JPH03215463A - アミド化合物の製造方法 - Google Patents

アミド化合物の製造方法

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JPH03215463A
JPH03215463A JP2010262A JP1026290A JPH03215463A JP H03215463 A JPH03215463 A JP H03215463A JP 2010262 A JP2010262 A JP 2010262A JP 1026290 A JP1026290 A JP 1026290A JP H03215463 A JPH03215463 A JP H03215463A
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JP
Japan
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general formula
formula
alkyl group
lower alkyl
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JP2010262A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Mukoyama
向山 光昭
Kouji Katou
加藤 穂慈
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明はアミド化合物の製造方法に関し、特に、コバル
ト化合物およびケイ素化合物を併用する新規な反応によ
り、α,β一不飽和アミド化合物から、α−ニトロソア
ミドおよび/またはα−ヒドロキシイミノアミドを得る
ことができる方法に関する。
く従来の技術〉 α−ニトロソアミドおよびα−ヒドロキシイミノアミド
は、アミノ酸、ジアミン等の合成中間体として有用であ
る。 従来、これらの化合物はヒドロキシアミンとα−
ケト酸アミドとの縮合、あるいは塩基の存在下に、亜硝
酸アルキルとアミドを反応させる等の方法で製造されて
いる。
く発明が解決しようとする課題〉 しかし、α.β一不飽和アミド化合物から、コバルト化
合物およびケイ素化合物を併用する新規な反応によりア
ミド化合物を製造する方法は未だ知られていない. そこで本発明の目的は、特定のコバルト化合物およびケ
イ素化合物の併存下に行う新規な反応により、α.β一
不飽和アミド化合物から、特定の構造のアミド化合物を
得ることができる新規な方法を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、前記課題を解決するために、一般式(■): Q [式中、R1およびR2は同一でも異なってもよく、水
素原子または炭素原子数1〜10のアルキル基であり、
R3は水素原子、低級アルキル基、アリール基、アルカ
ノイル基または低級アルコキシカルバモイル基であり、
R4は水素原子、低級アルキル基またはアリール基であ
り、R I  R2  R3およびR4は相互に同一で
も異なっていてもよく、置換基を有していてもよく、ま
た相互に結合して環を形成していてもよい] で表されるα,β一不飽和アミド化合物を、一般式( 
If ) ( II ) [式中、R5およびR6は同一でも異なってもよく、ア
ルキル基であり、R7は水素原子またはアルキル基であ
り、R S  R8およびR7は相互に同一でも異なっ
てもよく、nは2または3であるコ または一般式(nr): ( III ) [式中、ROはアルキル基である] で表されるコバルト化合物から選ばれる少くとも1種お
よび一般式(■): R9 [式中、R9は直鎖の低級アルキル基またはアリール基
であり、RIOは水素原子、直釦の低級アルキル基また
はアリール基であり、allは水素原子または直鎗の低
級アルキル基であり、R 9R I OおよびRllは
同一でも異なってもよいコ で表されるケイ素化合物から選ばれる少くとも1種の併
存下、炭化水素系溶媒中で、一酸化窒素含有ガスと反応
させる工程を含む、一般式(■): O [式中、R I  R 2  R 3およびR4は前記
一般式(I)で定義したとおりである] および/または一般式(■): O [式中、Rl.R3およびR4は前記一般式(I)で定
義したとおりである] で表されるアミド化合物の製造方法を提供するものであ
る。
以下、本発明のアミド化合物の製造方法について、詳細
に説明する。
本発明の方法における出発原料であるα.β一不飽和ア
ミド化合物を表わす前記一般式(I)において、Rlお
よびR2は同一でも異なってもよく、水素原子または炭
素原子数1〜10のアルキル基である。 炭素原子数1
〜工0のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチ
