JPH03215278A - ゴルフボール - Google Patents

ゴルフボール

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Publication number
JPH03215278A
JPH03215278A JP2009147A JP914790A JPH03215278A JP H03215278 A JPH03215278 A JP H03215278A JP 2009147 A JP2009147 A JP 2009147A JP 914790 A JP914790 A JP 914790A JP H03215278 A JPH03215278 A JP H03215278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaginary regular
virtual regular
dimples
pentagon
hexagons
Prior art date
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Pending
Application number
JP2009147A
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English (en)
Inventor
Koichi Nagahisa
長久 巧一
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Publication of JPH03215278A publication Critical patent/JPH03215278A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ゴルフボールに関するものである.〔従来
の技術〕 ゴルフボールは、その大きさ,素材、構造等によって幾
つかの種類に分かれている。まず、大きさについては、
ラージボール(直径が1.68インチ)とスモールボー
ル(直径が1.62インチ)とがある3また、構造や素
材については、硬質で特殊加工されたゴムの単一素材で
形成し表面をペイントしたワンピースポール、その硬質
ゴムに別の素材でカバーをした二重構造のツーピースポ
ール、芯を長い糸ゴムで巻き付けカバーをした糸巻きボ
ール等である。
そして、多くの場合、外表面にはディンプルと称される
多数の凹みが均等に配列して設けられている。
ディンプルの形状は、一般的に球体の一部が嵌まるよう
な凹面形であって,その配列については、同大のディン
プルが略同一方向に向かっているのが普通である。
この発明、は、ディンプルについての改良に関するもの
である。
〔発明が解決しようとする課麗〕
流体力学において、一様な流れUの中におかれた物体の
受ける抗力Dは、境界層内の計算から求められるが、一
般的には次のように表わし、実験から求めている。
ρU2 D = CdA 2 Aは一様な流れの方向と垂直な平面への物体の投影面積
,Cdは「抗力係数」と呼ばれる定数である。Cdの値
が小さいほど抵抗が少なく消費燃料も少なくなる。この
値を小さくするためには物体の外周の流れが剥離せず、
且つ渦を生じないようにする必要があり、そのためにも
流れの可視化は不可欠である。
これをさらに第1図および第2図によって可視的に詳し
く説明すると、流れの中におかれた円柱は、円柱表面に
層流線が途中で円柱から剥れて背後に渦を生じるため(
第1図)、円柱背後で圧力が低くなり、流れの下流方向
に力を受け,これが抵抗となる。
この剥離点は、境界層が乱流になると、乱れによって境
界層内外の流体粒子が互いに混合するので、剥離しにく
くなり剥離点は下流に移る(第2図)。そのため、境界
層が乱流になると急に抗力係数Cdは3分の1に減少す
る。
球でも同様な現象が生じる。ゴルフボールにおいてディ
ンプルを設けるのは、早く乱流を誘起して抗力係数Cd
を下げ、ボールを遠くへ飛ばすためと、回転(スピン)
による揚力を大きくし、希望するコースを安定して飛ば
すためである。
しかし、従来のゴルフボールでは、ディンプルの大きさ
は同一であり、また,その配列も単純であったので、こ
のような効果を増大するのには限界があった. また、ディンプルの配列は、直線の並列であったから、
外表面では配列の均等性が崩れて部分的に配列形が異な
ることになるので、球体の表面にディンプルを付けてあ
っても、飛コースが風に影響を受けて曲がりやすく、ま
た,クラブヘッドをボールの何処に当てるか等の打ち方
にも影響されるという問題があった。
この発明は,上記のような実情に鑑みて、球体表面にお
いてより多くの乱流が生じるために、剥離点をさらに後
方へ移すことができ,また,ディンプルの配列が均等で
あるために、風や打ち方にχ響を受け霞いゴルフボール
を提供することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために,この発明は、球体の表面
に仮想正五角形と仮想正六角形とを規則的に配列し,そ
の配列については、各仮想正五角形の各辺にその辺を共
有する仮想正六角形を接続し、仮想正六角形の各辺にそ
の辺を共有する仮想正五角形と仮想正六角形とを交互に
接続し、仮想正六角形の中心に大ディンプルを、仮想正
五角形の中心に中ディンプルをそれぞれ形成し、仮想正
六角形と仮想正五角形の各内角に小ディンプルをそれぞ
れ形成してゴルフボールを構成した。
〔作  用〕
上記の構成によれば、仮想正五角形と仮想正六角形の規
則的な配列により球体の表面を隙間なく埋めることがで
きる(詳しくは実施例により説明する)。そして、この
配列は球面の何処の部分を取って見ても同じ規則の配列
である。
また、仮想正五角形と仮想正六角形とのそれぞれの中に
ディンプルが配列されているが、その配列は,中ディン
プルまたは大ディンプルを中心に小ディンプルが配列さ
れる準逆ピラミッド構造である。また、中ディンプルを
中心にその回りの大ディンプルを見た場合には、準正ピ
ラミッド構造も存在することになる。
1:τを黄金比というが、正五角形がこの黄金比を最も
代表する.黄金比は美と蓄接な関係を有するけれども,
最も安定した構造であり、また,ピラミッド構造も非常
に安定した構造であるばかりか,種々の神秘的な作用を
発揮する.そして,このように大、中、小のディンプル
の大きさ,深さにより言わば五角錐,六角錐の正、逆ピ
ラミッド構造が形成されていることになるから、三次元
″半の空間の気流の乱れが発生する.球体の境界層の剥
