JPH03215740A - 炭素量測定装置 - Google Patents

炭素量測定装置

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JPH03215740A
JPH03215740A JP953590A JP953590A JPH03215740A JP H03215740 A JPH03215740 A JP H03215740A JP 953590 A JP953590 A JP 953590A JP 953590 A JP953590 A JP 953590A JP H03215740 A JPH03215740 A JP H03215740A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、有機炭素量を測定することができるT O
 C ( Total Organic Carbon
)計に係り、特に、測定データの要求程度に応して応答
速度を早めるか応答時間を要しはするが高精度な測定を
行い得るようにするかを選択することかできる炭素量測
定装置に関するものである。
「従来の技術」 一般に、超純水の水質検査を行う場合には、有機物を酸
化分解して二酸化炭素に換え、この二酸化炭素の量を測
定して有機炭素量を求める炭素量測定装置か用いられて
いる。
この炭素量測定装置は、試料液に酸性溶液または酸化剤
を添加する添加手段と、酸性溶液が添加された試料液に
不活性ガスを送り込んで撹拌し、該試料液に含有される
無機炭素を不活性ガスとともに外部に追い出す脱気器と
、酸化剤が添加された試料液を加熱して、該試料液に含
有される有機炭素から二酸化炭素を生成する反応器とを
有し、該反応器において生成した二酸化炭素を、抽出器
で抽出した後に赤外線分光分析器(検出器)で定量し、
その定量結果から、試料液の炭素濃度を算出するように
したものである。
なお、抽出器では、反応器において反応が完了し、有機
炭素から生成された二酸化炭素を含有している流体を、
この抽出器へ送られた不活性ガスと撹拌して二酸化炭素
を抽出するようになっている。この抽出器へ不活性カス
を供給する配管の途中にはマスフローコントローラが設
けられており、このマスフローコントローラにより予め
設定した一定の流量の不活性ガスを抽出器へ送るように
なっている。そして、マスフローコントローラの測定流
量レンジの切換えは、前記赤外線分光分析器(検出lま
たはマスフローコントローラに接続された制御部で行っ
ていた。
ところで、このような従来の炭素量測定装置においては
、1サンプル当りの試料水の適正量、酸化能力,脱気能
力等の装置の処理能力、抽出ガス消費量,脱気用ガス消
費量等におけるランニングコスト、分析精度等のバラン
スにより、試料流量、抽出ガス流量を決めていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、前記従来の炭素量測定装置においては、従来
の赤外線分光分析器(検出器)の精度限界以上の高精度
,高感度な炭素量測定要望に応えるためには、抽出ガス
流量を下げるか、あるいは試料水流量を上げるかして抽
出ガス中のCO,濃度を上げればよいが、抽出ガス流量
を下げると応答性が悪くなり、試料水流量を上げると測
定レンジ幅が小さくなり、1サンプル当りの処理量か増
えるという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑み抽出ガス流量を可変とした
ものであって、測定要望精度に応じて応答時間を早める
ことができ、また応答時間はかかるが高精度の測定がで
きる炭素量測定装置を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段J 本発明は、前記目的を達成するために、次のようにして
いる。即ち、有機炭素,無機炭素か含有された試料中に
、酸性溶液からなる反応液を供給する手段と、前記試料
中に含まれる無機炭素を曝気により除去する脱気器と、
前記試料中の有機炭素を酸化させる反応部と、生成され
た二酸化炭素を不活性ガスに拡散させて抽出する抽出器