ル基、プロビル基、イソブロビル基、ブチル基、sec
−ブチル基、tert−ブチル基、ベンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等
が挙げられる。
R3は水素原子、低級アルキル基、アリール基、アルカ
ノイル基またはアルコキシ力ルバモイル基である。 低
級アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、
プロビル基、イソプロビル基、ブチル基、sec−ブチ
ル基、tart−ブチル基、ベンチル基等が挙げられる
。 アリール基としては、例えば、フエニル基、ナフチ
ル基等が挙げられる。 アルカノイル基としては、例え
ば、アセチル基、プロビ才ニル基、ブチリル基、バレリ
ル基、シクロペンタンカルボニル基、ヘクロヘキサン力
ルボニル基、ベンゾイル基、ナフトイル基等が挙げられ
る。 またアルコキシカルバモイル基としては、例えば
、メトキシ力ルバモイル基、エトキシカルバモイル基、
プロボキシカルバモイル基、ブトキシカルバモイル基等
が挙げられる。
R4は水素原子、低級アルキル基またはアリール基であ
る。 低級アルキル基としては、例えは、メチル基、エ
チル基、プロビル基、イソプロビル基、ブチル基、se
c−ブチル基、tert−ブチル基、ベンチル基等が挙
げられ、アリール基としては、例えば、フェニル基、ナ
フチル基等が挙げられる。
また、R I  R 2  R 3およびR4は相互に
同一でも異なっていてもよく、さらに置換基、例えば、
低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルコキシカ
ルボニル基、アルカノイル基、アリール基等を有してい
てもよい。 この低級アルキル基、アルカノイル基また
はアリール基としては、例えば前記R3について例示し
たものと同様のものが挙げられる。 さらに、R I 
 R2  R 3およびR4は相互に結合して環を形成
していてもよい。 例えば、R3 とR4は結合して、
Nとともにビロリジニル基、ビベリジノ基、モルホリノ
基、オキサゾリジノ基、2−オキソオキサゾリジノ基な
どの基を形成していてもよい。
この一般式(1)で表されるα.β一不飽和アミド化合
物の具体例として、アクリル酸アミド、クロトン酸アミ
ド、メタクリル酸アミト、N−メチルアクリル酸アミド
、N−メチルクロトン酸アミド、N−メチルメタクリル
酸アミド、N,N−ジメチルアクリル酸アミド、N,N
−ジメチルクロトン酸アミド、N,N−ジメチルメタク
リル酸アミド、N,N−ジメチルー2−ベンテン酸アミ
ド、N,N−ジメチル−2−ヘキセン酸アミド,N,N
,2−トリメチル−2−ベンテン酸アミド、N,N,4
−トリメチル−2−ベンテン酸アミド、N一エチルアク
リル酸アミド、N一エチルクロトン酸アミド、N−エチ
ルメタクリル酸アミド、N,N−ジェチルアクリル酸ア
ミド、N,N−ジエチルクロトン酸アミド、N,N−ジ
エチルメタクリル酸アミド、N−プロビルアクリル酸ア
ミド、N−プロビルクロトン酸アミド、N−プロビルメ
タクリル酸アミド、N,N−ジプロピルアクリル酸アミ
ド、N,N−ジブロピルクロトン酸アミド、N,N−ジ
ブロピルメタクリル酸アミド、N−イソプロビルアクリ
ル酸アミド、N−イソブロビルクロトン酸アミド、N−
イソブロビルメタクリル酸アミド,N,N−ジイソプ口
ピルアクリル酸アミド、N,N−ジイソブ口ピルクロト
ン酸アミド、N,N−ジイソブ口ビルメタクリル酸アミ
ド、N一エチルーN−メチルアクリル酸アミド、N一エ
チルーN−メチルクロトン酸アミド、N一エチルーN−
メチルメタクリル酸アミド、N−メチルーN−プロビル
アクリル酸アミド、N−メチルーN−プロビルクロトン
酸アミド、N−メチルーN−プロビルメタクリル酸アミ
ド、アクリル酸アニリド、クロトン酸アニリド、メタク
リル酸アニリド、2−ベンテン酸アニリド、2−ヘキセ
ン酸アニリド、2−メチル−2−ベンテン酸アニリド、
4−メチル−2−ベンテン酸アニリド、N−メチルアク
リル酸アニリド、N−メチルクロトン酸アニリド、N−
メチルメタクリル酸アニリド、N−メチル−2−ペンテ
ン酸アニリド、N−メチル−2ごヘキセン酸アニリド、
N.2−ジメチル−2−ベンテン酸アニリド、N.4−
ジメチル−2−ペンテン酸アニリド、ピロリジノアクリ
レート、ピロリジノク口トネート、ビロリジノメタクリ
レート、ピベリジノアクリレート、ビペリジノク口トネ
ート、ピペリジノメタクリレート、モルホリノアクリレ
ート、モルホリノク口トネート、モルホリノメタクリレ
ート、3(2−オキソオサキゾリジノ)アクリレート、
3−(2−オキソオキサゾリジノ)クロトネート、3−
(2−オキソオキサゾリジノ)メタクリレート、N−ア
クリロイルグリシン エチルエステル、N−クロトノイ
ルグリシン エチルエステル、N−アクリロイルアラニ
