのかご室(3)を派遣したり、或いは利用客の多
い階床から遠く離れた階床でかご室(3)を待機させて
、利用客を長く待たせることがなくなる。また、かご室
(3)の必要数以上の派遣或いは距離を移動させること
がない。したがって、エレベータのかご室(3)の運行
を経済的に行なうことができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明のエレベータの乗降負荷検出装置
は、エレベータのかご室の底面に取付けられ、前記かご
室に乗降する乗客の重量である負荷を検出する負荷検出
手段と、前記かご室内の停止階床における戸開時の負荷
を取込んで記憶する初期負荷記憶手段と、前記かご室内
の負荷の最小値を取込んで記憶する最小負荷記憶手段と
、前記かご室内の負荷の最大値を取込んで記憶する最大
負荷記憶手段と、前記かご室内の停止階床における戸閉
時の負荷を取込んで記憶する最終負荷記憶手段と、前記
各記憶手段の出力を取込んでかご室内の負荷の変化量を
算出する乗降負荷算出手段を備えるものであるから、エ
レベータの各階床における乗客の降車前に乗込んだ利用
客の負荷を検出しかご室内の乗降負荷を算出する。その
ため、各階床におけるエレベータのかご室の乗客の移動
の状況を正確に把握することができる。したがって、エ
レベータのかご室を効率よく運行でき経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のエレベータの乗降負荷検出
装置を含むエレベータの基本構成図、第2図は本発明の
一実施例のエレベータの乗降負荷検出装置の動作を示す
ブロック図、第3図は本発明の一実施例のエレベータの
乗降負荷検出装置の検出した負荷の変動を示す特性図、
第4図は本発明の一実施例のエレベータの乗降負荷検出
装置の制御プログラムのフローチャート、第5図は従来
のエレベータの乗降客数検出装置を示す原理構成図、第
6図は従来のエレベータの乗降客数検出装置の検出する
かご室内負荷の変化を示す特性図である。 図において、 5:負荷検出手段 21:初期負荷記憶手段 22:最大負荷記憶手段 23:最小負荷記憶手段 24:最終負荷記憶手段 25:乗降負荷算出手段 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一まは相当部分
を示すものである。 た

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エレベータのかご室の底面に取付けられ、前記かご室に
    乗降する乗客の重量である負荷を検出する負荷検出手段
    と、 前記かご室内の停止階床における戸開時の負荷を取込ん
    で記憶する初期負荷記憶手段と、前記かご室内の負荷の
    最小値を取込んで記憶する最小負荷記憶手段と、 前記かご室内の負荷の最大値を取込んで記憶する最大負
    荷記憶手段と、 前記かご室内の停止階床における戸閉時の負荷を取込ん
    で記憶する最終負荷記憶手段と、前記各記憶手段の出力
    を取込んでかご室内の負荷の変化量を算出する乗降負荷
    算出手段とを具備することを特徴とするエレベータの乗
    降負荷検出装置。
JP981290A 1990-01-19 1990-01-19 エレベータの乗降負荷検出装置 Pending JPH03216478A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5470544A (en) * 1977-11-12 1979-06-06 Fujitec Co Ltd Apparatus for detecting number of passengers alighting on and boarding from elevator
JPS6416372A (en) * 1987-07-10 1989-01-19 Babcock Hitachi Kk Polishing device

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