と、抽出された二酸化炭素の濃度を測定する測定手段と
、該測定手段の測定データから前記試料中に含有される
有機炭素濃度を演算し表示出力する演算部とからなる炭
素量測定装置において、 前記抽出器に与えられる不活性ガスからなる抽出力スの
流量を、設定した複数種の流量の一に選択し、該選択し
た一の抽出ガス流量に応じて前記抽出器により抽出され
た抽出ガス中の二酸化炭素濃度から前記試料中の有機炭
素濃度を演算する複数の演算式を選択的に切換えて前記
試料中の有機炭素a度を演算する前記演算部を有する制
御部を設けている。
「作用」 本発明によれば、制御部か抽出器に与えられる不活性カ
スからなる抽出ガスの流量を、設定した複数種の流量の
ーに選択し、該選択した一の抽出ガス流量に応じて抽出
器により抽出された抽出力ス中の二酸化炭素濃度から前
記試料中の有機炭素濃度を演算する複数の演算式を選択
的に切換えて演算部により試料中の有機炭素濃度を演算
する。
これにより、測定データの要求程度に応じて応答時間を
早めることが可能となり、一方、応答時間を要しても高
精度な測定も可能となり、これにより広範囲の用途と高
精度,高感度の測定が実現できる。
「実施例」 以下、この発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。
まず、この炭素量測定装置の基本構造を説明すると、第
1図中、1は試料供給ポンプであって、この試料供給ボ
ンブ1の吸込側には、有機炭素,無機炭素を含む試料が
一定量供給される試料供給配管2が設けられている。
また、前記試料供給ボンプ1の吐出側には配管3が設け
られており、この配管3の途中には、前記試料供給配管
2から供給された試料と反応する反応液を供給するため
の反応液供給手段4が設けられている。この反応液供給
手段4は、反応液供給ボンプ5を有するものであって、
この反応液供給ボンブ5からは、前記試料に含有された
有機炭素から無機炭素である二酸化炭素を生成させるた
めのべルオキソニ硫化カリウム等の酸化剤、及び前記試
料に最初から含有されていた無機炭素でありかつ弱酸で
ある二酸化炭素を追い出すための硫酸溶液等の酸性溶液
からなる反応液が適宜供給されるようになっている。
前記配管3の下流部には脱気器6が設けられている。こ
の脱気器6は、ヘリウム、窒素等の不活性ガスを送り込
む供気管7が下部に接続されたものであって、該供気管
7を通じて供給された不活性ガスは、脱気器6の内部で
気泡状となって、反応液(硫酸溶液と試料との混合液)
を互いに攪拌混合し、該試料中の二酸化炭素(無機炭素
)を脱気するようになっている。
なお、前記脱気器6の内部で分離された二酸化炭素、及
び供気管7により供給されたヘリウム、窒素等の不活性
ガスは、該脱気器6の上部に接続された複数の排気管8
,8,・・にょり外部に排出されるようになっている。
脱気器6の排出口には、配管9が接続され、この配管9
の途中には、加圧ポンプ1o、逆止弁l1、反応器12
、固定絞り13が順次設けられている。
前記加圧ポンプ10は、反応器12内に前記試料と反応
液とからなる混合液を一定の圧力で、かつ一定の流量で
供給するためのものであり、反応器12は、ドラムヒー
タ12Aの周囲に形成された溝部(図示略)に沿うよう
に、配管9を螺旋状に巻回し、この配管9の管壁に、管
内の温度を検出する熱電対(図示略)を取り付けたもの
であって、該配管9内の温度が常時一定となるように制
御されている。そして、この反応器12において、反応
液(酸化剤)と試料中の有機炭素とを反応させて、該有
機炭素から二酸化炭素を生成させるようになっている。
前記固定絞りl3は、前記反応器12の内部の反応圧力
を高めるためのものであって、該反応器12の温度が水
の沸点を越えたとしても、反応液の気化か起こらないよ
うにするものである。
一方、前記反応器12と加圧ポンブ1oとの間に設けら
れた逆止弁11は、反応器12がらその上流側にある加
圧ポンプ1oへ流体が移動することを防止するとともに
、反応器12内が負圧となった場合に、開状態とならな
い程度にクラッキング圧が設定されてなるものである。