ン エチルエステル、N−クロトノイルアラニン エチ
ルエステル、N−アクリロイルフェニルアラニン エチ
ルエステル、N−クロトノイルフェニルアラニン エチ
ルエステル、N一(4−エトキシカルボニルフェニル)
アクリル酸アミド,N−(4−ニトキシカルボニルフエ
ニル)クロトン酸アミド、N− (4−}−リフルオロ
メチルフエニル)アクリル酸アミド、N−(4−トリフ
ルオロメチルフェニル)クロトン酸アミド、N− (2
−エトキシカルボニルフエニル)アクリル酸アミド、N
一(2−エトキシカルホニルフェニル)クロトン酸アミ
ド、N−(4−メトキシフエニル)アクリル酸アミド、
N−(メトキシフエニル)クロトン酸アミド、N一(1
−ナフチル)アクリル酸アミド、N−(1−ナフチル)
クロトン酸アミドなどが挙げられる。
本発明で用いられるコバルト化合物は、前記般式( I
I )または( III ’)で表されるコバルト化合
物から選ばれる少くとも1種である。
前記一般式( II )において、R5およびR8は同
一でも異なってもよく、アルキル基、好ましくは炭素原
子数1〜4の直釦または分枝状のアルキル基である。 
このアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基
、プロビル基、イソプロビル基、ブチル基、sec−ブ
チル基、tert−プチル基等が挙げられる。
R7は水素原子またはアルキル基、好ましくは炭素原子
数1〜4の直鎮または分枝状のアルキル基である。 こ
のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、
プロビル基、イソフロピル基、ブチル基、sec−ブチ
ル基、tert−ブチル基等が挙げられる。 またR 
S  R 6およびR7は互いに同一でも異なってもよ
い。 nは2または3である。
前記一般式( m )において、R6はアルキル基、好
ましくは炭素原子数1〜4の直鎮または分枝状のアルキ
ル基である。 このアルキル基としては、例えば、メチ
ル基、エチル基、プロビル基、イソブロビル基、ブチル
基、sec−ブチル基、tert−ブチル基等が挙げら
れる。
本発明において、上記一般式( I+ )または( I
II )で表されるコバルト化合物は、1種単独でも2
種以上を組合せても用いられる。
この一般式( II )で表されるコバルト化合物の具
体例として、下記式(1)〜(4):( 1 ) ( 2 ) ( 3 ) ( 4 ) などで表されるものが挙げられる。
これらの一般式( I1 )または( III )で表
されるコバルト化合物は、いずれの方法によって得られ
たものでもよく、特に限定されない。
このコバルト化合物は、例えば、下記反応式 に従って、室温〜60℃で、30分〜5時間反応させる
ことによって、製造することができる。
本発明の方法において、前記一般式(II)または( 
III )で表されるコバルト化合物の使用量は、通常
、出発原料である前記一般式(I)て表されるα.β一
不飽和アミド化合物に対して0.1〜20moA%程度
であり、好ましくは1 〜1 0 m o Jl%であ
る。
また、本発明で用いられるケイ素化合物を表わす前記一
般式(rV)において、R9は直鎮の低級アルキル基ま
たはアリール基であり、R”は水素原子、直釦の低級ア
ルキル基またはアリール基であり、allは水素原子ま
たは直鎖の低級アルキル基である. 直鎖の低級アルキ
ル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロビル
基、ブチル基等が挙げられる。 アリール基としては、
例えば、フェニル基、ナフチル基等が挙げられる. ま
た、R9  RIOおよびallは同一でも異なっても
よい。
本発明の方法において、前記一般式(IV)で表される
ケイ素化合物は、1種単独でも2種以上を組合せても用
いられる。
この一般式(IT)で表されるケイ素化合物の具体例と
して、ジメチルフェニルシラン、トソエチルシラン、ジ
エチルシラン、ジフエニルシラン、フェニルシランなど
が挙げられる。
この一般式(rV)で表されるケイ素化合物の使用量は
、通常、前記一般式(I)で表されるα.β一不飽和ア
ミド化合物に対して、1当量以上、好ましくは1〜6当
量程度である.本発明の方法は、上記一般式(I)で表
されるα,β一不飽和アミド化合物を、一般式( II
 )または( III )で表されるコバルト化合物か
ら選ばれる少くとも1種と、一般式(TV)で表される
ケイ素化合物から選ばれるすくなくとも1種との併存下
、炭化水素系溶媒中で、一酸化窒素含有ガスと反応させ
る方法である.用いられる炭化水素系溶媒としては、例
えば、ベンタン、ヘキサン、ヘブタン、シクロベンタン
、シクロヘキサン、オクタン、ノナン、デカン、シクロ
へブタン、シクロオクタン等の脂肪族または脂環式炭化