離点がさらに後方へ下がることになって、抗力係数Cd
が下がるため、ボールを遠くへ,また希望するコースを
安定して飛ばすことができる。
また、大、中、小のディンプルの何処を取っても規則的
で均等な配列のために、クラブヘッドが球面の何処に当
たるかによって球質が異なることはなく、また、安定し
た弾道を生み出すことになる。
〔実施例〕
次に、二の発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図ないし第5図は一実施例を示したもので、そのゴ
ルフボールBは、硬質ゴムで形成し表面をペイントした
ワンピースポールであるが、他の種類のボールにも実施
が可能である. ゴルフボールBの球体表面には、大、中、小のディンプ
ル1、2、3が規則的な配列で形成され、各ディンプル
1、2,3を球体の一部が落ち込む凹面に形成してある
。しかし、他の形状、例えば、逆円錐台形の凹部であっ
ても良いものとする。
大、中,小ディンプル1、2,3の配列については,第
4図に示すように,仮想正五角形と、仮想正六角形との
配列で説明することができるので,まず、その配列につ
いて述べる。
説明の都合上、第4図では中心に仮想正五角形を置いて
、その中心から次元的に説明する。
中心の一次仮想正五角形5aの各辺には、その辺を共有
する一次仮想正六角形6a、6a、・・・が接続される
。また、一次仮想正六角形6a、6a、・・・のうち、
一つ飛びの一次仮想正六角形6a、6a,6aについて
は、一次仮想正五角形5aを中心とする放射方向に直列
に二次仮想正六角形6b、6b、6bが接続される。そ
して、各二次仮想正六角形6b.6b、6bの間に二次
仮想正五角形5b、5b、5bが置かれる。
この各二次仮想正五角形5bは,一次仮想正五角形5a
と同じように,その各辺に仮想正六角形が接続される訳
であるが、第4図は展開図であるので、二次仮想正五角
形5bの回りには隙間7を有する。
すなわち、この隙間7は、球面の湾曲による縮誠により
吸収され、球面はこの仮想正五角形の面と仮想正六角形
の面で埋め尽くされる。その数は、仮想正五角形で24
面体、仮想正六角形で40面体である。
なお、上記配列を仮想正六角形5aを中心に見れば、そ
の各辺にその辺を共有する仮想正五角形5a、5b、5
bと,仮想正六角形6a、6a.6bが接続されている
ことになる。
次に、大,中,小のディンプル1,2、3の配列につい
て説明すると、各仮想正五角形5a、5b.・・・の中
心に中ディンプル2を、その各内角に小ディンプル3、
3・・・が形成される.これにより準逆ピラミッド構造
8が構成される。
また、各仮想正六角形5a、5b.・・・の中心に大デ
ィンプル1を、その各内角に小ディンプル3,3、・・
・が形成される。これによっても準逆ピラミッド構造9
が構成される。
また,大,中、小のディンプル1、2、3の配列によれ
ば、中ディンプル2の回りに大ディンプル1、1、・・
・が配列されていることになって、これにより準正ピラ
ミッド構造10が構成されていることになる. そして、このような正、逆のピラミッド構造により三次
元半の空間11(一点鎖線で囲まれた梨子地三角部分)
が生じる。
大、中、小のディンプルl,2.3の総数については、
次の数式の通り424個である。
6個(仮想正五角形内数)×24面体=144個7個(
仮想正六角形内数)×40面体=280個144個+2
80個= 4249 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、大、中、小の
ディンプルの配列が,準正,逆ピラミッド構造であるた
め、従来の一般的なゴルフボールに比して、球体表面に
より多くの乱流が発生する結果,剥離点をさらに後方へ
移すことができたもので,背後の渦が小さくなる結果,
抗力係数が下がることによって,飛距離が格段に伸び、
また、球面の何処を取っても同一規則の均等なディンプ
ルの配列であるため、風や打ち方に影響されなく、ゴル
フボールを安定して飛ばすことができるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はゴルフボールに関係して円柱の回
りの空気の流れを示す流体力学の説明図である。 第3図ないし第5図はこの発明の一実施例を示し,第3
図は正面図,第4図は球面一部の展開説明図、第5図は
第4図A−A線矢視におけるゴルフボールの一部断面図
である。 B・・・ゴルフボール  1・・・大ディンプル2・・
・中ディンプル  3・・・小ディンプル5a、5b・
・・仮想正五角形 6a、6b・・・仮想正六角形 ナ亀界層 層j克 円柱まわりの流れ 第 1 図 境界層゜乱流 円柱まわりの流れ 第 2 図 第 4 図 第 5 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)球体の表面に仮想正五角形と仮想正六角形とを規則
    的に配列し、その配列については、各仮想正五角形の各
    辺にその辺を共有する仮想正六角形を接続し、仮想正六
    角形の各辺にその辺を共有する仮想正五角形と仮想正六
    角形とを交互に接続し、仮想正六角形の中心に大ディン
    プルを、仮想正五角形の中心に中ディンプルをそれぞれ
    形成し、仮想正六角形と仮想正五角形の各内角に小ディ
    ンプルをそれぞれ形成したことを特徴とするゴルフボー
    ル。
JP2009147A 1990-01-18 1990-01-18 ゴルフボール Pending JPH03215278A (ja)

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JP2009147A JPH03215278A (ja) 1990-01-18 1990-01-18 ゴルフボール

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014147890A1 (ja) * 2013-03-18 2014-09-25 美津濃株式会社 ゴルフボール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014147890A1 (ja) * 2013-03-18 2014-09-25 美津濃株式会社 ゴルフボール
JP2014204950A (ja) * 2013-03-18 2014-10-30 美津濃株式会社 ゴルフボール

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