また、配管9の固定絞り13の下流側末端には、反応器
l2において反応が完了した試料液から二酸化炭素を抽
出する抽出器2oが設けられている。
この抽出器20は、上下に向けて設けられて、配管9を
通じて供給された混合液を二酸化炭素とドレン水(残査
)とに気液分離する抽出塔2lと、この抽出塔21の周
囲に設けられ符号22A・22Bで示す配管を通じて給
排出される冷却水によって前記抽出塔21を冷却する冷
却管22とから構成されたものであって、前記抽出塔2
lの下部には、前記配管9から供給された流体(反応器
l2において反応か完了して、有機炭素がら生成された
二酸化炭素が含有されている)を該抽出塔21内におい
て撹拌するための、ヘリウム、窒素等の不活性ガスを送
り込む配管23が接続されている。また、抽出塔21の
上部には、抽出塔21内で分離された二酸化炭素を乾燥
させる除湿器24と、二酸化炭素の濃度を測定するため
の赤外線分析器(検出器)25とが順次設けられている
配管26が接続されている。
そして、前記赤外線分析器25によって検出された抽出
ガス中に含まれる二酸化炭素の濃度に基づき、前記試料
供給配管2から供給された試料中に有機炭素がどの位の
割合で含有されるかが適宜演算されるようになっている
(但し、試料供給配管2から供給される試料の量は、単
位時間当たり一定)。
また、不活性ガスか供給される配管23の途中に設けら
れたものはマスフローコントローラー23Aであり、こ
のマスフローコントローラー23Aによって、設定流量
の不活性ガスか前記抽出器20に送られるようになって
いる。
また、前記抽出器20における抽出塔21下部には、抽
出塔21において二酸化炭素か抽出された後のトレン水
をドレンタンク29に送るための配管30が設けられて
いる。
また、前記赤外線分析器25は、配管26を通じて供給
される混合カス中に含有される二酸化炭素濃度を測定す
るものであるか、その測定結果(検出値測定出力データ
)は、人力データ(イ)としてインターフェイスを介し
て制御部Cに入力され、この入力データに応して制御部
Cは、その演算部により、自体に設けられたセレクトス
イッチにより選択された所定の演算式により、前記試料
中の有機炭素濃度を演算するようになっており制御部C
て演算されたデータ(口),(ノリのいずれがかインタ
ーフエイスを介してマスフローコントローラ23Aへ入
力されるようになっている。
そして、データ(口)またはデータ(ハ)がマスフロー
コントローラ23Aに入力されると、マスフローコント
ローラ23Aは、前記データ(口)またはデータ(ハ)
に応じ自体の流量測定レンジを切換え、バルブ間度を自
動的にコントロールし、前記データ(口)またはデータ
(ハ)に応じた流量の抽出力スを配管23を介して抽出
器20に流入させるようになっている。
即チ、制御部Cのマス7ローコントローラ23Aへの入
力データがデータ(口)とデータ(ハ)の複数となるよ
うに制御部Cは構成されており、例えば入力DCO〜5
V流量レンジ,0〜503CCMのマスフローコントロ
ーラを使用していたとすると、入力5■においては50
3CCM,入力2.5■においては25SCCMの抽出
ガス流量が得られる。
一方、本装置におけるTOCI1度Aは、理論上A =
 1 2 vc− X/22.4V,である。
ここで、vo:抽出ガス流量、■.,試料a!、X;抽
出ガス中のco,濃度=検出値測定出力データ、 である。
ここで、加圧ポンプ10の流量を前述のように一定に設
定したのであるから、試料流量vwは、一定である。従
って、抽出ガス流量VCと抽出ガス中のC O tJI
度Xとを知ればTOC濃度を求めることかできる。
そこで、本実施例では、制御部Cに例えば「モ−ト1(
マスフローコントローラ23Aへの入力デ−9(口))
lとrモード2(マスフローコントローラ23Aへの人
力データ(ハ)」とに切換えるセレクトスイッチを設け
ることにより、応答速度を早めたいときには「モードl
」スイノチをONL、応答速度は要しても測定精度を高
めたいときには「モード2」スイ,チをONするように
している。「モード1」スイッチONのときには、V.