水素系溶媒;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素系溶媒;ジクロ口メタン、1.2−ジクロ口エ
タン、1,1−ジクロ口エタン、クロロホルム、四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素系溶媒;アセトニトリル、
プロピオニトリル、プチ口ニトリル等のシアン化炭化水
素系溶媒:アセトン、メチルエチルケトン、ジェチルケ
トン、シクロヘキサノン、シクロベンタノン等の炭化水
素系溶媒などが挙げられる。 これらは1種単独でも2
 ff!以上を組合せてなる混合溶媒としても用いられ
る。
この炭化水素系溶媒の使用量は、通常、前記一般式(I
)で表されるα,β一不飽和アミド化合物1mmoiに
対して1m42以上、好ましくは、2〜20mλ程度で
ある。
本発明の方法で用いられる一酸化窒素含有カスとしては
、一酸化窒素ガス単独でもよいし、一酸化窒素と、窒素
、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスとの混合ガスでも
よい。 ただし、酸素、空気、等を含有すると、好まし
くない。
ただし、酸素および空気は一酸化窒素と反応し、二酸化
窒素を生成するために、好ましくない。
一酸化窒素含有ガス中の一酸化窒素の分圧は、好ましく
は0 . 2 〜5 k g / c m ”  より
好ましくは、0.2〜1 kg/cm2がよい。
本発明の方法における反応は、液相中で、連続的に行っ
てもよいし、回分的に行ってもよい。
反応温度は、通常、O〜60℃、好ましくは10〜40
℃程度である。 反応温度が70℃以上では、反応が進
行しないおそれがある。
反応時間は、通常、5時間以上であり、αβ一不飽和ア
ミトの転化率が上がる点て12時間以上であるのが好ま
しい。
本発明の方法によって得られるアミド化合物を表す前記
一般式(V)および(VT)において、R I  R2
 . R3およびR4は前記一般式(1)について定義
したとおりである。
前記一般式(V)て表されるα−ニトロソアミド化合物
の代表的なものとしては、N−メチル−2−二トロンブ
口ビオンアニリト、N−メチル−2一二トロソ酪酸アニ
リドなどが挙げられる。
また一般式(Vl)で表されるα−ヒドロキシイミノア
ミド化合物の代表的なものとしては、N−メチル−2−
ヒドロキシイミノプ口ビオンアニリトなどが挙げられる
本発明の方法においては、得られる反応混合物は、前記
一般式(V)で表されるα−ニトロソアミド化合物およ
び一般式(VT)で表されるα−ヒトロキシイミノアミ
ト化合物の混合物、あるいは、一般式(Vlて表される
α−ニトロソアミド化合物の車独からなる。 また、反
応混合物が溶液状態である場合には、前記一般式(V)
で表されるα−ニトロソアミト化合物は、一部が反応し
て、下記式(■): R3 N/ で表される、該α−ニトロソアミド化合物の二量体が生
成し、この二量体と該α−ニトロソアミド化合物が平衡
状態で共存することかある。
本発明の方法で得られる反応混合物から般 式(V)で表されるα−ニトロソアミト化合物と、一般
式(VT)で表されるα−ヒドロキシイミノアミド化合
物を、単離するには、通常利用される抽出、再結晶、昇
華、蒸留、クロマトグラフイーなどの分離操作を行えば
よい。
本発明によって得られるアミド化合物は、例えは、アミ
ノ酸誘導体、ジアミン話導体等の合成中間体として有用
である。
く実施例〉 以下、本発明の実施例および比較例によって、本発明を
より具体的に説明する。
(実施例1〜3) 各例において、反応容器に、N−メチルアクリル酸アク
リド161mg (t.ommoIL)  トリエチル
シラン232mg( 2 . 0  mmon ) 、
前記一般式(I)におけるR5 .Re .R7および
nが表1に表される基であるコバルト化合物0.  1
  mmoJZおよびジクロ口エタン5mlを仕込み、
反応容器内の=囲気をアルゴンに置換した。 次に、:
囲気を酸化窒素で置換し、圧力1atmとし、室温で2
2時間反応させた。 反応終了後、一酸化窒素を空気で
置換した後メタノール3mj2と濃塩酸0.2mflを
加え、室温で30分間攪拌した。 ざらに水20mjZ
を加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和した後、
得られた反応混合物を、ジクロ口メタンで油圧した。 
得られた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。 乾燥剤をろ過後、減圧下、溶媒を
留去し、薄層クロマトグラフィーで精製し、生成物をN
MR分析したところ、N−メチル−2−二トロソブ口ピ
オンアニリトの二量体およびN−メチル−2−ヒドロキ
シイミノブロビオンアニリドが得られたことがわかった
。 また、生成したアミド化合物(N−メチル−2−ニ