=253CCMとして演算すると、マスフローコントロ
ーラ23Aへの入力データ(口)ハ、25■(流量25
3CCM)となり、また、「モ−ト2」スイッチONの
ときには、V.=503CCMとして演算すると、マス
フローコントローラ23Aへの入力データ(ハ)は、5
V(流!50SCCM)となる(第2図シーケンス例1
参照)以上は「モート1」スイノチ,「モード2」スイ
,チのいずれかを手動でONする場合であるが、これと
は別に、最初マス7ローコントローラの流量測定レンジ
は小に設定されてあり、赤外線分析器25の検出値がマ
スフローコントローラ23Aの小の流量測定レンジを超
えるまではこの小の流量測定レンジで測定を行い、この
小の流量測定レンジを超えた場合には自動的にマスフロ
ーコントローラ23Aの流量測定レンジを大の流量測定
レンジに切換えて応答時間は要しても精度の高い測定を
行い得るようにすることもできる。
即ち、赤外線分析器25の検出値がマスフローコントロ
ーラ23Aの流量測定レンジを超えるまては、マスフロ
ーコントローラ23Aは、前記データ(口)に対応して
自体の流量測定レンジを自動的に小にしてバルブ開度を
自動的に小にコントロールし、前記データ(口)に応し
た流量の抽出ガスを配管23を介して抽出器20に流入
させ、赤外線分析器25の検出値かマスフローコントロ
ーラ23Aの流量測定レンンを超えた場合には、マスフ
ローコントローラ23Aは、前記データ(ハ)に対応し
て自体の流it fil1定レンシを自動的に犬に切換
え、ハルブ開度を自動的に犬にコントロールし、前記デ
ータ(ハ)に応じた流量の抽出カスを配管23を介して
抽出器2oに流入させるようにすることもてきる(第3
図ンーケンス例2参照)。
なお、制御部Cは、赤外線分析器25の出力データを試
料中の炭素濃度値に換算した上で図示しない表示部に表
示するようになっている。
次に、第1図,第2図を参照して炭素量測定装置の制御
工程の要部を説明する。
ここで、 A,マスフローコントローラ設定流IE AB,マスフ
ローコントローラ設定ttlF B ( A > B 
)a;赤外線分析器(検出器)レンジ最大値V6.マス
フローコントローラ流l (TOC値演算係数) X:検出出力(cote度) てある。
まず、炭素量測定データの要求程度に応じ手動により高
濃度用のモートスイ,チ1と低濃度用のモードスイノチ
2とを切換えて炭素量測定を行う場合について第2図を
参照して説明する(シーケンス例1の場合)。
SPI;スタート SP2.炭素量測定データの要求程度が、精度よりも応
答時間を早めたいという要求である場合にはモードスイ
ッチ(高濃度用)1を、応答時間よりも精度を重んじる
場合にはモードスイッチ(低濃度用)2を手動でONす
る。
SP3.装置の運転スイノチを手動でONする。
SP4:SP2で行ったモードスイッチONによりモー
ド1になっているかモード2になっているかを判断し、
モード1になっていると判断された場合にはSP5に進
む。
SP5.マスフローコントローラ23のiJfE I 
ヲASCCM−1こ設定する。
SP6;マスフローコントローラを流通する抽出カス流
量をAとしてTOC濃度値を演算する。
SP7,以上SP1〜SP6を行った後TOCa度計測
運転に入る。
SP8;SP4においてモート2になっていると判断さ
れた場合にはSP8に進み、マスフローコントローラ2
3の流量をBSCCMに設定する。
SP9.マスフローコントローラを流通する抽出カス流
量をBとしてTOC濃度値を演算し、この後TOCa度
計測運転に入る。
次に、赤外線分析器25の検出値かマスフローコントロ
ーラ23Aの流量測定レンジを超えた場合には、マスフ
ローコントローラ23Aが自動的に自体の流量測定レン
ジを切換え、バルブ開度を自動的に最犬にコントロール
し、抽出ガスを配管23を介して抽出器20に流入させ
る場合について第3図を参照して説明する(シーケンス
例2の場合)。
SPI;スタート SP2.装置の運転スイッチをONする。
SP3.マスフローコントローラ23の流量ヲBSCC
Mに設定する。
SP4.マスフローコントローラを流通する抽出ガス流
量をBとしてTOC濃度値を演算する。
SP5.TOC濃度計測運転に入る。
SP6;赤外線分析器(検出器)の出力がX≧aてある
か否かを判断し、YESであればSP7へ進み、Noで
あればSP5へ戻る。
SP7.マスフローコントローラ23の流1[ASCC
Mに設定する。
SP8:マスフローコントローラ23liiE通tる抽
出ガス流量をAとしてTOC濃度値を演算する。
SP9.以上SPI〜SP8を行った後TOC濃度計測
運転に入る。
spto;赤外線分析器(検出器)の出力がXa≦A/
B−aてあるか否かを判断し、YESであればSP3へ
戻り、NoであればSP9へ戻る。
以上のように、本実施例によれば、炭素量測定データの
要求程度に応じ手動により高濃度用のモードスイッチ1
と低濃度用のモードスイッチ2とを切換えて炭素量測定
を行うことも、また、赤外線分析器25の検出値かマス
フローコントローラ23Aの流量測定レンジを超えた場
合には、マスフローコントローラ23Aの流量測定レン
ジが自動的に最大に切換えられ、バルブ開度が自動的に
最大となった状態で、抽出ガスを配管23を介して抽出
器20に流入させることもできる。
従って、実用上、オフラインサンプルの炭素t測定には
主として手動スイッチ切換式の前者を利用し、高純度の
超純水のオンライン連続測定には検出器の検出値がマス
フローコントローラ23Aの測定レンジを超えた場合に
自動的にその測定レンジを最大に切換える後者を利用す
る等により、広範な用途と、高精度,高感度な炭素量測
定を行うことが可能となる。
「発明の効果」 本発明によれば、制御部か抽出器に与えられるη 不活性ガスからなる抽出ガスの流量を、設定した複数種
の流量のーに選択し、該選択した一の抽出ガス流量に応
じて抽出器により抽出された抽出ガス中の二酸化炭素濃
度から前記試料中の有機炭素濃度を演算する複数の演算
式を選択的に切換えて演算部により試料中の有機炭素濃
度を演算するので、炭素量測定データの要求程度に応じ
て応答時間を早めることか可能となり、一方、特に高精
度を要求された場合には、応答時間は要しても測定精度
は従来より向上する炭素量測定装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は全体概略構成図、第2図及び第3図はフローチ
ャートである。 2・・・・・・試料供給配管、4・・・・・・反応液供
給手段、6・・・・・脱気器、10・・・・・・加圧ポ
ンプ、12・・・・・・反応器、20・・・・・・抽出
器、23A・・・マスフローコントローラ、25・・・
・・・赤外線分析器(検出器)、29・ ・トレンタン
ク、C・・・・・制御部。 シl図 第2図 ンーヶノ又借} マ又フロー]フト口ーラ設2ttiA マ又フローコシトローラ設土λl  B fA>81旋
土器しンブi大値 マ又フローコントローラ光量fTOc値貰算イ系数)検
出器出力(C○21度] 第3図 シーグフ又イケ12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 有機炭素、無機炭素が含有された試料中に、酸性溶液か
    らなる反応液を供給する手段と、前記試料中に含まれる
    無機炭素を曝気により除去する脱気器と、前記試料中の
    有機炭素を酸化させる反応部と、生成された二酸化炭素
    を不活性ガスに拡散させて抽出する抽出器と、抽出され
    た二酸化炭素の濃度を測定する測定手段と、該測定手段
    の測定データから前記試料中に含有される有機炭素濃度
    を演算し表示出力する演算部とからなる炭素量測定装置
    において、 前記抽出器に与えられる不活性ガスからなる抽出ガスの
    流量を、設定した複数種の流量の一に選択し、該選択し
    た一の抽出ガス流量に応じて前記抽出器により抽出され
    た抽出ガス中の二酸化炭素濃度から前記試料中の有機炭
    素濃度を演算する複数の演算式を選択的に切換えて前記
    試料中の有機炭素濃度を演算する前記演算部を有する制
    御部を設けたことを特徴とする炭素量測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220734A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Dkk Toa Corp 全有機体炭素測定装置

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