トロソブ口ピオンアニリドの二量体とN−メチル−2−
ヒドロキシイミノフロピオンアニリドの混合物の収率)
および該混合物中のN−メチル−2−二トロンプ口ピオ
ンアニソドの二量体/N−メチル−2−ヒドロキシイミ
ノプ口ビオンアニリドのモル比(V/V 1 )を求め
た。 結果を表1に示す。
表 1 (実施例4) 反応容器に、N−メチルクロトン酸アニリト175mg
(1、O  mmoj2 ) 、トリエチルシラン46
4m’g (4.  O  mmoβ)、[ビス(2ー
メトキシカルボニル−3−オキソブタナール)エチレン
ジイミノ]コバルト(II)20mg(0.  0 5
  mmon)およびジクロ口エタン5mILを仕込み
、反応容器内の雰囲気をアルゴンに置換した。 次に、
:囲気を一酸化窒素で置換し、圧力1atmとし、室温
で71時間反応させた。 反応終了後、一酸化窒素を空
気で置換した後メタノール3mAと濃塩酸0.2mfl
を加え、室温で30分間攪拌した。 さらに水20m1
を加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和した後、
得られた反応混合物を、ジクロ口メタンで抽出した。 
得られた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。 乾燥剤をろ過後、減圧下、溶媒を
留去し、薄層クロマトグラフィーで精製し、生成物をN
MR分析したところ、N−メチル−2−ニトロソ酪酸ア
ニリドの二量体が得られたことがわかった。  (収率
:57%) (実施例5〜7) 各例において、N−メチルクロトン酸アニリド  1 
  7   5mg   (1.    0    m
mo j2  )       ト  リ エ チ ノ
レシラン232mg (2.O  mmoi)   [
ビス(2−エトキシカルボニル−3−オキソブタナール
)エチレンジイミノココバルト( II )2 0 m
 g ( 0 . 0 5  mmoIl)および表2
に示す溶媒5mj2を反応容器に仕込み、反応容器内の
霊囲気をアルゴンに置換した。 次に、雰囲気を一酸化
窒素で置換し、圧力1atmとし、室温で70時間反応
させた。 反応終了後、一酸化窒素を空気で置換した後
メタノール3mj2と濃塩酸0.2m℃を加え、室温で
30分間攪拌した。 さらに水20mj!を加え、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液で中和した後、得られた反応
混合物を、ジクロ口メタンで抽圧した。 得られた有機
層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。 乾燥剤をろ過後、減圧下、溶媒を留去し、薄層
クロマトグラフィーで精製し、生成物をNMR分析した
ところ、N−メチル−2−ニトロソ酪酸アニリドの二量
体が得られたことを確認し、その収率および出発物質で
あるN−メチルクロトン酸アニリドの転化率を求めた。
 結果を表2に示す。
表 2 (実施例8〜10) N−メチルクロトン酸アニリド175mg(1.0mm
o℃)  トリエチルシラン349mg (3.  O
  mのoj2)、[ビス(2−エトキシ力ルボニル−
3−オキソブタナール)エチレンジイミノ]コバルト(
II)20mg (0.0 5ma+on )を表3に
示す溶媒5mAに加え、反応容器内をアルゴンで置換し
た。 更に一酸化窒素と窒素の一対一の混合ガスで置換
し、圧カlatm(一酸化窒素分圧0.5atm)、室
温で65時間反応させた。 反応終了後、一酸化窒素を
空気で置換した後、メタノール3mflと濃塩酸0.2
mj2を加え、室温で3o分間攪拌した。 ざらに水2
0mj2を加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和
した後ジクロ口メタンで柚田した。 有機層を飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 乾燥
剤をろ過後、減圧下、溶媒を留去し、薄層クロマトグラ
フィーで精製することにより、N−メチル−2−ニトロ
ソ酪酸アニリドの二量体の収率、および圧発物買である
N−メチルクロトン酸アニリドの転化率を求めた。 結
果を表3に示す。
表  3 (実施例11〜14) 各例において、N−メチルクロトン酸アニリト1 7 
5mg (1.  0  mmon) ,表3に示すケ
イ素化合物2.Ommo互、[ビス(2−エトキシ力ル
ポニル−3−オキソブタナール)エチレンジイミノ]コ
バルト(II)20mg( 0 .  0 5  mm
on )およびジクロ口エタン5mJZを反応容器に仕
込み、反応容器内の=囲気をアルゴンに置換した。 次
に、雰囲気を酸化窒素と窒素の混合ガス(N○/N2=
1/1)で置換し、圧力1atm(一酸化窒素の分圧 
0.5 a tm)とし、室温で46時間反応させた。
 反応終了後、一酸化窒素を空気で置換した後メタノー
ル3miと濃塩酸02mlを加え、室温で30分間攪拌
した。 ざらに水20mftを加え、飽和炭酸水素ナト
リウム水′WP液で中和した後、得られた反応混合物を
、ジクロ口メタンで抽出した。 得られた有機層を飽和
食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 
乾燥剤をろ過後、減圧下、溶媒を留去し、薄層クロマト
グラフィーで精製し、生成物をNMR分析したところ、
N−メチル−2一二トロソ酪酸アニリドの二量体が得ら
れたことが確認され、その収率および出発物質であるN
−メチルクロトン酸アニリドの転化率を求めた。 結果
を表4に示す。
表  4 (実施例15〜23) 各例において、N−メチルクロトン酸アニリドの代わり
に表4に示すα,β一不飽和アミド化合物を使用し、表
4に示す反応時間で反応を行った以外は、実施例8と同
様にして反応を行った。
得られた反応混合物を実施例8と同様にして精製して、
NMR分析し、生成したα−ニトロソアミド化合物とα
−ヒドロキシイミノアミド化合物の混合物の収率、混合
物中の両化合物のモル比(V/V 1 )  および出
発物質であるα,β一不飽和アミド化合物の転化率を求
めた。 結果を表5に示す。
表 5 (その!) 表 5 (その2) て10moj2%使用 (C).α−ニトロソアミド化合物のみが得られた。
(d);α−ニトロソアミドの二量体/α−ヒトロキシ
イミノアミドく発明の効果〉 本発明の方法によれば、コバルト化合物とケイ素化合物
の併存下、炭化水素系溶媒中で行う新規な反応により、
α,β一不飽和アミド化合物から、α−ニトロソアミド
および/またはαヒドロキシイミノアミドからなるアミ
ド化合物類を得ることができる。 得られるアミド化合
物は、アミノ酸話導体、ジアミン誕導体等の合成中間体
として有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1およびR^2は同一でも異なつてもよく
    、水素原子または炭素原子数1〜10のアルキル基であ
    り、R^3は水素原子、低級アルキル基、アリール基、
    アルカノイル基または低級アルコキシカルバモイル基で
    あり、R^4は水素原子、低級アルキル基またはアリー
    ル基であり、R^1、R^2、R^3およびR^4は相
    互に同一でも異なっていてもよく、置換基を有していて
    もよく、また相互に結合して環を形成していてもよい]
    で表されるα,β−不飽和アミド化合物を、一般式(I
    I): ▲数式、化学式、表等があります▼ (II) [式中、R^5およびR^6は同一でも異なってもよく
    、アルキル基であり、R^7は水素原子またはアルキル
    基であり、R^5、R^6およびR^7は相互に同一で
    も異なってもよく、nは2または3である] または一般式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼ (III) [式中、R^8はアルキル基である] で表されるコバルト化合物から選ばれる少くとも1種お
    よび一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、R^9は直鎖の低級アルキル基またはアリール
    基であり、R^1^0は水素原子、直鎖の低級アルキル
    基またはアリール基であり、R^1^1は水素原子また
    は直鎖の低級アルキル基であり、R^9、R^1^0お
    よびR^1^1は同一でも異なってもよい]で表される
    ケイ素化合物から選ばれる少くとも1種の併存下、炭化
    水素系溶媒中で、一酸化窒素含有ガスと反応させる工程
    を含む、一般式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) [式中、R^1、R^2、R^3およびR^4は前記一
    般式( I )で定義したとおりである] および/または一般式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) [式中、R^1、R^3およびR^4は前記一般式(
    I )で定義したとおりである] で表されるアミド化合物の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10829631B2 (en) 2017-09-29 2020-11-10 Ricoh Company, Ltd. Composition, accommodating unit, image forming device, and image forming method

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